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2016年11月

2016/11/30

Rapha Super Cross NOBEYAMA Day2(UCI-C2)

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[上:落車で失ったタイム差を取り戻そうと決死の追走を続ける小坂選手]
[下:驚異の追い上げから最後はスプリント勝負を制したミルバーンが優勝を飾った]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

11月27日(日)に、ジャパンシクロクロスシリーズ第7戦となる「Rapha Super Cross NOBEYAMA(UCI-C2)」が開催されました。


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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手と、宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之選手がエントリー。




ジャパンシクロクロス(JCX)シリーズの第7戦となる「Raphaスーパークロス野辺山Day2(UCI-C2)」が長野県南牧村の滝沢牧場で開催され、レース終盤に先頭パックに合流したSpeedvagen MAAPのギャリー・ミルバーンが最後はブリヂストンアンカーの沢田時選手をホームストレートで振り切り優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手は前日に引き続いての優勝を狙ってレースに臨んだものの1周回目に落車によってタイムを失ってしまい、その後も諦めることなく追走を続けましたが5位という結果でレースを終えています。

また、宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之選手はレース途中から寒さの影響で低体温症に陥ってしまいペースを上げられず、無念のDNFとなっています。

前日に行われたJCX第6戦Raphaスーパークロス野辺山Day1でうれしい野辺山初勝利を挙げた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)。連戦となる今日のJCX第7戦RAPHAスーパークロス野辺山Day2でも、ライバル選手勢の動きを見ながら落ち着いてレースを展開し、前日同様に一発で勝負を決める形で連勝を狙ってレースに臨みました。

レースはスタートから有力選手材がダッシュを決めてコースインしていく展開となり、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)も5番手前後をキープし落ち着いてレースをスタートさせます。

しかし、1周回目終盤の泥セクションに進入すると、最初のコーナーで小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は深い泥に前輪が刺さってしまい転倒。先頭パックから遅れて10番手前後にまでポジションを下げてしまう事態となります。

3列目からのスタートとなった阿部選手(宇都宮ブリッツェン)はスタート直後からなかなかポジションを上げることができずに苦戦する状態となります。

その頃、先頭パックでは前日のレースでも果敢な走りを見せていたベアード選手(Cannondale Cyclocrossworld)が先頭で強烈にプッシュする展開。その後方に沢田選手(ブリヂストンアンカー)、ミルバーン選手(Speedvagen MAAP)、ブラッドフォード選手(SET/Coachinng.com)が続きます。

落車転倒によって遅れてしまった小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)でしたが、その後きっちり立て直して5番手パックにまでポジションを上げてさらに前を走る選手たちを追い上げに入ります。

ベアード(Cannonade Cyclocrossworld)

沢田(ブリヂストンアンカー)

ミルバーン(Speedvagen MAAP)

ブラッドフォード(SET/Coaching.com)

横山(シマノレーシング)

丸山(BOMA)

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

その後、追走パックから飛び出した沢田選手(ブリヂストンアンカー)がベアード選手(Cannondale Cyclocrossworld)にジョイン。先頭パックとなってレースを展開する状態となります。

一方、3名の5番手パックからは丸山選手(BOMA)がドロップ。小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)と横山選手(シマノレーシング)の2名となります。

その後、レースも6周回目に入るとここまで先頭をパックを走り続けていたベアード選手(Cannondale Cyclocrossworld)がハイペースがたたってドロップ。逆に追走パックの2名が追いつき、先頭は3名のパックとなります。

沢田(ブリヂストンアンカー)

ミルバーン(Speedvagen MAAP)

ブラッドフォード(SET/Coaching.com)

ベアード(Cannonade Cyclocrossworld)

横山(シマノレーシング)

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

残り2周回となる8周回目に入ると、3名の先頭パックからブラッドフォード選手(SET/Coaching.com)が単独で若干先行する展開となりますが、最終周回に入ろうかという段階になると沢田選手(ブリヂストンアンカー)とミルバーン選手(Speedvagen MAAP)が合流して最終局面を迎えることとなります。

その頃、5番手パックを走っていた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は横山選手(シマノレーシング)から若干遅れ6番手となって最終周回に突入します。

最終周回に入ると、先頭の3名は激しく競り合いながら周回を消化。その中で沢田選手(ブリヂストンアンカー)が先行する形でホームストレートに選手たちが入ってきます。

しかしここで、ミルバーン選手(Speedvagen MAAP)が沢田選手(ブリヂストンアンカー)のインを突いて先行、そのまま先頭でフィニッシュして見事に優勝を飾りました。

小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)はドロップしてきたベアード選手(Canondale Cyclocrossworld)をパスして5番手に上がったものの、4番手を走る前方の横山選手(シマノレーシング)を捕らえることはできず。5位でレースを終えました。

また、阿部選手(宇都宮ブリッツェン)はなかなかポジションを上げることができない苦しい走りがつづき、その中で徐々に低体温症に陥ってしまいます。その後も諦めることなく走り続けましたが、惜しくも80%ルールにかかり無念のDNFでレースを終えています。

小坂選手コメント

「今日のレースは昨日のいいイメージを持ちつつ、しっかりと集中して臨みました。冷静に周りを見ながら中盤以降に勝負に出たいと思っていましたが、1周目の泥区間でラインを外して落車してしまい、大きく順位を落としてしまいました。しかし、集中を切らせることなくそこから少しずつ順位を上げていき、フィニッシュタイムもトップとの差もそれほど大きくはなかったですし、感覚としては調子も良かったのでいいイメージで2日目も終えることができたと思っています。次のレースはいよいよ、宇都宮での全日本選手権なのでしっかりと調整をして最高の状態で走ります。今回もたくさんの応援ありがとうございました!全日本選手権でも、会場を赤く染めて応援してください!よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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◆[リザルト

[Rapha Super Cross NOBEYAMA - UCI-C2 - JCX第7戦 - EM 60m - ]

1位 ギャリー・ミルバーン (Speedvagen MAAP) 1h03m04s 21.6km/h

2位 沢田時 (ブリヂストンアンカー) +02s

3位 ケヴィン・ブラッドフォード (SET/Coaching.com) +08s

4位 横山航太 (シマノレーシングチーム) +47s

5位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) +1m11s

6位 キャメロン・ベアード (Cannonade Cyclocrossworld.com) +1m36s

7位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +2m42s

8位 丸山厚 (BOMA/ROND) +2m55s

9位 織田聖 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +3m20s

10位 門田基志 (TEAM GIANT) +4m13s

DNF 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) -3Laps

出走=78名/完走=15名

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[明け方から降った雨の影響でコースの泥がさらに深さを増した状況となった]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[前日はキレイに見えた山々も、厚い雲に覆われてこの日は見えず]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[前日のレースでマッドコンディションに苦しんだ阿部選手が深くなった泥の状態を試走で確かめる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[試走を終えた小坂選手の意見に対して、すぐさま田村メカが対応する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[野辺山連勝に向けて小坂選手がウォーミングアップを開始する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[前日に寒さで苦しんだ阿部選手はジャージの中にビニールを入れる対策を施す]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[エリート男子のスタート時間になると予報通りに冷たい雨が落ち始めるが、小坂選手は集中した表情]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[降り出した雨でさらにスリッピーになったコンディションの中、レースはスタート]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[混沌とする第1コーナーを察知し片脚のペダルを外してコーナーに進入する小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[この日も3列目からのスタートとなった阿部選手も無難な立ち上がりを見せる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[この日も序盤から有力選手の先頭パックが形成される展開。小坂選手もきっちり入ったが…]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[1周回目終盤のマッドセクションで落車してしまい、小坂選手はポジションを落としてしまう]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[前日同様、阿部選手はなかなかポジションを上げられずに苦戦する状態が続く]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[落車はしたものの集中は切れなかった小坂選手が少しずつ順位を上げ始める]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スリッピーなフライオーバーも難なくクリアする小坂選手が先行する選手たちに猛追をかける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[雨に泥、そして落車と厳しい状況のレースにも小坂選手の目からは力強さがみなぎる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[小坂選手の気迫の走りに、メカニック陣も迅速なバイク交換で応える]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[この日も泥と寒さに苦しむことになった阿部選手も懸命の走りを続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[先行する選手たちを次々にパスし、小坂選手は5番手パックにまで順位を上げる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[前日よりもさらに泥が深く、重くなった状態でも軽快にシケインをクリアしていく小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[粘りの走りを続けていた阿部選手だったが、-3周回で無念のタイムアウトとなった]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[先頭に追いつくのは厳しい状況となった小坂選手だが、全日本選手権を見据え追い込む走りを続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[落車でタイムを失ったが、小坂選手はきっちり挽回する走りを見せて5位でフィニッシュした]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[しっかりと手応えを感じる野辺山2連戦を終えた小坂選手。次戦はいよいよ、宇都宮での全日本選手権を迎える]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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Rapha Super Cross NOBEYAMA Day1(UCI-C2)

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[上:会心のアタックからの独走で悲願の野辺山初勝利を飾った小坂選手がガッツポーズでフィニッシュ!]
[下:これまでなかなか立てなかった野辺山の表彰台の真ん中に、ついに小坂選手が立った!]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


11月26日(土)に、ジャパンシクロクロスシリーズ第6戦となる「Rapha Super Cross NOBEYAMA Day1(UCI-C2)」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手と、宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之選手がエントリー。




ジャパンシクロクロス(JCX)シリーズの第6戦となる「Rapha Super Cross NOBEYAMA Day1(UCI-C2)」が長野県南牧村の滝沢牧場で開催され、中盤に先頭パックから抜け出した宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手が後続の追走を振り切って優勝!野辺山で嬉しい初優勝を飾りました!

また、宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之選手は18位でレースを終えています。

毎年、数多くの参加者と観戦客が訪れる「Raphaスーパークロス野辺山(UCI-C2)」。今年も会場となる滝沢牧場は国内シクロクロス界きっての盛り上がりを見せています。

初日の最終レースとなった男子エリートには、海外から期待の若手選手であるキャメロン・ベアード選手(Cannondale Cyclocrossworld)、今年の全豪選手権2位のギャリー・ミルバーン選手(SPEEDVAGEN MAAP)などの実力者に加え、全日本選手権5連覇中の現チャンピオン竹之内悠選手(Toyo Frame)もヨーロッパから戻り、日本人選手はほぼフルメンバーで全日本選手権前の貴重なUCIレースを戦うこととなります。

レースはスタートから先に挙げた選手や小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)、沢田選手(ブリヂストンアンカー)、横山選手(シマノレーシング)などの有力選手勢が早々に先頭パックを形成する展開となります。

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

沢田(ブリヂストンアンカー)

ベアード(Cannonade Cyclocrossworld)

横山(シマノレーシング)

竹之内(Toyo Frame)

前田(弱虫ペダル)

丸山(BOMA)

その後、先頭パックでは有力選手勢が代わる代わるに攻撃を仕掛け合う出入りの激しい展開が数周回続きますが、木曜日に降った雪の影響で野辺山らしい泥コンディションとなったコースに適応できた選手やコンディションが良い選手たちが徐々に先行していく状態となります。

4周回目に入る頃になると、先頭は沢田選手(ブリヂストンアンカー)が若干先行する形となり、その後方をベアード選手(Cannondale Cyclocrossworld)、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)、横山選手(シマノレーシング)の3名が追う展開となります。

沢田(ブリヂストンアンカー)

ベアード(Cannonade Cyclocrossworld)

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

横山(シマノレーシング)

この展開は5周回目に入っても続きますが、ここで先頭を走っていた沢田選手(ブリヂストンアンカー)が痛恨のスリップ落車。この影響を味方につけて追い上げた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が、追いついたタイミングでアタックを仕掛けて逆に単独で先行する展開となって、レースは6周回目を迎えることとなります。

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

↓ 8秒

沢田(ブリヂストンアンカー)

横山(シマノレーシング)

残り2周回となる7周回目に入る段階になっても小坂選手(宇都宮ブリッツェン)のリードは変わらず。待望の野辺山初勝利がグッと近付き始めます。

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

↓ 13秒

沢田(ブリヂストンアンカー)

↓ 5秒

横山(シマノレーシング)

しかし、最終周回となる8周回目に入ると、今季ここまで好調を維持する2番手の沢田選手(ブリヂストンアンカー)も決死の追い上げ。舗装路区間で小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)とのタイム差を2秒程度にまで縮める走りを見せます。

しかし、その後のテクニカルセクションで再びリードを奪った小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)がそのまま逃げ切り。

フィニッシュへと続くストレートへと姿を現した小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は、これまで勝ちたくてもなかなか勝てなかった野辺山での勝利を確信して何度も力強いガッツポーズを見せ、自身の存在と強さを誇示するかのようにフィニッシュ。野辺山でのうれしい初優勝を飾りました!

小坂選手コメント

「今日は、明日のことは考えずにとにかく全開で走るつもりでレースに臨みました。序盤は沢田選手がアタックを仕掛けてリードするという展開でした。ただ、最初にパックで走っている時に舗装路ではパワーがあって強いと感じたんですが、テクニカルセクションでは僕の方がうまく走れている感触があったので、落ち着いて走れば必ず追いつけると思っていました。その後、追いついたタイミングで僕がアタックをして、とにかくその一発で決めたかったので後ろを振り向かずに最後まで、詰められても追いつかれないように、追いつかれないようにと思って、とにかく集中してレースを走りました。最後に詰められたんですが、それでもタレずに最後まで行けたので、今シーズンで一番いいレースができたんじゃないかと思います。野辺山は故郷の長野県の地元レースですし、毎年毎年勝ちたいと思っていたレースなので、ようやく勝てて良かったです。明日も今日のいいイメージを持って気持ち良く走れると思いますし、今日勝つことができて気持ち的にも余裕ができると思うので、相手の動きを見ながら今日のように一発で決めるレースができればと思っています」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY




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◆[リザルト

[Rapha Super Cross NOBEYAMA Day1 - UCI-C2 - JCX第6戦 - EM 60m - ]

1位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) 58m30s 20.5km/h

2位 沢田時 (ブリヂストンアンカー) +11s

3位 横山航太 (シマノレーシングチーム) +19s

4位 キャメロン・ベアード (Cannonade Cyclocrossworld.com) +58s

5位 ギャリー・ミルバーン (Speedvagen MAAP) +1m41s

6位 丸山厚 (BOMA/ROND) +1m51s

7位 武井亨介 (TEAM・FORZA) +2m01s

8位 ケヴィン・ブラッドフォード (SET/Coaching.com) +2m10s

9位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +3m03s

10位 竹之内悠 (Toyo Frame) +3m07s

18位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +6m58s

出走=84名/完走=18名




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[快晴となった長野県南牧村野辺山の滝沢牧場だが、コースには雪の影響が残る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[試走開始前からメカニック陣が慌ただしく洗車機や水をピットエリアへと運搬する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[コースコンディションを慎重に確認しながら試走を繰り返す小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[本格的な泥コンディションのレースは今シーズン初となる阿部選手も念入りに試走を続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[快晴の天候によって、試走時間からレースまでの間にどれだけコース状況が変わるかの見極めもポイントになる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタート時間を考慮し、阿部選手がゆっくりとウォーミングアップを始める]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタート時間が迫り、小坂選手のウォーミングアップにも熱が入る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[気持ちの入った表情でレースへ向かう準備を進める小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[選手招集が行われる頃には日も傾き、少しずつ気温が下がり始める]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[極端に脂肪量が少ない阿部選手はスタート前から寒さに震える。強豪とともに寒さとも戦うことになりそうだ]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタート直前、メディア陣に囲まれながらも集中した表情を崩さない小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[UCIコミッセールによってコーステープが外され、いよいよスタートの時を迎える]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタート直後から落ち着いた表情で第1コーナーへと入っていく小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[レースは序盤から小坂選手を含む有力選手の先頭パックが形成される展開となる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Nobeyamad1_15
[3列目からスタートした阿部選手はなかなかポジションを上げられずに苦しい展開]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Nobeyamad1_16
[マッドコンディションに序盤から泥だらけになりながらも落ち着き払った走りで先頭パックをキープする]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[阿部選手もマッドコンディションに苦しみながらもポジションを上げようと奮闘する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Nobeyamad1_18
[泥は、選手はもちろんメカニックにとっても厄介な相手。洗車機で迅速に泥を落とし、バイク交換に備える]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Nobeyamad1_19
[相手の動きを見ながら落ち着いてレースを進めていた小坂選手がポジションを上げ始める]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[一方の阿部選手はマッドコンディションと寒さに苦しむ展開が続く]
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[踏みどころが少ないコースレイアウトに自身の特徴が出せず苦しむ時間が続く阿部選手]
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[片方の脚をペダルから外しバランスをとりながらスリッピーなコーナーをクリアしていく小坂選手]
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[周回遅れの選手を次々にパスしながらシケインを軽快にクリアしていく]
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[タイムアウトになる選手が続出する中、低体温と戦いながら阿部選手は完走を目指す]
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[一発のアタックでトップに立った小坂選手が抜群のテクニックを見せて独走態勢を築く]
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[レース中盤を過ぎても集中を切らさずにゴールを目指す展開が続く]
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[2番手の沢田選手とのタイム差を10秒前後に広げながら独走を続ける小坂選手]
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[レースが進むにつれ立体交差手前のテクニカル区間が凍り始め、小坂選手も落車。沢田選手にタイム差を詰められる]
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[寒さで身体の感覚をほぼ失った阿部選手も何とか最終周回を迎え、あとはゴールを目指すのみとなる]
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[詰められたタイム差を再び引き離し、勝利を確信した小坂選手がホームストレートに姿を現わす]
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Nobeyamad1_31
[悲願だった野辺山初勝利をほぼ手中にし、小坂選手は何度もガッツポーズを見せながらゴールに向かう]
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[何度も味わってきた悔しさを晴らすかのように、自身の存在と強さを誇示するかのようなポーズを見せる]
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[フィニッシュ直後、ともに戦った田村メカと歓喜の抱擁を交わす小坂選手]
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[最後まで競り合いを演じた沢田選手とお互いの健闘を讃え合う]
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[ピットエリアの片付けを終え、遅れてチームカーに戻った廣瀬メカとも喜びを分かち合う]
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[故郷長野県のホームレースで、小坂選手はようやく表彰台の真ん中に立った!]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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2016/11/23

JCX第5戦 関西シクロクロス マキノラウンド(UCI-C2)

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Makino_top_02
[上:序盤のミスを帳消しにしようと決死の追走を見せる小坂選手]
[下:今シーズンの好調を証明する走りで沢田選手が危なげなく優勝を飾った]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


11月20日(日)に、ジャパンシクロクロス(JCX)シリーズ第5戦となる「関西シクロクロスマキノラウンド(UCI-C2)」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手と、宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之選手がエントリー。




ジャパンシクロクロス(JCX)シリーズ第5戦となる「関西シクロクロス第4戦マキノラウンド(UCI-C2)」が滋賀県高島市のマキノ高原で開催され、今季ここまで好調を維持するブリヂストンアンカーの沢田時が圧巻の強さを見せて優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロス(CX)チームの小坂光選手は序盤から先頭パックでレースを展開したものの、3周回目のV字キャンバーの進入口でまさかの転倒を喫して後退。その後持ち直して追撃を続けましたが先頭をひた走る沢田選手には届かず、2位でレースを終えました。

また、宇都宮ブリッツェンの阿部選手は33番手のスタートから一気にジャンプアップして7位でレースを終えています。

国内シクロクロスシーズンは、今回の関西シクロクロスマキノラウンドから続くUCIレースと全日本選手権という前半戦の山場を迎えました。ここからは国内有力選手勢のほとんどがスタートリストに名を連ね、大一番である全日本選手権に向けて自身の仕上がりとライバルたちの状態を探り合うこととなります。

今回のマキノラウンドは、東日本で圧倒的な強さを誇る小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)と、西日本で無敵状態の沢田選手(ブリヂストンアンカー)が今シーズン初めて同じレースを走ることもあり、2人の仕上がり具合と同時に現時点でどちらが強いのか?ということに注目が集まります。

レースはスタートから、先に挙げた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)と沢田選手(ブリヂストンアンカー)が先頭に立ち、レースのイニシアチブを握る形で幕を開けます。

2周回目に入る段階になると先頭は早速、6名ほどの選手に絞られる展開に。

沢田(ブリヂストンアンカー)

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

丸山(BOMA)

前田(弱虫ペダル)

織田(弱虫ペダル)

武井(FORZA)

その後方は選手のシャッフルがかなり続き阿部選手(宇都宮ブリッツェン)も少しずつですが順位を上げる展開となります。

3周回目に入ると、先頭からは沢田選手(ブリヂストンアンカー)と小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)の2名が先行し、2名の先頭パックを形成。その15秒ほど後方に前田選手(弱虫ペダル)が単独で続く展開となります。

すると、その3周回目のV字キャンバーへの収入口で、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が雨の影響でスリッピーになっていた路面で前輪を滑らせて転倒。さらにレース復帰にも若干手間取ってしまい、沢田選手(ブエイヂストンアンカー)に単独で先行を許して4周回目へと入っていきます。

沢田(ブリヂストンアンカー)

↓ 27秒

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

↓ 22秒

前田(弱虫ペダル)

ちょうどその頃、後方では阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が着実にポジションを上げ9番手に。さらに前の選手を目がけてペダルを踏み続ける状況となります。

その後、5周回目に入ると先頭の沢田選手(ブリヂストンアンカー)と小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)とのタイム差は45秒に拡大。沢田選手(ブリヂストンアンカー)が独走態勢をさらに確実なものとします。

残り3周回となる6周回目になると、2番手を走っていた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)に後方から前田選手(弱虫ペダル)がジワジワと迫り、遂にはパックに。追いついた前田選手(弱虫ペダル)はその勢いのまま小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)から若干先行。小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は3番手に順位を落としてしまう展開となります。

沢田(ブリヂストンアンカー)

↓ 1分06秒

前田(弱虫ペダル)

↓ 2秒

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

その頃になると、着実に順位を上げていた阿部選手(宇都宮ブリッツェン)は7番手に。さらに前方の選手を射程圏内にとらえます。

3番手にまでポジションを下げてしまった小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)でしたが、ここでもう一度気合を入れ直してレースを展開。先行していた前田選手(弱虫ペダル)を捕らえてパックとなると、そのまま前田選手(弱虫ペダル)を置き去りにして単独2番手に。また、7番手を走っていた阿部選手(宇都宮ブリッツェンCX)も前を走る選手と合流し5番手パックを走る展開で最終周回へと入っていきます。

沢田(ブリヂストンアンカー)

↓ 1分13秒

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

↓ 15秒

前田(弱虫ペダル)

小坂(スワコレーシング)

宮津(PAX)

丸山(BOMA)

阿部(宇都宮ブリッツェン)

結局、レースは終始先頭をキープした沢田選手(ブリヂストンアンカー)が後続に1分以上の差をつけて危なげなく優勝。小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は終盤の追い上げも虚しく2位でレースを終えることに。

また、5番手パックにまでポジションを挙げた阿部選手(宇都宮ブリッツェン)も、シクロクロスでは経験値に優る選手たちにテクニカル区間で差をつけられてしまい7位という結果でレースを終えました。

小坂選手コメント

「今日は全日本選手権を占う意味でも重要なレースだったので、とにかく勝つという気持ちでレースに臨みました。序盤は沢田選手の様子を見ながら落ち着いてレースを進めていましたが、ひとつのミスですべてを失ってしまった感じです。そこで一気に集中を切らせてしまったのが大きな反省点ですが、その後、もう一度切り替えて2位争いをしっかりと制することができたので、完全に悪いイメージで終わったというイメージではありません。でも、かなり悔しい気持ちが残っていますので、次週の野辺山では絶対にいい結果を残してリベンジしたいと思っています」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY



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◆[リザルト

[関西シクロクロス マキノラウンド - UCI-C2 - JCX第5戦 - C1 60m - ]

1位 沢田時 (ブリヂストンアンカー) 59m37s 20.3km/h

2位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) +1m13s

3位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +1m43s

4位 小坂正則 (スワコレーシングチーム) +2m09s

5位 宮津旭 (PAX RACING) +2m21s

6位 丸山厚 (BOMA RACING) +2m46s

7位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +2m47s

8位 兼子博昭 (スワコレーシングチーム) +3m39s

9位 伊澤優大 (岩井商会RACING) +3m53s

10位 合田正之 (Cycle club 3UP) +4m12s

出走=68名/完走=20名





Makino_01
[前日に会場入りし、早速、試走を始める小坂選手と阿部選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_02
[初めてとなるマキノのコースを確かめながらタイヤのチョイスをメカニックと相談する阿部選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_03
[小坂選手はパーツを交換したバイクのポジション出しをしながら試走を続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_04
[コースを一周してはポジションを微調整。メカニック陣も迅速に対応する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_05
[レース当日は濃い霧がコースを覆い、時折雨もパラつく天候。メカニック陣がチームピットの準備を進める]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_06
[スタート時間に合わせてウォーミングアップを開始する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_07
[全日本選手権出場圏内のランキングを確保したい阿部選手が念入りにアップを行う]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_08
[全日本選手権前のUCIレース3連戦の初戦を良いイメージで終えたい小坂選手も積極的に脚を回す]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_09
[準備を終えた小坂選手は、引き締まった表情でスタート地点へと向かう]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_10
[スタートラインに整列した小坂選手が今シーズン初顔合わせとなる沢田選手と言葉を交わす]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_11
[5列目からのスタートとなる阿部選手はジャンプアップでの好リザルトを狙う]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_12
[沢田選手が良いダッシュを見せるも、小坂選手も落ち着いてスタートを切る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_13
[序盤の混戦をうまく避け、2番手でテクニカル区間へと向かう小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_14
[午前のレースでさらに荒れたキャンバーを慎重にクリアしていく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_15
[同じキャンバー区間を阿部選手はセーフティにバイクを担いでクリア]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_16
[6名の先頭パックで落ち着いてシケインをクリアしていく小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_17
[着実にポジションを上げる阿部選手にピットのメカニック陣からもゲキが飛ぶ]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_18
[先頭パックから抜け出した沢田選手と小坂選手が新たに先頭パックを形成する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_19
[次々に前方の選手をかわしていく阿部選手が一気にポジションを上げる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_20
[2名の先頭パックが早々に勝負の人数を絞ろうと後続を引き離しにかかる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_21
[互いに得意な区間で前に出る展開が続いていたが…]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANYMakino_22
[小坂選手がキャンバー区間で落車し遅れる。右半身を泥だらけにしながらの追走が始まった]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_23
[一方の阿部選手は、一桁順位が見える位置までポジションを上げる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_24
[落車とその後の処理で気持ちが折れかけた小坂選手が、何とか立て直そうとペダルを踏み続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_25
[しかし、走りにキレが戻らず、後方から前田選手がジワジワと迫る状況となる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_26
[順調にポジションを上げる阿部選手は一桁順位に]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_27
[前田選手にかわされ3位にポジションを落とした小坂選手のプライドに少しずつ火がつき始める]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_28
[表情に生気が戻った小坂選手が2番手の前田選手に猛追を仕掛ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_29
[前田選手をパスして再び2番手となった小坂選手が意地の走りを続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_30
[阿部選手は5番手パックにまで順位を上げて終盤の工房に備える展開]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_31
[走りにキレが戻った小坂選手が遥か離れてしまった沢田選手を目がけて追走を続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_32
[先行する沢田選手のさらに先にある全日本チャンピオンを見据えて気持ちのこもったレースを続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_33
[何とか立て直して次につながるレースを見せた小坂選手が2位でフィニッシュする]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_34
[最後の舗装路スプリントでひとつでも順位を上げようともがいた阿部選手は7位でフィニッシュ]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Makino_35
[悔しい結果のレースとなったが、しっかり気持ちを切り替えて次戦に臨むしかない]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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2016/11/16

ツール・ド・おきなわ

17
22
[上:狙い通りのアタックで単独で抜け出した増田選手が自身2度目となる優勝を飾った!]
[下:終盤まで先頭集団でレースを展開した雨澤選手もU23トップの6位に入りホワイトジャージを獲得]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

11月13日(日)に、UCI-1.2のワンデーレース「ツール・ド・おきなわ」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の5名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
飯野智行
雨澤毅明
小野寺玲



国内ロードレースの2016シーズン公式戦最終レースとなる「ツール・ド・おきなわ(UCi-1.2)」が沖縄県北部を周るバランスのとれた公道コース(ラインレース)で開催され、終盤に形成された4名の先頭集団から最後の上り区間で飛び出した宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手がその後10kmほどを独走し、見事に2014年に続いて2度目となる優勝を飾りました!

また、レース後半にできた8名の先頭グループに増田選手とともに入った雨澤選手もU23の選手でトップとなる6位入賞。チーム順位も1位と最高の結果を残して今シーズンの最終レースを終了しました!

今シーズン最後の公式戦となる「ツール・ド・おきなわ」。

前々週にJプロツアー最終戦となる大分での2連戦を連勝と最高の形で締めくくり、その良いイメージを残したまま宇都宮ブリッツェンの選手たちは、シーズン最終戦でも貪欲に勝利を狙って沖縄入り。

2014年に同レースで優勝している増田選手を軸に据えつつも、増田選手へのマークも同様に厳しくなることを考慮して戦うことをイメージし、5名以上の逃げには飯野選手と小野寺選手が積極的に乗っていき、残る増田、鈴木譲、雨澤の3選手は終盤の勝負どころまで温存。勝負どころでは増田選手の独走勝利を狙いつつ、思い通りの形にならなかった時は増田選手と雨澤選手が積極的に動いて鈴木譲選手での小集団スプリントで勝利を狙うことをイメージしてレースに臨みました。

レースはスタートから各チームによる激しいアタック合戦が続きますが、決定的な逃げが決まらない展開。例年であれば逃げが決まる本部を過ぎて国道58号戦に入っても逃げが決まらず、そのため例年以上のハイペースでレースが進む展開となります。

すると、ようやく11名の選手が集団から抜け出し若干のリードを奪う展開に。有力チームの選手がほぼ入るこの逃げに飯野選手(宇都宮ブリッツェン)がきっちりと入って次の展開を待つことになります。

しかし、この逃げに選手を送り込めなかったキナンサイクリング勢が集団のペースを上げて11名の逃げを吸収。レースは再び振り出しに戻ることとなります。

その後も激しいアタック合戦が繰り広げられるものの、決定的な逃げはできずレースはハイペースのまま展開。長丁場のレースで選手たちの疲労具合が心配になる状況となります。

すると、70kmを過ぎる頃にようやく2名の選手が逃げることに成功。レースは一旦落ち着きを見せるかと思われました。

秋田(シマノレーシング)

バルト(ベイビーダンプ)

↓ 1分

メイン集団

しかし、メイン集団からはすぐにこの2名に向けて追撃の動きが出始め、安原選手(マトリックスパワータグ)とトリビオ選手(マトリックスパワータグ)のマトリックスパワータグ勢2名が抜け出して追走を開始します。

程なくして、この2名は先頭の2名に合流。逃げ集団は4名となって1度目の普久川ダムへと向かう上りへと向かっていく展開となります。

秋田(シマノレーシング)

バルト(ベイビーダンプ)

安原、トリビオ(マトリックスパワータグ)

↓ 2分

メイン集団

レースはこの状況のまま安原選手(マトリックスパワータグ)を先頭に1回目の山岳ポイントを通過。そのまま下りにはいり辺戸岬へ向かっていきます。

普久川ダムの上り区間を下りきって平坦区間に入ると、逃げ集団とメイン集団とのタイム差は8分程度にまで拡大。この状況を受けてメイン集団では増田選手(宇都宮ブリッツェン)が音頭を取る形で、有力チーム勢が選手を出し合って集団のペースアップを開始。宇都宮ブリッツェンは飯野選手(宇都宮ブリッツェン)が出て、イニシアチブを握りながら集団のペースを上げる展開となります。

その頃、逃げる4名の中ではマトリックスパワータグの2名が先行する展開に。レースは2名の逃げ集団、2名の追走集団、そしてメイン集団という形となります。

安原、トリビオ(マトリックスパワータグ)

↓ 2分

秋田(シマノレーシング)

バルト(バイビーダンプ)

↓ 6分

メイン集団

有力チームが選手を出し合ってペースアップするメイン集団は、程なくして逃げ集団からこぼれてきた2名の追走集団を吸収。2回目の普久川ダムの上りに入る頃には逃げる2名とのタイム差を5分40秒程度にまで縮める展開となります。

普久川ダムの上りに入ると、逃げる2名とペース上げるメイン集団とのタイム差はみるみる縮まり、普久川ダムを下り切る頃には遂に逃げ2名がメイン集団に吸収されてレースが振り出しに戻る展開となります。

この段階で、宇都宮ブリッツェンはペースアップのために働き尽くして普久川ダムの上り頂上付近で遅れた飯野選手(宇都宮ブリッツェン)以外の4名の選手がしっかりと残って次の展開を待つこととなります。

普久川ダムの下りを終えて海岸線に入ると再び激しいアタック合戦が勃発。宇都宮ブリッツェンも増田選手(宇都宮ブリッツェン)を筆頭に全選手が積極的な動きで応戦していく展開となります。

すると、レースも150kmを過ぎた頃になると、有力選手のみが入った8名の逃げ集団が形成され、宇都宮ブリッツェンはその中に増田選手(宇都宮ブリッツェン)と雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)が入る展開となります。

増田、雨澤(宇都宮ブリッツェン)

内間、西園(ブリヂストンアンカー)

クロフォード(キナンサイクリング)

プラデス(Team UKYO)

湊(シマノレーシング)

吉田(マトリックスパワータグ)

↓ 1分15秒

鈴木譲、小野寺(宇都宮ブリッツェン)含む追走15名ほど

程なくすると、追走集団から3名の選手が飛び出して逃げる8名の集団への追走を開始しますが、逃げる8名の選手も有力選手が揃っていることもあってなかなかタイム差が縮まりません。

先頭8名

↓ 1分7秒

入部(シマノレーシング)

畑中( Team UKYO)

ケルズ(ベイビーダンプ)

↓ 53秒

鈴木譲、小野寺(宇都宮ブリッツェン)含む10名ほどの追走集団

レースも残り30kmを切る180kmを過ぎると、順調にローテーションを繰り返していた8名の逃げ集団でも勝利へ向けた動きが活性化。このレースで積極的な動きを見せ続ける増田選手(宇都宮ブリッツェン)を含めた4名の選手が飛び出して先頭集団を形成する展開となります。

増田(宇都宮ブリッツェン)

内間(ブリヂストンアンカー)

クロフォード(キナンサイクリング)

プラデス(Team UKYO)

↓ 35秒

雨澤(宇都宮ブリッツェン)

西薗(ブリヂストンアンカー)

湊(シマノレーシング)

吉田(マトリックスパワータグ)

追走集団

4名の逃げ集団は協調体制をとって後続とのタイム差を決定的なものにしようと残り距離を少なくしていき、レースは残り15km。大浦町の海岸線から右に折れて羽地ダムへと向かう区間へと入っていきます。

羽地ダムへと向かう長い上り区間に入ると、満を持したように増田選手(宇都宮ブリッツェン)がアタック!

この動きに残る3選手は反応することすらできず、増田選手(宇都宮ブリッツェン)が10秒程度のリードを奪って羽地ダムへと向かう展開となります。

羽地ダムの上りを終える頃になると、増田選手の後方の3名はバラバラに。2番手のクロフォード選手(キナンサイクリング)と先頭の増田選手(宇都宮ブリッツェン)のタイム差は14秒程度で残り10kmを迎えることとなります。

増田(宇都宮ブリッツェン)

↓ 14秒

クロフォード(キナンサイクリング)

内間(ブリヂストンアンカー)

レースは羽地ダムの下りを経てフィニッシュへと向かう国道58号線に。残り5kmを迎える頃になると先頭を独走する増田選手(宇都宮ブリッツェン)と追走2名とのタイム差は38秒にまで拡大し、増田選手(宇都宮ブリッツェン)の2年ぶり2度目の優勝への期待がグッと高まる状況となります。

結局、増田選手(宇都宮ブリッツェン)は最後まで追走2名にタイム差を縮めさせることなく、フィニッシュへと続くホームストレートへと単独で姿を現し、そのまま独走でフィニッシュ。2年ぶり2度目となるツール・ド・おきなわ優勝を達成しました!

また、宇都宮ブリッツェン勢はその後方の追走集団で、増田選手(宇都宮ブリッツェン)とともに先頭集団を形成していた雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)が最後まで残って6位でフィニッシュ。U23トップでのフィニッシュとなり、増田選手のイエロージャージとともにホワイトジャージを獲得することにも成功して、今シーズン最後の公式戦を終了しました。

清水監督コメント

「ポイントポイントの詳細は選手からまだヒアリングできていませんが、見ていた限りでは最初から最後まで、皆んなが素晴らしい組み立てを見せてくれたレースでした。もともとは5人以上であれば逃げに選手を乗せようということで動いていましたが、4名の逃げということもあってそれは容認しました。その後、後半勝負に切り替えてまずは平坦区間を飯野選手がコントロールして引き、その後の上りでもしっかりと残る4人が残って、アタック合戦から上りに強い増田選手と雨澤選手が先頭集団に入ることに成功しました。先頭集団でも2名が上手く立ち回ってくれ、最後の羽地ダムに向かう上りで予定通りに増田選手が攻撃して勝利をつかむという、本当に絵に描いたような筋書き通りの優勝を飾ることができました。皆んなの実力とチームワークが噛み合った、本当にいいレースだったと思います。ただ、Jプロツアー最終戦の大分でも同様の勝ち方をしていた分、他チームからのマークは本当に厳しいものがありました。その中で今日のような勝ち方ができたというのは、我々の本当の力を見せることができたと感じています。今年一年、ファン・サポーターの皆さんにはたくさんのご声援をいただき、本当にありがとうございました。今年これだけの結果を残して来年のハードルが上がったので少し心配ですが、来年も頑張りますので、引き続き応援よろしくお願いします!」

増田選手コメント

「一昨年に優勝して、昨年も勝つぞ!と思ってレースに臨んだのですが、最後に仕掛けてやろうと自分の脚を取っておこうとしてしまったために、展開で後手を踏んでしまってまったく勝負できないような集団でゴールしてしまったので、今年は絶対に悔いが残らないように積極的に動いていこうと思ってスタートしました。序盤から逃げに乗ろうと思ってガンガン動いていったんですが、なかなか決まらなくて。1時間半ぐらいアタック合戦が続いていて、“今年はどうなるんだろう?”と思っていたのですが、4人の逃げを行かせて、その後から飯野選手が集団をコントロールしてくれて。逃げを捕まえた後も残る4人全員がずっといいグループで走れていたのでそこからは伸び伸びと、自分の思い通りの積極的なレースができて勝つことができました。最後の場面は上りに入って早い段階で自分から仕掛けていきました。上りの後半の方で仕掛けても余りタイム差は稼げないし、とにかく前半からいってタイム差を稼いで下りに入ろうと思って仕掛けていったのがいい方向に働きましたね。序盤から積極的に動き過ぎてしまっていて脚もかなりパンパンだったんですが、ほかの3名もキツそうでしたし、自分もキツイけど残り2kmまでは思い切り踏み抜こうと思っていました。一番良かったのは、最終局面に自分と譲選手と雨澤選手の3名が残っていたことでした。皆んなで交互に対応できたし、自分もいい逃げだけ選別してどんどん乗っていくことができて、かなり積極的にいけたので気持ちいいレースでした。レース前からかなりマークをされていて、自分が逃げに乗ろうとすると皆んな追いかけてくる感じだったので、今日の勝利はなお一層格別ですし、自分という選手が集団から認めてもらえているという光栄な状況でもあるので、それに恥じないような積極的な走りで皆んなと正々堂々勝負をして勝てたのはすごく良かったです。今年は最高の形でシーズンを締めくくることができて、感無量です。やっぱり、僕たちの原動力はこうやって沖縄まで応援に来てくださったり、変わらず支えてくださるファン・サポーターの皆さん、スポンサーの皆さんがいてくださるからですし、その支えがあるからこそモチベーションを切らすことなく1年間戦ってくることができたと感じています。改めて感謝の気持ちで一杯です。1年間、ありがとうございました!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY



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◆[リザルト

[TOUR DE OKINAWA 2016 - UCI-1.2 - 210.0km - ]

1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 5h07m21s 40.9km/h

2位 ジャイ・クロフォード (KINAN Cycling Team) +34s

3位 内間康平 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +41s

4位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) +3m46s

5位 湊諒 (シマノレーシングチーム) +3m46s

6位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +3m46s

7位 西薗良太 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +3m46s

8位 吉田隼人 (マトリックスパワータグ) +3m50s

9位 畑中勇介 (Team UKYO) +5m36s

10位 入部正太朗 (シマノレーシングチーム) +7m09s

11位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +7m14s

34位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +7m51s

53位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +20m20s

出走=77名/完走=56名



1
[スタート時間が迫る中、快晴を予感させる朝日が降り注ぎ始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
2
[6:45スタートのレースを前に飯野選手がしっかりとストレッチを行って身体を起こす]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
3
[他チームからの徹底マークが予想される中でも自然体を崩さずに準備を進める増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
4
[チームカーの中でスタートまでの時間を過ごす鈴木譲選手にも気負いは一切感じられない]
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5
[自身のリザルトを貪欲に狙っていきたい雨澤選手がジッとスタートの瞬間を待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
6
[まだ完全に夜が明けきらない中、スタートラインに選手たちが整列し始める]
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7
[本部を過ぎてようやく出来た11名の逃げ集団に飯野選手が入って対応する]
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8
[事前のミーティング通りに逃げに乗り、チームに有利な状況を作ろうと奮闘する飯野選手]
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9
[一目でわかるように赤テープでラッピングされたチームカーも海岸線を北上する]
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10
[活性化したままのメイン集団で、鈴木譲選手も戦況を見極めながらポジションを確保する]
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11
[例年にないハイペースな展開となったレース。メイン集団もタテ長になりながら普久川ダムを目指す]
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12
[4名の逃げ集団が1度目の普久川ダムの上りを終え辺戸岬へと向かう]
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13
[ようやく落ち着いた気配を見せたメイン集団も1度目の普久川ダムの上りをクリア]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
14
[予想通りの厳しいマークを受けながらも、増田選手は落ち着いたレース運びを見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
15
[雨澤選手と増田選手を含む8名の逃げ集団が形成され、レースは終盤戦へと入っていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
16
[真夏のような日差しを浴びながら海岸線を南下していく逃げ集団の8名]
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18
[独走勝利を飾った増田選手が沿道からのファンの声援に応える]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
19
[先頭の4名には入れなかったものの雨澤選手は6位でゴール。U23賞と同時に貴重なUCIポイントも獲得した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
20
[小野寺選手と彼のUCIポイント獲得のために身を粉にしてアシストした鈴木譲選手が固い握手を交わす]
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21
[序盤のアタック合戦と中盤の集団コントロールでチームに貢献した飯野選手が増田選手の優勝を知って男泣きを見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
23
[進化を止めないエースに導かれるように、宇都宮ブリッツェンも進化を続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2016/11/08

弱虫ペダル STARLIGHT CROSS in CYCLEMODE

Slcross_top_01
Slcross_top_02
[上:前田選手を引き離して独走態勢に入る小坂選手]
[下:小坂選手は国内シーズンインから出場レースで無傷の4連勝を飾った]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY



11月5日(土)に、ナイトシクロクロスレース「弱虫ペダル STARLIGHT CROSS in CYCLIMODE」が開催されました。


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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手、宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之選手がエントリー。





日本最大のスポーツサイクルフェスとして知られるサイクルモードインターナショナルと同時開催で行われるナイトシクロクロスレース「弱虫ペダルSTARLIGHT CROSS in CYCLEMODE」が千葉県千葉市の幕張海浜公園Gブロック特設コース(1周2.5km)で開催され、中盤から先頭に立った宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光がリードを守り切り優勝を飾りました!

また、このレースが今季初シクロクロスレースとなった宇都宮ブリッツェンの阿部選手は、表彰台にあと一歩の4位でレースを終えています。





ロードレースカレンダーが残すところツール・ド・おきなわのみとなり、シクロクロスシーズンが本格化してきました。

10月10日のJCXシリーズ第1戦で国内初戦を迎えた宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂選手は、シクロクロスミーティング富士山大会、東北CXプロジェクト第1戦さがえラウンド(UCI-C2、JCXシリーズ第3戦)と3連勝を達成。4連勝を目指してこのレースに臨みました。

また、ロードレースシーズンを終えた宇都宮ブリッツェンの阿部選手もこのレースからシクロクロスに参戦となります。

レースがスタートすると小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が得意のスタートダッシュを決めるかと思われましたが、2番手でコースインする展開。しかし、すぐに先頭を奪ってレースの主導権を握ろうとペースを上げます。

2周回目に入ると早くも集団はバラバラの状態となり、先頭は小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)、武井選手(FORZA)、前田選手(弱虫ペダル)の3名が若干先行してパックを形成する展開に。

また、16番手からスタートとなった阿部選手(宇都宮ブリッツェン)もスタート直後に起きた落車を上手く回避し、その後も得意の平坦を中心に先行する選手をパスしていき、一気に7番手前後にまでポジションを上げることに成功します。

3周回目に入ると、3名の先頭パックでのローテーションの中からタイミング良く前田選手(弱虫ペダル)が抜け出して先行する展開となります。

前田(弱虫ペダル)

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

武井(FORZA)

4周回目に入ると、2番手パックから小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が抜け出し、単独で先行する前田選手(弱虫ペダル)の追走に入る形に。一方、阿部選手(宇都宮ブリッツェン)も5番手にまでポジションを上げ、先行する選手たちに迫ります。

5周回目には、先頭の前田選手(弱虫ペダル)と2番手の小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)のタイム差がみるみる縮まり、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が前田選手(弱虫ペダル)を射程圏内にとらえることに。

レースも折り返しの6周回目になると、ついに小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が前田選手(弱虫ペダル)を捕らえ、先頭は2名のパックに。その40秒ほど後方では阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が武井選手(FORZA)と3番手パックを形成する展開となります。

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

前田(弱虫ペダル)

↓ 40秒

武井(FORZA)

阿部(宇都宮ブリッツェン)

7周回目に入ると、先頭パックでは小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が若干先行し始め、前田選手(弱虫ペダル)とのタイム差を少しずつ開いていく展開となります。

レースはこのまま8周回目に入り、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が得意の独走態勢に持ち込む展開になるかと思われましたが、今週に入って若干体調を崩してしまっていたため本来の身体のキレがなく、思い描いていたようにタイム差が開いていかない状態に。9周回目に10秒ほどあったタイム差は、10周回目には逆に6秒程度にまで縮まる状況となります。

このままいくと先頭は再び2名のパックになるのも時間の問題かと思われましたが、ここで小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)がもう一度スイッチを入れて踏み直してリードをキープしたまま最終周回へと入っていきます。

結局、最終周回も何とかリードを守り切った小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)はシーズンインから4連勝を達成する優勝を飾り、2週間後から始まるマキノ、野辺山のUCIレースに向けていい形でレースを終えました。

また、今シーズンのシクロクロス初レースとなった阿部選手(宇都宮ブリッツェン)は残り2周回まで武井選手(FORZA)とパックで3番手を走っていましたが、後方から猛烈な勢いで迫ってきた竹内選手(MIYATA-MERIDA)と3名のパックに。最後は竹内選手(MIYATA-MERIDA)に先行を許してしまう展開となり、惜しくも表彰台を逃す4位という結果でレースを終えています。

小坂選手コメント

「今日は本当にたくさんの応援、ありがとうございました!レース展開は自分がイメージしていた通りにはいきませんでしたが、最後まで冷静にミスなく走り切り、勝って終わることができたのは良かったと思います。この後の重要レースを見据えてのトレーニング期間ということもあって、若干、身体に疲れが残る中で臨んだレースで勝つことができましたし、フィジカル的にも次のマキノ、野辺山、そして全日本選手権に向けてもう一段階上げていけるという感触もつかむことができたので、次のレースも期待してもらえればと思います。引き続き応援、よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY



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◆[リザルト

[弱虫ペダル STARLIGHT CROSS in CYCLEMODE - C1 60m - ]

1位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) 1h03m15s

2位 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) +07s

3位 竹内遼 (MIYATA-MERIDA BIKING TEAM) +1m50s

4位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +1m52s

5位 武井亨介 (TEAM・FORZA) +1m57s

6位 宮津旭 (PAXPROJECT) +3m35s

7位 重田兼吾 (Team CUORE/順天堂大学) +4m06s

8位 中村龍太郎 (SNEL CYCLOCROSS TEAM) +5m55s

9位 鈴木禄徳 (PAXPROJECT) -2Laps

10位 佐復真人 (WildBoars) -2Laps

出走=53名/完走=8名


Slcross_01
[会場入りした小坂選手と阿部選手が試走開始までの間、のんびりとした時間を過ごす]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_02
[試走のためにコースオープンになるのを待つ2選手。横には今年も心強い存在となる田村メカの姿が]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_03
[今季初のシクロクロスレースとあり、コース状況に応じた空気圧の設定などを確認しながら試走を重ねる阿部選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_04
[小坂選手も路面状況やコースのポイントなどを確認しながら試走を重ねる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_05
[小坂選手から盗めるものは全て盗むとばかりに、不敵な笑みを浮かべて小坂選手の後方で試走を重ねる阿部選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_06
[スタート時間が迫る中、阿部選手が集中を高めながらローラーでアップを開始する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_07
[小坂選手の要望に応え、田村メカがシューズのピンを迅速かつ的確に交換する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_08
[ローラーでのアップを重ねる中で小坂選手の表情も少しずつ引き締まったものになる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_09
[2選手ともにそれぞれがイメージするゴール後の姿を浮かべながらアップを続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_10
[完全に日が沈んだ幕張海浜公園のスタートラインに選手たちが整列する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_11
[スタートダッシュで先手を取られ、2番手でコースインしていく小坂選手だったが…]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_12
[すぐに先頭を奪い返し、そのままペース上げて主導権を握りに入る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_13
[スタート直後の落車をうまく回避した阿部選手は一気にポジションを上げて7番手前後に浮上]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_14
[前田選手に先攻を許した小坂選手がこのレースのシンボルとも言える星型のコースへと入る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_15
[激坂区間でも安定した走りを見せて先行する前田選手を追走する小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_16
[落ち着いてレースを進めていた小坂選手が、ついに前田選手を射程圏内に捕らえる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_17
[勝負の仕掛けどころを探りながら前田選手と先頭パックで走る時間が続く]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_18
[前田選手と小坂選手の熱いバトルに、激坂区間に詰めかけた観客も熱い声援を送る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_19
[前田選手を置き去りにし、小坂選手が独走態勢に入る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_20
[順調にポジションを上げる阿部選手は武井選手と3番手パックを形成する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_21
[独走態勢に入った後もリードを盤石なものにしようとペダルを踏み続ける小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_22
[阿部選手と武井選手のマッチレースとなった3番手争いに、後方から猛烈な勢いで竹内選手が迫る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
Slcross_23
[最後は前田選手にタイム差を縮められながらも逃げ切った小坂選手が勝利を確信し小さくガッツポーズを見せる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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2016/11/03

宇都宮ブリッツェン退団選手のお知らせ

『宇都宮ブリッツェン退団選手のお知らせ』

平素より弊社活動につきご理解ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

今季のJプロツアーも終えまして、これに伴い、所属選手の退団に関するお知らせを申し上げます。

2016年12月31日を持ちまして、下記の通り2名の選手が、宇都宮ブリッツェンを退団する事となりましたのでご報告申し上げます。

大久保 陣選手(左)/堀 孝明選手(右)

00

これまでチームの為に献身的な活動をしてくれた、大久保選手と堀選手の今後の活躍を祈年いたします。

また、2017 シーズン新体制につきましては、後日、改めて発表致します。

サイクルスポーツマネージメント株式会社

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2016/11/02

JPT第23戦 JBCF おおいたサイクルロードレース

39
47
[上:最終周回に単独で抜け出した増田選手が独走優勝!大分2連戦を連勝しJプロツアーを締めくくった]
[下:シーズンのほとんどで着用したピュアホワイトジャージを守り切った小野寺選手が年間表彰式でもこのポーズ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

2016年のJプロツアー最終戦で第23戦となる「JBCFおおいたサイクルロードレース」が開催されました。

◆大会WEBサイトは[こちら
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
飯野智行
堀孝明
雨澤毅明
小野寺玲



2016年のJプロツアー最終戦となる第23戦「JBCFおおいたサイクルロードレース」が大分県大分市の大分スポーツ公園大銀ドーム周辺に設定された1周4.0kmのアップダウンが厳しい公道特設周回コースで開催され、レース序盤に形成された有力選手4選手の逃げ集団がその後の100kmを逃げ切り。その中から最終周回でアタックを仕掛けて飛び出した宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手が独走優勝を飾りました!

この結果、宇都宮ブリッツェンのJプロツアー年間成績はチーム・個人(増田)ともに2位となり優勝には手が届きませんでしたが、最終戦となる大分での2連戦で連勝を果たし有終の美を飾って、2016年のJプロツアー全日程を終了しました。

2016Jプロツアーにおける宇都宮ブリッツェンの戦績は、全22戦(第3戦白浜クリテリウムが中止のため)中7勝とJプロツアーでのチーム最多勝利記録を更新。また、小野寺玲選手が2014年の堀選手以来となる23歳以下のツアーリーダーの証であるピュアホワイトジャージを獲得するなど、チームと選手それぞれの着実な進化と成長が示されたものとなりました。

長かった2016年のJプロツアーも、ついに最終戦。

その最終戦の舞台となったのは、大分市の大分スポーツ公園大銀ドーム周辺に設定された1周4.0kmの公道特設周回コース。180度コーナーをクリアした後のゼロスタート状態で始まる上りなど厳しいアップダウンに加え、テクニカルな区間も多いことから毎年完走者がごく少数のサバイバルレースになる難コースとして知られるコースです。

前日の第22戦「おおいたいこいの道クリテリウム」で鈴木譲選手が優勝を飾った宇都宮ブリッツェンは最終戦での勝利を貪欲に狙うため、序盤から各選手が積極的に集団前方でレースを展開し、厳しいコースで強さを発揮する外国人選手勢の動き対しても一歩も引かずに攻撃をして勝利を挙げることを目標にレースに臨みました。

1周回のパレードランを終えリアルスタートが切られたレースは、序盤から各チームによる激しいアタック合戦が繰り広げられる展開となりますが、決定的な逃げがなかなかできない状態が続きます。

3周回目には阿曽選手(キナンサイクリング)と湊選手(シマノレーシング)の飛び出しに増田選手(宇都宮ブリッツェン)が反応して集団から若干のリードを奪いますが、程なくして集団に吸収されます。

すると、序盤からの出入りの激しいレース展開にメイン集団は早くも幾つかのグループに分断されることに。宇都宮ブリッツェン勢は全員が40名ほどの先頭集団に残り、次の展開に備えることとなります。

5周回目に入ると、増田選手(宇都宮ブリッツェン)と堀選手(宇都宮ブリッツェン)の宇都宮ブリッツェン2選手と、プラデス選手(Team UKYO)、M・ガルシア選手(キナンサイクリング)という有力選手4名の逃げが形成されます。

プラデス(Team UKYO)

増田、堀(宇都宮ブリッツェン)

M・ガルシア(キナンサイクリング)

↓ 10秒

メイン集団

有力選手4名の逃げということもあり、メイン集団ではこの逃げにジャンプしようとアタックを仕掛ける選手が次々と出て活性化したことでさらに人数が絞られ、レースもまだ6分の1という段階で30名弱にまで人数を減らすこととなります。

その後もレースは有力選手4名の逃げ集団が快調に逃げ続ける展開が続き、一方のメイン集団は逃げに選手を送り込んでいないマトリックスパワータグやシマノレーシング勢が中心となってペースアップを試みる状態となりますが、レースも折り返しとなる15周回目にはそのタイム差は1分を超えるまでに広がる展開となります。

また、この時点でコース上に残っている選手はわずか25名となり、今年も例年通りサイバイバルレースの様相を呈してきます。

レースは残り10周回を迎える直前の20周回目になっても4名の逃げ集団が快調に逃げ続ける展開が続き、追走するメイン集団とのタイム差は1分50秒にまで開くこととなります。

すると、この状況を打開しようとメイン集団からプジョル選手(Team UKYO)とロレンテ選手(Team UKYO)がアタックを仕掛けて飛び出したことでメイン集団が活性化し、崩壊。幾つかのグループに分かれて逃げ続ける4名を追走する形となります。

21周回目に入ると、追走集団から畑中選手(Team UKYO)がアタックを仕掛けて飛び出し、この動きに反応した雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)の2名が先行し、さらに安原選手(マトリックスパワータグ)と入部選手(シマノレーシング)の2名が後方から合流し、4名の追走集団が形成されることとなります。

プラデス(Team UKYO)

増田、堀(宇都宮ブリッツェン)

M・ガルシア(キナンサイクリング)

畑中(Team UKYO)

雨澤(宇都宮ブリッツェン)

安原(マトリックスパワータグ)

入部(シマノレーシング)

鈴木譲、阿部、小野寺(宇都宮ブリッツェン)含む集団

しかしその後、追走の4名から安原選手(マトリックスパワータグ)がドロップして追走は3名に。逆に後方の集団からは5名ほどの選手が抜け出して追走集団に迫る展開となります。

プラデス(Team UKYO)

増田、堀(宇都宮ブリッツェン)

M・ガルシア(キナンサイクリング)

畑中(Team UKYO)

雨澤(宇都宮ブリッツェン)

入部(シマノレーシング)

ロレンテ(Team UKYO)

鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

安原(マトリックスパワータグ)

中島(愛三工業レーシング)

クロフォード、野中(キナンサイクリング)

阿部、小野寺(宇都宮ブリッツェン)含む集団

レースも残り7周回となる24周回目に入ると、3名の追走集団に後方から人数を減らしながら迫っていた集団が合流し、追走集団は7名となって逃げ続ける4名の追走に入ります。

プラデス(Team UKYO)

増田、堀(宇都宮ブリッツェン)

M・ガルシア(キナンサイクリング)

↓ 45秒

畑中、ロレンテ(Team UKYO)

鈴木譲、雨澤(宇都宮ブリッツェン)

入部(シマノレーシング)

クロフォード、野中(キナンサイクリング)

↓ 1分

阿部、小野寺(宇都宮ブリッツェン)含む集団

残り6周回となる25周回目に入る段階で、追走集団かクロフォード選手(キナンサイクリング)が単独アタックを仕掛けて飛び出し、逃げ集団4名とのタイム差を1周回でおよそ10秒ずつ縮めながら迫る展開となります。

しかし、クロフォード選手(キナンサイクリング)をはじめとする後方の追走もむなしく、周回数だけが減っていく展開が続き、残り2周回となる29周回目になっても逃げ集団とのタイム差は思うように縮まらず。逃げ集団4名の逃げ切りが濃厚となります。

その逃げ集団は、前日のクリテリウムでも逃げに乗り、ここまでも献身的は走りを見せてきた堀選手(宇都宮ブリッツェン)が少し厳しい状況となりながら最終周回へと向かう上りへと入っていきます。

するとここで、増田選手(宇都宮ブリッツェン)がライバル2選手の脚の残り具合を確認する意味合いも含めてジャブのアタックを繰り出して飛び出します。

上り区間を終えて増田選手(宇都宮ブリッツェン)が後方を確認すると、プラデス選手(Team UKYO)とM・ガルシア選手(キナンサイクリング)が想定以上に離れている状況。増田選手(宇都宮ブリッツェン)はそのまま勝負を決める勢いで全開走を開始し、一気にタイム差を12秒程度にまで広げて独走態勢に入ります。

結局、増田選手(宇都宮ブリッツェン)はそのまま最後まで逃げ切り、独走優勝。前日のクリテリウムでの鈴木譲選手の勝利に続く連勝で有終の美を飾り、Jプロツアー最終戦を締めくくりました!

清水監督コメント

「今日のレースも前日同様に逃げに多く選手を乗せて、そこから攻撃をするというプランで臨みました。4名の逃げに半分となる2名の選手を送り込めたのは良かったですし、その4名のメンバーが強力だったということが逃げ切りにつながったと感じています。ただ、その後方の集団にも宇都宮ブリッツェンの選手は全員残っていましたので、盤石の体制で思っていた通り、理想通りのレースを展開できたと思いますし、優勝した増田選手の走りは日本を代表する選手と言われるに相応しい走りだったと思います。ただ、私としては増田選手と堀選手の2名が逃げ集団に入った段階で、堀選手も実力がついてきていて、どちらの選手で勝負をしても勝てる状況だと感じていたのですが、堀選手は前日も逃げに乗って脚を使っていた分、後半は増田選手に頼らざるを得ない状況にはなりましたが、堀選手もいい仕事をしてくれたと感じています。今回の2連戦は選手たちが臨機応変に動いてくれ、自分たちが考えた戦略を展開の中で上手く応用しながらやってくれたことが連勝にもつながったと思います。今シーズンのJプロツアーは、強力な外国人選手勢との戦いだったなと終わってみて感じています。ランキングではチーム・個人ともに2位と目標とする優勝には届きませんでしたが、チームとしての成長の度合いというのは昨年以上のものがあって収穫も大きかったと感じています。ファン・サポーターの皆さんにもランキング2位ということで悔しい想いをさせてしまったと思いますが、その分過去最高の、UCIレースというレベルの高いを含めて12勝を挙げることができました。それも今年、全国各地にファン・サポーターの皆さんが応援に駆け付けてくれたからこそだと思っています。来年はもっとパワーアップして、ランキングでも優勝できるように頑張ります。来年も応援、よろしくお願いします!」

増田選手コメント

「今日のレースで一緒に逃げていたプラデス選手とガルシア選手は、ジャパンカップでも力強い走りを見せていたので“今日はこの3名での勝負になるな”と思っていました。ラスト1周に入るところで様子見というか、相手がどれだけ脚を残しているのか探ろうと攻撃を仕掛けてみたところ、思いのほか決まって。ちょっと離れたのが見えたところからは全力で踏み続けて優勝することができました。自分としては序盤から動いてほぼ120km全部を逃げたような感じだったので脚にきてはいましたが、堀選手が居てくれたのが心強かったですね。堀選手とは師弟関係のようないい関係なので、シーズン最後のレースでこうして一緒に逃げることができて本当に良かったなと思います。堀選手もここ最近強くなってきているので、自分もまだまだ負けてられないなという想いもありつつ(笑)、今日勝てたことは彼にも感謝したいです。このレースを最後にオフに入る選手もいますが、自分はツール・ド・おきなわもあります。昨日は集団で休んでもいたので、今日は絶対に全部出し切って悔いが残らないように自分自身を追い込んで、ツール・ド・おきなわに繋がるようなレースにしたいなと思っていたので、序盤から積極的にいったことが優勝という結果にもつながったと思うので良かったです。今シーズンはチームとしても自分としても、過去最高に勝利数を重ねられたんじゃないかと思います。UCIレースとJプロツアー合わせて12勝を挙げて、完成されたチームになったな、と。もちろんここで終わりじゃないですし、更なる高みを目指していくのは当然ですが、過去最高の勝利数でこうしてシーズンを締めくくることができたので、“やっとここまで来たのか”という感慨深さもあります。重ねて、まだおきなわはありますが、Jプロツアー最終戦となる大分での2連戦で鈴木譲選手と自分が連勝して有終の美を飾ることができたのも、ここまで応援してくださったファン・サポーターの皆さんのおかげだと思っています。ツール・ド・おきなわ、そして来年に向けてまた頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします!ありがとうございました!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[第3回 JBCF おおいたサイクルロードレース - JPT第23戦 - 120.0km - ]

1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 2h45m02s 43.62km/h

2位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) +40s

3位 マルコス・ガルシア (KINAN Cycling Team) +48s

4位 畑中勇介 (Team UKYO) +50s

5位 ジャイ・クロフォード (KINAN Cycling Team) +50s

6位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +1m02s

7位 野中竜馬 (KINAN Cycling Team) +1m33s

8位 ロドリゴ・アラケ・ロレンテ (Team UKYO) +1m33s

9位 入部正太朗 (シマノレーシングチーム) +2m02s

10位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +2m20s

14位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +2m53s

16位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +3m06s

20位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +4m37s

DNF 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン)

DNF 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン)

出走=101名/完走=20名

◆2016Jプロツアー 個人ランキング

1位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 14,900P

2位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 14,356P

3位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) 12,630P

4位 オスカル・プジョル (Team UKYO) 9,974P

5位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 9,574P

6位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) 8,662P

◆2016Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 45,696P

2位 宇都宮ブリッツェン 41,578P

3位 マトリックスパワータグ 29,734P

4位 シマノレーシングチーム 21,200P

5位 NEILPRYDE-NANSHIN SUBARU CYCLING TEAM 14,391P

6位 愛三工業レーシングチーム 13,988P

ルビーレッドジャージ ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ)

ピュアホワイトジャージ 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン)



01
[前日のクリテリウムに引き続き爽やかな秋晴れの空が大銀ドーム周辺に広がった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
02
[前日の第22戦おおいたいこいの道クリテリウムで勝利した鈴木譲選手がJBCFオフィシャルのインタビューを受ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
03
[前日の逃げで脚を使った阿部選手がアップ前にグリッドローラーを使って念入りにストレッチ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
04
[このメンバーで走るJプロツアー最終戦。全員が納得する結果でレースを終えたいところだ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
05
[第5戦からピュアホワイトジャージをキープし続けた小野寺選手が気負いのない表情で準備を進める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
06
[スタートまで思い思いの時間の使い方をする増田選手と堀選手の師弟コンビがこの後のレースで魅せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
07
[飯野選手はフィジカル以上にレース勘の衰えやJプロツアーのレベルアップに苦しむシーズンとなった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
08
[ジャパンカップ後に崩した体調の回復が思わしくない大久保選手も、最終戦でできる限りの走りを誓う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
09
[長いシーズンを戦った上でランキング上位に君臨する選手たちが、この日もレースの主役になるか!?]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
10_2
[スタート直後から、レースは激しいアタック合戦となる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[序盤の攻防戦に阿部選手が率先して反応。増田選手と大久保選手も続く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
12
[増田選手を含む有力選手3名の飛び出しに反応してブリッジをかける堀選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
13
[おきなわに向け、出し切ることを意識してレースに臨んだ増田選手が有力選手の逃げに乗る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
14
[メイン集団が人数を減らす中、宇都宮ブリッツェンは全選手が残って次の展開に備える]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
15
[小野寺選手もきっちり上りに対応し、メイン集団内で次の展開に備える成長した姿を見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
16
[前日の逃げの疲労が残る中、この日も逃げに乗った堀選手が積極的に先頭を引いて集団をリードする逞しさを見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
17
[残る選手はシマノレーシングとマトリックスパワータグがコントロールするメイン集団内で固まってポジションを確保する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
18
[2002年のサッカー日韓W杯の試合会場にもなった大銀ドームの周囲をメイン集団が通過]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[平坦区間でタテに伸びたメイン集団が180度コーナーでさらにタテに伸びる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
20
[後続のメイン集団とのタイム差を広げながら、4名の逃げが快調に逃げ続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[少しずつ人数を減らしていくメイン集団に全員が残り存在感を示す宇都宮ブリッツェンの選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[宇都宮から遠く離れた大分の地にも、宇都宮ブリッツェンを後押しするバナーが飾られる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[例年サバイバルレースとなるこのコース。今年も次々に選手たちがタイムアウトとなる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
24
[UCIレースでも強さを見せる強力外国人選手2名に対して、堀選手と増田選手も一歩も引かない走りを見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
25
[スタート/フィニッシュへ向かう上りを通過するたびに人数が減るメイン集団に着実に人数を残す]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
26
[万全の体調ではない大久保選手も補給を受け取りながら懸命の走りを続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[愛三工業レーシング勢もコントロールに加わり、メイン集団のペースが上がり始める]
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[序盤から苦しそうな表情を見せながらも食らいついていた飯野選手が遅れ始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[協調体制を崩さずに逃げ続ける4名が大銀ドームを背に上り区間をクリアしていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
30
[不得手の厳しい上りに大久保選手と小野寺選手もしっかり対応してメイン集団内を走行]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
31
[プジョル選手のアタックによってこう着状態だったメイン集団が崩壊]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[畑中選手やトリビオ選手など有力選手の動きをマークし、しっかりチェックしていく阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
33
[序盤から苦しんだ飯野選手が残念ながらタイムアウトでDNFとなる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
34
[畑中選手のアタックにしっかり反応した雨澤選手が追走集団で睨みを効かせる走りを見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[上りにもきちんと対応し、終盤に入っても先頭集団内で先を見据える走りを見せる小野寺選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[大分の地でも熱い声援で選手たちを後押しするブリッツェンサポーター]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[どんなレースでも安定してハイレベルな走りを見せる鈴木譲選手が先行集団からこぼれた選手を吸収しながらゴールを目指す]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[最終周回に入る段階で増田選手が狙い通りのアタックを仕掛けて独走体制を築く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[リーダージャージを守り切ったトリビオ選手と互いの健闘を讃え合いながら小野寺選手がフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[連日の逃げで連勝の礎を築いた堀選手を、逃げの先輩阿部選手が労う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[会心の勝利に満面の笑みを浮かべる増田選手が、大分にまで足を運んでくれたNHK宇都宮のインタビューに応える]
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[強力外国人選手をねじ伏せての優勝を飾った増田選手。ツール・ド・おきなわでの快走にも期待がかかる]
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[長いシーズンを共に戦ってくれたファン・サポーターに感謝の気持ちを伝える]
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[シーズン終了の安堵感と虚無感が同時に去来し、清水監督も言葉を詰まらせる]
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[その清水監督の姿を見て、感極まるサポーターの姿も]
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[宇都宮から遠く離れた大分をホームの雰囲気にしてくれたサポーターと記念撮影]
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