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2018/10/10

2018 JPT第22戦 JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ

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[上:最終戦を勝利で飾れなかったが、4年ぶり3度目となる総合優勝を飾った!]
[下:一線級の実力が健在なことを示す走りでマンセボがトリビオと1、2フィニッシュ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




10月7日(日)に、2018年のJプロツアー第22戦となる「JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」が開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
飯野智行
鈴木龍
馬渡伸弥
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志





2018年のJプロツアー最終戦となる第22戦「JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」が新潟県南魚沼市の三国川ダム周辺に設定された1周12.0kmの公道特設サーキットコースで開催され、序盤から積極的に攻撃を仕掛けて逃げ集団に入った来日2戦目となるマトリックスパワータグのフランシスコ・マンセボがチームメートのホセビセンテ・トリビオと2名でそのまま逃げ切ってJプロツアー初優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは序盤にできた逃げ集団に雨澤選手と岡選手が入ってレースを展開し、逃げ集団が崩壊してからはメイン集団をコントロールして先行するマンセボ選手とトリビオ選手を追走。その後、メイン集団からシマノレーシングの2選手と飛び出した増田選手が懸命に先行する2名を追走したものの届かず、最後は5位でフィニッシュしてレースを終えました。

ついに最終戦を迎えた、2018年のJプロツアー。

最終戦の舞台となったのは、新潟県南魚沼市の三国川ダム周辺に設定された1周12.0kmの公道特設周回コース。約2kmの厳しい上り、三国川ダム湖畔の周回、テクニカルな下りが組み合わされたコースで、上りと下りの実力はもちろんのこと、ダム湖周回のマネージメント力がレース結果に大きく影響するコースと言えます。

既に年間総合優勝を確定させている宇都宮ブリッツェンは、この最終戦で勝利を収めて有終の美を飾りたいところ。スポットで前戦の群馬2連戦から加入したマンセボ選手(マトリックスパワータグ)の動きに注意を払いながら、上りに優る増田選手と雨澤選手を勝負要員に、調子によっては飯野選手も勝負に絡んでいくことを目標にレースに臨みました。

しゃくなげ湖わらびのオートキャンプ場をスタートしたレースは、直後からアタック合戦が繰り広げられる展開となります。何度かアタック&チェックが繰り返された後に、11名の逃げ集団が形成される展開となります。

増田、雨澤、岡(宇都宮ブリッツェン)

マンセボ、トリビオ、フェルナンデス(マトリックスパワータグ)

入部、横山、中田(シマノレーシング)

山本(キナンサイクリング)

前田(弱虫ペダル)

メイン集団

その後、この逃げ集団に後方の集団から鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)が合流して、宇都宮ブリッツェンは4名と有利な状況となりましたが、3周回目に入ったところでマンセボ選手(マトリックスパワータグ)がアタックを仕掛けると逃げ集団はブラッシュアップ。最終的に7名の集団となります。

雨澤、岡(宇都宮ブリッツェン)

マンセボ、トリビオ(マトリックスパワータグ)

湊(シマノレーシング)

米谷(リオモベルマーレ)

山本(キナンサイクリング)

メイン集団

チームランキング1位の宇都宮ブリッツェンと同3位のマトリックスパワータグが2名ずつを送り込んだ逃げ集団に対し、メイン集団は逃げに湊選手(シマノレーシング)1人しか送り込んでいないシマノレーシング勢がコントロールを開始。そのままの状態でしばらく周回を重ねていくことになります。

5周回目に入ると、逃げ集団からは米谷選手(リオモベルマーレ)がドロップて逃げは6名になりますが、快調に逃げ続ける展開が続きます。

その後、8周回目の上り区間に入ると、逃げ集団から雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)と岡選手(宇都宮ブリッツェン)の2名が若干遅れた状態になり、そのまま残り2周回となる9周回目へ。

9周回目に入ると、4名になった逃げ集団ではマンセボ選手(マトリックスパワータグ)とトリビオ選手(マトリックスパワータグ)が2名で抜け出し、マトリックスパワータグが有利な状況に。

一方のメイン集団はそれまでコントロールを続けていたシマノレーシング勢に加えて宇都宮ブリッツェンもペースアップに加わり、逃げ集団からこぼれた湊選手(シマノレーシング)と山本選手(キナンサイクリング)を吸収。さらに先頭をひた走るマトリックスパワータグの2選手を追う展開になります。

しかし、9周回目の後半に入っても、先頭を走るマトリックスパワータグの2名とメイン集団とのタイム差はそれほど縮まらず、このままでは逃げ切りを許してしまうと判断した増田選手(宇都宮ブリッツェン)が入部選手(シマノレーシング)と横山選手(シマノレーシング)の2名と集団から飛び出して、先行するマトリックスパワータグの2名を追走する展開となります。

マンセボ、トリビオ(マトリックスパワータグ)

増田(宇都宮ブリッツェン)

入部、横山(シマノレーシング)

崩壊し始めた集団

3名の追走集団は少しずつ先頭の2名とのタイム差を縮めはしたものの、追いつくまでには至らず。マトリックスパワータグのスペイン人ライダー2名がワンツーフィニッシュで、今シーズンの

プロツアー最終戦を締めくくりました。

宇都宮ブリッツェンは、最終周回入る前の上りからシマノレーシングの2名と飛び出した増田選手が先頭を走るマトリックスパワータグの2名へ猛追を見せましたが届かず、3位争いの末に5位でフィニッシュしてレースを終えました。

清水監督コメント

「今日のレースはマンセボ選手がいたので、力での真っ向勝負にトライしたいなと思っていたのですが、まだ一線級の力を残しているマンセボ選手に敵いませんでした。もし彼が来年もJプロツアーを走るということになれば、我々としても精進できる新たなきっかけになるなと思っています。今シーズンは昨シーズンとほぼ同じメンバーに大きな力となる鈴木龍選手が加わってくれて、個人的には昨シーズンのメンバーでも十分に優勝できるところに鈴木龍選手が加わって絶対に優勝しなければいけないとおもっていたので、ほぼ5割の勝率を残して総合優勝を達成できたことは非常に嬉しく思っています。シーズンを戦っていく中で上手くいかないことの方が多いのが普通のことなのですが、今年は真っ向勝負の実力突破で結果を残せたのではないかなと思います。10周年ということで地元からも日本一への大きな期待がある中で、選手だけでなくスタッフ、運営会社も含めて全員の頑張りがあり、また、ファン・サポーターとスポンサーの皆様の後押しもあって日本一になることができました。本当にありがとうございました!」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[第52回JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ - JPT第22戦 - 122.0km - ]

1位 フランシスコ・マンセボ (マトリックスパワータグ) 3h14m20s  37.61km/h

2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) st

3位 横山航太 (シマノレーシング) +1m03s

4位 入部正太朗 (シマノレーシング) +1m07s

5位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +1m13s

6位 木村圭佑 (シマノレーシング) +1m40s

7位 岡泰誠 (イナーメ信濃山形) +1m40s

8位 山本元喜 (KINAN Cycling Team) +1m47s

9位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +1m50s

10位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) +1m57s

12位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +2m05s

15位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +2m30s

20位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +4m14s

21位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +4m14s

25位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +6m04s

DNF 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン)

DNF 馬渡伸弥 (宇都宮ブリッツェン)

出走=93名/完走=30名

◆2018Jプロツアー 個人ランキング

1位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 2,654P

2位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) 2,164P

3位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 1,902P

4位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) 1,790P

5位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 1,777P

6位 入部正太朗 (シマノレーシング) 1,728P

◆2018Jプロツアー チームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 7,315P

2位 マトリックスパワータグ 5,095P

3位 シマノレーシング 5,047P

4位 チームブリヂストンサイクリング 3,834P

5位 那須ブラーゼン 2,015P

6位 LEOMO Bellmare Cycling Team 1,772P

ルビーレッドジャージ 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング)
ピュアホワイトジャージ 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム)





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[レース前夜、最終戦に向けて勝利の方程式が話し合われる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レース当日、会場には予報通りの雨が降り注ぐ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート時間に合わせて会場に到着した選手たちが準備を進める]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[雨の影響で気温が上がらないため、選手たちはローラーでしっかり身体を温める]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[10周回+2km、122kmのレースのスタートが切られる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レースは序盤から激しいアタック合戦で複数名の逃げが形成される展開]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[アタック合戦に対応し切れずに遅れてしまった馬渡選手が集団を追う]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[岡選手と雨澤選手の2名を含む強力な逃げ集団が快調に周回を重ねる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[単独で逃げ集団復帰を試みた鈴木龍選手だったが届かず、メイン集団に戻った]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団はシマノレーシングがコントロールする展開に]
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[遅れた選手でまとまって集団復帰を目指した馬渡選手だったが、残念ながらその後レースを降りた]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[集団内の思惑は完全に一致しないながらも、逃げ集団は順調に逃げ続ける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[テクニカルな下り区間をメイン集団前方で下っていく宇都宮ブリッツェンの選手たち]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[マンセボの動きを見逃すまいと逃げ集団内で走る雨澤選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[低い気温で体調が悪くなりながらも、岡選手も逃げ集団で走り続ける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げ集団吸収のためにペースを上げ始めたメイン集団が補給エリアに差しかかる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レース終盤に入り、少しずつ苦しそうな表情を浮かべる時間が増えてきた雨澤選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[体調不良に陥った岡選手も逃げ集団内で粘りの走りを続ける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[コントロールするシマノレーシングの後方を陣取り上り区間をクリアする宇都宮ブリッツェンの選手たち]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ここまで逃げ集団で粘り続けた雨澤選手と岡選手が遅れ始める]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前方の状況を察し、メイン集団のペースアップに加わり始める]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[シマノレーシングの2名とともに勝利を託された増田選手がメイン集団から飛び出す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[マトリックスパワータグの強力スペイン人コンビに届かず増田選手は5位でフィニッシュ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[トラブルでチャンスを失った後もチームに貢献する走りを見せて完走する鈴木龍選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[判断の難しいレースでいつも通りの冷静な走りを見せた鈴木譲選手もフィニッシュ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[小野寺選手と岡選手がそろってフィニッシュ地点に姿を見せる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[相性が良いコースでもっといい走りを見せたいところだった飯野選手もフィニッシュ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レースの団体成績で3位となり、ステージに上がった宇都宮ブリッツェンの選手たち]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[総合優勝を記念して清水監督が選手たちに胴上げされる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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