« Champion System Cyclocross Tokyo 2017 | トップページ | JPT第1戦 JBCF 宇都宮クリテリウム »

2017/03/01

2017東京都ウィンターロードレース大会

Winter_top_01
Winter_top_02
[上:これまでのトレーニングが順調なことを証明する快走を見せる岡選手]
[下:それぞれの選手が現時点の自分の立ち位置を確認し、沖縄でのキャンプで最後の追い込みを行う]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

2月26日(日)に、東京都自転車競技連盟が主催する「東京都ウィンターロードレース大会」が開催されました。

◆大会WEBサイトは[こちら
◆Live!!!ブログレポートは[こちら

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の4名がエントリー。

鈴木譲
飯野智行
馬渡伸弥
岡篤志



東京都自転車競技連盟が主催する「2017東京都ウィンターロードレース大会」が、静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンター5kmサーキットコースで開催され、最高峰のクラスAで宇都宮ブリッツェンの岡篤志選手が優勝。トレーニングレースの意味合いが強いレースとはいえ、チーム移籍初戦で見事に今季初勝利を飾りました!

また、ここまで順調な仕上がりを見せている鈴木譲選手も2位に入り、宇都宮ブリッツェン勢がワンツーフィニッシュを決めています。

2017シーズンのJプロツアー開幕まで、残すところ3週間。

今シーズンのライバルチームのひとつとなるであろうキナンサイクリングチームがツール・ド・フィリピンでジャイ・クロフォード選手が個人総合優勝を飾ったのをはじめ、各チームともに来るべき開幕に向けて各地のレースに出場して準備を進めています。

増田・雨澤・小野寺の3選手が日本代表としてバーレーンで開催されているアジア自転車競技選手権大会に出場中の宇都宮ブリッツェンも、個人調整中の阿部選手を除く4選手がトレーニングレースとして東京都ウィンターロードレース大会に出場することとなりました。

レースがスタートすると、メンバー的に厳しいマークを受けながらも宇都宮ブリッツェン勢が積極的にレースを作っていく動きを見せます。

1周回目の終盤になると、集団から中村選手(イナーメ信濃山形)がチームメートを引き連れてアタック。集団から若干のリードを奪ってコントロールラインを通過し、2周回目へと入っていきます。

2周回目に入ると、鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)と岡選手(宇都宮ブリッツェン)ら数名の選手がブリッジをかけて先行する中村選手(イナーメ信濃山形)らを吸収。レースは振り出しに戻って3周回目へと入ります。

すると、ひとつになった集団から岡選手(宇都宮ブリッツェン)や中村選手(イナーメ信濃山形)ら3名が飛び出し、若干のリードを奪う展開となります。

4周回目に入ると、後方からブリッジをかけてきた鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)や飯野選手(宇都宮ブリッツェン)、才田選手(リオモ・ベルマーレ)ら数名の選手が合流し、先頭は8名となります。

5周回目には、先頭集団の人数が絞られ5名に。宇都宮ブリッツェンは鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)と岡選手(宇都宮ブリッツェン)がその中に入ってレースを進めることとなります。

鈴木譲、岡(宇都宮ブリッツェン)

石原 (順天堂大学)

津田 (EQADS)

など

↓ 8秒

メイン集団

すると、メイン集団から飯野選手(宇都宮ブリッツェン)を含む数名の選手が飛び出して先行する5名の集団に合流。その後集団が何度かシャッフルされた結果、6周回目に先頭は3名となります。

鈴木譲、岡(宇都宮ブリッツェン)

石原(順天堂大学)

↓ 20秒

メイン集団

協調体制がとれた先頭の3名はメイン集団とのタイム差を着実に広げていき、7周回目に入る頃には飯野選手(宇都宮ブリッツェン)を含む15名ほどのメイン集団に1分のタイム差をつける展開となります。

鈴木譲、岡(宇都宮ブリッツェン)

石原(順天堂大学)

↓ 1分

飯野(宇都宮ブリッツェン)含む15名

8周回目になると、先頭の3名とメイン集団とのタイム差は1分30秒にまで拡大。状況的に、優勝争いは先頭の3名に絞られる展開となります。

そのままレースは残り2周回となる9周回目へ。

すると、上り区間で岡選手(宇都宮ブリッツェン)が狙いすましたアタックを決めて飛び出し、そのまま独走態勢に入って最終周回へと入っていきます。

岡(宇都宮ブリッツェン)

↓ 10秒

鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

石原(順天堂大学)

レースはそのまま、独走態勢を守った岡選手(宇都宮ブリッツェン)が移籍初戦で見事に優勝。また、最後に石原選手(順天堂大学)を落ち着いて振り切った鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が2位に入り、順調な仕上がりを見せている2選手が見事にワンツーフィニッシュを決めてレースを終えました。

清水監督コメント

「出走人数が少ない中でしたが、出場した選手たちはそれぞれのコンディションを確認しながらしっかり走ってくれました。上位でゴールした鈴木譲選手と岡選手の二人はこれまでのトレーニングでも見せていた通りの走りをしっかり見せてくれ、開幕戦に向けて順調だと確認できたので、このままコンディションを上げていって欲しいと思います。飯野選手に関してはレース展開もあったと思いますが、力を十分に出しきれずに終わってしまったと思いますので、展開を読む力の部分をしっかりケアしてやっていってもらいたいところです。馬渡選手は大学との兼ね合いで合流が遅れた分、課題が多く残ったレースになりました。ただ、この後に沖縄キャンプもありますし、開幕戦に向けてしっかりコンディションを上げていって欲しいと思います。アジア選手権に出場している選手たちも素晴らしい結果を残してくれているので、沖縄キャンプ後に合流して合わせていけば、開幕戦でいい結果を残せるのではないかと思います。」

岡選手コメント

「今日のレースは前半の逃げが決まるまではペースが速くてキツい展開だったのですが、そこで譲さんが『諦めるな』『踏み止めるな』と何度も声をかけてくださって粘った結果、逃げを決めることができました。そこからは一定ペースでレースを進めることができて、残り2周回の上りでアタックして独走で優勝することができました。シーズン初戦、宇都宮ブリッツェンに移籍しての初レースで恥ずかしいレースをしないようにと思っていたので、いいレースができて良かったです。ホッとしています。昨シーズンはあまり距離をたくさん乗るということができない環境でしたが、今はしっかりいい練習ができていると思いますし、まだ強度を上げきれていない部分もあるのでキツい部分もありましたが、最後までタレることなく走れたのは良かったかな、と。この後の沖縄キャンプでもしっかりコンディションを上げていければ、いい状態でシーズンインできるんじゃないかと思います。今日はトレーニングレースとはいえ、レースはレースなのでしっかり走りたいと思っていたので勝てて良かったです。これからシーズン本番が始まるのでこれで終わることがないように、本番で結果が残せるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

◆[リザルト

[2017東京都ウィンターロードレース大会 - クラスA - 50km - ]

1位 岡篤志 (宇都宮ブリッツェン) 1h26m11s 34.81km/h

2位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +41s

3位 石原悠希 (順天堂大学) +51s

4位 猿田匠 (ー) +2m33s

5位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +2m38s

6位 土井賢太 (SPADE ACE) +2m38s

7位 丹野沙音志 (トルネードタイフーンサイクロンハリケーン) +2m42s

8位 津田悠義 (ー) +2m42s

9位 生駒亮汰 (東京大学自転車部競技班) +2m43s

10位 増田弘誠 (SPADE ACE) +2m48s

18位 馬渡伸弥 (宇都宮ブリッツェン) +4m15s
出走=41名/完走=21名

Winter_01
[早朝に宇都宮を出発した選手たちが日本CSCに到着。飯野選手が着くなり着替えを始める]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_02
[移籍後初レースとなる馬渡選手は落ち着いた様子で飯野選手の着替えを見守る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_03
[常に冷静な姿勢を崩さない鈴木譲選手はマイペースでアップを始める]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_04
[馬渡選手同様に移籍後初レースとなる岡選手も入念にアップを行う]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_05
[スタート直前になり、穏やかだった馬渡選手の表情が戦う男のそれに変わっていく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_06
[スタートまでの間、身体を冷やさないようにアップゾーンでアップを続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_07
[スタートと同時に飛び出していく選手たちを尻目に落ち着いたスタートを切るブリッツェンの選手たち]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_08
[飯野選手や鈴木譲選手を中心に序盤のアタック合戦に対応していく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_10
[代わる代わるにアタック&チェックを繰り返しながら先頭集団を絞っていく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_11
[序盤に無理な動きをしてしまった馬渡選手が若干先頭から遅れてしまう]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_12
[鈴木譲選手と岡選手がアタックをかけ続けて少しずつ集団から抜け出していく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_13
[上手く攻撃に加われなかった飯野選手はメイン集団内で次の動きに備える]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_14
[大学の関係で合流が遅れ万全の体調とは言えない馬渡選手は後方の集団からメイン集団を目指す]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_15
[3名の逃げを決めた鈴木譲選手と岡選手が後続とのタイム差を広げにかかる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_16
[なかなかペースの上がらないメイン集団で我慢の走りが続く飯野選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_17
[馬渡選手は少しでも早いコンディション向上を目指し、ひとつのレースも無駄にしない姿勢で走り続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_18
[残り2周回の上りでアタックを仕掛けた岡選手が単独で最終周回に入る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_19
[石原選手の動きを見ながら落ち着いて仕掛けどころを探す鈴木譲選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_20
[最後までリードを守った岡選手が移籍後初勝利を飾った]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_21
[展開に乗れずに5位に終わった飯野選手は、レース勘を向上させることが課題となる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_22
[致し方ない調整の遅れが露見した馬渡選手はこの後の沖縄キャンプで徹底的に身体を追い込む]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Winter_23
[レース後すぐに清水監督とレースを振り返る選手たち]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

|

« Champion System Cyclocross Tokyo 2017 | トップページ | JPT第1戦 JBCF 宇都宮クリテリウム »