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2018年5月

2018/05/26

NTN presents 2018 Tour of Japan 第7ステージ

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[上:この日で10ポイント上乗せした鈴木譲選手が山岳賞ジャージを獲得!]
[下:序盤にできた逃げ集団で逃げ切ったボレが今大会2勝目となるステージ優勝を飾った]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




5月20日(日)〜27日(日)の8日間にわたり、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

5月26日(土)に、第7ステージが開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志





UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第7ステージが、上りと下りしかない日本サイクルスポーツセンター(CSC)の特設コース(1周12.2km)で開催され、1周回目にできた6名の逃げ集団から最後まで逃げ続けた3名の選手が逃げ切り。3名でのゴールスプリント勝負を制したバーレーン・メリダのグレガ・ボレが今大会2勝目となるステージ優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、前日の富士山ステージの結果で雨澤選手が個人総合時間で上位進出が難しくなった状況を考慮し、このステージは山岳賞で僅差の4位につける鈴木譲選手が逆転しての山岳賞ジャージ獲得を最大の目標に、展開とコンディション次第でステージ優勝を目指す作戦に。6名の逃げ集団にしっかりと入った鈴木譲選手が2回設定されている山岳ポイントをともに先頭で通過して10点を加算。見事に山岳賞でトップに立ち、山岳賞ジャージを獲得しました!

また、個人総合時間は雨澤選手の27位がチーム最高位で、明日の最終ステージに臨むことになります。

今大会のクイーンステージとなった第6ステージの富士山を終えて迎えた第7ステージ。

前日の第6ステージではキナンサイクリングチームのガルシア選手が圧倒的な登坂力を見せて独走勝利。個人総合時間でも首位に立ってグリーンジャージに袖を通しました。また、キナンサイクリングチームは個人総合3位にルバ選手、同6位にグアルディオラ選手が入っており、鉄壁の体制でリーダージャージを守ってくることが予想されます。

一方、前日の第6ステージで2位に入ったペルシュタイナー選手(バーレーン・メリダ)は、ガルシア選手(キナンサイクリング)が1分以上のタイム差をつけてから追走に飛び出し、28秒差でフィニッシュしていることを考慮すると、ふじあざみラインの後半はガルシア選手(キナンサイクリング)が余裕を見せてイーブンペースにしたということもあるかもしれませんが、確実に好ペースを刻んでいたことは間違いない状況。ワールドツアーチームの総合力の高さを見せて個人総合の一発逆転を狙ってくる可能性もあります。

また、個人総合時間トップ10内で順位間が秒差というところもあるため、少しでも順位を上げたいと考えているチームや選手が攻撃的な走りをしてきて、序盤から激しく厳しいレース展開になることも考えられます。

宇都宮ブリッツェンは、前日の第6ステージで雨澤選手が失速。

第3ステージで落車に巻き込まれた際に強打した膝がレースが進み標高が上がるにつれ、気圧の変化によって痛みが増していったという理由はあったにせよ、個人総合時間での優勝や上位進出という望みが絶たれるタイム差がついてしまった事実は変えようもないため、プランを変更して第7ステージに臨まなければいけない状況に。

そのため、山岳賞争いでトップと2ポイント差の4位につけている鈴木譲選手の山岳賞ポイント逆転とジャージ獲得を第一目標に、レース展開とコンディション次第ではステージ優勝にトライするというプランでレースに臨みました。

今年からパレードスタート地点に加えられた修善寺駅前をスタートしたレースは、1kmのニュートラル区間を終えて正式スタートが切られると、個人総合時間の逆転を狙う選手、逃げ切りでのステージ優勝を狙う選手、山岳賞を狙う選手などがアタックを仕掛けて抜け出しを図ろうとする展開に。アタックがかかっては吸収されるという状態がしばらくの間、続くことになります。

このアタック合戦に、山岳賞を狙う鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)はすべて反応。岡選手(宇都宮ブリッツェン)にアタックして抜け出した選手と集団とをつないでもらうアシストを受けながら、自らもアタックを仕掛けながらリーダーチームのキナンサイクリングが容認してくれる逃げを作ろうと動き続けます。

すると、1周回目の終盤に14名の逃げ集団ができ、そこからさらに人数が絞られて5名の逃げ集団が形成される展開となります。

鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

ボレ、ワン(バーレーン・メリダ)

ハーパー(ベネロング・スイスウェルネス)

バロン(イルミネート)

メイン集団

個人総合時間でトップから2分59秒遅れの9位ハーパー選手(ベネロング・スイスウェルネス)が最上位の逃げ集団ということで、リーダーチームのキナンサイクリングはこの逃げを容認。集団先頭に立ってコントロールを開始して、レースは最初の山岳ポイントが設定される3周回目へと入ります。

3周回目に入りKOMが近付くと、鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)は逃げ集団から若干先行して余裕を持ってKOMをトップ通過。山岳賞ポイントを5ポイント加算します。

<1回目の山岳ポイント後の順位>

鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) 19P

小石(チーム右京) 16P

ガルシア(キナンサイクリング) 15P

草場(日本ナショナル) 15P

バロン(イルミネート) 13P

この時点で暫定トップに立った鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)は、ともに逃げ集団に入るバロン選手(イルミネート)が2回目の山岳ポイントをトップ通過して5ポイントを加算されたとしても逆転されることはない状況。

しかし、2回目の山岳ポイントの前にメイン集団に吸収されて小石選手(チーム右京)、ガルシア選手(キナンサイクリング)、草場選手(日本ナショナル)の誰かがトップ通過すれば逆転されてしまうため、逃げ続ける状態が続きます。

その後、レースは入部選手(シマノレーシング)がジョインして6名になった逃げ集団と、キナンサイクリングがコントロールするメイン集団という展開のまま、タイム差を2分30秒前後から3分前後の間に保った状態で進んでいき、いよいよ2回目の山岳ポイントが設定される6周回目へ。

そして、6周回目に入っても逃げ続ける6名の逃げ集団は鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)を先頭にKOMを通過して、2回目の山岳ポイントでも5ポイントを加算。

翌日の最終ステージとなる第8ステージには山岳ポイントの設定がないため、鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)はこの日の第7ステージと翌日の第8ステージを無事に走り切ればという条件はつきますが、山岳賞ジャージを確定することに成功します。

山岳賞ジャージを確定した鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)はその後、ワン選手(バーレーン・メリダ)、入部選手(シマノレーシング)とともに逃げ集団からドロップ。逃げ集団は3名となります。

その後、レースは3名の逃げ集団とキナンサイクリングがコントロールするメイン集団という展開で進んでいきます。

キナンサイクリングとしては逃げの3名にステージ優勝は譲ったとしても、ガルシア選手(キナンサイクリング)がハーパー選手(ベネロング・スイスウェルネス)との間にあるタイム差の範囲内でフィニッシュすれば個人総合時間優勝がほぼ確定する状況。そのタイム差とメイン集団内にいるライバルの動きを注意しながらレースを進めていく展開となります。

残り2周回となる8周回目に入る段階になると、メイン集団では最後の逆転に賭ける選手たちが動きを見せ始めて活性化。少しずつ逃げ集団とのタイム差が縮まり始めます。

しかし、逃げ集団の3名も脚のある実力派の選手たち。タイム差を縮められながらも逃げ続ける展開のまま、レースは最終周回を迎えることになります。

最終周回に入ってもメイン集団は逃げ集団を捕まえることはできず、逃げ集団3名の逃げ切りが確定。勝負は3名でのゴールスプリントになります。

そのゴールスプリントで圧巻の脚と経験の差を見せたボレ選手(バーレーン・メリダ)が、見事に今大会2勝目となるステージ優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、鈴木譲選手が山岳賞を確定させた後にステージ優勝に向けた動きにシフトしようとしましたが、雨澤選手の状態も思わしくなく、また、この日の序盤に岡選手がDNFになって3人となってしまった状況を考慮して、この日はセーフティにフィニッシュして明日の最終ステージにレースをつなぐことを選択。

鈴木譲選手、鈴木龍選手、雨澤選手ともに後方でフィニッシュして、明日の最終ステージを迎えることになりました。

清水監督コメント

「個人総合時間の最後の争いを本当はこのステージでやりたかったのですが、コンディションやタイム差などここまでの状況を考えると厳しいと判断して、今日は山岳賞とステージ優勝に切り替えてレースに臨みました。総合系の選手たちの争いが激しくなり、山岳賞を獲ることでさえ厳しくなるだろうと予想していたのですが、その予想通りに序盤から総合系の実力者が動いてなかなか逃げが決まらない状態が続きました。その中で鈴木譲選手がすべてのアタックに反応して、チームメートにも助けてもらいながらしっかりと本命どころの逃げに乗って、見事に山岳賞を獲得してくれました。山岳ポイントの配点も大きい南信州ステージ、そして難コースの今日でポイントを加算しての結果なので、実力でもぎ獲った山岳賞と言って良いのではないかと思います。今年の山岳賞争いは日本籍チームの日本人同士で激しいレースで争って、強いライバルチームと激しく面白いレースができたのではないかと思います。ステージに関しては、やはり雨澤選手の膝の具合が思わしくなかったので、完走目的に切り替えて今日はゴールを迎えました。明日の最終ステージは3名になってしまいましたが、今日と同じようにできることを判断してトライしたいと思っています。毎年、ツアー・オブ・ジャパンはこの伊豆ステージから我々のホームのような感覚でレースができて、逃げていた鈴木譲選手もそれがきっと力になったと思います。明日もたくさんの方に応援に来ていただき、ホーム感を出していただければうれしく思います。引き続き応援、よろしくお願いします」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[NTN presents 2018 Tour of Japan - UCI-2.1- 第7ステージ 伊豆 - 120.8km -]

1位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) 3h29m53s 34.5km/h

2位 クリス・ハーパー (ベネロング・スイスウェルネスCT) st

3位 フェリックスアレハンドロ・バロン (チーム・イルミネート) st

4位 ベンジャミン・ベリー (イスラエル・サイクリング・アカデミー) +1m18s

5位 ベンジャミ・プラデス (チーム右京) +1m18s

6位 中根英登 (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +1m18s

7位 ディラン・サンダーランド (ベネロング・スイスウェルネスCT) +1m18s

8位 キャメロン・パイパー (チーム・イルミネート) +1m18s

9位 ホセヴィセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +1m18s

10位 サム・クローム (ベネロング・スイスウェルネスCT) +1m18s

31位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +8m43s

37位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +11m27s

41位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +14m51s

DNF 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン)

出走=81名/完走=72名

個人総合時間賞 第7ステージ終了時

1位 マルコス・ガルシア (キナンサイクリングチーム) 17h34m13s  37.0km/h

2位 ヘルマン・ペルシュタイナー (バーレーン・メリダ) +35s

3位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) +53s

4位 クリス・ハーパー (ベネロング・スイスウェルネスCT) +1m27s

5位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) +1m40s

6位 サム・クローム (ベネロング・スイスウェルネスCT) +1m55s

7位 ベンジャミ・プラデス (チーム右京) +2m01s

8位 ホセヴィセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +2m08s

9位 中根英登 (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +2m47s

10位 キャメロン・パイパー (チーム・イルミネート) +3m14s

27位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +17m13s

32位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +28m11s

50位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +44m32s

個人総合ポイント賞 第7ステージ終了時

1位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) 107P

2位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) 71P

3位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) 50P

4位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) 41P

5位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 36P

6位 レイモンド・クレダー (チーム右京) 35P

個人総合山岳賞 第7ステージ終了時

1位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 24P

2位 小石祐馬 (チーム右京) 16P

3位 フェリックスアレハンドロ・バロン (チーム・イルミネート) 16P

4位 マルコス・ガルシア (キナンサイクリング) 15P

5位 草場啓吾 (日本ナショナルチーム)

6位 ヘルマン・ペルシュタイナー (バーレーン・メリダ) 12P

チーム総合時間 第7ステージ終了時

1位 キナンサイクリングチーム 52h48m37s

2位 ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム +45s

3位 チーム・イルミネート +4m09s

4位 NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ +8m36s

5位 バーレーン・メリダ +15m33s

6位 チーム右京 +23m10s

 

12位 宇都宮ブリッツェン +1h09m00s





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[選手たちがホテルをチェックアウトし、自走でスタート地点へ向かう]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート地点に到着した選手たちがそのまま出走サインを行う]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前日の第6ステージで痛みの出た膝にテーピングを施してもらう雨澤選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[厳しい展開が予想されるレースに向けて念入りにアップを行う]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[山岳賞獲得というミッションに向け、スタートラインで集中した表情を見せる鈴木譲選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[来賓の挨拶の後、パレードスタートが切られた]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤からの激しい攻防からしっかり逃げ集団に入った鈴木譲選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[大会前に崩した体調が完調していない岡選手は残念ながらレースを降りた]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[3周回目のKOMに鈴木譲選手が先頭で姿を現す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[1回目の山岳ポイントを先頭通過しホッとひと息つく鈴木譲選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団内を走る雨澤選手の表情からは膝の具合が思わしくないことが見てとれる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[下り区間でタテ長に伸びた集団が東京2020の舞台となるベロドローム前を通過する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[山岳賞確定に向け鈴木譲選手が6名の逃げ集団で逃げ続ける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[第3ステージの落車で負った傷も少しずつ癒えてきた鈴木龍選手は走りにキレも戻って来た]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[この先のレーススケジュールも考えて雨澤選手には無理をしてほしくないところ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[山岳賞を確定させた鈴木譲選手にサポーターから労いの声援が飛ぶ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[活性化したメイン集団のペースアップから遅れてしまった鈴木龍選手が完走を目指す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[膝の痛みと戦う雨澤選手も完走を目指す走りにシフト]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[落車から回復傾向にある鈴木龍選手は翌日の第8ステージで勝負に挑む]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[熊野、全日本と重要レースが続く今後に向け、回復に注力したい雨澤選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj7_21
[与えられた仕事を完遂した鈴木譲選手がフィニッシュ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[少ない人数の中で走り切ったお互いの健闘を讃え合う選手たち]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[苦境に立たされ続けた中盤からの戦いも、山岳賞ジャージ獲得で報われた]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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2018/05/25

NTN presents 2018 Tour of Japan 第6ステージ

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[上:総合ジャンプアップを狙った雨澤選手だったが“勤続疲労”が祟り失速した]
[下:圧倒的な登坂力を見せたガルシアがステージ優勝とグリーンジャージを手にした]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




5月20日(日)〜27日(日)の8日間にわたり、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

5月25日(金)に、第6ステージが開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志





UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第6ステージが、静岡県小山町の富士スピードウェイからふじあざみラインの激坂を上って富士山須走口5合目にフィニッシュする32.9kmで開催され、キナンサイクリングチームのマルコス・ガルシアがステージ優勝。個人総合時間でも首位に立ち、前日の第5ステージでグリーンジャージを獲得したチームメートのトマ・ルバからグリーンジャージを譲り受けることになりました。

宇都宮ブリッツェンは雨澤選手の個人総合時間でのジャンプアップを目指し、レース終盤まで雨澤選手は先頭集団に何とか食らいついてレースを展開します。しかし、最後の勝負どころを前に第3ステージで落車に巻き込まれた際に痛めていた膝が標高差による気圧の変化で痛みだし、力強くペダルが踏めない状態になってしまい失速。本来の実力とはほど遠い28位でのフィニッシュとなり、個人総合時間も24位に順位を落としてしまう結果となりました。

ツアー・オブ・ジャパンの総合成績を決める上で、最も重要なクイーンステージと言える富士山ステージ。

昨年までは後半にかけて“超”がつくほどの激坂が待ち構えることで有名なふじあざみラインの11.2kmのヒルクライムコースで開催されていましたが、今年はその前に富士スピードウェイの外周を2周した後に小山町内の上り基調のコースを進む21.7kmが加わった、32.9kmのコースに変更になりました。

この変更によってレース展開に変化が見られる可能性もありますが、最終的には登坂力に優れる選手が勝利を手にするのは間違いないステージです。

宇都宮ブリッツェンは、個人総合時間で17位につける雨澤選手のジャンプアップを最大にして唯一の目標に、雨澤選手以外の選手が前半の新設コース部分での危険な選手の逃げに対応しながら、ふじあざみラインの上り口まで集団先頭でサポート。ふじあざみラインに入ってからは雨澤選手の登坂力に勝負を託すというプランでレースに臨みました。

レースがスタートすると、程なくして2名の逃げ集団が形成される展開になります。

ウィリアムズ(イスラエル・サイクリング・アカデミー)

スチュワート(JLTコンドール)

メイン集団

個人総合時間で10分以上遅れている2名の逃げということもあり、集団は一旦この2名の逃げを容認。リーダーチームのキナンサイクリングが先頭に立ってコントロールする展開となります。

すると、その集団からペロー選手(イルミネート)が単独で抜け出し、程なくして逃げの2名にジョイン。逃げは3名の集団となります。

ウィリアムズ(イスラエル・サイクリング・アカデミー)

スチュワート(JLTコンドール)

ペロー(イルミネート)

メイン集団

しかし、この3名の逃げも、キナンサイクリングがコントロールする集団がフジあざみラインの上り口に入る段階で吸収。集団はひとつになった状態で、勝負はふじあざみラインへと持ち込まれることになります。

ふじあざみラインに入った集団からは、ハーパー選手(ベネロング・スイスウェルネス)が単独で先行する状態に。残り8kmを過ぎる頃になるとバラバラになり始めた集団からガルシア選手(キナンサイクリング)がアタックして、先行するハーパー選手(ベネロング・スイスウェルネス)を追走する展開となります。

ハーパー(ベネロング・スイスウェルネス)

ガルシア(キナンサイクリング)

バラバラになり始めた集団

素晴らしいペースで集団から飛び出したガルシア選手(キナンサイクリング)は難なくハーパー選手(ベネロング・スイスウェルネス)に追いつくとあっさりとパス。そのまま、一人旅を始める状態となります。

その後、ガルシア選手(キナンサイクリング)は1度も先頭を譲ることなく、圧倒的な登坂力を見せてステージ優勝。この結果で個人総合時間でもトップに立ち、前日の第5ステージでグリーンジャージを獲得したチームメートのルバ選手(キナンサイクリング)から譲り受ける形でグリーンジャージに袖を通しました。

宇都宮ブリッツェンは、予定通りにふじあざみラインの上り口まで雨澤選手を集団前方でサポートすると、その後は雨澤選手が先頭集団でレースを展開。馬返しの辺りまでは中根選手(NIPPO)と日本人選手は2人のみとなった先頭集団に残る走りを見せます。

しかし、標高が上がって気圧が変化するに連れ、第3ステージで落車に巻き込まれた際に痛めた膝の痛みが増していく状況になってしまい、力強くペダルを踏み込めなくなり失速。それでも雨澤選手は諦めることなくゴールを目指したものの、28位と本来の実力をまったく発揮できずにフィニッシュ。

個人総合時間も7分14秒差の24位にまで順位を下げてレースを終えました。

清水監督コメント

「今日のステージで優勝したガルシア選手は予想通りの素晴らしいスピードで駆け抜けていって、登坂力の違いを見せつけられる結果となりました。チームとしては雨澤選手を上位に食い込ませるような走りをしたのですが、ここにきて第3ステージの落車で痛めていた膝が気圧の変化もあってかどんどん痛みが増す状況になってしまい、最後は全然踏めずに本領を発揮できなかったというのが正直なところですし、残念です。ステージ優勝をして個人総合時間でも優勝かそれに近いリザルトというもの狙える力があるのに、目に見える結果を残せなかったのは非常に悔しいですが、落車をした後も黙って我慢してずっと走ってきた雨澤選手を褒めたいと思います。今日の結果で個人総合時間上位という目標達成はなくなってしまいましたが、まだ2ステージ残っていますし山岳賞を狙える位置にいますので、切り替えて残り2日頑張りたいと思います」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[NTN presents 2018 Tour of Japan - UCI-2.1 - 第6ステージ 富士山 - 32.9km -]

1位 マルコス・ガルシア (キナンサイクリングチーム) 1h19m19s  24.8km/h

2位 ヘルマン・ペルシュタイナー (バーレーン・メリダ) +28s

3位 クリス・ハーパー (ベネロング・スイスウェルネスCT) +1m48s

4位 ホセマヌエル・ディアス (イスラエル・サイクリング・アカデミー) +2m00s

5位 ベンジャミ・プラデス (チーム右京) +2m04s

6位 ホセヴィセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +2m04s

7位 サルバドール・グアルディオラ (キナンサイクリングチーム) +2m04s

8位 サム・クローム (ベネロング・スイスウェルネスCT) +2m04s

9位 キャメロン・パイパー (チーム・イルミネート) +2m11s

10位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) +2m13s

28位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +6m59s

38位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +8m47s

51位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +14m22s

66位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +18m22s

出走=82名/完走=82名

個人総合時間賞 第6ステージ終了時

1位 マルコス・ガルシア (キナンサイクリングチーム) 14h02m52s  37.7km/h

2位 ヘルマン・ペルシュタイナー (バーレーン・メリダ) +39s

3位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) +56s

4位 サム・クローム (ベネロング・スイスウェルネスCT) +2m05s

5位 ベンジャミ・プラデス (チーム右京) +2m11s

6位 サルバドール・グアルディオラ (キナンサイクリングチーム) +2m17s

7位 ホセヴィセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +2m18s

8位 中根英登 (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +2m57s

9位 クリス・ハーパー (ベネロング・スイスウェルネスCT) +2m59s

10位 キャメロン・パイパー (チーム・イルミネート) +3m24s

24位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +7m14s

32位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +14m49s

40位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +23m01s

64位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +37m17s

個人総合ポイント賞 第6ステージ終了時

1位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) 72P

2位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) 70P

3位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) 50P

4位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) 41P

5位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 36P

6位 レイモンド・クレダー (チーム右京) 35P

個人総合山岳賞 第6ステージ終了時

1位 小石祐馬 (チーム右京) 16P

2位 マルコス・ガルシア (キナンサイクリングチーム) 15P

3位 草場啓吾 (日本ナショナルチーム) 15P

4位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 14P

5位 ヘルマン・ペルシュタイナー (バーレーン・メリダ) 12P

6位 木村圭佑 (シマノレーシングチーム) 10P

チーム総合時間 第6ステージ終了時

1位 キナンサイクリングチーム 42h12m04s

2位 ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム +5m03

3位 チーム・イルミネート +8m20s

4位 NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ +10m47s

5位 チーム右京 +11m51s

6位 バーレーン・メリダ +12m26s

11位 宇都宮ブリッツェン +40m53s





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[今年コースが変更されたクイーンステージ。富士スピードウェイがスタート地点に]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[各選手とも疲労はピークのはずだが、それを感じさせない笑顔を見せる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_03
[雨澤選手の胸には第3ステージで巻き込まれた落車の傷が生々しく残る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_04
[4名に減ってしまった選手たちがステージサインを終えインタビューに応える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_05
[スタートからあらゆる状況に対応できるよう念入りにアップを行う]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_06
[新たにコースに加えられた富士スピードウェイの外周を集団が進む]
©️Satoru Kato
Toj6_07
[フィニッシュ地点の須走口5合目は薄日が差し気温もそれほど低くない]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_08
[馬返しを過ぎた後に先頭集団から遅れてしまった雨澤選手がフィニッシュを目指す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_09
[膝の痛みと納得のいかないリザルトに苦悶の表情を浮かべる雨澤選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_10
[自身のリズムを守ってフィニッシュへと向かう鈴木譲選手]
©️Satoru Kato
Toj6_11
[山岳賞ポイントで上位につける鈴木譲選手にとっては明日が勝負のステージになる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_12
[佐野選手、岡本選手と協調しながら岡選手がゴールに向かう]
©️Satoru Kato
Toj6_13
[翌日からの2ステージのために温存した岡選手はハンドルを投げ出して笑顔でフィニッシュ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj6_14
[自分のペースで淡々とフィニッシュを目指す鈴木龍選手]
©️Satoru Kato
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[序盤の仕事以外は脚を温存できた鈴木龍選手は東京ステージでの爆発に期待がかかる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[クールダウンを行なった選手たちは休む間もなく次の宿泊地に向かう]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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2018/05/24

NTN presents 2018 Tour of Japan 第5ステージ

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[上:予想通りサバイバルレースなった最終局面で孤軍奮闘する雨澤選手]
[下:最終局面で逃げ切ったルバがステージ優勝とともにグリーンジャージも手にした]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




5月20日(日)〜27日(日)の8日間にわたり、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

5月24日(木)に、第5ステージが開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志





UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第5ステージが、登坂力とパワーが要求される長野県飯田市のジェットコースターのような公道周回コース(12.2km)で開催され、終盤に追走集団から飛び出した2名が逃げ切る展開に。最後は冷静に2名のスプリントを制したキナンサイクリングチームのトマ・ルバ選手がステージ優勝。個人総合時間でも逆転し、見事にグリーンジャージを獲得しました。

宇都宮ブリッツェンはレース序盤に形成された各チームのセカンドエース級の選手がそろう9名の逃げ集団に鈴木譲選手が入り、結果的に先待ちの形を作ると、終盤に形成された有力選手の先頭集団に鈴木譲選手と雨澤選手が残ってレースを展開。3名に先行を許してしまったものの、最終局面では雨澤選手が孤軍奮闘しながら追走集団内で19位でフィニッシュ。個人総合ではトップと1分32秒差の17位につけて、クイーンステージとなる翌日の富士山ステージを迎えることになります。

毎年、個人総合時間争いが大きく動く最初のステージとして知られる、難易度の高い長野県飯田市の南信州ステージ。

昨年は雨の中の厳しいレースとなりましたが、今年は2年ぶりに快晴の中でのレース。この季節としては「灼熱」と呼びたくなるほどのコンディションで、過酷なサバイバルレースとなることが予想されます。

宇都宮ブリッツェンは、個人総合時間で上位進出が期待される雨澤選手がライバル選手勢から遅れることなくフィニッシュして翌日の富士山ステージにつなぐことを大前提に、展開次第で雨澤選手と岡選手がステージ優勝にトライするというプランを選択。残る選手が上り区間の位置どりで雨澤選手のサポートをすることを確認し合ってレースに臨みました。

JR飯田駅前をパレードスタートしたレースは、7.3kmのパレードランを終えて正式スタートが切られると、激しいアタック合戦の展開になります。

するといきなり、小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)がいきなり斜行した選手に刈り取られてしまい落車。チェーンが外れてしまっていたことで復帰にも時間を要してしまい、単独で後方からメイン集団復帰を目指す苦しい状況に追い込まれてしまいます。

一方、メイン集団の前方は有力チーム勢が攻撃を仕掛け合う状態でハイペースを維持。そのため、そのペースについていけない選手たちが次々と遅れていき、序盤からいきなりのサバイバルレースの展開となります。

2周回目の上り区間もハイペースのまま進んでいった集団でしたが、下り区間に入ると落車も発生するなどカオスな状況に。そンな状況の中から9名の実力のある選手が抜け出して逃げ集団を形成して30秒ほどのリードを奪う展開となります。

鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

シェレス(イスラエル・サイクリング・アカデミー)

ブラッドバリー(JLTコンドール)

ペルシュタイナー(バーレーン・メリダ)

ポンツィ(NIPPO)

カスティージョ(イルミネート)

グアルディオラ(キナンサイクリング)

サンダーランド(ベネロング・スイスウェルネス)

↓  30秒

メイン集団

9名の逃げ集団とメイン集団とのタイム差は1分30秒程度に拡大して、この日最初の山岳ポイントへ。鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が先頭で通過します。

その頃、メイン集団では岡選手(宇都宮ブリッツェン)が下りで段差に落ちてしまった衝撃でハンドルがズレ、左ブラケットもズレてDi2のケーブルが抜けてしまうトラブルが発生。インナーにギヤを落とすことができずにバイク交換を余儀なくされる状況となります。

その後しばらく、レースは9名の逃げ集団とメイン集団という形のまま進んでいき、タイム差は2分25秒にまで拡大。流石にこの状況を良しと思わない有力チーム勢がメイン集団がペースを上げ始める状況になります。

このペースアップでメイン集団はいくつかに分裂。逃げ集団に鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が入っているものの、第1集団に岡選手(宇都宮ブリッツェン)、第2集団に雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)、第3集団に鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)と選手が完全にバラけてしまう良くない状況になります。

その後、一度は分裂した集団が合流したものの、逃げを吸収しようとペースアップが続く状況に次々と集団からこぼれていく選手が続出。レースもまだ折り返しを迎えていない状況で、既にサバイバルな状況になります。

レースも5周回目に入ると、9名の逃げ集団とメイン集団とのタイム差は15秒にまで縮まる状況に。すると、逃げ集団からは吸収を避けようとする3名が飛び出してなおも逃げ続ける状況となります。

鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

シェレス(イスラエル・サイクリング・アカデミー)

カスティージョ(イルミネート)

メイン集団

6周回目に入ると、逃げ続ける3名に対してメイン集団から4名の選手が追走に出る展開に。一方、逃げ集団からシェレス選手(イスラエル・サイクリング・アカデミー)がドロップし、逃げは2名となり、2回目の山岳ポイントへ。

2回目の山岳ポイントも鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が1位で通過して、この日だけで14ポイントを獲得。一気に山岳賞争いで3位に浮上します。また、追走集団の小石選手(チーム右京)が3位通過で3ポイントを加算し、昨日奪われた山岳賞ジャージを奪還することに成功します。

2回目の山岳ポイントを終えると、逃げ集団と追走集団をメイン集団が吸収。するとそのカウンターで、モニエ選手(愛三工業レーシング)がアタックを仕掛けて単独で逃げる展開となります。

モニエ(愛三工業レーシング)

メイン集団

その後、単独で逃げるモニエ選手(愛三工業レーシング)とメイン集団とのタイム差はみるみる開いていき、そのタイム差は最大で2分45秒にまで拡大。残り2周回となる9周回目に入ってもその差は2分30秒と、モニエ選手(愛三工業レーシング)の逃げ切りの可能性も見えてくる状況となります。

モニエ選手(愛三工業レーシング)は個人総合時間でトップから13分59秒遅れの73位の選手。タイム差さえ考慮できていればステージ優勝を譲っても良い選手と個人総合時間有力勢が思うかどうかというのが気になるところでしたが、このタイミングでメイン集団からルバ選手(キナンサイクリング)とクビデス選手(イルミネート)がアタック。単独で逃げるモニエ選手(愛三工業レーシング)の追走を開始します。

個人総合時間でトップと28秒差の11位につけるルバ選手(キナンサイクリング)と1分30秒差の31位につけるクビデス選手(イルミネート)という2名の追走はメイン集団にも驚異な存在。しかし、メイン集団は人数をそろえる有力チーム勢がお見合い状態となり、この2名の追走を難なく先行させてしまう展開となります。

単独で逃げるモニエ選手(愛三工業レーシング)と2名の追走とのタイム差は、最終周回に入る段階になると10秒にまで短縮。最終周回の上り区間に入ると、追走の2名がついにモニエ選手(愛三工業レーシング)を捕らえて先頭は3名になります。

その後、ここまで逃げ続けたモニエ選手(愛三工業レーシング)がドロップし、先頭は2名に。この頃になるとメイン集団も追走のペースを上げますが、そのタイム差は1分45秒ある状態で、追いつけるかどうかかなり微妙な状態となります。

すると、メイン集団からはサンダーランド選手(ベネロング・スイスウェルネス)が飛び出して単独で追走を開始。レースは先頭2名、追走1名、メイン集団という形になります。

ルバ(キナンサイクリング)

クビデス(イルミネート)

サンダーランド(ベネロング・スイスウェルネス)

メイン集団

結局、レースは勇気を持っていいタイミングで追走に飛び出した先頭の2名が逃げ切りを成功させ、フィニッシュへと続くストレートに姿を現わす状況となり、最後は冷静にスプリント勝負を制したルバ選手(キナンサイクリング)がステージ優勝。さらに、後方のメイン集団に対して1分19秒のリードを奪い、個人総合時間でも一気にトップに立って、グリーンジャージを獲得しました。

宇都宮ブリッツェンは、最終局面のメイン集団に雨澤選手が残ったものの、単騎ということもあって人数をそろえる有力チーム勢が動く前に動くことができずに追走に飛び出した勝ち逃げの2名を見送らざるを得ない状況に。

最終的にメイン集団内の19位でフィニッシュし、個人総合時間では17位という状況で、翌日のクイーンステージである富士山を迎えることになりました。

清水監督コメント

「今日のステージもまた、不運が重なってしまうステージとなりました。ただ、その中で鈴木譲選手と雨澤選手がしっかりと前に残って明日につなげてくれたので、その点は良かったと思っています。とにかく今回のツアー・オブ・ジャパンではツイてない部分があるのと同時に、UCIレースでの経験の少なさという部分が海外チームと比べるとあるのかなという部分も少し感じています。残念ながら、今日のステージで小野寺選手がDNFとなってしまいましたが、本人の実力不足という訳ではありません。本人のせいではないトラブルが重なってしまってのリタイヤということで、私としても非常に残念に思っています。ただ、この状況を無理矢理プラスにとらえて、本人も目標としている全日本選手権個人タイムトライアルに向けて調整をしてもらいたいと思います。今日の結果で4人になってしまいましたが、今日のレースでも雨澤選手はだいぶ力を残していました。最終局面で雨澤選手1人しか残せなかった状況で、ルバ選手の動きに反応するかは迷ったところですし、数を残しているチームがまとめるところかなとも思ったので行けなかった部分がありました。それも含めてロードレースですし、難しい部分でもあります。雨澤選手はまだ余力もモチベーションも高いので、明日、明後日のレースで出来る限りの攻撃をして優勝にトライをしたいと思っています」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[NTN presents 2018 Tour of Japan - UCI-2.1- 第5ステージ 南信州 - 123.6km - ]

1位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) 3h13m35s  38.3km/h

2位 ホルヘ・カミロ・カスティブランコ・クビデス(チーム・イルミネート) st

3位 ディラン・サンダーランド (ベネロング・スイスウェルネスCT) +20s

4位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) +1m19s

5位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +1m19s

6位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) +1m19s

7位 サルバドール・グアルディオラ (キナンサイクリングチーム) +1m19s

8位 横山航太 (シマノレーシングチーム) +1m19s

9位 キャメロン・パイパー (チーム・イルミネート) +1m19s

10位 中根英登 (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +1m19s

19位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +1m19s

38位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +5m45s

45位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +9m57s

64位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +9m57s

DNF 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン)

出走=87名/完走=82名

個人総合時間 第5ステージ終了時

1位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) 12h42m16s  39.1km/h

2位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) +1m01s

3位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +1m04s

4位 ホルヘ・カミロ・カスティブランコ・クビデス (チーム・イルミネート) +1m06s

5位 イアン・ビビー (JLTコンドール) +1m09s

6位 サム・クローム (ベネロング・スイスウェルネスCT) +1m18s

7位 ロビー・ハッカー (チーム右京) +1m21s

8位 ディラン・サンダーランド (ベネロング・スイスウェルネスCT) +1m21s

9位 ベンジャミ・プラデス (チーム右京) +1m24s

10位 中根英登 (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +1m27s

17位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +1m32s

33位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +7m19s

39位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +9m56s

59位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +20m12s

個人総合ポイント賞 第5ステージ終了時

1位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) 72P

2位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) 70P

3位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) 50P

4位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) 41P

5位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 36P

6位 レイモンド・クレダー (チーム右京) 35P

個人総合山岳賞 第5ステージ終了時

1位 小石祐馬 (チーム右京) 16P

2位 草場啓吾 (日本ナショナルチーム) 15P

3位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 14P

4位 木村圭佑 (シマノレーシングチーム) 10P

5位 フェリックス・アレハンドロ・バロン・カスティージョ (チーム・イルミネート) 10P

6位 ダミアン・モニエ (愛三工業レーシングチーム) 6P

チーム総合時間 第5ステージ終了時

1位 キナンサイクリングチーム 38h09m50s

2位 チーム右京 +1m14s

3位 ベネロング・スイスウェルネス・サイクリング・チーム +1m15s

4位 NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ +1m15s

5位 JLTコンドール +1m34s

6位 チーム・イルミネート +1m38s

11位 宇都宮ブリッツェン +15m02s





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[準備を整えた選手たちがホテルのロビーに集合する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[細谷マッサーが選手たちにスタートオイルを施す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レース中のコミュニケーションを支える無線が用意される]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[パレードスタート地点のJR飯田駅に到着した選手たちが用意されたテントでスタートを待つ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[気温の急上昇が予想されるため、グリコパワープロダクションでの効率的な水分補給が必要不可欠]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[毎ステージ用意される応援ハリセンとコースターは各地で人気を得ている]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[今日からが本番といっても過言ではない雨澤選手がスタート前に集中を高める]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[JR飯田駅前から選手たちがパレードスタートする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レースは序盤から有力チーム勢を中心に攻撃を仕掛け合う展開]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ハイペースなレースでも鈴木譲選手と雨澤選手がしっかりと集団前方をキープする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[岡選手と鈴木龍選手もなんとか集団前方に食らいついていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート直後に落車してしまった小野寺選手が懸命に集団復帰を試みる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木譲選手が実力のある選手がそろった9名の逃げ集団に入る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げ集団を追走するメイン集団がKOM地点を通過する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[落車の傷も痛々しい小野寺選手が懸命の走りを見せるも集団の後ろ姿が遠い]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[テクニカルな下りを猛スピードで一気に下っていくメイン集団]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[3名となった逃げ集団で鈴木譲選手が逃げ続ける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げる3名を追走集団に雨澤選手がしっかりと入ってレースを展開する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[トラブルでバイク交換を余儀なくされた岡選手がメイン集団への復帰を目指す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[結果的に先待ちする形となり雨澤選手を献身的にアシストする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[TOJコーナーをメイン集団がスムーズにクリアしていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[明日のステージにつなげるために後方集団で完走を目指して走る鈴木龍選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[岡選手も次のステージへ進むために完走を目指して走り続ける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[先頭から1分19秒遅れでゴールする集団で雨澤選手もゴールした]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[終盤まで献身的に雨澤選手をアシストした鈴木譲選手が集団から少し遅れてフィニッシュ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[トラブルに見舞われた岡選手は何とか踏みとどまってグルペットでゴール]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木龍選手もグルペットでゴールし、次のステージにつなげた]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[次ステージからは4人での戦いとなってしまったが、出来る限りの走りを見せる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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NTN presents 2018 Tour of Japan 第4ステージ

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Toj4_top02
[上:岡選手が大集団ゴールスプリントに挑んだが及ばず、10位でフィニッシュ]
[下:ステージ優勝を飾ったミッヘル・ライムは新人賞ジャージも獲得した]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




5月20日(日)〜27日(日)の8日間にわたり、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

5月23日(水)に、第4ステージが開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志





UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第4ステージが、ハイスピード系コースとして知られている岐阜県美濃市の1周21.3kmの公道サーキットコースで開催され、例年通りの大集団ゴールスプリントを制したイスラエル・サイクリング・アカデミーのミッヘル・ライムがステージ優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、最後の大集団ゴールスプリントに向けた位置取りで鈴木譲選手が岡選手を引き連れ先頭から2番目の好位置で最終コーナーをクリアしましたが、その後はエーススプリンターを発射しようとするチーム勢のトレインに左右から被されて埋もれてしまい、岡選手が10位でフィニッシュ。

個人総合時間でも、岡選手は前日からひとつ順位を落としてしまい6位に。また、個人総合時間での上位を狙う雨澤選手はトップと同タイムの集団内できっちりゴールして、明日から本格化する個人総合時間争いを迎えることになりました。

2018年のツアー・オブ・ジャパンも折り返しとなる第4ステージを迎えました。

宇都宮ブリッツェンはここまで、第2ステージでダブルエースの片翼である増田選手を失ってしまうという悲しみを味わい、そして第3ステージで3選手が落車に巻き込まれるトラブルにも見舞われましたが、目標のひとつであるステージ優勝をひとつ成し遂げ、もうひとつにして最大の目標である個人総合時間でも岡選手が5位、雨澤選手が16位の好位置につける状況。

そんな中で迎えるこの第4ステージは、KOMが設定される唯一の上りと下りを除いて基本的に平坦のレイアウト。例年、スプリンターを抱えるチーム勢がステージ優勝を狙うスプリンターステージとして知られています。

宇都宮ブリッツェンはこの後に続く南信州、富士山、伊豆の個人総合時間争いの山場に向け、個人総合時間を争う選手が逃げに乗る場合を除いては基本的に集団内で脚を温存して回復に重きを置くことに。大集団のゴールスプリントになった場合は鈴木龍、小野寺、岡の3選手の中で調子が良い選手でスプリントにトライするというプランでレースに臨みました。

うだつの上がる町並みをパレードスタートし、長良川を渡って正式スタートが切られたレースは早速、激しいアタック合戦が繰り広げられる展開に。

アタックと吸収が繰り返される中、20kmを過ぎようかという段階になると、5名の逃げ集団が形成される展開となります。

小石(チーム右京)

木村(シマノレーシング)

新城(キナンサイクリング)

阿曽(愛三工業)

草場(日本ナショナル)

メイン集団

山岳賞狙いの選手と個人総合時間争いに絡まない選手で構成された逃げ集団ということもあり、メイン集団はこの逃げを容認。リーダーチームのバーレーン・メリダがコントロールを開始してレースは落ち着きます。

その後、5名の逃げ集団とメイン集団との最大で5分にまで拡大。降り注ぐ雨が選手たちを苦しめるものの、レース自体は穏やかな展開のまま終盤戦を迎えることになります。

そんな中、4周回目に設定されたこの日2度目の山岳ポイントを終えると、逃げの中で山岳賞狙いの選手たちが目的を果たして明らかにペースダウン。これを嫌った新城選手(キナンサイクリング)と阿曽選手(愛三工業レーシング)が3選手を切り離して2人で逃げる展開となります。

新城(キナンサイクリング)

阿曽(愛三工業レーシング)

メイン集団

一方のメイン集団は、残り距離が50kmを切ろうかという段階から少しずつペースアップを開始。5周回目に入る段階で逃げ集団とのタイム差を2分30秒に縮め、吸収するタイミングを計りながらペースを上げていく状況が続きます。

新城(キナンサイクリング)

阿曽(愛三工業レーシング)

↓  2分30秒

メイン集団

最終周回に入ると、逃げ集団とメイン集団とのタイム差はついに1分を切り、なおもタイム差が縮まっていって吸収も時間の問題という状況になります。

すると、このタイミングでチェン選手(HKSI)がメイン集団からアタックを仕掛けて単独で飛び出して逃げの2名にジョインしますが、最後の上り口の手前で集団に吸収され、集団はひとつになって最終局面へと向かうことになります。

ここで、宇都宮ブリッツェンは鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)が痛恨のパンク。また、小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)も前日の落車の影響もあって調子が上がらないということで、鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)と岡選手(宇都宮ブリッツェン)の2人でゴールスプリントに向けて連携することに。

最後の上りに入った集団ではゴールスプリントに向けた位置取りを意識するチーム勢がペースを上げて集団前方をキープする状況に。この動きで集団がタテに伸びた状態で下りへと入っていきます。

下りに入る頃には、鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)と岡選手(宇都宮ブリッツェン)はしっかりポジションを前方に上げて最後のストレートに向けて態勢を整える状況となります。

すると、下り切ったT字路の90度コーナーで先頭を走っていたチーム・イルミネートの選手がオーバースピードでコースアウト。鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が2番手、岡選手(宇都宮ブリッツェン)が3番手で最終コーナーをクリアして、フィニッシュへと続く1kmのストレートへと入ることになります。

ホームストレートへと入った集団では、ゴールスプリントへ向けた位置取り争いが本格化。宇都宮ブリッツェンも鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)と岡選手(宇都宮ブリッツェン)が何とかポジションを死守しようと奮闘しましたが、2人で隊列を組む格上のチームに対抗することはできず、左右から被されて埋れてしまう状況に。

それでも、岡選手(宇都宮ブリッツェン)が密集の中でスプリント勝負に挑み、10位でフィニッシュ。

ゴールスプリントの場面ではチーム力の差を見せつけられはしたものの、宇都宮ブリッツェンは全選手ともに脚を使い切ることなくステージを終え、翌日から始まる個人総合時間争いの山場へと挑むことになりました。

清水監督コメント

「今日のステージは各チームともにゴールスプリント狙いのスプリントステージということもあり、宇都宮ブリッツェンとしても岡選手と鈴木譲選手を中心にゴールスプリント勝負に挑みました。2人ともいい番手で最終コーナーをクリアしてくれはしたのですが、そこに枚数を残せなかったということに尽きる、という結果になってしまったと感じてます。最後の上りに入る手前で鈴木龍選手がパンクで遅れてしまって、彼には不運が続いてしまっていて自分としても凄く悔しいですね。ただ、鈴木譲選手と岡選手がいい番手で最終コーナーに入れたということはポジティブに捉えて、これからもトライしていきたいと思います。今日は雨のレースでしたが全員が落車もなく無事にゴールしてくれたので、また明日からしっかりと戦っていきたいと思います」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[NTN presents 2018 Tour of Japan - UCI-2.1 - 第4ステージ 美濃 - 139.4km - ]

1位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) 3h23m59s  41.0km/h

2位 レイモンド・クレダー (チーム右京) st

3位 マルティン・ラース (チーム・イルミネート) st

4位 大久保陣 (チームブリヂストンサイクリング) st

5位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) st

6位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) st

7位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) st

8位 アンソニー・ジャコッポ (ベネロング・スイスウェルネスCT) st

9位 パク・サンホン (LXサイクリング・チーム) st

10位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) st

40位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st

52位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) st

53位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) st

87位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +4m31s

出走=87名/完走=87名

個人総合時間 第4ステージ終了時

1位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) 9h28m23s  39.4km/h

2位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +05s

3位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) +08s

4位 イアン・ビビー (JLTコンドール) +09s

5位 サム・クローム (ベネロング・スイスウェルネスCT) +17s

6位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +17s

7位 ロビー・ハッカー (チーム右京) +20s

8位 ベンジャミ・プラデス (チーム右京) +23s

9位 中根英登 (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +26s

10位 マルコス・ガルシア (キナンサイクリングチーム) +26s

16位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +31s

37位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +1m57s

44位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +4m03s

65位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +10m33s

個人総合ポイント賞 第4ステージ終了時

1位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) 58P

2位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) 55P

3位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) 50P

4位 レイモンド・クレダー (チーム右京) 35P

5位 イアン・ビビー (JLTコンドール) 27P

6位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 26P

個人総合山岳賞 第4ステージ終了時

1位 草場啓吾 (日本ナショナルチーム) 15P

2位 小石祐馬 (チーム右京) 13P

3位 木村圭佑 (シマノレーシングチーム) 10P

4位 ダミアン・モニエ (愛三工業レーシングチーム) 6P

5位 阿曽圭佑 (愛三工業レーシングチーム) 5P

6位 新城雄大 (キナンサイクリングチーム) 3P

チーム総合時間 第4ステージ終了時

1位 チーム右京 28h26m22s

2位 NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ +01s

3位 キナンサイクリングチーム +05s

4位 バーレーン・メリダ +11s

5位 JLTコンドール +20s

6位 イスラエル・サイクリング・アカデミー +27s
7位 宇都宮ブリッツェン +44s





Toj4_01
[観光スポットでもあるうだつの上がる町並みにチームカーと選手が集結する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート前には地元キッズがダンスで選手たちを歓迎してくれた]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[選手たちが用意された捕食をジャージに入れスタートの準備をする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前日の落車の影響が心配される鈴木龍選手が無線を取り付ける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[用意したハリセンとコースターは観戦客に好評ですぐに売り切れとなった]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[第2ステージの勝利で雨澤選手の注目度もアップ。サインを求められる回数も増えた]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[たくさんの子どもたちがパレードする選手とチームカーを見送る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[バーレーン・メリダがコントロールする集団がこのステージ唯一の上りを上る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[集団中ほどを陣取る岡選手が上り区間をクリアして下りに入る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj4_10
[鈴木龍選手と小野寺選手も集団中ほどで上りをクリアしていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj4_11
[個人総合のライバルの動きを警戒しながら雨澤選手は集団後方で待機]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj4_12
[サイクリングモードのメイン集団が長良川沿いの平坦路を進む]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj4_13
[メイン集団のペースが上がり続ける中、ゴールスプリントに挑むために集団前方をキープする岡選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj4_14
[鈴木譲、鈴木龍、小野寺の3選手は集団中ほどからポジションを上げていき最終局面に挑む]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj4_15
[残り200mを切り、エーススプリンター陣が加速を始める]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj4_16
[岡選手がスプリントに挑むも両サイドから被せられて埋れてしまう]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj4_17
[岡選手のために先頭集団でアシストをし続けた鈴木譲選手もフィニッシュ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj4_18
[落車の影響を考慮してセーフティな1日でゴールした小野寺選手がチームカーに向かう]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj4_19
[最後の最後にまたしてもパンクでチャンスを失った鈴木龍選手が悔しさを露わにしてチームカーに戻ってくる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj4_20
[すぐにダウンをして次の宿泊地に向かう。雨がステージレースをさらに厳しいものにする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[翌日からの3ステージで個人総合時間ジャンプアップを果たしたい雨澤選手がダウンで疲労を溜め込まないようにする]

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2018/05/22

NTN presents 2018 Tour of Japan 第3ステージ

Toj3_top01
Toj3_top02
[上:バーレーン・メリダがペースを上げたことで集団がタテに伸びる]
[下:上りスプリント勝負を制したボレがステージ優勝しグリーンジャージを堅守]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




5月20日(日)〜27日(日)の8日間にわたり、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

5月22日(火)に、第3ステージが開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志





UCI-2.1のステージレース「NTN presents 2018 Tour of Japan」の第3ステージが、三重県いなべ市のいなべ市梅林公園を中心とした1周14.8kmの周回コースで開催され、小集団に絞られた上りスプリント勝負を制したバーレーン・メリダのグレガ・ボレがステージ優勝を飾り、前日に獲得したグリーンジャージをキープしました。

宇都宮ブリッツェンは、この日のエースを担う予定だった鈴木龍選手と個人総合時間でライバル選手からタイムを失わないことを求められる雨澤選手がスタート直後に発生した落車に巻き込まれる波乱の幕開け。その後、全選手が集団に復帰してレースを立て直し、レース終盤のバーレーン・メリダのペースアップにも鈴木譲・雨澤・岡の3選手が反応して先頭集団でレースを展開しましたが、最終局面で勝負に絡むことはできずに岡選手の13位が最高位でステージを終えました。

この結果、個人総合時間では、岡選手が前日の6位から5位にひとつ順位を上げ日本人最上位をキープ、雨澤選手も前日からふたつ順位を落としたものの、トップから31秒差の16位で、この後のステージにつなげています。

今年で4回目の開催となるツアー・オブ・ジャパンいなべステージ。フィニッシュ地点に向けて上り基調の平坦路が続き、KOMへ向かう激坂区間を過ぎると下り基調の区間が続く基本レイアウトに加え、昨年からはフィニッシュ手前のレイアウトが変更。残り1km付近の通称「イナベルグ」と呼ばれる道幅の狭い急坂区間が勝負の行方を大きく左右するようになり、大会序盤にして個人総合時間を狙う選手たちが動きを見せるステージとなりました。

宇都宮ブリッツェンは、前日の第2ステージで雨澤選手が自身UCIレース初、チームとしてもUCI1クラスでは初となるステージ優勝を飾り、勢いに乗ってこの第3ステージにも挑みたいところです。

しかし、第2ステージ最終周回の下り区間で落車に巻き込まれた増田選手が、完走は果たしたものの落車のダメージは大きく、大事をとって第3ステージからDNSという判断に至ったことで、宇都宮ブリッツェンは大会序盤にして5名でレースを戦わざるを得ない状況となります。

それでも、勝利と個人総合時間上位という目標を狙う姿勢は崩さず、宇都宮ブリッツェンは残るステージを貪欲に戦って行くことを選択。このステージも、鈴木龍選手をエースに終盤からチームで集団前方をキープし、最終局面では岡選手と鈴木龍選手が連携してステージ優勝を狙う。個人総合狙いの雨澤選手はライバル選手とタイム差がつかないように走るというプランでレースに臨みました。

阿下喜駅をパレードスタートしたレースはパレード区間を終えて正式スタートが切られると早速、激しいアタック合戦が繰り広げられる展開に。

するといきなり、集団内で大規模な落車が発生。発生した場所が前方だったこともあり、バーレーン・メリダやNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニなどカテゴリーが上のチームの選手も落車の餌食となってしまいます。

宇都宮ブリッツェンもこの落車に鈴木龍、雨澤、小野寺の3選手が巻き込まれてしまう緊急事態。雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)と小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)はそれほど時間がかからずにレースに戻って集団への復帰を試みることになりますが、鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)はバイク交換を必要とするほどで、スペアバイクに乗り換えて集団復帰を試みる事態となります。

落車で遅れてしまった選手たちが集団に復帰する頃になると、レースは2名の逃げが形成される展開になります。

モニエ(愛三工業)

小石(チーム右京)

メイン集団

その頃、集団後方では雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)が落車の影響で破損してしまったシューズの交換を余儀なくされる状況で、宇都宮ブリッツェンはなかなか落ち着くことができないレース序盤を過ごすことになってしまいます。

その後、レースは2名の逃げ集団が快調に逃げる一方で、メイン集団はリーダーチームのバーレーン・メリダがコントロールを開始。レースはようやく序盤の落車の影響から落ち着きを取り戻す状態となります。

レースも残り3周回となると、バーレーン・メリダがコントロールするメイン集団が逃げ続けていた2名の選手を吸収。レースは振り出しに戻って残り2周回となる7周回目を迎えます。

7周回目に入りKOM地点を過ぎて下り区間に入ったところで、バーレーン・メリダ勢がペース上げて攻撃を開始。この急襲とも言える攻撃で集団が分断し、予想していなかった有力選手たちが後方に取り残されてしまう展開となります。

後方に取り残される形となった有力選手勢は最終周回手前の上り口で前方集団に合流しますが、相当に脚を削られてしまったのは明白という状態で、レースは最終周回を迎えます。

宇都宮ブリッツェンは、この先頭集団に鈴木譲・雨澤・岡の3選手が残るも、エースを任される鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)は落車の影響とその後の集団復帰で脚を使ってしまった影響は隠せず、先頭集団に残れず。

そのため、個人総合を争うライバルからタイムを失ってはいけない雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)を除く鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)と岡選手(宇都宮ブリッツェン)が連携して勝負に挑むことにプランの変更を余儀なくされます。

最終周回に入ると、20名ほどにまで絞られた先頭集団に後方から10名程度の選手が合流して、先頭は30名ほどの集団に。最終周回後半になると、最後の勝負どころとなる「ツルベルグ」に向けて集団前方をキープする争いが激化する状態となります。

宇都宮ブリッツェンは鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が岡選手(宇都宮ブリッツェン)を引き連れて集団前方へとポジションをあげていきますが、最後の上り口を前に2名がはぐれてしまい、岡選手のポジションを上げ切れずに最終局面を迎えることになります。

最後の「イナベルグ」が目前に迫る中、昨年にステージ優勝を飾っているカノラ選手(NIPPO)が1年前を彷彿させるタイミングで攻撃を仕掛けます。

このままカノラ選手(NIPPO)のステージ2連覇がするかと思われましたが、チームメートが完璧なコントロールを見せて脚を温存できていたボレ選手(バーレーン・メリダ)がきっちり捲って先着。見事にステージ優勝を飾り、個人総合時間でもガッチリ首位をキープしました。

宇都宮ブリッツェンは岡選手が最後の上りスプリント勝負に挑みましたが、それまでに脚を使ってしまっていたこともあって伸びず、トップから3秒遅れのステージ13位でフィニッシュ。また、雨澤選手も12秒遅れ21位でゴールしてレースを終えました。

この結果、個人総合時間では岡選手は前日からひとつ順位を上げて日本人選手最上位となる5位。雨澤選手はふたつ順位を落としたものの、トップと31秒差と射程圏内の16位で第4ステージを迎えることになります。

清水監督コメント

「今日は最初から3人の選手が落車に巻き込まれてしまい、それぞれの選手がしっかりリカバーはしてくれたのですが、身体的な部分やバイクなどの機材的な部分、その他諸々の部分で、いきなり厳しい状況に追い込まれることになってしまいました。そのリカバーの部分で余計な力を使ってしまったことで、後半から最終局面にかけて本来の力を発揮できなかったという印象です。昨日のステージで雨澤選手が獲得したポイント賞ジャージは、レース全体の日程的に今日もキープするのは難しいと思っていましたので失ったのは想定内です。今日は本当に、鈴木龍選手と岡選手でステージ優勝、雨澤選手もタイムを失わずにフィニッシュすることを狙っていましたが、スタート直後のトラブルが最後の最後まで響いてしまいました。ただ、昨日に良いことがあった分、今日に悪いことがあった訳ですし、それが1週間のステージレースを戦うということでもあります。今日も何とか形にして次のステージに繋げられたとは思うので、気を取り直して明日は明日で狙っていきたいと思います」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[NTN presents 2018 Tour of Japan - UCI-2.1 - 第3ステージ いなべ - 127.0km - ]

1位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) 3h11m57s  39.6km/h

2位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) st

3位 イアン・ビビー (JLTコンドール) st

4位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) st

5位 サム・クローム (ベネロング・スイスウェルネスCT) st

6位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) +03s

7位 マルコス・ガルシア (キナンサイクリングチーム) +03s

8位 ミッヘル・ライム (イスラエル。サイクリング・アカデミー) +03s

9位 中根英登 (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +03s

10位 ベンジャミ・プラデス (チーム右京)  +03s

13位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +03s

21位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +12s

40位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +49s

51位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +2m53s

61位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +5m39s

出走=91名/完走=89名

個人総合時間 第3ステージ終了時

1位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) 6h04m24s  38.5km/h

2位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +05s

3位 イアン・ビビー (JLTコンドール) +09s

4位 サム・クローム (ベネロング・スイスウェルネスCT) +17s

5位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +17s

6位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) 18s

7位 ロビー・ハッカー (チーム右京) +20s

8位 ベンジャミ・プラデス (チーム右京) +23s

9位 中根英登 (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +26s

10位 マルコス・ガルシア (キナンサイクリングチーム) +26s

16位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +31s

39位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +1m57s

47位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +4m03s

56位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +6m02s

個人総合ポイント賞 第3ステージ終了時

1位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) 49P

2位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) 45P

3位 イアン・ビビー (JLTコンドール) 27P

4位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) 25P

5位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) 25P

6位 オリバー・ウッド (JLTコンドール) 20P

個人総合山岳賞 

1位 小石祐馬 (チーム右京) 10P

2位 草場啓吾 (日本ナショナルチーム) +9P

3位 木村圭佑 (シマノレーシングチーム)9P

4位 ダミアン・モニエ (愛三工業えーシングチーム) 6P

5位 コナー・ブラウン (チーム・イルミネート) 2P

チーム総合時間 第3ステージ終了時

1位 チーム右京 18h14m25s

2位 NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ +01s

3位 キナンサイクリングチーム +05s

4位 バーレーン・メリダ +11s

5位 JLTコンドール +20s

6位 イスラエル・サイクリング・アカデミー +27s

7位 宇都宮ブリッツェン +44s





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[三重県いなべ市は朝から快晴に恵まれ、気温の上昇も予想される]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[選手たちがパレードスタート地点の阿下喜駅に到着する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_03
[毎日更新されるコースプロフィールを確認しながら選手たちはレースを進める]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_04
[小野寺選手が出走サインボードにサインを行う]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_05
[ポイント賞ジャージを着て走る雨澤選手はSWANSの特別フレームのサングラスをかける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[グリコパワープロダクションが過酷なステージレースでも選手を支える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_07
[前日で大黒柱の増田選手を失ってしまったが、5人でできる最大限の走りを見せる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_08
[パレードスタート地点に岡選手が整列する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[唯一のベテラン選手として鈴木譲選手が若手が多いチームをまとめることになる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ブルージャージの雨澤選手が各賞ジャージの選手とともに最前列に整列する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[昨年まで同じチームだった初山選手と談笑する鈴木龍選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_12
[各賞ジャージとホームチームのキナンサイクリングを先頭にパレードスタート]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_13
[正式スタートが切られると早速、激しいアタック合戦になる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_14
[落車した鈴木龍選手のスペアバイクを田村メカが迅速に用意してレースに復帰させる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[落車で破損したシューズを雨澤選手が走りながら交換する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[無事に集団復帰した鈴木龍選手が激坂区間を走る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[180度のヘアピンコーナーを選手たちがクリアしていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[雨澤選手も無事に集団復帰して集団内を走行する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_19
[バーレーン・メリダがペースアップする集団前方をキープする岡選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_20
[鈴木譲選手と雨澤選手も集団前方で次の動きに備える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[フィニッシュ地点には、平日にもかかわらず大勢の観戦客が]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_22
[バーレーン・メリダの攻撃で分断した先頭集団の前方で雨澤選手が奮闘する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_23
[鈴木譲選手も前方集団にしっかり入って雨澤選手をサポートする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_24
[岡選手も何とか前方集団に滑り込み、最終局面に向けて脚を回復させる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_25
[第2集団に取り残されてしまった小野寺選手が懸命の走りで最終周回に入る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_26
[落車からの集団復帰で脚を使ってしまった鈴木龍選手は残念ながら先頭集団に入れなかった]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_27
[最終局面に向けて脚をためた岡選手だったがそれ以前のダメージが大きく3秒遅れの13位でフィニッシュ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_28
[トラブルをきっちり修正して雨澤選手も先頭集団でフィニッシュ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_29
[危機的状況のチームを何とか立て直した鈴木譲選手も先頭集団でフィニッシュ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_30
[序盤の落車で心が折れかけた小野寺選手もその後踏ん張って無事にゴール]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_31
[実力もありコンディションも良好ながらバッドデイが続く鈴木龍選手は今が踏ん張りどころだ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj3_32
[苦境に陥るも立て直す力は見せた。その力をこの先のステージで勝利の原動力に変える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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2018/05/21

NTN presents 2018 Tour of Japan 第2ステージ

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[上:残り1kmから単独で抜け出した雨澤選手がUCIレース初勝利となるステージ優勝を果たす!]
[下:この日の結果で個人総合ポイント賞で首位に立った雨澤選手はブルージャージを獲得]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




5月20日(日)〜27日(日)の8日間にわたり、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

5月21日(月)に第2ステージが開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志





UCI-2.1のステージレース「NTN presents 2018 Tour of Japan」の第2ステージが、京都府京田辺市と精華町にまたがる1周16.8kmのアップダウンが厳しい周回コースで開催され、最終周回の残り1kmから単独で抜け出した宇都宮ブリッツェンの雨澤毅明が自身初となるUCIレースでのステージ優勝を飾りました!UCI1クラスのレースでのステージ優勝はチームとしても史上初の快挙となります!

ステージ優勝を飾った雨澤選手は個人総合ポイント賞でもトップに立ち、ポイント賞リーダーの証であるブルージャージも獲得。うれしいニュースが舞い込む一方で、最終周回の下りで落車に巻き込まれた増田選手は診断の結果を待って、翌日の第3ステージへの出走を判断する状況となっています。

 

ツアー・オブ・ジャパンのコースに組み込まれてから3年目を迎えた京都ステージ。京田辺市と精華町にまたがるエリアに設定された1周16.8kmの周回コースはアップダウンも厳しく、また、下りもテクニカルなポイントが多いため、展開次第では厳しいレースとなって個人総合時間争いにいきなり動きが出ることも予想されます。

宇都宮ブリッツェンは、鈴木龍選手でのゴールスプリント勝負でステージ優勝を狙うプランを選択。個人総合時間での上位を狙う増田選手と雨澤選手の2人は総合のライバルとなる選手からタイム差を失わないように温存しつつ、危険な逃げには鈴木譲選手か岡選手が乗っていき、勝負のスプリントの場面では小野寺選手と岡選手が連携して鈴木龍選手を勝負に送り込むということを確認してレースに臨みました。

普賢寺ふれあいの駅をパレードスタートしたレースは、コースインして3kmのニュートラル区間を終えてリアルスタートが切られるといきなり、安原選手(マトリックスパワータグ)のファーストアタック決まる展開となります。

安原(マトリックスパワータグ)

メイン集団

その後、メイン集団からは追走に3名の選手が飛び出し、先行していた安原選手(マトリックスパワータグ)に合流。逃げは4名の集団となります。

安原(マトリックスパワータグ)

ブラウン(イルミネート)

木村(シマノレーシング)

草場(日本ナショナル)

↓ 1分25秒

メイン集団

逃げ集団が協調し合って快調に逃げる一方、メイン集団は積極的にコントロールをしたがるチームが現れず散発的にアタックがかかる状態。ペースも安定せず、逃げ集団とのタイム差は最大で3分30秒程度にまで開く状態となります。

その後、レースはしばらく4名の逃げ集団とメイン集団という展開のまま進んでいきますが、残り3周回を迎える頃になると、集団から2名の選手が飛び出して先行する逃げ集団を追走する展開となります。

安原(マトリックスパワータグ)

ブラウン(イルミネート)

木村(シマノレーシング)

草場(日本ナショナル)

サンダーランド(ベネロング・スイスウェルネス)

ペロー(イルミネート)

メイン集団

残り2周回になると、メイン集団もついにペースアップ。NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ勢が集団先頭に立ってペースを上げ始め、先行する選手たちとのタイム差を縮めていく展開となります。

その頃になると、逃げ集団の4名と追走の2名が追い付き、逃げ集団は6名に。そのままこの日2回目のKOMへ向かう上りに差しかかると、安原選手(マトリックスパワータグ)がドロップして逃げ集団は5名となります。

ブラウン、ペロー(イルミネート)

サンダーランド(ベネロング・スイスウェルネス)

木村(シマノレーシング)

草場(日本ナショナル)

メイン集団

レースは5名の逃げ集団とペースを上げて追走するメイン集団という展開で、レースは最終周回に入ります。

最終周回に入ると、昨年の同ステージで優勝した時と同様に、上り区間でカノラ選手(NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ)がアタック。しかし、この攻撃はライバルチーム勢も警戒していたこともあり、集団は若干タテに伸びたものの決定的な攻撃にはならず。

一方の逃げ集団からは追走から追い付いたペロー選手(イルミネート)がアタックを仕掛け、逃げ切りを狙って単独で先頭を走る状況になります。

その後、メイン集団は逃げを吸収しようとハイペースのままで下り区間へ。するとここで、増田選手(宇都宮ブリッツェン)の前を走っていた選手が落車。すぐ後方を走っていた増田選手(宇都宮ブリッツェン)は避け切れずにそのまま突っ込んでしまい、巻き込まれ落車を喫してストップ。さらにその後方にいた鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)と小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)もあおりを食って遅れてしまいます。

下り区間を下りきったメイン集団は先行していた選手たちを次々と吸収して、レースは振り出しに。すると今度は、勝利に向けたアタック合戦が繰り返される展開となります。

残り2kmになると、集団からタイミング良く新城選手(バーレーン・メリダ)が強烈なアタックを仕掛けて単独で抜け出します。

するとこの動きに8名の選手が追走に飛び出し、程なくして先行していた新城選手(バーレーン・メリダ)に合流して先頭は9名になります。

先頭の9名は残り距離が少なくなったこともあり、若干牽制がかかる状態のまま残り1kmを迎えることになります。

と、ここで雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)がここからコーナーが連続する区間ということを考慮して、集団の反対側に膨らんでじわりとペースアップ。この動きを残る8名が見送る雰囲気を察知した雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)はコーナーから一気にペースを上げて単独で抜け出してリードを奪うことになります。

結局、雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)は僅差となりながらも最後までそのリードを守り切り、先頭でフィニッシュラインへ。大きなガッツポーズとともにフィニッシュに飛び込み、見事に自身初、チームとしてもUCI1クラスのレースでは初となるステージ優勝を飾りました!

この結果、雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)は個人総合ポイント賞でも首位に立ち、翌日の第3ステージはブルージャージを着用してレースに臨むことになりました。

清水監督コメント

「今日のレースはもちろんステージ優勝を狙っていたのですが、思っていた勝ち方ではないパターン、いい意味で我々を驚かせてくれるパターンでの勝利で、いいレースだったと思います。UCI1クラスのレースでの日本人の勝利というのはこれまでも数えるほどしかない中で、今年のTOJのロードレース初日で達成できたことを誇りに思います。今日は本来は鈴木龍選手のスプリント勝負でいこうという話だったのですが、思いのほか最終局面が厳しい展開になって。そこを上手く見て、判断して、積極的に動いた雨澤選手の走りが功を奏した勝利だったと思います。同時に、今日で個人総合トップになるのはまだ早いなという思いがあったのですが、その辺もうまく考えてフィニッシュしてくれたようです。今日の勝利を喜んではいますが、明日以降もレースが続くステージレースで目標は個人総合優勝なので、引き続き気を引き締めて戦っていきたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします。ありがとうございました。

最後に、増田選手は落車に巻き込まれた後もレースに復帰して完走したのですが、その影響を考慮して明日のステージはDNSとなりました」

雨澤選手コメント

「今日のステージ、チームとしては鈴木龍選手で勝負するというプランでした。自分としては、個人総合を狙う立場なのでこのステージはタイム差なしで安全に走り切ることを念頭に置きつつ、龍さんのステージ優勝への動きに協力できるように走ろうと思っていました。その中で、増田さんの落車は非常に残念だったのですが、その後の展開の中で自分にチャンスがあると感じたのでチャレンジして、それがそのまま結果になって良かったなと思います。最終局面は、すごく展開に恵まれた部分もあったと思うんですよね。前日のミーティングでもスプリンターが多いからまとめてくるチームが多いんじゃないかという話だったのですが、結局まとめるチームもなくてアタック合戦が続く展開となりました。自分としては龍さんのスプリントで勝負ということを考えてそのアタックをチェックをしていて。残り2kmでの新城選手のアタックにもチェックに入ったら8名で抜け出して新城選手に合流することになりました。合流してからは牽制状態が続いていて、これはイケるんじゃないか?というチャンスがあったので動いたら抜け出せたという感じだったので、本当、展開にも恵まれた部分もあったなと思います。UCIレースでの優勝はずっと欲しかったので、うれしいですね。素直にうれしく思いますし、この勝利が自分のこれからのキャリアを考える中でも重要な勝利になるんじゃないかなぁと思います。勝ちましたが、今日からが本当のTOJのスタートであって、まだまだ厳しいステージが続きます。これからもステージ優勝のチャンスがありますし、最終的には個人総合優勝を狙っていきたいと思っていますので、気を引き締めて明日からのステージも走っていきたいと思います。引き続き応援、よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆リザルト

[NTN presents 2018 Tour of Japan - UCI-2.1 - 第2ステージ 京都 - 105.0km - ]

1位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) 2h49m29s  37.1km/h

2位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) st

3位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) st

4位 レイモンド・クレダー (チーム右京) st

5位 オリバー・ウッド (JLTコンドール) st

6位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) st

7位 ロビー・ハッカー (チーム右京) st

8位 シモーネ・ポンツィ (バーレーン・メリダ) st

9位 新城幸也 (バーレーン・メリダ) st

10位 トマ・ルバ (キナンサイクリングチーム) st

12位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st

18位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) st

52位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +50s

54位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +50s

87位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +10m53s

出走=94名/完走=92名

個人総合時間 第2ステージ終了時

1位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) 2h52m37s 37.3km/h

2位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +01s

3位 イアン・ビビー (JLTコンドール) +04s

4位 オリバー・ウッド (JLTコンドール) +05s

5位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) +05s

6位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +05s

7位 レイモンド・クレダー (チーム右京) +06s

8位 サム・クローム (ベネロング・スイスウェルネスCT) +07s

9位 キャメロン・ベイリー (ベネロング・スイスウェルネスCT) +07s

10位 ロビー・ハッカー (チーム右京) +07s

14位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +09s

23位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +13s

40位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +58s

44位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +1m00s

87位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +11m04s

個人総合ポイント賞 第2ステージ終了時

1位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) 25P

2位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) 25P

3位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) 24P

4位 オリバー・ウッド (JLTコンドール) 20P

5位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) 17P

6位 レイモンド・クレダー (チーム右京) 15P

個人総合山岳賞 第2ステージ終了時

1位 草場啓吾 (日本ナショナルチーム) 8P

2位 木村圭佑 (シマノレーシングチーム) 8P

3位 コナー・ブラウン (チーム・イルミネート) 2P

チーム総合時間 第2ステージ終了時

1位 JLTコンドール 8h38m07s

2位 チーム右京 +07s

3位 宇都宮ブリッツェン +07s

4位 バーレーン・メリダ +10s

5位 NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ +18s

6位 キナンサイクリングチーム +23s





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[本格的にロードレースが始まる第2ステージの朝を迎えた]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[小野寺選手と岡選手がホテルをチェックアウトしてチームカーにやって来る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木龍選手と雨澤選手も出発の準備を整えチェックアウトを済ませる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田選手と鈴木譲選手がチェックアウトを済ませて全員がそろい、会場へと向かう]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[パレードスタート地点の普賢寺ふれあいの駅に選手たちが到着する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[バージョンアップしたコースプロフィールが各選手のステムに貼られる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[小野寺選手がサインボードにサインする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[1クラスのレースということで、各選手が無線を取り付ける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[同志社大学チアリーディング部の皆さんが選手たちを激励する]
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[パレードスタートした選手たちが同社大学のキャンパスに入る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ニュートラルスタート地点で新城選手と談笑する清水監督と雨澤選手]
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[4名の逃げを容認したメイン集団はペースダウンして横に広がる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[穏やかなペースで進むメイン集団が九十九折りを進む]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[落ち着いた表情で集団内を走る雨澤選手]
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[終盤戦に向けてペースアップするメイン集団内でポジションをキープする増田選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[1年間の成長を見せ、苦手意識を持っていたコースにしっかり対応する小野寺選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[この日は安全第一の雨澤選手はメイン集団内でセーフティな走り]
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[エースを任される鈴木龍選手が集団内で次の展開に備える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[集団に流れる空気の変化をしっかり読んで対応する鈴木譲選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[単独で先行した雨澤選手が先頭でホームストレートをフィニッシュに向かう]
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[振り返って後続の状況を確認し、勝利を確信する雨澤選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[自身でも想定外の勝利に信じられないというような表情を見せる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[自身初となるUCIレースでの優勝に喜びを爆発させる雨澤選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[落車に巻き込まれてしまった増田選手が遅れながらもフィニッシュへ向かう]
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[チームにとっても初となるUCI1クラスでの勝利を生え抜きの雨澤選手が達成した!]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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2018/05/20

NTN presents 2018 Tour of Japan 第1ステージ

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[上:2年連続で日本人最上位となる好タイムを記録した岡選手]
[下:ただ1人3分12秒台をマークしたビビーがステージ優勝を飾った]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




5月20日(日)〜27日(日)の8日間にわたり、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
鈴木龍
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志



5月20日(日)に、第1ステージが行われました。





UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第1ステージが、大阪府堺市の大仙公園周辺に設定された2.6kmの個人タイムトライアルで開催され、ただ1人3分12秒台のタイムをマークしたJLTコンドールのイアン・ビビーがステージ優勝を飾り、今大会最初のリーダージャージ着用選手となりました。

宇都宮ブリッツェンはチーム内第4出走となった岡選手が3分13秒80の好タイムをマークし、日本人選手では最上位となる5位でフィニッシュ。また、個人総合で上位を狙う増田選手雨澤選手をはじめとする残る選手も全員が大きなトラブルもなくフィニッシュし、明日から本格的にスタートするレースに臨むことになります。

清水監督コメント

「今週に入ってからコンディションを崩してしまっていたメンバーたちの走りというのは、これからステージで1週間かけて上げていかなければいけないなと感じています。また、今年は層の厚いレースになりそうだな、と。現時点での上位陣のタイム差も僅差ですし、各チームが選手を上位に送り込んでいますので、1週間厳しいレースになるだろうなと思っています。ただ、宇都宮ブリッツェンも上位に選手を送り込めていますので、チャンスをつかめるレベルにあることも確認できました。明日から、狙えるものを狙っていきたいと思います」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[NTN presents 2018 Tour of Japan - UCI-2.1 - 第1ステージ 堺 - 2.6km - ]

1位 イアン・ビビー (JLTコンドール) 3m12s00  48.7km/h

2位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +01s05

3位 オリバー・ウッド (JLTコンドール) +01s24

4位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) +01s73

5位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +01s80

6位 キャメロン・パイパー (チーム・イルミネート) +02s14

7位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) +02s55

8位 アンソニー・ジャコッポ (ベネロング・スイスウェルネスCT) +02s59

9位 タイラー・ウィリアムズ (イスラエル・サイクリング・アカデミー) +02s78

10位 レイモンド・クレダー (チーム右京) +02s99

18位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +04s60

28位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +06s56

30位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +07s14

39位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +09s19

73位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +15s45

出走=94名/完走=94名

個人総合時間 第1ステージ終了時

1位 イアン・ビビー (JLTコンドール) 3m12s  48.7km/h

2位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) +01s

3位 オリバー・ウッド (JLTコンドール) +01s

4位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) +01s

5位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +01s

6位 キャメロン・パイパー (チーム・イルミネート) +02s

7位 グレガ・ボレ (バーレーン・メリダ) +02s

8位 アンソニー・ジャコッポ (ベネロング・スイスウェルネスCT) +02s

9位 タイラー・ウィリアムズ (イスラエル・サイクリング・アカデミー) +02

10位 レイモンド・クレダー (チーム右京) +02s

18位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +04s

28位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +06s

30位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +07s

39位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +09s

73位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +15s

個人総合ポイント賞 第1ステージ終了時

1位 イアン・ビビー (JLTコンドール) 10P

2位 マルコ・カノラ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニ) 9P

3位 オリバー・ウッド (JLTコンドール) 8P

4位 ミッヘル・ライム (イスラエル・サイクリング・アカデミー) 7P

5位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 6P

6位 キャメロン・パイパー (チーム・イルミネート) 5P

チーム総合時間 第1ステージ終了時

1位 JLTコンドール 9m40s

2位 ベネロング・スイスウェルネスCT +04s

3位 イスラエル・サイクリング・アカデミー +06s

4位 チーム右京 +07s

5位 宇都宮ブリッツェン +07s

6位 チーム・イルミネート +09s





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[レース前々日、朝から移動してきた選手たちが大阪府堺市に到着する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[到着して早々、選手たちはローラーで移動で凝り固まった身体をほぐす]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レース前日、選手たちが調整も兼ねてトレーニングに出かける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[夕方から行われた前日記者会見に注目選手として雨澤選手が出席する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[個人総合優勝を狙って全力でトライしたいと抱負を語る雨澤選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[記者会見後は茶の湯体験も行われた]
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[第1ステージ当日、会場となる大仙公園には朝から多くの観戦客が訪れる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[田村メカによって整備されたメリダのバイクが青空に映える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[午前中のプレレース、堺国際クリテリウムに向けて選手たちがアップを行う]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[流れで逃げに乗った小野寺選手が協調して逃げ続ける]
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[鈴木龍選手と鈴木譲選手は集団内で戦況をうかがう]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Toj1_12
[個人総合上位を狙う雨澤選手はトラブル回避で集団後方を走る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[同じく個人総合上位を狙う増田選手も集団後方でセーフティな走り]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[岡選手は午後の第1ステージに向けてTTポジションでコースを確認]
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[チームプレゼンテーションでステージに上がる宇都宮ブリッツェンの選手たち]
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[チーム第1出走の鈴木龍選手がスタートする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木龍選手は3分21秒19で39位]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チーム第2出走の小野寺選手がスタートを前に集中した表情を見せる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[小野寺選手はトップと6秒56差のステージ27位]
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[個人総合、ステージ争いのどちらでも大車輪の活躍が期待される鈴木譲選手]
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[トップと4秒60差のステージ18位でフィニッシュした鈴木譲選手]
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[2016年にステージ3位に入った増田選手が期待の声援の中スタートする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[直前に体調を崩していた増田選手はステージ30位。ステージを重ねるごとに調子と順位を上げていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[招集テントでスタートの順番を待つ岡選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート直後からエアロフォームで加速していく岡選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[日本人選手でただ1人トップ10に入る走りを見せた岡選手は5位でフィニッシュ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チーム最終出走の雨澤選手がスタートの瞬間を待つ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[個人総合を狙う雨澤選手は勝負どころのステージまで安全第一の走りが続く]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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2018/05/16

2018JPT第8戦 JBCF 宇都宮ロードレース

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[上:力でライバルをねじ伏せる独走勝利で完全復活を印象付けた増田選手]
[下:2位に入った岡選手が窪木選手からルビーレッドジャージを奪還した]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




5月13日(日)に、2018年のJプロツアー第8戦となる「JBCF宇都宮ロードレース」が開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
飯野智行
鈴木龍
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志





2018年のJプロツアー第8戦となる「JBCF宇都宮ロードレース」が栃木県宇都宮市の鶴カントリー倶楽部周辺特設周回コースで開催され、11名に絞り込まれた先頭集団から最終周回の残り3kmほどから単独で抜け出した宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手が独走勝利で優勝を飾りました!2位にはゴールスプリントの頭をしっかりと取った岡篤志選手が入り、宇都宮ブリッツェンがワンツーフィニッシュを達成。Jプロツアー宇都宮2連戦を見事に連勝で締めくくりました!

Jプロツアー宇都宮2連戦の2戦目となる、宇都宮ロードレース。

かつて、ジャパンカップサイクルロードレースでも使用されていた萩の道から鶴カントリー倶楽部を組み込んで構成された1周6.7kmのコースで争われるこのレースは、初開催となった昨年に続き今年が2回目の開催となります。

昨年はジャパンカップと同様に左回りで開催されましたが、今年は右回りでの開催。昨年は通称「鶴ベルグ」と呼ばれる鶴カントリー倶楽部の上りというはっきりとした勝負どころがあったのに対し、逆回りとなった今年は明確に勝負どころがないレイアウトという印象を受けます。

しかしこのコース、実は明確な勝負どころはないものの、スタート・フィニッシュ地点を過ぎて180度コーナーをクリアしてすぐに訪れる上りや、萩の道を下って右コーナーをクリアするとすぐに立ちはだかる上り返しなど、コースの要所には踏まなければいけないポイントが何箇所かある過酷なレイアウト。

集団の前方でレースを展開できなければ、かなり脚を使わされて千切れていってしまうレイアウトでもあり、生き残りをかけたサバイバルなレースになることも予想されます。

前日の第7戦「宇都宮クリテリウム」では選手たちの連携がガッチリと噛み合い、小野寺選手が見事に優勝を飾った宇都宮ブリッツェンは、開幕から好調をキープする鈴木龍選手をエースに、小集団のゴールスプリントに持ち込むレースプランを選択。鈴木龍選手を含めて複数人の選手が入った逃げでの逃げ切り勝利、もしくは常に主導権を握ってレースを展開して集団人数を絞り込んでいって小集団のスプリントの状況を作るということを念頭に、ホームレース連勝を狙ってレースに臨みました。

ジャパンカップと同じ場所に設定されたスタート地点からローリングスタートしたレースは、ニュートラル区間を過ぎてリアルスタートが切られると早速、激しいアタック合戦を繰り広げられる展開となります。

大場選手(弱虫ペダル)が先制のアタックを仕掛けて集団から抜け出すも、この動きは集団がすぐさまキャッチ。その後もアタックの応酬が続く中、松田選手(EQADS)が単独で抜け出し形で2周回目へと入っていきます。

2周回目に入ると、追走に出ていた横山選手(シマノレーシング)、さらにメイン集団が松田選手(EQADS)をキャッチ。ひとつになった集団では再び激しいアタック合戦が勃発する展開となります。

すると、その中から雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)、安原選手(マトリックスパワータグ)、木村選手(シマノレーシング)、堀選手(BSサイクリング)、西尾選手(那須ブラーゼン)の5名が抜け出してリードを奪いますが、3周回目に入る前に集団が吸収します。

その後も激しいアタック合戦が続くものの、決定的な逃げができないまま周回を重ねていく展開が続きます。攻撃が常に繰り返される活性化した展開になったことで集団は少しずつスリム化され、序盤にしてその数は半数ほどにまで減る状況となります。

そんな中、逃げが形成されたのは5周回目。

萩の道の下りで抜け出した鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)と安原選手(マトリックスパワータグ)の2名がメイン集団から15秒ほどのリードを奪って6周回目へと入ります。

鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

安原(マトリックスパワータグ)

↓  15秒

メイン集団

その後、レースは2名の逃げとメイン集団という状況が続き、7周回目を終える頃にはそのタイム差は40秒程度にまで広がる展開となります。

すると、逃げに選手を送り込んでいないこの状況が好ましくないシマノレーシング勢がメイン集団の先頭に立ってペースアップを開始。さらに、同じく逃げに選手を送り込んでいないチームブリヂストンサイクリング勢もペースアップに加わり、逃げ続ける2名とのタイム差を縮めていく展開となります。

シマノレーシングとチームブリヂストンサイクリングが先頭をけん引してペースを上げるメイン集団は、11周回目に入って逃げ続けた2名の選手をキャッチ。レースは振り出しに戻って終盤戦を迎えることになります。

すると、集団は再びアタックの応酬となり、岡選手(宇都宮ブリッツェン)、フェルナンデス選手(マトリックスパワータグ)、佐野選手(マトリックスパワータグ)、湊選手(シマノレーシング)、小川選手(なるしま)の5名が抜け出すも、すぐさま集団が吸収。そのカウンターで再びアタックがかかる、出入りの激しい展開となります。

すると、このタイミングで宇都宮ブリッツェンはエースを任されている鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)が痛恨のパンク。すぐに車輪を交換してレースに復帰したものの先頭集団からは遅れてしまい、宇都宮ブリッツェンはレースプランの練り直しを余儀なくされる展開となってしまいます。

一方の先頭集団は、アタックの応酬の末に11名にまで人数が絞られる展開に。そのすぐ後方にルビーレッドジャージの窪木選手(BSサイクリング)を含む集団が先頭集団を追走する状況となります。

増田、雨澤、小野寺、岡(宇都宮ブリッツェン)

佐野、土井、フェルナンデス(マトリックスパワータグ)

入部、黒枝(シマノレーシング)

山本元、新城(キナンサイクリング)

窪木(BSサイクリング)含む追走集団

11名に絞られた先頭集団は攻撃を仕掛け合いながら周回を重ねていきますが、決定的な動きがないままレースはついに最終周回を迎えます。

すると、最終周回に入ってすぐの鶴カントリー倶楽部の上りで入部選手(シマノレーシング)が強烈なアタック。単独で飛び出してリードを奪う展開となります。

鶴カントリー倶楽部の上りでリードを奪った入部選手(シマノレーシング)は下り区間を終えてもリードを奪った状態を維持しますが、後方からは岡選手(宇都宮ブリッツェン)の追走の動きをきっかけに活性化した集団が迫っており、射撃場の交差点を過ぎて平坦区間で集団が入部選手(シマノレーシング)をキャッチ。レースは再び振り出しに戻ります。

すると、集団がひとつになって緩んだタイミングを突いて土井選手(マトリックスパワータグ)が絶妙なアタックを仕掛けて抜け出しますが、すかさず増田選手(宇都宮ブリッツェン)が反応して追走をかけて土井選手(マトリックスパワータグ)にジョイン。

さらにその勢いのまま増田選手(宇都宮ブリッツェン)が先頭に飛び出すと、土井選手(マトリックスパワータグ)は着ききれずに遅れてしまい、増田選手が単独で先頭を走る展開となります。

結局は、残り3kmほどで独走態勢に入った増田選手(宇都宮ブリッツェン)は安定した走りで後続を寄せ付けずに独走でホームストレートに姿を表し、そのまま右手を高々と突き上げてフィニッシュ。

後方では増田選手に先行されてしまった集団がスプリント勝負になり、きっちりタイミングを見計らってスプリントを開始した岡選手(宇都宮ブリッツェン)が頭を取って2位でフィニッシュ。地元開催のホームレースで宇都宮ブリッツェンが見事にワンツーフィニッシュを達成しました!

増田選手は、2016年11月の「ツール・ド・おきなわ」以来、Jプロツアーでは同年の最終戦「大分サイクルロードレース」以来となる優勝。

昨年の宇都宮ロードレースの時点から体調に異変を感じ始め、その後、甲状腺疾患のバセドウ病が判明して長期離脱を余儀なくされましたが、何度も大きな苦難から復活を果たしてきた「不死鳥」の異名通り、またしても素晴らしい復活劇を見せてくれました!

清水監督コメント

「まずは結果として地元レースで2日間ともに優勝でき、こんなに最高な2日間はないなという気持ちです。たくさんの地元ファン、そして全国から来てくださったファンの皆さんの前でこうやって勝てて、本当に良かったと思います。今日のレースは、本当はレースを厳しくしてからの鈴木龍選手での小集団スプリントというプランだったのですが、不運にもパンクで遅れてしまって。ちょうどレースが動いているタイミングだったので、さすがの鈴木龍選手でも先頭集団に復帰することはできませんでした。でも、先頭に残った選手たちがその状況をきちんと理解して、チーム力をきっちりと発揮してくれたことが結果に繋がったレースだったと思います。最後の場面は、群馬での2連戦で取りこぼしてしまった点、チーム力がある中で勝ち切れなかった部分の反省点を皆んながしっかり生かして、勝ちパターン持っていくことができたなという印象です。2日間通して、チーム力と最後の勝ちパターンというものをチームとしてしっかりと出すことができて、この後のツアー・オブ・ジャパンから全日本選手権へと続く重要なレースに向けていい弾みになったと思います。とにかく、地元2連戦での連勝というのは、この後にあるかどうかも分からないほどの快挙と言っていいことだと思いますので、自分たちもすごく嬉しいですが、ファン・サポーターの皆さんにも大きく喜んでいただければなと思います。ただ、まだまだシーズンは続きますので、しっかり気を引き締めてやっていきたいと思います。引き続き応援、よろしくお願いします!」

増田選手コメント

「連戦の2日目でしたが、2日連続で勝てるというのは本当にすごいことだと思います。勝ったのは自分ですが、本当にチームがすごいなと今日あらためて思いました。今日も先頭集団に1番多い人数を残していられましたし、意外だったのは昨日勝った小野寺選手も最後まで残ってくれて。そこから自分がアタックして勝ちましたが、今日は皆んなに勝たせてもらったという言い方が正しいんじゃないかなと思います。鈴木龍選手がずっと調子がいい中で、なかなか運に恵まれない状況が続いていて。今日は“龍でいこう!”という話をしていて、鈴木龍選手のゴールスプリントを頭に入れ、逃げができる場合も鈴木龍選手を入れた逃げを作っていこうとレースを進めていった中で、今日もパンクしてしまって、彼自身ツイてなかったなと思います。でも、鈴木龍選手が勝てるチャンスはこの後もたくさんあると思うので、皆んなでチャレンジしていきたいと思います。前回勝ったのはいつだったけなぁと自分でも考えてしまうくらい時間が過ぎてしまいましたが、これで“苦しいの巻”終了みたいな、新たなスタートラインに立てた気分になりました。自分自身もコンディションが上がってきてはいますが、チーム全体がいい雰囲気、いい強さ、いいモチベーションでここまで来られているのが、これだけたくさんの勝利を積み重ねられている要因だと思います。このいい流れを大事にして、国際レースや全日本選手権など大切なレースが控えていますので、気を引き締めていきたいなという気持ちです。今日はレース途中からかなりの雨が降って、サングラスも曇るぐらいの悪天候の中、それでも応援し続けてくださり、ありがとうございました。自分自身、昨日のレースで結構脚を使ったなという印象で、今日もスタートから重かったのですが、歯を食いしばってみなさんの声援のおかげで頑張ることができました。本当にありがとうございました。これからも重要なレースが続きますし、気を引き締めてチーム一丸となって次の勝利を勝ち獲れるよう頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[第2回JBCF宇都宮ロードレース - JPT第8戦 - P1 93.8km - ]

1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 2h19m54s  40.22km/h

2位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +15s

3位 入部正太朗 (シマノレーシング) +17s

4位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) +17s

5位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +19s

6位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +21s

7位 土井雪広 (マトリックスパワータグ) +26s

8位 佐野淳哉 (マトリックスパワータグ) +30s

9位 山本元喜 (KINAN Cycling Team) +54s

10位 新城雄大 (KINAN Cycling Team) +1m02s

47位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +7m59s

DNF 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン)

DNF 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン)

DNF 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン)

出走=133名/完走=49名

◆2018Jプロツアー 個人ランキング

1位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 1,304P

2位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 1,118P

3位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) 1,098P

4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 791P

5位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 772P

6位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) 746P

◆2018Jプロツアー チームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 3,572P

2位 マトリックスパワータグ 2,102P

3位 シマノレーシング 1,985P

4位 チームブリヂストンサイクリング 1,584P

5位 那須ブラーゼン 695P

6位 VICTOIRE広島 674P

ルビーレッドジャージ 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン)
ピュアホワイトジャージ 小山智也 (イナーメ信濃山形)





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[昨年とはコースが逆回りになり、スタートフィニッシュ地点がジャパンカップと同じ場所に]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt8_02
[あいにくの天候にもかかわらず、会場には朝から多くの観戦客が訪れた]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[会場入りした監督と選手たちがレースプランについて話し合う]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[サイン会のために会場入りしたスポンサーの弱虫ペダル渡辺航先生がピットに訪れてくださり記念撮影]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt8_05
[選手たちがアップを開始し始めたタイミングでポツポツと雨が落ち始める]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt8_06
[清水監督と会話を交わしながら増田選手と雨澤選手もアップを続ける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt8_07
[ジャパンカップさながらの風景がJプロツアーのレースにも出現した]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[少しずつ雨脚が強くなる中、レースのスタートが切られる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt8_09
[序盤のアタック合戦で活性化する集団の先頭で雨澤選手と鈴木龍選手が動く]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[阿部選手もコースの端からスルスルと集団前方にポジションを上げる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt8_11
[飯野選手も集団前方をキープしていたが、この後に落車に巻き込まれてレースを降りた]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt8_12
[テクニカルな下りでタテに伸びた集団が平坦区間に入ってまとまろうとする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt8_13
[タイミングを見計らって集団から飛び出した鈴木譲選手が安原選手と逃げる展開となる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt8_14
[一方のメイン集団はシマノレーシング勢が先頭に立ってコントロールする展開に]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スリッピーな90度コーナーを慎重にクリアして選手たちが上り返しに向かう]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木譲選手と安原選手の2名が逃げ続ける展開が続く]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt8_17
[石橋選手のアタックで活性化し始めたメイン集団内で増田選手と岡選手が後手を踏まないよう動く]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[エースを任される鈴木龍選手も遅れをとらないようにきっちりと動く]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt8_19
[岡選手のアタックをきっかけに4名の先頭集団が形成される]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[先頭を追う追走集団で雨澤選手が積極的に動く]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レースが動いたタイミングのパンクで鈴木龍選手が遅れてしまう]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt8_22
[先頭集団に4名の選手を残し、有利な展開を手にする宇都宮ブリッツェンの選手たち]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[最終周回で独走に持ち込んだ増田選手がガッツポーズを見せながらホームストレートに姿を現す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[最終局面に残った4名の選手たちが増田選手の復活勝利に笑顔を見せる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[フィニッシュ直後のインタビューを終え、ファンの声援に笑顔で応える増田選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[岡選手も2位に入り、チームとしては開幕戦以来のワンツーフィニッシュを達成した]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[雨脚が強まる中、最後まで声援を送り続けてくれたファンにとって最高の週末になったに違いない]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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2018JPT第7戦 JBCF 宇都宮クリテリウム

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[上:チームメートの完璧なアシストから発射された小野寺玲が新オノデライダーポーズでフィニッシュ]
[下:宇都宮ブリッツェンにとって2016年以来となる宇都宮クリテリウムでの勝利となった]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




5月12日(土)に、2018年のJプロツアー第7戦となる「JBCF宇都宮クリテリウム」が開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
鈴木龍
小野寺玲
岡篤志





2018年のJプロツアー第7戦となる「JBCF宇都宮クリテリウム」が、栃木県宇都宮市の清原工業団地内に設定された1周3.0kmの特設周回コースで開催され、ゴールスプリント勝負を制した宇都宮ブリッツェンの小野寺玲選手が優勝を飾りました!

また、このレースでも宇都宮ブリッツェンはトップ10に3選手をきっちりと送り込み、チームランキング首位もガッチリキープしています。

Jプロツアー第5戦・第6戦となった群馬CSCでの2連戦からゴールデンウィークを挟んでの開催となった、宇都宮での第7戦・第8戦の2連戦。第7戦は栃木県宇都宮市の清原工業団地での宇都宮クリテリウムになります。

今年で5回目の開催を迎える同レースですが、5月での開催は初。加えて今年から予選が廃止され、第4戦終了時点のチームランキング10位以内が最大6名出走、11位以下が最大5名出走と、レギュレーションにも変更が加えられての開催となります。

この、チームの地元で開催されるホームレースに臨む宇都宮ブリッツェンは、増田・鈴木譲・阿部・鈴木龍・小野寺・岡の6名をメンバーに選出。

小野寺選手をエースに据えてゴールスプリント勝負に持ち込むプランを選択し、序盤から中盤の危険なアタックに対しては増田・鈴木譲・岡の3名が中心となって対応。ゴールスプリントに向けては増田・鈴木譲・岡の3名が繋いで180度コーナーまで先頭をキープし、そこからは阿部・鈴木龍・小野寺の3名で連携して勝利を目指すことになります。

レースがスタートすると早速、各チームによる激しいアタック合戦が繰り広げられる展開となります。

するとその中から岸選手(那須ブラーゼン)と小渡選手(シエルヴォ奈良)の2名が先陣を切って飛び出し、さらに入部選手(シマノレーシング)と山本大喜選手(キナンサイクリング)が追走に出ますが、程なくして集団が吸収。その後も次々に選手がアタックを仕掛けて飛び出しては集団に吸収される展開が続きます。

4周回目に入る頃になると、集団から中田選手(シマノレーシング)と柴田選手(那須ブラーゼン)の2名がアタック。後方からは2名の選手がブリッジに成功し、4名の逃げ集団が形成されます。

中田(シマノレーシング)

白川(ヴィクトワール広島)

柴田(那須ブラーゼン)

山本大(キナンサイクリング)

メイン集団

メイン集団はこの4名の逃げ集団を一旦容認。タイム差は30秒程度にまで開きます。

7周回目になると、逃げ集団からは柴田選手(那須ブラーゼン)がドロップし、逃げ集団は3名に。それでも快調に逃げる展開が続きます。

その後、レースは折り返しとなる10周回を過ぎても3名の逃げ集団とメイン集団という状況は変わらず。その間にタイム差は着々と広がり、12周回目を迎える頃になると、その差は50秒以上にまで広がります。

この状況を受け、メイン集団ではようやく逃げに選手を送り込んでいない有力チームの宇都宮ブリッツェンとマトリックスパワータグが選手を出し合ってコントロールを開始。少しずつタイム差を縮めていく展開となります。

レースも最後のスプリントポイント賞大賞周回となる15周回目を過ぎると、逃げ集団からは白川選手(ヴィクトワール広島)がドロップ。さらに2名になった逃げ集団から山本大喜選手(キナンサイクリング)がペースを上げて飛び出し、単独で先行する展開となります。

一方のメイン集団は、宇都宮ブリッツェンとマトリックスパワータグが選手を出し合ってコントロールを続ける状況。

増田選手(宇都宮ブリッツェン)と佐野選手(マトリックスパワータグ)という個人タイムトライアルに優れるベテラン2選手がその経験と実力を発揮して、逃げからドロップした白川選手(ヴィクトワール広島)と中田選手(シマノレーシング)を次々に吸収。山本大喜選手(キナンサイクリング)も確実に射程に捉えた状態でレースは終盤戦へと向かっていきます。

レースも残り3周回となる18周回目に入る頃になると、単独で逃げ続ける山本大喜選手(キナンサイクリング)の吸収はほぼ確実な状況に。

すると、メイン集団内では宇都宮ブリッツェン、マトリックスパワータグ、シマノレーシング、キナンサイクリングなどの有力チームを中心にゴールスプリント勝負に向けた激しい位置取り争いが勃発します。

有力チーム勢を中心に位置取り争いが激化するレースは、ついに最終周回へ。

最終周回に入るとすぐ、集団はここまで単独で逃げ続けた山本大喜選手(キナンサイクリング)を吸収し、有力チーム勢が隊列を組んで先頭の奪い合いをする展開へ。

増田選手(宇都宮ブリッツェン)から鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)、岡選手(宇都宮ブリッツェン)と繋いだ宇都宮ブリッツェンは、180度コーナーを先頭で立ち上がると、そのまま90度コーナーもクリア。

ここで予定通りに阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が先頭に立ち、鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)と小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)を引き連れてさらにペースを上げていきます。

阿部選手(宇都宮ブリッツェン)の後を受けた鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)もペースを落とすことなくきっちりと引き切り、先頭で最終コーナーをクリア。万全の状態で小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)を発射することに成功します。

チームメートの抜群のアシストを受けて万全の状態からスプリントを開始した小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)は、圧倒的な加速でライバルにつけいる隙を与えずにそのままフィニッシュ。チームとしては今シーズン4勝目、小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)にとっては嬉しい今シーズン初勝利を飾りました!

清水監督コメント

「地元開催のレースで思い描いた通りの優勝ができて、本当に良かったです。宇都宮クリテリウムでは過去に鈴木譲選手が勝ってくれていますが、ここまで会心の勝利を皆さんの前でお見せすることができて良かったです。今日は小野寺選手でのゴールスプリント勝負を第一目標に、序盤から全員が落ち着いてレースを進めてくれて、自分も安心して見ていることができましたし、残り1周の動きも昨日にミーティングで話し合った通りに一人ひとりが仕事を全うしてくれたことが優勝という結果に繋がったと思いますので、完全にチームの勝利だったと思います。今日のレースを見る限り各選手ともにコンディションも良いので、明日のレースも優勝を狙っていきたいと思います。明日のレースは序盤から各チームともに動いてくると思いますし、目が離せないレースになると予想していますので、引き続き応援よろしくお願いします!」

小野寺選手コメント

「地元開催のレース、たくさんの赤い声援の中、ファン・サポーターの方たちが待つゴールで最高の勝利を挙げられて最高に嬉しいです。今日のレース、自分はチームメートから最後の200mまで何もしなくていいと言われていたので、チームメートのその言葉を信じて最後のスプリントに集中していました。そんなチームメートの働きに応える勝利を挙げられてひと安心という感じです。明日のレースは、展開次第ではチームの誰にでも勝利の可能性があります。自分がアシストするような場面ではきっちりアシストしたいと思いますし、勝利を託されたとしたら今日と同じように必死にもがくだけだと思っています。今日はゴール前で本当にたくさんのファン・サポーターの皆さんが待ち構えていてくれてありがとうございました!とても気持ちいいゴールでした!ありがとうございました!」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[第5回JBCF宇都宮クリテリウム - JPT第7戦 - P1 60.0km - ]

1位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 1h21m50s  43.98km/h

2位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) st

3位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st

4位 中島康晴 (KINAN Cycling Team) st

5位 黒枝咲哉 (シマノレーシング) +01s

6位 横山航太 (シマノレーシング) +01s

7位 雨乞竜己 (KINAN Cycling Team) +02s

8位 小山智也 (イナーメ信濃山形) +02s

9位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +02s

10位 蠣崎優仁 (EQADS) +03s

17位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +08s

42位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +36s

55位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +51s

出走=104名/完走=88名

◆2018Jプロツアー 個人ランキング

1位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 1,068P

2位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 1,038P

3位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) 915P

4位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) 731P

5位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 620P

6位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 531P

◆2018Jプロツアー チームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 2,817P

2位 マトリックスパワータグ 1,755P

3位 シマノレーシング 1,640P

4位 チームブリヂストンサイクリング 1,470P

5位 VICTOIRE広島 593P

6位 那須ブラーゼン 582P

ルビーレッドジャージ 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング)
ピュアホワイトジャージ 小山智也 (イナーメ信濃山形)



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[会場入りしてすぐにステージに上がりインタビューに応じる選手たち]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタートに向けてウォーミングアップで戦闘モードにスイッチを入れていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[選手・スタッフが必勝を期して円陣を組む]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ランキング上位選手を先頭に選手たちがスタートラインに整列する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタートを前に鈴木龍選手と岡選手があらためてプランを確認し合う]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[快晴の中、レースがスタートする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団が180度コーナーをクリアしていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤のアタック合戦で増田選手が率先してチェックに入る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[初めてホームチームの選手として大声援を受ける鈴木龍選手も積極的な動きを見せる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt7_10
[最終局面で重要な役回りを任される阿部選手が集団前方でポジションをキープする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[エースを任される小野寺選手は集団内で脚を温存する走り]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田選手がイニシアチブを握るメイン集団が清原球場を背に走る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木譲選手と阿部選手、2人のベテラン選手が集団内で存在感を放つ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt7_14
[増田選手が集団先頭でペースを上げて逃げ集団を追撃する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ゴールスプリントが濃厚となる中、しっかりと集団前方で隊列を組み始める選手たち]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[しっかりとエースの小野寺選手を守りながら集団先頭をキープする時間が続く]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[最終周回に入り、集団先頭はカオスな状態になりながら山本選手を吸収する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt7_18
[鈴木龍選手のリードアウトから発射された小野寺選手が先頭でフィニッシュに飛び込む!]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[オノデライダーポーズを決めて声援を送ってくれたファンとの記念写真に応じる小野寺選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[全員がきっちり役割を果たしての会心の勝利に、清水監督も笑顔で選手たちを労う]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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2018/05/02

2018JPT第6戦 JBCF 東日本ロードクラシックDay-2

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[上:追走集団に4人を残した宇都宮ブリッツェンがペースアップを図る]
[下:後方から勢い良く発射したフェルナンデス選手がゴールスプリントを制した]
©️Nobumichi KOMORI/HATRICK COMPANY




4月29日(日)に、2018年のJプロツアー第6戦となる「JBCF東日本ロードクラシックDay-2」が開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
飯野智行
鈴木龍
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志





2018年のJプロツアー第6戦となる「JBCF東日本ロードクラシックDay-2」が、群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットコースで開催され、8名に絞られた先頭集団でのゴールスプリント勝負を制したマトリックスパワータグ のアイラン・フェルナンデス選手が優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、最終局面で8名に絞られた先頭集団に増田・鈴木譲・鈴木龍・岡の4選手が残る有利な展開を手にしましたが、最後のゴールスプリント勝負では細かい連携が噛み合わなかった上に、勝利を託された鈴木龍選手がスプリントの際に優勝したフェルナンデス選手の上手い走り行く手を塞がれてしまいスプリントが伸びず3位。圧倒的に数的有利な状況を生かせなかった悔しい敗戦となりました。

また、チームランキングはこの日もトップ10に5選手が入る走りを見せたことでガッチリ首位をキープしましたが、個人ランキングで首位に立ちルビーレッドジャージを着用していた岡選手はチームブリヂストンサイクリングの窪木一茂選手にジャージを奪われています。

前日のDay-1に引き続き、群馬サイクルスポーツセンターの6kmサーキットコースで開催されることになった東日本ロードクラシックDay-2。

前日のレースは最終的に10名の先頭集団に絞られた中での小集団ゴールスプリント勝負になり、チームブリヂストンサイクリングの窪木一茂選手が優勝。宇都宮ブリッツェンは岡選手がわずかに及ばず2位と悔しい結果になりました。

そんな中で迎えるこの日のレースは、前日から5周回増えた22周回132.0kmで争われ、レースレイティングも最高ランクのAAAA。宇都宮ブリッツェンとしても、前日の雪辱を晴らすことはもちろんのこと、何としても勝利を収めたいところです。

そのため、宇都宮ブリッツェンは前日のDay-1同様にスプリント力のある選手を含む複数の選手が乗る逃げを作り、ゴールに向けた終盤戦から再び厳しい展開に持ち込んで勝利を狙うプランでレースに臨みました。

レースがスタートすると、各チームともにアタックを仕掛け合う展開となりながらも、前日よりも長いレース距離を考慮してか穏やかな立ち上がり。

数名の選手が飛び出しては吸収される状況を繰り返しながら、ひとつの集団のまま3周回目を迎えます。

すると、集団から入部選手(シマノレーシング)がアタックを仕掛けて単独で抜け出す展開に。入部選手(シマノレーシング)としては有力チームの選手の追撃を期待したいところでしたが動く選手がおらず、図らずも単独で逃げる展開となります。

入部(シマノレーシング)

↓  10秒

メイン集団

その後、先頭を泳がされている状態になってしまった入部選手(シマノレーシング)に対してメイン集団から追撃に出る選手がなかなか現れない状況が続きますが、程なくしてメイン集団から樋口選手(那須ブラーゼン)が単独で抜け出して入部選手(シマノレーシング)にブリッジ。先頭は2名となります。

一時は1分程度のリードをメイン集団から奪った2名の逃げでしたが、7周回目に入る頃には集団に吸収されて集団は再びひとつになります。

その後、ひとつになった集団ではアタックの応酬の展開になり活性化したままの状態が続きますが、なかなか決定的な逃げができないまま周回を重ねていき、耐えきれない選手たちが次々にドロップしていく展開に。宇都宮ブリッツェン勢も雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)を中心に積極的に攻撃を仕掛けていく展開となります。

すると、レースも折り返しとなる11周回目に増田選手(宇都宮ブリッツェン)と安原選手(マトリックスパワータグ)の2名が抜け出し、そこに3名の選手が合流して5名の逃げ集団が形成される展開に。12周回目に入るとさらにその後方には8名程度と6名程度の追走集団ができる展開となります。

増田、鈴木龍、岡(宇都宮ブリッツェン)

安原(マトリックスパワータグ)

山本(キナンサイクリング)

雨澤(宇都宮ブリッツェン)

窪木、石橋(BSサイクリング)

木村、小山(シマノレーシング)

トリビオ、フェルナンデス、佐野(マトリックスパワータグ)

鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

入部、横山(シマノレーシング)

間瀬(マトリックスパワータグ)

中西(キナンサイクリング)

吉田(那須ブラーゼン)

メイン集団

13周回目に入ると、先頭集団に8名の追走集団が追い付き、先頭は13名に。さらに14周回目になると6名の追走集団も先頭に追い付き、先頭は19名となります。

増田、鈴木譲、鈴木龍、雨澤、岡(宇都宮ブリッツェン)

入部、木村、横山、小山(シマノレーシング)

窪木、石橋(BSサイクリング)

トリビオ、フェルナンデス、佐野、安原、間瀬(マトリックスパワータグ)

吉田(那須ブラーゼン)

山本、中西(キナンサイクリング)

↓  3分

メイン集団

有力チームの選手がそれぞれ複数人逃げ集団に入ったこともあり、メイン集団は完全にペースダウン。19名の先頭集団が逃げ切る可能性がグッと高まる状況となります。

一方、有力チームの選手が複数人ずつ入った19名の先頭集団では、さらにセレクションのアタックが断続的にかかる展開。数名の選手が飛び出しては吸収される状況を繰り返し、各チーム・選手ともに少しずつ消耗していくサバイバルな展開となります。

セレクションのアタックの応酬が続く先頭集団からは、18周回目に入る段階で木村選手(シマノレーシング)と横山選手(シマノレーシング)、吉田選手(那須ブラーゼン)がドロップ。その後も選手がドロップしていき、19周回目に入る段階で先頭は11名にまで絞られる展開となります。

増田、鈴木譲、鈴木龍、雨澤、岡(宇都宮ブリッツェン)

入部(シマノレーシング)

窪木、石橋(BSサイクリング)

トリビオ、フェルナンデス、安原(マトリックスパワータグ)

メイン集団

するとここで、昨年の同レースで独走優勝を飾っているとリビオ選手(マトリックスパワータグ)がアタック!先頭集団から単独で抜け出して昨年の再現を狙おうと独走を開始します。

この動きに、残る集団のメンバーからは岡選手(宇都宮ブリッツェン)が反応。単独で追走に出ますが、ここまでに脚を使っていたこともありとリビオ選手(マトリックスパワータグ)にタイム差を広げられてしまう展開でレースは残り3周回となる20周回目を迎えます。

トリビオ(マトリックスパワータグ)

↓  20秒

岡(宇都宮ブリッツェン)

↓  30秒

増田、鈴木譲、鈴木龍(宇都宮ブリッツェン)

入部(シマノレーシング)

窪木(BSサイクリング)

フェルナンデス、安原(マトリックスパワータグ)

トリビオ選手(マトリックスパワータグ)に対して決死の追走を見せた岡選手(宇都宮ブリッツェン)でしたが、非情にもタイム差は縮まらず。その後方の追走集団に戻って体制を立て直さざるを得ない状況となります。

快調に先頭を独走するとリビオ選手(マトリックスパワータグ)に対し、残り2周回となる21周回目に入ると追走集団も増田選手(宇都宮ブリッツェン)と鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)を中心に宇都宮ブリッツェン勢がペースアップを開始。最終周回となる22周回目の終盤にトリビオ選手(マトリックスパワータグ)を吸収して最終局面を迎えることになります。

最終局面に入った先頭集団は、最後の心臓破りの坂でふたつに割れ、先頭は鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)、岡選手(宇都宮ブリッツェン)、入部選手(シマノレーシング)、窪木選手(BSサイクリング)、フェルナンデス選手(マトリックスパワータグ)の5人に。バックストレートに入るとその中から入部選手(シマノレーシング)がアタックして抜け出しを図ろうとしますが、残る選手たちも食らいついていきます。

勝負はこのまま5名でのスプリント勝負になるかと思われましたが、ホームストレートに入る段階になると、心臓破りの坂で離されていた選手3名が先頭に復帰してきて、8名に。

すると、復帰してきた勢いそのままに増田選手(宇都宮ブリッツェン)がスプリントを開始。その後方には同じく復帰してきた安原選手(マトリックスパワータグ)が続き、さらにその後方に窪木選手(BSサイクリング)が続く状況となります。

宇都宮ブリッツェンは窪木選手(BSサイクリング)の番手に鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が入って鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)を発射しましたが、さらに後方から勢い良くスプリントを開始したフェルナンデス選手(マトリックスパワータグ)にの上手いライン取りでコースを狭められてしまったため、鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)はスプリントが伸びず。結局、そのまま伸びのあるスプリントを見せたフェルナンデス選手(マトリックスパワータグ)が先行していた窪木選手(BSサイクリング)を差し切って優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは鈴木龍選手が3位、岡選手が6位、鈴木譲選手が7位、増田選手が8位。さらに先頭集団で仕事をして遅れた雨澤選手が10位とトップ10に5選手を送り込む強者のレース運びを見せたものの、真の強者となるべき優勝には届かず。悔しさが残る結果でレースを終えました。

清水監督コメント

「今日のレースは昨日以上に厳しい展開に持ち込んで、その中で先頭に数多くの選手を残してすごく良いレースができたのですが、昨日同様に勝てずに悔しいレースとなってしまいました。自分たちから攻撃をして勝ちパターンに持っていく走りはできていましたが、その動きをよく見ていた選手たちに勝利を持っていかれてしまったという印象です。自分たちの勝ちパターンに持ち込みながら勝てなかったことは純粋に力不足だったからだと思いますが、この勝ち方にこだわってやってきたからこそ、ここまでのレース運びができるようになってきたのだとも思います。理想とするレース運びで勝利を収めるまでもう少しというところまで来ていると思いますので、今日の結果をマイナスに捉えずにポジティブに捉えて、次のレースを迎えたいと思います。今日もたくさんの応援、ありがとうございました!」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆リザルト

[第52回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会Day-2 - JPT第6戦 - 132.0km - ]

1位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ ) 3h15m48s 40.44km/h

2位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) st

3位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st

4位 安原大貴 (マトリックスパワータグ) st

5位 入部正太朗 (シマノレーシング) +01s

6位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +01s

7位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +02s

8位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +04s

9位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +49s

10位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +3m27s

15位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +4m23s

26位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +4m24s

50位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +5m55s

出走=124名/完走=54名

◆2018Jプロツアー 個人ランキング

1位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 1,068P

2位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 1,002P

3位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) 840P

4位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) 666P

5位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 522P

6位 入部正太朗 (シマノレーシング) 522P

◆2018Jプロツアー チームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 2,616P

2位 マトリックスパワータグ 1,644P

3位 シマノレーシング 1,536P

4位 チームブリヂストンサイクリング 1,443P

5位 VICTOIRE広島 548P

6位 那須ブラーゼン 537P

ルビーレッドジャージ 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング)
ピュアホワイトジャージ 小山智也 (イナーメ信濃山形)





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[前日に引き続き快晴に恵まれた群馬CSCに選手たちが到着し、準備を始める]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前日より長距離のレースに向けて選手たちが念入りにアップを続ける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[22周回、132kmのレースがスタートする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤のアタック合戦に積極的に対応していく飯野選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[決定的な逃げができず集団のまま心臓破りの坂をクリアしていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前日の雪辱を晴らしたい岡選手が集団前方をキープして次の展開に備える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[残る選手たちも集団前方をキープして次の展開に備える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前日も果敢な逃げを見せた雨澤選手が積極的に攻撃を仕掛ける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[雨澤選手の攻撃で割れた前方集団に宇都宮ブリッツェンの選手はきっちり残る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ブラッシュアップされた前方集団では引き続きアタックの応酬が続く]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[先頭集団から岡選手がアタックを仕掛けてさらに抜け出しを図る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[アタックを仕掛けて先行する岡選手へのジャンプを試みる鈴木龍選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANYJpt6_13
[先頭集団内で鈴木龍選手と岡選手がテクニカルな下りをクリアしていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[後方集団の選手たちがヘアピンコーナーをクリアして前方への追走を試みる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[追走集団で先頭集団に追いついた鈴木譲選手が脚を休ませつつ次の展開に備える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げに選手を送り込んでいないチームがけん引する後ろを陣取る後方集団の3選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[先頭集団から再び抜け出してリードを作ろうとする岡選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[追走の動きをしっかりチェックし、増田選手が常にチームに有利な状況を作り出そうとする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[攻撃を仕掛け続けた雨澤選手が先頭集団から若干遅れるも復帰を狙って粘りの走り]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[先頭集団との状況を確認しようと阿部選手が清水監督を探す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[昨年優勝時と同じく、トリビオ選手が終盤に単独アタックを仕掛けて抜け出す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[トリビオ選手の単独逃げを危険と感じた岡選手が単独で追走に飛び出す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt6_23
[トリビオ選手と岡選手を追走する集団には増田・鈴木譲・鈴木龍の3選手が入る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[人数を残す宇都宮ブリッツェン勢がペースを上げてトリビオ選手とのタイム差を縮める]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[トリビオ選手を捕らえ、ゴールスプリント勝負に鈴木龍選手が挑むも及ばず]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チームメートの働きに結果で応えられず、悔しさを滲ませる鈴木龍選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt6_27
[そんな鈴木龍選手を清水監督と増田選手が労う]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[どこよりも強さを見せながらも勝利に届かなかった結果に清水監督も厳しい表情が崩れなかった]
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[鈴木譲選手と鈴木龍選手がクールダウンしながら最終局面の連携について話し合う]
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[群馬2連戦はともに表彰台を獲得するにとどまった]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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2018JPT第5戦 JBCF 東日本ロードクラシックDay-1

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Jpt5_top02
[上:勝利を託された岡選手がスプリントで先行してフィニッシュに迫る]
[下:フィニッシュ手前で差し切った窪木選手が見事に優勝を飾った]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




4月28日(土)に、2018年のJプロツアー第5戦となる「JBCF東日本ロードクラシックDay-1」が開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
飯野智行
鈴木龍
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志





2018年のJプロツアー第5戦となる「JBCF東日本ロードクラシックDay-1」が、群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットコースで開催され、最終的に10名に絞られた先頭集団のゴールスプリント勝負を制したチームブリヂストンサイクリングの窪木一茂が優勝。今シーズン初勝利を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは最終局面にできた10名の先頭集団に増田・鈴木譲・岡の3選手が残り、岡選手がゴールスプリント勝負で勝利目前まで迫りましたが、最後に窪木選手に差し切られて惜しくも2位。勝利は飾れなかったものの3選手がトップ10に入ってチームランキング首位をしっかりキープしています。

3月17・18日に行われた修善寺での2連戦からおよそ1カ月の期間を空けての開催となった、Jプロツアー第5・6戦となる群馬2連戦。

ここまでの4戦で3勝を挙げ、個人・チームともにランキング首位に立つ宇都宮ブリッツェンは、この2連戦も積極的なレース運びで勝利を重ねていきたいところです。

ですが、このレースからは海外レースを転戦していたキナンサイクリングが参戦。有力チームがさらに1チーム増えたことで、これまでとは異なるレース展開となることも予想されます。

そこで、宇都宮ブリッツェンはスプリント力のある鈴木譲・鈴木龍・小野寺・岡の4選手のうちの誰かと、脚質が異なる増田・阿部・飯野・雨澤の4選手のうちの誰かが入った逃げを作り、その逃げ集団内での勝負に持ち込むことを念頭に、集団スプリントになった際は鈴木龍選手を勝負要員にして、残るメンバーが心臓破りの坂からペースを作り、小野寺選手~岡選手と繋いで鈴木龍選手が勝負に挑むプランでレースに臨みました。

レースがスタートすると、各チームともに様子を伺いながらも攻撃を仕掛け合う展開に。その中から樋口選手(那須ブラーゼン)と小西選手(シエルヴォ奈良)の2名が抜け出し、さらに3名の選手が追走に出る展開となります。

樋口(那須ブラーゼン)

小西(シエルヴォ奈良)

伊藤(東京ヴェントス)

兼松(イナーメ信濃山形)

長塚(弱虫ペダル)

メイン集団

その後、逃げの2名と追走の3名は合流し先頭は5名になりますが、程なくしてメイン集団に吸収され集団はひとつになります。

ひとつになった集団では再び各チームが積極的にアタックを仕掛け合う展開となりますが、決定的な逃げが決まらないまま周回を重ねていく展開となります。

レースが動いたのは、9周回目に入った頃。中田選手(シマノレーシング)が単独アタックを仕掛けて集団から抜け出すと、雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)と堀選手(BSサイクリング)の2名が追走に飛び出してブリッジをかけ、3名の逃げ集団が形成されます。

雨澤(宇都宮ブリッツェン)

中田(シマノレーシング)

堀(BSサイクリング)

メイン集団

その後、レースは協調が取れた3名の逃げ集団と、逃げに選手を送り込んでいないマトリックスパワータグやキナンサイクリングがコントロールするメイン集団という状態のまましばらく進んでいきます。

11周回目に入ると、メイン集団から山本選手(キナンサイクリング)が単独で飛び出して逃げ集団へのブリッジを試みますが、この動きは決まらず。

その後も3名の逃げ集団とメイン集団という状態のままレースが進んでいきますが、そのタイム差は少しずつ縮まっていく展開となり、レースは13周回目に入ります。

するとここで、逃げ集団から中田選手(シマノレーシング)がドロップ。逃げ集団はブラウブリッツェン出身の雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)と堀選手(BSサイクリング)の2名になります。

雨澤(宇都宮ブリッツェン)

堀(BSサイクリング)

メイン集団

14周回目に入ると、逃げ集団から堀選手(BSサイクリング)がドロップ。逃げは雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)単独となります。

雨澤(宇都宮ブリッツェン)

メイン集団

単独で逃げ続ける雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)に対し、活性化したメイン集団がタイム差を縮めようとしますが、なかなかタイム差が縮まらない状態。残り2周回となる16周回目にようやく雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)を吸収して、レースは終盤戦を迎えることになります。

終盤戦に入った段階で振り出しに戻ったレースは、勝利に向けてさらに活性化。その中から増田選手(宇都宮ブリッツェン)と鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)を含む7名の選手が先行します。

増田、鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

湊(シマノレーシング)

窪木(BSサイクリング)

柴田(那須ブラーゼン)

中島、山本(キナンサイクリング)

メイン集団

7名の先頭集団ではさらにアタックの応酬が続く展開に。その中から3名の選手が抜け出し、さらに後方では選手がシャッフルされた追走集団が形成された状態でレースは最終周回を迎えることになります。

増田、鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

中島(キナンサイクリング)

岡(宇都宮ブリッツェン)

入部(シマノレーシング)

窪木(BSサイクリング)

トリビオ、フェルナンデス(マトリックスパワータグ)

岸(那須ブラーゼン)

才田(LEOMOベルマーレ)

山本(キナンサイクリング)

最終周回に入ると、追走集団が先頭の3名をキャッチして先頭は11名に。先頭集団内では激しい駆け引きが繰り返されるものの決定的な動きにはつながらず、レースはこのままゴールスプリント勝負になるかと思われました。

しかし、その隙をついて鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)がアタックを仕掛けて若干先行した状態でバックストレートを通過。逃げ切りを狙いましたが、残り500mでキャッチされて勝負はゴールスプリントへと持ち込まれます。

ゴールスプリントになると、岡選手(宇都宮ブリッツェン)が絶妙なタイミングでスプリントを開始して先頭をキープしたままフィニッシュラインに迫りますが、岡選手(宇都宮ブリッツェン)の番手から飛び出した窪木選手(BSサイクリング)がギリギリのところで差し切り、見事に今シーズン初優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、勝利にあと一歩のところまで迫った岡選手がわずかに及ばず2位と優勝は飾れませんでしたが、先頭集団に残った増田選手が5位、鈴木譲選手が10位とトップ10に3選手がきっちり入り、チームランキング首位をしっかりキープ。さらに岡選手もルビーレッドジャージをきっちり守った状態で、明日のDay-2を迎えることになりました。

清水監督コメント

「今日のレースは、皆んな落ち着いて動きつつ厳しい展開に持ち込んでくれて、すごくいいレースを作ってくれたと思いますが、2位という結果でした。皆んな良くやってくれたと思いますが、最後は窪木選手のスプリントが本当に強かったと思います。岡選手のスプリントも自信がありましたし、100km走った後のスプリントであれば勝機もあると思っていたのですが、窪木選手もきっちり脚を残していて一歩及びませんでした。今日は8名全員がしっかりやってくれたので、明日もこの状態を継続した上で、最後の詰めの部分のクオリティをさらに高めていく必要があると感じています。明日は今日よりも距離が伸びるのでもっと厳しいレースにして勝利を狙いたいと思います。今日も応援ありがとうございました!明日も引き続き、応援よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[第52回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会Day-1 - JPT第5戦 - 102.0km - ]

1位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 2h30m42s 40.6km/h

2位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) st

3位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) st

4位 入部正太朗 (シマノレーシング) st

5位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st

6位 岸崇仁 (那須ブラーゼン) +01s

7位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +01s

8位 中島康晴 (KINAN Cycling Team) +01s

9位 才田直人 (LEOMO Bellmare Racing Team) +01s

10位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +04s

12位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +1m04s

14位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +1m04s

32位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +1m08s

45位 雨沢毅明 (宇都宮ブリッツェン) +1m42s

58位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +6m07s

出走=123名/完走=61名

◆2018Jプロツアー 個人ランキング

1位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 832P

2位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 692P

3位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 428P

4位 黒枝咲哉 (シマノレーシング) 425P

5位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 4404P

6位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) 394P

◆2018Jプロツアー チームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 2,042P

2位 シマノレーシング 1,237P

3位 チームブリヂストンサイクリング 936P

4位 マトリックスパワータグ 858P

5位 VICTOIRE広島 401P

6位 那須ブラーゼン 384P

ルビーレッドジャージ 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン)
ピュアホワイトジャージ 小山貴大 (シマノレーシング)





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[会場に先着していたメカニック陣がバイクの準備を整えて選手を待ち構える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[選手・スタッフ全員で円陣を組んでスタートへと向かう]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ランキング上位選手を先頭に選手たちがスタートラインに整列しスタートを待つ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt5_04
[17周回、102kmのレースのスタートが切られる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt5_05
[怪我の状態を見極めながら阿部選手が序盤のアタック合戦に対応する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt5_06
[移籍後初勝利が欲しい鈴木龍選手が心臓破りの坂を集団内でクリアする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt5_07
[パンクで遅れてしまった雨澤選手を阿部選手が集団へと引き上げるアシストを見せる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt5_08
[ルビーレッドジャージを着る岡選手が相性の良い群馬CSCで積極的な動きを見せる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt5_09
[鈴木龍選手がアタックを仕掛けてリードするも集団に吸収される]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt5_10
[パンクから集団に復帰した雨澤選手のアタックで3名の逃げが形成される]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団は逃げを一旦容認し、若干ペースが落ちる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt5_12
[協調体制の取れた3名の逃げ集団が快調に逃げる展開が続く]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[後方のメイン集団の選手に清水監督から前の逃げの状況とタイム差が伝えられる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げ集団内で1番長い時間先頭を引いて強さを見せる雨澤選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団はコントロールするチームがまだ出ずにスローペースで進む]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[中田選手がドロップし2名となった逃げ集団にペースアップしたメイン集団が迫る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[単独になりながらも粘りの走りで雨澤選手が逃げ続ける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ライバルチームの追撃の動きに飯野選手がしっかりと反応する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[勝負どころをイメージしながら集団内で次の動きに備える岡選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[雨澤選手が吸収され振り出しに戻り、ゴールに向けて態勢を整える宇都宮ブリッツェンの選手たち]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田選手と鈴木譲選手の両ベテランがキナンサイクリングの中島選手と抜け出す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[先行する3選手への追走の動きに岡選手がしっかり反応する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[8名でのゴールスプリント勝負になり、岡選手が先行してスプリントを開始する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt5_24
[岡選手は勝利目前だったが、最後に窪木選手に差し切られて惜しくも2位]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt5_25
[惜しい敗戦に気落ちせずに気持ちを切り替え、翌日のレースを見据えてクールダウンする選手たち]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt5_26
[勝利には届かなかったが、好調を維持する岡選手が表彰台に上がった]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt5_27
[岡選手は第4戦で奪い返したルビーレッドジャージをキープした]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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