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2020年10月

2020/10/28

2020-2021 JCXナショナルシリーズ第1戦 茨城シクロクロス取手ステージ

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[上:単独3番手の苦しい状況の中、諦めることなくペダルを踏み続ける小坂選手]
[下:終盤にチームメートの前田を振り切った織田聖がJCXシリーズ開幕戦を制した]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
10月25日(日)に、2020-2021年のJCXナショナルシリーズの開幕戦となる第1戦「茨城シクロクロス取手ステージ」が開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから小坂光と鈴木龍がエントリー。
 
 
 
 
 
2020-2021シーズンのJCXナショナルシリーズの開幕戦となる第1戦「茨城シクロクロス取手ステージ」が茨城県取手市の小貝川リバーサイドパークで開催され、序盤からアグレッシブにレースを進めて主導権を握り続けた弱虫ペダルサイクリングチームの織田聖が、最後はチームメートの前田公平を振り切って2018年に続き優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンの小坂光は、序盤はワンツーフィニッシュを決めた弱虫ペダルコンビと3名で先頭パックを形成する走りを見せましたが少しずつ離されてしまい、中盤以降は単独3番手でレースを進めてそのまま3位でフィニッシュ。惜しくもシーズン開幕戦で勝利を挙げることはできずにレースを終えました。
 
 
 
 
 
遂に開幕した2020-2021シーズンのJCXナショナルシリーズ。
 
今シーズンは全9戦が予定されていたJCXナショナルシリーズでしたが、野辺山と宇都宮の計4戦の中止が既に発表されており全5戦での争いに。選手たちにとっては、一戦一戦が例年以上に重要なレースになります。
 
それは、2シーズンぶりのシリーズチャンピオン獲得、そして、3年ぶりの全日本チャンピオン奪還を狙う宇都宮ブリッツェンの小坂選手にとっても同じこと。
 
ロードレースでも強さを見せた弱虫ペダルの前田選手と織田選手という強敵はいるものの、開幕戦から勝利を狙ってレースに臨みました。
 
レースは小坂選手(宇都宮ブリッツェン)がホールショットを決めて幕を開け、その後、先頭は5名のパックが形成される展開になります。
 
小坂(宇都宮ブリッツェン)
前田、織田(弱虫ペダル)
斎藤(RIDELIFE GIANT)
積田(SNEL)
 
2周回目になると、先頭パックでは織田選手(弱虫ペダル)が攻撃を仕掛けて単独で先行する展開になりパックが崩壊。小坂選手(宇都宮ブリッツェン)と前田選手(弱虫ペダル)が追走パックを形成して織田選手(弱虫ペダル)を追う展開になります。
 
織田(弱虫ペダル)
小坂(宇都宮ブリッツェン)
前田(弱虫ペダル)
 
しかし、3周回目に入ると追走パックも崩壊し、前田選手(弱虫ペダル)が先行する展開に。小坂選手(宇都宮ブリッツェン)は単独3番手をそうこうする展開になります。
 
その後、先頭は前田選手(弱虫ペダル)が織田選手(弱虫ペダル)に合流し、弱虫ペダルの2名が順調にペース刻む状況。また、後方の4番手集団は5名のパックで追走する状況になり、舗装路も多く集団有利のスピード系コースで単独3番手を走る小坂選手(宇都宮ブリッツェン)にとっては、かなり厳しい状況になります。
 
それでも、小坂選手(宇都宮ブリッツェン)は粘りの走りを見せ、先頭パックにはじりじりとタイム差を広げられはしたものの、後方の追走パックにはタイム差を詰めさせず。
 
開幕戦勝利という最高の結果を手にすることはできませんでしたが、しっかりと追い込む形で自身の走りを発揮して3位でレースを終えました。
 
 
小坂選手コメント
「いよいよシクロクロスシーズンが開幕しました。僕自身は怪我から復帰してロードレース3レースとデジタルジャパンカップを走って、パフォーマンスは怪我前の状態に戻りつつある状態で今日の開幕戦を迎えました。レースは予想通り弱虫ペダルの2名がシケインでついた差を利用してペースアップしていく展開となり、そのペースについていくことができませんでした。ハイスピードなコースだったので何人かで協力して前を終えればと思いましたが、今後のレースも見据えて一人で追うことを決めて最後まで踏み続けました。結果は3位でしたが、今回のレースでまたさらに調子も上がったと思うので、来週以降に向けて前向きな気持ちで臨めると思います。全日本選手権まで時間が短いので、集中してこの1カ月を過ごしたいと思います。応援ありがとうございました!」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
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◆リザルト
[茨城シクロクロス取手ステージ - JCXナショナルシリーズ第1戦 - ME 60m - ]
1位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) 1h03m47s 25.87km/h
2位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +15s
3位 小坂光 (宇都宮ブリッツェン) +1m31s
4位 島田真琴 (ペダル) +2m11s
5位 斎藤朋寛 (RIDELIFE GIANT) +2m18s
6位 加藤健悟 (臼杵レーシング) +2m30s
7位 合田正之 (AX cyclocross team) +2m42s
8位 兼子博昭 (スワコレーシングチーム) +2m48s
9位 川野碧己 (慶應義塾大学自転車競技部) +2m50s
10位 鈴木来人 (BonneChance Asia Cycling) +2m51s
22位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +4m20s
出走=82名/完走=33名
 
 
 
 
 
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[会場に到着してコース試走をした小坂選手がメカニック陣と意見をすり合わせる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[シクロクロス初帯同となる塩川メカが廣瀬メカから貪欲に知識を吸収する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート時間に合わせて小坂選手がウォーミングアップを開始する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前回のレースで2位だった小坂選手が2番目に召集される]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタートラインに整列した小坂選手が全日本チャンプの前田選手と談笑する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート直前、会場が一瞬の静寂に包まれる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ホールショットを決めた小坂選手が先頭でレースをスタートさせる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[5名の先頭パックで主導権を握るべく小坂選手がポジションを上げる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[単独で先行した織田選手を前田選手とパックになって追いかける小坂選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[シケインを軽快にクリアする小坂選手だがバニーホップを繰り出す弱虫ペダル勢に遅れをとる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[苦しそうな表情を見せながらも単独3番手で先行する選手を追いかける]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[先行する選手にジリジリと離される展開になるも、眼光は鋭いまま]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[廣瀬メカからもタイム差を含めた的確な指示が飛ぶ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[後方から迫る5名の追走パックとのタイム差を縮めさせない走りを見せる小坂選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[先行する2選手にタイム差を離される展開ながら、先を見据えてしっかりと追い込む]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[抜群のボディバランスとバイクコントロールでマッドな箇所もクリアしていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[このレースでは苦しい単独の展開を逆手にとってしっかりと身体を追い込み続ける]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[弱虫ペダルコンビに差をつけられてしまったが、きっちり3位でフィニッシュし表彰台を確保]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[いよいよ始まったシクロクロスシーズン。ここから巻き返せるかに注目だ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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2020/10/15

97th Prueba Villafranca Ordiziako Klasika

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[上:23名に絞られた先頭集団に日本人でただ1人残ってレースを進める増田選手]
[下:最後の上り頂上付近で抜け出したサイモン・カーが優勝を飾った]
©︎Luis Ángel Gomez / @photogomezsport
 
 
 
 
 
10月12日(月)に、UCI-1.1のワンデーレース「プルエバ・ビリャフランカ=オルディジアコ・クラシカ」が開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
大久保陣
堀孝明
西村大輝
小野寺玲
小嶋渓円(テスト生)
 
 
 
 
 
3月15日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大に伴い、国際自転車競技連合(UCI)から管轄下にあるすべてのレースやイベントの中止もしくは延期要請が出され、すべての動きがストップした自転車ロードレース界。
 
5月31日までに設定されていた東京オリンピック自転車競技男子ロードレースの代表選手選考も一旦、棚上げされることになりました。
 
その後、5月25日に日本自転車競技連盟(JCF)は代表選考期間の再設定を発表。この再設定期間に国内で開催される予定だったUCIレースはすべて中止となり、2019年から増田選手の五輪出場に向けての動きに注力してきた宇都宮ブリッツェンは窮地に追い込まれてしまいました。
 
それでもチームおよび運営会社は五輪代表選手輩出という目標のため、UCIポイント獲得を目指して海外遠征をすることを決意。世界各国のレース主催者へコンタクトを取り続け、スペインで開催されるUCI1クラスのワンデーレースに出場することが実現しました。
 
出場することになった「プルエバ・ビリャフランカ=オルディジアコ・クラシカ」は、スペイン北部バスク地方で開催される今年で97回目を迎える歴史あるレース。過去の優勝者には世界トップレベルで活躍した、または活躍している選手が多数いる非常に高いレベルのレースです。
 
今回のスペイン遠征に向け、宇都宮ブリッツェンは国内レースとの兼ね合いも意識しながら、増田選手のほかに鈴木譲・大久保・堀・西村・小野寺の5選手をセレクト。7名出走のレースということもあり、1名足りないところにテスト生として小嶋渓円選手を加えた7名でレースに臨むことになりました。
 
 
 
 
 
以下、清水監督のレース後のレポートです。
 
レース当日はスタート前から雨が強く降り、肌寒さも感じるバットコンディション。厳しい展開が予想されました。
 
スタートからハイペースが続き、1回目の上りで早くも40名前後が先頭集団から脱落。先頭集団のペースが緩むことはなく、遅れた第2集団が先頭に戻ることはありませんでした。
 
残念ながら、宇都宮ブリッツェン勢は増田選手以外は第2集団に。
 
その後、プロチーム中心にアタックが繰り返されるも、決定的に逃げは決まらず。残り2周から追加される急勾配の坂でさらに先頭集団は絞られ、先頭集団27名に。その中に増田選手は残ってラスト1周へ。
 
ここまで全選手脱落することなく残ったのは、スペインのUCIプロチームのカハルラル・セグロスRGAのみ。今月末に控える「ブエルタ・ア・エスパーニャ」に参戦する選手を多くそろえてきたチームのコントロールは強力で、残り2周から追加された急勾配の坂でペースアップ。先頭集団は崩壊し、勝負の行方は各チームのエースに絞られました。
 
一方、増田選手は20位ほどの第3グループで最後の上りを越え、グループの先頭となる20位でゴールしレースを終えました。
 
 
 
 
 
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◆[リザルト
[97th Prueba Villafranca Ordiziako Klasika - UCI-1.1 - 165.7km - ]
1位 CARR Simon (NIPPO DELKO ONE PROVENCE) 3h52m42s
2位 MURPHY Kyle (RALLY CYCLING) +36s
3位 ANACONA Winner Andrew (TEAM ARKEA-SAMSIC) +36s
4位 CEPEDA Jefferson (CAJA RURAL-SEGUROS RGA) +36s
5位 CUADRADO RUIZ DE GAUNA Unai (EUSKALTEL-EUSKADI) +50s
6位 BOL Jetse (BURGOS-BH) +1m20s
7位 LEDANOIS Kevin (TEAM ARKEA-SAMSIC) +1m20s
8位 DELAPALACE Anthony (TEAM ARKEA-SAMSIC) +1m20s
9位 LOUVEL Matis (TEAM ARKEA-SAMSIC) +1m39s
10位 SILVA Rafael (EFAPEL) +1m39s
20位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +5m21s
DNF 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 小嶋渓円 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン)
出走=98名/完走=50名
 
 
 
 
 
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[冷たい雨が降り注ぐ中、スタートラインに整列する小野寺・鈴木譲・小嶋・堀の4選手]
©︎Luis Ángel Gomez / @photogomezsport
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[久しぶりのヨーロッパでのレースとなる西村選手もスタートラインに整列]
©︎Luis Ángel Gomez / @photogomezsport
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[2人で走る最後のUCIレースとなる増田選手と大久保選手が記念撮影に応じる]
©︎Luis Ángel Gomez / @photogomezsport
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[今シーズン最後の大勝負を前に清水監督も気合いの表情を見せながらサムアップ]
©︎Luis Ángel Gomez / @photogomezsport
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[U23ナショナルチームでの遠征以来となる欧州でのレースに苦戦する小野寺選手]
©︎Luis Ángel Gomez / @photogomezsport
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[ここまで増田選手を献身的にサポートしてきた鈴木譲選手]
©︎Luis Ángel Gomez / @photogomezsport
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[西村選手と小嶋選手の2名も雨と寒さ、そしてハイペースのレースに苦しむ]
©︎Luis Ángel Gomez / @photogomezsport
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[久しぶりにヨーロッパでのレースとなる堀選手もハイペースのまま進むレースに苦しむ]
©︎Luis Ángel Gomez / @photogomezsport
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[毎周回のように上りでペースアップがかかる展開にしっかり対応していく増田選手]
©︎Luis Ángel Gomez / @photogomezsport
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[増田選手は敢闘賞と同じような位置付け?となるナイスガイ賞を受賞した]
©︎Luis Ángel Gomez / @photogomezsport
 
 
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(順不同)

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2020/10/14

2020 JPT第14戦 第54回JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ

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[上:年間チームランキング首位を守るために阿部選手と小坂選手が踏ん張る]
[下:優勝したマンセボを筆頭に1-2-3を決めたマトリックスパワータグが年間も制した]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
10月11日(日)に、2020年のJプロツアー最終戦となる第14戦「JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」が開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の3名がエントリー。
 
阿部嵩之
小坂光
中村魁斗
 
 
 
 
 
2020年のJプロツアー最終戦となる第14戦「JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」が群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンター6.0kmコースを30周回する180.0kmで開催され、自らの力でブラッシュアップした集団から飛び出したマトリックスパワータグのフランシスコ・マンセボが優勝。2位にレオネル・キンテロ、3位にホセビセンテ・トリビオが入り、マトリックスパワータグが最終戦で有終の美を飾るワンツースリーフィニッシュでレースを終えました。
 
この結果、年間ランキングは個人がレオネル・キンテロ(マトリックス)、チームがマトリックスパワータグ、23歳未満の選手のランキングトップは織田聖(弱虫ペダルサイクリングチーム)という最終成績で、新型コロナ禍のなか変則日程で開催された2020年のJプロツアーが終了しました。
 
宇都宮ブリッツェンは、年間ランキング首位キープを目標に少数精鋭でレースに臨みましたが、頼みの綱の阿部嵩之がレース中盤に落車してしまいDNF。ただ1人集団に残った小坂光が終盤まで粘りの走りを見せたものの、最終局面のペースアップに対応することはできず48位でフィニッシュ。
 
年間ランキングは、個人が増田成幸の6位が最高位、チームランキングは最終戦で2位に順位を下げて今年のJプロツアー全日程を終了しました。
 
 
 
 
 
遂に最終戦を迎えた、2020年のJプロツアー。
 
新型コロナウイルスの感染拡大に伴いなかなか開幕することができず、ようやく開催の目処がついた7月末からここまで13戦を戦ってきました。
 
開幕戦の群馬CSC3連戦で2勝とスタートダッシュを決め、その後も3勝を積み重ねて第2戦終了後からチームランキング首位を守ってきた宇都宮ブリッツェン。
 
しかし、今レース直前のリリースで明らかにされましたが、増田選手の東京五輪出場を目指して7選手と清水監督、曽我部メカニックが10月12日にスペインで開催されるUCIレースに出場するために1日から渡欧。その間に開催されるJプロツアー3戦を阿部・小坂・中村の3選手で戦わざるを得ない状況に。
 
3日と4日に開催された大分県大分市での2連戦では、第13戦で阿部選手が単騎ながら2位に入る力走を見せはしたものの、チームランキングのポイントを詰められる中で今回の最終戦を迎えることになりました。
 
 
レースはスタート直後から激しいアタック合戦になりますが、2周回目に入ると早速3名の逃げが形成される展開になります。
 
西尾憲人(那須ブラーゼン)
風間(シマノ)
永富(群馬グリフィン)
メイン集団
 
この逃げを容認する構えを見せたメイン集団からは、前田選手(弱虫ペダル)と佐野選手(レバンテフジ)が飛び出して逃げ集団を追走。5周回目には逃げ集団に追い付き、5名の逃げ集団になります。
 
西尾憲人(那須ブラーゼン)
風間(シマノ)
永富(群馬グリフィン)
前田(弱虫ペダル)
佐野(レバンテフジ静岡)
メイン集団
 
その後、レースはメイン集団から単独で選手が飛び出す場面は何度かあったものの、基本的には5名の逃げ集団とメイン集団のまま周回を重ねていきます。
 
レースが動き始めたのは、折り返しを過ぎた17周回目。メイン集団のペースが上がり始め、逃げ集団とのタイム差が少しずつ縮まっていく展開になります。
 
すると、19周回目の下り区間で阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が前輪をスリップさせてしまい落車。さらに数名の選手を巻き込んでしまう事態となります。
 
腰を強打してしまった阿部選手(宇都宮ブリッツェン)はなんとか最後尾でレースに復帰しますが、残念ながらレースを降りることに。集団内には小坂選手(宇都宮ブリッツェン)ただ1人が残ることになります。
 
その後、勢いを増したメイン集団は21周回目に5名の逃げ集団を吸収。レースは一旦振り出しに戻ってアタック合戦になり、その中から今度は4名の選手が抜け出します。
 
西尾憲人(那須ブラーゼン)
中井(シマノ)
橋本(BSサイクリング)
佐藤(レバンテフジ静岡)
メイン集団
 
4名の逃げ集団を追うメイン集団は、マトリックスパワータグ、愛三工業レーシングチーム、キナンサイクリングチーム、シマノレーシングなどのチームが先頭で主導権を奪い合いながらペースアップする展開が続き、レースも残り3周回となる28周回目に逃げ集団を吸収。
 
このタイミングで小坂選手(宇都宮ブリッツェン)はメイン集団から遅れてしまい、宇都宮ブリッツェンとしては非常に厳しい状況に追い込まれることになります。
 
その後、活性化したメイン集団はランキング上位チームを中心に攻撃を仕掛け合いながら最終周回へ。
 
最終周回に入ると、ここまでもレースの主導権を握る時間が長かったマトリックスパワータグがそのチーム力を見せつけ、マンセボ選手(マトリックス)とキンテロ選手(マトリックス)、少し遅れてトリビオ選手(マトリックス)の3名が集団から先行してバックストレートに姿を現し、そのまま後続を寄せ付けずにフィニッシュ。
 
マトリックスパワータグは最終戦で見事にワンツースリーフィニッシュを達成し、キンテロ選手(マトリックス)の個人ランキング首位を守ると同時に、チームランキングも大逆転で首位に。完全勝利で有終の美を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、好調を維持しより多くのポイント獲得に期待がかかった阿部選手がレース中盤過ぎに落車DNFとなってしまい、8月のバンクリーグで負った怪我明けの小坂選手が単独になってしまい万事休す。
 
もともと、チームランキング首位を守るには厳しい状況の中で選手たちは精一杯戦いましたが、最終的にチームランキング2位という結果で、2020年のJプロツアー全日程を終了しました。
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
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◆リザルト
[第54回JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ - JPT第14戦 - 180.0km - ]
1位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) 4h38m10s 38.82km/h
2位 レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ) st
3位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +06s
4位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) +08s
5位 今村駿介 (チームブリヂストンサイクリング) +08s
6位 孫崎大樹 (チームブリヂストンサイクリング) +09s
7位 湊諒 (シマノレーシング) +09s
8位 横塚浩平 (Team UKYO) +09s
9位 河賀雄大 (eNShare Racing Team) +09s
10位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) +09s
48位 小坂光 (宇都宮ブリッツェン) +4m33s
DNF 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン)
出走=125名/完走=65名
 
◆2020Jプロツアー 個人ランキング
1位 レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ) 3,084P
2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 2,772P
3位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) 2,695P
4位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) 2,079P
5位 山本元喜 (キナンサイクリングチーム) 1,977P
6位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 1,910P
 
◆2020Jプロツアー チームランキング
1位 マトリックスパワータグ 8,316P
2位 宇都宮ブリッツェン 7,332P
3位 キナンサイクリングチーム 6,311P
4位 愛三工業レーシングチーム 5,558P
5位 Team UKYO 4,290P
6位 チームブリヂストンサイクリング 3,845P
 
プロリーダージャージ レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ)
ネクストリーダージャージ 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム)
 
 
 
 
 
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[久しぶりに朝一番のレース。会場に到着した選手たちがローラーでアップする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チームランキング首位で前方にラインアップする宇都宮ブリッツェンの3選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート直後からレースは激しいアタック合戦に。阿部選手が集団内で戦況を見極める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[この日もスタートすることが役割だった中村選手は集団から静かに遅れてレースを降りた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[5名の逃げを容認したメイン集団が心臓破りの坂を進む]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[数的不利の中、2人で連係して集団内の好位置をキープしようと試みる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[長丁場のレース、小坂選手にとってはペース配分が重要になる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[好調を維持する阿部選手は少しでも上の順位でフィニッシュすることが重要]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団のペース上がり始めるのに合わせ、ポジションを上げる阿部選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[小坂選手も阿部選手同様に集団前方に上がって次の展開に備える]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[下りでまさかの落車を喫した阿部選手が苦悶の表情で最後尾を走るが、そのままDNF]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[集団内にただ1人残ることになった小坂選手がどこまで粘れるかがカギに]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チームピットに戻った阿部選手からは、明らかに大丈夫ではない雰囲気が漂う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ペースアップが続く集団内で粘りの走りを見せる小坂選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[もう一段上がったペースアップに対応できず、遅れた選手の集団で最終周回へ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[小坂選手は48位で何とか完走したものの、チームランキングは逆転を許す結果に]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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2020/10/07

2020 JPT第13戦 JBCF おおいたサイクルロードレース

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[上:最終周回で集団から飛び出した阿部選手が今季2勝目を狙うもわずかに届かず]
[下:阿部選手とのマッチスプリントを制したホセビセンテ・トリビオが今季初勝利を挙げた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
10月4日(日)に、2020年のJプロツアー第13戦となる「JBCFおおいたサイクルロードレース」が開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の3名がエントリー。
 
阿部嵩之
小坂光
中村魁斗
 
 
 
 
 
2020年のJプロツアー第13戦となる「おおいたサイクルロードレース」が大分県大分市の大分スポーツ公園昭和電工ドーム周辺に設定された1周4.0kmの特設コースを25周回する100.0kmで開催され、中盤にできた逃げ集団に入り終盤にシャッフルされた後に再び飛び出したマトリックスパワータグのホセビセンテ・トリビオが最後のマッチスプリントを制して優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、レースのほとんどを単騎の状態で戦わざるを得なくなった阿部嵩之選手がメイン集団内で冷静な立ち回りを見せてレースを展開。最終周回に入ると果敢な飛び出しで先行していた2選手に合流し、最後はトリビオ選手とのマッチスプリントに挑みましたが、惜しくも及ばず2位。優勝には届かなかったものの、少数精鋭で臨まざるを得なかったレースでしっかりと結果に結びつける走りを見せてレースを終えました。
 
 
 
 
 
3年ぶりにJプロツアーでの開催となった、大分県大分市での2連戦。
 
その2戦目となる「おおいたサイクルロードレース」は、大分スポーツ公園昭和電工ドームのぐるりと回るように設定された1周4.0kmの周回コースが舞台。このコースがJプロツアーで使用されるのは2016年以来4年ぶりになります。
 
前日の「おおいたいこいの道クリテリウム」で阿部選手が積極果敢な逃げを見せたものの、できるだけ上位でフィニッシュしてポイントを獲得するという目標に対しては物足りなさを残すことになった宇都宮ブリッツェン。この日も阿部・小坂・中村という少数精鋭3選手でレースに臨むことに。
 
長期離脱の要因となった怪我の手術を終えてから日が浅い中村選手は出走することに重きを置いており、実質的に阿部選手と小坂選手がどれだけポイントを積み上げることができるかが重要になります。
 
とは言っても、2名でできることはほとんどないのが実情。それぞれの選手が集団内で耐え、ひとつでも上位でフィニッシュすることを目指す以外に道はない状態でレースに臨むことになります。
 
 
レースはスタート直後から激しいアタック合戦が続く展開。ハイスピードな状態がしばらく続いたことで、集団後方では選手が次々と千切れていく状態になります。
 
さらに4周回目になると集団が大きくふたつに割れる状態になり、阿部選手(宇都宮ブリッツェン)は前方の集団に残ったものの、小坂選手(宇都宮ブリッツェン)はあと一歩のところで前方集団からこぼれてしまいます。
 
阿部選手(宇都宮ブリッツェン)含む集団
小坂選手(宇都宮ブリッツェン)含む4名ほど
後方の集団
 
その後も、前方の集団ではなおも激しいアタックの応酬が続いたことでペースは衰えず。そのため、小坂選手(宇都宮ブリッツェン)を含む4名ほどの集団を吸収した後方集団がレースの折り返しを待たずに降ろされてしまう事態に。レースは前方集団に残った40名ほどに絞られることになります。
 
宇都宮ブリッツェンは阿部選手が単騎となってしまい苦しい状況になりますが、その阿部選手(宇都宮ブリッツェン)は集団内で冷静な立ち回りを見せる状態が続きます。
 
いきなり絞り込まれた40名ほどの集団では、その後も熾烈なアタック合戦が続き、数名の選手が飛び出しては吸収される状態が繰り返されます。それでも、レースも折り返しを過ぎて14周回目に入ると風間選手(シマノ)と高木選手(さいたまディレーブ)がアタック。ここに次々に選手が合流する形で15周回目になると7名の逃げ集団が形成されます。
 
トリビオ(マトリックス)
新城、山本大(キナン)
小石(UKYO)
今村(BSサイクリング)
風間(シマノ)
高木(さいたまディレーブ)
メイン集団
 
その後、しばらくは7名の逃げ集団とメイン集団という形のままレースは進んでいきますが、レースも残り6周回になるとメイン集団が活性化。安原選手(マトリックス)が先頭固定で逃げ集団とのタイム差を縮め始めると、この動きにBSサイクリング、さらに愛三工業なども同調したことでタイム差はみるみる縮まることになります。
 
一方の逃げ集団も、終盤に入って各選手の思惑が入れ替わったことで協調が崩れ、残り4周に入る上りで小石選手(UKYO)がアタック。それを新城選手と山本大喜選手のキナンコンビが合流し先頭は3名に。しかし、後方の集団ではマンセボ選手(マトリックス)が先頭に立ってペースを上げたことで一気にその差が縮まることになり、残り3周回となる23周回目でついに先行していた選手をすべて吸収。集団はひとつなって最終盤戦を迎えることになります。
 
ひとつになった集団では、残り2周回となる24周回目に入る上りに差し掛かると、タイミングを見計らって大前選手(愛三工業)がアタック。この動きで集団は一気に活性化し、その中から伊藤選手(愛三工業)とトリビオ選手(マトリックス)の2名が抜け出して先行する展開で、レースは最終周回を迎えます。
 
最終周回に入ると、ここまで集団内で冷静に立ち回っていた阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が強烈なアタックを仕掛けて単独で飛び出し、そのまま先行していたトリビオ選手(マトリックス)と伊藤選手(愛三工業)にジョイン。後続とのタイム差を考えると、勝負はこの3名の先頭に絞られることになります。
 
3名になった先頭集団はそのまま残り距離を消化していき、フィニッシュへと向かう最後の上りへと入ります。3名の上りスプリント勝負で最初に仕掛けたのはトリビオ選手(マトリックス)。阿部選手(宇都宮ブリッツェン)はこの動きに反応しますが、伊藤選手(愛三工業レーシングチーム)付ききれず、マッチスプリントを制したトリビオ選手(マトリックス)が優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、最後のスプリント勝負で阿部選手がトリビオ選手(マトリックス)にわずかに及ばず2位にとなったものの、レースのほとんどを単騎で戦い、冷静に立ち回った末に一発のアタックで勝負に絡む場所に合流した阿部選手の動きは特筆べきものでした。
 
この結果、年間チームランキングはこのレースで860ポイントを獲得したマトリックスパワータグにポイント差を詰められましたが、阿部選手の活躍が効いて1,084ポイントのリードを保って翌週の最終戦を迎えることになります。
 
 Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
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Photo_20201006165001
 
 
 
 
◆リザルト
[第7回JBCFおおいたサイクルロードレース - JPT第13戦 - 100.0km - ]
1位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 2h16m18s 44.01km/h
2位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) st
3位 伊藤雅和 (愛三工業レーシングチーム) +05s
4位 レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ) +11s
5位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) +11s
6位 阿曽圭佑 (eNShare Racing Team) +11s
7位 武山晃輔 (Team UKYO) +12s
8位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) +13s
9位 孫崎大樹 (チームブリヂストンサイクリング) +14s
10位 西村基 (レバンテフジ静岡) +18s
DNF 小坂光 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン)
出走=104名/完走=27名
 
◆2020Jプロツアー 個人ランキング
1位 レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ) 2,409P
2位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) 2,200P
3位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 2,187P
4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 1,910P
5位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) 1,854P
6位 山本元喜 (キナンサイクリングチーム) 1,797P
 
◆2020Jプロツアー チームランキング
1位 宇都宮ブリッツェン 7,240P
2位 マトリックスパワータグ 6,156P
3位 キナンサイクリングチーム 5,681P
4位 愛三工業レーシングチーム 4,748P
5位 Team UKYO 3,660P
6位 那須ブラーゼン 2,972P
 
プロリーダージャージ レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ)
ネクストリーダージャージ 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム)
 
 
 
 
 
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[会場に到着した選手たちが無線機などの準備を進める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チームランキング首位として宇都宮ブリッツェンが呼び込まれる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[この日のレースも好調を維持する阿部選手にかかる期待は大きい]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[怪我明けの小坂選手は4kmコースのサバイバルな展開に耐え切れるかがポイント]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[手術後間もない中村選手は、この日もスタートラインに並んでスタートすることが役割]
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[4kmコースを25周回する100kmのレースがスタートする]
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[セーフティの意識は持ちながらも集団前方でアタック合戦に注意を払う阿部選手]
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[小坂選手も集団前方をキープする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[激しいアタック合戦でふたつに割れた前方集団の先頭で下りに入る阿部選手]
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[何とか耐えたかった小坂選手がわずかに遅れた少数の集団で前方への復帰を試みる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[阿部選手を含む前方の集団が昭和電工ドームの周回路を進む]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[後方集団に飲み込まれた小坂選手はこの後、残念ながらレースを降りることに]
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[単騎の戦いとなった阿部選手が集団内で上手く立ち回る]
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[冷静なレース運びを見せる阿部選手は終盤に入っても余裕を感じさせる表情]
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[最終周回に入った阿部選手はこの後、一発のアタックで先行する2名に合流する]
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[アタックからの回復時間が足りず、惜しくも2位でフィニッシュする阿部選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レース後、今遠征をスタッフ1人でストレスなく回した塩川メカと感謝の握手を交わす]
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[年間ランキングで差は詰められたが、この日のポイントが最後に効いてくるかもしれない]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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2020 JPT第12戦 第7回JBCFおおいたいこいの道クリテリウム

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[上:出来ることを選択する中での逃げで見せ場を作った阿部選手]
[下:チームメートのアシストを受けた沢田桂太郎がJプロツアー初優勝を飾った]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
10月3日(土)に、2020年のJプロツアー第12戦となる「JBCFおおいたいこいの道クリテリウム」が開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の3名がエントリー。
 
阿部嵩之
小坂光
中村魁斗
 
 
 
 
 
2020年のJプロツアー第12戦となる「JBCFおおいたいこいの道クリテリウム」が、大分県大分市のJR大分駅前に設定された1周1.0kmの公道特設周回コースで開催され、レースの大半を支配したマトリックスパワータグから最終周回に主導権を奪ったチームブリヂストンサイクリングのトレインから発射された沢田桂太郎が優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは序盤にできた逃げ集団に阿部選手が入ってレースを展開。最終的には吸収されてしまったものの、終盤まで逃げ続けてメイン集団にダメージを与える活躍を見せ、最後は小坂光選手が27位、阿部選手が46位でレースを終えました。
 
 
 
 
 
2020年のJプロツアーも、早いもので残りあと3戦。
 
個人ランキングの首位は明け渡してしまいましたが、チームランキング首位をキープする宇都宮ブリッツェンにとって、その座を守り切って2018年以来となる総合優勝を飾ることができるか重要になります。
 
そのため、諸々の状況を考慮したうえで最終戦に向けての調整期間を設けることをチームとしては選択。今回の大分県大分市での2連戦には阿部選手と小坂選手、そして手術をしてから間もない中村選手の3名で臨むことになりました。
 
その大分県大分市での2連戦初日は、JR大分駅南口を出てすぐの場所に広がる「いこいの道」が舞台。1周1.0kmのコースを45周回する45.0kmのクリテリウムです。
 
宇都宮ブリッツェンにとって数的不利な状況であるのは間違いない今回の2連戦でチーム最大の目標は、チームランキングのポイントを大きく詰めさせないこと。ランキング上位のキナンサイクリングチームやマトリックスパワータグなどの動きに注意を払いながら、阿部選手と小坂選手の両ベテランが上手く立ち回ってポイントを積み上げさせない、もしくは、少しでも多くのポイントを獲得することを目標にレースに臨みました。
 
レースはスタート直後から有力チーム勢による激しい先頭争いが繰り広げられる展開に。その中から4周回目に入ると阿部選手(宇都宮ブリッツェン)がアタックを仕掛けて飛び出し、この動きに大前選手(愛三工業)が反応したことで2名の逃げ集団が形成される展開になります。
 
阿部(宇都宮ブリッツェン)
大前(愛三工業)
メイン集団
 
一方のメイン集団は、個人ランキングトップのキンテロ選手を擁するマトリックスパワータグが先頭を固めてコントロールを開始。逃げ集団とのタイム差を10秒程度に保ってレースは落ち着きを見せます。
 
その後、レースは阿部選手(宇都宮ブリッツェン)を含む2名の逃げ集団と、マトリックスパワータグがコントロールするメイン集団という展開のまま周回を重ねていく展開になり、気付けばレースも終盤戦。
 
残り5周回を切るとメイン集団もいよいよ逃げ集団の吸収モードになり、残り4周回でついに逃げ集団を吸収。集団はひとつになって、レースはゴールスプリントに向けた各チームの隊列勝負になっていきます。
 
有力チーム勢の先頭争いでイニシアチブを握り続けるのは、マンセボ選手(マトリックス)が強力なけん引を見せるマトリックスパワータグ。その後方にエーススプリンターを抱えるBSサイクリングやシマノレーシングが控える状況になります。
 
しかし、最終周回に入る段階になると、これまでレースを支配してきたマトリックスパワータグと入れ替わるようにBSサイクリングが集団の先頭を奪う形になります。
 
各チームの選手が入り乱れる状態になった先頭では、孫崎選手(BSサイクリング)がペースアップ。すると大前選手(愛三工業)が先頭を奪って最終コーナーへ。
 
最終コーナーを過ぎるとキンテロ選手(マトリックス)がスプリントを開始しますが、その番手から圧巻のスプリントを見せた沢田選手(BSサイクリング)が先頭でフィニッシュ。最終周回で主導権を奪ったBSサイクリングが見事な勝利でレースを締めくくりました。
 
宇都宮ブリッツェンは、序盤から終盤まで阿部選手が逃げ続けたことでチームランキングを争うチームのアシスト選手の脚を削ることに成功。小坂選手が27位、阿部選手が46位と順位こそ特筆すべきものではありませんでしたが、ライバルチームにポイントを大量上積みさせないということは達成し、チームランキングトップをキープしてレースを終えました。
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
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◆阿部選手の走行データ Date provide by Wahoo
Photo_20201006155201
 
 
 
 
 
◆リザルト
[第7回JBCFおおいたいこいの道クリテリウム - JPT第12戦 - 45.0km - ]
1位 沢田桂太郎 (チームブリヂストンサイクリング) 1h01m22s 43.98km/h
2位 レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ) st
3位 中島康晴 (キナンサイクリングチーム) st
4位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) st
5位 横塚浩平 (Team UKYO) +02s
6位 孫崎大樹 (チームブリヂストンサイクリング) +03s
7位 渡邊翔太郎 (那須ブラーゼン) +03s
8位 風間翔眞 (シマノレーシング) +03s
9位 山本大喜 (キナンサイクリングチーム) +05s
10位 宇賀隆貴 (稲城FIETSクラスアクト) +05s
27位 小坂光 (宇都宮ブリッツェン) +29s
46位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +1m21s
DNF 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン)
出走=103名/完走=55名
 
◆2020Jプロツアー 個人ランキング
1位 レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ) 2,159P
2位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) 1,975P
3位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 1,910P
4位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) 1,853P
5位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 1,737P
6位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 1,732P
 
◆2020Jプロツアー チームランキング
1位 宇都宮ブリッツェン 6,898P
2位 マトリックスパワータグ 5,296P
3位 キナンサイクリングチーム 5,251P
4位 愛三工業レーシングチーム 4,227P
5位 Team UKYO 3,320P
6位 那須ブラーゼン 2,836P
 
プロリーダージャージ レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ)
ネクストリーダージャージ 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム)
 
 
 
 
 
Jpt12_01
[選手たちが会場に到着。UKYOの田村メカと談笑する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[小坂選手が自身を守ってくれるヘルメットをていねいに拭き上げる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[遠く離れた大分の地でもファン・サポーターの熱い想いとともに戦う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート時間に合わせて選手たちがローラーでアップを始める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[少数で臨むレースで阿部選手にかかる比重は大きくなる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チームランキングのためにスタートラインに並ぶことを決断した中村選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[選手たちがスタートラインに整列。大分で久しぶりのJプロツアーがスタートする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[バンクリーグでの落車から復帰初レースとなる小坂選手が集団前方を位置取る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt12_09
[スターラインに並ぶことが役割だった中村選手がレースを降りる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt12_10
[集団がゆるんだ隙を突いて阿部選手が飛び出す]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt12_11
[追い付いてきた大前選手とともに逃げ集団を形成する阿部選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt12_12
[小坂選手もメイン集団内でコントロールチームの後方の位置取り争いを続ける]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt12_13
[マトリックスパワータグがコントロールするメイン集団から逃げ続ける展開が続く]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt12_14
[メイン集団内の小坂選手も単騎での厳しい位置取り争い]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt12_15
[持ち味の逃げで少ない勝機を手繰り寄せようと阿部選手が奮闘する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt12_16
[復帰初レースで激しいレース負荷がかかる状況に小坂選手も何とか適応しようとする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt12_17
[最終周回のペースアップで後方に下がってしまった小坂選手がフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt12_18
[逃げて活路を見出そうとした阿部選手も先頭からは遅れてフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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