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2019/10/02

2019 JPT Round13 第20戦 まえばし赤城山ヒルクライム

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[上:チームメートのアシストを受けた岡選手がアウラール選手を上回る5位でフィニッシュ]
[下:マトリックスパワータグのトリビオとマンセボがワンツーフィニッシュを飾った]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
9月29日(日)に、2019年のJプロツアー第20戦となる「JBCFまえばし赤城山ヒルクライム」が開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
堀孝明
小野寺玲
岡篤志
 
 
 
 
 
2019年のJプロツアー第20戦となる「JBCFまえばし赤城山ヒルクライム」が群馬県前橋市の前橋合同庁舎エリアから赤城山総合観光案内所までの21.5kmで開催され、レース中盤過ぎに抜け出した5名の集団からさらに2名で抜け出したマトリックスパワータグがワンツーフィニッシュ。最後はホセビセンテ・トリビオが先着して優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは岡選手の個人ランキングでの首位奪還を目指し、ヒルクライムが決して得意とは言えない岡選手を残る全選手でサポートしていくプランを選択。それに何とか応えた岡選手は5位でフィニッシュする力走を見せました。この結果、個人ランキングで首位のオールイスアルベルト・アウラール選手に広げられていたポイントを118ポイント差にまで縮めて、次週に山口県で開催される最終ラウンドを迎えることになります。
 
 
 
 
 
2019年のJプロツアー終盤戦に設定された群馬ラウンド。初戦のクリテリウムに引き続いて行われるのは、2017年以来となる「まえばし赤城山ヒルクライム」です。
 
前日のクリテリウムでは岡選手の個人ランキング首位奪還を目指し、チーム全員が機能してエース岡選手をゴールスプリント勝負に送り出しましたが、岡選手は少しの詰めの甘さもあって3位。個人ランキング首位のアウラール選手(マトリックスパワータグ)にポイント差を広げられてしまう結果となりました。
 
それでも、そのポイント差は決して逆転不可能というものではないため、チームとしても最後まで岡選手の個人ランキング逆転を狙った走りをしていく必要があります。
 
そんな中で迎える今回のヒルクライムは、岡選手があまり得意とはしないジャンル。それでも、増田・鈴木譲・堀の上りに強い3選手も自身のリザルト以上に、岡選手がアウラール選手(マトリックスパワータグ)よりもひとつでも前の順位でゴールしてポイント差を詰めることを重視してレースに臨みました。
 
まえばし合同庁舎エリアをスタートしたレースは、正式スタートが切られると早速、3名の選手が先行する展開に。しかし、この3名の飛び出しは程なくして吸収され、集団はひとつになります。
 
すると、ひとつになった集団では東京ヴェントスが先頭に立ってコントロールを開始。クラブチーム勢として何とか勇姿を見せたいという想いを形にする走りを見せます。
 
メイン集団をけん引する東京ヴェントス勢はその後7km中盤までけん引を継続しますが、ここでマトリックスパワータグ勢が入れ替わるように先頭に立ち、集団をけん引する展開になります。
 
集団のけん引を開始したマトリックスパワータグは、向川選手(マトリックス)から佐野選手(マトリックス)へとつなぎ、フェルナンデス選手(マトリックス)へけん引をバトンタッチ。フェルナンデス選手(マトリックス)がそれまで以上のペースで集団のけん引を開始したことで、集団後方では千切れて遅れていく選手が続出する状況になります。
 
するとこのタイミングで、マンセボ選手(マトリックス)が狙いすましたアタックを仕掛けて攻撃を開始。すぐにブリヂストンサイクリング勢も反応しますが、この動きにはトリビオ選手(マトリックス)とアウラール選手(マトリックス)がしっかりとチェックに入り、5名の先頭集団が形成される展開になります。
 
マンセボ、トリビオ、アウラール(マトリックス)
石橋、徳田(BSサイクリング)
メイン集団
 
一方、メイン集団に残る形となった宇都宮ブリッツェンは、若干オーバーペース気味にも映る先頭集団のペースに合わせることは敢えてせず、戦前に立てたプラン通りに岡選手(宇都宮ブリッツェン)を残る全選手で守りながら、岡選手(宇都宮ブリッツェン)のペースで着実に上りをこなしていくことを選択してレースを進めていきます。
 
すると、先頭の5名の集団から、ペースについていくことができなくなったアウラール選手(マトリックス)が脱落。程なくして宇都宮ブリッツェン勢のいる集団に吸収される展開になります。
 
その後、4名になった先頭集団ではマンセボ選手(マトリックス)がアタックを仕掛けて単独で先行、さらにトリビオ選手(マトリックス)が後方の3名から単独ブリッジを成功させてマンセボ選手(マトリックス)に合流。
 
結局、最後までそのままの状態で上り切ったマトリックスパワータグの2名が手を取り合いながらフィニッシュ。先着したトリビオ選手(マトリックス)が優勝、マンセボ選手(マトリックス)が2位とワンツーフィニッシュを達成しました。
 
宇都宮ブリッツェンは、鈴木龍選手と小野寺選手がしっかりと役目を果たした後、上位に入るだけの実力がある増田、鈴木譲、堀の3選手がヒルクライムが得意とは言えない岡選手をしっかりとサポート。その甲斐もあり、岡選手はアウラール選手(マトリックス)を置き去りにして赤城山を攻略して5位でフィニッシュしてレースを終えました。
 
この結果、10位でフィニッシュしたアウラール選手との個人ランキングのポイント差は、118ポイントに縮まることに。次週の「秋吉台カルストロードレース」での逆転を信じ、総力戦で最終戦に挑むことになります。
 
清水監督コメント
「今日のレースはヒルクライムということで、チームの動きを悩んだ部分もありました。しかし、今の岡選手の実力であればヒルクライムでも上位に入れると思ったので、岡選手のツアーリーダー奪還の可能性を少しでも高めるためにも引き続きチームで動くことにしました。結果として、決して得意とは言えないヒルクライムで岡選手が上位に入ることができて、個人ランキングのポイント差を詰めることができました。この2日間、コンディションが思わしくない選手もいる中で、全員がまとまってよく走ってくれたと思います。この2日間で各選手のコンディションも再調整というか、戻ってきていることが感じ取れましたので、次週の最終戦で最後のチャンスを逃さないように皆んなでしっかり協力して逆転にトライしたいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
◆[リザルト
[第3回JBCFまえばし赤城山ヒルクライム - JPT第20戦 - 21.5km - ]
1位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 57m42s 22.35km/h
2位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) st
3位 徳田優 (チームブリヂストンサイクリング) +18s
4位 石橋学 (チームブリヂストンサイクリング) +23s
5位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +50s
6位 米谷隆志 (LEOMO Bellmare Racing Team) +54s
7位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +59s
8位 岡泰誠 (イナーメ信濃山形) +1m00s
9位 前原直幸 (VC福岡) +1m04s
10位 オールイスアルベルト・アウラール (マトリックスパワータグ) +2m09s
15位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +2m28s
16位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +2m38s
27位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +4m19s
70位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +12m58s
出走=76名/完走=76名
 
◆2019Jプロツアー 個人ランキング
1位 オールイスアルベルト・アウラール (マトリックスパワータグ) 4,441P
2位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 4,323P
3位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 3,221P
4位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) 2,745P
5位 黒枝士揮 (チームブリヂストンサイクリング) 2,147P
5位 入部正太朗 (シマノレーシング) 2,115P
 
◆2019Jプロツアー チームランキング
1位 マトリックスパワータグ 13,702P
2位 チームブリヂストンサイクリング 13,433P
3位 宇都宮ブリッツェン 10,218P
4位 シマノレーシング 8,548P
5位 VICTOIRE広島 4,487P
6位 Team UKYO 3,748P
 
プロリーダージャージ オールイスアルベルト・アウラール (マトリックスパワータグ)
ネクストリーダージャージ  今村駿介 (チームブリヂストンサイクリング)
 
 
 
 
 
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[スタート時間が早いこともあり、まだ夜が明け切らないうちに選手たちは会場入り]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[念入りにウォーミングアップをする選手たち]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ようやく日が昇り始める中、選手たちがスタートラインに整列する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ニュートラル区間を走行する選手たち]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[正式スタートともにアタックを仕掛けた3名の選手が抜け出す]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[有力選手の追撃の動きに鈴木龍選手と小野寺選手が反応して危険の芽を詰む]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[飛び出していた選手たちを吸収して、集団はひとつに]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[赤城大鳥居を通過し、少しずつ勾配が厳しい区間へと入っていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[集団前方をチームでしっかりキープし、レースが動くタイミングを待つ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[マトリックスパワータグのペースアップにも崩れずに岡選手を守る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[アウラール選手含む5名の選手が飛び出すが、慌てずにペースを刻んで対応する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[支えてくれたチームメートに報いるように5位でフィニッシュした岡選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ゴール直前まで岡選手をサポートした増田選手は7位でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[納得のいかない表情を浮かべる堀選手だが、アシストしつつの15位は評価できる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[岡選手のためにペースを刻み続けた鈴木譲選手は16位でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[不得手なヒルクライムながら岡選手のために働いた小野寺選手が27位でフィニッシュする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤のアシスト以降は無理をしない走りで膝を温存した鈴木龍選手は70位でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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