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2020/02/06

THE RESORT WORLD GENTING CRITERIUM INTERNATIONAL

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[上:アジア人2番手となる12位で鈴木龍選手がフィニッシュ]
[下:連係面を確認し合いながら、一丸となって翌日からの本番に挑む]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
2月7日(金)〜14日(金)の8日間にわたり、UCIプロシリーズのステージレース「ツール・ド・ランカウイ(UCI-2.Pro)」が開催されます。
 
 
 
 
 
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2月6日(木)に、プレレースとなる「THE RESORT WORLD GENTING CRITERIUM INTERNATIONAL」が開催されました。
このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
西村大輝
小野寺玲
中村魁斗
 
 
 
 
 
アジアでも指折りのステージレースとして知られる「ツール・ド・ランカウイ(UCI-2.Pro)」の25周年を記念したクリテリウムレース「ザ・リゾート・ワールド・ゲンティン・クリテリウム・インターナショナル」がマレーシアのボルネオ島コタキナバルの市街地を封鎖した公道特設サーキットコースで初開催され、大集団でのゴールスプリント勝負を制したNTTプロサイクリングのマックス・ヴァルシャイトが優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは本番となるステージレースで増田成幸選手の個人総合上位を目標に置いているため、この日のクリテリウムはセーフティにレースを終えることを優先。それでも、新チームでの初戦ということを考慮して連係面などを確認しながら、ステージレースではアシストとしての働きが求められる鈴木龍選手、小野寺選手、中村選手らが積極的にレースに絡んでいき、鈴木龍選手がアジア人選手では2番手となる12位でフィニッシュしてレースを終えました。
 
 
 
宇都宮ブリッツェンにとって大きなチャレンジの年となる2020年。その初戦がついにやって来ました。
 
チームにとっては例年よりも1カ月ほど早い初戦となったのは、アジアでも指折りのステージレースとして知られる「ツール・ド・ランカウイ」。昨年まではジャパンカップと同じUCI-HCとして開催されていましたが、UCIのレギュレーション変更によって今年からUCIプロシリーズのレースになりました。
 
そんなツール・ド・ランカウイも、今年で25周年。それを記念して開幕前日にコタキナバルでクリテリウムレース「ザ・リゾート・ワールド・ゲンティン・クリテリウム・インターナショナル」が、さらに閉幕翌日にはUCI1クラスのワンデーレースが開催されることになりました。
 
 
 
2016年のツール・ド・台湾に出場して以来の海外レースとなる宇都宮ブリッツェンは、悲願の五輪出場を狙う増田選手のUCIポイント獲得が最大の目標。前年に日本代表でランカウイに出場した際の個人総合5位以上の成績を狙うことになります。
 
そのため、総合順位に関係しないプレレースのクリテリウムは誰も落車やトラブルに巻き込まれることなく、セーフティに終えることが大前提。ただ、新チームとしての初戦でもあるので、その中で選手間の連係面などを意識すること、また、本番ではアシストとして働くことになる鈴木龍・小野寺の両選手が自身の成績を求めて走れる貴重な機会を活かすことを確認してレースに臨みました。
 
 
ムルデカ広場前をスタートしたレースは、1周回目から5名ほどの選手が逃げる展開に。後続のメイン集団からはさらに数名の選手がブリッジをかけ、逃げ集団は15名ほどになります。
 
逃げを追う展開になったメイン集団では、地元マレーシアのチームでありディフェンディングチャンピオンチームでもあるサプラ・サイクリングが積極的に先頭を引く展開になります。この動きに、宇都宮ブリッツェンも小野寺選手と中村選手が同調してローテーションに入りますが、多くの有力チームが逃げに選手を送り込んでいることもあ利、それ以上の協力は得られない状況になります。
 
この状況を受け、宇都宮ブリッツェンとしては有力チーム勢が動き出すまで集団内で落ち着いた走りをすることを選択。逃げを吸収した後、鈴木龍選手のゴールスプリントで勝負することを意識するようになります。
 
最大で1分以上の差が開いた逃げ集団とメイン集団でしたが、レースも終盤になるとUCIプロチーム勢がいよいよ逃げ集団の吸収に乗り出し、メイン集団もペースアップ。着実にタイム差を詰めながら、レースは最終周回に入ります。
 
最終周回に入ると、ついにメイン集団が逃げ集団を吸収して、レースは振り出しに。その後は宇都宮ブリッツェンも選手同士でコミュニケーションをとりながら鈴木龍選手と小野寺選手も集団前方に引き上げ、鈴木龍選手がゴールスプリント勝負に挑み、12位でフィニッシュ。トップ10には届かなかったもののアジア人で2番手に入り、上々の滑り出しで翌日からの本番を迎えることになりました。
 
 
清水監督コメント
「今日のレースは明日から始まるツール・ド・ランカウイに向けて、できる範囲の動きをしてレース強度で刺激を入れ、しっかりとコンディションを上げていくことを意識してレースに臨みました。最後は鈴木龍選手のゴールスプリントに向けてみんなで動いていきましたが、120名弱と人数も多く簡単ではない中で12位という結果でした。今日が今シーズンの初戦でもありましたし、引き続きチームの動きを確認し合って高めていき、このツール・ド・ランカウイでしっかりと成績が残せるようにチームをまとめていきたいと思っています。まずはこの暑い気候の中で選手たちもしっかりと走ってくれたので、万全のコンディションで明日からのレースに臨みたいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
◆[リザルト
[THE RESORT WORLD GENTING CRITERIUM INTERNATIONAL - UCI-CRT - 80.0km - ]
1位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリング) 1h42m01s
2位 SALEH Mohd Harrif (トレンガヌINC.TSGサイクリング) st
3位 QUICK Blake (セントジョージ・コンチネンタル・サイクリングチーム) st
4位 PELUCCHI Matteo (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) st
5位 LECROQ Jeremy (B&Bホテルズ・ヴィタルコンセプト) st
6位 RAJOVIC Dusan (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) st
7位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) st
8位 MINALI Riccardo (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) st
9位 PACIONI Luca (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) st
10位 LONARDI Giovanni (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) st
12位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st
23位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) st
53位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st
62位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +16s
104位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +1m34s
105位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +1m34s
出走=116名/完走=114名
 
 
 
 
 
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[5日(水)の夜に行われたチームプレゼンテーションに選手と監督が登壇]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レース当日の朝、メカ陣が準備したバイクがホテル入り口に用意される]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[用意を済ませた選手たちがホテルから降りてきて会場に向かう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[会場に到着した選手たちがスタートまで束の間のリラックスタイムを過ごす]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[会場周辺は旧正月を祝う飾り付けで華やかな雰囲気]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田選手が初海外レースとなる中村選手の質問に回答とアドバイスを送る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げを見送ったメイン集団の前方を小野寺選手がキープする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[最後のゴールスプリントを見据える鈴木龍選手は集団中ほどをキープ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[今シーズンもチームの舵取り役が期待される鈴木譲選手も落ち着いてレースを進める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[個人総合でのアシストはもちろん、自身のリザルトも求めたい新加入の西村選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[小野寺選手とともにコントロールに加わった中村選手が堂々と集団先頭をひく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[個人総合上位を狙う増田選手はリスクを避けて集団後方で待ち姿勢]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[小野寺選手と中村選手が集団内でポジションをキープする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[終盤になりペースが上がったメイン集団がタテに伸びる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[大集団ゴールスプリントに鈴木龍選手が挑み、アジア人2番手の12位でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チームカーに戻った増田選手と鈴木龍選手が最後の連携について話し合う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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