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2018年2月

2018/02/28

2018JPT第2戦 JBCF おきなわサイクルロードレースDay-2

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[上:残り1周を独走で逃げ切った鈴木譲選手が2016年以来となる優勝を飾った]
[下:チーム力の高さをきっちり見せつけて開幕2連勝を達成した]
©Nobumichi KOMORI/HATRICK COMPANY




2月25日(日)に、2018年のJプロツアー第2戦となる「JBCFおきなわサイクルロードレースDay-2」が開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
飯野智行
鈴木龍
馬渡伸弥
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志





2018年のJプロツアー第2戦となる「JBCFおきなわサイクルロードレースDay-2」が、沖縄県金武町の金武ダムと県道104号線を周回する14.2kmの特設周回コースで開催され、最終周回に単独で抜け出すことに成功した宇都宮ブリッツェンの鈴木譲がそのまま逃げ切り独走優勝。宇都宮ブリッツェンは沖縄県での開幕2連戦を連勝で締めくくりました!

また、ルビーレッドジャージ はチームブリヂストンサイクリングの窪木一茂に譲ったものの、チームランキングではガッチリ首位をキープしています。

前日の開幕戦に続き、沖縄県金武町の金武ダムを舞台に開催されることになった第2戦。しかし、距離は前日の50.4kmから倍の105.0kmに伸びたこともあり、前日とは異なるレース展開になることが予想されます。

開幕戦で岡選手と小野寺選手がワンツーフィニッシュを達成した宇都宮ブリッツェンも、第2戦ではその戦力の厚さを見せつけるような異なるレースプランを選択することに。スプリント力のある岡選手と鈴木龍選手を含む逃げに複数の選手が入り、さらに後方からは次々と選手がブリッジをかけて数的有利な状況を作り出して勝利を狙うプランでレースに挑みました。

ニュートラル区間を終えてリアルスタートが切られたレースは、序盤から激しいアタック合戦が繰り広げられる展開となります。

各チームともに積極的にアタックを仕掛けていく状況の中、宇都宮ブリッツェン勢は危険なアタックを見逃さずにしっかりチェック。その後もアタックは頻発するものの決定的な逃げが形成されない状態のまま周回を重ねていく展開となります。

レースも4周回目を終えようかという段階になると予報通りに雨が降り出し、5周回目にはさらに雨足が次第に強くなっていく状況に。それでも、その状況をものともしない選手たちが積極的にアタックを仕掛け合う展開が続きます。

7周回目になると、岡選手(宇都宮ブリッツェン)と増田選手(宇都宮ブリッツェン)、馬渡選手(宇都宮ブリッツェン)を含む数名の選手が抜け出す展開となりますが、ルビーレッドジャージを含む危険な逃げと判断した集団に吸収されます。

すると、雨足が少し弱まった9周回目に入るタイミングで15名程度の選手が集団から飛び出し、最終的に10名の逃げ集団が形成される展開となります。

増田、飯野(宇都宮ブリッツェン)

入部、横山(シマノレーシング)

石橋(BSサイクリング)

白川(ヴィクトワール広島)

吉田(那須ブラーゼン)

安田(シエルヴォ奈良)

ボシス(東京ヴェントス)

水野(エルドラード)

25

メイン集団

10名の逃げ集団は、10周回目に入るとメイン集団とのタイム差を拡大。その差は145秒となります。

増田、飯野(宇都宮ブリッツェン)

入部、横山(シマノレーシング)

石橋(BSサイクリング)

白川(ヴィクトワール広島)

吉田(那須ブラーゼン)

安田(シエルヴォ奈良)

ボシス(東京ヴェントス)

水野(エルドラード)

145

メイン集団

一方のメイン集団は、逃げに入部選手(シマノレーシング)と横山選手(シマノレーシング)の勝ちを狙える2名を送り込んでいるシマノレーシング勢が中心となってペースをコントロールする展開に。そのため集団のペースはガクッと落ち、11周回目の段階で225秒にまでタイム差が開く展開となります。

すると、逃げに2名の選手を送り込んではいるものの勝機をさらに高めたい考えの宇都宮ブリッツェンと、石橋選手(BSサイクリング)1名のみを逃げに送り込んでいるブリヂストンサイクリングの思惑が一致し、シマノレーシング勢と入れ替わるように選手を出し合って集団コントロールを開始してペースを上げ始める展開となります。

宇都宮ブリッツェンとブリヂストンサイクリングがコントロールを開始したメイン集団は一気にペースが上がり、逃げ集団とのタイム差が少しずつ縮まっていく展開に。15周回目の段階で30秒を切るところまでタイム差を縮めることに成功し、逃げ集団を吸収するのも時間の問題という状況になります。

すると、逃げ集団の中で冷静に戦況を見ていた増田選手(宇都宮ブリッツェン)がライバルチームに少しでも脚を使わせて味方に有利な状況を作り出そうと渾身のアタックを仕掛けて逃げ集団を崩壊させ、追いすがる逃げ集団の選手たちを引きちぎって単独で逃げる展開を作り出します。

増田(宇都宮ブリッツェン)

崩壊した逃げ集団の選手たち

メイン集団

単独で逃げる増田選手(宇都宮ブリッツェン)6分~6分台前半のタイムを刻んで快調に周回を重ねていくのに対し、メイン集団はブリヂストンサイクリングが先頭に立ってペースを上げ、逃げ続ける増田選手(宇都宮ブリッツェン)を追いかける展開となります。

単独逃げの増田選手(宇都宮ブリッツェン)とブリヂストンサイクリングの追いかけっこはチームで追走するブリヂストンサイクリングに分があるかと思われましたが、ブリヂストンサイクリングのアシスト陣が1名、また1名と脚を使い果たしても増田選手(宇都宮ブリッツェン)を捕らえることはできず。おそらくエースを担うことになっているであろう窪木選手(ブリヂストンサイクリング)自らが集団のペースアップに加わらずを得ず、ブリヂストンサイクリングのコントロールがほぼ崩壊してしまいます。

ブリヂストンサイクリングのコントロールが崩壊したメイン集団では、続いてシマノレーシング勢が集団先頭に立ってコントロールを開始。それでも、単独で逃げ続ける増田選手(宇都宮ブリッツェン)とのタイム差は少しずつ縮まれども届かずという状態が続きます。

結局、シマノレーシングがコントロールするメイン集団が増田選手(宇都宮ブリッツェン)を捕らえたのは、レースも残り3周回となる23周回目。増田選手(宇都宮ブリッツェン)が狙っていた通りにライバルチーム勢の脚を使わせることに成功して、レースは終盤戦を迎えることになります。

増田選手(宇都宮ブリッツェン)を吸収したメイン集団では、その増田選手(宇都宮ブリッツェン)の単独逃げで脚を温存できた残る選手たちが攻撃を開始。雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)を中心に集団にダメージを与え続ける展開となります。

残り2周回となる24周回目に入る直前になると、雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)が再び強烈なアタックを仕掛けて単独で抜け出すと、そこに岡選手(宇都宮ブリッツェン)がブリッジをかけて合流。さらに数名の追走の選手が追いついて集団が分断されることになります。

その後、強烈な攻撃を繰り返し続けた雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)が役目を果たして先頭からドロップしたものの、宇都宮ブリッツェンは6名の先頭集団に4名の選手を送り込むことに成功して、レースはついに最終周回を迎えることになります。

鈴木譲、鈴木龍、小野寺、岡(宇都宮ブリッツェン)

窪木(BSサイクリング)

西尾(那須ブラーゼン)

集団

最終周回に入ると、先頭でペースを刻んでいた鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)の後方では若干牽制が入る状況。鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が単独で先行する形となります。

すると、鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)に追走をかけようと考えていた窪木選手(ブリヂストンサイクリング)は、残る宇都宮ブリッツェン3選手の脚がかなり残っていることを感じ取って追走を断念。きっちり2位を確保する方向にシフトしたことで鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)のリードは決定的なものになります。

結局、残り1周回を単独で逃げ切った鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)2位に14秒差をつけて、2016年のJプロツアーおおいたいこいの道クリテリウム以来となる優勝を飾りました!

注目の2位争いは、きっちり2位に照準を絞った窪木選手(ブリヂストンサイクリング)が死守。2戦連続となるワンツーフィニッシュは叶いませんでしたが、それでも、宇都宮ブリッツェンは沖縄県での開幕2連戦で見事に連勝を飾って開幕ダッシュを成功させました!

清水監督コメント

「今日のレースは自分たちから厳しいレースといいますか、前へ前へ行こうということで攻めのレースを選択しました。結果的に2連勝でき、力でレースの流れを取り戻すこともでき、全員がしっかりと動いて最後までしっかりと残るいいレースをできたと思います。ただ、最初の逃げに乗るべき人間が乗れなかったというように、今後に向けてはいくつか反省点もありました。それをしっかり修正できたということは評価できることですが、欲を言えば2位争いの部分で人数をそろえていただけに、貪欲に勝利を狙っていきたかったところです。今日も遠く沖縄にまで応援に来てくださった方も多く、遠いにも関わらずホームを感じながらレースを戦えましたし、選手たちもこのままシーズンを通していい走りができると思います。また、宇都宮、本州から応援してくださったファン・サポーターの皆さんもありがとうございました!いい報告ができてホッとしています。引き続き応援、よろしくお願いします!」

鈴木譲選手コメント

2016年の大分いこいの道クリテリウム以来となる優勝でしたが、自分としては実感もなく、最後も勝利を噛みしめる余裕もなくて、取りあえずゴールに辿り着けたという感じです。今日のレースは自分たちとブリヂストンサイクリングでローテーションして、龍と篤志を逃げ集団にブリッジかけられたところが大きなポイントになったと感じています。これで一気に形成が逆転して。単独で逃げる増田選手とそれを追うシマノレーシングという形になって、完璧にウチが完全に有利になったかな、と。逃げ集団のメンバーがあんまり良くないかなと思っていたので、チーム力で形成逆転できたのが大きかったと思います。開幕2連勝は選手それぞれが冬から、愚痴を言いながらも腐らずにコツコツ練習を続けて来たことでチーム力が上がったということだと思いますし、なるべくなった結果だと思っています。ファン・サポーターの皆さんもこういうブリッツェンの姿を待ち望んでいただろうと思いますし、強いブリッツェンが帰って来ましたよと言いたいです。自分たちも腐らずにコツコツと努力を積み重ねて来ましたし、ファン・サポーターの皆さんも腐らずに応援し続けてくださったことがいいスタートにつながったと思います。今年は1年、期待してください!」

TextNobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[第1回JBCFおきなわサイクルロードレース - JPT第2戦 - 105.0km - ]

1位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 2h35m54s 40.40km/h

2位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) +14s

3位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +14s

4位 黒枝咲哉 (シマノレーシング) +14s

5位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) +15s

6位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +15s

7位 小山智也 (イナーメ信濃山形) +15s

8位 西尾勇人 (那須ブラーゼン) +15s

9位 小畑郁 (なるしまフレンドレーシング) +15s

10位 トム・ボシス (東京ヴェントス) +15s

11位 馬渡伸弥 (宇都宮ブリッツェン) +15s

13位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +16s

21位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +17s

24位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +19s

出走=62名/完走=33名

◆2018Jプロツアー 個人ランキング

1位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 348P

2位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 348P

3位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 312P

4位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 258P

5位 黒枝咲哉 (シマノレーシング) 216P

6位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) 216P

◆2018Jプロツアー チームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 1,044P

2位 チームブリヂストンサイクリング 433P

3位 シマノレーシング 432P

4位 VITOIRE広島 252P

5位 東京ヴェントス 198P

6位 那須ブラーゼン 175P

ルビーレッドジャージ 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング)
ピュアホワイトジャージ 小山智也 (イナーメ信濃山形)





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[前日プロ初勝利を挙げた岡選手はじめ、選手たちが会場入りする]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[そんな岡選手にはSWANS提供のルビーレッドカラーのサングラスが用意された]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[雨予報の難しいコンディションでもWAKO'Sのケミカルがバイクを守ってくれる]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[前日とは異なる距離、天候を考慮して増田選手が清水監督をプランを確認し合う]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタート前に最終のプラン確認を自主的に行う選手たち]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ルビーレッドジャージを着用する岡選手がアナウンスされ整列する]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[開幕2連勝に向けたレースの幕が開ける]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ダム湖にかかる橋を集団がハイスピードで通過していく]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[予報通り降り出した雨の中、岡選手と増田選手がアタックを仕掛ける]
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[飯野選手と増田選手を含む10名の逃げ集団が形成される]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[勝てるメンバーを逃げに乗せたシマノレーシングが集団をコントロール]
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[形成を逆転したい宇都宮ブリッツェンとブリヂストンサイクリングがコントロールを開始]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げ集団からアタックを仕掛けた増田選手が追いすがる選手を千切りにかかる]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[メイン集団は変わらず宇都宮ブリッツェンとブリヂストンサイクリングが引く]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[水を得た魚のような走りを見せる増田選手が快調に逃げ続ける]
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[残る逃げ集団の選手たちと走る飯野選手が次の展開に備える]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ペースを上げるメイン集団が逃げ集団とのタイム差を縮め吸収にかかる]
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[雨も上がり日も差してきた中、変わらず快調に逃げ続ける増田選手]
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[シマノレーシングがコントロールする後ろを陣取り次の展開に備える]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[増田選手の逃げがブリヂストンサイクリングとシマノレーシングのアシストを崩壊させた]
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[増田選手が吸収された集団から雨澤選手が強烈なアタックで攻撃を仕掛ける]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt2_22 [波状攻撃で4名の選手が先頭集団に入った状態でレースは最終周回へ]
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[最終周回で抜け出した鈴木譲選手が勝利を確信してジャージのスポンサーをアピールする]
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[昨シーズン、数的不利のチームをまとめ上げた功労者の鈴木譲選手が1年4カ月ぶりに勝利を挙げた]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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2018JPT第1戦 JBCFおきなわサイクルロードレースDay-1

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[上:チームで完璧に支配したレースを岡選手と小野寺選手がワンツーで締めくくった]
[下:待望のプロ初勝利を挙げた岡選手はシーズン最初のルビーレッドジャージ着用者となった]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




2月24日(土)に、2018年のJプロツアー開幕戦となる第1戦「JBCFおきなわサイクルロードレースDay-1」が開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
飯野智行
鈴木龍
馬渡伸弥
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志





2018年のJプロツアー開幕戦となる第1戦「おきなわサイクルロードレース」が、沖縄県金武町の金武ダムと県道104号線を周回する1周4.2kmの特設コースで開催され、終始レースをコントロールした宇都宮ブリッツェンが最後のゴールスプリントでも盤石のレース運びを見せて岡篤志選手が優勝を飾りました!2位には小野寺玲選手が入り、開幕戦でのワンツーフィニッシュを見事に達成しました!

優勝した岡選手は、ツアーリーダーの証であるルビーレッドジャージも獲得しています。

いよいよ開幕の時を迎えた、2018年のJプロツアー。

今年の開幕戦は、ここ数年お馴染みとなっていたら栃木県宇都宮市から場所を変え、日本最南端の県である沖縄県金武町で開催されることになりました。

金武町の金武ダムから県道104号線を経て再び金武ダムに戻る1周4.2kmの特設周回コースは、ダムを過ぎてすぐの急坂やアップダウン区間などはあるものの、基本的には平坦基調に分類されるコースレイアウト。

ただ、道幅もそれほど広くはなく、工事中で片側通行になる区間もあるため、常に集団前方でレースを進めなければ勝負に絡むのは難しいコースでもあります。

記念すべきチーム創設10年目の開幕戦を迎えることになった宇都宮ブリッツェンは、フィニッシュ地点手前からが下り基調になっていることを考慮して、新加入の鈴木龍選手でのゴールスプリント勝負で勝利を狙うプランを選択。レース中盤過ぎからレースのコントロールを開始し、最終局面はスプリント力のある小野寺選手、岡選手、鈴木龍選手でスプリントの態勢を作っていくことを確認してレースに臨みました。

金武町長、そして斧JBCF理事長の挨拶の後にスタートしたレースは、ニュートラル走行を終えてリアルスタートが切られると早速、シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAの2選手がアタックを仕掛けて飛び出す形で幕を開けます。

山本、安田(シエルヴォ奈良)

集団

しかし、程なくしてこの2名の逃げから山本選手(シエルヴォ奈良)がドロップ。入れ替わるように内野選手(東京ヴェントス)が逃げに乗っていく展開となります。

内野(東京ヴェントス)

安田(シエルヴォ奈良)

集団

レースはその後しばらく2名の逃げと集団という展開のままで進んでいきますが、レースも中盤に差しかかる頃になると逃げも吸収され、集団は再びひとつとなります。

ひとつになった集団では、先頭を宇都宮ブリッツェンやシマノレーシング、那須ブラーゼンなど昨シーズンのチームランキングで上位だったチーム勢が固める展開に。散発的にアタックはかかるものの有力チーム勢がコントロールする集団に吸収され、集団はひとつのままでレースは進んでいきます。

レースも折り返しを過ぎて終盤に入っていくと、宇都宮ブリッツェン勢がペースメイクをして集団コントロールを本格化。その後方にシマノレーシング、ブリヂストンサイクリング勢が続く展開となります。

その後、エーススプリンターの下島選手(那須ブラーゼン)が未出走の那須ブラーゼン勢が宇都宮ブリッツェンのコントロールを崩そうとアタックを仕掛ける場面もありましたが、そのアタックは宇都宮ブリッツェン勢がしっかり吸収。レースは宇都宮ブリッツェンがしっかり集団をコントロールした状態のまま残り3周回となる10周回目を迎えることとなります。

するとここで、西尾選手(那須ブラーゼン)が再びアタック。その動きに安田選手(シエルヴォ奈良)が続いて2名の逃げが形成されましたが、この動きも宇都宮ブリッツェンがコントロールする集団がしっかりとキャッチ。レースはゴールスプリントが濃厚なまま最終周回を迎えることとなります。

最終周回に入ると、最後のゴールスプリントに向けて宇都宮ブリッツェン勢が他チームに先頭に並ばれないようにさらなるペースアップを開始。飯野選手(宇都宮ブリッツェン)、馬渡選手(宇都宮ブリッツェン)、雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)、増田選手(宇都宮ブリッツェン)と次々に先頭をけん引していき、最後は鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が先頭を引ききって最終局面を残る3名の選手に託すこととなります。

最終局面を託されることになっていた3名の選手は、小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)がリードアウトして鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)を発射、岡選手(宇都宮ブリッツェン)が最後尾でライバルチームの動きをさばくという役割分担。

しかし、フィニッシュまでが向かい風でけん引の枚数が足りなくなることを考慮した鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)が、最終局面を迎える前に小野寺→岡→鈴木龍の順に並びを変更して万全の状態でゴールスプリント勝負に挑むことに。

ただ、鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)までの選手が出来過ぎなぐらいに先頭をけん引したことで、鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)が発射されるにはフィニッシュまでの距離が少なくなってしまい、当初の鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)の位置で小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)に発射された岡選手(宇都宮ブリッツェン)が先頭でフィニッシュ。

当初のプランとは勝者が異なることにはなりましたが、むしろ人数を余らせた上でのワンツーフィニッシュときっちりチーム力を見せつけて、宇都宮ブリッツェンが2016年以来となるJプロツアー開幕戦勝利を達成しました!

清水監督コメント

「今日のレースは展開さえ良ければワンツースリーも狙えると思っていたのですが、結果は惜しくもワンツーという結果でした。ほぼ予定通りのレース展開で、最後のところで少し予定通りにはいかなかったのですが、ここまで皆んながしっかり仕上げてきてよく走ってくれました。最後は鈴木龍選手で行く予定で岡選手はその後方でということにしていたのですが、ゴール前が向かい風だったので鈴木龍選手が自分の判断で岡選手を前に入れて勝負に向かったのですが、思いのほか選手たちの引きが長く出来たことでゴール前で1枚多く残したままゴールするということになりました。今日の勝利はもう、完全にチームの力だったと思います。明日のレースは距離も伸びるので今日とまったく同じ展開というのは難しいと思いますので、次はもっとアグレッシブな展開も考えてやっていきたいと思います。沖縄まで応援にきてくださった方にはもちろんですが、遠く宇都宮から声援を送ってくださっていたファン・サポーターの皆さんにも優勝の報告ができて良かったです。引き続き頑張りますので、応援よろしくお願いします!」

岡選手コメント

「今日はチーム全員でコントロールして龍選手を最後に発射するという形で、僕はサブエース的な役割でした。もし最後の発射台が足りなくなった時に前に出る、後ろで余った場合は2位に入れるような、もしくは、捲ってしまえるのであれば勝利を狙うということを意識していました。レースはプラン通りにクラブチームの選手2名の逃げを行かせて集団のコントロールを始めて、逃げを潰してからもきっちりチームでコントロールして安定した状態で進んでいました。最終局面を任されていた僕たちはほとんど脚を使うことなくレースを進められていたので、最後の最後までフレッシュな状態で行くことができました。最後はライバルチームも前に上がってきて、その中で若干発射台の枚数が足りなくなりそうだと龍選手が判断して僕を前にいかせるようにしたのですが、結局チームメート皆んなが強くて最後まで誰も前に出さずに最後は玲がラスト100mぐらいまで引いてくれたので、自分はそこから踏めば良いだけでした。龍選手を最後に発射できずにゴールしてしまうことになりましたが、チームとしては人数を余すことができたのは理想的な状態だと思いますし、プランとは異なってしまいましたが良かったと思います。今回はチームのおかげで勝てた勝利なのですが、取り敢えず1勝できてホッとしています。明日は距離が長くなるので誰か一本というプランはではなくていろいろな選択肢を用意できると思うので、その中でしっかりと勝利を挙げられるように頑張ります。ファン・サポーターの皆さんにはやっと勝利の報告ができるので、本当にうれしく思います。今シーズンもまた、応援よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[第1回JBCFおきなわサイクルロードレースDay-1 - JPT第1戦 - 50.4km - ]

1位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 1h12m23s 41.77km/h

2位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) st

3位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) st

4位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st

5位 黒枝咲哉 (シマノレーシング) st

6位 入部正太朗 (シマノレーシング) +01s

7位 秋田拓磨 (シマノレーシング) +01s

8位 樋口峻明 (那須ブラーゼン) +01s

9位 小山智也 (イナーメ信濃山形) +01s

10位 横山航太 (シマノレーシング) +01s

20位 馬渡伸弥 (宇都宮ブリッツェン) +05s

21位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +07s

23位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +23s

27位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +31s

40位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +1m30s

出走=65名/完走=52名

◆2018Jプロツアー 個人ランキング

1位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 200P

2位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 160P

3位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 130P

4位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) 100P

5位 黒枝咲哉 (シマノレーシング) 80P

6位 入部正太朗 (シマノレーシング) 60P

◆2018Jプロツアー チームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 460P

2位 シマノレーシング 190P

3位 チームブリヂストンサイクリング 185P

4位 VICTOIRE広島 100P

5位 那須ブラーゼン 80P

6位 イナーメ信濃山形 80P

ルビーレッドジャージ 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン)
ピュアホワイトジャージ 小山智也 (イナーメ信濃山形)






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[レース前日のチームミーティングでレースプランが話し合われる]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[沖縄でのJプロツアー初開催となった金武ダムには熱心な観戦客が訪れる]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[新加入ながらこの日のエースを任される鈴木龍選手がJBCFオフィシャルのインタビューを受ける]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[今シーズンもグリコパワープロダクションシリーズが選手たちを支える]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ピリついた開幕戦でもアップ中のチームには和やかな空気が流れる]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタートに向けて円陣を組んで気合いを入れる選手たち]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[昨シーズンのランキング上位チームを先頭に選手たちが整列する]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[金武ダム上を集団が通過していく]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[コース唯一の急坂区間をクリアしていく集団]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[エースを任される鈴木龍選手も落ち着いた表情で急坂区間をクリアしていく]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt1_11
[安田選手と内野選手の逃げが形成される]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt1_12
[ブリッジをかけようとする有力選手の飛び出しを増田選手がしっかりチェックする]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt1_13
[勝負を託す選手たちを守るように集団内を走る鈴木譲、飯野、馬渡の3選手]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げを吸収した集団を宇都宮ブリッツェンがコントロールし始める]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レース終盤に入っても安定して集団をコントロールする宇都宮ブリッツェンの選手たち]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt1_16
[散発的に起きるアタックにもしっかり対応してコントロールを継続]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt1_17
[チームとして完璧な集団コントロールを見せてレースは最終周回へ]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt1_18
[プロ初勝利を挙げた岡選手をアマチュアの頃から知る清水監督が祝福する]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[完璧なレース運びで見事に開幕戦ワンツーフィニッシュを飾った]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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2018/02/14

2018柏原シクロクロス

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[上:レース終盤に竹之内選手に追いつき、競り合いながらコーナーをクリアしていく小坂選手]
[下:自身の今シーズン最終戦で、小坂選手はきっちり勝利を飾ってシーズンを締めくくった]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY




2月12日(月・祝)に、「柏原シクロクロス」が初開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手が招待選手としてエントリー。





関西シクロクロスシリーズのポイント対象外レースとして「2018柏原シクロクロス大会」が大阪府柏原市の大和川の河川敷に設定された周回コースで開催され、今シーズンの最終戦としてレースに臨んだ宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光が竹之内悠とのマッチスプリントを制して優勝を飾りました!

ジャパンシクロクロス(JCX)シリーズの最終戦となる第12戦「シクロクロス東京」を終え、自身2年ぶり2度目となるJCXシリーズチャンピオンを手にした小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は宇都宮へは戻らず一路、大阪へ。同級生のライバルである竹之内選手が所属するToyo Frameの招待を受け、柏原シクロクロスへ出場する事になりました。

大阪府柏原市の柏原市役所前を流れる大和川の河川敷に設定されたコースは基本的にオールフラットながら、5連ステップやサンドセクション、マッドセクションとコース状況がコロコロと変わる過酷なレイアウト。吹き付ける強風も手伝って、テクニックとパワーを併せ持った強者にのみ勝利の女神が微笑むコースと言えます。

レースがスタートすると、関西シクロクロスシリーズチャンピオンに輝いた川村選手(スクミズマシンワークス)がホールショットを奪い、その後方に竹之内選手(Toyo Frame)と小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が続く展開で幕を開けます。

しばらくすると、実力では一枚上手の竹之内選手(Toyo Frame)と小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が川村選手(スクミズマシンワークス)をかわして2名の先頭パックを形成する展開となります。

その後、レースは竹之内選手(Toyo Frame)と小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が先頭を奪い合いながら後続を引き離していく状況となり、中盤に差しかかろうかという段階でタイム差は1分以上に開いて勝負は2名に絞られる展開となります。

レースも中盤に差しかかると、5連ステップを担いでクリアする小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)に対して、バニーホップでクリアする竹之内選手(Toyo Frame)が若干のリードを奪い、さらにその後のサンドセクションでもさらにリードを広げる展開となります。

竹之内(Toyo Frame)

↓ 10秒

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

その後、先頭を走る竹之内選手(Toyo Frame)と小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)のタイム差は最大で15秒程度にまで拡大。小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)にとっては非常に厳しい状況となります。

しかし、レースも終盤に差しかかると、それまで快走を見せていた竹之内選手(Toyo Frame)にも疲れの色が見え始め、ほぼ一定のラップタイムを刻んでいた走りに陰りが見られるようになります。

一方、厳しい状況に追い込まれながらも諦めることなく追走を続けていた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は着実に竹之内選手(Toyo Frame)とのタイム差を詰めていく展開となります。

レースも10周回を過ぎ、残り周回数も少なくなっていくに連れて、先頭の竹之内選手(Toyo Frame)と2番手の小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)とのタイム差も徐々に少なっていき、残り2周回の段階になると小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)がついに竹之内選手(Toyo Frame)をキャッチ。先頭は再び2名のパックとなります。

パックとなった先頭の2名は、互いに得意とするセクションで先頭に出て引き離しを試みますがどちらも譲らず、勝負は最終周回へ。

最終周回に入っても、2名の間に決定的な差が生まれることはなく、勝負はゴールスプリントへと持ち込まれる事になります。サイドバイサイドの展開の中から最後は小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が先行してフィニッシュ。見事に優勝を飾りました。

小坂選手コメント

「今日のレースは昨日の疲れもあり、かなりハードなレースでした。ステップをバニーホップで確実にクリアする自信がなかったので、竹之内選手に毎周回そこで離されては追い付くという繰り返しになってしまい中盤大きく離されてしまいましたが、最後までペースは落とさずに踏み続けて何とか追いつくことができ、最後はスプリントで勝つことができました。チャンピオンジャージで初めての優勝だったので、とてもうれしかったです。関西ではありましたが、レース中はたくさんの方に応援していただいたこともうれしかったです。今回のレースをもってシーズンは終了となります。サポート、応援ありがとうございました!来シーズンに向けてまた進化を遂げて、全日本選手権を連覇して世界に挑戦したいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY





◆リザルト

[2018柏原シクロクロス大会 - C1 60m - ]

1位小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) 1h00m11s

2位 竹之内悠 (Toyo Frame) st

3位 川村誠 (スクミズマシンワークス) +2m58s

4位 岡拓也 +4m03s

5位 渡辺佑樹 (team SONIC) +4m08s

6位 中西啓太 (Panasonic) -1Lap

7位 豊田勝徳 (WAKO’S RACING TEAM) -1Lap

8位 久保伸次 (京都岩井商会レーシング) -1Lap

9位 熊本大五郎 (八ヶ岳CYCLOCROSS CLUB) -1Lap

10位 腰山雅大 (All-City Cycles/662CCC) -1Lap
出走=28名/完走=5名


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[レース当日は晴天に恵まれたものの、冷たい風が吹き付けるコンディション]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[小坂選手もしっかりと防寒して試走に臨み、初めて走るコースを確認する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[レース前の合間にはEバイクとシクロクロスバイクが対決するデモンストレーションも行われた]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[選手たちがスタートラインに整列し、スタートの瞬間を待つ]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタートが切られ選手たちが勢いよくコースインする]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[レースは序盤から小坂選手と竹之内選手のマッチレースとなった]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[先頭を争う2名が軽快にシケインをクリアしていく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[5連ステップの処理で小坂選手は竹之内選手にリードを奪われる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[最大で15秒竹之内選手とのタイム差が開くも、諦めることなく追走を続ける小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[平坦なレイアウトのコースながら吹き付ける強風が選手たちを苦しめる]
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[連戦に加えて強風に苦しみながらも集中した表情を崩さずに追走を続ける]
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[コースは柏原市役所の前を流れる大和川の河川敷という好立地に設定された]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[シーズン最終戦を勝利で締めくくるべく追走の脚を緩めない]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[決死の追走が実り竹之内選手を射程に捕らえた]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[再び2名のパックとなった先頭では抜きつ抜かれつの争いが続く]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[最後まで競り合った状況が続き、勝負はゴールスプリントに持ち込まれた]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[竹之内選手とのマッチスプリントを制した小坂選手がシーズン最終戦を勝利で締めくくった]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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JCX第12戦 Cyclocross Tokyo 2018

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[上:先行する竹之内選手を追走し深いサンドセクションを進む小坂選手]
[下:圧巻の走りを見せた竹之内悠が最後のシクロクロス東京の勝者となった]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY




2月11日に、2017-2018年のジャパンシクロクロス(JCX)シリーズ最終戦となる第12戦「シクロクロス東京」が開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手が招待選手としてエントリー。





2017-2018シーズンのジャパンシクロクロスシリーズの最終戦となる第12戦「シクロクロス東京2018」が、東京都港区台場のお台場海浜公園で開催され、中盤過ぎから独走態勢を構築したToyo Frameの竹之内悠が優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手は、レース中盤まで竹之内選手と先頭パックを形成したものの少しずつ引き離され、2位でフィニッシュ。それでも、全12戦で争われるジャパンシクロクロスシリーズのシリーズランキングではトップを守り切り、2年ぶり2回目のシリーズチャンピオンに輝きました!

昨年の10月から始まったジャパンシクロクロス(JCX)シリーズも、ついに最終戦を迎えました。

舞台となったのは、今年で7回目の開催となるシクロクロス東京。多くの観光客が訪れるお台場海浜公園に設定されたコースは最終戦に相応しい会場と言えます。

しかし、そんなシクロクロス東京も2020年の東京五輪のために湾岸エリアが整備されることを受け、今年が最後の大会に。誰が最後の大会の勝者になるのかに注目が集まります。

1週間前にハードコースの世界選手権に出場して帰国した宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂選手は、JCXシリーズチャンピオンをほぼ確定している状態ではありますが、多くの観戦客が訪れる注目度の高いレースでもあり、宇都宮から比較的近く多くのファン・サポーターも数多く応援に駆けつけるということもあり、必勝を期してレースに臨みました。

レースがスタートすると、勢いよくスタートダッシュを決めたのは竹之内選手(Toyo Frame)と前田選手(弱虫ペダル)の2名。小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は若干出遅れてしまい、3番手でサンドセクションへと入っていきます。

サンドセクションを一旦過ぎて林区間を抜け、再び長いサンドセクションに入ると、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は前田選手(弱虫ペダル)をかわして2番手に浮上、その勢いのまま先頭を走る竹之内選手(Toyo Frame)を追走する展開で2周回目へと入っていきます。

2周回目に入ると、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は先頭を走る竹之内選手(Toyo Frame)をキャッチ。先頭は2名のパックとなります。

3周回目に入ると、先頭では小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が若干先行する展開になりますが、4周回目には竹之内選手(Toyo Frame)が追い付き、逆に小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)から若干先行する展開に。ここ数年の日本シクロクロス界をけん引してきた2名が激しいバトルを繰り広げる展開が続くことになります。

しかし、5周回目に入ると長い砂浜のサンドセクションで小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)がラインを外してもたついてしまったのを見逃さずに竹之内選手(Toyo Frame)が引き離して先行する展開となります。

竹之内選手(Toyo Frame)から15秒ほど遅れてしまった小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は何とかその差を埋めようと追走し続けますが、シクロクロス東京のコースを得意とし、なおかつコンディションの良さをうかがわせる力強いペダリングを見せる竹之内選手(Toyo Frame)との差はさらに開いていき、7周回目に入る段階でその差は30秒にまで開いてしまいます。

結局、尻上がりにラップタイムを縮める力強い走りを見せた竹之内選手(Toyo Frame)が、危なげない走りで先頭を守り切って独走優勝。最後となるシクロクロス東京の勝者となりました。

竹之内選手(Toyo Frame)に大差をつけられてしまい、残念ながら2位でフィニッシュとなった小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)ですが、全12戦で争われるJCXシリーズランキングではきっちりトップを守り、自身2年ぶり2度目となるシリーズチャンピオンに輝きました!

小坂選手コメント

「今回は世界選手権の遠征直後のレースということもあり万全の状態ではありませんでしたが、全日本チャンピオンとして、JCX最終戦を優勝してシーズンを締めくくりたいと思っていました。コース自体は昨年よりも砂浜の区間が長くなって、そこをうまく攻略できるかどうかが勝負のポイントになると考えていました。レース序盤は竹之内選手と競り合いながら走っていましたが、自分のミスから先行を許してしまい、その後は焦りからかミスを連発してしまって2位でフィニッシュという結果になりました。レースは勝てませんでしたが、チャンピオンジャージを着てたくさんの応援の中を走ることができてとても嬉しかったですし、レースを楽しめました。宇都宮からも沢山の方が観に来てくださったのでとても力になりました。応援、ありがとうございました!明日のシーズン最終レースも頑張ります!」

Text:Nonbumichi.Komori/HATTRICK COMPANY





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◆リザルト

[Cyclocross Tokyo 2018 - JCX第12戦 - 男子エリート - ]

1位 竹之内悠 (Toyo Frame) 58m13s

2位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) +1m38s

3位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +2m10s

4位 山本幸平 +2m52s

5位 丸山厚 (BOMA/ROND BICYCLE) +5m31s

6位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +5m47s

7位 門田基志 (TEAM GIANT) +6m48s

8位 宮津旭 (PAX PROJECT) +7m11s

9位 小坂正則 (スワコレーシングチーム) -1Lap

10位 江越海玖也 (弱虫ペダルサイクリングチーム) -1Lap
出走=32名/完走=8名




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[男女の招待選手がステージ上で紹介を受ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[招待選手としてインタビューを受ける小坂選手]
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[長くなったサンドセクションを確認しながら小坂選手が試走を続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタート時間に合わせてローラーでアップを開始する小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[この日の東京は気温も上がったため、アップをする小坂選手からは汗が滴る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[招待選手の小坂選手がコールアップされ最前列に整列する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[竹之内選手、前田選手に続く3番手で小坂選手はサンドセクションへと入る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[第1回大会に近い長いサンドセクションを3番手で進む小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[深いサンドセクションを抜群のボディバランスとバイクコントロールでクリアしていく]
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[前田選手をかわして2番手に上がった小坂選手が先頭の竹之内選手に迫る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[先頭パックとなった2名が競り合いながら周回を重ねていく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[近年の国内シクロクロス界をけん引する2名のデッドヒートを大観衆も見守る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[ミスで竹之内選手に引き離された小坂選手が何とか追いつこうと追走を続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[深い砂からのシケインというレイアウトがじわじわと体力を削っていく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[決死の追走を見せるも、竹之内選手とのタイム差が少しずつ広がっていく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[木の根が張り出した林セクションも細心の注意を払いながらクリアしていく]
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[周回遅れの選手をかわすのに苦労しながらも諦めずに先頭を追う]
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[ナショナルチャンピオンに向けて会場からたくさんの声援が飛ぶ]
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[サンドセクションの処理でタイム差が広がっていく展開が続く]
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[挽回するには難しいタイム差となってしまった小坂選手が最終周回に入る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[2位でフィニッシュした小坂選手が観客のハイタッチに応える]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[小坂選手は2年ぶり2度目となるJCXシリーズチャンピオンに輝いた]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[東京五輪に向けて一帯が整備されるため、シクロクロス東京は今回で一旦終了となる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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