ツール・ド・熊野 プロローグ
[上:ただ1人50秒台をマークした阿部選手が2年ぶりの優勝を飾った!]
[下:阿部選手はリーダーの証であるイエロージャージを着て明日の第1ステージを走る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
5月31日(木)〜6月3日(日)の4日間にわたり、UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」が開催されています。
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。
鈴木譲
阿部嵩之
飯野智行
鈴木龍
雨澤毅明
岡篤志
UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」のプロローグが和歌山県新宮市の市田川沿いに設定された700mの個人タイムトライアルで開催され、ただ1人50秒台のタイムを叩き出した宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之選手が2016年に続き2回目となる優勝を飾りました!
この結果、個人総合時間でもトップに立ち、名誉あるイエロージャージを獲得して明日の第1ステージに臨むことになります。また、宇都宮ブリッツェンはトップ10に優勝した阿部選手に加えて岡選手(5位)と鈴木龍選手(7位)も入り、チーム総合時間でも首位に立っています。
清水監督コメント
「今日のプロローグは阿部選手が昨年のリベンジをするということで、しっかりとそれを果たしてくれたので安心しました。加えて、岡、鈴木龍、鈴木譲の3選手も上位に入ってくれ調子が良いことも確認できたので、この勢いに乗って頑張っていきたいと思います。今年7勝目を挙げることができましたので、8勝目を明日からのステージで狙っていきたいと思います」
阿部選手コメント
「レース前から、2年前に優勝した時のイメージを限りなく再現できるように努めていました。ホテルにいる段階から、あの時の走り、コーナリング、優勝後のいろいろなやり取りをビジョン化して、とにかくイメージを作って。会場に来てからは、コーナリングの試走に集中していました。あとは、田村メカがスタート台の練習をサポートしてくれたので、スタート時のギアを1段ずつ試してどのギアが最適かを確認できたのも良かったな、と。走り出してみると思いのほかギアも重かったですし、身体もふわついた感じがあったのですが、そこは忘れることにして。コーナリングの集中と立ち上がってからのダッシュ、あとは出し惜しみをしないという気持ちだけで乗り切りましたね。2年ぶりにリーダージャージを着て第1ステージを迎えることになりますが、個人的にはリーダージャージを着てステージ優勝したいという気持ちはあります。でも、明日は明日で別のレースでもありますし、チームが自分のリーダージャージを守る動きをするかはミーティングをしてみないと分からない部分もあります。とにかく、自分も含めてチームの誰かがステージ優勝してジャージを守っていければいいかなと思います。ファン・サポーターの皆さんにはかなりご心配をおかけしたと思いますが、復帰して、ようやく大丈夫だというところが見せられたかなと思います。正直、自分も少し肩の荷が下りたというのが本音なので、これからまた怪我せずに一歩一歩レースを進めて、勝ちを量産していきたいと思います」
Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
◆[リザルト ]
[20th Tour de KUMANO - UCI-2.2 - Prologue - 0.7km -]
1位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) 50s78 49.6kn/h
2位 カーデン・グローヴス (セントジョージコンチネンタルCT) +1s09
3位 黒枝士揮 (愛三工業レーシングチーム) +1s18
4位 秋田拓磨 (シマノレーシングチーム) +1s18
5位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +1s38
6位 大久保陣 (チームブリヂストンサイクリング) +1s42
7位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +1s64
8位 岡本隼 (愛三工業レーシングチーム) +1s89
9位 横山航太 (シマノレーシングチーム) +2s10
10位 原田裕成 (チームブリヂストンサイクリング) +2s34
15位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +2s76
78位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +6s43
95位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +8s18
出走=109名/完走=109名
個人総合時間 プロローグ終了時
1位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) 00m50s
2位 カーデン・グローヴス (セントジョージコンチネンタルCT) +1s
3位 黒枝士揮 (愛三工業レーシングチーム) +1s
4位 秋田拓磨 (シマノレーシングチーム) +1s
5位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +2s
6位 大久保陣 (チームブリヂストンサイクリング) +2s
7位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +2s
8位 岡本隼 (愛三工業レーシングチーム) +2s
9位 横山航太 (シマノレーシングチーム) +2s
10位 原田裕成 (チームブリヂストンサイクリング) +3s
15位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +3s
78位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +7s
95位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +8s
個人総合ポイント賞 プロローグ終了時
1位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) 10P
2位 カーデン・グローヴス (セントジョージコンチネンタルCT) 9P
3位 黒枝士揮 (愛三工業レーシングチーム) 8P
4位 秋田拓磨 (シマノレーシングチーム) 7P
5位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 6P
6位 大久保陣 (チームブリヂストンサイクリング) 5P
チーム総合時間 プロローグ終了時
1位 宇都宮ブリッツェン 02m34s
2位 シマノレーシング +02s
3位 愛三工業レーシングチーム +03s
4位 チームブリヂストンサイクリング +04s
5位 チーム右京 +07s
6位 VICTOIRE広島 +07s
[レース前日、今大会の目標確認を含めてミーティングが行われた]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
[当日の会場は雨が降ったり止んだり、強くなったり弱くなったりと目まぐるしく天候が変化する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
[会場に到着した選手たちが自分の出走時間に合わせて準備を始める]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
[スタートとコーナーを重点的に阿部選手が試走を繰り返す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
[クイーンステージとなる第2ステージの備える雨澤選手は無難にまとめて78位スタート]
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[開幕から好調を維持する鈴木譲選手は15位でまとめて次ステージ以降をにらむ]
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[上りのステージでの活躍が期待される飯野選手も無難にレースをまとめる]
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[TOJの落車で負った怪我の影響が心配された鈴木龍選手だが好調をキープして7位フィニッシュ]
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[コーナーの処理でもたつきながらも5位のタイムをマークした岡選手]
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[誰の目で見ても明らかな速さでコーナーをクリアした阿部選手がゴールを目指す]
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[ホットシートで最終走者の結果を聞き、勝利が決まった阿部選手がガッツポーズを見せる]
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[自身2年ぶりとなるプロローグ優勝を自己ベストで飾った阿部選手]
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[阿部選手はイエロージャージとともにポイント賞のグリーンジャージも獲得した]
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