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2020/09/30

2020 JPT第11戦 広島森林公園ロードレースDay-2

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[上:有力選手がそろう集団スプリントを制した西村選手がプロ初勝利となる優勝!]
[下:広島2連戦を好成績で終えたレオネル・キンテロがプロリーダージャージを獲得]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
9月27日(日)に、2020年のJプロツアー第11戦となる「広島森林公園ロードレースDay-2」が開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
鈴木龍
堀孝明
西村大輝
小野寺玲
 
 
 
 
 
2020年のJプロツアー第11戦となる「広島森林公園ロードレースDay-2」が広島県三原市の広島県中央森林公園に設定された難易度の高いサーキットコース(1周12.3km)で開催され、序盤から終始ハイペースで進んだレースは最後まで決定的な抜け出しができることはなく、20名ほどでのゴールスプリント勝負に。そのゴールスプリント勝負を制した宇都宮ブリッツェンの西村大輝選手がプロ初勝利となる優勝を飾りました!
 
この日の結果、個人ランキングはレオネル・キンテロ(マトリックスパワータグ)に首位を明け渡すことになってしまったものの、チームランキング首位はがっちりキープしています。
 
 
 
 
 
広島県中央森林公園を舞台にした「広島森林公園ロードレース」も2日目。
 
前日のDay-1では2位表彰台の増田選手のほか阿部選手と西村選手がトップ10に入り、年間ランキング争いに必要なポイントをしっかりと上積みすることができた宇都宮ブリッツェン。
 
この日は前日から距離が半分の73.8kmに短くなるため激しい撃ち合いの展開になることも予想されますが、チームは基本的なプランは変えず、有力チームの動きに注意を払いながら展開をしっかりと見極めてレースを進めていくことを確認して臨みました。
 
レースがスタートすると早速、激しいアタック合戦に。その動きの中から2名の逃げ集団が形成される展開になり、阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が入ります。
 
阿部(宇都宮ブリッツェン)
椿(キナン)
メイン集団
 
一方のメイン集団は、マトリックスパワータグやチームブリヂストンサイクリング、チームUKYOなどのUCIコンチネンタル勢が集団前方でペースメイクをする展開。レース距離が短いことに加え、1カ月前の西日本ロードクラシックで逃げ切り勝利を飾っている阿部選手(宇都宮ブリッツェン)を警戒する意識もあったのか、タイム差を50秒前後に保った状態でコントロールする展開が続きます。
 
それでも、レースも残り3周回となる4周回目に入るとメイン集団がペースアップを開始。50秒前後あったタイム差を一気に20秒程度にまで縮め、そのままの勢いを保ったまま5周回目へと入ります。
 
5周回目に入ると、ほどなくして阿部選手(宇都宮ブリッツェン)を含む2名の逃げ集団はメイン集団に吸収され、レースは振り出しに。
 
すると、前日同様に上り区間でマンセボ選手(マトリックス)が強烈なペースアップで集団に揺さぶりをかけて人数の絞り込みに入ります。そして先頭集団は20名ほどに絞られた状態で、レースは最終周回を迎えます。
 
最終周回に入ると、マトリックスパワータグ、キナンサイクリングチーム、チームUKYO、BSサイクリングなどが激しくアタックを仕掛け合う撃ち合いの展開に。しっかりと人数を残した宇都宮ブリッツェンも冷静に展開を見極めながらアタック&チェックを繰り返していきます。
 
しかし、激しい撃ち合いは続くものの決定的な抜け出しが決まることはなく、レースは最後の勝負どころと見られた三段坂を通過。
 
するとここで、前日にうれしい来日初勝利を挙げたキンテロ選手(マトリックス)がアタックを仕掛けて単独で抜け出すことに成功し、さらに集団ではマンセボ選手(マトリックス)が上手く立ち回ったことで若干のタイム差が生まれる展開になりましたが、最終局面を前にメイン集団がキンテロ選手(マトリックス)を吸収。勝負は集団ゴールスプリントになります。
 
最終コーナーをマンセボ選手(マトリックス)、増田選手(宇都宮ブリッツェン)、キンテロ選手(マトリックス)、孫崎選手(BSサイクリング)、西村選手(宇都宮ブリッツェン)という並びで立ち上がった集団は、ホームストレートに入るとキンテロ選手(マトリックス)を先頭にスプリントのタイミングを探り合う状態になります。
 
そして、3番手からスプリントを開始した西村選手(宇都宮ブリッツェン)得意の上りスプリントで抜群の伸びを見せ、後方から同じくグンと伸びてきた今村選手(BSサイクリング)とキンテロ選手(マトリックス)をしっかりと退けて先頭でフィニッシュ。
 
これまで表彰台争いに絡まない後続でのスプリント勝負でも意識してしっかりともがき切ってきた成果を見せた西村選手が、うれしいプロ初勝利を飾りました!
 
この結果、個人ランキングはこの日3位に入ったキンテロ選手(マトリックス)に増田選手(宇都宮ブリッツェン)がわずか24ポイント上回られ首位を明け渡したものの、チームランキングは2位のキナンサイクリングチームに1,790ポイント差をつけて首位をキープした状態で残り3戦を迎えることになります。
 
 
清水監督コメント
「いつか必ず勝ってくれると思っていた西村選手が、しっかりと勝ってくれて本当に良かったです。レースは1周回目から、今はチームのキーマンとして絶対的な信頼の置ける阿部選手が逃げてくれ、残る選手たちも落ち着いて対応して勝利を挙げてくれたので、昨日の借りは返せたかなと感じています。また新しい選手が勝利を収めたということはすごくうれしいですし、チームとしても勝ちパターンのひとつとして今後の楽しみがまた増えました。応援ありがとうございました!」
 
西村選手コメント
「チームメートや、ファン・サポーターの方からもSNSのコメントを通して次は勝ってくださいというメッセージをいただいていたので、勝てて良かったなと思います。今日はずっとペースが速いレースでしたが、アベタカさんが逃げに乗ってくれ、集団内でもチームメートが細かいアタックに全部反応してくれたのでしっかり脚を残すことができて、もがき切ることができました。ファン・サポーター、そしてスポンサーの皆様、ようやく優勝することができました!皆様の応援のおかげです。次戦も頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします!」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
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◆リザルト
[広島森林公園ロードレース - JPT第11戦 - 73.8km - ]
1位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) 1h44m24s 42.41km/h
2位 今村俊介 (チームブリヂストンサイクリング) st
3位 レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ) st
4位 孫崎大樹 (チームブリヂストンサイクリング) +01s
5位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) +02s
6位 横山航太 (シマノレーシング) +02s
7位 武山晃輔 (Team UKYO) +03s
8位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) +03s
9位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +03s
10位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +04s
23位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +32s
32位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +1m00s
44位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +4m08s
57位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +4m49s
91位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +11m39s
104位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +12m44s
出走=119名/完走=107名
 
◆2020Jプロツアー 個人ランキング
1位 レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ) 1,934P
2位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 1,910P
3位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) 1,823P
4位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) 1,810P
5位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 1,732P
6位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 1,662P
 
◆2020Jプロツアー チームランキング
1位 宇都宮ブリッツェン 6,837P
2位 キナンサイクリングチーム 5,026P
3位 マトリックスパワータグ 4,966P
4位 愛三工業レーシングチーム 4,002P
5位 Team UKYO 3,119P
6位 Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team 2,761P
 
プロリーダージャージ レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ)
ネクストリーダージャージ 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム)
 
 
 
 
 
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[この日も選手たちに先行して到着したスタッフ陣がピットを設営する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[この日も選手たちは、たくさんのファン・サポーターの気持ちとともに戦う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田、大久保、堀の3選手がコース試走に向かう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[西村選手がマトリックスパワータグに前倒し加入した小林選手と談笑する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタートラインに整列した鈴木譲選手が集中した表情を見せる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタートに向けてメーターをセッティングする大久保選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[この後に競輪の試験が控える鈴木龍選手は、この日がJプロツアー最後のレースになる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前日から距離が半分になったレースがスタートする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[2名の逃げ集団に入った阿部選手が上り区間を進む]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団の前方をしっかり陣取った増田選手が前日の疲れを感じさせない走りを見せる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木龍選手も集団前方で上り区間をクリア]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[協調して逃げ続ける阿部選手を含む逃げ集団にメイン集団がじわじわ迫る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[追走のペースが上がるメイン集団で選手たちが少しずつ前方へ上がり始める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団前方で各チームの攻撃に小野寺選手が食らいつく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団に吸収された阿部選手は遅れた選手たちとともにフィニッシュを目指す]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[いい番手から飛び出した西村選手が先頭に躍り出る!]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[追いすがる今村選手を寄せ付けずに西村選手がフィニッシュ!]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ロードレーサーとして進化を続ける小野寺選手が力を出し切ってフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[最後のJプロツアーレースを終えた鈴木龍選手は何を想うのか…]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt11_22
[と思ったら、ヒーローインタビューに乱入して西村選手を手荒く祝福]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[目立たないところで要所を締める走りをする鈴木譲選手が遅れてフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げで他チームの脚を削った阿部選手が無線で西村選手優勝の報を聞きながらフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt11_23
[1カ月前とは立場が逆になった抱擁をかわす阿部選手と西村選手を清水監督が見守る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt11_24
[ここまでチームに多大な貢献をしてきた西村選手の勝利にチーム全体が盛り上がる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt11_25
[苦しい数年を乗り越えて掴んだプロ初勝利。西村選手の快進撃はここから始まる…]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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