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2018/05/02

2018JPT第6戦 JBCF 東日本ロードクラシックDay-2

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[上:追走集団に4人を残した宇都宮ブリッツェンがペースアップを図る]
[下:後方から勢い良く発射したフェルナンデス選手がゴールスプリントを制した]
©️Nobumichi KOMORI/HATRICK COMPANY




4月29日(日)に、2018年のJプロツアー第6戦となる「JBCF東日本ロードクラシックDay-2」が開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
飯野智行
鈴木龍
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志





2018年のJプロツアー第6戦となる「JBCF東日本ロードクラシックDay-2」が、群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットコースで開催され、8名に絞られた先頭集団でのゴールスプリント勝負を制したマトリックスパワータグ のアイラン・フェルナンデス選手が優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、最終局面で8名に絞られた先頭集団に増田・鈴木譲・鈴木龍・岡の4選手が残る有利な展開を手にしましたが、最後のゴールスプリント勝負では細かい連携が噛み合わなかった上に、勝利を託された鈴木龍選手がスプリントの際に優勝したフェルナンデス選手の上手い走り行く手を塞がれてしまいスプリントが伸びず3位。圧倒的に数的有利な状況を生かせなかった悔しい敗戦となりました。

また、チームランキングはこの日もトップ10に5選手が入る走りを見せたことでガッチリ首位をキープしましたが、個人ランキングで首位に立ちルビーレッドジャージを着用していた岡選手はチームブリヂストンサイクリングの窪木一茂選手にジャージを奪われています。

前日のDay-1に引き続き、群馬サイクルスポーツセンターの6kmサーキットコースで開催されることになった東日本ロードクラシックDay-2。

前日のレースは最終的に10名の先頭集団に絞られた中での小集団ゴールスプリント勝負になり、チームブリヂストンサイクリングの窪木一茂選手が優勝。宇都宮ブリッツェンは岡選手がわずかに及ばず2位と悔しい結果になりました。

そんな中で迎えるこの日のレースは、前日から5周回増えた22周回132.0kmで争われ、レースレイティングも最高ランクのAAAA。宇都宮ブリッツェンとしても、前日の雪辱を晴らすことはもちろんのこと、何としても勝利を収めたいところです。

そのため、宇都宮ブリッツェンは前日のDay-1同様にスプリント力のある選手を含む複数の選手が乗る逃げを作り、ゴールに向けた終盤戦から再び厳しい展開に持ち込んで勝利を狙うプランでレースに臨みました。

レースがスタートすると、各チームともにアタックを仕掛け合う展開となりながらも、前日よりも長いレース距離を考慮してか穏やかな立ち上がり。

数名の選手が飛び出しては吸収される状況を繰り返しながら、ひとつの集団のまま3周回目を迎えます。

すると、集団から入部選手(シマノレーシング)がアタックを仕掛けて単独で抜け出す展開に。入部選手(シマノレーシング)としては有力チームの選手の追撃を期待したいところでしたが動く選手がおらず、図らずも単独で逃げる展開となります。

入部(シマノレーシング)

↓  10秒

メイン集団

その後、先頭を泳がされている状態になってしまった入部選手(シマノレーシング)に対してメイン集団から追撃に出る選手がなかなか現れない状況が続きますが、程なくしてメイン集団から樋口選手(那須ブラーゼン)が単独で抜け出して入部選手(シマノレーシング)にブリッジ。先頭は2名となります。

一時は1分程度のリードをメイン集団から奪った2名の逃げでしたが、7周回目に入る頃には集団に吸収されて集団は再びひとつになります。

その後、ひとつになった集団ではアタックの応酬の展開になり活性化したままの状態が続きますが、なかなか決定的な逃げができないまま周回を重ねていき、耐えきれない選手たちが次々にドロップしていく展開に。宇都宮ブリッツェン勢も雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)を中心に積極的に攻撃を仕掛けていく展開となります。

すると、レースも折り返しとなる11周回目に増田選手(宇都宮ブリッツェン)と安原選手(マトリックスパワータグ)の2名が抜け出し、そこに3名の選手が合流して5名の逃げ集団が形成される展開に。12周回目に入るとさらにその後方には8名程度と6名程度の追走集団ができる展開となります。

増田、鈴木龍、岡(宇都宮ブリッツェン)

安原(マトリックスパワータグ)

山本(キナンサイクリング)

雨澤(宇都宮ブリッツェン)

窪木、石橋(BSサイクリング)

木村、小山(シマノレーシング)

トリビオ、フェルナンデス、佐野(マトリックスパワータグ)

鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

入部、横山(シマノレーシング)

間瀬(マトリックスパワータグ)

中西(キナンサイクリング)

吉田(那須ブラーゼン)

メイン集団

13周回目に入ると、先頭集団に8名の追走集団が追い付き、先頭は13名に。さらに14周回目になると6名の追走集団も先頭に追い付き、先頭は19名となります。

増田、鈴木譲、鈴木龍、雨澤、岡(宇都宮ブリッツェン)

入部、木村、横山、小山(シマノレーシング)

窪木、石橋(BSサイクリング)

トリビオ、フェルナンデス、佐野、安原、間瀬(マトリックスパワータグ)

吉田(那須ブラーゼン)

山本、中西(キナンサイクリング)

↓  3分

メイン集団

有力チームの選手がそれぞれ複数人逃げ集団に入ったこともあり、メイン集団は完全にペースダウン。19名の先頭集団が逃げ切る可能性がグッと高まる状況となります。

一方、有力チームの選手が複数人ずつ入った19名の先頭集団では、さらにセレクションのアタックが断続的にかかる展開。数名の選手が飛び出しては吸収される状況を繰り返し、各チーム・選手ともに少しずつ消耗していくサバイバルな展開となります。

セレクションのアタックの応酬が続く先頭集団からは、18周回目に入る段階で木村選手(シマノレーシング)と横山選手(シマノレーシング)、吉田選手(那須ブラーゼン)がドロップ。その後も選手がドロップしていき、19周回目に入る段階で先頭は11名にまで絞られる展開となります。

増田、鈴木譲、鈴木龍、雨澤、岡(宇都宮ブリッツェン)

入部(シマノレーシング)

窪木、石橋(BSサイクリング)

トリビオ、フェルナンデス、安原(マトリックスパワータグ)

メイン集団

するとここで、昨年の同レースで独走優勝を飾っているとリビオ選手(マトリックスパワータグ)がアタック!先頭集団から単独で抜け出して昨年の再現を狙おうと独走を開始します。

この動きに、残る集団のメンバーからは岡選手(宇都宮ブリッツェン)が反応。単独で追走に出ますが、ここまでに脚を使っていたこともありとリビオ選手(マトリックスパワータグ)にタイム差を広げられてしまう展開でレースは残り3周回となる20周回目を迎えます。

トリビオ(マトリックスパワータグ)

↓  20秒

岡(宇都宮ブリッツェン)

↓  30秒

増田、鈴木譲、鈴木龍(宇都宮ブリッツェン)

入部(シマノレーシング)

窪木(BSサイクリング)

フェルナンデス、安原(マトリックスパワータグ)

トリビオ選手(マトリックスパワータグ)に対して決死の追走を見せた岡選手(宇都宮ブリッツェン)でしたが、非情にもタイム差は縮まらず。その後方の追走集団に戻って体制を立て直さざるを得ない状況となります。

快調に先頭を独走するとリビオ選手(マトリックスパワータグ)に対し、残り2周回となる21周回目に入ると追走集団も増田選手(宇都宮ブリッツェン)と鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)を中心に宇都宮ブリッツェン勢がペースアップを開始。最終周回となる22周回目の終盤にトリビオ選手(マトリックスパワータグ)を吸収して最終局面を迎えることになります。

最終局面に入った先頭集団は、最後の心臓破りの坂でふたつに割れ、先頭は鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)、岡選手(宇都宮ブリッツェン)、入部選手(シマノレーシング)、窪木選手(BSサイクリング)、フェルナンデス選手(マトリックスパワータグ)の5人に。バックストレートに入るとその中から入部選手(シマノレーシング)がアタックして抜け出しを図ろうとしますが、残る選手たちも食らいついていきます。

勝負はこのまま5名でのスプリント勝負になるかと思われましたが、ホームストレートに入る段階になると、心臓破りの坂で離されていた選手3名が先頭に復帰してきて、8名に。

すると、復帰してきた勢いそのままに増田選手(宇都宮ブリッツェン)がスプリントを開始。その後方には同じく復帰してきた安原選手(マトリックスパワータグ)が続き、さらにその後方に窪木選手(BSサイクリング)が続く状況となります。

宇都宮ブリッツェンは窪木選手(BSサイクリング)の番手に鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が入って鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)を発射しましたが、さらに後方から勢い良くスプリントを開始したフェルナンデス選手(マトリックスパワータグ)にの上手いライン取りでコースを狭められてしまったため、鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)はスプリントが伸びず。結局、そのまま伸びのあるスプリントを見せたフェルナンデス選手(マトリックスパワータグ)が先行していた窪木選手(BSサイクリング)を差し切って優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは鈴木龍選手が3位、岡選手が6位、鈴木譲選手が7位、増田選手が8位。さらに先頭集団で仕事をして遅れた雨澤選手が10位とトップ10に5選手を送り込む強者のレース運びを見せたものの、真の強者となるべき優勝には届かず。悔しさが残る結果でレースを終えました。

清水監督コメント

「今日のレースは昨日以上に厳しい展開に持ち込んで、その中で先頭に数多くの選手を残してすごく良いレースができたのですが、昨日同様に勝てずに悔しいレースとなってしまいました。自分たちから攻撃をして勝ちパターンに持っていく走りはできていましたが、その動きをよく見ていた選手たちに勝利を持っていかれてしまったという印象です。自分たちの勝ちパターンに持ち込みながら勝てなかったことは純粋に力不足だったからだと思いますが、この勝ち方にこだわってやってきたからこそ、ここまでのレース運びができるようになってきたのだとも思います。理想とするレース運びで勝利を収めるまでもう少しというところまで来ていると思いますので、今日の結果をマイナスに捉えずにポジティブに捉えて、次のレースを迎えたいと思います。今日もたくさんの応援、ありがとうございました!」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆リザルト

[第52回JBCF東日本ロードクラシック群馬大会Day-2 - JPT第6戦 - 132.0km - ]

1位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ ) 3h15m48s 40.44km/h

2位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) st

3位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st

4位 安原大貴 (マトリックスパワータグ) st

5位 入部正太朗 (シマノレーシング) +01s

6位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +01s

7位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +02s

8位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +04s

9位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +49s

10位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +3m27s

15位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +4m23s

26位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +4m24s

50位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +5m55s

出走=124名/完走=54名

◆2018Jプロツアー 個人ランキング

1位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 1,068P

2位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 1,002P

3位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) 840P

4位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) 666P

5位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 522P

6位 入部正太朗 (シマノレーシング) 522P

◆2018Jプロツアー チームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 2,616P

2位 マトリックスパワータグ 1,644P

3位 シマノレーシング 1,536P

4位 チームブリヂストンサイクリング 1,443P

5位 VICTOIRE広島 548P

6位 那須ブラーゼン 537P

ルビーレッドジャージ 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング)
ピュアホワイトジャージ 小山智也 (イナーメ信濃山形)





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[前日に引き続き快晴に恵まれた群馬CSCに選手たちが到着し、準備を始める]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前日より長距離のレースに向けて選手たちが念入りにアップを続ける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[22周回、132kmのレースがスタートする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤のアタック合戦に積極的に対応していく飯野選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[決定的な逃げができず集団のまま心臓破りの坂をクリアしていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前日の雪辱を晴らしたい岡選手が集団前方をキープして次の展開に備える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[残る選手たちも集団前方をキープして次の展開に備える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前日も果敢な逃げを見せた雨澤選手が積極的に攻撃を仕掛ける]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[雨澤選手の攻撃で割れた前方集団に宇都宮ブリッツェンの選手はきっちり残る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ブラッシュアップされた前方集団では引き続きアタックの応酬が続く]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[先頭集団から岡選手がアタックを仕掛けてさらに抜け出しを図る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[アタックを仕掛けて先行する岡選手へのジャンプを試みる鈴木龍選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANYJpt6_13
[先頭集団内で鈴木龍選手と岡選手がテクニカルな下りをクリアしていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[後方集団の選手たちがヘアピンコーナーをクリアして前方への追走を試みる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[追走集団で先頭集団に追いついた鈴木譲選手が脚を休ませつつ次の展開に備える]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げに選手を送り込んでいないチームがけん引する後ろを陣取る後方集団の3選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[先頭集団から再び抜け出してリードを作ろうとする岡選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[追走の動きをしっかりチェックし、増田選手が常にチームに有利な状況を作り出そうとする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[攻撃を仕掛け続けた雨澤選手が先頭集団から若干遅れるも復帰を狙って粘りの走り]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[先頭集団との状況を確認しようと阿部選手が清水監督を探す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[昨年優勝時と同じく、トリビオ選手が終盤に単独アタックを仕掛けて抜け出す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[トリビオ選手の単独逃げを危険と感じた岡選手が単独で追走に飛び出す]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[トリビオ選手と岡選手を追走する集団には増田・鈴木譲・鈴木龍の3選手が入る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[人数を残す宇都宮ブリッツェン勢がペースを上げてトリビオ選手とのタイム差を縮める]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[トリビオ選手を捕らえ、ゴールスプリント勝負に鈴木龍選手が挑むも及ばず]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[チームメートの働きに結果で応えられず、悔しさを滲ませる鈴木龍選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[そんな鈴木龍選手を清水監督と増田選手が労う]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[どこよりも強さを見せながらも勝利に届かなかった結果に清水監督も厳しい表情が崩れなかった]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木譲選手と鈴木龍選手がクールダウンしながら最終局面の連携について話し合う]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[群馬2連戦はともに表彰台を獲得するにとどまった]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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