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2020/07/29

2020 JPT第1戦 第54回JBCF東日本ロードクラシックDay-1

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[上:最終盤に単独で抜け出した増田選手だったが、後続には2選手が迫る]
[下:三つ巴のゴールスプリントを制した山本元喜が優勝を飾った]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
7月23日(木・祝)に、2020年のJプロツアー開幕戦となる第1戦「JBCF東日本ロードクラシックDay-1」が開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンからは以下の8名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
大久保陣
小坂光
鈴木龍
西村大輝
小野寺玲
中村魁斗
 
 
 
 
 
2020年のJプロツアー開幕戦となる「JBCF東日本ロードクラシック群馬大会Day-1」が群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットコースを20周回する120.0kmで開催され、序盤にできた逃げ集団が最後まで逃げ切る展開に。最後は3名に絞られたゴールスプリント勝負を制したキナンサイクリングチームの山本元喜が優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは勝ち逃げとなった逃げ集団に増田選手と小野寺選手が入ってレースを展開。逃げ切りが確実となった最終盤に増田選手が単独アタックを仕掛けて抜け出したものの2選手に追いつかれてしまい、最後のゴールスプリントの末に2位でゴールしました。
 
 
 
 
 
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、長らく中止や延期が続いていた2020シーズンのJプロツアーでしたが、主催のJBCFの尽力もあり、ついに開幕の時を迎えることができました。
 
開幕戦の舞台となるのは、群馬県みなかみ町にある群馬サイクルスポーツセンターの6kmサーキットコース。数々の名勝負を生んできたこのコースを20周回する120.0kmで争われます。
 
宇都宮ブリッツェンは、この開幕戦に増田・鈴木譲・大久保・小坂・鈴木龍・西村・小野寺・中村の8選手をセレクト。スプリント力のある鈴木譲・大久保・鈴木龍の3選手を勝負要員に据え、展開に応じてW鈴木選手が逃げに乗っての逃げ切りを狙う、まとまっての大集団スプリントの際には大久保選手で勝負というプランでレースに臨みました。
 
レースは、久しぶりの実戦という選手がほとんどなことを考慮して、セーフティにローリングでスタート。リアルスタートが切られると、アタック合戦が繰り広げられる展開になります。
 
しばらくアタックと吸収が繰り返されたレースでしたが、3周回目になると13名の逃げ集団が形成される展開になります。
 
小森(マトリックス)
増田、小野寺(宇都宮ブリッツェン)
前田、織田(弱虫ペダル)
ルバ、山本元、新城(キナン)
柴田、佐藤大(那須ブラーゼン)
草場(愛三工業)
佐野、海野(レバンテフジ静岡)
メイン集団
 
序盤にできた逃げということもあり、逃げ集団は一旦この逃げを容認。さらに逃げに最多の3名を送り込んだキナンサイクリングがメイン集団のコントロールをしたこともあって、逃げ集団とメイン集団とのタイム差は最大で3分30秒程度にまでひらく展開になります。
 
レースも折り返しを迎えようかという頃になると、メイン集団では逃げに選手を送り込めなかったTeam UKYOが先頭に立ってペースアップを開始。逃げ集団とのタイム差を縮めにかかります。
 
しかし、勝てる選手3名を送り込んだキナンサイクリング、プランとは異なるものの実力のある増田選手と小野寺選手が入ったことメイン集団にダメージを与えられる宇都宮ブリッツェン、新規チームの初戦ということで気合いの入る佐野選手と海野選手が入ったレバンテフジ静岡など、逃げ集団にはこのまま逃げ続けたいモチベーションの高いチームが多かったこともあり、容易にメイン集団にタイム差を縮めさせない展開が続きます。
 
すると、メイン集団では先頭に立っていたTeam UKYOのアシスト陣が崩壊する事態に。入れ替わるように、マトリックスパワータグがペースアップを図って逃げ集団とのタイム差を縮める展開になります。
 
その後、逃げ集団、メイン集団ともに人数を減らしながらの追いかけっこの状態がしばらく続き、メイン集団が少しずつその差を縮めていきましたが、残り5周回を切ってもギリギリ逃げ集団を吸収できるかという状態。残り2周回を迎える頃になると、吸収は難しいというムードが流れたメイン集団がペースダウンしたこともあり、9名に人数が減った逃げ集団の逃げ切りが濃厚な状況になります。
 
すると、このタイミングで増田選手が単独アタック。逃げ集団から抜け出して若干のリードを築きますが、後方から山本選手と織田選手に追いつかれてしまい、3名でファイナルラップを迎えることになります。
 
最終周回に入ると、先頭の3名の間でも熾烈な駆け引きが繰り返されますが、誰も抜け出すことはできず。勝負は3名でのゴールスプリントに持ち込まれます。
 
そして、三つ巴のゴールスプリント勝負を制したのは山本選手。イレギュラーなシーズンとなった開幕戦で見事に優勝を飾り、今シーズン最初のプロリーダージャージ着用者となりました。
 
宇都宮ブリッツェンは、単独での逃げ切りを狙って最終局面で増田選手が勝負のアタックを仕掛けたものの実らず。最後のゴールスプリント勝負に臨むことになり、惜しくも2位でフィニッシュという結果になりました。
 
 
清水監督コメント
「結果的に作戦とは違う形で最後の勝負に臨むことになりましたが、チーム全体として全員がしっかりと動いてくれて良いレースをしたものの、結果を逃してしまったかなという印象です。前(逃げ集団)は前で勝負できる体制、後ろ(メイン集団)も万全の体制を整えうえで、最後はメイン集団が吸収してのゴールスプリントというプランで、スプリントエースを複数揃えていたながら、狙った形にならず勝利も逃したことは後ろで準備してくれていたエースたちに申し訳なかったなという気持ちです。ただ、最後の勝負に臨んでくれた増田選手もよくやってくれたと思いますし、残る選手たちもしっかりと形を作ってくれたと思います。残りの2日と宇都宮ラウンドに向けては手応えを感じることができたので、ポジティブにとらえてレースを進めていきたいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
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[第54回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会Day-1 - JPT第1戦 - 120.0km - ]
1位 山本元喜 (キナンサイクリングチーム) 2h59m01s 40.21km/h
2位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st
3位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +01s
4位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +39s
5位 小森亮平 (マトリックスパワータグ) +39s
6位 草場啓吾 (愛三工業レーシングチーム) +39s
7位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +39s
8位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) +39s
9位 佐藤大志 (那須ブラーゼン) +42s
10位 岡本隼 (愛三工業レーシングチーム) +2m28s
18位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +2m31s
34位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +2m46s
38位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +3m33s
39位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +4m00s
40位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +4m00s
DNF 小坂光 (宇都宮ブリッツェン)
出走=110名/完走=56名
 
◆2020Jプロツアー 個人ランキング
1位 山本元喜 (キナンサイクリングチーム) 600P
2位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 450P
3位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) 390P
4位 小森亮平 (マトリックスパワータグ) 360P
5位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 330P
6位 草場啓吾 (愛三工業レーシングチーム) 330P
 
◆2020Jプロツアー チームランキング
1位 キナンサイクリングチーム 930P
2位 宇都宮ブリッツェン 900P
3位 弱虫ペダルサイクリングチーム 810P
4位 マトリックスパワータグ 690P
5位 愛三工業レーシングチーム 600P
6位 那須ブラーゼン 300P
 
プロリーダージャージ 山本元喜 (キナンサイクリングチーム)
ネクストリーダージャージ 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム)
 
 
 
 
 
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[レース前日のミーティングもマスクを着用し、最新の注意を払って行われる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[清水監督からは今レースの目標のほか、短い今シーズンの目標などの話もあった]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[小雨が降る中、会場の群馬サイクルスポーツセンターに選手たちが到着]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート時間に合わせてローラーでアップをする選手たち]
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[他チームの選手と談笑するなど、気負わずスタートの瞬間を待つ鈴木譲選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[今シーズン初レースとなる小坂選手も落ち着いた表情で開幕の瞬間を待つ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田選手も笑顔でスタートラインに整列する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[開幕戦ということを考慮し、この日はローリングスタートに]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤のアタック合戦に積極的に参加する小野寺選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[アタックのチェックをする小坂選手が集団前方で心臓破りの坂をクリアする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[いきなりパンクに見舞われた大久保選手が同じくトラブルの畑中選手と集団復帰を目指す]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[声援のない心臓破りの坂を選手たちが上っていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田選手と小野寺選手が乗る逃げ集団が形成される]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団は逃げ集団を容認してペースダウン。タイム差が開いていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団の選手たちはまとまって集団前方を陣取る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スプリントでエースを担う鈴木龍選手は、仲間を信じてメイン集団内で待機]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[西村選手も逃げ吸収後のひと働きのためにメイン集団内で待機する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げ集団の逃げ切りが濃厚になり、増田選手と小野寺選手に勝利が託された]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団内の選手も隊列を組んで集団前方をキープする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[単独で飛び出した増田選手だったが2選手に追い付かれ、勝負はゴールスプリントに]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[惜しくも2位となった増田選手が笑顔なくフィニッシュする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[追走集団の頭をとった小野寺選手は4位でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ローラーでダウンを行いながら今日のレースを振り返る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[惜しくも勝利は挙げられなかったが、最低限の表彰台は獲得]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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