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2019/05/24

NTN presents Tour of Japan 2019 第6ステージ

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[上:富士山ステージ日本人歴代最上位となる4位でフィニッシュする増田選手]
[下:ステージ優勝を飾ったクリス・ハーパーが個人総合首位に躍り出た]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
5月19日(日)〜26日(日)の8日間にわたり、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。
 
5月24日(金)に、第6ステージが開催されました。
 
 
 
 
 
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
 
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
鈴木龍
小野寺玲
岡篤志
 
 
 
 
 
UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第6ステージが、静岡県小山町の富士スピードウエイから須走口商店街を抜け、ふじあざみラインの激坂を上って富士山須走口5合目にフィニッシュする36.0kmで開催され、チーム・ブリッジレーンのクリス・ハーパーがステージ優勝。個人総合時間でも首位に立ち、グリーンジャージに袖を通しました。
 
宇都宮ブリッツェンは増田選手の個人総合時間でのジャンプアップを目指し、レース序盤はチームメート全員で増田選手を守るようにレースを展開します。勝負どころとなるふじあざみラインに入ってからは、増田選手が強力な外国人選手勢に一歩も引かない走りで対抗し、日本人で唯一トップ10に入る4位でフィニッシュ。個人総合時間でも4位に順位をジャンプアップさせて、明日の伊豆ステージを迎えることになります。
 
 
ツアー・オブ・ジャパンの総合成績を決める上で、最も重要なクイーンステージと言える富士山ステージ。
 
昨年からは富士スピードウェイの外周を2周した後に小山町内を抜けてから、ふじあざみラインへと入るコースへと変更され、今年も若干のブラッシュアップがなされ、36.0kmと距離は短いながらも難易度の高いコースとなりました。
 
宇都宮ブリッツェンは、個人総合時間で8位につける増田選手のジャンプアップがこのステージ唯一にして最大のミッション。そのため、残る選手が富士スピードウェイから小山町内で集団をまとめる動きで増田選手をサポートし、ふじあざみラインの入り口まで安全な形で増田選手をアシスト。ふじあざみラインに入ってからは増田選手自身が各チームのエースたちとの真っ向勝負に挑んで上位を狙うというプランでレースに臨みました。
 
 
須走商店街をスタートしたレースはパレード走行で富士スピードウェイへ。そこで一旦停止し正式スタートが切られました。
 
すると、昨年のステージ優勝選手であり、個人総合優勝も果たしたガルシア選手(キナンサイクリング)を擁するキナンサイクリングチームが、昨年同様に集団先頭に立って集団のペースをコントロールする動きを見せます。
 
宇都宮ブリッツェンはそのすぐ後方を陣取って、増田選手(宇都宮ブリッツェン)がストレスなく集団前方をキープできるようにアシストする動きを見せて富士スピードウェイの外周を終えます。
 
その後、小山町内に入ると、集団からはオヴェチキン選手(トレンガヌ)が単独で抜け出して先行する展開になり、若干のリードを保ったままふじあざみラインへと入っていきます。
 
ふじあざみラインへ入ると、先行していたオヴェチキン選手(トレンガヌ)を集団がキャッチ。ひとつになった集団はその勾配に合わせて少しずつバラバラになっていきます。
 
チームメートのアシストを受けて集団先頭付近で無事にふじあざみラインに入った増田選手(宇都宮ブリッツェン)は、ライバル選手勢がひしめく中、落ち着いてレースを展開していきます。
 
レースも残り10kmを過ぎると、集団からは前日のステージで岡選手(宇都宮ブリッツェン)とともに果敢な逃げを見せたイヨブ選手(トレンガヌ)とサンダーランド選手(ブリッジレーン)がアタックを仕掛けて若干先行。さらに残り8kmを切る段階になると、ハーパー選手(ブリッジレーン)が合流して先頭は3名になります。
 
先頭3名の後方はこの時点ですでにバラバラの状態。増田選手(宇都宮ブリッツェン)を含む10名程度の追走集団が形成されて先頭を追う展開になります。
 
ハーパー、サンダーランド(ブリッジレーン)
イヨブ(トレンガヌ)
増田(宇都宮ブリッツェン)含む10名ほどの集団
 
その後、先頭はサンダーランド選手(ブリッジレーン)がドロップして2名に。さらにそこからハーパー選手(ブリッジレーン)がアタックして単独で先行する展開になります。
 
ハーパー選手(ブリッジレーン)とイヨブ選手(トレンガヌ)というそれぞれ単独で先行する2選手に対し、後方の追走集団はさらにブラッシュアップされて3名に。増田選手(宇都宮ブリッツェン)はしっかりその中に残って先行する2選手を追いかける展開となります。
 
ハーパー(ブリッジレーン)
イヨブ(トレンガヌ)
増田(宇都宮ブリッツェン)
プラデス(UKYO)
トリビオ(マトリックス)
 
しかし、先行する2選手とのタイム差を縮めてはいったものの、追いつくことはできず。ハーパー選手(ブリッジレーン)がステージ優勝を決める独走でフィニッシュ。28秒遅れてイヨブ選手(トレンガヌ)もフィニッシュします。
 
3位争いに注目が集まる中、最初に姿を現したのは残り1km地点付近から先行したプラデス選手(UKYO)。増田選手(宇都宮ブリッツェン)はそこから8秒後方の4位でフィニッシュしてレースを終えました。
 
惜しくもトップ3入りを逃しましたが、増田選手(宇都宮ブリッツェン)の4位は当然ながら日本人最上位。また、個人総合時間でも4位にジャンプアップし、明日の個人総合最終決戦となる第7ステージを迎えることになります。
清水監督コメント
「これまで支えてくれた選手たちに応えるように、増田選手がしっかりといい走りをしてくれました。最大の目標である個人総合3位まではあと一歩というところではありますが、これまでの成績と今回の出場メンバーを見たの中で、4位という成績は立派なものだと思います。総合逆転に向けてあと1日厳しい戦いになりますが、チームとしては明日もうひと踏ん張りして戦っていきたいと思います。明日はサポーターの皆さんもたくさん現地に駆けつけてくださるはずなので、その声援を力に変えていきたいと思います」
 
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
 
 
 
 
 
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◆[リザルト
[NTN presents Tour of Japan 2019 - UCI-2.1 - 6th Stage Fujisan - 36.0km - ]
1位 クリス・ハーパー (チーム・ブリッジレーン) 1h22m24s 26.2km/h
2位 メトケル・イヨブ (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +28s
3位 ベンジャミ・プラデス (Team UKYO) +43s
4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +51s
5位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +51s
6位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) +1m06s
7位 フォン・カーホー (HKSIプロ・サイクリングチーム) +1m12s
8位 フィリッポ・ザッカンティ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ) +1m20s
9位 ドリュー・モレ (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +1m25s
10位 アドリアン・ギロネット (インタープロサイクリングアカデミー) +1m38s
37位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +8m43s
42位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +11m21s
60位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +15m20s
64位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +18m48s
84位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +33m12s
出走=84名/完走=84名
 
◆個人総合時間 第6ステージ終了時
1位 クリス・ハーパー (チーム・ブリッジレーン) 13h50m42s 38.4km/h
2位 ベンジャミ・プラデス (Team UKYO) +45s
3位 メトケル・イヨブ (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +46s
4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +51s
5位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +1m00s
6位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) +1m07s
7位 ドリュー・モレ (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) +1m34s
8位 フォン・カーホー (HKSIプロ・サイクリングチーム) +1m36s
9位 サム・クローム (Team UKYO) +1m49s
10位 アドリアン・ギロネット (インタープロサイクリングアカデミー) +1m59s
32位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +12m13s
57位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +34m49s
58位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +35m13s
66位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +48m58s
84位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +1h39m08s
 
◆個人総合ポイント賞 第6ステージ終了時
1位 レイモンド・クレダー (Team UKYO) 67P
2位 フェデリコ・ズルロ (ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー) 57P
3位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 55P
4位 オールイス・アウラール (マトリックスパワータグ) 54P
5位 ベンジャミン・ヒル (リュブリャナ・グスト・サンティック) 39P
6位 エイデン・トゥーベイ (チーム・ブリッジレーン) 33P
 
◆個人総合山岳賞 第6ステージ終了時
1位 フィリッポ・ザッカンティ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ) 33P
2位 メトケル・イヨブ (トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム) 19P
3位 クリス・ハーパー (チーム・ブリッジレーン) 15P
4位 エミール・ディマ(ジョッティ・ヴィクトリア・パロマー) 12P
5位 ホアン・ボウ・カンパニー (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ) 10P
6位 ベンジャミ・プラデス (Team UKYO) 10P
 
◆チーム総合時間 第6ステージ終了時
1位 マトリックスパワータグ 41h37m28s
2位 トレンガヌINC.TSGサイクリングチーム +10s
3位 チーム・ブリッジレーン +1m41s
4位 Team UKYO +1m59s
5位 NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ファイザネ +4m33s
6位 インタープロサイクリングアカデミー +7m10s
11位 宇都宮ブリッツェン +38m52s
 
 
 
 
 
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[クイーンステージ、朝から青空が広がる快晴となった]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[最大目標達成のための重要ステージに向け、スタッフ陣も慌ただしく準備を進める]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[中里メカが選手それぞれの要望に合わせた空気圧にセッティングする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[結果を求められるステージを前に、増田選手がサインボードにサインする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_05
[中里メカが昨夜遅くまでかかってヒルクライム仕様に変更したバイクが用意される]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_06
[細谷マッサーが序盤の仕事に期待がかかる阿部選手にオイルを施す]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_07
[召集時間ギリギリまで清水監督と選手たちが想定される状況と対策を話し合う]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_08
[パレード走行を終えた選手たちが富士スピードウェイで一旦停止する]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_09
[正式スタートを前に、集中した表情を見せる増田選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_10
[プラン通りにキナンのすぐ後方の安全な場所で増田選手を守る走りをする選手たち]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_11
[フィニッシュ地点となる5合目も快晴で上着がいらない暑さ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_12
[ここまで5日間リザルトを犠牲にして支えてきてくれたチームメートに走りで応えた]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_13
[翌日以降に疲労を持ち越さないペースで上り終えた岡選手がフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_14
[キツそうな表情を見せながらもかなり早い段階で小野寺選手もフィニッシュする]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_15
[序盤にトラブルに見舞われた鈴木譲選手は本来いるべき順位より遅れてのゴール]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_16
[鈴木龍選手も翌日以降につなぐ走りでしっかりとフィニッシュ]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_17
[タイムアウト時間を計算しながら脚を極力使わず最終走者でフィニッシュする阿部選手]
©︎Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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