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2020年2月

2020/02/15

MMC MALAYSIAN INTERNATIONAL CYCLE CLASSIC

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[上:有力選手ぞろいの先頭集団に入った鈴木龍選手が7位に入った]
[下:最終局面の混沌を巧みに抜け出したル・ボンが優勝を飾った]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
2月15日(土)に、UCI-1.1のワンデーレース「マレーシア・インターナショナル・サイクル・クラシック」が開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
西村大輝
小野寺玲
中村魁斗
 
 
 
 
 
UCI-1.1のワンデーレース「マレーシア・インターナショナル・サイクル・クラシック」がマレーシアのランカウイ島で開催され、レース序盤にできた32名の逃げ集団がリードを奪って勝ち逃げに。最後は19名にまで絞られた集団から抜け出したB&Bホテルズ-ヴィタルコンセプトのヨハン・ル・ボンが優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、結果的に勝ち逃げとなった集団に最終便で増田選手と鈴木龍選手が入ってレースを展開。最終局面で2選手の先行を許してしまったものの、鈴木龍選手がアジア人3番手となる7位でフィニッシュしてシングルリザルトを獲得。12位でフィニッシュした増田選手も五輪代表選考に必要なUCIポイントを10ポイント獲得してレースを終えました。
 
 
 
 
 
8日間にわたってマレーシアを駆け抜けたツール・ド・ランカウイの熱狂も覚めやらぬ中での開催となる、マレーシア・インターナショナル・サイクル・クラシック。
 
このレースは、今年ツール・ド・ランカウイが25周年を迎えることを記念して初開催となるレースで、マレーシアの魅力を発信すると同時に、世界的に見ても人気とレベルが高いワンデーレースのひとつにすることを目指しているレースで、UCI1クラスとしての開催になります。
 
コースは、前日のツール・ド・ランカウイ第8ステージで使用されたコースを逆回りにした設定で、さらに南岸の海岸線を30kmほど追加。最後は前日同様に約9kmの小周回を6周回するトータル159kmになります。
 
宇都宮ブリッツェンは、ランカウイ期間に体調不良に陥った西村選手と、落車のダメージが抜け切らない小野寺選手の2選手が大事をとってDNS。4名での出走となりますが、このレースでも増田選手のUCIポイント獲得が最大の目標。前日までの結果からは完全にリセットされたワンデーレースということで序盤からレースが激しく動くことを考慮し、有力選手が乗っていく逃げには必ず誰かが増田選手を引き連れて乗っていくことを前提にレースを進めることを確認して臨みました。
 
 
レースはスタートから、激しいアタック合戦が繰り広げられる展開。10名以上の選手が飛び出してはその都度セレクションがかかって集団が吸収するという展開が続きます。
 
それでも、その中から20名ほどの選手が飛び出して先行。さらに5名ほどの選手がブリッジをかけて、25名ほどの大集団が先行する展開に。宇都宮ブリッツェンはその中に誰も入れない危機的状況になります。
 
ここで、増田選手(宇都宮ブリッツェン)の指示を受けた中村選手(宇都宮ブリッツェン)が後方集団の動きを止めないように先頭に立ってペースアップを継続。その動きの中から何とか増田選手(宇都宮ブリッツェン)と鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)の2選手がその他数名の選手と先頭集団に滑り込むことに成功します。
 
増田選手(宇都宮ブリッツェン)と鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)が最終便で滑り込んだ先頭集団は、有力チームの有力選手が軒並み入った強力な集団。そのため、後方集団とのタイム差はあっという間に開き、レース序盤にして勝負はこの先頭集団に絞られる展開になります。
 
その後、レースは29名となった先頭集団が協調体制をとってレースを進めていく展開が続き、後方でいくつかに割れた集団は後ろから順にレースを下ろされていく状況に。残り60kmほどから始まる小周回に入る頃には、レースは先頭集団の29名のみという展開になります。
 
小周回に入ったレースは、山岳賞やスプリント賞を取りにいく動きはあるものの、大筋ではひとつの集団のままで進んでいく展開が続きますが、残り3周回に入るとモルドバチャンピオンのRAILEANU選手(サプラ)が集団から単独で抜け出して先行する展開になりますが、その動きも最終周回に入ると吸収されてひとつの集団に戻ります。
 
ひとつに戻った集団内では、この集団でのスプリントに向けた読み合い、探り合いが激化。ほとんどのチームがランカウイでステージ2勝をスプリントで挙げているヴァルシャイド選手(NTTプロサイクリング)を擁するNTTプロサイクリング勢の動きを警戒しながらスプリントに備えるようになります。
 
しかし、いざスプリントが始まろうかというところで、ヴァルシャイド選手(NTTプロサイクリング)が落車。それによって割れた集団から2選手が先行し、そのままそのリードを譲らずにル・ボン選手(B&Bホテルズ)が先着して優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、先頭集団に残った増田選手と鈴木龍選手が最終局面で連係して増田選手のUCIポイント奪取を狙ってスプリント体制に入りましたが、落車によって2選手の先行を許してしまうことに。
 
体制を立て直して3位争いのスプリントに挑むことになりましたが、連係は噛み合わず鈴木龍選手がアジア人3番手となる7位でフィニッシュ。増田選手は12位でフィニッシュしてレースを終えることになりました。
 
 
清水監督コメント
「今日は、レース前からある程度予想していた大人数がゴソッといくという流れに一瞬乗り遅れかけたのですが、チームでしっかりと修正して増田選手と鈴木龍選手を送り込んで、最後までいいレースをしてくれたと思います。最後の部分はもう少し積極的にいっても良かったのかなという思いはありますが、増田選手も鈴木龍選手も昨日までのツール・ド・ランカウイの中でコンディションを落としている厳しい状況の中でよく戦ってくれたと思います。最低限のUCIポイントは取れたと思いますが、この後もアジアツアーのレースは続きますので、このレースをしっかりと経験値に変えて次のレースに挑みたいと思います。10日間、応援ありがとうございました!」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
◆リザルト
[MALAYSIAN INTERNATIONAL CYCLE CLASSIC - UCI-1.1 - 159.0km - ]
1位 LE BON Johan (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) 3h37m03s
2位 EWART Jesse (チーム・サプラサイクリング) st
3位 DE ROSSI Lucas (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) +05s
4位 NIKITIN Matvey (ヴィノ・アスタナ・モータース) +05s
5位 RAILEANU Christian (チーム・サプラサイクリング) +05s
6位 伊藤雅和 (愛三工業レーシングチーム) +05s
7位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +05s
8位 MOREY Drew (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +05s
9位 GAUTIER Cyril (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) +05s
10位 HOEHN Alex (ワイルドライフジェネレーション・プロサイクリング) +05s
12位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +05s
DNF 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン)
出走=116名/完走=28名
 
 
 
 
 
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[レース当日の朝、出場選手でレースに向けてのミーティングが行われた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チームカーのステッカーも一晩の間に貼り替えられていた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート地点に、また新しいドラマの幕開けを予感させる雰囲気が流れる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[先頭集団に滑り込んだ鈴木龍選手が港沿いのルートを進む]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[同様に勝ち逃げとなる先頭集団に入った増田選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田選手と鈴木龍選手を先頭に送り込んだ鈴木譲選手と中村選手は途中でレースを去ることに]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[有力選手がそろった先頭集団で鈴木龍選手と増田選手がレースを展開し続ける]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Micc_08
[29名の先頭集団がランカウイ島の開けた区間を進む]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ここにきて体調が回復傾向の鈴木龍選手に鋭い眼光が戻ってきた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[暑さに対処してジャージをまくり上げた増田選手が登坂区間を集団内でこなす]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[山岳賞争いに加わるなど、キレのある走りが戻ってきた鈴木龍選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[普段なら何ともない上りでも、落車の負傷が残る増田選手にとっては厳しいものに]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[集団スプリントのムードが高まる中、鈴木龍選手がポジションをキープする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[少しでも多くのUCIポイントを獲得するために増田選手がスプリントに挑む体制を整える]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[2名の連係が噛み合わず、鈴木龍選手が先行する形で7位でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Micc_16
[増田選手は12位でフィニッシュし、UCIポイントを10ポイント獲得した]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チームカーに戻った増田選手が今日のレースを清水監督と振り返る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Micc_18
[描いていたものとは異なる結果になった10日間を振り返り、増田選手は何を思う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[アジアンライダー3位で鈴木龍選手が表彰台に立つ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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2020/02/14

PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 第8ステージ

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[上:有言実行で有力選手を含む逃げ集団に入ってレースを展開する中村選手]
[下:大集団スプリントを制したヴァルシャイドが今大会2勝目となるステージ優勝を飾った]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COPANY
 
 
 
 
 
2月7日(金)〜14日(金)の8日間にわたり、UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」が開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
西村大輝
小野寺玲
中村魁斗
 
2月14日(金)に、最終ステージとなる第8ステージが行われました。
 
 
 
 
 
UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」の最終ステージとなる第8ステージがランカウイ島の大周回と小周回を組み合わせた108.5kmで開催され、最後は大集団でのゴールスプリント勝負を制したNTTプロサイクリングチームのマックス・ヴァルシャイトが今大会2勝目となるステージ優勝を飾りました。
 
この結果、25周年記念大会となった今年のツール・ド・ランカウイは、個人総合時間がダニロ・セラーノ(チーム・サプラサイクリング)、個人総合ポイント賞がマックス・ヴァルシャイド(NTTプロサイクリングチーム)、個人総合山岳賞がムハマド・ザリフ(トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム)、ベストアジアンライダー賞がイェフゲニー・フェドロフ(ヴィノ・アスタナ・モータース)、チーム総合時間をチーム・サプラサイクリングがそれぞれ制して全日程を終了しました。
 
 
宇都宮ブリッツェンは、最終日となった第8ステージを鈴木龍選手でのゴールスプリント勝負でステージ優勝を狙うことをメインに、有力選手を含む逃げ集団には初海外レースで着実な走りを見せる中村選手が同調して乗ることにトライすることを目指してレースに臨みました。
 
中村選手はそのプラン通り、序盤から続いたアタック合戦が落ち着き、集団が緩んだ隙にできた有力選手を含む逃げ集団にしっかりと入ってレースを展開。小周回に入ってしばらくしたところで遅れてはしまいましたが、与えられた役割をしっかりと果たす器用さとタフさを披露。最後の大集団ゴールスプリントでは鈴木龍選手が17位でフィニッシュし、8日間にわたって繰り広げられたレースの全日程を終了しました。
 
宇都宮ブリッツェンの最終成績は、増田成幸選手の個人総合23位が最上位。個人総合表彰台を獲得するという目標は果たせませんでしたが、この先につながる収穫はしっかりと得たレースになりました。
 
 
清水監督コメント
「今日の最終ステージは4名でできることをやって全力を尽くそうということで、まずは逃げのトライをしたいと言ったチーム最年少の中村選手が有言実行の逃げを見せてくれました。最後はやはりまだ実力不足という部分がありましたが、しっかり逃げに乗るという動き、そして誰もが疲労困憊な最終日に逃げるチャレンジしてくれたことは良かったと感じています。最終局面は鈴木龍選手のスプリントで勝利を狙いましたが、混戦の中でなかなか勝機を見出すことができず残念な結果になってしまいました。結果には結びつけることはできませんでしたが、今大会の中でも少しずつ修正・改善しながらやってきて、今後の種になることはあったのではないかと思います。今回のツール・ド・ランカウイは増田選手の個人総合上位を目標に出場しましたが、初日からアジアツアーの洗礼と言ってしまえば簡単なのですが、選手だけでなくチーム全体の動きも含めて正直、慣れていない部分もあったのかなと感じています。そういったこともあってトラブルも多く、チームでポッと来て1回で目標を達成できるほど甘いものではないなということをあらためて思い知らされました。同時に、選手の実力で考えると、さまざまな要素を整えて噛み合えばいい位置にいけるという手応えも感じています。明日のワンデーレースもありますし、その先にはツール・ド・台湾も控えていますので、今回のレースをただ『ダメでした』で終わらせるのではなく、今回経験したことを次の結果にしっかりとつなげられるようにチームで情報共有してやっていきたいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
◆[リザルト
[PETRONAS le Tour de Langkawi 2020 - UCI-2.Pro - 8th Stage - 108.5km - ]
1位 WAKSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリングチーム) 2h29m08s
2位 PACIONI Luka (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) st
3位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) st
4位 EDY SUHAIDEE Muhammad Daniel Haikkal (マレーシアナショナルチーム) st
5位 BRUSSENSKIY Gleb (ヴィノ・アスタナ・モータース) st
6位 ROSS Kent (ワイルドライフジェネレーション・プロサイクリング) st
7位 VAN AERT Bernard Benyamin (PGNロードサイクリングチーム) st
8位 LONARDI Giovanni (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) st
9位 草場啓吾 (愛三工業レーシングチーム) st
10位 FICARA Pierpaolo (チーム・サプラサイクリング) st
17位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st
55位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st
56位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st
89位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +5m34s
出走=115名/完走=107名
 
◆個人総合時間 第8ステージ終了時
1位 CELANO Danilo (チーム・サプラサイクリング) 26h39m58s
2位 FEDOROV Yevgeniy (ヴィノ・アスタナ・モータース) +26s
3位 OVECHIKIN Artem (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +35s
4位 FICARA Pierpaolo (チーム・サプラサイクリング) +1m07s
5位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) +1m09s
6位 中根英登 (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) +1m34s
7位 RAILEANU Cristian (チーム・サプラサイクリング) +1m36s
8位 FORTUNATO Lorenzo (ヴィーニ・ザブ・KTM) +1m56s
9位 QUINTERO NORENA Carlos Julian (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +1m59s
10位 BONGIORNO Francesco Manuel (ヴィーニ・ザブ・KTM) +2m12s
23位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +8m17s
32位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +11m28s
79位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +44m50s
82位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +45m24s
 
◆個人総合ポイント賞 第8ステージ終了時
1位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリング) 65P
2位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) 55P
3位 SALEH Mohd Harrif (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 44P
4位 PELUCCHI Matteo (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) 32P
5位 PACIONI Luca (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) 30P
6位 ORKEN Ahmet (チーム・サプラサイクリング) 26P
 
◆個人総合山岳賞 第8ステージ終了時
1位 MOHD ZARIFF Muhamad Nur Aiman (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 34P
2位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) 23P
3位 BATTISTELLA Samuele (NTTプロサイクリングチーム) 18P
4位 RIVERA SERRANO Kevin (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) 15P
5位 FIELD Rylee (チーム・ブリッジレーン) 14P
6位 FICARA Pierpaolo (チーム・サプラサイクリング) 14P
 
◆チーム総合時間 第8ステージ終了時
1位 チーム・サプラサイクリング 80h02m45s
2位 トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム +4m48s
3位 タイランドコンチネンタルサイクリングチーム +9m24s
4位 ヴィノ・アスタナ・モータース +10m16s
5位 チーム・ホンコンチャイナ +15m51s
6位 NTTプロサイクリングチーム +17m24s
12位 宇都宮ブリッツェン +40m00s
※出場チーム=21チーム
 
 
 
 
 
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[朝からバスとフェリー移動を経て、選手たちがランカウイ島に到着する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[4名になってしまったが、最終ステージも今できることをやり尽くすのみ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げを狙う中村選手がニュートラル区間でスルスルと前方に上がってくる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[有力選手を含む逃げ集団に入った中村選手が小周回の上り区間を進む]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[誰もが疲労が蓄積する最終日に逃げに乗るタフさを見せる中村選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げ吸収のためペースを上げるメイン集団が小周回の上りに差しかかる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[個人総合キープを意識しながらも鈴木龍選手のためにポジションを確保する増田選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レース終盤、スプリントに向けて集団内の位置を上げる鈴木譲選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げ吸収後、メイン集団からも遅れてしまった中村選手がフィニッシュを目指す]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[大集団ゴールスプリントに鈴木龍選手が挑み17位でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[宣言どおりの逃げを見せた中村選手がゴール後にサムアップ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl8_12
[期待通りに逃げに乗った中村選手を清水監督も労う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl8_13
[体調不良もあり納得のいくレースができなかった鈴木龍選手は次のチャンスを狙う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl8_14
[第1ステージの落車で負った負傷の、早期の回復が期待される増田選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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2020/02/13

PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 第7ステージ

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[上:フィニッシュ直後、マッサーが用意する冷たいドリンクを補給してクールダウンする選手たち]
[下:大集団ゴールスプリント勝負を制したSALEHが今大会2勝目を挙げた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
2月7日(金)〜14日(金)の8日間にわたり、UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」が開催されています。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
西村大輝
小野寺玲
中村魁斗
 
2月13日(木)に、第7ステージが開催されました。
 
 
 
 
 
UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」の第7ステージが、バガンからアロースターへの130.4kmで開催され、大集団ゴールスプリント勝負を制したトレンガヌINC.TSGサイクリングチームのSALEHが今大会2勝目となるステージ優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは鈴木龍選手でのゴールスプリント勝負でステージ優勝を狙いましたが、小野寺選手に続き西村選手も体調不良によりDNS。4名と枚数的にも足りない中でのスプリント勝負では分が悪く、人数に優るチーム勢の勢いを上回ることはできず。鈴木龍選手の28位が最上位でレースを終えました。
 
 
 
 
残すところ2ステージとなった、今年のツール・ド・ランカウイ。
 
第7ステージは、前日にフィニッシュしたペナン島からほど近いバガンをスタートし、アロースターへとフィニッシュする130.4km。翌日にランカウイ島で最終ステージが開催されるため、その移動も含めた諸々のスケジュールを考慮して、ここ数ステージよりも早い9時のスタート、そして、距離も幾分短く設定されたステージとなりました。
 
半島マレーシアの西側を北上していくように設定されたコースは、細かいアップダウンはあるものの基本的にほぼフラット。3つの中間スプリントポイントが設定されるも、カテゴリー山岳はなしというスプリントステージになります。
 
このステージに向け、宇都宮ブリッツェンは鈴木龍選手のゴールスプリント勝負でステージ優勝を狙うことに再びトライすることに。新加入選手も加えたスプリントに向けた隊列や連係などを試す最初の機会になります。
 
しかし、第4ステージの夜から発熱し、それを堪えながら2ステージを走り抜いて来た西村選手がついに限界を迎えてしまい、ついにDNSの判断をすることに。残る4名でレースに臨まなければいけない状況になります。
 
 
バガンをスタートしたレースは、正式スタートが切られた直後から激しいアタック合戦に。しかし、今日は集団スプリントに…と考えるチームが多かったからか、程なくすると5名の逃げが形成される展開になります。
 
伊藤(愛三工業)
VAN DAM(ブリッジレーン)
KOOKHYUN(KSPO)
MCGWOUGH(ワイルドライフ)
HAIKAL(マレーシアナショナル)
メイン集団
 
その後、レースは5名の逃げ集団とメイン集団という展開のまま進んでいき、タイム差は最大で4分40秒程度にまで開きます。
 
しかし、レースも残り50kmを切る頃になると、メイン集団もゴールスプリントに持ち込みたいチーム勢がペースアップを開始。吸収するタイミングを計りながら逃げ集団とのタイム差を縮めていく展開になります。
 
レースも20kmを切る頃になると、逃げ集団も崩壊。先頭は伊藤選手(愛三工業)とMACGEOUGH選手(ワイルドライフ)の2名を残すのみになり、その2名も残り4kmというところでメイン集団に吸収されて集団はひとつに。予想通り、大集団でのゴールスプリントになることが濃厚になります。
 
その後、BEVILACQUA選手(ヴィーニ・ザブ)が単独で飛び出す場面はあったものの、集団の勢いは変わらず。勝負は大集団のゴールスプリントへと持ち込まれます。
 
各チームのエーススプリンターによるスプリント勝負を制したのは、第5ステージでも勝利を上げているSALEH選手(トレンガヌ)でした。この勝利でSALEH選手(トレンガヌ)は個人総合ポイント賞争いで3位に浮上。逆転の可能性を持って翌日の最終ステージを迎えることになりました。
 
宇都宮ブリッツェンは、残り5kmを切る辺りから4名がまとまり始め、まずは中村選手がけん引を開始しますが連携が上手く噛み合わず。その後、増田選手が残り3km付近から再びけん引を始めて集団前方にまでポジションを上げますが、人数に優るチーム勢に被せられてしまう上に連係もハマらず埋もれてしまうことに。そんな中でスプリントを開始した鈴木龍選手にもチャンスはなく、28位でフィニッシュ。
 
枚数が足りなかったことも災いして連携が噛み合わなかった面はありながらも、今シーズン初戦でこの後に修正できる課題を見つけられたレースになりました。
 
 
清水監督コメント
「今日のステージは距離も短くてコースも平坦ということで、チームとしてもスプリント1本に絞ってレースを進めることにしました。西村選手が体調不良によってDNSになってしまい、4名での出走ということでできることは限られている中でトライしてみましたが、上手くいかなかったというのが正直なところです。ただ、その中でも上手くいった点や修正できる点もありましたので、引き続き4名と人数的には厳しい状況ではありますが、明日の最終ステージでも違った形も含めて最後までトライして結果を残したいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
◆[リザルト
[PETORONAS Le Tour de Langkawi 2020 - UCI-2.Pro - 7th Stage - 130.4km - ]
1位 SALEH Mohd Harrif (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 2h53m17s
2位 PELUCCHI Matteo (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) st
3位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) st
4位 MINALI Riccardo (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) st
5位 PACIONI Luca (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) st
6位 LONARDI Giovanni (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) st
7位 ABDUL HALIL Mohamad Izzat Hilimi (マレーシアナショナルチーム) st
8位 WARD Tristan (チーム・ブリッジレーン) st
9位 大前翔 (愛三工業レーシングチーム) st
10位 ORKEN Ahmet (チーム・サプラサイクリング) st
28位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st
66位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st
78位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st
113位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +1m25s
DNS 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン)
出走=116名/完走=116名
 
◆個人総合時間 第7ステージ終了時
1位 CELANO Danilo (チーム・サプラサイクリング) 24h10m50s
2位 FEDOROV Yevgeniy (ヴィノ・アスタナ・モータース) +26s
3位 OVECHIKIN Artem (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +35s
4位 FICARA Pierpaolo (チーム・サプラサイクリング) +1m07s
5位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) +1m09s
6位 中根英登 (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) +1m34s
7位 RAILEANU Cristian (チーム・サプラサイクリング) +1m36s
8位 FORTUNATO Lorenzo (ヴィーニ・ザブ・KTM) +1m56s
9位 QUINTERO NORENA Carlos Julian (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +1m59s
10位 BONGIORNO Francesco Manuel (ヴィーニ・ザブ・KTM) +2m12s
24位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +8m17s
33位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +11m28s
83位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +39m52s
92位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +44m50s
 
◆個人総合ポイント賞 第7ステージ終了時
1位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリング) 47P
2位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) 45P
3位 SALEH Mohd Harrif (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 42P
4位 PELUCCHI Matteo (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) 32P
5位 ORKEN Ahmet (チーム・サプラサイクリング) 26P
6位 MINALI Riccardo (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) 26P
 
◆個人総合山岳賞 第7ステージ終了時
1位 MOHD ZARIFF Muhamad Nur Aiman (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 29P
2位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) 20P
3位 RIVERA SERRANO Kevin (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) 15P
4位 FIELD Rylee (チーム・ブリッジレーン) 14P
5位 FICARA Pierpaolo (チーム・サプラサイクリング) 14P
6位 CELANO Danilo (チーム・サプラサイクリング) 12P
 
◆チーム総合時間 第7ステージ終了時
1位 チーム・サプラサイクリング 72h35m21s
2位 トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム +4m48s
3位 タイランドコンチネンタルサイクリングチーム +9m24s
4位 ヴィノ・アスタナ・モータース +10m16s
5位 チーム・ホンコンチャイナ +15m51s
6位 NTTプロサイクリングチーム +17m24s
13位 宇都宮ブリッツェン +40m00s
※出場チーム=21チーム
 
 
 
 
 
Ltdl7_01
[スタート地点に到着したチームは、降り続く雨を避けるため屋根のある場所で準備を進める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl7_02
[ウェットコンディションを考慮し、針谷メカと曽我部メカがタイヤ空気圧の最終確認をする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[西村選手がDNSとなりまた1人欠けたが、笑顔を心がける選手たち]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スプリントエースを任される鈴木龍選手も体調不良を抱えながら踏ん張る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[常にチームの勝利につながる走りを見せる鈴木譲選手。今日はどんな舵取りを見せるか]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[プロシリーズのレースで貴重な経験を積み続ける中村選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[初日の落車で負った負傷の影響が色濃く残る増田選手は個人総合キープがマスト]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[雨ということで、この日はステージ上ではなくテント内で出走サインが行われた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[フィニッシュ地点のアロースターの街はゴールのかなり前から盛り上がりを見せる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[選手たちに先行してキャラバン隊が到着すると、その盛り上がりはさらに大きく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[目の前を駆け抜けるハイスピードの選手たちに多くの観戦客が熱狂した]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[最後に鈴木龍選手の引き上げ役となった鈴木譲選手はタイム差なしの66位でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl7_13
[同じ集団内の78位でゴールした増田選手は個人総合順位をキープした]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl7_14
[この日も仕事をして遅れた中村選手が、同じく仕事をして遅れたNTTの入部選手とゴール]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チーム事情的になかなか望む形でスプリントができないもどかしさもあるだろう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[経験豊富な増田選手からすぐに走りのフィードバックがもらえる環境は中村選手に間違いなくプラスだ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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2020/02/12

PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 第6ステージ

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[上:先頭から少し遅れて増田選手と鈴木譲選手がフィニッシュする]
[下:中根英登がランカウイで9年ぶりとなる日本人ステージ優勝を飾った]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
2月7日(金)〜14日(金)の8日間にわたり、UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」が開催されています。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
西村大輝
小野寺玲
中村魁斗
 
2月12日(水)に、第6ステージが行われました。
 
 
 
 
 
UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」の第6ステージがタンピンからペナン島のプラウピナンまでの150.9kmで開催され、残り10kmの段階で勇気を持って飛び出した2名の選手がギリギリで逃げ切る展開に。最後は、マッチスプリントを制したNIPPO・デルコ・ワンプロヴァンスの中根英登選手が、日本人選手としては2011年の綾部勇成選手以来9年ぶりとなるステージ優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、人数を絞ったうえで鈴木龍選手をゴールスプリントに送り込んでステージ優勝を狙うプランでしたが、残り30kmを過ぎた地点にある1級山岳でその鈴木龍選手が遅れてしまう事態に。前方集団に残った増田選手と鈴木譲選手がなんとか勝利に迫りたいところでしたが、プラン通り鈴木龍選手を引き連れて1級山岳に入ろうとしたことが災いしてポジションが悪く勝負に絡めずにレースを終えました。
 
 
 
 
 
残すところ3ステージとなった、今年のツール・ド・ランカウイ。
 
前日の第5ステージでは鈴木譲選手があわや逃げ切り勝利かという大逃げを見せ、吸収後の大集団ゴールスプリントでは鈴木龍選手がトップ10に迫る11位でフィニッシュと、UCIプロシリーズの舞台でも少しずつ「らしさ」が出てきた宇都宮ブリッツェン。今日の第6ステージでも、ステージ優勝を含め「何か」を手にするために戦い続けます。
 
そんな第6ステージは、タイピンをスタートし、ふたつの中間スプリントポイントを経てペナン島に渡り、2級山岳、中間スプリントポイント、そして1級山岳をクリアしてプラウピナンにフィニッシュする150.9km。
 
この後に残された2ステージは、カテゴリー山岳がない第7ステージと8日間のレースを締めくくる小周回ありの第8ステージということもあり、個人総合争いに変動を生もうとするにはこの第6ステージがラストチャンスと言えます。
 
特に、レース中盤に設けられたペナン島に渡る橋の距離は15kmにも及び、横風が吹けば集団が分断されて大きな波乱を巻き起こす可能性も。また、ふたつ設けられているカテゴリー山岳もデータ上ではさほど難易度は高そうに見えませんが、実際のレースとなると何が起こるか分からない部分もあります。
 
宇都宮ブリッツェンは、15kmにおよぶ長い橋の区間にフォーカス。橋の手前の補給所付近から集団の前方に全員で上がり、横風などあらゆる事態に対応できるようにしながら攻撃を仕掛けるチャンスを探る。もし橋の区間で大きな動きがなければプランを切り替えて鈴木龍選手のゴールスプリントでステージ優勝を狙うというプランでレースに臨むことになりました。
 
 
タイピンをスタートしたレースは、正式スタート直後から激しいアタック合戦が繰り広げられるものの決定的な逃げが決まらず、平均時速50km前後のハイスピードな展開がしばらく続きます。
 
その後もハイスピードな展開が続く中、50kmを目前にして4名の逃げ集団が形成されてメイン集団から20秒程度のリードを奪う展開になりますが、これもメイン集団が吸収。再び、激しいアタック合戦の状況になります。
 
そうこうするうちに、レースはペナン島へと渡る橋が目前に迫ることに。すると、このタイミングで8名の選手が飛び出して逃げ集団を形成する展開になります。
 
SUNDERLAND(NTTプロサイクリング)
GAUTIER(B&Bホテルズ)
DE ROSSI(NIPPO・デルコ)
PERES(SSOIS MIOGEE)
DUTTON(セントジョージ)
EYOB(トレンガヌ)</div
BOARDMAN(ワイルドライフ)
メイン集団
 
しかし、決まるかと思われたこの逃げも集団が吸収しますが、今度は4名の選手が飛び出して逃げ集団を形成する展開になります。
 
ROLLAND(B&Bホテルズ)
VAN DAM(ブリッジレーン)
MEIJERS(SSOIS MIOGEE)
BOONRATANATHANAKORN(タイランド)
メイン集団
 
これに対し、メイン集団はリーダーチームのサプラサイクリングがコントロールを開始。しかし、その差は縮まらず、逆にタイム差が開いていく状況に。2級山岳の麓の段階で3分5秒にまでその差が開きます。
 
すると、この状況を受けて個人総合の逆転の可能性があるトレンガヌINC.TSGサイクリングが2級山岳からペースアップを開始。中間スプリントポイントを過ぎ1級山岳に入る頃には集団の人数もかなり絞られる状況になります。
 
宇都宮ブリッツェンとしてはこのままの状態でフィニッシュまで向かい、鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)のゴールスプリントでステージ優勝を狙いたいところ。しかし、その鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)がここまで体調不良を押して走り続けてきたツケが回ってきたのか遅れてしまう事態に。1級山岳を終えた段階で50名ほどになった先頭集団には増田選手(宇都宮ブリッツェン)と鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が残るのみになります。
 
1級山岳を終えた先頭集団内では、勝利に向けた駆け引きが繰り広げられる展開に。5名の選手が先行して吸収されたかと思えば今度は2名の選手が先行、さらに追走が出るも集団が吸収と出入りが激しいレース展開になります。
 
すると、残り10kmを切ろうかというところで、BURUSSENSKIY選手(ヴィノ・アスタナ)と中根選手(NIPPO・デルコ)が集団から飛び出してリードを構築。そのまま2名が逃げ切る展開になります。
 
2名によるマッチスプリントになった勝負を制したのは、上手く相手に先に仕掛けさせてからスプリントを開始した中根選手(NIPPO・デルコ)でした。写真判定にもつれた勝負を制した中根選手(NIPPO・デルコ)は、2011年に綾部勇成選手が達成して以来9年ぶりとなる日本人ステージ優勝者となりました。
 
宇都宮ブリッツェンは、先頭集団に増田選手と鈴木譲選手が残ったものの、当初のプラン通りに鈴木龍選手を連れて1級山岳を越えようとしたことが災いして上りの番手が悪く、勝負に絡むことができず。鈴木譲選手が45位、増田選手が46位という結果でレースを終えました。
 
 
清水監督コメント
「今日は各チームとも攻撃を仕掛けてくることが予想できたステージで、その中で我々も鈴木龍選手のスプリントでステージ優勝を狙うプランでした。しかし、1級山岳で鈴木龍選手が遅れてしまい、先頭には増田選手と鈴木譲選手が残るのみという厳しい状況になってしまいました。その部分で後手を踏んでしまったことが響いて総合逆転を狙う動きに乗れず、チームとしては正直、残念な結果になってしまいました。コンディションが厳しい状況にある中で各選手とも頑張ってくれていますので、残り2ステージとその後のワンデーレースでしっかりと結果を残して帰れるように、修正すべき点はしっかりと修正して走っていきたいと思います。また、今日の中根選手の優勝は、日本人選手が優勝してくれたということでとてもうれしいですし、日本人として久しぶりのランカウイステージ優勝でもありますので、おめでとうと伝えたいです。同じレベルにあるであろうと思っている選手の活躍を見れば、我々にも決してチャンスがない訳ではないと感じています」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
◆[リザルト
[PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 - UCI-2.Pro - 6th Stage - 150.9km - ]
1位 中根英登 (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) 3h29m15s
2位 BRUSSENSKIY Gleb (ヴィノ・アスタナ・モータース) st
3位 BATTISTELLA Samuele (NTTプロサイクリング) +04s
4位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) +04s
5位 QUINTERO NORENA Carlos Julian (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +04s
6位 VINK Michael (セントジョージコンチネンタル・サイクリングチーム) +04s
7位 FICARA Pierpaolo (チーム・サプラサイクリング) +04s
8位 EYOB Metkel (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +04s
9位 FIRDAUS Ahmad Yoga Ilham (PGNロードサイクリングチーム) +04s
10位 BONGIORNO Francesco Manuel (ヴィーニ・ザブ・KTM) +04s
45位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +08s
46位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +08s
86位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +7m56s
87位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +7m56s
109位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +17m36s
出走=117名/完走=117名
 
◆個人総合時間 第6ステージ終了時
1位 CELANO Danilo (チーム・サプラサイクリング) 21h17m33s
2位 FEDOROV Yevgeniy (ヴィノ・アスタナ・モータース) +26s
3位 OVECHIKIN Artem (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +35s
4位 FICARA Pierpaolo (チーム・サプラサイクリング) +1m07s
5位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) +1m09s
6位 中根英登 (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) +1m34s
7位 RAILEANU Cristian (チーム・サプラサイクリング) +1m36s
8位 FORTUNATO Lorenzo (ヴィーニ・ザブ・KTM) +1m56s
9位 QUINTERO NORENA Carlos Julian (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +1m59s
10位 BONGIORNO Francesco Manuel (ヴィーニ・ザブ・KTM) +2m12s
24位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +8m17s
33位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +11m28s
76位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +38m27s
91位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +42m45s
93位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +44m50s
 
◆個人総合ポイント賞 第6ステージ終了時
1位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリング) 47P
2位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) 36P
3位 SALEH Mohd Harrif (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 27P
4位 ORKEN Ahmet (チーム・サプラサイクリング) 25P
5位 FEDOROV Yevgeniy (ヴィノ・アスタナ・モータース) 23P
6位 BOUGLAS Georgios (SSOIS MIOGEEサイクリングチーム) 20P
 
◆個人総合山岳賞 第6ステージ終了時
1位 MOHD ZARIFF Muhamad Nur Aiman (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 29P
2位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) 20P
3位 RIVERA SERRANO Kevin (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) 15P
4位 FIELD Rylee (チーム・ブリッジレーン) 14P
5位 FICARA Pierpaolo (チーム・サプラサイクリング) 14P
6位 CELANO Danilo (チーム・サプラサイクリング) 12P
 
◆チーム総合時間 第6ステージ終了時
1位 チーム・サプラサイクリング 63h55m30s
2位 トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム +4m48s
3位 タイランドコンチネンタルサイクリングチーム +9m24s
4位 ヴィノ・アスタナ・モータース +10m16s
5位 チーム・ホンコンチャイナ +15m51s
6位 NTTプロサイクリングチーム +17m24s
13位 宇都宮ブリッツェン +40m00s
※出場チーム=21チーム
 
 
 
 
 
Ltdl6_01
[スタート地点のタイピンに到着する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_02
[強い日差しが照りつけるため、消耗しないよう日焼け止め対策は必須]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_03
[中村選手は細谷マッサーの手を借り背中にも日焼け止めを塗る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[針谷メカと曽我部メカが用意したメリダのバイクが選手たちを待つ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_06
[そのステムには今日のレースプロフィールが清水監督によって貼り付けられる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_07
[本人が望んだ順位ではないが、それでも増田選手は個人総合のキープが大前提になる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_08
[第4ステージ終了後の夜から発熱が続く西村選手はなんとか翌日につなぐことを優先]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[初海外レースとは思えない頼もしさを見せる中村選手は着実に経験を積みたいところ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_10
[前日にあわや逃げ切りの大逃げを見せた鈴木譲選手は普段通りのクールな表情]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_11
[スプリントを任される鈴木龍選手は勝利でここ数日続く体調不良を吹き飛ばしたい]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_12
[日本からやって来たチームに観客からは温かい声援が飛ぶ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_13
[アタック合戦が続くメイン集団が補給所へとやって来る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_14
[集団前方の良い位置で鈴木龍選手が補給所を通過]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_15
[鈴木譲選手と増田選手も集団前方でこの後に控える橋の区間に備える]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_16
[中村選手も集団中程から前方へとポジションを上げ始める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_17
[西村選手は補給を受け取ってからポジションを上げていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_18
[選手の集団と長いチームカーの列が橋を渡ってペナン島へと入っていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_19
[遅れた集団で中村選手と鈴木龍選手がフィニッシュする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl6_20
[発熱で苦しむ西村選手もグルペットでゴールし翌日につないだ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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2020/02/11

PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 第5ステージ

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[上:6名の逃げ集団に入った鈴木譲選手が逃げ切り勝利にトライする]
[下:大集団ゴールスプリントを制したSALEHがホームチームにステージ優勝をもたらした]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
2月7日(金)〜14日(金)の8日間にわたり、UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」が開催されています。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
西村大輝
小野寺玲
中村魁斗
 
2月11日(火)に、第5ステージが行われました。
 
 
 
 
 
UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」の第5ステージがクアラクブバルをスタートし、マレーシア第3の都市として知られるイポーへとフィニッシュする165.8kmで開催され、大集団ゴールスプリントを制した地元マレーシアのトレンガヌINC.TSGサイクリングチームのSALEH Mohd Harrifがステージ優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、およそ50km地点でできた6名の逃げ集団に鈴木譲選手が入ってレースを展開。最後は3名になりながらもあわや逃げ切りか!?と思わせる大逃げを見せますが、残り約8kmで惜しくも集団に吸収されてしまいます。その後、勝負は大集団のゴールスプリントになり、鈴木龍選手がトップ10にあと一歩に迫る11位でレースを終えました。
 
 
 
 
 
宇都宮ブリッツェンにとって今季初戦となるツール・ド・ランカウイも今日で折り返し。
 
昨日までの4ステージは、クイーンステージとなる第4ステージに控える超級山岳ゲンティンハイランドで増田選手が好成績を残すことにフォーカスしてレースを戦ってきました。
 
しかし、増田選手は第1ステージで喫した巻き込まれ落車で負った怪我の影響もあって本来の力を発揮することができず、ステージ29位と目標からは遠い結果に終わってしまいました。
 
目標としていた増田選手の個人総合時間表彰台は現実的に厳しいものになってしまいましたが、それでもレースは続きます。チームは切り替えて、この後も続く長いシーズンにつながる「何か」を持ち帰るべくレースを走ることになります。
 
その最初のレースとなる第5ステージは、クアラクブバルをスタートしてイポーにフィニッシュする165.8km。アップダウンが連続するもののカテゴリー山岳はなく、設定されているのは3つの中間スプリントポイントのみ。定石で言えばゴールスプリントになるスプリンター向けのステージと言えます。
 
ただ、前日の第4ステージで個人総合争いの大勢が決まったこと、各チームともここまで4ステージを戦ってきて一旦小休止を挟みたい選手も多いことを考えると、個人総合争いに絡まない選手の逃げ切り勝利なども考えられるステージでもあります。
 
宇都宮ブリッツェンはこの時点で、増田選手が個人総合26位と16位から30位に与えられるUCIポイント5ポイントの獲得圏内。ただ、個人総合15位の選手とはおよそ4分のタイム差があり、逆転するのは非常に難しい状況。現状獲得できる5ポイントを逃さないことが重要になります。
 
そのため、この第5ステージは前日に全員が働き尽くしたことを考慮し「脚休め」の1日にして、この後のステージで再び全力を注ぐことを選択。ただ、逃げ切りが狙えそうな有力選手の逃げが形成されそうな場合は増田、鈴木譲、西村の3選手を中心に逃げに乗っていくことを確認してレースに臨みました。
 
 
クアラクブバルをスタートしたレースは、正式スタート直後から激しいアタック合戦が繰り広げられる展開に。しかし、20.6km地点と42.3km地点の比較的早い段階に中間スプリントポイントが設定されていること、各チームの思惑が一致するようなメンバー構成にはならなかったことなどが重なり、決定的な逃げが決まらないままレースはハイスピードで進んでいきます。
 
しかし、中間スプリントポイントをふたつ過ぎると、各チームともにハイペースなレース展開に消耗したのか、集団が一瞬フッと緩んだ雰囲気に。するとこのタイミングで6名の選手が集団から抜け出し、逃げ集団を作ることに成功します。
 
鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)
BEVILACQUA(ヴィーニ・ザブ)
LE BON(B&Bホテルズ)
MAZUKI(トレンガヌ)
ROSS(ワイルドライフ)
ZULKIFLIE(マレーシアナショナル)
メイン集団
 
一方、6名の逃げ集団を容認したメイン集団は、今大会唯一のUCIワールドチームであるNTTプロサイクリングがコントロールを開始。入部選手(NTTプロサイクリング)が先頭をけん引して仕事を続ける展開になります。
 
鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)を含む6名の逃げ集団と、NTTプロサイクリングがコントロールするメイン集団という展開で落ち着いたレースは、最大で3分10秒というタイム差に。NTTプロサイクリングも懸命にその差を縮めようとしますが、なかなか思うようにタイム差が縮まらない状態が続きます。
 
そうするうちに、逃げ集団の中でも逃げ切りたい選手とエーススプリンターのために逃げた選手とで思惑が一致しない状況が生まれ始め、まずはBAVILACQUA選手(ヴィーニ・ザブ)とLE BON選手(B&Bホテルズ)が逃げ集団からドロップし、逃げ集団は4名になります。
 
この状況を受け、メイン集団ではエーススプリンターでのゴールスプリントに持ち込みたいバルディアーニ・CSF・ファイザネも選手を出して集団コントロールに協力するように。すると、タイム差は着実に縮まり始め、残り30kmの段階でその差は1分25秒にまで縮まります。
 
それでも逃げ続ける鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)を含む逃げ集団からは、ZULKIFLIE選手(マレーシアナショナル)がドロップ。3名となった逃げ集団が逃げ切りに賭けて逃げ続ける展開になります
 
鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)
MAZUKI(トレンガヌ)
ROSS(ワイルドライフ)
メイン集団
 
逃げ切り勝利を狙って懸命に逃げ続ける3名の逃げ集団は残り15kmという段階でメイン集団とタイム差1分。逃げ切れるかどうか、かなり微妙なタイム差となります。
 
しかし、こうなるとエーススプリンターでのゴールスプリントでの勝利を狙うチーム勢が勢いづき、メイン集団の先頭に立ってペースアップを開始。すると、タイム差はすぐに縮まり始め、残り7kmというところでメイン集団が逃げ集団を吸収。レースはひとつの集団にな利、そのまま大集団でのゴールスプリント勝負になります。
 
大集団ゴールスプリントを制したのは、地元マレーシアのSALEH選手(トレンガヌ)。地元開催レースでなんとしても結果を残したいチーム、うれしいステージ優勝をもたらしました。
 
宇都宮ブリッツェンは、大逃げでの逃げ切り勝利を狙った鈴木譲選手がメイン集団に吸収されたことで、全員がメイン集団内で安全にフィニッシュすることが最低条件に。そんな中、単騎でゴールスプリント勝負に挑んだ鈴木龍選手が、トップ10にあと一歩に迫る11位でフィニッシュ。体調不良を抱えながらも素晴らしいスプリントを見せたことで、この後のステージでの戦い方にも幅ができる結果となりました。
 
 
清水監督コメント
「今日は、全選手が昨日働き尽くした疲労を残した状態でどう走るかということの判断をしなければいけないステージでした。その中で鈴木譲選手が良い逃げに乗って、最後までトライしてくれました。さまざまな要素が噛み合えば逃げ切ったと思われるような部分もあり、すごく頑張ってくれたと思います。この後のステージもこういったトライを続けていきたいと思います。明日のステージは予定調和というものが当てはまらない可能性があって攻撃のポイントもいくつかあるコースなので、攻撃をどうかい潜るか、または自分たちから仕掛けるか見極めながらステージ優勝を目指していきたいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
◆[リザルト
[PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 - UCI-2.Pro - 5th Stage - 165.8km - ]
1位 SALEH Mohd Harrif (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 3h39m42s
2位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリングチーム) st
3位 PELUCCHI Matteo (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) st
4位 LOOIJ Andre (SSOIS MIOGEEサイクリングチーム) st
5位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・三シャインコースト) st
6位 PACIONI Luca (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) st
7位 ORKEN Ahmet (チーム・サプラサイクリング) st
8位 WARD Tristan (チーム・ブリッジレーン) st
9位 MANAN Anuar (マレーシアナショナルチーム) st
10位 BRUSSENSKIY Gleb (ヴィノ・アスタナ・モータース) st
11位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st
69位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st
97位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) st
101位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) st
115位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st
出走=117名/完走=117名
 
◆個人総合時間 第5ステージ終了時
1位 CELANO Danilo (チーム・サプラサイクリング) 17h48m10s
2位 FEDOROV Yevgeniy (ヴィノ・アスタナ・モータース) +30s
3位 OVECHIKIN Artem (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +35s
4位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) +1m13s
5位 FICARA Pierpaolo (チーム・サプラサイクリング) +1m13s
6位 RAILEANU Cristian (チーム・サプラサイクリング) +1m36s
7位 中根英登 (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) +1m52s
8位 FORTUNATO Lorenzo (ヴィーニ・ザブ・KTM) +1m56s
9位 QUINTERO NORENA Carlos Julian (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +2m03s
10位 BONGIORNO Francesco Manuel (ヴィーニ・ザブ・KTM) +2m16s
26位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +8m17s
37位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +11m28s
69位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +25m17s
81位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +30m39s
101位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +37m02s
 
◆個人総合ポイント賞 第5ステージ終了時
1位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリング) 46P
2位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) 36P
3位 SALEH Mohd Harrif (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 27P
4位 ORKEN Ahmet (チーム・サプラサイクリング) 25P
5位 FEDOROV Yevgeniy (ヴィノ・アスタナ・モータース) 23P
6位 BOUGLAS Georgios (SSOIS MIOGEEサイクリングチーム) 20P
 
◆個人総合山岳賞 第5ステージ終了時
1位 MOHD ZARIFF Muhamad Nur Aiman (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 29P
2位 RIVERA SERRANO Kevin (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) 15P
3位 FIELD Rylee (チーム・ブリッジレーン) 14P
4位 CELANO Danilo (チーム・サプラサイクリング) 12P
5位 OVECHIKIN Artem (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 10P
6位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) 10P
 
◆チーム総合時間 第5ステージ終了時
1位 チーム・サプラサイクリング 53h27m25s
2位 トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム +4m52s
3位 タイランドコンチネンタルサイクリングチーム +9m20s
4位 ヴィノ・アスタナ・モータース +10m24s
5位 ヴィーニ・ザブ・KTM +13m05s
6位 チーム・ホンコンチャイナ +15m47s
13位 宇都宮ブリッツェン +32m08s
※出場チーム=21チーム
 
 
 
 
 
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[スタート地点となるクアラクブバルにチームが到着する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[選手たちが無線の取り付けや日焼け対策などの準備を行う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタートサインで登壇した選手たちが集まった観客にチームをアピールする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レース序盤は各チームの思惑が複雑に絡みハイスピードな展開が続く]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木譲選手が有力選手のアタックを積極的にチェックしていき、逃げ集団に入る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[個人総合成績をキープする必要がある増田選手は集団内でセーフティに走る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木龍選手と西村選手も回復を意識して集団後方を走る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木譲選手を含む6名の逃げ集団がメイン集団とのタイム差を広げていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[プロシリーズのレースにしっかりと適応する中村選手が集団内でポジションを作る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木龍、増田、西村の3選手が集団内でまとまって走る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げ集団ないで落ち着いた走りを続ける鈴木譲選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団内の選手たちもリスクを避けてまとまって走る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[経験のある選手も入った逃げ集団がメイン集団にタイム差をなかなか詰めさせない]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[第4ステージのフィニッシュ以外は連日の暑さが続く]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[5名になった逃げ集団が趣のある街並みの中を走り抜けていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団の選手たちは言葉を交わしながらこの後の展開に備える]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[3名にまで人数を減らした逃げ集団で鈴木譲選手が逃げ切り勝利に賭ける]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[最終局面に向け、メイン集団の選手たちも少しずつポジションを上げ始める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げ切りの可能性に賭けて逃げ続けた鈴木譲選手だったが、残り7kmで吸収された]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[単騎でゴールスプリント勝負に挑んだ鈴木龍選手が11位でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[吸収された後にパンクで遅れてしまった鈴木譲選手は、残り3km以内ということでタイム差なし扱いに]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チームに笑顔を取り戻す大仕事をした鈴木譲選手が安堵の笑顔を見せる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[残すは3ステージ。チームとして「何か」を持ち帰る戦いは続く…]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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2020/02/10

PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 第4ステージ

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[上:第1ステージの落車の影響が響き、増田選手はステージ29位でフィニッシュ]
[下:ゲンティンハイランドを制したRIVERA SERRANOがステージ優勝を飾った]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMAPNY
 
 
 
 
 
2月7日(金)〜14日(金)の8日間にわたり、UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」が開催されています。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
西村大輝
小野寺玲
中村魁斗
 
2月10日(月)に、第4ステージが行われました。
 
 
 
 
 
UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」のクイーンステージとなる第4ステージがプトラジャヤからゲンティンハイランドまでの156.1kmで開催され、超級山岳のゲンティンハイランドでの登坂勝負を制したアンドローニ・ジョカトーリ-シデルメクのRIVERA SERRANOがステージ優勝。10秒差の2位でゴールしたチーム・サプラサイクリングのCELANOが個人総合時間でトップに立ちました。
 
宇都宮ブリッツェンは、個人総合時間争いの重大な局面であるゲンティンハイランドでの登坂勝負にエースの増田選手をいい位置で送り込むため、レース中盤からアシスト陣がメイン集団のコントロールに加わってレースを展開。いい位置で増田選手をゲンティンハイランドの登坂勝負に送り込むことに成功しますが、第1ステージの巻き込まれ落車で負った怪我の状態が思わしくない増田選手は本来の力強い上りでの走りを見せることはできず。ステージ29位でフィニッシュし、個人総合時間も26位に浮上するにとどまりました。
 
 
 
ついに迎えた、ツール・ド・ランカウイのクイーンステージ。
 
第4ステージはプトラジャヤをスタートし、ゲンティンハイランドで山頂フィニッシュを迎える156.1km。これまで幾多の名勝負を生んできた超級山岳ゲンティンハイランドは、登坂距離20km超、平均勾配7.4%を誇り、個人総合時間争いに大きな動きを生むことは間違いありません。
 
宇都宮ブリッツェンは、昨年に日本ナショナルチームで出場した際に5位でフィニッシュしている増田選手の上位進出が、今大会最大にして唯一のミッション。第1ステージで巻き込まれ落車した際の怪我の回復具合に不安はあるものの、ミッション達成に向けてレースを進めていくことになります。
 
そのため、チームはゲンティンハイランドの登坂勝負にいい位置で増田選手を送り込むべく、中盤からは集団コントロールに加わり前方のポジションを確保してレースを展開。ゲンティンハイランドでの登坂勝負ではエース増田選手の登坂力にすべてをかけるプランでレースに臨みました。
 
 
プトラジャヤをスタートしたレースは、序盤のアタック合戦の後に14名の逃げ集団が形成される展開に。その中には中間スプリント狙いや山岳賞狙いの選手に混ざって個人総合時間を狙う選手も数名含まれており、油断ならないメンバー構成になります。
 
BATTISTELLA、SVENDGAARD(NTTプロサイクリング)
VENCHIARYTTI(アンドローニ)
GAUTIER、LE BON、LECROQ(B&Bホテルズ)
RAJOVIC(NIPPO)
FIELD、VAN DER MERWE(ブリッジレーン)
JONES(ARA)
FERRARI(SSOIS MIOGEE)
MOHD ZARIFF(サプラ)
EYOB(トレンガヌ)
BOARDMAN(ワイルドライフ)
メイン集団
 
一方のメイン集団は、個人総合時間争いの有力選手を含むこの逃げを警戒。リーダーチームのヴィノ・アスタナ・モータースが先頭に立って2分以内にタイム差を保ってコントロールを開始します。
 
すると、逃げ集団からは今大会に入って連日逃げを見せているFIELD選手(ブリッジレーン)が単独で先行。レースは1名の先頭、追走集団、メイン集団という展開になります。
 
しかし、快調に逃げていたFIELD選手(ブリッジレーン)が3級山岳の下りでクラッシュ。バイク交換の間に追走集団にパスされてしまい、1名ドロップして12名になった集団が先頭の逃げ集団という展開になります。
 
その後、レースは12名の逃げ集団とメイン集団という展開のまま進んでいき、レースはほぼ中間地点に設定された補給所付近へ。この頃になるとNIPPO・デルコ・ワンプロヴァンスと協調して宇都宮ブリッツェンも集団コントロールに加わり、逃げ集団吸収に向けてペースコントロールする展開になります。
 
するとここで、中村選手(宇都宮ブリッツェン)とともに集団コントロールに加わっていた鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)に機材トラブルが発生。チームカーの素早いサポートでレースに復帰したものの、レース関係車両の車列をかわしながら集団復帰をせねばならず、少なからず脚にダメージを負って集団復帰を果たすことになります。
 
少しずつ人数を減らす逃げ集団に対し、NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンスと宇都宮ブリッツェンがコントロールするメイン集団は着実にタイム差を縮めていき、最後は鈴木龍(宇都宮ブリッツェン)と中村選手(宇都宮ブリッツェン)の2名になりながらも逃げ集団を吸収目前というところまで持ち込んでゲンティンハイランドの登坂勝負を迎えることになります。
 
すると、2018年のランカウイ総合勝者であるOVECHIKIN選手(トレンガヌ)が満を時してアタック。この動きをきっかけに、登坂勝負の幕が開けることになります。
 
先行するOVECHIKIN選手(トレンガヌ)に対し、メイン集団からは個人総合時間上位を狙う選手たちが追走に出る展開に。増田選手(宇都宮ブリッツェン)もその中にはいって追走を続けますが、第1ステージでの巻き込み落車でおった怪我の影響からか次第に遅れてしまいます。
 
12名にまで絞られた追走集団は、人数を減らしながらOVECHIKIN選手(トレンガヌ)を追走。最終的にRIVERA SERRANO選手(アンドローニ)とCELANO選手(サプラ)がOVECHIKIN選手(トレンガヌ)をキャッチし、パス。最後はCELANO選手(サプラ)を僅かに振り切ったRIVERA SERRANO選手(アンドローニ)が超級山岳ゲンティンハイランドを制してステージ優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、エースの増田選手が落車で負った負傷の影響に苦しみながらも粘りの走りを続けてフィニッシュしたものの、その順位は29位と目標としていた上位には残念ながら届かず。初日から不運に見舞われ続けた今大会の悪いイメージを払拭できないままにレースを終えました。
 
 
清水監督コメント
「今日のステージ、やれることはチームでしっかりやってトライした結果ですので、受け止めるしかないと思います。目標には到達しませんでしたが、第1ステージから厳しい状況に追い込まれた中で、やれることをやってくれた皆んなには感謝しています。増田選手本人は口には出しませんが第1ステージの落車の影響はかなり大きく、それでもネガティブな発言はせずに走ってくれて、よくやってくれたと思います。個人総合成績に関しては非常に厳しい状況になってしまいましたが、まだステージは残っていますし、違うトライであったり狙えるものであったりをしっかりと考えて、残りのステージを戦っていきたいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
◆[リザルト
[PETRONAS Le Tour de Langlawi 2020 - UCI-2.Pro - 4th Stage - 156.1km - ]
1位 RIVERA SERRANO Kevin (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) 4h18m55s
2位 CELANO Danilo (チーム・サプラサイクリング) +10s
3位 OVECHIKIN Artem (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +43s
4位 FICARA Pierpaolo (チーム・サプラサイクリング) +1m17s
5位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) +1m17s
6位 RAILEANU Cristian (チーム・サプラサイクリング) +1m40s
7位 中根英登 (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) +1m56s
8位 FORTUNATO Lorenzo (ヴィーニ・ザブ・KTM) +2m00s
9位 FEDOROV Yevgeniy (ヴィノ・アスタナ・モータース) +2m07s
10位 QUINTERO NORENA Carlos Julian (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +2m07s
29位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +7m07s
42位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +11m23s
59位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +16m36s
111位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +30m43s
117位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +37m06s
出走=120名/完走=117名
 
◆個人総合時間 第4ステージ終了時
1位 CELANO Danilo (チーム・サプラサイクリング) 14h08m28s
2位 FEDOROV Yevgeniy (ヴィノ・アスタナ・モータース) +30s
3位 OVECHIKIN Artem (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +35s
4位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) +1m13s
5位 FICARA Pierpaolo (チーム・サプラサイクリング) +1m13s
6位 RAILEANU Cristian (チーム・サプラサイクリング) +1m36s
7位 中根英登 (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) +1m52s
8位 FORTUNATO Lorenzo (ヴィーニ・ザブ・KTM) +1m56s
9位 QUINTERO NORENA Carlos Julian (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +1m03s
10位 BONGIORNO Francesco Manuel (ヴィーニ・ザブ・KTM) +2m16s
26位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +8m17s
37位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +11m28s
70位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +25m17s
82位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +30m39s
102位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +37m02s
 
◆個人総合ポイント賞 第4ステージ終了時
1位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリング) 34P
2位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) 28P
3位 FEDOROV Yevgeniy (ヴィノ・アスタナ・モータース) 23P
4位 ORKEN Ahmet (チーム・サプラサイクリング) 21P
5位 BOUGLAS Georgios (SSOIS MIOGEEサイクリングチーム) 20P
6位 MINALI Riccardo (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) 19P
 
◆個人総合山岳賞 第4ステージ終了時
1位 MOHD ZARIFF Muhamad Nur Aiman (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 30P
2位 RIVERA SERRANO Kevin (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) 15P
3位 FIELD Rylee (チーム・ブリッジレーン) 14P
4位 CELANO Danilo (チーム・サプラサイクリング) 12P
5位 OVECHIKIN Artem (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 10P
6位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) 10P
 
◆チーム総合時間 第4ステージ終了時
1位 チーム・サプラサイクリング 42h28m19s
2位 トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム +4m52s
3位 タイランドコンチネンタルサイクリングチーム +9m20s
4位 ヴィノ・アスタナ・モータース +10m24s
5位 ヴィーニ・ザブ・KTM +13m05s
6位 チーム・ホンコンチャイナ +15m47s
13位 宇都宮ブリッツェン +32m08s
※出場チーム=21チーム
 
 
 
 
 
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[西村選手と中村選手がホテルをチェックアウトし出発に備える]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[勝負のクイーンステージを迎えた増田選手も出発の準備を進める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[いまだ体調不良が続く鈴木龍選手が静かに出発の時間を待つ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[選手たちがスタート地点まで自走で向かう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[自走してきた選手たちがスタート地点に到着]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタートサインで登壇する選手たち。昨年5位の増田選手の知名度は高い]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンスと協調して集団コントロールを開始]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[機材トラブルに見舞われた鈴木龍選手は、この後コントロールに復帰]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[今できる最大限の走りをした増田選手がフィニッシュに姿を現す]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[第1ステージの巻き込まれ落車がなければ…とたら・ればを言いたくなる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[献身的に増田選手をサポートした鈴木譲選手は37位でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[貴重な山岳アシストとしての期待に応える働きを見せた西村選手も遅れてフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[集団コントロールでチームに貢献した中村選手が最後の力を振り絞ってゴール]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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2020/02/09

PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 第3ステージ

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[上:増田選手を中心にチームでまとまってふたつ目の山岳ポイントに向かう]
[下:集団ゴールスプリントを制したヴァルシャイドがステージ優勝を飾った]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
2月7日(金)〜14日(金)の8日間にわたり、UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」が開催されています。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
西村大輝
小野寺玲
中村魁斗
 
2月9日(日)に、第3ステージが行われました。
 
 
 
 
 
UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」の第3ステージがテルメローからクアラルンプールまでの162.5kmで開催され、残り40kmに設定された今大会最初の1級山岳で集団が一度は崩壊したものの最後にまとまり大集団のゴールスプリントに。この勝負を制したNTTプロサイクリングのマックス・ヴァルシャイドがステージ優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、翌日に控えるクイーンステージを見据えて山岳での有力チームの動きに注意を払いながらレースを展開。1級山岳の下りで痛恨のパンクを喫して遅れてしまった西村選手を除く増田、鈴木譲、鈴木龍、中村の4選手がきっちりタイム差なしのメイン集団内でゴールしてレースを終えました。
 
また、前日の第2ステージの最後に落車した小野寺選手は負傷を押して気丈にスタートラインに立ちましたが、序盤から中盤にかけてチームのために働いたところでリタイア。残念ながらレースを去ることになりました。
 
 
 
 
 
連日、宇都宮ブリッツェンにとっては苦しい戦いが続く初出場のツール・ド・ランカウイ。
 
第1ステージではエース増田選手の落車、第2ステージでは鈴木龍選手が体調不良、小野寺選手が落車とアジア指折りのステージレースの洗礼を受けているとも言える状況です。
 
そして、この日の第3ステージからは山岳ステージがスタート。増田選手の個人総合上位を諦めていない宇都宮ブリッツェンにとっては正念場となる数ステージを迎えることになります。
 
山岳ステージの最初となる第3ステージは、テメルローからマレーシアの首都クアラルンプールへと向かう162.5km。36.9km地点と74.5km地点にある3級山岳をクリアしたのち、120.2km地点の1級山岳を越えてフィニッシュするレイアウトです。
 
1級山岳の上りは勾配の変化があり一筋縄ではいかないのに加え下りもテクニカルで、大会前に主催者から注意するようにとのお達しが出たとのこと。それだけに、上りで勝負を仕掛けて下りを攻め、そのまま逃げ切りでタイムを奪おうとする選手が出てくる可能性もあります。
 
宇都宮ブリッツェンは、この1級山岳に増田選手がいい位置で入れるように残る選手がポジションを確保することを意識しながら、上りに強い選手を抱える有力チームの逃げにはしっかりとチェックを入れていくことを確認してレースに臨みました。
 
 
テメルローをスタートしたレースは正式スタートが切られると早速のアタック合戦に。程なくして7名の逃げ集団が形成される展開になります。
 
PELICCHI(バルディアーニ)
LE BON(B&Bホテルズ)
FIELD(ブリッジレーン)
VAN AERT(PGN)
DONOHOE(ARA)
BOUGLAS(SSOIS MIOGEE)
MOHD ZARIFF(サプラ)
メイン集団
 
逃げ集団を見送ったメイン集団は、前日に引き続きリーダーチームのヴィノ・アスタナ・モータースがコントロールを開始。6名に人数を減らした逃げ集団とのタイム差を4分以内に保ちながらレースを進めていきます。
 
その後、レースは6名の逃げ集団とヴィノ・アスタナ・モータースがコントロールするメイン集団という展開のまま進んでいき、ふたつの3級山岳とひとつの中間スプリントポイントをクリア。いよいよ、今大会最初の1級山岳を迎えることになります。
 
1級山岳に入ると、逃げ集団からはFIELD選手(ブリッジレーン)がアタック。単独で先行してKOMを通過。一方のメイン集団は山岳に強い選手を多数揃えるトレンガヌINC.TSGサイクリングがペースアップを開始して逃げ集団を吸収しながらKOMをクリア。テクニカルな下りへと入っていきます。
 
宇都宮ブリッツェンも、前日の落車を押して出走してチームのために序盤から中盤を走ってリタイアした小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)を除く5選手がメイン集団内で1級山岳をクリア。そのまま下りへと入っていきましたが、ここで西村選手(宇都宮ブリッツェン)が前輪をパンクしてしまい無念のドロップ。残った4選手がメイン集団でフィニッシュに向かうことになります。
 
1級山岳の下りを終えると、レースは1名の先頭と2名の追走、そしてメイン集団という展開になります。
 
FIELD(ブリッジレーン)
↓ 40秒
PACHER(B&Bホテルズ)
FICARA(サプラ)
↓ 50秒
メイン集団
 
その後、追走の2名が先頭のFIELD選手(ブリッジレーン)に合流し、先頭は3名に。一方のメイン集団は今大会唯一のUCIワールドチームであるNTTプロサイクリングが先頭に立って追走する展開になります。
 
レースも残り10kmを切る段階になると、メイン集団が先行していた逃げの3名を吸収。レースは振り出しに戻り、残り距離を考えると集団でのゴールスプリント勝負になることが濃厚になります。
 
予想通りに大集団でのゴールスプリントになった勝負を制したのは、ヴァルシャイド選手(NTTプロサイクリング)。チームに今大会初となるステージ優勝をもたらしました。
 
宇都宮ブリッツェンは、増田、鈴木譲、鈴木龍、中村の4選手がきっちりとメイン集団内でフィニッシュ。また、前輪のパンクで遅れてしまった西村選手もグルペットでしっかりとゴールし、5名の選手で明日のクイーンステージとなる第4ステージを迎えることになります。
 
 
清水監督コメント
「今日も引き続き暑い中でのレースになりました。我々としては終盤の1級山岳に集中して臨み、各選手ともに調子の良さを確認できて明日のクイーンステージにつなげられたかなと感じています。ただやはり、昨日の落車の影響が大きかった小野寺選手は、チームのために少しでも貢献しようと今日も出走し、十分に働いてくれたと思います。まだシーズンは長いので、小野寺選手にはここで一旦休んでもらって、また次の目標に向かってもらえればと思います。明日はいよいよクイーンステージを迎えます。各選手のコンディションもここまでで上がってきていますので、しっかりと成績を狙っていきたいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
◆[リザルト
[PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 - UCI-2.Pro - 3rd Stage - 162.5km - ]
1位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリングチーム) 3h51m42s
2位 MINALI Riccardo (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) st
3位 ORKEN Ahmet (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) st
4位 BOUGLAS Georgios (SSOIS MIOGEEサイクリングチーム) st
5位 LONARDI Giovanni (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) st
6位 COWAN Alexander (ワイルドライフジェネレーション・プロサイクリング) st
7位 NOVARDIANTO Jamalidin (PGNロードサイクリングチーム) st
8位 PACIONI Luca (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) st
9位 ABDUL HALIL Mohamad Izzat Hilmi (マレーシアナショナルチーム) st
10位 WARD Tristan (チーム・ブリッジレーン) st
15位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st
49位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st
65位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st
70位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) st
98位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +8m45s
DNF 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン)
出走=122名/完走120名
 
◆個人総合時間 第3ステージ終了時
1位 FEDOROV Yevgeniy (ヴィノ・アスタナ・モータース) 9h47m56s
2位 BOONRATANATHANAKORN Thurakit (タイランドコンチネンタルチーム) +09s
3位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリングチーム) +1m17s
4位 ORKEN Ahmet (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +1m22s
5位 MOHD ZARIFF Muhamad Nur Aiman (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +1m22s
6位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・三シャインコースト) +1m23s
7位 VAN AERT Bernard Benyamin (PGNロードサイクリングチーム) +1m27s
8位 BOUGLAS Georgios (SSOIS MIOGEEサイクリングチーム) +1m28s
9位 FIELD Rylee (チーム・ブリッジレーン) +1m29s
10位 CAHYADI Aiman (PGNロードサイクリングチーム) +1m32s
30位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +1m33s
47位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +1m33s
66位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +1m33s
68位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +2m47s
91位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +10m18s
 
◆個人総合ポイント賞 第3ステージ終了時
1位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリング) 34P
2位 FEDOROV Yevgeniy (ヴィノ・アスタナ・モータース) 21P
3位 ORKEN Ahmet (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 21P
4位 BOUGLAS Georgios (SSOIS MIOGEEサイクリングチーム) 20P
5位 JONES Taj (チーム・ブリッジレーン) 19P
6位 MINALI Riccardo (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) 19P
 
◆個人総合山岳賞 第3ステージ終了時
1位 MOHD ZARIFF Muhamad Nur Aiman (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 16P
2位 FIELD Rylee (チーム・ブリッジレーン) 10P
3位 MOREY Drew (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 6P
4位 PACHER Quentin (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) 4P
5位 DONOHOE Alistair (ARAプロサイクリング・三シャインコースト) 3P
6位 BOUGLAS Georgios (SSOIS MIOGEEサイクリングチーム) 2P
 
◆チーム総合時間 第3ステージ終了時
1位 ヴィノ・アスタナ・モータース 29h27m10s
2位 タイランドコンチネンタルチーム +03s
3位 バルディアーニ・CSF・ファイザネ +1m17s
4位 ワイルドライフジェネレーション・プロサイクリング +1m17s
5位 NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス +1m17s
6位 チーム・ブリッジレーン +1m17s
15位 宇都宮ブリッツェン +1m17s
※出場チーム=21チーム
 
 
 
 
 
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[この日はスタート地点まで130kmの移動があるため、朝からスタッフ陣が慌ただしく動く]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[長距離移動を経て、スタート地点に到着した選手たちが準備を進める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前日の最終局面で落車した小野寺選手も負傷を押してスタートすることを決断]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[小野寺選手の脚には落車で負った怪我を治療した跡が無数に]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタートサインを終え、壇上で集まった観客に手を振る選手たち]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤の中間スプリントポイントを集団後方で過ぎる鈴木譲選手と鈴木龍選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[中村選手と怪我を押して走る小野寺選手も集団後方で落ち着いてレースを展開]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ひとつ目の3級山岳を慌てずにクリアしていく鈴木譲選手と増田選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[体調不良に苦しむ鈴木龍選手も痛みをこらえながら3級山岳を進む]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[注意すべき1級山岳まで消耗を最小限に抑える走りをする西村、小野寺、中村の3選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チームに少しでも貢献できる走りをした小野寺選手は、残念ながらこの後にレースを降りた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[アップダウン区間を進むメイン集団がタテに長く伸びる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[リーダーチームがコントロールするメイン集団でまとまって走る宇都宮ブリッツェンの選手たち]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[集団前方で1級山岳をクリアした鈴木譲選手がテクニカルな下りへと向かう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[初日の落車の影響は残るものの、増田選手も集団前方で1級山岳をクリア]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[補給を運ぶなどチームのために働きながら、中村選手も集団内で1級山岳を越えていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[集団内で1級山岳をクリアした西村選手だったが、この後の下りでパンクし遅れてしまう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[翌日のクイーンステージに向けてきっちりと集団内でフィニッシュした増田選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[フィニッシュ後すぐに水分を補給しながらレースを振り返る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[復帰が難しいタイミングのパンクでタイムを失ってしまった西村選手を清水監督が労う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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2020/02/08

PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 第2ステージ

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[上:落車で隊列が崩れてしまったうえでのスプリントで鈴木譲選手が25位でフィニッシュ]
[下:大集団のゴールスプリントを制したARAプロサイクリングのJONESがステージ優勝]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
2月7日(金)〜14日(金)の8日間にわたり、UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」が開催されています。
 
 
 
 
 
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2月8日(金)に、第2ステージが行われました。
このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
西村大輝
小野寺玲
中村魁斗
 
 
 
 
 
UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」の第2ステージがクアラ・トレンガヌからケルテまでの175.5kmで開催され、前日の逃げ切り勝利を受けたこの日はメイン集団がきっちりと逃げ集団を吸収。最後は大集団のゴールスプリント勝負を制したARAプロサイクリング・サンシャインコーストのジョーンズがステージ優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、前夜のミーティングで鈴木龍選手でのゴールスプリント勝負でステージ優勝を狙うプランを立てたものの、その後、鈴木龍選手の体調が悪化してしまい何とかスタートするのがやっとの状態に。小野寺選手でのゴールスプリント勝負に切り替えて大集団ゴールスプリントに挑みましたが、その小野寺選手も最後のスプリントで落車してしまう事態に。鈴木譲選手の25位が最上位でレースを終えました。
 
 
 
 
 
宇都宮ブリッツェンにとっては初日から波乱の幕開けとなったツール・ド・ランカウイ。
 
しかし、レースはまだ7ステージあり、クイーンステージである第4ステージも残されているため、負の要素は初日で全部出し切ったと気持ちを切り替えて、諦めることなく増田選手が失ったタイム差を取り返していくことが重要になります。
 
そんな中で迎える第2ステージは、クアラ・トレンガヌからケルテへと向かう今大会最長距離の175.5km。しかし、コースは基本平坦で決して難易度は高いと言えず。中間スプリントポイント獲得やステージ優勝に重きが置かれるステージと言えます。
 
ただ、フィニッシュの手前、残り1kmからは道幅が狭くなったり急コーナーが連続したりと、かなりナーバスなレイアウトで注意が必要でもあります。
 
宇都宮ブリッツェンは、このステージでも鈴木龍選手でのステージ優勝にトライするプランを選択。最終局面ではチームで連係して小野寺選手と鈴木龍選手を送り出し、小野寺選手のリードアウトから鈴木龍選手を発射してスプリントに挑むことを確認してレースに臨むことを前夜のミーティングで話し合いました。
 
しかしその晩、鈴木龍選手は体調が悪化。朝になっても下痢と微熱が続く状況で、スタートするのがやっとという状況。そのため、スプリント役を小野寺選手に切り替えてレースに臨むことになりました。
 
バトゥ・ブル・ビーチをスタートしたレースは、ニュートラル区間を終えて正式スタートが切られると恒例のアタック合戦に。その中から5名の選手が逃げを決めて先行する展開になります。
 
VIEL(アンドローニ)
IACCHI(ヴィーニ・ザブ)
FIELD(ブリッジレーン)
MOHD ZARIFF(サプラ)
LANGE(ワイルドライフ)
メイン集団
 
メイン集団はリーダーチームのヴィノ・アスタナ・モータースがコントロール開始。タイム差を最大で5分程度に保ってレースを進めていく時間帯が続きます。
 
レースも残り100kmを切る頃になると、リーダーチームのヴィノ・アスタナ・モータースがコントロールするメイン集団も少しずつペースアップを開始。逃げ集団とのタイム差を着実に縮めていく展開になります。
 
着実にタイム差を縮めていくメイン集団は、残り30kmの段階でタイム差を1分30秒程度にまで縮める展開に。この頃になるとタイランド・コンチネンタルチームもペースアップに加わり始め、逃げ集団の吸収も時間の問題かという状況になります。
 
するとこの状況を嫌ったのか、逃げ集団からFIELD選手(ブリッジレーン)が単独で飛び出して逃げる展開になります。
 
FIELD(ブリッジレーン)
↓ 35秒
VIEL(アンドローニ)
IACCHI(ヴィーニ・ザブ)
MOHD ZARIFF(サプラ)
LANGE(ワイルドライフ)
↓ 25秒
メイン集団
 
その後、勢いをますメイン集団はまず、4名の逃げ集団をキャッチ。この頃になると入部選手を擁するNTTプロサイクリングがさらに集団のペースを上げて単独で逃げるFIELD選手(ブリッジレーン)を追いかけます。
 
結局、単独で逃げ続けたFIELD選手(ブリッジレーン)は残り3kmというところで集団がキャッチ。勝負は大集団でのゴールスプリントに持ち込まれることになります。
 

ナーバスなレイアウトのゴールスプリントを制したのは、JONES選手(ARAプロサイクリング)。見事なスプリントでの勝利で、今大会2人目のステージ優勝者になりました。

 
宇都宮ブリッツェンは、序盤から終盤にかけてはセーフティな走りを意識しながらレースを進めていき、かなりナーバスでテクニカルなことを事前のスカウティングできていた最終局面でもチームで連係してポジションを前方に上げることができていました。
 
しかし、レースも残り3kmという段階で発生した落車にスプリントエースの小野寺選手が絡んでしまい、隊列が崩れてしまったことでゴールスプリント勝負に加わることができず。UCIの規則に則った主催者の判断で全選手が同タイムでのフィニッシュということになりましたが、小野寺選手は身体に小さくないダメージを受けた状態で明日以降のステージを戦わなければいけない状況になりました。
 
 
清水監督コメント
「今日のステージは明日から始まる山岳ステージを前にちょうど良いと言いますか、全日程で見れば平坦基調でひと呼吸つけるようなステージでした。ただ、チームとしてはゴールスプリントでしっかり勝負をしようと、前夜のミーティングでも最終局面のコースレイアウトや道幅などをしっかりスカウティングし、綿密にプランを立てて勝負に挑む予定でした。残り3kmを過ぎたところからは集団の前にいないと勝負にならないと分かっていたので、残り5kmくらいからしっかりと隊列を上げて行っていました。しかし、残り3kmのところで落車が発生してしまい、チームの隊列も大きく崩れてしまったことで結果には結びつきませんでした。そこで小野寺選手が落車してしまい不運続きな面はあると感じてはいますが、これから重要なステージが続きますので、各選手のコンディションをしっかりと整えながら明日からもう一度トライしていきたいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
◆[リザルト
[PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 - UCI-2.Pro - 2nd Stage - 175.5km - ]
1位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) 4h05m29s
2位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリングチーム) st
3位 LECROQ Jeremy (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) st
4位 MINALI Riccardo (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) st
5位 SALEH Mohd Harrif (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) st
6位 PELUCCHI Matteo (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) st
7位 WARD Tristan (チーム・ブリッジレーン) st
8位 BOUGLAS Georgios (SSOIS MIOGEEサイクリングチーム) st
9位 PACIONI Luca (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) st
10位 草場啓吾 (愛三工業レーシングチーム) st
25位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st
34位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) st
83位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) st
86位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st
108位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) st
122位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st
出走=123名/完走=123名
 
◆個人総合時間 第2ステージ終了時
1位 FEDOROV Yevgeniy (ヴィノ・アスタナ・モータース) 5h56m14s
2位 BOONRATANATHANAKORN Thurakit (タイランド・コンチネンタルチーム) +09s
3位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) +1m23s
4位 MOHD ZARIFF Muhammad Aiman (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +1m24s
5位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリングチーム) +1m27s
6位 ORKEN Ahmet (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +1m29s
7位 LECROQ Jeremy (B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト) +1m29s
8位 FIELD Rylee (チーム・ブリッジレーン) 1m29s
9位 VIEL Mattia (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) +1m30s
10位 IACCHI Alessandro (ヴィーニ・ザブ・KTM) +1m31s
33位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +1m33s
34位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +1m33s
76位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +1m33s
77位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +1m33s
90位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +1m33s
102位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +2m47s
 
◆個人総合ポイント賞 第2ステージ終了時
1位 FEDOROV Yevgeniy (ヴィノ・アスタナ・モータース) 21P
2位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) 19P
3位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリング) 19P
4位 BOONRATANATHANAKORN Thurakit (タイランド・コンチネンタルチーム) 16P
5位 PELICCHI Matteo (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) 11P
6位 MOHD ZARIFF Muhamad Nur Aiman (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 9P
 
◆チーム総合時間 第2ステージ終了時
1位 ヴィノ・アスタナ・モータース 17h52m04s
2位 タイランド・コンチネンタルチーム +03s
3位 バルディアーニ・CSF・ファイザネ +1m17s
4位 NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス +1m17s
5位 チーム・ブリッジレーン +1m17s
6位 チーム・サプラ・サイクリング +1m17s
15位 宇都宮ブリッツェン +1m17s
※出場チーム=21チーム
 
 
 
 
 
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[この日も快晴。朝からグングンと気温が上がり、湿度も高い]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[清水監督が選手のバイクにレースプロフィールを貼り付ける]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[このステージから陸路移動になるため、現地サポートのジェフリーとエミがチームをサポート]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[選手たちがチェックアウトを済ませてホテルを出てくる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前日の落車の痛みが残る増田選手が森川マッサーにテーピングを施してもらう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl2_06
[初海外レースの中村選手の様子を気にかけ、折につけ声をかけてアドバイスをする鈴木譲選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[近距離ということで、選手たちがスタート地点まで自走で向かう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[昨夜、体調が急変した鈴木龍選手が薬を服用してスタートに備える]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート地点には各賞ジャージを模した模型のほか、スポンサーなどのキャラバン隊も]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート前の各チームの様子を見て回るコミッセールと清水監督が会話を交わす]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl2_11
[スタート前の段階で気温はすでに35℃以上。厳しいレースになることが予想される]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[5名の逃げ集団が補給ポイントを過ぎて逃げ続ける]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[リーダーチームのヴィノ・アスタナ・モータースがコントロールするメイン集団が逃げを追う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[体調不良ながら何とか踏ん張る鈴木龍選手と小野寺選手が集団内を走る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[補給のサコッシュを受け取った西村選手が集団内でポジションを上げていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[フィニッシュ会場には多くのブースがあり、観戦客も多い]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[大集団ゴールスプリントで鈴木譲選手が何とか食い下がる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[落車の痛みが残る増田選手も無事に集団内でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[着実に海外レース経験を積む中村選手も集団内でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[体調不良のバッドデイを何とかしのぎ、鈴木龍選手もフィニッシュ]

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2020/02/07

PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 第1ステージ

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[上:不運な落車に巻き込まれ、初日からタイムを失ってしまった増田選手が遅れてフィニッシュする]
[下:逃げ切りで第1ステージを制したフェドロフが今大会最初のリーダージャージ着用者になった]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
2月7日(金)〜14日(金)の8日間にわたり、UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」が開催されています。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
西村大輝
小野寺玲
中村魁斗
 
 
 
 
 
UCI-2.Proのステージレース「ツール・ド・ランカウイ」の第1ステージがマレーシアサラワク州の州都であるクチンで開催され、30km手前から逃げ続けたVINO-アスタナモータースのユージーン・フェドロフが、途中で合流してきたタイコンチネンタル・サイクリングチームのスラキット・ブーンラタナタナコーンを振り切って逃げ切り勝利を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、鈴木龍選手でのゴールスプリント勝負を意識しながらも、増田選手の個人総合上位獲得のために初日をトラブルやアクシデントなく終えることを重視。しかし、残り20km強という地点でその増田選手が落車に巻き込まれてしまい後退。その後は決死の追走でメイン集団への復帰を試みましたが届かず。初日からいきなりタイムを失ってしまうという事態でレースを終えました。
 
 
 
 
 
ついに開幕を迎えた、今年のツール・ド・ランカウイ。
 
前日にサバ州のコタキナバルでプレレースとなるクリテリウムを走った選手たちは、その後すぐに飛行機移動でクチン入りしてこの日を迎えることになりました。
 
25周年記念大会のオープニングとなる第1ステージは、メルデカ公園をスタートしクチンを巡る大周回を走り抜け、1周5.3kmの小周回を4周回して再びメルデカ公園にフィニッシュする80.3km。当初は小周回を7周回する96.2kmで予定されていましたが、レース後に半島マレーシアのクアラトレンガヌへと飛行機移動する時間が考慮され、距離を短くしての開催という運びになりました。
 
コースは大周回の序盤から中盤にこそ細かなアップダウンはあるものの、その後はほぼフラット。中間スプリントポイントが3回設定されていることと合わせ、総合ポイント賞やステージ優勝を狙うスプリンターを抱えるチームが活躍の場を求めるステージと言えます。
 
宇都宮ブリッツェンは、増田選手の個人総合時間での上位獲得が最大の目標ということもあり、クイーンステージとなる第4ステージまではアクシデントやトラブルに巻き込まれてチーム全体が消耗しないようリスクマネージメントが必要な状況。
 
そのため、このステージも積極的に動いて攻撃的にいくことはせず、格上のUCIワールドチームやUCIプロチームの動きを見極めながら、最終局面が集団ゴールスプリントになった際は鈴木龍選手でステージ優勝にトライするというプランでレースに臨みました。
 
 
メルデカ公園をスタートしたレースはニュートラル区間を終えて正式スタートが切られると早速、激しいアタック合戦となります。しかし、最初のステージということもあって各チームの警戒感も高く、決定的な逃げが決まらないまま序盤戦は進んでいきます。
 
それでも、間もなく30kmという段階でメイン集団から飛び出したフェドロフ選手(VINO-アスタナ)が単独で逃げる展開に。単独での逃げということもあり、メイン集団もこれを容認してレースは一旦落ち着きを見せます。
 
その後、落ち着いたメイン集団からは追撃の動きが幾度も見られたものの、成功させてブリッジをかけたのはブーンラタナタナコーン選手(タイランド)のみ。2名の逃げが先行する展開になります。
 
快調に逃げる逃げ集団は、メイン集団とのタイム差を着実に広げていき、気付けばその差は最大で5分50秒にまで開いている状況に。レース距離が短くなり、残り距離も少ないことを考えると危険なタイム差と言えます。
 
その状況を受け、メイン集団もUCIワールドチームのNTTプロサイクリングやスプリント勝負に持ち込みたいUCIプロチーム勢がメイン集団のペースアップを開始。逃げる2名とのタイム差を少しづつ縮めていきますが、逃げ続ける2名のペースも落ちず、2名の逃げ切りの可能性が高まった状態で最後の小周回へと向かっていきます。
 
するとここで、増田選手(宇都宮ブリッツェン)をアウトから抜こうとした選手のさらにアウトからポリスモトが追い抜きをかけようとしますが、抜き切れずにペースダウン。これによって行き場を失ってしまった選手が落車し、それに巻き込まれる形で増田選手(宇都宮ブリッツェン)を含む多くの選手が巻き込まれて落車してしまう事態となります。
 
初日からのタイムロスだけは避けたい増田選手(宇都宮ブリッツェン)はすぐさまスペアバイクに乗り換えて先行するメイン集団への復帰を試みますが、残り距離が足らずに追いつくことができず。
 
第2ステージからは、レースの安全を守るためのポリスモトに安全を奪われる形で失ったタイム差を取り戻していく戦いが始まることになります。
 
 
清水監督コメント
「初日からバッドデイになってしまい、非常に残念な1日になってしまいました。ただ、長期間のステージレースではどこかで必ずバッドデイは訪れるものですし、我々にできることはチーム全体を少しでも良い方向に変えていき、目標とする個人総合成績の巻き返しを図るだけです。増田選手以外の選手たちに関してはステージ優勝に向けたトライを含めしっかりと動いてくれたと思いますので、上手くいかなかった部分を修正しながら、長丁場のレースを戦っていきたいと思います。とにかく、今日のことは今日のことと切り替えて、いい形でこの後のステージを進めていきたいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
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◆[リザルト
[PETRONAS Le Tour de Langkawi 2020 - 1st Stage - 80.3km - ]
1位 FEDOROV Yevgeniy (VINO-アスタナモータース) 1h51m01s
2位 BOONRATANATHANAKORN Thurakit (タイランド・コンチネンタル・サイクリングチーム) +03s
3位 ORKEN Ahmet (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +1m17s
4位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリング) +1m17s
5位 PELUCCHI Matteo (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) +1m17s
6位 BOUGLAS Georgios (SSOIS・MIOGEEサイクリングチーム) +1m17s
7位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) +1m17s
8位 LONARDI Giovanni (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) +1m17s
9位 PACIONI Luca (アンドローニジョカトーリ・シデルメク) +1m17s
10位 SALEH Mohd Harrif (トレンガヌINC.TSG サイクリングチーム) +1m17s
22位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +1m17s
33位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +1m17s
40位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +1m17s
62位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +1m17s
91位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +1m17s
99位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +2m11s
出走=123名/完走=123名
 
◆個人総合時間 第1ステージ終了時
1位 FEDOROV Yevgeniy (VINO-アスタナモータース) 1h50m45s
2位 BOONRATANATHANAKORN Thurakit (タイランド・コンチネンタル・サイクリングチーム) +09s
3位 ORKEN Ahmet (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +1m29s
4位 VAN DAM Ben (チーム・ブリッジレーン) +1m31s
5位 CAHYADI Aiman (PGNロードサイクリングチーム) +1m32s
6位 VINK Michael (セントジョージコンチネンタル・サイクリングチーム ) +1m32s
7位 VAN AERT Bernard Benyamin (PNGロードサイクリングチーム) +1m32s
8位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリング) +1m33s
9位 PELUCCHI Matteo (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) +1m33s
10位 BOUGLAS Georgios (SSOIS・MIOGEEサイクリングチーム) +1m33s
26位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +1m33s
36位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +1m33s
43位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +1m33s
62位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +1m33s
91位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +1m33s
102位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +2m47s
 
◆個人総合ポイント賞 第1ステージ終了時
1位 FEDOROV Yevgeniy (VINO-アスタナモータース) 21P
2位 BOONRATANATHANAKORN Thurakit (タイランド・コンチネンタル・サイクリングチーム) 16P
3位 ORKEN Ahmet (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 9P
4位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリング) 7P
5位 PELUCCHI Matteo (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) 6P
6位 BOUGLAS Georgios (SSOIS・MIOGEEサイクリングチーム) 5P
 
◆チーム総合時間 第1ステージ終了時
1位 VINO-アスタナモータース 5h35m37s
2位 タイランド・コンチネンタル・サイクリングチーム +03s
3位 バルディアーニ・CSF・ファイザネ +1m17s
4位 SSOIS・MIOGEEサイクリングチーム +1m17s
5位 NTTプロサイクリングチーム +1m17s
6位 B&Bホテルズ-ヴィタルコンセプト +1m17s
11位 宇都宮ブリッツェン +1m17s
※出場=21チーム
 
 
 
 
 
Ltdl1_01
[前夜のミーティングであらためて今大会の目標の確認とステージのプランが話し合われた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl1_02
[朝、スタッフ陣がバイクや補給関係を用意して選手たちを待つ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl1_03
[ホテルから出てきた西村選手が針谷メカに自分の要望を伝えて対応してもらう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl1_04
[準備を終えた鈴木譲選手がリラックスした表情で出発を待つ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl1_05
[スタート地点に到着した増田選手と西村選手が要チェック選手について話し合う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl1_06
[初海外レースでも臆することがない中村選手がスタッフとの談笑で満面の笑顔を見せる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl1_07
[夜に降った雨で路面がウェットなこともあり、針谷メカがタイヤの状態を逐一チェックする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl1_08
[朝から強い日差しが注ぐため、日陰で少しでも消耗を抑えてスタートを待つ選手たち]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl1_09
[ステージ優勝を狙う鈴木龍選手が引き締まった表情でスタートラインに向かう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Ltdl1_10
[選手たちがスタートラインに整列を始める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[多くの観客が見守る中、第1ステージのスタートが切られる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[落車で分断された前方集団で西村選手が小周回へと入る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[同じく前方集団に入った小野寺選手も小周回へと入る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木譲選手の指示を受けた中村選手が集団後方で増田選手の復帰に備える]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前方集団に残った鈴木龍選手が最終局面に向けてポジションを上げていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ハイスピードな展開ながらメイン集団は逃げ集団とのタイム差をなかなか詰められない]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[落車に巻き込まれて遅れてしまった増田選手が決死の集団復帰を試みる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ステージでの結果と増田選手の集団復帰の両方を得るため鈴木譲選手がタクトを振るう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[路面の穴にハマってしまいハンドルが大きく落ちてしまった西村選手は我慢の走りを続ける]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チームカーの隊列までは復帰したものの、集団の後方がまだ遠い増田選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[混沌としたゴールスプリント勝負で力を出しきれなかった小野寺選手が22位でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[モト審判車をかわしながら増田選手が遅れてフィニッシュする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[フィニッシュした増田選手の背中には落車で負った痛々しい傷が残る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[指示通りに自身を犠牲にして走った中村選手を鈴木譲選手が労う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[初日から試練を与えられた形の増田選手だが、そんな時こそ不死鳥は羽ばたく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 

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2020/02/06

THE RESORT WORLD GENTING CRITERIUM INTERNATIONAL

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[上:アジア人2番手となる12位で鈴木龍選手がフィニッシュ]
[下:連係面を確認し合いながら、一丸となって翌日からの本番に挑む]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
2月7日(金)〜14日(金)の8日間にわたり、UCIプロシリーズのステージレース「ツール・ド・ランカウイ(UCI-2.Pro)」が開催されます。
 
 
 
 
 
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2月6日(木)に、プレレースとなる「THE RESORT WORLD GENTING CRITERIUM INTERNATIONAL」が開催されました。
このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
西村大輝
小野寺玲
中村魁斗
 
 
 
 
 
アジアでも指折りのステージレースとして知られる「ツール・ド・ランカウイ(UCI-2.Pro)」の25周年を記念したクリテリウムレース「ザ・リゾート・ワールド・ゲンティン・クリテリウム・インターナショナル」がマレーシアのボルネオ島コタキナバルの市街地を封鎖した公道特設サーキットコースで初開催され、大集団でのゴールスプリント勝負を制したNTTプロサイクリングのマックス・ヴァルシャイトが優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは本番となるステージレースで増田成幸選手の個人総合上位を目標に置いているため、この日のクリテリウムはセーフティにレースを終えることを優先。それでも、新チームでの初戦ということを考慮して連係面などを確認しながら、ステージレースではアシストとしての働きが求められる鈴木龍選手、小野寺選手、中村選手らが積極的にレースに絡んでいき、鈴木龍選手がアジア人選手では2番手となる12位でフィニッシュしてレースを終えました。
 
 
 
宇都宮ブリッツェンにとって大きなチャレンジの年となる2020年。その初戦がついにやって来ました。
 
チームにとっては例年よりも1カ月ほど早い初戦となったのは、アジアでも指折りのステージレースとして知られる「ツール・ド・ランカウイ」。昨年まではジャパンカップと同じUCI-HCとして開催されていましたが、UCIのレギュレーション変更によって今年からUCIプロシリーズのレースになりました。
 
そんなツール・ド・ランカウイも、今年で25周年。それを記念して開幕前日にコタキナバルでクリテリウムレース「ザ・リゾート・ワールド・ゲンティン・クリテリウム・インターナショナル」が、さらに閉幕翌日にはUCI1クラスのワンデーレースが開催されることになりました。
 
 
 
2016年のツール・ド・台湾に出場して以来の海外レースとなる宇都宮ブリッツェンは、悲願の五輪出場を狙う増田選手のUCIポイント獲得が最大の目標。前年に日本代表でランカウイに出場した際の個人総合5位以上の成績を狙うことになります。
 
そのため、総合順位に関係しないプレレースのクリテリウムは誰も落車やトラブルに巻き込まれることなく、セーフティに終えることが大前提。ただ、新チームとしての初戦でもあるので、その中で選手間の連係面などを意識すること、また、本番ではアシストとして働くことになる鈴木龍・小野寺の両選手が自身の成績を求めて走れる貴重な機会を活かすことを確認してレースに臨みました。
 
 
ムルデカ広場前をスタートしたレースは、1周回目から5名ほどの選手が逃げる展開に。後続のメイン集団からはさらに数名の選手がブリッジをかけ、逃げ集団は15名ほどになります。
 
逃げを追う展開になったメイン集団では、地元マレーシアのチームでありディフェンディングチャンピオンチームでもあるサプラ・サイクリングが積極的に先頭を引く展開になります。この動きに、宇都宮ブリッツェンも小野寺選手と中村選手が同調してローテーションに入りますが、多くの有力チームが逃げに選手を送り込んでいることもあ利、それ以上の協力は得られない状況になります。
 
この状況を受け、宇都宮ブリッツェンとしては有力チーム勢が動き出すまで集団内で落ち着いた走りをすることを選択。逃げを吸収した後、鈴木龍選手のゴールスプリントで勝負することを意識するようになります。
 
最大で1分以上の差が開いた逃げ集団とメイン集団でしたが、レースも終盤になるとUCIプロチーム勢がいよいよ逃げ集団の吸収に乗り出し、メイン集団もペースアップ。着実にタイム差を詰めながら、レースは最終周回に入ります。
 
最終周回に入ると、ついにメイン集団が逃げ集団を吸収して、レースは振り出しに。その後は宇都宮ブリッツェンも選手同士でコミュニケーションをとりながら鈴木龍選手と小野寺選手も集団前方に引き上げ、鈴木龍選手がゴールスプリント勝負に挑み、12位でフィニッシュ。トップ10には届かなかったもののアジア人で2番手に入り、上々の滑り出しで翌日からの本番を迎えることになりました。
 
 
清水監督コメント
「今日のレースは明日から始まるツール・ド・ランカウイに向けて、できる範囲の動きをしてレース強度で刺激を入れ、しっかりとコンディションを上げていくことを意識してレースに臨みました。最後は鈴木龍選手のゴールスプリントに向けてみんなで動いていきましたが、120名弱と人数も多く簡単ではない中で12位という結果でした。今日が今シーズンの初戦でもありましたし、引き続きチームの動きを確認し合って高めていき、このツール・ド・ランカウイでしっかりと成績が残せるようにチームをまとめていきたいと思っています。まずはこの暑い気候の中で選手たちもしっかりと走ってくれたので、万全のコンディションで明日からのレースに臨みたいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
◆[リザルト
[THE RESORT WORLD GENTING CRITERIUM INTERNATIONAL - UCI-CRT - 80.0km - ]
1位 WALSCHEID Maximilian Richard (NTTプロサイクリング) 1h42m01s
2位 SALEH Mohd Harrif (トレンガヌINC.TSGサイクリング) st
3位 QUICK Blake (セントジョージ・コンチネンタル・サイクリングチーム) st
4位 PELUCCHI Matteo (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) st
5位 LECROQ Jeremy (B&Bホテルズ・ヴィタルコンセプト) st
6位 RAJOVIC Dusan (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) st
7位 JONES Taj (ARAプロサイクリング・サンシャインコースト) st
8位 MINALI Riccardo (NIPPO・デルコ・ワンプロヴァンス) st
9位 PACIONI Luca (アンドローニ・ジョカトーリ-シデルメク) st
10位 LONARDI Giovanni (バルディアーニ・CSF・ファイザネ) st
12位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st
23位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) st
53位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st
62位 西村大輝 (宇都宮ブリッツェン) +16s
104位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +1m34s
105位 中村魁斗 (宇都宮ブリッツェン) +1m34s
出走=116名/完走=114名
 
 
 
 
 
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[5日(水)の夜に行われたチームプレゼンテーションに選手と監督が登壇]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レース当日の朝、メカ陣が準備したバイクがホテル入り口に用意される]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[用意を済ませた選手たちがホテルから降りてきて会場に向かう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[会場に到着した選手たちがスタートまで束の間のリラックスタイムを過ごす]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[会場周辺は旧正月を祝う飾り付けで華やかな雰囲気]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田選手が初海外レースとなる中村選手の質問に回答とアドバイスを送る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げを見送ったメイン集団の前方を小野寺選手がキープする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[最後のゴールスプリントを見据える鈴木龍選手は集団中ほどをキープ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[今シーズンもチームの舵取り役が期待される鈴木譲選手も落ち着いてレースを進める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[個人総合でのアシストはもちろん、自身のリザルトも求めたい新加入の西村選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[小野寺選手とともにコントロールに加わった中村選手が堂々と集団先頭をひく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[個人総合上位を狙う増田選手はリスクを避けて集団後方で待ち姿勢]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Kkic_13
[小野寺選手と中村選手が集団内でポジションをキープする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Kkic_14
[終盤になりペースが上がったメイン集団がタテに伸びる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Kkic_15
[大集団ゴールスプリントに鈴木龍選手が挑み、アジア人2番手の12位でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Kkic_16
[チームカーに戻った増田選手と鈴木龍選手が最後の連携について話し合う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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