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2018/12/19

Kanseki presents 2018 宇都宮シクロクロス Day1

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[上:世界トップクラスの選手たちに少しでも迫ろうとペダルを踏み続ける小坂選手]
[下:現役フランスチャンピオンのスティーブ・シェネルが実力通りの独走劇で優勝を飾った]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




12月15日(土)に、「Kanseki presents 2018 宇都宮シクロクロスDay1」が開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の3名がエントリー。

小坂光(シクロクロスチーム)
阿部嵩之(ロードレースチーム)
鈴木龍(ロードレースチーム)





「自転車のまち・宇都宮」を代表するレースとして認知度も高まってきている宇都宮シクロクロスの第1日目が栃木県宇都宮市の道の駅うつのみや・ろまんちっく村に設定された特設周回コースで開催され、UCI(国際自転車競技連合)クラス2にランクされる最高峰の男子エリートカテゴリーでシクロクロス現フランスチャンピオンのスティーブ・シェネル(TEAM CHAZAL CANYON)が貫禄の走りを見せて独走勝利を飾りました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手は序盤から強力な海外招待選手の走りに食らいついていったものの少しずつ遅れてしまい、最終的には4番手争いの末に6位でフィニッシュしてレースを終えました。

宇都宮市の冬の定番レースとしてお馴染みになってきた宇都宮シクロクロス。今年も12月15日・16日の2日間にわたって開催されることになりました。

しかも、今年は最高峰の男女エリートカテゴリーが、2日間ともにUCIクラス2の国際レースに。世界選手権で少しでも前方でスタートを切りたい日本人選手たちにとって、UCIポイントを一気に加算できるチャンスでもあります。

1週間前のシクロクロス全日本選手権大会で連覇は飾れなかったものの、素晴らしい追い上げを見せて3位表彰台を獲得した宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手も、ここまでの成績を考えれば世界選手権の日本代表に選考される可能性が高い選手の一人。強力な海外招待選手に食らいつく走りを見せて表彰台、そして少しでも多いUCIポイント獲得を目指してレースに臨みました。

レースは昨年同レースを圧倒的な強さで制したオルツ選手(DELIKIA-GINESTAR)がホールショットを決める形でスタート。その後、同じく海外招待選手でシクロクロスフランスチャンピオンのシェネル選手(TEAM CHAZAL CANYON)と2名で先頭パックを形成する展開となります。

強力な海外招待選手2名の後方は、前週の全日本選手権でもしのぎを削りあった日本人有力選手勢が続く展開。小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)もきっちりその中に入ってレースを進めていきます。

2周回目に入ると、それまでマッチレースを展開していた先頭パックからオルツ選手(DELIKIA-GINESTAR)がメカトラブルでドロップし、その後の復帰にも手間取って一気にポジションを下げてしまう展開に。先頭はシェネル選手(TEAM CHAZAL CANYON)が単独となります。

期せずして2番手パックとなった小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)、織田選手(弱虫ペダル)、前田選手(弱虫ペダル)、沢田選手(BSサイクリング)の日本人有力4選手でしたが、後方からはレースに復帰したオルツ選手(DELIKIA-GINESTAR)が猛追を見せてジョイン。そのままの勢いで先行していきます。

すると、この動きに反応できたのは全日本チャンピオンになったばかりの前田選手(弱虫ペダル)のみ。残る3選手は後方に取り残されてしまうこととなります。

シェネル(TEAM CHAZAL CANYON)

オルツ(DELIKIA-GINESTAR)

前田(弱虫ペダル)

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

織田(弱虫ペダル)

沢田(BSサイクリング)

しかし、オルツ選手(DELIKIA-GINESTAR)に反応した前田選手(弱虫ペダル)も、そのハイペースについていくことはできずにドロップ。程なくして小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)を含むパックからは織田選手(弱虫ペダル)が単独で飛び出し、沢田選手(BSサイクリング)が遅れたことでパックが崩壊することになります。

シェネル(TEAM CHAZAL CANYON)

オルツ(DELIKIA-GINESTAR)

前田(弱虫ペダル)

織田(弱虫ペダル)

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

沢田(BSサイクリング)

その後、レースは先頭を独走するシェネル選手(TEAM CHAZAL CANYON)、単独2番手のオルツ選手(DELIKIA-GINESTAR)、その後方に日本人有力選手勢が続くという展開のまま進んでいきましたが、後方からは海外招待選手でオーストラリアチャンピオンのジョンジェワード選手(Flanders-Nemisis)が着実にポジションを上げて沢田選手(BSサイクリング)をキャッチ。逆に3番手を走っていた前田選手(弱虫ペダル)はチームメートの織田選手(弱虫ペダル)にかわされて4番手に。さらに5番手の小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)、6番手のジョンジェワード選手(Flanders-Nemisis)がジョインして4番手パックとなります。

シェネル(TEAM CHAZAL CANHYON)

オルツ(DELIKIA-GINESTAR)

織田(弱虫ペダル)

前田(弱虫ペダル)

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

ジョンジェワード(Flanders-Nemisis)

その後、レースは大きく動くことはなく、シェネル選手(TEAM CHAZAL CANYON)が実力通りの走りを見せて優勝。2位にオルツ選手(DELIKIA-GINESTAR)、3位に織田選手(弱虫ペダル)が入り、注目は三つ巴の4位争いに注がれることになります。

すると、最終周回のフライオーバーを過ぎたところでジョンジェワード選手(Flanders-Nemisis)がペースアップ。残る2選手も反応しますが、その後のシケインをバニーホップでクリアしたジョンジェワード選手(Flanders-Nemisis)と前田選手(弱虫ペダル)に対して、担いてクリアした小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は若干の遅れをとってしまう展開に。

結局、最後までその差を埋めることができなかった小坂選手は6位でフィニッシュしてレースを終えました。

小坂選手コメント

「今日のレースは目標を表彰台と考えて、強力な海外招待選手勢にどこまで食らいつけるかということを意識して臨みました。スタートの入りも良かったのですが、トップの2選手はちょっと次元が違って1周回目から離されてしまいました。ただ、自分の走り自体は悪くはなかったかなと感じています。後半に入ってからは4位争いになったのですが、どうしてもシケインでつけられてしまった差を毎周回詰めてという形になってしまって。ラスト2周くらいからは自分も脚がなくなってきてしまって、最終的に6位という結果でした。しっかり自分の力は出せたとは思うので、明日も同じように表彰台を目標に強力な海外招待選手にどこまでついていけるかということを基本にしながら、トップ2選手に離されてしまった場合はしっかりリザルトのことも考えて走ってもいいのかなと思っています。宇都宮でのレースということで、自分への応援が一番大きかったなと思えるぐらいの応援をいただき、ありがとうございました!明日も、地元選手としてホームレースでしっかり走りたいと思いますので、引き続き応援よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆リザルト

[宇都宮シクロクロス - UCI-C2 - Men Elite 60m - ]

1位 スティーブ・シェネル (TEAM CHAZAL CANYON) 57m04s

2位 フェリペ・オルツ (DELIKIA-GINESTAR) +29s

3位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +1m44s

4位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +1m56s

5位 クリス・ジョンジェワード (Flanders-Nemisis) +1m57s

6位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) +2m01s

7位 沢田時 (チームブリヂストンサイクリング) +2m11s

8位 ケビン・ブラッドフォードパリッシュ (SET/Coaching.com) +3m04s

9位 横山航太 (シマノレーシングチーム) +3m43s

10位 中里仁 (Speedvagen Family Racing) +3m57s

12位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +4m31s

DNF 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) -2Laps
出走=48名/完走=14名





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[UCI公式試走時間になり、早速コースの試走を始める小坂選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[シクロクロス今季2戦目の阿部選手もサンドセクションを念入りに試走]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート時間に合わせて3選手がウォーミングアップを開始する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[シクロクロスにも高い適応能力を見せる鈴木龍選手がスタートラインに整列する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[海外招待選手とランキング上位選手を先頭に男子エリートのレースがスタート]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[三段キャンバーのTKCマウンテンをきっちり乗車でクリアしていく小坂選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前方が詰まったあおりを受けた鈴木龍選手は素早く降車してランに切り替える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[抜群のブレーキングスキルとバイクコントロールでキャンバーをクリアしていく小坂選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[先行する選手が巻き上げた土埃をものともせず順位をジャンプアップさせる阿部選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[海外招待選手勢に次ぐ好ポジションでレースをスタートさせた小坂選手だったが…]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ズルズルとポジションを下げてしまい4番手パックでの走りになってしまう]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[先頭からは遅れてしまったが、きっちり完走してリザルトを残した鈴木龍選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[最後列からのスタートとなった阿部選手は驚異的なジャンプアップを果たすも80%ルールによりレースを降りた]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[国内有力選手の4番手パックで冷静な走りを見せる小坂選手がフライオーバーをクリア]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[バイクを担いでシケインを越える小坂選手はその都度タイムをロスすることに]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[抜群のボディバランスとバイクコントロールでサンドセクションをクリアするも、先行する選手たちが遠い]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[強力な海外招待選手勢はもちろん、国内有力選手にも先行されてしまう苦しい展開]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[地元選手の小坂選手が通過する場所では観客からの大歓声が]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[4番手を争う2選手に先行を許してしまい、6位でフィニッシュする小坂選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤こそ海外招待選手勢と競り合ったが、その後はあまり良いところなくレースを終えてしまった]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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