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2018/02/28

2018JPT第1戦 JBCFおきなわサイクルロードレースDay-1

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[上:チームで完璧に支配したレースを岡選手と小野寺選手がワンツーで締めくくった]
[下:待望のプロ初勝利を挙げた岡選手はシーズン最初のルビーレッドジャージ着用者となった]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY




2月24日(土)に、2018年のJプロツアー開幕戦となる第1戦「JBCFおきなわサイクルロードレースDay-1」が開催されました。




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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
飯野智行
鈴木龍
馬渡伸弥
雨澤毅明
小野寺玲
岡篤志





2018年のJプロツアー開幕戦となる第1戦「おきなわサイクルロードレース」が、沖縄県金武町の金武ダムと県道104号線を周回する1周4.2kmの特設コースで開催され、終始レースをコントロールした宇都宮ブリッツェンが最後のゴールスプリントでも盤石のレース運びを見せて岡篤志選手が優勝を飾りました!2位には小野寺玲選手が入り、開幕戦でのワンツーフィニッシュを見事に達成しました!

優勝した岡選手は、ツアーリーダーの証であるルビーレッドジャージも獲得しています。

いよいよ開幕の時を迎えた、2018年のJプロツアー。

今年の開幕戦は、ここ数年お馴染みとなっていたら栃木県宇都宮市から場所を変え、日本最南端の県である沖縄県金武町で開催されることになりました。

金武町の金武ダムから県道104号線を経て再び金武ダムに戻る1周4.2kmの特設周回コースは、ダムを過ぎてすぐの急坂やアップダウン区間などはあるものの、基本的には平坦基調に分類されるコースレイアウト。

ただ、道幅もそれほど広くはなく、工事中で片側通行になる区間もあるため、常に集団前方でレースを進めなければ勝負に絡むのは難しいコースでもあります。

記念すべきチーム創設10年目の開幕戦を迎えることになった宇都宮ブリッツェンは、フィニッシュ地点手前からが下り基調になっていることを考慮して、新加入の鈴木龍選手でのゴールスプリント勝負で勝利を狙うプランを選択。レース中盤過ぎからレースのコントロールを開始し、最終局面はスプリント力のある小野寺選手、岡選手、鈴木龍選手でスプリントの態勢を作っていくことを確認してレースに臨みました。

金武町長、そして斧JBCF理事長の挨拶の後にスタートしたレースは、ニュートラル走行を終えてリアルスタートが切られると早速、シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAの2選手がアタックを仕掛けて飛び出す形で幕を開けます。

山本、安田(シエルヴォ奈良)

集団

しかし、程なくしてこの2名の逃げから山本選手(シエルヴォ奈良)がドロップ。入れ替わるように内野選手(東京ヴェントス)が逃げに乗っていく展開となります。

内野(東京ヴェントス)

安田(シエルヴォ奈良)

集団

レースはその後しばらく2名の逃げと集団という展開のままで進んでいきますが、レースも中盤に差しかかる頃になると逃げも吸収され、集団は再びひとつとなります。

ひとつになった集団では、先頭を宇都宮ブリッツェンやシマノレーシング、那須ブラーゼンなど昨シーズンのチームランキングで上位だったチーム勢が固める展開に。散発的にアタックはかかるものの有力チーム勢がコントロールする集団に吸収され、集団はひとつのままでレースは進んでいきます。

レースも折り返しを過ぎて終盤に入っていくと、宇都宮ブリッツェン勢がペースメイクをして集団コントロールを本格化。その後方にシマノレーシング、ブリヂストンサイクリング勢が続く展開となります。

その後、エーススプリンターの下島選手(那須ブラーゼン)が未出走の那須ブラーゼン勢が宇都宮ブリッツェンのコントロールを崩そうとアタックを仕掛ける場面もありましたが、そのアタックは宇都宮ブリッツェン勢がしっかり吸収。レースは宇都宮ブリッツェンがしっかり集団をコントロールした状態のまま残り3周回となる10周回目を迎えることとなります。

するとここで、西尾選手(那須ブラーゼン)が再びアタック。その動きに安田選手(シエルヴォ奈良)が続いて2名の逃げが形成されましたが、この動きも宇都宮ブリッツェンがコントロールする集団がしっかりとキャッチ。レースはゴールスプリントが濃厚なまま最終周回を迎えることとなります。

最終周回に入ると、最後のゴールスプリントに向けて宇都宮ブリッツェン勢が他チームに先頭に並ばれないようにさらなるペースアップを開始。飯野選手(宇都宮ブリッツェン)、馬渡選手(宇都宮ブリッツェン)、雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)、増田選手(宇都宮ブリッツェン)と次々に先頭をけん引していき、最後は鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が先頭を引ききって最終局面を残る3名の選手に託すこととなります。

最終局面を託されることになっていた3名の選手は、小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)がリードアウトして鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)を発射、岡選手(宇都宮ブリッツェン)が最後尾でライバルチームの動きをさばくという役割分担。

しかし、フィニッシュまでが向かい風でけん引の枚数が足りなくなることを考慮した鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)が、最終局面を迎える前に小野寺→岡→鈴木龍の順に並びを変更して万全の状態でゴールスプリント勝負に挑むことに。

ただ、鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)までの選手が出来過ぎなぐらいに先頭をけん引したことで、鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)が発射されるにはフィニッシュまでの距離が少なくなってしまい、当初の鈴木龍選手(宇都宮ブリッツェン)の位置で小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)に発射された岡選手(宇都宮ブリッツェン)が先頭でフィニッシュ。

当初のプランとは勝者が異なることにはなりましたが、むしろ人数を余らせた上でのワンツーフィニッシュときっちりチーム力を見せつけて、宇都宮ブリッツェンが2016年以来となるJプロツアー開幕戦勝利を達成しました!

清水監督コメント

「今日のレースは展開さえ良ければワンツースリーも狙えると思っていたのですが、結果は惜しくもワンツーという結果でした。ほぼ予定通りのレース展開で、最後のところで少し予定通りにはいかなかったのですが、ここまで皆んながしっかり仕上げてきてよく走ってくれました。最後は鈴木龍選手で行く予定で岡選手はその後方でということにしていたのですが、ゴール前が向かい風だったので鈴木龍選手が自分の判断で岡選手を前に入れて勝負に向かったのですが、思いのほか選手たちの引きが長く出来たことでゴール前で1枚多く残したままゴールするということになりました。今日の勝利はもう、完全にチームの力だったと思います。明日のレースは距離も伸びるので今日とまったく同じ展開というのは難しいと思いますので、次はもっとアグレッシブな展開も考えてやっていきたいと思います。沖縄まで応援にきてくださった方にはもちろんですが、遠く宇都宮から声援を送ってくださっていたファン・サポーターの皆さんにも優勝の報告ができて良かったです。引き続き頑張りますので、応援よろしくお願いします!」

岡選手コメント

「今日はチーム全員でコントロールして龍選手を最後に発射するという形で、僕はサブエース的な役割でした。もし最後の発射台が足りなくなった時に前に出る、後ろで余った場合は2位に入れるような、もしくは、捲ってしまえるのであれば勝利を狙うということを意識していました。レースはプラン通りにクラブチームの選手2名の逃げを行かせて集団のコントロールを始めて、逃げを潰してからもきっちりチームでコントロールして安定した状態で進んでいました。最終局面を任されていた僕たちはほとんど脚を使うことなくレースを進められていたので、最後の最後までフレッシュな状態で行くことができました。最後はライバルチームも前に上がってきて、その中で若干発射台の枚数が足りなくなりそうだと龍選手が判断して僕を前にいかせるようにしたのですが、結局チームメート皆んなが強くて最後まで誰も前に出さずに最後は玲がラスト100mぐらいまで引いてくれたので、自分はそこから踏めば良いだけでした。龍選手を最後に発射できずにゴールしてしまうことになりましたが、チームとしては人数を余すことができたのは理想的な状態だと思いますし、プランとは異なってしまいましたが良かったと思います。今回はチームのおかげで勝てた勝利なのですが、取り敢えず1勝できてホッとしています。明日は距離が長くなるので誰か一本というプランはではなくていろいろな選択肢を用意できると思うので、その中でしっかりと勝利を挙げられるように頑張ります。ファン・サポーターの皆さんにはやっと勝利の報告ができるので、本当にうれしく思います。今シーズンもまた、応援よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY





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◆[リザルト

[第1回JBCFおきなわサイクルロードレースDay-1 - JPT第1戦 - 50.4km - ]

1位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 1h12m23s 41.77km/h

2位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) st

3位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) st

4位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) st

5位 黒枝咲哉 (シマノレーシング) st

6位 入部正太朗 (シマノレーシング) +01s

7位 秋田拓磨 (シマノレーシング) +01s

8位 樋口峻明 (那須ブラーゼン) +01s

9位 小山智也 (イナーメ信濃山形) +01s

10位 横山航太 (シマノレーシング) +01s

20位 馬渡伸弥 (宇都宮ブリッツェン) +05s

21位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +07s

23位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +23s

27位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +31s

40位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +1m30s

出走=65名/完走=52名

◆2018Jプロツアー 個人ランキング

1位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 200P

2位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) 160P

3位 窪木一茂 (チームブリヂストンサイクリング) 130P

4位 鈴木龍 (宇都宮ブリッツェン) 100P

5位 黒枝咲哉 (シマノレーシング) 80P

6位 入部正太朗 (シマノレーシング) 60P

◆2018Jプロツアー チームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 460P

2位 シマノレーシング 190P

3位 チームブリヂストンサイクリング 185P

4位 VICTOIRE広島 100P

5位 那須ブラーゼン 80P

6位 イナーメ信濃山形 80P

ルビーレッドジャージ 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン)
ピュアホワイトジャージ 小山智也 (イナーメ信濃山形)






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[レース前日のチームミーティングでレースプランが話し合われる]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[沖縄でのJプロツアー初開催となった金武ダムには熱心な観戦客が訪れる]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[新加入ながらこの日のエースを任される鈴木龍選手がJBCFオフィシャルのインタビューを受ける]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[今シーズンもグリコパワープロダクションシリーズが選手たちを支える]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ピリついた開幕戦でもアップ中のチームには和やかな空気が流れる]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[スタートに向けて円陣を組んで気合いを入れる選手たち]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[昨シーズンのランキング上位チームを先頭に選手たちが整列する]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[金武ダム上を集団が通過していく]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[コース唯一の急坂区間をクリアしていく集団]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[エースを任される鈴木龍選手も落ち着いた表情で急坂区間をクリアしていく]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[安田選手と内野選手の逃げが形成される]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[ブリッジをかけようとする有力選手の飛び出しを増田選手がしっかりチェックする]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[勝負を託す選手たちを守るように集団内を走る鈴木譲、飯野、馬渡の3選手]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[逃げを吸収した集団を宇都宮ブリッツェンがコントロールし始める]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[レース終盤に入っても安定して集団をコントロールする宇都宮ブリッツェンの選手たち]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt1_16
[散発的に起きるアタックにもしっかり対応してコントロールを継続]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
Jpt1_17
[チームとして完璧な集団コントロールを見せてレースは最終周回へ]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[プロ初勝利を挙げた岡選手をアマチュアの頃から知る清水監督が祝福する]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY
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[完璧なレース運びで見事に開幕戦ワンツーフィニッシュを飾った]
©Nobumichi KOMORI/HATTRICK COMPANY

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