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2019/05/21

NTN presents Tour of Japan 2019 第3ステージ

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[上:増田選手と岡選手がきっちり先頭集団でゴールする]
[下:逃げ切った2名のスプリントを制したベンジャミン・ヒルがステージ優勝を飾った]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
5月19日(日)〜26日(日)の8日間にわたり、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。
 
5月21日(火)に、第3ステージが開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
鈴木龍
小野寺玲
岡篤志
 
 
 
 
 
UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第3ステージが三重県いなべ市の梅林公園周辺に設定された1周14.8kmの特設周回コースで開催され、最終周回に形成された先頭集団から飛び出した2名の選手がそのまま逃げ切る展開に。最後は2名のゴールスプリントを制したリュブリャナ・グスト・サンティックのベンジャミン・ヒルがステージ優勝。個人総合時間でも首位に立ち、今大会3人目のグリーンジャージ着用者になりました。
 
宇都宮ブリッツェンは、リーダーチームとして集団コントロールにエネルギーを使った前日の疲労を考慮して、増田選手の岡選手のタイムを失わないという最低限のラインを死守することに注力し、増田選手が15位、岡選手が18位でフィニッシュ。個人総合時間で増田選手が10位、岡選手が7位と上位をキープして次のステージを迎えることに成功しています。
 
 
 
 
 
今年で5回目の開催となるいなべステージ。フィニッシュ地点に向けて上り基調の平坦路が続き、KOMへ向かう激坂区間を過ぎると下り基調となる基本レイアウトに、一昨年からフィニッシュ手前1km付近の通称「イナベルグ」が加わったことで、より一層スリリングなレース展開を生み出すことになりました。
 
宇都宮ブリッツェンは前日の第2ステージをリーダーチームとして迎え、その役割をしっかりと果たすコントロールを見せてレースを終えました。
 
ただその分、特にアシストの仕事をこなした鈴木譲・阿部・鈴木龍・小野寺の4選手の疲労とダメージは小さくない状態。
 
そのため、今日の第3ステージは自分たちから積極的に何かを仕掛けるということはせず他チームが作る流れを外さずにレースを進め、個人総合上位につける増田選手と岡選手がタイムを失わないという大前提の目標のみに集中することになりました。
 
 
セレモニーランとニュートラル区間を経て正式スタートが切られたレースはすぐさま激しいアタック合戦の様相を見せますが、前日の第2ステージでそれぞれのチーム力や各選手の実力も分かってきたこともあって決定的な逃げがなかなかできない状況が続きます。
 
ようやくレースが落ち着いたのは3周回目。ディマ選手(ジョッティ・ヴィクトリア)が単独アタックを仕掛けて集団から抜け出すと、メイン集団もようやく容認の構えを見せ、一気に2分程度のにまでその差が広がって4周回目へ。
 
4周回目に入ると、メイン集団からはミュンスターマン選手(ザワーランド)が単独で飛び出し、先行する単独選手へのブリッジにチャレンジする展開に。およそ1周をかけて5周回目にディマ選手(ジョッティ・ヴィクトリア)に合流して逃げ集団は2名になります。
 
ディマ(ジョッティ・ヴィクトリア)
ミュンスターマン(ザワーランド)
メイン集団
 
その後、レースは2名の逃げ集団とメイン集団という展開のまま進みますが、6周回目に入るとメイン集団も少しずつ逃げ集団とのタイム差を縮めていく状況になり、7周回目に入る段階でその差は1分を切るほどにまで縮まることになります。
 
7周回目に入ると、逃げ集団からはミュンスターマン選手(ザワーランド)がドロップし、再びディマ選手(ジョッティ・ヴィクトリア)が単独で逃げる展開に。そのまま最終周回へと入っていきます。
 
最終周回に入ると、ここまで懸命に逃げ続けたディマ選手(ジョッティ・ヴィクトリア)もついに人数を減らしながらもタイム差を詰めてきたメイン集団に吸収され、レースは振り出しに戻って激坂区間とKOMをクリア。
 
すると、誰もがひと息つきたいこのタイミングでトーパリック選手(ザワーランド)がアタック。これに唯一反応できたのはヒル選手(リュブリャナ・グスト)のみで、2名の選手が先行する展開となります。
 
先行する2名の選手に対し、後方の集団は若干の牽制状態になってしまい、2名とのタイム差が30秒ほどに開いてしまう展開に。
 
結局、牽制が続いた後方集団は先行する2名を捕らえることはできず、先頭2名でのゴールスプリント勝負を制したヒル選手(リュブリャナ・グスト)がステージ優勝。ボーナスタイム10秒を獲得したことでトゥーベイ選手(ブリッジレーン)をわずか1秒差ながらも逆転。前日の11位から個人総合首位にジャンプアップし、グリーンジャージも獲得しました。
 
宇都宮ブリッツェンは、最終周回に単独逃げの選手を飲み込んだ20名ほどの集団にチームメートの力も借りて増田選手と岡選手が入り、そのまま増田選手が15位、岡選手が18位でフィニッシュ。個人総合時間でも増田選手が10位、岡選手が7位とトップ10をしっかりキープして次のステージに繋げることに成功しています。
 
 
清水監督コメント
「今日のステージは、昨日のレースでの疲労も考慮した上でチームの動きを作っていく必要がありました。そのため、増田選手と岡選手が上位でゴールするという最低限の形は保てたかなという印象です。昨日がちょっとハードだっただけに今日は少し抑えめというか、一歩引いた形で終えることになりました。増田選手の個人総合上位という目標に向けていい形は作れていますし、明日の美濃ステージではステージ優勝にチャレンジするチャンスもありますので、このまま引き続き頑張っていきたいと思っています。今日も応援、ありがとうございました!」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
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◆[リザルト
[NTN presents Tour of Japan 2019 - 3rd Stage Inabe - 127.0km]
1位 ベンジャミン・ヒル (リュブリャナ・グスト・サンティック) 3h18m34s  38.3km/h
2位 アダム・トーパリック (チーム・ザワーランド) st
3位 オールイス・アウラール (マトリックスパワータグ) +13s
4位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) +13s
5位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) +13s
6位 フェデリコ・ズルロ (ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー) +13s
7位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) +13s
8位 サム・クローム (Team UKYO) +16s
9位 中根英登 (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ) +16s
10位 レイモンド・クレダー (Team UKYO) +16s
15位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +16s
18位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +16s
64位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +6m20s
65位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +6分20s
67位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +6m27s
84位  阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) +14m20s
出走=93名/完走=89名
 
◆個人総合時間 第3ステージ終了時
1位 ベンジャミン・ヒル (リュブリャナ・グスト・サンrティック) 6h03m10s  38.5km/h
2位 エイデン・トゥーベイ (チーム・ブリッジレーン) +01s
3位 アダム・トーパリック (チーム・ザワーランド) +02s
4位 入部正太朗 (シマノレーシングチーム) +09s
5位 オールイス・アウラール (マトリックスパワータグ) +15s
6位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) +18s
7位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +20s
8位 レイモンド・クレダー (Team UKYO +23s
9位 クリス・ハーパー (チーム・ブリッジレーン) +24s
10位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +24s
63位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +14m20s
64位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +14m25s
66位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +15m41s
86位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +37m59s
 
◆個人総合ポイント賞 第3ステージ終了時
1位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 35P
2位 エイデン・トゥーベイ (チーム・ブリッジレーン) 33P
3位 アダム・トーパリック (チーム・ザワーランド) 31P
4位 オールイス・アウラール (マトリックスパワータグ) 26P
5位 ベンジャミン・ヒル (リュブリャナ・グスト・サンティック) 25P
6位 レイモンド・クレダー (Team UKYO) 22P
 
◆個人総合山岳賞 第3ステージ終了時
1位 フィリッポ・ザッカンティ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ) 16P
2位 アドリアン・ギロネット (インタープロサイクリングアカデミー) 7P
3位 エミール・ディマ (ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー) 5P
4位 安原大貴 (マトリックスパワータグ) 4P
5位 ペア・クリスティアン・ミュンスターマン (チーム・ザワーランド) 3P
6位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) 1P
 
◆チーム総合時間 第3ステージ終了時
1位 チーム・ブリッジレーン 18h10m34s
2位 リュブリャナ・グスト・サンティック +03s
3位 Team UKYO +10s
4位 マトリックスパワータグ +11s
5位 NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ +37s
6位 ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー +38s
14位 宇都宮ブリッツェン +13m58s
 
 
 
 
 
Toj3_01
[厚い雲に覆われているものの、一晩中降り続いた雨は上がった]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート地点に着く頃には薄日が射すほどまでに天候も回復]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_03
[路面がウェットのままなことも考慮し、中里メカが全選手のブレーキをあらためて確認する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_04
[繰り下げ新人賞の岡選手のもとには、シマノからLAZERのヘルメット、スワンズからサングラスと、ともに特別カラーのものが届けられた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_05
[新人賞ジャージを着用する岡選手がサインボードに出走サインをする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_06
[前日に働き尽くした小野寺選手がその疲れを感じさせない引き締まった表情を見せる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[阿部選手は笑顔で周囲の選手と談笑しながらスタートまでの時間を過ごす]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[各賞ジャージの選手を先頭にセレモニーランがスタートする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[KOMへ向かう激坂区間を集団先頭でクリアしていく増田選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤のアタック合戦に鈴木譲選手と岡選手が対応していく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_12
[厳しい上りに苦戦しながらもきっちりと与えられた役割を果たす小野寺選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_13
[阿部選手もなんとか激坂に対応してレースを進めていく]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_14
[鈴木龍選手も集団中ほどでKOMへと向かう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[単独の逃げと追走を容認したメイン集団は一気にペースダウンしてレースを展開する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[集団前方でしっかりまとまって走る宇都宮ブリッツェンの選手たち]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田、鈴木龍、岡の3選手が残って最終局面に備える]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_18
[タイムを失ってはいけない選手をしっかり集団前方に送り込んだ小野寺選手もゴールを目指す]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_19
[小野寺選手同様に役割を果たして遅れた鈴木譲選手もフィニッシュを目指す]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_20
[役割を終えた阿部選手が最終周回をクールダウンにあてて明日以降に備える]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_21
[3秒失ったものの、増田選手と岡選手は集団内できっちりゴール]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_22
[献身的なアシストが光る鈴木龍選手と小野寺選手がフィニッシュする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_23
[チームプランの遂行に欠かせない鈴木譲選手も無事にフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_24
[ゴールした選手たちはクールダウンを済ませて次の宿泊地へ向かう]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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