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2018/10/24

2018 JAPAN CUP CRITERIUM

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[上:ワールドチームに対抗して隊列を組んでポジションを上げる宇都宮ブリッツェンの選手たち]
[下:実力通りのスプリントを炸裂させたジョン・デゲンコルプが優勝を飾った]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




10月20日(土)に、UCI-クリテリウムの「ジャパンカップクリテリウム」が開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木譲
阿部嵩之
飯野智行
鈴木龍
小野寺玲
岡篤志





アジア最大規模のワンデーレース「JAPANCUP CYCLE ROAD RACE」のプレレースとなる「JAPANCUP CRITERIUMU」が宇都宮市中心部に設定された1周2.25kmの周回コースで開催され、大集団ゴールスプリント勝負を制したトレック・セガフレードのジョン・デゲンコルプが優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、創設10年目の節目となる今年に地元開催のビッグレースでの優勝を目標に設定。これまでのJプロツアーで磨いてきた連携で名だたる強豪勢に真っ向勝負を挑みましたが、世界トップレベルの壁はやはり高く、ゴールスプリントで9位となった鈴木龍選手が最上位でレースを終えました。

今年で9回目の開催となったジャパンカップクリテリウム。

2年連続で開催された1周2.25kmの周回コースも定着しはじめ、多くの観戦客が思い思いの楽しみ方でこのビッグイベントを楽しむ姿も見られるようになってきました。

今年で創設10年目の節目を迎える宇都宮ブリッツェンは、このレースに鈴木譲・阿部・飯野・鈴木龍・小野寺・岡の6選手をメンバーにセレクト。今シーズンのJプロツアーで磨いてきた最終局面の連携を武器に、最終周回の最終コーナーまでを岡選手、立ち上がりから阿部→鈴木龍と繋いで最後は小野寺選手がゴールスプリントで勝利を掴み取るプランでレースに臨みました。

レースは、スタート直後からこのレースの戦い方を熟知している別府選手(トレック・セガフレード)を擁するトレック・セガフレードが集団の先頭に立ってコントロールの意志を見せますが、それを嫌うチームの選手たちが次々にアタックを仕掛けて逃げようとする展開が続きます。

程なくすると、集団からヘーシンク選手(ロットNL・ユンボ)とポガチャル選手(リュブリャナ・グスト)という強力な2名の選手が抜け出してしばらく逃げる展開となり、さらにその後、後方から4名の選手が合流して6名に。さらに2名選手がそれぞれ単独で逃げ集団からブリッジを決めて合流し、逃げ集団は8名にまで膨らみます。

しかし、人数が増えた逃げ集団を危険だと判断したメイン集団は、レースも折り返しになろうかという段階でこの逃げを吸収。その後も数名の選手が逃げを決めようと集団から飛び出していくものの、決定的な逃げは決まらず。レースは徐々にゴールスプリントに向けて意識が傾いていく状況になります。

ゴールスプリントが視野に入り始めると、各チームともにきっちりトレインを組んでゴールスプリントに臨もうとポジション争いが激化。集団前方がかなり混沌とした状況のまま、レースは最終周回を迎えます。

最終周回に入っても、集団先頭付近は少しでも良いポジションを取ろうとするチーム勢の激しい位置取り争いが続きますが、その中でトレック・セガフレードがやはりという強さを見せて、勝負のホームストレートを迎えることになります。

しかし、ここで集団左側から昨年の勝者であるカノラ選手(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)が早駆けをして早めのスプリントを開始。その動きに呼応するように集団も一気に加速して各チームのスプリンターたちを発射。最後は実力と経験のすべてにおいて今大会トップと言っても過言ではないデゲンコルプ選手(トレック・セガフレード)が貫禄のスプリントで優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、最終局面を迎えるところまではきっちりと隊列を組んで世界トップの強豪勢に肩を並べる走りを見せたものの、最終局面になるとその隊列を崩してしまい、プラン通りの動きで小野寺選手を発射することはできず。

それでも、最終コーナーを過ぎてホームストレートに入ってからは鈴木龍選手が小野寺選手を引き連れていい位置までポジションを上げて最後のゴールスプリントに向けて小野寺選手を発射しましたが、その位置までポジションを上げるために脚を使ってしまっていた小野寺選手はスプリントが伸びず。発射台となった鈴木龍選手が9位、小野寺選手が11位でレースを終えました。

清水監督コメント

「今日のレースは今までにないぐらい、最終局面でうまく隊列を組めなかったなという印象で、小野寺選手をいい形で発射してスプリントさせることができませんでした。チーム数・選手数ともに増加した中で迎えたレースで本気で勝ちにきているチームも多く、我々のチーム力を発揮するべき場面で人数をそろえ切れませんでした。それは他のチームも同様で、優勝したデゲンコルプ選手を擁するトレック・セガフレードは人数もそろっていて流石の実力だと思いましたが、それ以外で上位に入った選手は個人が自力で上がってきたという感じでした。明日もおそらくこういったことが予想されるので、反省すべき点はきっちり反省した上で修正して、明日のレースに臨みたいと思います。創設10年目で迎えるジャパンカップということもあり、今日もたくさんの声援を送っていただきありがとうございました。明日も引き続き応援、よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[JAPANCUP CRITERIUM - UCIクリテリウム - 33.75km - ]

1位 ジョン・デゲンコルプ (トレック・セガフレード) 42m38s  47.5km/h

2位 キャメロン・スコット (オーストラリアン・サイクリング。アカデミー・ライド・サンシャインコースト) st

3位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) st

4位 ロバート・スタナード (ミッチェルトン・スコット) st

5位 レイモンド・クレダー (チームUKYO) st

6位 ローガン・オーウェン (EFエデュケーション・ファースト・ドラパック) st

7位 サミュエル・ウェルスフォード (オーストラリアン・サイクリング・アカデミー・ライド・サンシャインコースト) st

8位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) st

9位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st

10位 アルベルト・ベッティオール (BMCレーシング・チーム) st

11位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) st

22位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) st

44位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) st

99位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +35s

110位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +47s
出走=129名/完走=125名 



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[レース前日のチームプレゼンテーションで登壇する宇都宮ブリッツェンの選手たち]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チーム創設10年目の節目に迎えるジャパンカップに向けて清水監督が意気込みを語る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[昨年のロードレースで3位に入り一気に注目度が上がった雨澤選手がコメントを求められる]
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04
[完全復活を果たした増田選手がジャパンカップを走れる喜びを語る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ホームチームのプレッシャーと戦う2日間が、翌日から始まる]
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[昨年とは打って変わって晴天に恵まれる中、レースの準備が着々と進められる]
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[沿道からの声援に応えながらパレード走行する選手たち]
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[パレード走行を終えた選手たちがスタートラインに集結する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[15周回の熱いバトルがいよいよ始まる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レース序盤からのアタック合戦に岡選手と鈴木龍選手が対応していく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
11
[鈴木龍選手が加入したことで、本気で優勝を狙えるだけの布陣になった]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
12
[昨年落車に巻き込まれてスプリントできなかった雪辱を果たしたい小野寺選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
13
[大集団が180度コーナーをクリアしていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スプリント賞獲得がミッションの飯野選手が前方にポジションを上げるタイミングを探す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[司令塔としてタクトを振るう鈴木譲選手が集団中ほどで戦況を見つめる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
16
[エースの小野寺選手を守るように走る岡選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[昨年と比較して倍近くに膨れ上がった集団が大通りを疾走する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ワールドチームの隊列に割って入り、阿部選手がチームメートのためにポジションを確保する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
19
[数名が飛び出す場面はあるものの、ひとつの集団でレースは進んでいく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
20
[阿部選手が小野寺選手を引き連れて集団前方にポジションを上げる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
21
[鈴木譲、阿部の両ベテランが連携して小野寺選手を守る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
22
[ゴールスプリントに向けて各チームが隊列を整えながら激しい位置取り争いを繰り返す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
23
[十分な隊列を組めない状況の中、鈴木譲選手が小野寺選手を引き上げる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
24
[大一番で培ってきた連携が取れず悔しい結果に終わった]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[今年も納得いく形でレースを終えられなかった小野寺選手は、2年分の悔しさを来年にぶつけてほしい]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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