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2018/08/22

第35回シマノ鈴鹿ロードレースクラシック

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[上:残り2kmで飛び出した岡選手が独走勝利を飾った!]
[下:復調を印象付ける優勝を飾った岡選手が高々と優勝カップを掲げる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





8月18日(土)・19日(日)に、第35回シマノ鈴鹿ロードレースが開催されました。


8月19日(日)に、シマノ鈴鹿ロードクラシックが行われました。





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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
鈴木龍
馬渡伸弥
小野寺玲
岡篤志





参加延べ人数が1万人を超える夏の恒例巨大イベント「シマノ鈴鹿ロードレース」のメインレースとして開催される「ロードレースクラシック」がスピードコースとしてお馴染みの三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキットで開催され、レース中盤にできた14名の逃げ集団がそのまま逃げ切り。最後はその逃げ集団から残り2kmで単独で抜け出した宇都宮ブリッツェンの岡篤志選手が独走勝利を飾りました!

この結果、宇都宮ブリッツェンがシマノ鈴鹿ロードレースで初となる連勝を飾りました!

毎年多くの有力チームが出場する「シマノ鈴鹿ロードレースクラシック」。今年からJCF公認レースとなったことで、さらなる熱戦が期待されます。

今年もホストチームのシマノレーシングをはじめ、愛三工業レーシング、ブリヂストンアンカー、Team UKYO、マトリックスパワータグ、キナンサイクリング、インタープロサイクリングなどの国内有力コンチネンタルチームが集結し、豪華な布陣でのレースとなりました。

宇都宮ブリッツェンは、前日のチームタイムトライアルで優勝を飾った増田、鈴木譲、阿部、小野寺の4選手に、鈴木龍、馬渡、岡の3選手を加えた7名でこのレースに出走。明確なレースプランは設けず、各選手ともに集団前方をキープしながら自身の勝ちパターンに持ち込むチャンスを探りながらレースを展開することを意識してハイレベルなレースに臨みました。

レースはスタート直後から激しいアタック合戦が繰り広げられる展開となりますが、決定的な逃げが形成されない展開が続きます。

3周回目に入ると、鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)と岡選手(宇都宮ブリッツェン)を含む5名の逃げ集団が形成されますが、4周回目に入るとメイン集団に吸収されてしまいます。

その後、ひとつになった集団では再びアタックの応酬となり、窪木選手(BSサイクリング)やトリビオ選手(マトリックスパワータグ)などの有力選手勢も積極的な動きを見せるものの、決定的な逃げには繋がらない状態が続きます。

レースも折り返しを過ぎた6周回目に入ると、増田選手(宇都宮ブリッツェン)と岡選手(宇都宮ブリッツェン)を含む9名の選手が先行する展開に。さらに集団からは数名の選手がブリッジをかけて先行する選手に合流。最終的に14名の逃げ集団が形成される展開となります。

増田、阿部、小野寺、岡(宇都宮ブリッツェン)

ルバ、中島、雨乞(キナンサイクリング)

トリビオ、佐野(マトリックス)

畑中、小石(UKYO)

小森、岡本(愛三工業)

石橋(BSサイクリング)

↓ 30秒

メイン集団

有力チームの選手が満遍なく入った逃げということもあり、逃げ集団は当初、快調に逃げ続ける展開に。しかし、程なくするとこのまま逃げ切りたいチームとそうでないチームとで思惑が異なり始め、積極的にローテーションに加わる選手とそうでない選手が出るようになります。

一方のメイン集団は、ホストチームであり逃げに選手も送り込めていないシマノレーシングが先頭に立ってコントロールを開始。逃げ集団とのタイム差を縮めにかかります。

その後、レースは阿部選手(宇都宮ブリッツェン)と小森選手(愛三工業レーシング)がドロップして12名になった逃げ集団と、シマノレーシングがコントロールするメイン集団という展開のまま進んでいき、最終周回に入る段階になってもタイム差はほぼ変わらず。逃げ集団の逃げ切りが濃厚な状況となります。

最終周回に入ると、逃げ切りが濃厚となった逃げ集団内でも勝利に向けて各チームが牽制し合う状況に。すると、その間隙を狙っていた岡選手(宇都宮ブリッツェン)がタイミング良くアタックを仕掛けて単独で逃げ集団から抜け出す展開となります。

結局、レースは残り2kmでタイミング良く単独で抜け出した岡選手がそのまま逃げ切り、見事に優勝を飾りました!

清水監督コメント

「今日のレースは各選手の好きに走ってもらうということで、普段のレースであればUCIレースでもJプロツアーのレースでもしっかりと戦略を立てて勝ちにいくところですが、なかなかこういったレースも少ないので各選手が走りたいレースをしてもらいました。チームとしては各選手がそれぞれの選手を利用して走る部分がうまくはまって、選手の実力と展開力が光ったいいレースだったと思います。展開の中で厳しいレースにして最終的に実力者が先頭に残った中、最後に単独で抜け出した岡選手はいいレースをしましたね。パンチ力とスプリント力がある岡選手ですが、本来は今日のような独走勝利を狙いたいタイプの選手なので、今日の勝利は本人にとっても良かったでしょうし、少し沈んでいたところで復活の勝利になったのではないかと思います。他の選手に関しても展開に乗れなかったとはいえ、しっかりコンディションの確認はできたと思うので、後半戦に向けてしっかり戦っていきたいと思います」

岡選手コメント

「今日はチームとしてもフリーに走っていいということで、自分としても調子はいいと思っていたので優勝を目指して走りました。序盤から積極的にいって1回譲選手と4名ほどで逃げたりもしたのですが決まらず、その後に増田選手やトリビオ選手など有力選手と逃げる場面があって。後ろからもブリッジをかける動きで阿部選手と小野寺選手が合流して、14名の逃げで4名が宇都宮ブリッツェンという状況でしたし、小野寺選手がいたことでスプリントになれば小野寺選手で勝負できると思ったので、自分は隙を見て攻撃をしようと考えながら走っていました。最終周回に入ってからいいタイミングがあって行くことができたので、結果的に優勝できてラッキーだったと思います。最近は練習でも調子が良くて、勝てる力が戻ってきているなと感じていました。ここ数戦は小野寺選手や鈴木龍選手のアシストしてきて、昨日のチームタイムトライアルも出なかったので、今日は個人的に優勝したいなと思っていたので良かったです。修善寺ロードレース以来の優勝ということで自分としてもこの優勝をかなりうれしく思っています。後半戦、まだまだ大事なレースが続きますし、そこでもいい走りができるように頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[第35回シマノ鈴鹿ロードレースクラシック - 58km - ]

1位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 1h14m26s72  46.75km/h

2位 岡本隼 (愛三工業レーシングチーム) +1s95

3位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +2s21

4位 畑中勇介 (Team UKYO) +2s24

5位 雨乞竜己 (KINAN Cycling Team) +2s49

6位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +2s57

7位 佐野淳哉 (マトリックスパワータグ) +2s62

8位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +3s78

9位 石橋学 (チームブリヂストンサイクリング) +5s16

10位 小石祐馬 (Team UKYO) +12s51

15位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +29s24

24位 馬渡伸弥 (宇都宮ブリッツェン) +30s10

66位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +50s74

DNF 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン)
出走=151名/完走=106名



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[会場入りした選手たちは早速、出展するスポンサー・サプライヤーのブースを訪問する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[趣向を凝らしたスポンサー・サプライヤーの各ブースをリラックスした表情で楽しむ]
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[キナンサイクリングの選手とともに増田選手と鈴木譲選手がウィーラースクールに参加する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[子どもたちに適切なアドバイスを与えながら送り出す鈴木譲選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[真剣な表情でコースを走る子どもたちの走りを見守る増田選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[大人向けスクールには阿部選手と小野寺選手が参加。集団走行をレクチャーした]
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[スポーツサイクルを楽しむ裾野を広げるのも宇都宮ブリッツェンの務めだ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ウィーラースクールを終え、レースに向けて各選手が準備を進める]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[コースインした選手たちが観客の声援に応えながらスタートラインに向かう]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ホストチームのシマノレーシングを先頭に選手たちが整列する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レース序盤のアタック合戦に宇都宮ブリッツェンの選手たちも積極的に絡んでいく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ライバルチーム勢の飛び出しに鈴木龍選手がすかさず反応する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[次の展開に備える馬渡選手も集団前方をキープする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[岡選手と鈴木譲選手を含む5名の逃げが形成されるも、その後集団が吸収]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[宇都宮ブリッツェンの4選手を含む有力な逃げ集団が形成される]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[有力選手が揃う逃げ集団がメイン集団とのタイム差を広げていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団に残った3選手は逃げが吸収された後の動きに備える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[完全に思惑は一致しなかったが、逃げ集団の逃げ切りがほぼ確実な状況に]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げ切りを許してしまうことになったメイン集団が最終周回に入る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[残り2kmで飛び出した岡選手が単独でホームストレートに姿を現わす]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団のゴールスプリントに鈴木龍選手と馬渡選手が積極的に絡んでいく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Suzuka_22
[宇都宮ブリッツェンは6位以内に3選手が入る好レースを見せた]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Suzuka_23
[入賞者のシャンパンファイトで今年のシマノ鈴鹿ロードの幕が閉じた]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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