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2016/11/30

Rapha Super Cross NOBEYAMA Day1(UCI-C2)

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[上:会心のアタックからの独走で悲願の野辺山初勝利を飾った小坂選手がガッツポーズでフィニッシュ!]
[下:これまでなかなか立てなかった野辺山の表彰台の真ん中に、ついに小坂選手が立った!]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


11月26日(土)に、ジャパンシクロクロスシリーズ第6戦となる「Rapha Super Cross NOBEYAMA Day1(UCI-C2)」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手と、宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之選手がエントリー。




ジャパンシクロクロス(JCX)シリーズの第6戦となる「Rapha Super Cross NOBEYAMA Day1(UCI-C2)」が長野県南牧村の滝沢牧場で開催され、中盤に先頭パックから抜け出した宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手が後続の追走を振り切って優勝!野辺山で嬉しい初優勝を飾りました!

また、宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之選手は18位でレースを終えています。

毎年、数多くの参加者と観戦客が訪れる「Raphaスーパークロス野辺山(UCI-C2)」。今年も会場となる滝沢牧場は国内シクロクロス界きっての盛り上がりを見せています。

初日の最終レースとなった男子エリートには、海外から期待の若手選手であるキャメロン・ベアード選手(Cannondale Cyclocrossworld)、今年の全豪選手権2位のギャリー・ミルバーン選手(SPEEDVAGEN MAAP)などの実力者に加え、全日本選手権5連覇中の現チャンピオン竹之内悠選手(Toyo Frame)もヨーロッパから戻り、日本人選手はほぼフルメンバーで全日本選手権前の貴重なUCIレースを戦うこととなります。

レースはスタートから先に挙げた選手や小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)、沢田選手(ブリヂストンアンカー)、横山選手(シマノレーシング)などの有力選手勢が早々に先頭パックを形成する展開となります。

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

沢田(ブリヂストンアンカー)

ベアード(Cannonade Cyclocrossworld)

横山(シマノレーシング)

竹之内(Toyo Frame)

前田(弱虫ペダル)

丸山(BOMA)

その後、先頭パックでは有力選手勢が代わる代わるに攻撃を仕掛け合う出入りの激しい展開が数周回続きますが、木曜日に降った雪の影響で野辺山らしい泥コンディションとなったコースに適応できた選手やコンディションが良い選手たちが徐々に先行していく状態となります。

4周回目に入る頃になると、先頭は沢田選手(ブリヂストンアンカー)が若干先行する形となり、その後方をベアード選手(Cannondale Cyclocrossworld)、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)、横山選手(シマノレーシング)の3名が追う展開となります。

沢田(ブリヂストンアンカー)

ベアード(Cannonade Cyclocrossworld)

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

横山(シマノレーシング)

この展開は5周回目に入っても続きますが、ここで先頭を走っていた沢田選手(ブリヂストンアンカー)が痛恨のスリップ落車。この影響を味方につけて追い上げた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が、追いついたタイミングでアタックを仕掛けて逆に単独で先行する展開となって、レースは6周回目を迎えることとなります。

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

↓ 8秒

沢田(ブリヂストンアンカー)

横山(シマノレーシング)

残り2周回となる7周回目に入る段階になっても小坂選手(宇都宮ブリッツェン)のリードは変わらず。待望の野辺山初勝利がグッと近付き始めます。

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

↓ 13秒

沢田(ブリヂストンアンカー)

↓ 5秒

横山(シマノレーシング)

しかし、最終周回となる8周回目に入ると、今季ここまで好調を維持する2番手の沢田選手(ブリヂストンアンカー)も決死の追い上げ。舗装路区間で小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)とのタイム差を2秒程度にまで縮める走りを見せます。

しかし、その後のテクニカルセクションで再びリードを奪った小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)がそのまま逃げ切り。

フィニッシュへと続くストレートへと姿を現した小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は、これまで勝ちたくてもなかなか勝てなかった野辺山での勝利を確信して何度も力強いガッツポーズを見せ、自身の存在と強さを誇示するかのようにフィニッシュ。野辺山でのうれしい初優勝を飾りました!

小坂選手コメント

「今日は、明日のことは考えずにとにかく全開で走るつもりでレースに臨みました。序盤は沢田選手がアタックを仕掛けてリードするという展開でした。ただ、最初にパックで走っている時に舗装路ではパワーがあって強いと感じたんですが、テクニカルセクションでは僕の方がうまく走れている感触があったので、落ち着いて走れば必ず追いつけると思っていました。その後、追いついたタイミングで僕がアタックをして、とにかくその一発で決めたかったので後ろを振り向かずに最後まで、詰められても追いつかれないように、追いつかれないようにと思って、とにかく集中してレースを走りました。最後に詰められたんですが、それでもタレずに最後まで行けたので、今シーズンで一番いいレースができたんじゃないかと思います。野辺山は故郷の長野県の地元レースですし、毎年毎年勝ちたいと思っていたレースなので、ようやく勝てて良かったです。明日も今日のいいイメージを持って気持ち良く走れると思いますし、今日勝つことができて気持ち的にも余裕ができると思うので、相手の動きを見ながら今日のように一発で決めるレースができればと思っています」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY




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◆[リザルト

[Rapha Super Cross NOBEYAMA Day1 - UCI-C2 - JCX第6戦 - EM 60m - ]

1位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) 58m30s 20.5km/h

2位 沢田時 (ブリヂストンアンカー) +11s

3位 横山航太 (シマノレーシングチーム) +19s

4位 キャメロン・ベアード (Cannonade Cyclocrossworld.com) +58s

5位 ギャリー・ミルバーン (Speedvagen MAAP) +1m41s

6位 丸山厚 (BOMA/ROND) +1m51s

7位 武井亨介 (TEAM・FORZA) +2m01s

8位 ケヴィン・ブラッドフォード (SET/Coaching.com) +2m10s

9位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +3m03s

10位 竹之内悠 (Toyo Frame) +3m07s

18位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +6m58s

出走=84名/完走=18名




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[快晴となった長野県南牧村野辺山の滝沢牧場だが、コースには雪の影響が残る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[試走開始前からメカニック陣が慌ただしく洗車機や水をピットエリアへと運搬する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[コースコンディションを慎重に確認しながら試走を繰り返す小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[本格的な泥コンディションのレースは今シーズン初となる阿部選手も念入りに試走を続ける]
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[快晴の天候によって、試走時間からレースまでの間にどれだけコース状況が変わるかの見極めもポイントになる]
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[スタート時間を考慮し、阿部選手がゆっくりとウォーミングアップを始める]
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[スタート時間が迫り、小坂選手のウォーミングアップにも熱が入る]
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[気持ちの入った表情でレースへ向かう準備を進める小坂選手]
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[選手招集が行われる頃には日も傾き、少しずつ気温が下がり始める]
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[極端に脂肪量が少ない阿部選手はスタート前から寒さに震える。強豪とともに寒さとも戦うことになりそうだ]
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[スタート直前、メディア陣に囲まれながらも集中した表情を崩さない小坂選手]
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[UCIコミッセールによってコーステープが外され、いよいよスタートの時を迎える]
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[スタート直後から落ち着いた表情で第1コーナーへと入っていく小坂選手]
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[レースは序盤から小坂選手を含む有力選手の先頭パックが形成される展開となる]
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[3列目からスタートした阿部選手はなかなかポジションを上げられずに苦しい展開]
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[マッドコンディションに序盤から泥だらけになりながらも落ち着き払った走りで先頭パックをキープする]
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[阿部選手もマッドコンディションに苦しみながらもポジションを上げようと奮闘する]
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[泥は、選手はもちろんメカニックにとっても厄介な相手。洗車機で迅速に泥を落とし、バイク交換に備える]
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[相手の動きを見ながら落ち着いてレースを進めていた小坂選手がポジションを上げ始める]
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[一方の阿部選手はマッドコンディションと寒さに苦しむ展開が続く]
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[踏みどころが少ないコースレイアウトに自身の特徴が出せず苦しむ時間が続く阿部選手]
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[片方の脚をペダルから外しバランスをとりながらスリッピーなコーナーをクリアしていく小坂選手]
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[周回遅れの選手を次々にパスしながらシケインを軽快にクリアしていく]
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[タイムアウトになる選手が続出する中、低体温と戦いながら阿部選手は完走を目指す]
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[一発のアタックでトップに立った小坂選手が抜群のテクニックを見せて独走態勢を築く]
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[レース中盤を過ぎても集中を切らさずにゴールを目指す展開が続く]
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[2番手の沢田選手とのタイム差を10秒前後に広げながら独走を続ける小坂選手]
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[レースが進むにつれ立体交差手前のテクニカル区間が凍り始め、小坂選手も落車。沢田選手にタイム差を詰められる]
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[寒さで身体の感覚をほぼ失った阿部選手も何とか最終周回を迎え、あとはゴールを目指すのみとなる]
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[詰められたタイム差を再び引き離し、勝利を確信した小坂選手がホームストレートに姿を現わす]
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[悲願だった野辺山初勝利をほぼ手中にし、小坂選手は何度もガッツポーズを見せながらゴールに向かう]
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[何度も味わってきた悔しさを晴らすかのように、自身の存在と強さを誇示するかのようなポーズを見せる]
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[フィニッシュ直後、ともに戦った田村メカと歓喜の抱擁を交わす小坂選手]
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[最後まで競り合いを演じた沢田選手とお互いの健闘を讃え合う]
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[ピットエリアの片付けを終え、遅れてチームカーに戻った廣瀬メカとも喜びを分かち合う]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Nobeyamad1_36
[故郷長野県のホームレースで、小坂選手はようやく表彰台の真ん中に立った!]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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