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2020/02/13

PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 第7ステージ

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[上:フィニッシュ直後、マッサーが用意する冷たいドリンクを補給してクールダウンする選手たち]
[下:大集団ゴールスプリント勝負を制したSALEHが今大会2勝目を挙げた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
2月7日(金)〜14日(金)の8日間にわたり、UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」が開催されています。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
西村大輝
小野寺玲
中村魁斗
 
2月13日(木)に、第7ステージが開催されました。
 
 
 
 
 
UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」の第7ステージが、バガンからアロースターへの130.4kmで開催され、大集団ゴールスプリント勝負を制したトレンガヌINC.TSGサイクリングチームのSALEHが今大会2勝目となるステージ優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは鈴木龍選手でのゴールスプリント勝負でステージ優勝を狙いましたが、小野寺選手に続き西村選手も体調不良によりDNS。4名と枚数的にも足りない中でのスプリント勝負では分が悪く、人数に優るチーム勢の勢いを上回ることはできず。鈴木龍選手の28位が最上位でレースを終えました。
 
 
 
 
残すところ2ステージとなった、今年のツール・ド・ランカウイ。
 
第7ステージは、前日にフィニッシュしたペナン島からほど近いバガンをスタートし、アロースターへとフィニッシュする130.4km。翌日にランカウイ島で最終ステージが開催されるため、その移動も含めた諸々のスケジュールを考慮して、ここ数ステージよりも早い9時のスタート、そして、距離も幾分短く設定されたステージとなりました。
 
半島マレーシアの西側を北上していくように設定されたコースは、細かいアップダウンはあるものの基本的にほぼフラット。3つの中間スプリントポイントが設定されるも、カテゴリー山岳はなしというスプリントステージになります。
 
このステージに向け、宇都宮ブリッツェンは鈴木龍選手のゴールスプリント勝負でステージ優勝を狙うことに再びトライすることに。新加入選手も加えたスプリントに向けた隊列や連係などを試す最初の機会になります。
 
しかし、第4ステージの夜から発熱し、それを堪えながら2ステージを走り抜いて来た西村選手がついに限界を迎えてしまい、ついにDNSの判断をすることに。残る4名でレースに臨まなければいけない状況になります。
 
 
バガンをスタートしたレースは、正式スタートが切られた直後から激しいアタック合戦に。しかし、今日は集団スプリントに…と考えるチームが多かったからか、程なくすると5名の逃げが形成される展開になります。
 
伊藤(愛三工業)
VAN DAM(ブリッジレーン)
KOOKHYUN(KSPO)
MCGWOUGH(ワイルドライフ)
HAIKAL(マレーシアナショナル)
メイン集団
 
その後、レースは5名の逃げ集団とメイン集団という展開のまま進んでいき、タイム差は最大で4分40秒程度にまで開きます。
 
しかし、レースも残り50kmを切る頃になると、メイン集団もゴールスプリントに持ち込みたいチーム勢がペースアップを開始。吸収するタイミングを計りながら逃げ集団とのタイム差を縮めていく展開になります。
 
レースも20kmを切る頃になると、逃げ集団も崩壊。先頭は伊藤選手(愛三工業)とMACGEOUGH選手(ワイルドライフ)の2名を残すのみになり、その2名も残り4kmというところでメイン集団に吸収されて集団はひとつに。予想通り、大集団でのゴールスプリントになることが濃厚になります。
 
その後、BEVILACQUA選手(ヴィーニ・ザブ)が単独で飛び出す場面はあったものの、集団の勢いは変わらず。勝負は大集団のゴールスプリントへと持ち込まれます。
 
各チームのエーススプリンターによるスプリント勝負を制したのは、第5ステージでも勝利を上げているSALEH選手(トレンガヌ)でした。この勝利でSALEH選手(トレンガヌ)は個人総合ポイント賞争いで3位に浮上。逆転の可能性を持って翌日の最終ステージを迎えることになりました。
 
宇都宮ブリッツェンは、残り5kmを切る辺りから4名がまとまり始め、まずは中村選手がけん引を開始しますが連携が上手く噛み合わず。その後、増田選手が残り3km付近から再びけん引を始めて集団前方にまでポジションを上げますが、人数に優るチーム勢に被せられてしまう上に連係もハマらず埋もれてしまうことに。そんな中でスプリントを開始した鈴木龍選手にもチャンスはなく、28位でフィニッシュ。
 
枚数が足りなかったことも災いして連携が噛み合わなかった面はありながらも、今シーズン初戦でこの後に修正できる課題を見つけられたレースになりました。
 
 
清水監督コメント
「今日のステージは距離も短くてコースも平坦ということで、チームとしてもスプリント1本に絞ってレースを進めることにしました。西村選手が体調不良によってDNSになってしまい、4名での出走ということでできることは限られている中でトライしてみましたが、上手くいかなかったというのが正直なところです。ただ、その中でも上手くいった点や修正できる点もありましたので、引き続き4名と人数的には厳しい状況ではありますが、明日の最終ステージでも違った形も含めて最後までトライして結果を残したいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
◆[リザルト
[PETORONAS Le Tour de Langkawi 2020 - UCI-2.Pro - 7th Stage - 130.4km - ]
1位 SALEH Mohd Harrif (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 2h53m17s
2位 PELUCCHI Matteo (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) st
3位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) st
4位 MINALI Riccardo (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) st
5位 PACIONI Luca (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) st
6位 LONARDI Giovanni (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) st
7位 ABDUL HALIL Mohamad Izzat Hilimi (マレーシアナショナルチーム) st
8位 WARD Tristan (チーム・ブリッジレーン) st
9位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) st
10位 ORKEN Ahmet (チーム・サプラサイクリング) st
28位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st
66位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st
78位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st
113位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +1m25s
DNS 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン)
出走=116名/完走=116名
 
◆個人総合時間 第7ステージ終了時
1位 CELANO Danilo (チーム・サプラサイクリング) 24h10m50s
2位 FEDOROV Yevgeniy (ヴィノ・アスタナ・モータース) +26s
3位 OVECHIKIN Artem (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +35s
4位 FICARA Pierpaolo (チーム・サプラサイクリング) +1m07s
5位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) +1m09s
6位 中根英登 (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) +1m34s
7位 RAILEANU Cristian (チーム・サプラサイクリング) +1m36s
8位 FORTUNATO Lorenzo (ヴィーニ・ザブ・KTM) +1m56s
9位 QUINTERO NORENA Carlos Julian (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +1m59s
10位 BONGIORNO Francesco Manuel (ヴィーニ・ザブ・KTM) +2m12s
24位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +8m17s
33位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +11m28s
83位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +39m52s
92位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +44m50s
 
◆個人総合ポイント賞 第7ステージ終了時
1位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリング) 47P
2位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) 45P
3位 SALEH Mohd Harrif (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 42P
4位 PELUCCHI Matteo (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) 32P
5位 ORKEN Ahmet (チーム・サプラサイクリング) 26P
6位 MINALI Riccardo (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) 26P
 
◆個人総合山岳賞 第7ステージ終了時
1位 MOHD ZARIFF Muhamad Nur Aiman (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 29P
2位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) 20P
3位 RIVERA SERRANO Kevin (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) 15P
4位 FIELD Rylee (チーム・ブリッジレーン) 14P
5位 FICARA Pierpaolo (チーム・サプラサイクリング) 14P
6位 CELANO Danilo (チーム・サプラサイクリング) 12P
 
◆チーム総合時間 第7ステージ終了時
1位 チーム・サプラサイクリング 72h35m21s
2位 トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム +4m48s
3位 タイランドコンチネンタルサイクリングチーム +9m24s
4位 ヴィノ・アスタナ・モータース +10m16s
5位 チーム・ホンコンチャイナ +15m51s
6位 NTTプロサイクリングチーム +17m24s
13位 宇都宮ブリッツェン +40m00s
※出場チーム=21チーム
 
 
 
 
 
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[スタート地点に到着したチームは、降り続く雨を避けるため屋根のある場所で準備を進める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ウェットコンディションを考慮し、針谷メカと曽我部メカがタイヤ空気圧の最終確認をする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[西村選手がDNSとなりまた1人欠けたが、笑顔を心がける選手たち]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スプリントエースを任される鈴木龍選手も体調不良を抱えながら踏ん張る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[常にチームの勝利につながる走りを見せる鈴木譲選手。今日はどんな舵取りを見せるか]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[プロシリーズのレースで貴重な経験を積み続ける中村選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[初日の落車で負った負傷の影響が色濃く残る増田選手は個人総合キープがマスト]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[雨ということで、この日はステージ上ではなくテント内で出走サインが行われた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[フィニッシュ地点のアロースターの街はゴールのかなり前から盛り上がりを見せる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[選手たちに先行してキャラバン隊が到着すると、その盛り上がりはさらに大きく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[目の前を駆け抜けるハイスピードの選手たちに多くの観戦客が熱狂した]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[最後に鈴木龍選手の引き上げ役となった鈴木譲選手はタイム差なしの66位でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[同じ集団内の78位でゴールした増田選手は個人総合順位をキープした]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[この日も仕事をして遅れた中村選手が、同じく仕事をして遅れたNTTの入部選手とゴール]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チーム事情的になかなか望む形でスプリントができないもどかしさもあるだろう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl7_16
[経験豊富な増田選手からすぐに走りのフィードバックがもらえる環境は中村選手に間違いなくプラスだ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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