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2017/10/11

JCX第1戦 茨城シクロクロス取手ステージ

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[上:力強い走りを見せる小坂選手が独走態勢を築く]
[下:今季国内初戦で勝利を収め、小坂選手は幸先の良いスタートを切った]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY




10月9日(月・祝)に、2017-18年のジャパンシクロクロスシリーズ第1戦「茨城シクロクロス取手ステージ」が開催されました。



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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手がエントリー。





2017-18シーズンのジャパンシクロクロス(JCX)シリーズの開幕戦となる第1戦「茨城シクロクロス取手シリーズ」が、茨城県取手市の小貝川リバーサイドパークに設定された1周2.5kmのハイスピードコースで開催され、終盤の8周回目に単独で抜け出した宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光がその後の3周回を独走して優勝。これから始まるシーズンに弾みをつける勝利を飾りました!

ついに本格シーズンが到来した国内シクロクロスシーズン。その最高峰のシリーズ戦となるJCXシリーズも、いよいよ開幕となります。

開幕戦となる第1戦は、今年からUCI公認レースとなった茨城シクロクロス取手シリーズ。茨城県取手市の小貝川リバーサイドパークに設定された1周2.5kmのコースは、基本的にフラットなレイアウトにくわえてストレートが長く取られていることもあり、ロードレースさながらのハイスピードレースとなることが予想されます。

今レースが国内シクロクロスの初戦となる宇都宮ブリッツェンシクロクロス(CX)チームの小坂選手は、シクロクロスシーズンに至るまでの期間を、これまでのロードレースとは異なりマウンテンバイクに本格参戦して、特にパワー面での強化に取り組んできたこともあり、ロードレースさながらのハイスピードコースで強化したパワーの効果が表れにくいレースには少しばかり不安を感じる部分があります。

また、レース当日は快晴に恵まれて気温も上昇。暑さ対策などすべて面でのマネージメント力も問われるレースとなりました。

スタートの合図とともに全選手が勢い良く飛び出したレースは、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)がポールショットを決めて先頭で第1コーナーをクリアしていく展開で幕が開けます。

その後、1周回目が完了する頃になると、先頭は3名のパックに。その後方に追走3名のパックが形成される展開となります。

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

前田、織田(弱虫ペダル)

中里(Speedvagen)

斎藤(RIDELIFE GIANT)

重田(CUORE)

2周回目が完了する頃になると、先頭と追走のパックが合流し、先頭は6名に。3周回目に入るとさらに後方から丸山(BOMA/ROND)や中村(SNEL)らも合流して、先頭は一時9名のパックとなります。

すると、ハイスピードコースで人数の多いパックのままでレースが進んでいくことを嫌った小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が、パックを崩そうと何度かジャブとなる攻撃を繰り返したことでパックが崩れ、先頭パックは5名にまで人数が絞られて4周回目へと入っていきます。

4周回目に入っても小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が効果的な攻撃を仕掛け続けたことで5名のパックも崩壊。先頭は小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)と前田選手(弱虫ペダル)という2名のパックになって5周回目へと入ります。

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

前田(弱虫ペダル)

中里(Speedvagen)

5周回目に入ると、少し後方を走っていた中里選手(Speedvagen)が先頭2名のパックに合流して一時は3名となりますが、中里選手(Speedvagen)はテクニカルセクションで離されストレートで追い付く苦しい走りを余儀なくされる状況となります。

その後、レースは小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)と前田選手(弱虫ペダル)の先頭2名のパックに、中里選手(Speedvagen)が何とか食らいついていく状況が続きましたが、8周回目に入る頃になると中里選手(Speedvagen)が遅れ始め、勝負は先頭の2名に絞られる展開へとなっていきます。

8周回目に入ると、前田選手(弱虫ペダル)が魅せるジャンプの高さが最初より低くなり、テクニカルセクションでもミスが出るようになった状態を小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は察知。ここを勝負どころととらえてアタックし、一気に前田選手(弱虫ペダル)を突き放して単独で先行する状況を作り出します。

結局、単独で先行して独走を開始した小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は気を緩めることなくその後の3周を走り切り、独走状態をキープしたままフィニッシュ。今シーズン国内シクロクロスの初戦できっちりと勝利を収めて、この後に続くシーズンに弾みをつける結果を手にしました。

小坂選手コメント

「シーズン初戦で勝つということは、これからのシーズンを占う上でもとても重要だと思っていたので、内容よりは勝利にこだわって走ろうと思ってスタートしました。コース的に集団がバラけにくいので、序盤は様子を見て自分のタイミングで独走に持ち込む展開を考えながら走っていました。あまり積極的な選手もいなかったので自分から何度か揺さぶりをかけて人数を絞っていき、最後はしっかり前の選手の動きを見極めて一発でアタックを決めることができました。理想的な展開で勝利することができたので、とても良いレースができたと思います。ただ、シーズンはまだこれからなので、満足することなく頑張っていきたいと思います。今日は沢山の応援、ありがとうございました!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY




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◆[リザルト

[茨城シクロクロス取手シリーズ - JCX第1戦 - UCI-C2 - Elite Men - ]

1位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) 1h01m58s 26.63km/h

2位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +28s

3位 中里仁 (Speedvagen Family Racing) +29s

4位 中村龍太郎 (SNEL CYCLOCROSS TEAM) +1m10s

5位 重田兼吾 (TeamCUORE) +1m12s

6位 國井敏夫 (MilePost BMC Racing) +1m12s

7位 斎藤朋寛 (RIDELIFE GIANT) +1m27s

8位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +2m03s

9位 宮津旭 (PAXPROJECT) +2m16s

10位 門田基志 (TEAM GIANT) +2m20s

出走=86名/完走=30名





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[会場入りして早々に、メカニック陣が小坂選手のバイクを用意して試走に備える]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[変わったレイアウト、路面状態を確認しながら試走をする小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[試走した感触でタイヤの空気圧を上げることをメカニック陣に伝える小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[試走を終えた小坂選手はゼッケンをつけるなどスタートに向けて準備を始める]
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[快晴のために気温も上がり、アップする小坂選手も汗だくに]
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[スタッフ陣と固い握手を交わす、クロスチームスタート前の儀式を終えスタートへ向かう]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[1番目にコールアップされ、声援に応えながら小坂選手がコースイン]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[小坂選手はきっちりポーツショットを決めてレースをスタートさせる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[長い舗装路で敢えてライバルを先行させて様子を伺う余裕を見せる小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[テクニカル区間でではしっかり先頭に立ちレースを支配する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[攻撃をかけ続けてライバルに揺さぶりをかける小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[小坂選手の攻撃によって先頭パックは5名に絞られる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[先頭パックの人数をさらに絞ろうと小坂選手の攻撃が続く]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[小坂選手の攻撃で先頭パックは3名となる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[レースも終盤に差し掛かり前田選手と一騎打ちの状態に]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[前田選手の疲れを見逃さずに小坂選手が勝負に出る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[一発のアタックで前田選手を引き離した小坂選手が独走態勢に入る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[独走状態になっても集中した表情で周回を重ねていく小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[ノートラブル、ノーミスなら勝利は間違いない状態で最終周回へ入る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[今季国内初戦できっちり勝利を収めた小坂選手がガッツポーズを見せる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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