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2020/08/26

2020 JPT第7戦 群馬CSC交流戦8月大会Day-2

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[上:逃げを先行させてメイン集団のコントロールを開始する宇都宮ブリッツェンの選手たち]
[下:最終局面で勇気を持って飛び出した石原悠希がうれしいJプロツアー初勝利を挙げた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
8月23日(日)に、2020年のJプロツアー第7戦となる「群馬CSC交流戦8月大会Day-2」が開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
鈴木龍
堀孝明
西村大輝
小野寺玲
 
 
 
 
 
2020年のJプロツアー第7戦となる「群馬ロードレース8月大会/交流戦Day-2」が群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットコースで開催され、最終周回に抜け出した選手たちによるゴールスプリント勝負になるかと思われた中でロングスパートを仕掛けて飛び出したヒンカピー・リオモ・ベルマーレ・レーシングチームの石原悠希が後続を僅差で振り切り優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、序盤から積極的にレースを展開し、中盤以降は逃げ集団を先行させてメイン集団のコントロールを開始。逃げを吸収した後の勝負どころでも数的有利の状態を保ってレースを進めましたが、最後のゴールスプリントの場面では先頭に入った西村選手と小野寺選手が連係して勝利を狙いましたが、優勝した石原選手の飛び出しに小野寺選手は抜け出す進路を封じられてしまい反応できず。2位争いのゴールスプリント勝負の末に4位でフィニッシュしてレースを終えました。
 
 
 
 
JプロツアーチームとE1チームが同時に走る交流戦として開催されている群馬ロードレース8月大会。前日のDay-1はスタート直後から鳴り始めた雷がレース中盤になると会場に接近。激しい雨とともに雷鳴も大きくなったことからレースを中断、その後天候回復が見込めないことから中止という決定が下されることに。
 
この日のDay-2も、レース開催時間に激しい雷雨となる予報も出ていたことから、雷が鳴り始めた段階でレースを短縮して終了する可能性があると事前に通達があったうえでの開催となりました。
 
宇都宮ブリッツェンは、ホームレースとなった宇都宮2連戦で浮き彫りになった選手間のコンディションのバラつきを考慮したうえで、状況によってはレースが短縮されることも踏まえてフレキシブルにレースを進めることを大前提に、コンディションを維持する鈴木譲・西村・小野寺の3選手で勝利を狙うプランでレースに臨みました。
 
レースはスタートから激しいアタック合戦が繰り広げられる展開に。宇都宮ブリッツェンの選手たちも後手を踏まないように積極的にアタック&チェックを繰り返しますが、なかなか決定的な逃げが形成されない状況がしばらく続きます。
 
1時間近く続いたハイペースのアタック合戦が落ち着いたのは、レースも間もなく折り返しとなる9周回目。5名の選手が逃げ集団を形成し、メイン集団のコントロールを宇都宮ブリッツェンが開始したタイミングでした。
 
フェルナンデス(マトリックス)
山本大(キナン)
小川(弱虫ペダル)
内野(イナーメ信濃山形)
小橋(YuriFit)
メイン集団
 
5名の逃げ集団と宇都宮ブリッツェンがコントロールするメイン集団という形で落ち着きを見せたレースですが、いつ雷が鳴り出してレースが短縮されるか分からない状況ということもあり、迂闊にタイム差を広げるのは危険。宇都宮ブリッツェンも逃げ集団とのタイム差を最大でも30秒程度に抑えてメイン集団をコントロールし続けます。
 
その後、レースは宇都宮ブリッツェンを中心にヒンカピー・リオモ・ベルマーレも選手を出してがコントロールするメイン集団がジワジワとタイム差を縮めながら周回を重ねていく状況が続き、残り6周回となる15周回目に突入する段階ではその差はごくわずかという状況になります。
 
するとここで、メイン集団でも逃げ集団にブリッジをかけようとする動きが出始めて活性化。キンテロ選手(マトリックス)が逃げ集団にジャンプし、逃げ集団内にいたチームメートのフェルナンデス選手(マトリックス)と2名で逃げる展開になります。
 
その後、フェルナンデス選手(マトリックス)にアシストされる形で単独で先頭を走ることになったキンテロ選手(マトリックス)に対し、メイン集団からは西村選手(宇都宮ブリッツェン)を含む追走が飛び出し猛追。メイン集団もそのすぐ後方に続き、17周回目にキンテロ選手(マトリックス)を吸収します。
 
すると、そのカウンターで阿曽選手(eNShare)がアタックを仕掛けて飛び出し、その動きに反応した小出選手(JCF強化指定選抜)が合流して2名の逃げ集団が形成される展開に。その後、小出選手(JCF強化指定選抜)はドロップしますが、阿曽選手(eNshare)が単独で逃げ続ける展開になります。
 
必死に逃げ続ける阿曽選手(eNShare)でしたが、残り2周回となる19周回目にメイン集団が吸収。すると今度は、そのカウンターで織田選手(弱虫ペダル)と小島選手(ミネルバ)の2名が飛び出した形で、レースは最終周回に突入します。
 
織田(弱虫ペダル)
小島(ミネルバ)
メイン集団
 
先行する2名を追うメイン集団に、宇都宮ブリッツェンは増田、鈴木譲、西村、小野寺の4選手を残す状況。増田選手(宇都宮ブリッツェン)が献身的な引きを見せて先行する2名を吸収すると、その後は再びアタックの応酬となり、バックストレートに姿を現す段階で西村選手(宇都宮ブリッツェン)と小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)を含む10名程度の選手が先行する形で最終局面を迎えることになります。
 
先頭の10名の中では、スプリント力のある小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)が有利と判断した西村選手(宇都宮ブリッツェン)がアシストに回り、小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)のゴールスプリントで勝利を狙うことに。
 
しかし、そのタイミングで勇気を持ってロングスパートを仕掛けた石原選手(ヒンカピー・リオモ・ベルマーレ)が単独で若干先行する展開に。小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)もすぐに反応しようとしますがポジションが悪く他の選手に進路を塞がれてしまい石原選手(ヒンカピー・リオモ・ベルマーレ)を見送らざるを得ない状況に。
 
結局、2位争いのゴールスプリントに切り替えた小野寺選手は4位でフィニッシュしてレースを終えました。
 
 
清水監督コメント
「今日のレース、チームとしてはフレキシブルに自由にある程度やってもらって、個々の能力を活かしつつもまとめて勝利を狙っていこうというプランでした。天候次第でいつレースが終わりになるか分からないという状況の中、いつもとは少し異なるスタイルでレースを進めていき、最後は若い西村選手と小野寺選手でいい展開に持ち込めたのですが、詰めの部分でズレが生じてしまったことで、勝利を逃してしまったという印象です。ただ、2名のどちらもが勝てる状況にいたというのはポジティブに捉えたいですし、次のレースに活かしていきたいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
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◆[リザルト
[群馬ロードレース8月大会/交流戦Day-2 - JPT第7戦 - 120.0km - ]
1位 石原悠希 (Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team) 2h51m46s 41.91km/h
2位 レオネル・キンテロ (マトリックスパワータグ) +01s
3位 河賀雄大 (eNShare Racing Team) +01s
4位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +01s
5位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +01s
6位 谷順成 (那須ブラーゼン) +01s
7位 永富一騎 (群馬グリフィンレーシングチーム) +02s
8位 井上文成 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +08s
9位 長塚寿生 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +08s
10位 畑中勇介 (Team UKYO) +09s
25位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +12s
33位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +30s
47位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +1m17s
67位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +8m06s
71位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +10m55s
73位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +11m17s
DNF 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン)
出走=156名/完走=74名
 
◆2020Jプロツアー 個人ランキング
1位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 1,407P
2位 石原悠希 (Hincapie LEOMO Bellmare Racing Team) 1,253P
3位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 1,225P
4位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) 1,180P
5位 山本元喜 (キナンサイクリングチーム) 1,027P
6位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 957P
 
◆2020Jプロツアー チームランキング
1位 宇都宮ブリッツェン 4,411P
2位 キナンサイクリングチーム 2,971P
3位 愛三工業レーシングチーム 2,865P
4位 マトリックスパワータグ 2,661P
5位 Team UKYO 2,442P
6位 弱虫ペダルサイクリングチーム 2,271P
 
プロリーダージャージ 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン)
ネクストリーダージャージ 織田聖 (宇都宮ブリッツェン)
 
 
 
 
 
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[会場入りした選手たちと清水監督が新たに出たインフォメーションの確認を行う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[この日の出走メンバーに入った阿部選手が試験運用の認められた無線を取り付ける]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[各小ジャージ着用者を先頭に選手たちが整列する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[この日も短縮される可能性がある中、レースがスタートする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[勝負要員の1人である小野寺選手が序盤から集団前方でレースを展開する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[心臓破りの坂を集団前方でクリアしていく阿部選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[有力選手のアタックに反応するなど、この日も献身的なアシストが光る増田選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[アタックに反応した大久保選手が集団から若干先行する展開に]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[大久保選手が乗った先行集団に鈴木龍選手もジャンプを試みる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[阿部選手と堀選手が集団前方で追撃の動きに対応する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[勝負要員の鈴木譲選手はチームメートを信頼して集団内で脚を温存]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤から積極的にアタック&チェックを繰り返した大久保選手が集団から遅れる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[キンテロ選手動きに注意を払い集団前方でレースを展開する西村選手と小野寺選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げを先行させてコントロールを開始。阿部選手が集団先頭を引く]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田、阿部、堀の3選手にヒンカピー・リオモ・ベルマーレの選手も加わってコントロール]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げ集団とのタイム差に注意を払いながらメイン集団先頭を引く堀選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[終盤に入りメイン集団も活性化。西村選手が乗り遅れないようについていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[小野寺選手も追撃の動きに遅れずに反応する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団コントロールの仕事を終えた阿部選手と堀選手が集団から遅れる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田選手が先頭に立って集団を引くことで、集団は意志を持ち始める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[勝負どころを前にしっかりと補給をとって備える鈴木譲選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[活性化した集団内でしっかりとポジションをキープする西村選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[勝負要員の鈴木譲、西村、小野寺の3選手をしっかり残してレースは最終局面を迎える]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤から終盤まで動き続ける増田選手がメイン集団をけん引して最終周回に入る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[飛びつく脚は残っていたもののポジションが悪かった小野寺選手は4位でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[フィニッシュ直後に最終局面の連係を清水監督も交えて話し合う西村選手と小野寺選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ハードなレースだったが、各賞ジャージに変動はなし]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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