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2019/09/18

2019 JPT Round11 第17戦 JBCF 南魚沼ロードレース

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[上:チームメートのアシストを受けてプロリーダージャージを死守した岡選手]
[下:序盤からおよそ120kmのわたって逃げ続けたフランシスコ・マンセボが優勝を飾った]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
9月15日(日)に、2019年のJプロツアー第17戦となる「JBCF南魚沼ロードレース」が開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
小坂光
鈴木龍
堀孝明
小野寺玲
岡篤志
 
 
 
 
 
2019年のJプロツアー第17戦となる「JBCF南魚沼ロードレース」が新潟県南魚沼市の三国川ダムの周辺に設定された特設周回コースで開催され、序盤から単独で逃げ続けたマトリックスパワータグのフランシスコ・マンセボがおよそ120kmを逃げ切る独走劇を演じて優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、岡篤志選手が着用するツアーリーダーの証・プロリーダージャージを守ることを大前提にチャンスがあれば勝利を狙うプランでレースに挑みましたが、早々に単独逃げができたことでプロリーダージャージの死守に専念。アシスト陣が序盤から終盤にかけてしっかりとメイン集団をコントロールしてレースを作ると、岡選手も最後のゴールスプリントでランキング2位のオールイスアルベルト・アウラールより先着する4位でフィニッシュ。今レース単体で見れば敗戦を喫した形になりますが、最大の目標であった岡選手のプロリーダージャージを死守してレースを終えました。
 
 
 
 
 
全22戦で争われる2019年のJプロツアーも、残り6戦となる第17戦を迎えました。
 
7月に行われた第13戦「チームタイムトライアルチャンピオンシップ」以来となるJプロツアーレースとなった宇都宮ブリッツェンは、シマノ鈴鹿ロードレースで負傷した阿部選手が欠場となってしまったものの、MTBとシクロクロスのレースに出場していた小坂選手、膝の負傷が癒えてきた鈴木龍選手が戦列復帰。久しぶりに7名での出走となります。
 
そんな中で迎える今レースは、サバイバルコースとして名高い新潟県南魚沼市の三国川ダム特設周回コースが舞台。しかし、今年はこれまでとは逆回りでの開催になり、異なる展開になることも予想されます。
 
宇都宮ブリッツェンは現時点で岡選手が個人ランキングの首位に立っているものの、2位につけるマトリックスパワータグのオールイスアルベルト・アウラール選手が、ツール・ド・北海道で宇都宮ブリッツェンが不在の間に開催された第15戦、第16戦で着実にポイントを加算し、岡選手と約400ポイント差にまで迫っている状態。
 
さらに、3位にはオールイス選手のチームメートであるホセビセンテ・トリビオ選手がつけており、マトリックスパワータグの動きを無視できない状況になっています。
 
そのため、岡選手はオールイス選手の動きをマークして個人ランキングを逆転されないことに注意を払いつつ、他チームの動きには残る選手たちが対応。レースの流れをしっかりと読みながら勝利を狙っていくというプランでレースに臨みました。
 
 
レースはスタート直後から、激しいアタック合戦になり、いくつかの出入りがあった後に3名の選手が先行する展開になります。
 
マンセボ(マトリックス)
石橋(BSサイクリング)
クローム(UKYO)
メイン集団
 
個人ランキング争いに関係しない選手たちの逃げということで、宇都宮ブリッツェンはこの逃げを容認して静観。レースは一旦この形で落ち着くかと思われましたが、逃げ集団ではマンセボ選手(マトリックス)が攻撃を続けたことで石橋選手(BSサイクリング)とクローム選手(UKYO)が遅れ、3周回目の段階でマンセボ選手(マトリックスパワータグ)が単独で逃げ続ける展開になります。
 
マンセボ(マトリックス)
石橋(BSサイクリング)
メイン集団
 
その後しばらく石橋選手(BSサイクリング)が単独追走で粘った時間はあったものの、結局、メイン集団に戻ることに。レースは単独で逃げるマンセボ選手(マトリックスパワータグ)とメイン集団という展開になります。
 
宇都宮ブリッツェンとしては、このままマンセボ選手(マトリックスパワータグ)が逃げ切って優勝してもらった方が岡選手の個人ランキングを守るという部分では好都合。そのため引き続き静観する構えでしたが、リーダーチームの責任という部分も考慮してメイン集団のコントロールを開始します。
 
その後、レースは大きな動きはなく、単独で逃げるマンセボ選手(マトリックス)とメイン集団とのタイム差は最大で5分ほどにまで開いた状態で、レースは終盤戦を迎えることになります。
 
レースも残り3周回となる9周回目に入る頃になると、メイン集団もいよいよ活性化。コントロールする宇都宮ブリッツェンがペースを上げてメイン集団にもダメージを与えつつ、逃げるマンセボ選手(マトリックスパワータグ)とのタイム差を縮めていく展開になります。
 
最終周回を迎える頃には1分30秒程度にまでその差を縮め、他チームが協調して動けば吸収できる状況にはなりましたが、協調ではなくアタックの応酬になったため、マンセボ選手(マトリックスパワータグ)を捕らえることはできず。マンセボ選手(マトリックスパワータグ)がおよそ120kmを逃げ切って優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは、オールイス選手(マトリックスパワータグ)の動きをしっかりマークしていた岡選手(宇都宮ブリッツェン)が4位争いのゴールスプリントできっちり先着。ポイントを詰められることなくプロリーダージャージをきっちりキープしてレースを終えました。
 
 
清水監督コメント
「今日のレースはプロリーダージャージを死守しながら勝利も狙っていくということにトライしたかったのですが、それはやはり難しく、最低限の目標であるプロリーダージャージを守るためのプランを選択することになってしまいました。ただ、優勝の可能性がある限りはチームとしてそれを目指してしっかりと動いてくれたと思いますし、プロリーダージャージを守るというミッションもしっかり果たしてくれた点は評価したいと思います。Jプロツアーも残り3ラウンド5戦になりましたが、この後もそれぞれのレースでの優勝とプロリーダージャージ死守のどちらも追い求めて戦っていきたいと思います。今日も応援、ありがとうございました!」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
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◆[リザルト
[第4回JBCF南魚沼ロードレース - JPT第17戦 - 132.0km - ]
1位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) 3h26m04s 38.43km/h
2位 ロビー・ハッカー (Team UKYO) +1m24s
3位 入部正太朗 (シマノレーシング) +1m38s
4位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +1m38s
5位 オールイスアルベルト・アウラール (マトリックスパワータグ) +1m39s
6位 孫崎大樹 (チームブリヂストンサイクリング) +1m40s
7位 谷順成 (VICTOIRE広島) +1m40s
8位 ベンジャミ・プラデス (Team UKYO) +1m40s
9位 米谷隆志 (LEOMO Bellmare Racing Team) +1m41s
10位 木村圭佑 (シマノレーシング) +1m42s
13位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +1m43s
27位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +6m03s
28位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +6m04s
29位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +6m04s
DNF 小坂光 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン)
出走=89名/完走=41名
 
◆2019Jプロツアー 個人ランキング
1位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 3,618P
2位 オールイスアルベルト・アウラール (マトリックスパワータグ) 3,166P
3位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 2,216P
4位 今村駿介 (チームブリヂストンサイクリング) 2,085P
5位 横山航太 (シマノレーシング) 1,830P
6位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) 1,770P
 
◆2019Jプロツアー チームランキング
1位 チームブリヂストンサイクリング 11,108P
2位 マトリックスパワータグ 10,447P
3位 宇都宮ブリッツェン 8,553P
4位 シマノレーシング 7,482P
5位 Team UKYO 3,748P
6位 VICTOIRE広島 3,602P
 
プロリーダージャージ 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン)
ネクストリーダージャージ 今村駿介 (チームブリヂストンサイクリング)
 
 
 
 
 
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[快晴に恵まれた会場にチームが到着。早速、チームピットが設営される]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[会場入りした選手たちが談笑しながらレースの準備を進める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ランキング1位と2位の選手が互いの健闘を誓い握手を交わす]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[年間ランキング争いでも重要なレースの幕が開ける]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤のアタック合戦でタテにに伸びた集団がダム湖の周回に入る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団に戻る選択をしたクローム選手をメイン集団が吸収する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤のコントロールを担う小坂選手が集団のペースを作る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[しばらく実戦から遠ざかっていた鈴木龍選手が遅れる。完全復活を待ちたいところだ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[小野寺、小坂、増田の3選手で分担しながらメイン集団のコントロールを続ける]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団が折り返し地点となるダム湖の十字峡に差しかかる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[上りの入口で増田選手にバトンタッチし、小坂選手が遅れる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田選手のペースアップで先行する選手とのタイム差が少しずつ縮まり始める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[有力選手に絞られたメイン集団だが互いを警戒し合ってかペースが上がらない]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団に残った堀選手がもうひと仕事するために一旦脚を休める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[集団コントロールで脚を使った小野寺選手が遅れる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ペースアップで脚を使った鈴木譲選手もメイン集団から遅れる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[堀選手が絞られたメイン集団の先頭を引いて最終周回に入る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[岡選手と増田選手もメイン集団で最終周回へ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[しっかりと仕事をして遅れた2選手も最終周回に入る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[アシストもありしっかり脚を残せた岡選手がスプリントでオールイス選手に先着する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団のペースメイクをやり切った増田選手も集団内でフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[リーダージャージ死守のためにアシストに徹した3選手もフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スッキリとしないレースではあるが、個とチームの力を存分に示してジャージを守った]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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