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2019/05/15

2019 JPT Round4 第5戦 JBCF 宇都宮ロードレース

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[上:今季Jプロツアー初出場となった増田選手が先頭集団に残るも5位でフィニッシュ]
[下:勇気を持って飛び出した今村駿介がうれしいJプロツアー初勝利をつかんだ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
5月11日(土)に、2019年のJプロツアー第5戦となる「JBCF宇都宮ロードレース」が開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
小坂光
鈴木龍
堀孝明
小野寺玲
岡篤志
 
 
 
 
 
2019年のJプロツアー第5戦となる「JBCF宇都宮ロードレース」が栃木県宇都宮市の宇都宮市森林公園と鶴カントリー倶楽部周辺に設定された1周6.7kmの公道特設コースを14周回する93.8kmで開催され、残り1kmを切って5名の先頭集団から勇気を持って単独で飛び出したチームブリヂストンサイクリングの今村駿介がJプロツアー初勝利となる優勝を飾りました。
 
宇都宮ブリッツェンは終盤にできた各チームのエースがそろう5名の先頭集団に今シーズンJプロツアー初出場となった増田選手が入って勝利を目指しましたが、ゴールに向けて牽制状態となった中からの今村選手に飛び出しを許してしまい5位でフィニッシュしてレースを終えています。
 
 
 
 
 
前戦の第4戦東日本ロードクラシックで岡選手が今シーズンJプロツアー初勝利となる優勝を飾った宇都宮ブリッツェン。地元・宇都宮市で開催となる今回の2連戦でも勝利を収めて、さらに勢いに乗っていきたいところです。
 
そんなチームに追い風を吹かせるように、ここまで日本ナショナルチームとしてUCIアジアツアーやアジア選手権に出場していた増田選手がようやくチーム。ゴールデンウィーク中に行った高地トレーニング合宿に参加した選手の疲労の抜け具合が気になるものの、今シーズン初めて8名フルメンバーがそろってレースに臨むことになります。
 
レースに向けては各選手の明確な役割分担をすることなく全選手が常に集団の前、前で展開してレースを厳しいものにした上で、好調を維持する岡選手と鈴木龍選手、展開によっては増田選手と鈴木譲選手で勝利を狙うというプランでレースに臨みました。
 
 
レースはスタートから激しいアタック合戦が繰り広げられる展開。宇都宮ブリッツェンの各選手もしっかりアタック&チェックを繰り返しながらレースを動かしていきます。
 
するといきなり、阿部選手(宇都宮ブリッツェン)がパンクを喫して遅れてしまうアクシデントが発生。集団復帰にかなり時間を要してしまったものの何とか復帰し事なきを得ます。
 
その後も、レースは激しいアタック合戦が続くものの、決定的な逃げが形成されずには至らず。集団が活性化したまま周回を重ねていく展開が続きます。
 
5周回目に入ると、アタックした選手に反応した岡選手(宇都宮ブリッツェン)が集団から単独で先行してしまう展開に。そこに後方から実兄である岡泰誠選手(イナーメ信濃山形)が合流し、2名の逃げ集団が形成されます。
 
岡(宇都宮ブリッツェン)
岡(イナーメ信濃山形)
メイン集団
 
2名と少人数の逃げ集団ということもあり、メイン集団は一旦この逃げを容認。シマノレーシングやBSサイクリングがコントロールを開始してレースは落ち着きを見せます。
 
8周回目に入ると、ここまで落ち着きを見せていたメイン集団がフィニッシュに向けていよいよ活性化。畑中選手(Team UKYO)らが積極的に追撃の動きを見せたことで逃げ集団とのタイム差が着実に縮まっていき、9周回目に入ると逃げ集団を吸収してレースは振り出しに戻ります。
 
振り出しに戻った集団では、再び激しいアタック合戦が勃発。ここから先の抜け出しは勝利に直結する可能性もあるため、集団内の緊張感が高まっていきます。
 
11周回目に入るとアタック合戦の中から5名の選手が抜け出し、その後シャッフルがかかって最終的に3名の選手が逃げ集団を形成する展開となります。
 
小野寺(宇都宮ブリッツェン)
窪木(BSサイクリング)
入部(シマノレーシング)
メイン集団
 
増田選手(宇都宮ブリッツェン)とともに日本ナショナルチームで活動しコンディションも充実している窪木選手(BSサイクリング)と入部選手(シマノレーシング)というエース級の選手2名に小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)という強力な逃げは、逃げ切る可能性も十分にあったものの、逆に警戒感を強めたメイン集団が残り2周回となる13周回目にキャッチ。するとそのカウンターで中井選手(シマノレーシング)が単独で抜け出す展開となります。
 
中井(シマノレーシング)
メイン集団
 
しかし、タイミング良く抜け出した中井選手(シマノレーシング)も、メイン集団が吸収。すると入れ替わるように、今度は5名の選手が集団から抜け出して先行する展開となって、レースは最終周回に入ります。
 
増田(宇都宮ブリッツェン)
今村(BSサイクリング)
入部(シマノレーシング)
ルバ(キナンサイクリング)
小石(UKYO)
メイン集団
 
最終周回の半ばを過ぎても先頭集団とメイン集団とのタイム差は縮まることはなく、勝負は先頭の5名に絞られることになります。
 
先頭の5名も萩の上りに入ると勝利に向けた動きで活性化。ルバ選手(キナンサイクリング)のアタックを契機に小石選手(UKYO)がドロップして先頭は4名になります。
 
残り1kmを切ると、後方のメイン集団から驚異の追走を見せた窪木選手(BSサイクリング)が先頭集団に合流。その姿を確認したチームメートの今村選手(BSサイクリング)が勇気を持ってアタック。残る選手たちは窪木選手(BSサイクリング)が合流してきてことに気付くのが遅れたこともあって泳がせるつもりが危険な先行を許してしまうことになります。
 
結局、最後に勇気を持って飛び出した今村選手(BSサイクリング)が後続を振り切り独走でフィニッシュラインを駆け抜けてJプロツアー初勝利となる優勝。さらに後続のスプリント勝負を制した窪木選手(BSサイクリング)がきっちり2位に入ってBSサイクリングがワンツーフィニッシュを達成しました。
 
宇都宮ブリッツェンは、最終局面で先頭集団に入った増田選手が勝利を目指してエース級同士の勝負に挑みましたが、窪木選手が合流したBSサイクリングのチームプレーの前に5位。惜しくも優勝を飾ることはできませんでした。
 
 
清水監督コメント
「地元開催のレースということもあり、いい動きをしていい勝ち方をしたいと思って序盤から積極的にレースを動かしていったのですが、最終的な部分で一歩足りずに失敗してしまったかな、という印象です。チームとしては自分たちから動いてレースを作って、勝ちにいこうとする姿勢が強く出ていたのですが、本当に最後の部分の掛け合わせが悪かったな、と。最終局面のキーは窪木選手が先頭集団に追いついてきてしまったことで、すべてが決まってしまったかなと思います。窪木選手に追いつかれなければ、もしくはウチが誰かもう一人いればまた違った結果になったかもしれません。ただ、これがロードレースですし、難しいところでもあります。選手たちのコンディションがいいことは確認できたので、明日もう一度仕切り直して勝ちたいと思います。今日は熱い応援ありがとうございました!明日も引き続き、よろしくお願いします!」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
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◆[リザルト
[第3回JBCF宇都宮ロードレース - JPT第5戦 - 93.8km - ]
1位 今村駿介 (チームブリヂストンサイクリング) 2h20m51s 39.95km/h
2位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) st
3位 入部正太朗 (シマノレーシング) +01s
4位 トマ・ルバ (KINAN Cycling Team) +02s
5位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +10s
6位 小石祐馬 (Team UKYO) +31s
7位 黒枝咲哉 (シマノレーシング) +46s
8位 横山航太 (シマノレーシング) +46s
9位 孫崎大樹 (チームブリヂストンサイクリング) +47s
10位 中井唯晶 (シマノレーシング) +47s
12位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +49s
18位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +1m49s
25位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +4m21s
DNF 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 小坂光 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)
DNF 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン)
出走=109名/完走=40名
 
◆2019Jプロツアー 個人ランキング
1位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 1,681P
2位 オールイスアルベルト・アウラール (マトリックスパワータグ) 1,531P
3位 横山航太 (シマノレーシング) 1,230P
4位 入部正太朗 (シマノレーシング) 1,125P
5位 平塚吉光 (チームブリヂストンサイクリング) 941P
6位 吉岡直哉 (Team UKYO) 895P
 
◆2019Jプロツアー チームランキング
1位 マトリックスパワータグ 4,606P
2位 シマノレーシング 3,931P
3位 宇都宮ブリッツェン 3,768P
4位 チームブリヂストンサイクリング 3,733P
5位 Team UKYO 2,327P
6位 弱虫ペダルサイクリングチーム 1,564P
 
プロリーダージャージ 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン)
ネクストリーダージャージ 今村駿介 (チームブリヂストンサイクリング)
 
 
 
 
 
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[ホームレースとあり、ほとんどの選手が自走で会場入り]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[到着早々、今日のレースプランについて清水監督と選手たちが議論を交わす]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[久しぶりにチームに合流し、Jプロツアー初出場となる増田選手も笑顔を見せる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[8名フルメンバーがそろい、今シーズン初めて円陣を組んでレースをスタートする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ジャパンカップに劣らない会場設営の中、レースはスタートした]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤のアタック合戦に積極的に絡んでいく鈴木龍選手と小野寺選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[久しぶりにブリッツェンジャージでのレースとなる増田選手もアタック合戦に臨む]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[パンクで遅れてしまった阿部選手が必死に集団復帰を試みる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[上りからの下りでふたつに割れた集団の前方をしっかりキープする宇都宮ブリッツェンの選手たち]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[集団前方できっちり動きを見極めて適切な対応をとる鈴木龍選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前週のMTBレースの疲労が心配される小坂選手もきっちり集団前方をキープする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[想定外に単独で飛び出すことになってしまった岡選手が後方から合流する選手を待つ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ブリッジをかけてきた実兄の岡泰誠選手と2名で逃げ続ける展開になる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[残る選手は集団前方にポジションを確保して次の展開に備える]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げとのタイム差が縮まりメイン集団も活性化。増田選手が危険な動きをチェックする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[活性化したメイン集団で有利な展開を作り出そうと小野寺選手が積極的に動く]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[想定外の逃げを含めなにかと噛み合わなかった岡選手が遅れ、レースを降りる結果に]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[有力選手の逃げに小野寺選手が入ってレースを展開する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[後方のメイン集団には増田、鈴木譲、阿部、鈴木龍の4選手がしっかり残る]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[調子は上向きなもののまだ完調ではない堀選手がレースを降りる]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[有力選手4名の先頭集団に入った増田選手が勝利を狙う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[セカンドグループに残った鈴木譲選手が展開が動く瞬間に備える]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[終始積極的に動いた上で遅れた小野寺選手がフィニッシュに向かって走り続ける]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤のバッドラックを物ともせずにきっちり仕事を果たした阿部選手もフィニッシュを目指す]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[突然足が攣ってしまった鈴木龍選手は無念のDNFとなった]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[積極的な逃げが評価された岡選手が兄の泰誠選手とともに敢闘賞を受賞する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ポイントを加算することはできなかったが、岡選手はプロリーダージャージをキープ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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