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2018/05/16

2018JPT第7戦 JBCF 宇都宮クリテリウム

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[上:チームメートの完璧なアシストから発射された小野寺玲が新オノデライダーポーズでフィニッシュ]
[下:宇都宮ブリッツェンにとって2016年以来となる宇都宮クリテリウムでの勝利となった]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




5月12日(土)に、2018年のJプロツアー第7戦となる「JBCF宇都宮クリテリウム」が開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
鈴木龍
小野寺玲
岡篤志





2018年のJプロツアー第7戦となる「JBCF宇都宮クリテリウム」が、栃木県宇都宮市の清原工業団地内に設定された1周3.0kmの特設周回コースで開催され、ゴールスプリント勝負を制した宇都宮ブリッツェンの小野寺玲選手が優勝を飾りました!

また、このレースでも宇都宮ブリッツェンはトップ10に3選手をきっちりと送り込み、チームランキング首位もガッチリキープしています。

Jプロツアー第5戦・第6戦となった群馬CSCでの2連戦からゴールデンウィークを挟んでの開催となった、宇都宮での第7戦・第8戦の2連戦。第7戦は栃木県宇都宮市の清原工業団地での宇都宮クリテリウムになります。

今年で5回目の開催を迎える同レースですが、5月での開催は初。加えて今年から予選が廃止され、第4戦終了時点のチームランキング10位以内が最大6名出走、11位以下が最大5名出走と、レギュレーションにも変更が加えられての開催となります。

この、チームの地元で開催されるホームレースに臨む宇都宮ブリッツェンは、増田・鈴木譲・阿部・鈴木龍・小野寺・岡の6名をメンバーに選出。

小野寺選手をエースに据えてゴールスプリント勝負に持ち込むプランを選択し、序盤から中盤の危険なアタックに対しては増田・鈴木譲・岡の3名が中心となって対応。ゴールスプリントに向けては増田・鈴木譲・岡の3名が繋いで180度コーナーまで先頭をキープし、そこからは阿部・鈴木龍・小野寺の3名で連携して勝利を目指すことになります。

レースがスタートすると早速、各チームによる激しいアタック合戦が繰り広げられる展開となります。

するとその中から岸選手(那須ブラーゼン)と小渡選手(シエルヴォ奈良)の2名が先陣を切って飛び出し、さらに入部選手(シマノレーシング)と山本大喜選手(キナンサイクリング)が追走に出ますが、程なくして集団が吸収。その後も次々に選手がアタックを仕掛けて飛び出しては集団に吸収される展開が続きます。

4周回目に入る頃になると、集団から中田選手(シマノレーシング)と柴田選手(那須ブラーゼン)の2名がアタック。後方からは2名の選手がブリッジに成功し、4名の逃げ集団が形成されます。

中田(シマノレーシング)

白川(ヴィクトワール広島)

柴田(那須ブラーゼン)

山本大(キナンサイクリング)

メイン集団

メイン集団はこの4名の逃げ集団を一旦容認。タイム差は30秒程度にまで開きます。

7周回目になると、逃げ集団からは柴田選手(那須ブラーゼン)がドロップし、逃げ集団は3名に。それでも快調に逃げる展開が続きます。

その後、レースは折り返しとなる10周回を過ぎても3名の逃げ集団とメイン集団という状況は変わらず。その間にタイム差は着々と広がり、12周回目を迎える頃になると、その差は50秒以上にまで広がります。

この状況を受け、メイン集団ではようやく逃げに選手を送り込んでいない有力チームの宇都宮ブリッツェンとマトリックスパワータグが選手を出し合ってコントロールを開始。少しずつタイム差を縮めていく展開となります。

レースも最後のスプリントポイント賞大賞周回となる15周回目を過ぎると、逃げ集団からは白川選手(ヴィクトワール広島)がドロップ。さらに2名になった逃げ集団から山本大喜選手(キナンサイクリング)がペースを上げて飛び出し、単独で先行する展開となります。

一方のメイン集団は、宇都宮ブリッツェンとマトリックスパワータグが選手を出し合ってコントロールを続ける状況。

増田選手(宇都宮ブリッツェン)と佐野選手(マトリックスパワータグ)という個人タイムトライアルに優れるベテラン2選手がその経験と実力を発揮して、逃げからドロップした白川選手(ヴィクトワール広島)と中田選手(シマノレーシング)を次々に吸収。山本大喜選手(キナンサイクリング)も確実に射程に捉えた状態でレースは終盤戦へと向かっていきます。

レースも残り3周回となる18周回目に入る頃になると、単独で逃げ続ける山本大喜選手(キナンサイクリング)の吸収はほぼ確実な状況に。

すると、メイン集団内では宇都宮ブリッツェン、マトリックスパワータグ、シマノレーシング、キナンサイクリングなどの有力チームを中心にゴールスプリント勝負に向けた激しい位置取り争いが勃発します。

有力チーム勢を中心に位置取り争いが激化するレースは、ついに最終周回へ。

最終周回に入るとすぐ、集団はここまで単独で逃げ続けた山本大喜選手(キナンサイクリング)を吸収し、有力チーム勢が隊列を組んで先頭の奪い合いをする展開へ。

増田選手(宇都宮ブリッツェン)から鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)、岡選手(宇都宮ブリッツェン)と繋いだ宇都宮ブリッツェンは、180度コーナーを先頭で立ち上がると、そのまま90度コーナーもクリア。

ここで予定通りに阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が先頭に立ち、鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)と小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)を引き連れてさらにペースを上げていきます。

阿部選手(宇都宮ブリッツェン)の後を受けた鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)もペースを落とすことなくきっちりと引き切り、先頭で最終コーナーをクリア。万全の状態で小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)を発射することに成功します。

チームメートの抜群のアシストを受けて万全の状態からスプリントを開始した小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)は、圧倒的な加速でライバルにつけいる隙を与えずにそのままフィニッシュ。チームとしては今シーズン4勝目、小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)にとっては嬉しい今シーズン初勝利を飾りました!

清水監督コメント

「地元開催のレースで思い描いた通りの優勝ができて、本当に良かったです。宇都宮クリテリウムでは過去に鈴木譲選手が勝ってくれていますが、ここまで会心の勝利を皆さんの前でお見せすることができて良かったです。今日は小野寺選手でのゴールスプリント勝負を第一目標に、序盤から全員が落ち着いてレースを進めてくれて、自分も安心して見ていることができましたし、残り1周の動きも昨日にミーティングで話し合った通りに一人ひとりが仕事を全うしてくれたことが優勝という結果に繋がったと思いますので、完全にチームの勝利だったと思います。今日のレースを見る限り各選手ともにコンディションも良いので、明日のレースも優勝を狙っていきたいと思います。明日のレースは序盤から各チームともに動いてくると思いますし、目が離せないレースになると予想していますので、引き続き応援よろしくお願いします!」

小野寺選手コメント

「地元開催のレース、たくさんの赤い声援の中、ファン・サポーターの方たちが待つゴールで最高の勝利を挙げられて最高に嬉しいです。今日のレース、自分はチームメートから最後の200mまで何もしなくていいと言われていたので、チームメートのその言葉を信じて最後のスプリントに集中していました。そんなチームメートの働きに応える勝利を挙げられてひと安心という感じです。明日のレースは、展開次第ではチームの誰にでも勝利の可能性があります。自分がアシストするような場面ではきっちりアシストしたいと思いますし、勝利を託されたとしたら今日と同じように必死にもがくだけだと思っています。今日はゴール前で本当にたくさんのファン・サポーターの皆さんが待ち構えていてくれてありがとうございました!とても気持ちいいゴールでした!ありがとうございました!」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[第5回JBCF宇都宮クリテリウム - JPT第7戦 - P1 60.0km - ]

1位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 1h21m50s  43.98km/h

2位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) st

3位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st

4位 中島康晴 (KINAN Cycling Team) st

5位 黒枝咲哉 (シマノレーシング) +01s

6位 横山航太 (シマノレーシング) +01s

7位 雨乞竜己 (KINAN Cycling Team) +02s

8位 小山智也 (イナーメ信濃山形) +02s

9位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +02s

10位 蠣崎優仁 (EQADS) +03s

17位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +08s

42位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +36s

55位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +51s

出走=104名/完走=88名

◆2018Jプロツアー 個人ランキング

1位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 1,068P

2位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 1,038P

3位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) 915P

4位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) 731P

5位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 620P

6位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 531P

◆2018Jプロツアー チームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 2,817P

2位 マトリックスパワータグ 1,755P

3位 シマノレーシング 1,640P

4位 チームブリヂストンサイクリング 1,470P

5位 VICTOIRE広島 593P

6位 那須ブラーゼン 582P

ルビーレッドジャージ 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング)
ピュアホワイトジャージ 小山智也 (イナーメ信濃山形)



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[会場入りしてすぐにステージに上がりインタビューに応じる選手たち]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタートに向けてウォーミングアップで戦闘モードにスイッチを入れていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[選手・スタッフが必勝を期して円陣を組む]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ランキング上位選手を先頭に選手たちがスタートラインに整列する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタートを前に鈴木龍選手と岡選手があらためてプランを確認し合う]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[快晴の中、レースがスタートする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団が180度コーナーをクリアしていく]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[序盤のアタック合戦で増田選手が率先してチェックに入る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[初めてホームチームの選手として大声援を受ける鈴木龍選手も積極的な動きを見せる]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[最終局面で重要な役回りを任される阿部選手が集団前方でポジションをキープする]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[エースを任される小野寺選手は集団内で脚を温存する走り]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田選手がイニシアチブを握るメイン集団が清原球場を背に走る]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[鈴木譲選手と阿部選手、2人のベテラン選手が集団内で存在感を放つ]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田選手が集団先頭でペースを上げて逃げ集団を追撃する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ゴールスプリントが濃厚となる中、しっかりと集団前方で隊列を組み始める選手たち]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[しっかりとエースの小野寺選手を守りながら集団先頭をキープする時間が続く]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[最終周回に入り、集団先頭はカオスな状態になりながら山本選手を吸収する]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt7_18
[鈴木龍選手のリードアウトから発射された小野寺選手が先頭でフィニッシュに飛び込む!]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[オノデライダーポーズを決めて声援を送ってくれたファンとの記念写真に応じる小野寺選手]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt7_20
[全員がきっちり役割を果たしての会心の勝利に、清水監督も笑顔で選手たちを労う]
©️Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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