2020-2021 JCXナショナルシリーズ第2戦 幕張シクロクロス


[上:今回も単独3番手を走る苦しいレースとなってしまった小坂選手]
[下:織田聖が開幕2連勝を飾って好調をアピール]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
11月1日(日)に、2020-2021シーズンのJCXナショナルシリーズ第2戦となる「幕張シクロクロス」が開催されました。
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このレースに、宇都宮ブリッツェンの小坂光選手がエントリー。
2020-2021年のJCXナショナルシリーズ第2戦となる「幕張シクロクロス」が千葉県千葉市美浜区の幕張海浜公園Gブロック特設コースで開催され、序盤から前田公平と織田聖の弱虫ペダルサイクリングチームコンビが盤石のレース運びを見せてレースを掌握。最後はチームメート同士の争いを制した織田聖が開幕戦に続いて連勝を飾りました。
宇都宮ブリッツェンの小坂光選手は、序盤から積極的にレースを展開する弱虫ペダルコンビを追う苦しい展開となり、中盤からは開幕戦に続き単独で3番手を走行することに。最後までその位置で走り切って3位でレースを終えました。
全5戦と例年よりもかなりコンパクトな形での開催予定となっている、今シーズンのJCXナショナルシリーズ。
年に一度の大一番となる全日本選手権前に開催されるのは第2戦の今レースと22日に開催される第3戦の2レースのみということで、一戦が持つ重要度が非常に大きくなります。
開幕戦となった第1戦で弱虫ペダルコンビの後塵を拝し、3位でレースを終えた宇都宮ブリッツェンの小坂選手も、一戦ごとに調子を上げていきたいところです。
レースはスタートから織田選手(弱虫ペダル)がホールショットを決め、続いて積田選手(SNEL)が続く展開。小坂選手(宇都宮ブリッツェン)と前田選手(弱虫ペダル)はその後方でレースをスタートさせることになります。
しかしその後、キャンバー区間の出口で積田選手(SNEL)がスリップ。小坂選手(宇都宮ブリッツェン)はこれに行く手を阻まれてしまい、織田選手(弱虫ペダル)と前田選手(弱虫ペダル)の先行を許してしまう展開になります。
織田、前田(弱虫ペダル)
↓
小坂(宇都宮ブリッツェン)
↓
斎藤(RIDELIFE GIANT)
開幕戦同様、2対1の苦しい状況になってしまった小坂選手(宇都宮ブリッツェン)は、その後も諦めることなくペダルを踏み続けましたが、はっきり言ってそれ以上に打つ手がないというのが実情。
ですが、後続をしっかりと退けて3位でフィニッシュしてレースを終えました。
小坂選手コメント
「今日はスタートからあまり身体にキレがなく、苦しいレースとなってしまいました。終盤にパンクもあって後続に追い付かれるかと思いましたが、何とか踏み止まれたのは良かったと思います。前2人のとの差は大きいので、ここからもう一度体調をしっかり整えて全日本選手権に向けてやっていきたいと思います。たくさんの応援、ありがとうございました!」
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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◆リザルト
[幕張シクロクロス - JCXナショナルシリーズ第2戦 - ME 60m - ]
1位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) 59m33s
2位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) st
3位 小坂光 (宇都宮ブリッツェン) +1m40s
4位 斎藤朋寛 (RIDELIFE GIANT) +1m57s
5位 川野碧己 (慶應義塾大学自転車競技部) +2m08s
6位 島田真琴 (ペダル) +2m16s
7位 中島渉 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +3m00s
8位 積田連 (SNEL CYCLOCROSS TEAM) +3m04s
9位 合田正之 (AX cyclocross team) +3m10s
10位 加藤健悟 (臼杵レーシング) +3m15s
出走=85名/完走=30名

[時間に余裕を持って会場入り。ゆっくりと試走に向けて準備を進める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

[コースの感触を確かめながら試奏を重ねる小坂選手]
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[今シーズンが初帯同となるメカニック陣とバイク交換のシュミレーションを重ねる]
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[試走を終えたバイクを塩川メカがしっかりと整備する]
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[スタート時間に合わせてウォーミングアップを開始する小坂選手]
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[身体に刺激を入れてしっかりと汗をかいてからスタートへと向かう]
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[スタートの瞬間を待つ選手たち]
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[ホールショットとはいかなかったが小坂選手は前方でレースをスタート]
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[先行する織田選手と積田選手を追う小坂選手がキャンバーをクリア]
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[序盤から単独3番手で弱虫ペダルコンビを追う苦しい展開になる]
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[要所要所に散りばめられたキャンバーを的確にクリアしていく]
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[ラップされた選手に行く手を阻まれながらも追走を続ける]
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[自身の身体のキレのなさを実感しながらの苦しい走りが続く]
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[シケインをクリアしていく小坂選手]
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[月末の全日本選手権を見据えて自身の身体と対話しながらの走りを続ける]
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[タイムロスのない的確なバイク捌きでコーナーをクリアしていく]
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[終盤にパンクしてしまい先行する2選手との差がさらに開いてしまう事態に]
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[たくさんの声援に後押しされながらフィニッシュを目指す]
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[声援に応えながら3位でフィニッシュする小坂選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

[開幕から苦しい戦いが続くが、自分を信じて戦い続けるしかない]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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