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2017/04/12

第42回チャレンジサイクルロードレース大会

Challenge_top01
Challenge_top02
[上:自身の勝利のために走るレースでしっかり結果を残したい2選手がチャンスを窺う]
[下:ノーマークと言える状況から最後にして唯一のチャンスを生かした横塚が嬉しい勝利を飾った]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


4月9日(日)に、日本自転車競技連盟が主催する「第42回チャレンジサイクルロードレース大会」が開催されました。


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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の3名がエントリー。

飯野智行
馬渡伸弥
岡篤志




国内ロードレースシーズンの本格到来を告げる「チャレンジサイクルロードレース」が、アップダウンの厳しい日本サイクルスポーツセンター5kmサーキットコース(左回り)で開催され、4名に絞られた先頭集団のスプリント勝負を制したLEOMO Bellmare Racing Teamの横塚浩平が優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは4名に絞られた先頭集団に岡選手がきっちり残りましたが、スプリント勝負の末に惜しくも3位。馬渡選手も序盤にできた先頭集団に入れなかったことが響き、その後メイン集団を積極的に牽引するなど懸命の走りを見せましたが8位でレースを終えています。

激しく降っていた雨が少し弱まる中でスタートしたレースは各選手がウェットな路面を考慮してか穏やかな立ち上がりを見せますが、少しずつ宇都宮ブリッツェンやシマノレーシング、那須ブラーゼンなど今レースの有力チーム勢がペースを上げて主導権を握る展開となります。

3周回目に入ると、集団から樋口選手(京都産業大学)が単独アタックを仕掛け、集団から数秒のリードを奪う展開に。

このアタックはすぐに集団に吸収されますが、この動きによって集団は活性化。4周回目に入る頃には6名の先頭集団が形成される展開となります。

岡(宇都宮ブリッツェン)

西村、秋丸(シマノレーシング)

吉岡(那須ブラーゼン)

早川(愛三工業レーシング)

横塚(LEOMO Bellmare)

メイン集団

その後、入部選手(シマノレーシング)が後方から追い付き7名となった先頭集団は有力選手が揃ったこともあり、後方のメイン集団とのタイム差を少しずつ広げていきます。

7周回目に入ると、先頭は後方から追い付いてきた入部選手(シマノレーシング)が遅れ、再び6名に。さらに8周回目には吉岡選手(那須ブラーゼン)がパンクで遅れ、先頭は5名となります。

岡(宇都宮ブリッツェン)

秋丸、西村(シマノレーシング)

早川(愛三工業レーシング)

横塚(LEOMO Bellmare)

↓ 1分

入部(シマノレーシング)

↓ 2分

メイン集団

その後、レースは5名の先頭集団とメイン集団というまましばらく進んでいきますが、残り4周回を迎えようかという段階になると、メイン集団の中からも追走に出る選手たちが出始めます。

岡(宇都宮ブリッツェン)

秋丸、西村(シマノレーシング)

早川(愛三工業レーシング)

横塚( LEOMO Bellmare)

入部(シマノレーシング)

馬渡(宇都宮ブリッツェン)含む追走集団

馬渡選手(宇都宮ブリッツェン)を含む追走集団はペースを上げて先頭集団からドロップした入部選手(シマノレーシング)を吸収しますが、残念ながら5名の先頭集団には届かず。勝負は先頭の5名に絞られることとなります。

最終周回に入ると、先頭の中での最有力選手と言っていい早川選手(愛三工業レーシング)が積極的に攻撃を仕掛けますが、岡選手(宇都宮ブリッツェン)も落ち着いて対応。

一方、2名の選手を先頭に送り込んだシマノレーシング勢は早川選手(愛三工業レーシング)の攻撃に何とか食らいつくものの、消耗が激しいのは明らか。勝負は早川選手(愛三工業レーシング)と岡選手(宇都宮ブリッツェン)の2選手を軸に進んでいきます。

そして迎えた、フィニッシュの秀峰亭へと続く最後の上り。

真っ先に動いた岡選手(宇都宮ブリッツェン)に対して早川選手(愛三工業レーシング)もしっかり反応してフィニッシュへと向かう中、最後のワンチャンスをモノにするように飛び出したのは、ノーマークとも言える横塚選手(LEOMO Bellmare)。レース後に本人も格上と言った選手たちを見事に出し抜いて優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは岡選手(宇都宮ブリッツェン)が勝利を狙って最後の上りスプリント勝負に挑みましたがわずかに及ばず3位。後半に本来の走りを見せた馬渡選手(宇都宮ブリッツェン)は積極的にメイン集団を牽引して先頭5名とのタイム差を縮めたものの届かず8位という結果でレースを終えました。

清水監督コメント

「今日のレースは2名の出場ということで、それぞれ個人の勝ちパターンや走りに任せてレースを走ってもらった結果、優勝できるかなぁという思いもあったのですがなかなか簡単ではありませんでした。まぁ、これも経験かな、と。岡選手は調子が良い中でレースに臨み、自信を持って走りでの勝負を仕掛けたら勝てなかったというパターンだったので、今後勝つためにいい経験になったのではないかと思います。岡選手も簡単には勝てないということを改めて思ったでしょうし、最終局面で自身のコンディションと持ち味の使い方をもう少し考えなければいけないということが分かったと思うので、前向きにとらえていきたいと思います。馬渡選手も序盤は少し苦しそうにしていたんですが後半に立て直して、ペースが上がってきた終盤に上位から落ちてきた選手を食いながらいっていたので、以前よりは確実に走れているのは分かりましたしコンディションが上々で良かったと思います。結果自体は寂しいものになってしまいましたが、それぞれ個人で走るという部分ではいい経験値を積めたのではないかと思います」

Text:Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[第42回チャレンジサイクルロードレース大会 - A-E - 69.0km - ]

1位 横塚浩平 (LEOMO Bellmare Racing Team) 1h58m19s 34.98km/h

2位 早川朋宏 (愛三工業レーシングチーム) +07s

3位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) +10s

4位 秋丸湧哉 (シマノレーシングチーム) +21s

5位 西村大輝 (シマノレーシングチーム) +34s

6位 入部正太朗 (シマノレーシングチーム) 2m59s

7位 秋田拓磨 (シマノレーシングチーム) +3m02s

8位 馬渡伸弥 (宇都宮ブリッツェン) +3m03s

9位 高木三千成 (東京ヴェントス) +3m08s

10位 石原悠希 (順天堂大学) +3m13s

出走=73名/完走=20名



Challenge_01
[天候が思わしくない日本CSCに到着し、早速スタッフ陣がチームピットを準備する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_02
[低い気温とスタート時間を考慮し、しっかりとローラーで体を温める馬渡選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_03
[ここまで好調を維持する岡選手も自身の勝利をイメージしながらアップを続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_04
[雨は弱まったものの完全ウェットの中でのレースに集中した表情を見せる馬渡選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_05
[同年代のシマノレーシング西村選手と談笑しながらスタートの瞬間をまつ岡選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_06
[男子最高峰のエリートカテゴリーがスタートする瞬間が迫る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_07
[岡選手が序盤から集団先頭で積極的な走りを見せる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_08
[馬渡選手も集団前方をきっちりキープして次の展開に備える]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_09
[有力チーム勢の動きにも馬渡選手がしっかり対応していく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_10
[岡選手を含む有力選手がそろった6名の先頭集団が形成される]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_11
[先頭集団に入れなかった馬渡選手も追走の動きに備えてメイン集団前方で戦況を見つめる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[先頭集団内で落ち着いて周回を重ねていく岡選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_13
[協調して集団のペースアップをしてくれる選手を探しながらの走りを続ける馬渡選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[他の選手の脚の残り具合を確認するように周りを見る余裕を見せる岡選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_15
[残り周回も少なくなり、メイン集団も少しずつペースが上がっていく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スリッピーな路面をものともせずに先頭集団がコーナーをクリアしていく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[岡選手が先頭でペースを上げながらレースは最終周回へと入る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_18
[馬渡選手もメイン集団先頭でペースを上げて先を行く先頭集団の吸収を目指す]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_19
[自身にとっての勝ちパターンとも言えるレースだったが3位に終わった岡選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_20
[レース後半で光る走りを見せた馬渡選手は8位でフィニッシュ]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Challenge_21
[清水監督とレースを振り返る岡選手が勝ちレースを逃した悔しさを見せる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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