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2020/08/12

2020 JPT第4戦 第7回JBCF宇都宮クリテリウム

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[上:得意のロングスプリントで抜群の伸びを見せた小野寺が3連覇を飾った!]
[下:フォア・ザ・チームの姿勢を貫く増田だがプロリーダージャージをキープ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
8月8日(土)に、2020年のJプロツアー第4戦「JBCF宇都宮クリテリウム」が開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
小坂光
鈴木龍
西村大輝
小野寺玲
 
 
 
 
 
2020年のJプロツアー第4戦となる「JBCF宇都宮クリテリウム」が栃木県宇都宮市の清原工業団地内に設定された1周2.2kmの公道特設周回コースを23周回する50.6kmで開催され、大集団でのゴールスプリント勝負を制した宇都宮ブリッツェンの小野寺玲が大会3連覇となる優勝を飾りました!
 
宇都宮ブリッツェンは、第2戦から続く連勝を3に伸ばし、個人・チームランキングともにトップをキープしています。
 
 
 
 
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、7月になってようやく開幕を迎えた2020年のJプロツアー。第2ラウンドの舞台となるのは、宇都宮ブリッツェンにとってはホームレースと言える宇都宮での2連戦です。
 
開幕ラウンドとなった群馬サイクルスポーツセンターでの3連戦で3戦2勝という結果を残した宇都宮ブリッツェンは、無観客での開催とはいえ、貴重なホームレースで勝利を重ねることが求められます。
 
宇都宮ラウンドの初戦となる宇都宮クリテリウムは、昨年、一昨年と小野寺選手が優勝を飾っている相性の良い部類のレース。小野寺選手で勝負し3連覇を狙うこともできますが、今年は、先日今シーズン限りでの引退を発表した大久保選手にホームレースでの勝利を花道にしてもらいたいということでチーム全員の意見が一致。大久保選手をエースに集団ゴールスプリントに持ち込んで勝利を狙うプランでレースに臨みました。
 
レースはスタート直後から激しいアタック合戦の展開に。集団ゴールスプリントを回避したいチーム勢を中心に積極的にアタックを仕掛け合う展開が続きますが、ゴールスプリントにまとめたい宇都宮ブリッツェン勢もしっかりとアタックにチェックに入り、同じくゴールスプリント狙いのチームの選手が入る逃げを作らせません。
 
すると、レースも中盤に差し掛かろうかという頃に、宇都宮ブリッツェンの狙い通りとも言える、5名の逃げ集団が形成される展開になります。
 
山本大(キナン)
小森(マトリックス)
小石(UKYO)
門田(ヒンカピー・リオモ)
中村(群馬グリフィン)
メイン集団
 
宇都宮ブリッツェンがメイン集団のコントロールを開始したこともあり、レースはその後、5名の逃げ集団とメイン集団という展開のまま周回を重ねていきます。
 
レースも終盤に差し掛かると、メイン集団では宇都宮ブリッツェンに加えてゴールスプリントに持ち込みたいBSサイクリング、愛三工業も選手を出してペースアップを開始。着々と逃げ集団とのタイム差を縮めながら、レースは最終周回を迎えることになります。
 
最終周回に入ると、宇都宮ブリッツェンはその前から勝負を託されるのは厳しいと自己申告していた大久保選手(宇都宮ブリッツェン)を除いたメンバーで最終局面を戦うことに。まずは西村選手(宇都宮ブリッツェン)がバックストレートを献身的にけん引し、阿部選手(宇都宮ブリッツェン)にバトンタッチ。逃げ集団を吸収して最後のヘアピンに向かいます。
 
ヘアピンに向かう段階になると、阿部選手(宇都宮ブリッツェン)から引き継いだ鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)が小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)をけん引。そのまま先頭で最終コーナーを立ち上がるかと思われましたが、ここで逃げ集団で逃げ続けていた山本選手(キナンサイクリング)がアタック。鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)はその番手で最終コーナーをクリアし、小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)を発射します。
 
発射された小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)は得意のロングスプリントで抜群の伸びを見せ、追い上げる孫崎選手(BSサイクリング)と岡本選手(愛三工業)を抑えて先頭でフィニッシュ。見事に3連覇となる優勝を飾りました!
 
 
清水監督コメント
「まず、ホームレースでの3連覇は自分たちだけの力では決してなく、ファン・サポーターの皆さん、そしてスポンサーなど支援者の皆さん、全員の想いが結集した力があったからこそ達成できたと思っています。チームとしては、本当は大久保選手を勝たせようということでレースに臨んだのですが、Uターンコーナーで埋もれてしまったことで厳しい状況になってしまいました。ただ、そこから全員で修正して、小野寺選手がしっかりと勝利を手にしてくれました。小野寺選手の初勝利(2016年Jプロツアー第7戦奈良クリテリウム)は、大久保選手がエースで勝ちにいくところを大久保選手に勝たせてもらったもので、今日は恩返しに大久保選手に勝利をと本人も望んでいたのですが、しっかりと大久保選手の代わりに勝ってくれたなという印象です。小野寺選手も含め、全員が大久保選手に勝ってもらいたいという気持ちで臨んだレースで、小野寺選手が代わりに優勝したというのは、ある種の恩返しになったのかなと感じています。そういった意味でも、今はチームが本当に良くまとまっているいますし、チーム力を証明する勝利になったなと思います。今シーズン、明日も含めてまだレースはありますので、皆んなでまた勝ち続けていきたいと思います。ライブ中継で応援してくださった皆さん、ボランティアでレースを運営してくださった皆さん、本当にありがとうございました!今週も勝てました!」
 
小野寺選手コメント
「今日のレースは陣さんをエースに勝利を狙うプランでした。残り2周くらいの段階で陣さんからラストきついかもしれないという話があったのですが、なんとか最後までいきましょうと予定通りにレースを進めていました。でも、最終コーナーで後ろに陣さんがいないことが分かったので、陣さんではなく他のチームに勝利を譲るくらいなら、自分で勝負にいくしかないと切り替えました。今年はたくさんのレースが中止になってしまっていて、地元レースも今日と明日のレースぐらいしかないので、ファンの皆さんのためにもいい走りをしたいと思っていました。ゴールした瞬間に大歓声がないのは寂しく感じましたが、レース前にSNSやチームが募集したメッセージでたくさん応援をいただいていたので、それが力になったと思います。ありがとうございました!」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
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[第7回JBCF宇都宮クリテリウム - JPT第4戦 - 50.6km - ]
1位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 1h09m37s 43.6km/h
2位 岡本隼 (愛三工業レーシングチーム) st
3位 孫崎大樹 (チームブリヂストンサイクリング) st
4位 門田祐輔 (Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team) st
5位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +01s
6位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +01s
7位 山本大喜 (キナンサイクリングチーム) +01s
8位 中島康晴 (キナンサイクリングチーム) +01s
9位 今村駿介 (チームブリヂストンサイクリング) +01s
10位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) +04s
28位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +37s
43位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +1m27s
58位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +1m53s
62位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +2m50s
63位 小坂光 (宇都宮ブリッツェン) +2m50s
64位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +2m50s
出走=122名/完走=68名
 
◆2020Jプロツアー 個人ランキング
1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 1,182P
2位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 1,140P
3位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) 1,065P
4位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) 856P
5位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) 810P
6位 山本元喜 (キナンサイクリングチーム) 795P
6位 岡本隼 (愛三工業レーシングチーム) 795P
 
◆2020Jプロツアー チームランキング
1位 宇都宮ブリッツェン 3,765P
2位 愛三工業レーシングチーム 2,430P
3位 マトリックスパワータグ 2,010P
4位 キナンサイクリングチーム 1,950P
5位 弱虫ペダルサイクリングチーム 1,770P
6位 Team UKYO 1,636P
 
プロリーダージャージ 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン)
ネクストリーダージャージ 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム)
 
 
 
 
 
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[レース前日の機材積み込みに合わせて翌日のレースのミーティングが行われる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ホワイトボードに書いたコース図を見ながら、綿密なプランが作られていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レース当日、スタート時間に合わせて会場入りする選手たち]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[曽我部メカと塩川メカが選手の要望に迅速に対応する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[プロリーダージャージを着る増田選手が最初にコースイン]
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[チームランキング1位のため残る選手も優先的にコースインする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[コロナ禍で開催された貴重なホームレース。選手たちの表情が引き締まる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート直後から始まったアタック合戦に阿部選手が反応する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木譲選手と小野寺選手も逃げの選別でチェックに入る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チームが望む逃げが形成されるよう鈴木龍選手もチェックを繰り返す]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田選手と小坂選手も積極的にチャックの動き。入れ替わりで対応できるチーム力の高さを見せる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[180度ターンからの90度コーナーで集団がタテに伸びる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[なかなか望む形の逃げができないものの、チェックの脚は緩めない]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[180度ターンをクリアしていく選手たち]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[望む形の逃げを容認し、メイン集団のコントロールを開始する宇都宮ブリッツェン]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[中盤は増田、鈴木譲、小坂の3選手を中心に集団をコントロールする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[勝利を託される大久保選手は集団内で脚を温存]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[西村選手を先頭に最終周回へと入っていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[グングンと伸びるロングスプリントで小野寺選手が先頭でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[見事なけん引を見せた阿部選手と勝利の喜びを分かち合う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[最終局面の重要な局面で献身的な働きを見せた西村選手がガッツポーズを見せてフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[自身の代わりに勝ってくれた小野寺選手を大久保選手が労う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[決して自身の結果にはつながらないアシストを献身的に行ったベテラン3選手も笑顔を見せる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[機転を利かせた走りで小野寺選手の発射台となった鈴木龍選手と小野寺選手が握手を交わす]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[見事に3連覇を飾った小野寺選手が表彰式でも新作ポーズを披露する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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