« 2016年8月 | トップページ | 2016年10月 »

2016年9月

2016/09/28

JPT第18戦 JBCF まえばし赤城山ヒルクライム

S1
10
[上:勝負どころで落車してしまたものの、3位表彰台を確保した増田選手]
[下:圧巻の登坂力を見せたプジョルが貫禄の優勝を飾った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9月25日(日)に、2016年のJプロツアー第18戦となる「JBCFまえばし赤城山ヒルクライム」が開催されました。

◆大会WEBサイトは[こちら
◆Live!!!ブログレポートは[こちら

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
飯野智行
堀孝明
雨澤毅明
小野寺玲





2016年のJプロツアー第18戦となる「JBCFまえばし赤城山ヒルクライム」が、群馬県前橋市の前橋合同庁舎から赤城山総合観光案内所にわたる全長20.8kmの公道コースで開催され、終盤に圧倒的な登坂力を見せたTeam UKYOのオスカル・プジョルが優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、終盤の有力選手のみが残る先頭集団に増田選手と堀選手が入ってレースを展開しましたが、残り1.5kmという所で増田選手が痛恨の落車を喫してしまい、その後追い上げたもののプジョル選手には届かず3位。堀選手もフィニッシュでシマノレーシングチームの湊選手差され5位。

チームランキング首位はポイント差を詰められながらもキープしたものの、増田選手のルビーレッドジャージはこのレースで2位に入ったマトリックスパワータグのホセビセンテ・トリビオ選手に奪い返されてレースを終えました。

前日のまえばしクリテリウムに続き、Jプロツアー初開催となった「まえばし赤城山ヒルクライム」。群馬県前橋市の前橋合同庁舎から赤城山総合観光案内所までの20.8kmのコースは標高差1,313m、平均勾配6.4%、最大勾配9.4%、前半は緩やかな勾配でほぼ直線、後半は厳しい勾配の九十九折という構成で、やはり登坂力に優れたクライマー系の選手に有利なレースと言えます。

宇都宮ブリッツェンは、上りに強い増田、堀、雨澤、飯野の4選手を終盤の勝負要員に前半の緩斜面区間は阿部、大久保、小野寺の3選手がレースを作り、後半の勝負どころでは第12戦みやだ高原ヒルクライムの時のように選手たちが好連携を見せて強力な外国人選手勢に打ち勝つということをイメージしてレースに臨みました。

パレードを終えてリアルスタートが切られると、ホームチームである群馬グリフィンの選手がファーストアタックを仕掛ける形でレースの幕が開けます。

すかさずそのアタックに選手たちが反応していき先頭は5名となりますが、この動きはメイン集団が落ち着いて吸収します。

その後、宇都宮ブリッツェン勢とマトリックスパワータグ勢が先頭に立ってペースをコントロールし始めたことでメイン集団は落ち着きを見せるかと思われましたが、すかさず阿曽(光)選手(キナンサイクリング)がアタックし、単独で抜け出す展開となります。

その後、木村選手(シマノレーシング)や屋部選手(フィッツグルーン)、ハビエル選手(ヴィクトワール広島)らが次々とアタックを仕掛けて先行する選手へブリッジを試みますが、阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が中心に宇都宮ブリッツェン勢がコントロールするメイン集団が吸収します。

すると、これから勾配が厳しくなっていく8.9km地点の第1給水所を過ぎた段階でアベラストゥリ選手(Team UKYO)がアタックして単独で抜け出し、メイン集団からリードを奪う展開となります。

強力なスプリントに加え、山岳でも目立った動きを見せるアベラストゥリ選手(Team UKYO)でしたが、程なくして30名程度にまで人数を減らしたメイン集団が吸収します。

その後、15.1km地点となる第2給水所を過ぎたメイン集団は人数を少しずつ減らしながらも集団のまま進行。トリビオ選手(マトリックスパワータグ)や畑中選手(Team UKYO)がアタックを仕掛けて抜け出しを図りますがすかさず集団が吸収します。

レースも残り3kmを切る頃になると、先頭集団は登坂力に自信を持つ12名ほどにまでブラッシュアップ。最終局面を迎えることとなります。

すると、残り2.5km地点を通過しようかというところでプジョル選手(Team UKYO)が強烈なアタックを仕掛け、集団をグングン引き離しにかかります。

この動きに、集団からは日本人トップの登坂力を持つ増田選手(宇都宮ブリッツェン)がすかさず反応して追走に入ると、増田選手(宇都宮ブリッツェン)と個人ランキングを争うトリビオ選手(マトリックスパワータグ)も当然のように続く展開となります。

ところが、残り1.5km地点を通過しようかというタイミングで、先行するプジョル選手(Team UKYO)に追いつけるという確信を持ってペダルを踏み続けていた増田選手(宇都宮ブリッツェン)がウェットな路面でスリップし、まさかの落車。

増田選手(宇都宮ブリッツェン)はすぐさま起き上がってレースに復帰しますが、当然ながらプジョル選手(Team UKYO)とのタイム差が開いたばかりか、トリビオ選手(マトリックスパワータグ)にも先行を許してしまう展開となります。

結局、レースは強烈なアタックから独走に持ち込んだプジョル選手(Team UKYO)がリードを保ったままフィニッシュし、優勝。痛恨の落車を喫してしまった増田選手(宇都宮ブリッツェン)は、ルビーレッドジャージを争うトリビオ選手(マトリックスパワータグ)にも先行を許してしまうこととなる3位でフィニッシュ。トリビオ選手(マトリックスパワータグ)にジャージを奪い返されてレースを終えました。

清水監督コメント

「最終的に、今日のレースは増田選手が頂上付近という重要な局面で落車してしまい、もったいなかったなという気持ちもありますが、それも含めてレースだとも感じています。ただ、増田選手本人としてはプジョル選手に追いついて勝負をできる感触はあったということなので、その感触を希望の種にしてこの後のレースもしっかりと戦っていってもらえればと思います。ですが、上りを得意とする残る選手たちが思っていた以上に走れなかったと感じていまして、この後に上りが厳しいレースが続くということもありますし、もう一度それぞれの選手の状態を再確認し、修正できる点は修正して、本来の力がしっかりと出せるようにしていきたいと思います。どちらかと言えば厳しい上りのレースの方が我々にチャンスがあると思っていたので、ポイントを詰められたとい結果は本当に残念ですが、しっかりと仕切り直してこの後のレースを戦っていきたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY



Logo
シクロワイアードの記事は[こちら




◆[リザルト

[第1回 JBCF まえばし赤城山ヒルクライム - JPT第18戦 - 20.8km - ]

1位 オスカル・プジョル (Team UKYO) 56m29s 22.09km/h

2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +10s

3位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +33s

4位 湊諒 (シマノレーシングチーム) +34s

5位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +36s

6位 畑中勇介 (Team UKYO) +39s

7位 田窪堅次 (マトリックスパワータグ) +40s

8位 サルバドール・グアルディオラ (Team UKYO) +42s

9位 森本誠 (イナーメ信濃山形) +44s

10位 西村大輝 (シマノレーシングチーム) +55s

15位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +1m44s

18位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +2m20s

21位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +3m03s

32位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +4m01s

47位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +6m01s

89位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +12m30s

出走=118名/完走=116名

◆2016Jプロツアー 個人ランキング

1位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 11,976P

2位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 11,848P

3位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) 7,802P

4位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 6,914P

5位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) 6,106P

6位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) 5,726P

◆2016Jプロツアー チームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 31,384P

2位 Team UKYO 30,506P

3位 マトリックスパワータグ 24,610P

4位 シマノレーシングチーム 15,836P

5位 愛三工業レーシングチーム 11,578P

6位 那須ブラーゼン 10,774P

ルビーレッドジャージ ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ)

ピュアホワイトジャージ 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン)




01
[まだ夜も明けきらない時間からスタートに向けて各チームのスタッフが準備を始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
02
[会場に到着してすぐ、阿部選手が出走サインを行う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
03
[6時55分という早い時間でのスタートに向け、選手たちはそれぞれのやり方で身体を目覚めさせる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
04
[昇り始めた朝日が予報通りに気温が高くなる1日を予感させる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
05
[スタート時間に合わせて、ローラーでアップを開始する選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
06
[ルビーレッドジャージを着る増田選手が穏やかな笑顔を見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
07
[U23ランキングのトップを走る小野寺選手はジャージの色と合ったニューサングラスを初着用]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
08
[レース当日は一般ライダーも参加するイベントも同時開催。3,000人もの参加者が集まった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
09
[肌寒さが予想されたフィニッシュ地点にも日の光が降り注ぎ気温が上がる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
11
[落車によって勝利のチャンスを失ってしまった増田選手が3位でフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
12
[フィニッシュ手前で湊選手にかわされた堀選手は5位という結果に悔しさを滲ませる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
13
[少しずつかつての姿を取り戻しつつある飯野選手は15位。次戦の輪島で完全復活を誓う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
14
[フィニッシュ後、救護では落車で負った傷の治療をする増田選手の姿があった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
15
[今シーズン高い位置で安定したパフォーマンスを見せる鈴木譲選手は18位]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
16
[早いスタート時間の影響で身体が起きるまで時間を要してしまった雨澤選手は21位]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
17
[自分の想像よりも上れず32位でゴールした小野寺選手が、痙攣してしまった脚を伸ばす]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
18
[序盤に仕事をこなし、マイペースで上り切った阿部選手がフィニッシュ後に笑顔を見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
19
[阿部選手同様に序盤で脚を使った大久保選手も自分のペースでゴールにたどり着いた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
20
[落車後も諦めずに3位表彰台をキープしたことで、チームランキング首位は守った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
21
[ルビーレッドは失ったものの、ピュアホワイトは小野寺選手がキープ。増田選手とトリビオ選手の争いは、まだまだ続きそうだ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

|

2016/09/24

JPT第17戦 JBCF まえばしクリテリウム

S1_2
11
[上:レース終盤、集団先頭に立ってペースを上げる宇都宮ブリッツェンの選手たち]
[下:逃げ切った2名のゴールスプリントを制した入部選手がうれしい今季JPT初勝利を飾った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9月24日(土)に、2016年のJプロツアー第17戦となる「JBCFまえばしクリテリウム」が開催されました。

◆大会WEBサイトは[こちら
◆Live!!!ブログレポートは[こちら

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明
雨澤毅明
小野寺玲



2016年のJプロツアー第17戦「JBCFまえばしクリテリウム」が、初開催となる群馬県前橋市の群馬県庁と前橋市市役所周辺に設定された1周3.5kmの公道特設周回コースで開催され、3周回目に抜け出したシマノレーシングチームの入部正太朗とTeam UKYOのオスカル・プジョルが逃げ切り。最後はゴールスプリントを制した入部がうれしい今季Jプロツアー初勝利を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、レース終盤に集団先頭に立って逃げる2名を吸収しようとペースアップを開始しますが、わずかに届かず。3位争いのゴールスプリントに挑んだ増田選手、大久保選手、小野寺選手がそれぞれ4位、5位、7位。表彰台には届きませんでしたが、2枚のジャージとチームランキング首位をキープして翌日の第18戦に臨むことになります。

地元である栃木県で開催された第16戦「JBCFタイムトライアルチャンピオンシップ」から2週間空いて迎えたJプロツアー第17戦「JBCFまえばしクリテリウム」。

初開催の舞台となったのは、群馬県の中心地となる群馬県庁と前橋市役所の周辺に設定された1周3.5kmの公道特設周回コースで、基本的にフラットなレイアウトながら利根川にかかる県道10号線の橋やテクニカルなS字コーナーなども織り込まれており、踏み直すパワーとテクニックの両方が求められるコースと言えます。

そのコースに対して、宇都宮ブリッツェンはエーススプリンターの大久保選手と、欧州遠征で逞しさを増して帰国した小野寺選手の2枚看板で勝負することを選択。そこに、ルビーレッドジャージを着る増田選手もジャージをキープするためにしっかりと絡んでいくことを確認してレースに臨みました。

14:20にスタートが切られたレースは、1周回のニュートラルの後にリアルスタートが切られると早速、激しいアタック合戦が繰り広げられる展開となります。

前方で激しいアタックの応酬が続いたことで集団はタテに長く伸び、中切れが発生。レースも序盤にして集団が大きく3つに割れる展開となります。

集団が大きく割れる中、宇都宮ブリッツェンは全選手が前方の集団に入ってレースを展開。5周回目に入る頃になると集団先頭をマトリックスパワータグとともにまとめる動きを見せ始めます。

すると、5周回目の終盤に3名の選手が集団から飛び出し、若干のリードを奪う展開となります。

プジョル(Team UKYO)

入部(シマノレーシング)

ハビエル(ヴィクトワール広島)

メイン集団

しばらくすると先行する逃げの3名からハビエル選手(ヴィクトワール広島)がドロップ。先頭は2名となります。

プジョル(Team UKYO)

入部(シマノレーシング)

メイン集団

5秒~7秒程度のリードを奪って逃げる2名に対し、メイン集団はマトリックスパワータグ勢がコントロールを開始。逃げる2名とのタイム差をキープしてコントロールに入ります。

すると、マトリックスパワータグ勢がコントロールするメイン集団から2名の選手が飛び出し、逃げ続ける2名の選手にブリッジをかけようと試みます。

プジョル(Team UKYO)

入部(シマノレーシング)

↓ 3秒

木村(シマノレーシング)

中村(イナーメ信濃山形)

↓ 5秒

メイン集団

レースも後半戦に入り、少しずつ逃げる選手たちとのタイム差を縮めていきたいメイン集団でしたが、マトリックスパワータグ勢のコントロールではなかなかペースが上がらず、また、2名ながらプジョル選手(Team UKYO)が強烈な引きを見せる逃げ集団の強力さも手伝って、タイム差が若干開いていく展開となります。

このままでいくと逃げ切られる可能性が高まってきたため、ここで宇都宮ブリッツェン勢が集団先頭に立ってメイン集団のペースアップを開始。残り3周回となる8周回目に入ると、追走の2名を吸収してさらにペースを上げ続ける展開となります。

レースも残り2周回となる9周回目に入ると、逃げ続ける2名の選手が逃げ切るか、それとも宇都宮ブリッツェンが強烈な牽引を見せる集団が逃げ2名を捕らえるかというジリジリとした展開となり、レースは最終周回へ。

最終周回に入っても追走のペースを落とさず逃げる2名を追走し続けた宇都宮ブリッツェン勢でしたが、逃げ2名が若干のリードを保ってホームストレートへと姿を現します。

勝利を狙う集団内の選手たちが先行する2名を飲み込もうとスプリントを開始しますが、わずかに及ばず。入部選手(シマノレーシング)がプジョル選手(Team UKYO)から先行してフィニッシュラインを駆け抜け、見事に今季Jプロツアー初勝利を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢はレース前のプラン通り、鈴木譲選手から阿部選手とつないで、小野寺選手の後方に増田選手と大久保選手が控える形を維持して先頭で最終コーナーをクリアしてホームストレートに入り、スプリントを開始しましたが、その後方から圧倒的なスプリントで加速してきたアベラストゥリ選手(Team UKYO)に先着され、増田選手と大久保選手がそれぞれ4位、5位という結果でレースを終えました。

清水監督コメント

「表彰台を逃してしまっているので負けレースではありますが、チームとしてはレース前に想定してやろうとしていたことは全てできたレースだったと思います。ただ、集団の先頭を引き始めるのが少し遅かったということをはじめ、想定していたことと少しズレがあった部分を修正し切れなかったことが結果につながったのかなと感じています。選手たちはそれぞれ与えられた役割、展開・引く場所・ペースなどをきちんと合わせてやってくれていた部分は良かったと思います。結果が結果なので選手たちは少し浮かない顔をしていますが、形は悪くありませんので仕切り直して明日のレースに挑みたいと思います。今日は隣県ということでたくさんのファン・サポーターの皆さんに現地で声援を送っていただいたので最後は格好良い姿をお見せしたかったのですが、明日、格好良い姿をお見せしたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY



◆リザルト

[第1回 JBCF まえばしクリテリウム - JPT第17戦 - 35.0km - ]

1位 入部正太朗 (シマノレーシングチーム) 47m07s 44.55km/h

2位 オスカル・プジョル (Team UKYO) st

3位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) +01s

4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +01s

5位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +01s

6位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +02s

7位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) +02s

8位 畑中勇介 (Team UKYO) +02s

9位 吉田隼人 (マトリックスパワータグ) +02s

10位 サルバドール・グアルディオラ (Team UKYO) +02s

23位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +08s

41位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +53s

57位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +1m27s

85位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +2m00s

出走=109名/完走=88名

◆2016Jプロツアー 個人ランキング

1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 11,018P

2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 10,806P

3位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) 7,634P

4位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 6,716P

5位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) 6,106P

6位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) 5,726P

◆2016Jプロツアー チームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 29,542P

2位 Team UKYO 27,604P

3位 マトリックスパワータグ 22,846P

4位 シマノレーシングチーム 14,184P

5位 愛三工業レーシングチーム 11,578P

6位 那須ブラーゼン 10,288P

ルビーレッドジャージ 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン)

ピュアホワイトジャージ 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン)



01
[群馬県庁を見上げる好立地でJプロツアー初となるレースが開催された]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
02
[レースの開催地である群馬県出身の飯野選手が交通安全パレードに参加]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
03
[レースのスタート時間に合わせて選手たちに的確な指示を出す清水監督]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
04
[心配された雨も上がった中でレースのスタートが切られた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
05
[各チームが繰り広げる主導権争いで阿部選手が抜群の存在感を見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
06
[長期遠征帰りの雨澤選手と小野寺選手も欧州レースでもまれた経験を国内レースに還元する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
07
[個人ランキングを争うトリビオ選手のマークを受けながらも、チームメートに適切に指示を出す増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
08
[そびえ建つ群馬県庁をバックに猛スピードのプロトンが通過していく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
09
[マトリックスパワータグのコントロールが崩壊しかける中、宇都宮ブリッツェンの選手たちがコントロールを開始]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
10
[逃げる2名の選手を吸収するためチーム一丸で集団のペースを上げる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
12
[増田選手と小野寺選手がジャージをキープ、チームランキングも首位を守った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

|

2016/09/14

JPT第16戦 JBCF タイムトライアルチャンピオンシップ

S1
27
[上:長距離遠征の連戦による疲労を抱えつつも力強い走りを見せる増田選手]
[下:驚異的なタイムでコースレコードを更新したモニエがヴィオラクロノジャージを手にした]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9月11日(日)に、2016年のJプロツアー第16戦となる「JBCFタイムトライアルチャンピオンシップ」が開催されました。

◆大会WEBサイトは[こちら
◆Live!!!ブログレポートは[こちら

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
飯野智行
堀孝明



2016年のJプロツアー第16戦となる「JBCFタイムトライアルチャンピオンシップ」が、栃木県栃木市の渡良瀬遊水地内谷中湖北ブロックに設定された1周5.3kmの特設コースで開催され、このコースのコースレーコードを一気に更新する19分43秒という驚異的なタイムを叩き出したブリヂストンアンカーサイクリングチームのダミアン・モニエが優勝を飾りました。また、2位にはチームメートの西薗良太が入り、ブリヂストンアンカーサイクリングチームがワンツーフィニッシュを達成しています。

宇都宮ブリッツェンは、山口でのJプロツアー2連戦~ツール・ド・北海道という長距離移動を伴う連戦での疲労が心配されましたが、増田・阿部・鈴木譲の3選手が自己ベストタイムを更新する走りを見せ、惜しくも表彰台には届きませんでしたが、4・5・6位に入る活躍を見せてレースを終えています。

また、本日のレースの結果、増田選手が個人ランキングでトップに立ち、ツアーリーダーの証であるルビーレッドジャージをマトリックスパワータグのホセビセンテ・トリビオから奪いました!

U23日本代表の欧州遠征で不在の小野寺選手がU23ツアーリーダーの証であるピュアホワイトジャージをキープしており、宇都宮ブリッツェンは名誉あるふたつのジャージに加え、チームランキングの首位もキープした状態でこの後の戦いに臨むことになります。

清水監督コメント

「今日のレースは山口でのJプロツアー2連戦からツール・ド・北海道という長距離遠征が続いていた中での開催で、皆んなが疲労を抱えている中、個人タイムトライアルを得意とする選手たちが自己ベストを更新する素晴らしい走りを見せてくれたと思います。地元開催のホームレースだったので、本当は優勝する姿を応援に来てくださったファン・サポーターの皆さんにお見せしたいところでしたが、私としてもさすがにそれは酷かなとも思っていました。そんな中で、我々と同じように山口~北海道というスケジュールだったトリビオ選手からルビーレッドジャージを奪うということと、それぞれの自己ベスト更新ということは私の中にはあったのですが、皆んな更新してくれたので良くやったと褒めてあげたいと思います。この後2週間レースが空きますので、その間に身体のエネルギーを蓄え直して、後半戦を戦っていきたいと思っています。皆さんの変わらぬ熱い応援があればルビーレッドジャージとシリーズチャンピオン、そして大一番のジャパンカップでも良い結果を出せると思っていますので、引き続き応援をよろしくお願いします!今日はたくさんの応援、ありがとうございました!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY



Logo
シクロワイアードの記事は[こちら

◆[リザルト

[第6回JBCFタイムトライアルチャンピオンシップ - JPT第16戦 - 15.9km - ]

1位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 19m43s 48.36km/h

2位 西薗良太 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +06s

3位 佐野淳哉 (マトリックスパワータグ) +12s

4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +14s

5位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +35s

6位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +37s

7位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +38s

8位 椿大志 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +51s

9位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1m01s

10位 中村龍太郎 (イナーメ信濃山形) +1m09s

23位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +1m50s

30位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +2m02s

36位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +2m14s

出走=78名/完走=77名

◆2016Jプロツアー 個人ランキング

1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 10,468P

2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 10,356P

3位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) 7,034P

4位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 6,626P

5位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) 6,106P

6位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) 5,226P

◆2016Jプロツアー チームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 28,132P

2位 Team UKYO 25,994P

3位 マトリックスパワータグ 21,766P

4位 シマノレーシングチーム 12,824P

5位 愛三工業レーシングチーム 11,578P

6位  NEILPRYDE-NANSHIN SUBARU CYCLING TEAM 10,195P

ルビーレッドジャージ 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン)

ピュアホワイトジャージ 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン)

00
[雨予報も出ていたレース当日だったが、残暑の厳しい日差しが照りつける天候となった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
01
[4月以来のレース復帰となった鈴木真理キャプテンが、復帰を待ちわびたファンのサインに応える]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
02
[シーズン終盤に向けてさらに調子を上げていきたい飯野選手が黙々とアップを続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
03
[山口〜北海道の長距離遠征でも貴重な働きを見せた堀選手もアップを始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
04
[タイムトライアル限定の復帰となった鈴木真理キャプテンがアップから感慨深げな表情を見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
05
[北海道でタイトルを獲得し名将としての凄みを増した清水監督がテキパキと選手たちに指示を出す]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
06
[チーム第1出走となった飯野選手がスタートの時を待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
07
[いつも心強いレッドゾーンがホームレースということでさらに熱く声援を送る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
08
[日本ロードレース界のレジェンドがおよそ5カ月ぶりにレース現場に帰ってきた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
09
[得意とは言えないTTだが、レースを走れる喜びを胸にスタートを切る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
10
[気持ちのこもった表情で周回を重ねていく飯野選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
11
[チーム第3出走となる堀選手が召集エリアでスタートまで集中を高めていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS 
12
[より強い選手になるべく、苦手分野と言えるタイムトライアルでも貪欲に結果を残したい]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
13
[レース終盤でのスタートとなる鈴木譲選手が自分のペースでアップを始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
14
[チームにUCIステージレース初優勝をもたらした増田選手は最後から2番目の出走とあり、ゆっくりと集中を高めていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
15
[ツール・ド・北海道後に若干体調を崩してしまった阿部選手がアップを始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
16
[久しぶりのレース復帰となった鈴木真理選手は、この後も治療との戦いが続く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
17
[体調不良は残るものの、得意とするタイムトライアルでしっかりとリザルトを残したい阿部選手がスタートを切る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
18
[21分34秒でフィニッシュした堀選手は、さらなる強さを身につけるために今後もタイム短縮を狙う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
19
[軸がまったくブレない美しいフォームで順調に周回を重ねていく阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
20
[自己ベストを更新したものの、さらなる高みを目指す阿部選手]
21
[いついかなる時も心の揺らぎを最小限に抑える術を持つ鈴木譲選手がスタートを待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
22
[前半から順調にラップタイムを刻んでいく鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
23
[パワーのない選手がTTで勝つためにどうするか?という自身が定めた課題に少しずつ回答を出し始めている鈴木譲選手は6位でフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
24
[前年同レースで優勝を飾っている増田選手がスタートラインでその時を待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
25
[疲労が残る中のレースではあるものの、大勢のファン・サポーターの声援がペダルを踏み続ける力となる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS 
26
[自己ベストを更新したものの、驚異的なタイムを記録したモニエ選手はじめ上位陣にはわずかに及ばず4位でフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
28
[増田選手は個人ランキングでトリビオを上回って首位に立ち、ルビーレッドジャージに袖を通した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

|

2016/09/07

ツール・ド・北海道 第4ステージ

24
25
[上:正式リザルトが発表され個人総合時間優勝が決まった瞬間、チームピットは歓喜の渦に包まれた!]
[下:最高のチームメートに支えられた増田選手がチーム史上初となるステージレースでの個人総合優勝を飾った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9月1日(木)〜3日(土)の3日間にわたり、UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」が開催されました。

◆大会WEBサイトは[こちら
◆Live!!!ブログレポートは[こちら

9月3日(土)に、第4ステージが開催されました。

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の5名がエントリー

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明
※出場チーム=20チーム



UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」の最終ステージとなる第4ステージが、倶知安町・ニセコ町・蘭越町・真狩村・洞爺湖町・豊浦町・壮瞥町・伊達市・千歳市・苫小牧市・恵庭市・札幌市にまたがる今大会最長となる219kmのロードレースで開催され、50km手前でできた5名の逃げ集団がその後150km以上を逃げ切り。最後は5名のゴールスプリントとなり、ジェリーベリー P/B MAXXISのラクラン・モートンが制してステージ優勝を飾りました。

この結果、最も名誉ある個人総合時間で宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手が優勝を飾りました!

UCI公認ステージレースの個人総合時間での優勝は、宇都宮ブリッツェン創設8年目にして初の快挙!今シーズン始めから数々の勝利と快挙を成し遂げてきた選手たちが、チームの歴史に新な1ページを刻みました!

個人総合時間で優勝を飾った増田選手は同時に、個人総合山岳でも1位を獲得。宇都宮ブリッツェンに2枚のジャージをもたらしました。また、個人総合時間では鈴木譲選手もトップ10圏内となる9位を獲得しました。

各賞の受賞者(チーム)は、個人総合ポイント=ピエールパオロ・デネグリ(NIPPO-ヴィーニファンティーニ)、個人総合山岳=増田成幸(宇都宮ブリッツェン)、チーム総合時間=ブリヂストンアンカーサイクリングチーム、U26チーム総合時間=ヴェロクラブ メンドリシオとなり、全日程を終了しています。

ライバルチームからの厳しい攻撃を受けながら、何とか総合リーダーをキープした第2ステージ。地元出身選手として故郷で活躍したいという気持ちがありながら、ツアーリーダーである増田選手のために自身のリザルトを犠牲にして集団コントロールをし続けリタイアした阿部選手の頑張りもあり、個人総合時間2位と3位の選手に27秒のリードを保って最終ステージとなる第4ステージに駒を進めることができました。

その第4ステージは、今大会で最長となる219kmのロードレース。スタート直後に1級山岳を上り、ホットスポットを通過した後は洞爺湖と支笏湖のふたつの湖の周りを走り抜け、フィニッシュ地点となる札幌市の真駒内公園へと向かっていきます。

宇都宮ブリッツェンとしては、増田選手のリーダージャージを守りきることが最大にして唯一の目標。そのために利害関係が一致するチームと協調して集団をコントロールしていくことを前夜のミーティングで確認してレースに臨みました。

倶知安町のヒラフスキー場をパレードスタートしたレースは、リアルスタートが切られるとすぐに山岳ポイントを目がけてのアタック合戦となります。

山岳ポイント2位のルバ選手(ブリヂストンアンカー)擁するブリヂストンアンカーの初山選手(ブリヂストンアンカー)や鈴木選手(ブリヂストンアンカー)、湊選手(シマノレーシング)らが集団から飛び出してリードを奪う場面も見られますが、宇都宮ブリッツェンやNIPPO-ヴィーニファンティーニがコントロールする集団が吸収します。

その後、1級山岳に入ると、ブライコ選手(ジェリーベリー)の山岳ポイント獲得を狙ったジェリーベリー勢が集団コントロールを開始。それぞれのチームの思惑が交錯してコントロールチームが入れ替わる展開となります。

そんなジェリーベリーの集団コントロールによって集団は少しずつバラけていき、最初のKOMを狙い通りにブライコ選手(ジェリーベリー)が1位通過します。

しかし、山岳ポイントでトップに立つ増田選手(宇都宮ブリッツェン)も落ち着いて2位通過。ブライコ選手(ジェリーベリー)を抑えてトップに立ったままレースを進めていくこととなります。

<1回目のKOM後の山岳ポイント>

1位 増田(宇都宮ブリッツェン) 24P

2位 ブライコ(ジェリーベリー) 20P

3位 ルバ(ブリヂストンアンカー) 17P

1回目の山岳ポイントを通過する頃には、集団は大きく3つに分断される展開に。宇都宮ブリッツェン勢はしっかりと前方集団をキープしてレースを進めていきます。

すると、メイン集団からは木村選手(シマノレーシング)と野中選手(キナンサイクリング)の2名が飛び出して若干のリードを奪いますが、この動きは集団に吸収されます。

しかし、しばらくすると5名の逃げが形成される展開となります。

吉岡(那須ブラーゼン)

トリビオ(マトリックスパワータグ)

西薗(ブリヂストンアンカー)

木村(シマノレーシング)

モートン(ジェリーベリー)

メイン集団

その後、集団から入部選手(シマノレーシング)が飛び出して逃げ集団にブリッジをかけようとする場面はあったものの実らず、5名の逃げとメイン集団という形でレースは進行。レースも折り返しとなる110kmを過ぎる頃にはタイム差は最大で11分20秒にまで拡大します。

吉岡(那須ブラーゼン)

トリビオ(マトリックスパワータグ)

西薗(ブリヂストンアンカー)

木村(シマノレーシング)

モートン(ジェリーベリー)

↓ 11分20秒

メイン集団

5名の逃げ集団の中には、第3ステージ終了時点で個人総合時間1分04秒遅れの13位につける吉岡選手(那須ブラーゼン)が入っており、この日唯一のホットスポットを1位通過して3秒のボーナスタイムも獲得。この時点でバーチャルリーダーという状況となります。

そのため、個人総合時間の逆転を許すわけにはいかない宇都宮ブリッツェン、NIPPO-ヴィーニファンティーニ、キナンサイクリング、愛三工業レーシング、ステージ優勝を狙いたいTeam UKYOなどのチーム間の利害が一致し、集団コントロールを開始してペースを上げ始めます。

宇都宮ブリッツェンも、チームから大久保選手(宇都宮ブリッツェン)が集団コントロールに加わり、リーダーの増田選手(宇都宮ブリッツェン)のために身を粉にしてバーチャルリーダーの吉岡選手(那須ブラーゼン)を含む5名の逃げ集団を追い上げていく展開を作っていきます。

チームとして未だ達成したことがない個人総合時間での優勝に向け、前日の阿部選手(宇都宮ブリッツェン)に続き大久保選手(宇都宮ブリッツェン)が自身の成績を犠牲にして集団コントロールに加わったことで、140kmを過ぎる頃には5名の逃げ集団とのタイム差が5分40秒程度にまで縮まることとなります。

この段階で、先頭を引き続けた大久保選手(宇都宮ブリッツェン)は力尽き、後退。その後を今度は堀選手(宇都宮ブリッツェン)が引き継いで、逃げ続ける5名を追いかける展開となります。

レースは逃げる5名とメイン集団という形のまま、タイム差が少しずつ縮まっていく状況でコース終盤に設定されたこの日ふたつ目の山岳ポイントへと入っていきます。

5名の逃げ集団

↓ 3分20秒

メイン集団

その頃、先頭を快調に逃げ続ける5名はKOMを通過。ここで、山岳ポイント争い上位選手のポイントの変動がなくなり、増田選手の山岳賞がまずは確定することとなります。

残すところは、最も名誉ある個人総合時間のマラカイトグリーンジャージをキープすることのみとなり、逃げ続ける5名を吸収して集団ゴールスプリントに持ち込み、タイム差なしで増田選手(宇都宮ブリッツェン)がフィニッシュすることが宇都宮ブリッツェンにとってベターな選択となります。

しかし、個人総合時間での逆転を狙うチームにとっては、山岳ポイントの上りが最後の攻撃の仕掛けどころ。ガルシア選手(キナンサイクリング)やルバ選手(ブリヂストンアンカー)などが攻撃を仕掛けてくる展開となりましたが、鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)のサポートを受けつつ増田選手(宇都宮ブリッツェン)自らがその芽を摘み続け、勝負はフィニッシュまでの下りが残されるのみとなります。

下りに入ると、増田選手(宇都宮ブリッツェン)にとってただ一人残されたアシストである鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が攻撃の芽を摘み取り集団をまとめるさすがの動きを見せ、後は逃げ集団を吸収するのみとなります。

しかし、有力選手がそろった逃げ集団を捕まえることはできず、5名のゴールスプリントの末にモートン選手(ジェリーベリー)がステージ優勝。吉岡選手(那須ブラーゼン)が3秒遅れの4位でフィニッシュしたことで、そこから1分01秒以内でフィニッシュできなければ個人総合時間の大逆転を許してしまうことになります。

吉岡選手のフィニッシュからほどなくして、フィニッシュラインまでのストレートにメイン集団が現れ、ゴールスプリントに。

増田選手(宇都宮ブリッツェン)はその集団内で吉岡選手(那須ブラーゼン)から31秒遅れでフィニッシュ。この瞬間、宇都宮ブリッツェン創設8年目で初となる、UCI公認ステージレースでの個人総合時間優勝が確定しました!

清水監督コメント

「(おめでとうございます!とのコメントに対し)………ありがとうございます!いやぁ、もう、喜びよりも、何と言うんでしょう、疲れましたね。今日のレースは選手も4名しかいませんでしたし、はなから4名では集団を支配してコントロールすることは無理だと分かっていましたし、過去に北海道で優勝している先輩方に聞いても北海道の出走5名ではコントロールし切れない、ましてや4名では絶対に集団をコントロールできないと言われていたので、他のチームといつ・どこで協調していくのかということを考えながらのレースとなりました。選手たちも本当にギリギリまで焦らず、厳しいコースを耐え抜いてくれたと思います。宇都宮ブリッツェンはまだまだ歴史も浅く始まったばかりのチームで、ステージレースでの個人総合優勝を達成できたのは我々だけの力ではなく、レースの展開をうまく利用しながら進めたからだと感じています。ただ、その中で増田選手の強さというものを初日から見せられ、それをチームで守り抜くことができたチーム全体の勝利だったと思います。そしてそのチームでの勝利というのは選手だけではなくて、帯同してくれているスタッフ、現地で応援してくださったファン・サポーターの皆さん、遠く栃木で応援してくださっていた運営会社のスタッフ、多くのファン・サポーターの皆さんがチームをここまで成長させてくださったからだと思っています。本当にありがとうございました!」

増田選手コメント

「この3日間、思えばいろいろあった3日間でした。まずは初日のプロローグでペース配分をしくじってしまって、気持ちを切り替えて午後の第2ステージを戦おうと思ったところからレースが始まって。大きな分岐点となったのはやっぱり、第2ステージのふたつ目の山岳賞の後、監督から“このまま一か八か行け!”というところだったと思います。それで運良くステージ優勝できて、そこからはずっとチームメートに助けられっ放しでした。本当に頼もし過ぎて、チームメート皆んなが。阿部選手はいつも献身的過ぎてこっちが心配になる程なんですが、第3ステージではやっぱりそれが悪い方に出てしまって限界の向こう側まで行ってしまって。でも、その走りがあったからこそ自分も今日頑張れたし、他の皆んなも自分たちで何とかしなければいけないと感じてくれていたとも思います。今日は本当に残された4人で、一人ひとりが120%の働きですよね、100%では絶対に優勝できなかったと思うので。一人ひとりが120%をして、無事に総合リーダーを守りきることができて、本当にチームメートには感謝の気持ちでいっぱいですね。自分のキャリアの中でステージレースのリーダージャージを着たのも初めてですし、山岳賞ジャージを獲得できたのも初めてじゃないかな。それを一気に獲ってしまったのは、本当に運も味方してくれたんだなと思います。今日のレースも、220kmを4名でどうにかしようと焦り過ぎると絶対に失敗するから落ち着いていこうと前日のミーティングでも話していて、自分としてもまずは一発目の山岳ポイントを押さえられれば山岳賞ジャージはほぼ確定できるから、まずは最初の山岳を落ち着いて押さえようと思っていました。今大会に関して言えば、上りは自分が一番走れているというのは集団内で走っていても分かっていたので山岳賞はしっかり獲りたいと思っていて、一度もがいても鈴木譲選手と大久保選手と堀選手がいるから後は何とかなるだろうと思って(笑)。途中、逃げ集団とのタイム差が12分近くにまで開いたときにはさすがに焦ったんですけど、チームカーを呼んで監督と何度も話しをしたし鈴木譲選手とも何回も話して。同時に、他のチームも焦っているのも分かったし、そこで自分たちが早い段階に枚数を失うのも怖かったので、まずは大久保選手に差が開きすぎないように仕事をしてもらって、その後中盤からは堀選手に出てきて仕事をしてもらう形にしました。その時点でキナンとNIPPOと愛三が協力して1名ずつ選手を出してくれたので助かりました。大久保選手も序盤から延々と先頭を引き続けてくれましたし、その後を受けた堀選手も、最後の上りでライバル選手が攻撃を仕掛けてくるのが分かっていたから鈴木譲選手を残しておきたかった分、その上りの下までずっと引き続けてくれて。大久保選手がいなくなって、堀選手がいなくなって、いよいよ最後は二人だという段階になって、そこからは自分も上りのアタックは脚を攣りかけながら潰して。鈴木譲選手も自分と同じ場所で上りをクリアしてくれたので、そこからは鈴木譲選手に“今日はすまない、スプリントは我慢してとにかく集団をまとめてくれ”とお願いしたところ、鈴木譲選手が本当に最後まで集団をまとめてくれたので、集団でゴールになだれ込むことができました。逃げ切られていたので、ゴールした時は自分が勝ったかどうか分からなかったんですが、本当に皆んなのお陰ですよね。今大会は本当に大成功でこれ以上にない結果を残せたと思いますが、そうじゃない時の方が自転車ロードレースでは絶対に多いですよね、そんな時も勇気付けてくれて、自分たちにモチベーションを与えてくれて、応援してくださるファン・サポーターの皆さんがいるからこそ、今回の個人総合優勝も達成できたんだと思っています。そんなファン・サポーターの皆さんには、チームメートと今大会ずっと一緒に働いてくれたスタッフたちと同じぐらい、ありがとうの気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


Logo
シクロワイアードの記事は[こちら

◆[リザルト

[TOUR DE HOKKAIDO(UCI-2.2) - 4th Stage - 219km - ]

1位 ラクラン・モートン (ジェリーベリー P/B MAXXIS) 5h33m44s 38.3km/h

2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) st

3位 西薗良太 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) st

4位 木村圭佑 (シマノレーシングチーム) st

5位 吉岡直哉 (那須ブラーゼン) +03s

6位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +34s

7位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) +34s

8位 佐野淳哉 (マトリックスパワータグ) +34s

9位 ピエールパオロ・デネグリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +34s

10位 鈴木龍 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +34s

19位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +34s

23位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +34s

57位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +10m10s

DNF 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン)

出走=78名/完走=68名

◆個人総合時間 第4ステージ終了時

1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 12h50m23s 38.8km/h

2位 ピエールパオロ・デネグリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +27s

3位 リカルド・ガルシア (キナンサイクリングチーム) +27s

4位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) +29s

5位 シリル・ティエリー (ヴェロクラブ メンドリシオ) +30s

6位 吉岡直哉 (那須ブラーゼン) +30s

7位 ジャイ・クロフォード (キナンサイクリングチーム) +33s

8位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) +35s

9位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +40s

10位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +45s

53位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +16m33s

◆個人総合ポイント 第4ステージ終了時

1位 ピエールパオロ・デネグリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 39P

2位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 32P

3位 シリル・ティエリー (ヴェロクラブ メンドリシオ) 28P

4位 ラクラン・モートン (ジェリーベリー P/B MAXXIS) 25P

5位 吉岡直哉 (那須ブラーゼン) 22P

6位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 21P

◆個人総合山岳 第4ステージ終了時

1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 24P

2位 アレクサンダー・ブライコ (ジェリーベリー P/B MAXXIS) 20P

3位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 17P

4位 ジェイ・ダットン (セントジョージメリダ サイクリングチーム) 8P

5位 ダラ・フィーリー (SPIN 11 ダブリン) 6P

6位 ダニエル・ボネロ (セントジョージメリダ サイクリングチーム) 6P

◆チーム総合時間 第4ステージ終了時

1位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム 38h39m38s

2位 ヴェロクラブ メンドリシオ +05s

3位 キナンサイクリングチーム +2m39s

4位 Team UKYO +6m02s

5位 NIPPO-ヴィーニファンティーニ +7m51s

6位 宇都宮ブリッツェン +8m47s

01
[勝負の最終ステージの朝を迎えたが、レストランには普段通りに朝食を摂る選手たちの姿があった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
02
[清水監督も普段通りにスタートの準備を粛々と進めていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
03
[期間中、選手たちの身体をケアし続けてきた森川マッサーが増田選手の脚にテーピングを施す]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
04
[テーピングを施してもらいながらも増田選手と清水監督の話し合いは続く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
05
[阿部選手を欠き4名となった宇都宮ブリッツェンにとって、大久保選手の集団コントロール能力が重要なカギとなる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
06
[前日で全てを出し切りレースを降りた阿部選手。この日はチームカーから勝利を祈ることとなった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
07
[個人総合時間8位につける鈴木譲選手は増田選手の優勝に全力を注ぎつつ、自身のリザルトも残すミッションに挑む]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
08
[貴重な戦力へと成長した堀選手は、“師匠”増田選手のために働き切ることを心に誓いスタートの時を待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
09
[第2ステージから守り続けたマラカイトグリーンジャージを身に纏った増田選手が出走サインを行う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
10
[安全で円滑なレース運営を支えるモトコミッセールがスタート前の慌ただしさの中でもサービス精神を見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
11
[各賞ジャージ着用者を先頭に選手たちがスタートラインに整列する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
12
[今大会最長219kmの最終ステージの幕が切って落とされた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
13
[57.5km地点のホットスポットには増田選手をはじめ日本人選手を熱く応援してくれるファンの姿が]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
14
[5名の逃げ集団から遅れるほど数分、メイン集団がホットスポットへと差し掛かる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
15
[集団内で落ち着いた表情を見せる増田選手だが、この後の展開をシュミレーションしながら頭をフル回転させる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
16
[130kmを過ぎても快調に逃げ続ける5名が国道276号へと入り支笏湖を目指す]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
17
[利害関係が一致した他チームの助けを借りながら、大久保選手と堀選手が集団のペースを上げる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
18
[最後まで逃げ切った5名のスプリントを制しモートンがステージ優勝を飾った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
19
[モートンから34秒遅れのメイン集団内で増田選手がフィニッシュ。この瞬間、チーム史上初となる個人総合優勝が決まった!]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
20
[チーム史上初の快挙へと導き名将への階段を着実に上がる清水監督が喜びを爆発させ、森川マッサーと熱い抱擁を交わす]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
21
[増田選手を労いながらも、早速入った宇都宮からの祝電に清水監督が対応する ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
22
[最後の山岳ポイント手前まで気迫の集団牽引を見せた堀選手に増田選手が感謝の言葉を伝える]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
23
[捨て駒となって鬼引きをし続けた上でレースを降りた大久保選手の働きを鈴木譲選手が讃える]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

|

2016/09/02

ツール・ド・北海道 第3ステージ

S1_2
9
[上:リードを若干失ったもののマラカイトグリーンジャージを守り抜いた増田選手]
[下:550mの激坂上りスプリントを制したデネグリがステージ優勝を飾り、個人総合時間も2位に浮上した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9月1日(木)〜3日(土)の3日間にわたり、UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」が開催されています。

◆大会WEBサイトは[こちら
◆Live!!!ブログレポートは[こちら

9月2日(金)に、第2ステージが開催されました。

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の5名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明



UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」の第3ステージが、倶知安町・共和町・蘭越町・ニセコ町・京極町・喜茂別町・真狩村にまたがる180.0kmのロードレースで行われ、大集団での上りゴールスプリント勝負を制したNIPPO-ヴィーニファンティーニのピエールパオロ・デネグリがステージ優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、前日の第2ステージで増田選手が手にしたツアーリーダーの証・マラカイトグリーンジャージをキープすることを目標にレースに臨み、個人総合時間に絡まない逃げを容認した後は他チームの力もうまく利用しながら集団をきっちりコントロールしてレースを展開。前日に奪ったリードを少しと集団コントロールに長ける阿部選手を失うことにはなってしまいましたが、増田選手のマラカイトグリーンジャージをキープして明日の最終ステージを迎えることとなりました。

また、ステージ順位では鈴木譲選手が10位に入り、個人総合時間でも8位とトップ10圏内をキープしています。

前日の歴史的な勝利から一夜明けて迎えた第3ステージ。ツアーリーダーの証であるマラカイトグリーンジャージを着用する増田選手擁する宇都宮ブリッツェンにとっては、その増田選手のジャージをキープして明日の最終ステージへとつなげることが、唯一にして絶対の目標となります。

そのため、個人総合時間を争う有力選手の動きを全選手がケアしながら個人総合時間争いに絡まない選手だけの逃げを作り、異なる思惑を持つ他チームの動きを上手く利用しながら集団をコントロールするという、5人出走のツール・ド・北海道では非常に困難なプランを絶対に達成しなければならないものとしてレースに臨みました。

倶知安町ヒラフスキー場をパレードスタートしたレースは、リアルスタートが切られると早速、激しいアタックの応酬が繰り広げられる展開となります。

このアタックには増田選手(宇都宮ブリッツェン)と個人総合時間を争う選手たちも積極的に関わっていっていたため、宇都宮ブリッツェンの選手たちもすぐさま反応してその芽を摘み取る動きを繰り返すこととなります。

そんなアタックと吸収のせめぎ合いがしばらく続いた中、20km地点付近で個人総合時間争いに絡まない2名の選手の逃げが形成される展開となります。

木村(シマノレーシング)

野中(キナンサイクリング)

↓ 15秒

メイン集団

個人総合時間争いに絡まない選手2名の逃げということで、リーダーチームの宇都宮ブリッツェンもこの逃げを容認。阿部選手(宇都宮ブリッツェン)と大久保選手(宇都宮ブリッツェン)が中心となって集団のコントロールを開始します。

その後、レースは2名の逃げと宇都宮ブリッツェンがコントロールする集団という展開のまま進みますが、間もなくこの日唯一の山岳ポイントとなる新見峠の上りに差し掛かろうかという30km過ぎになると、2名の選手が集団から飛び出して先行する2名の逃げの追走に入る展開となります。

木村(シマノレーシング)

野中(キナンサイクリング)

↓ 2分

ダットン(セントジョージメリダ)

フィーリー(SPIN 11 ダブリン)

↓ 20秒

メイン集団

さらにメイン集団からはブライコ選手(ジェリーベリー)が単独で追走2名にブリッジ。3名となった追走はKOM手前で先行していた2名と合流し、先頭は5名となって山岳ポイントへと向かっていき、最後に合流したブライコ選手(ジェリーベリー)が先頭で山岳ポイントを通過して下りへと入っていきます。

一方、同じく新見峠へと入ったメイン集団では、山岳賞も手中にしている増田選手(宇都宮ブリッツェン)と同2位のルバ選手(ブリヂストンアンカー)が6番手と7番手でKOMを通過し、それぞれ2ポイントと1ポイントを加算。増田選手(宇都宮ブリッツェン)は合計16ポイントとその差を広げることに成功して下りへと入っていきます。

下りへ入ると、上りの途中からチームメート同士で話し合う場面が見られたNIPPO-ヴィーニファンティーニ攻撃を開始。そのペースアップによって集団が分断される展開となります。

宇都宮ブリッツェン勢は堀選手(宇都宮ブリッツェン)が後方集団に残されてしまう事態となりますが、残る4選手はNIPPO-ヴィーニファンティーニのこの攻撃にもしっかり対応。ダメージを被ることなくレースを進めていきます。

その後、再びひとつの集団となったメイン集団は落ち着きを取り戻し、逃げていた選手たちも吸収。すると、そのカウンターで4名の選手が抜け出して新たな逃げを形成することとなります。

佐野(マトリクックスパワータグ)

早川(愛三工業レーシング)

阿曽(キナンサイクリング)

山本(鹿屋体育大学)

↓ 1分25秒

メイン集団

この4名も個人総合時間争いからは遅れているメンバーということもあり、宇都宮ブリッツェンもこの逃げを容認。再びコントロールを開始してレースは落ち着きを見せます。

その後しばらくは4名の逃げ集団と宇都宮ブリッツェンがコントロールするメイン集団という形のままレースが進んでいきますが、127.5km地点のホットスポット近付く頃になると、これまで献身的な働きで終始レースをコントロールし続けた阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が力尽き、少しずつ集団から遅れていくこととなります。

ホットスポットを過ぎる頃になると、集団コントロールにジェリーベリー P/B MAXXISも加わるようになり、一時は4分50秒程度にまで開いていた4名の逃げ集団とのタイム差が少しずつ縮まっていく展開となります。

レースも残り30kmを切る頃になると逃げ集団内でも動きが出始め、佐野選手(マトリックスパワータグ)がアタックを仕掛けて飛び出します。この動きに早川選手(愛三工業レーシング)と山本選手(鹿屋体育大学)は反応して佐野選手(マトリックスパワータグ)を吸収しますが、阿曽選手(キナンサイクリング)は堪えきれず遅れてしまいます。

レースは、ジェリーベリー P/B MAXXISが中心となってペースを上げるメイン集団が追いつくか、それとも3名の逃げが逃げ切るかというせめぎ合いのまま残り距離を減らしていく展開に。

すると、レースも残り7kmになろうかという段階で、メイン集団から吉岡選手(那須ブラーゼン)と木村選手(シマノレーシング)がアタックを仕掛け、山本選手(鹿屋体育大学)がドロップして佐野選手(マトリックスパワータグ)と早川選手(愛三工業レーシング)の2名となった先頭へと迫る展開となります。

しかし、2名の追走は惜しくも残り3km地点付近で吸収されてしまい、さらに逃げ続けた2名の選手も残り1km付近でついに集団に吸収されて、ひとつの集団となって最終局面の上りスプリントを迎えることとなります。

およそ500m続く激坂の上りスプリントを制したのは、過酷なコースで知られるツアー・オブ・ジャパンの南信州ステージで2度の勝利を飾っているデネグリ選手(NIPPO-ヴィーニファンティーニ)。中盤には攻撃を仕掛け、集団コントロールに加わる場面もあり脚を使った状況にかかわらず、見事なステージ優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、上りゴールスプリントでライバル勢に挑んだ鈴木譲選手がわずかに及ばず10位。増田選手もわずかに遅れてタイムを失ってしまったものの14位でフィニッシュ。過酷なステージで、見事にマラカイトグリーンジャージとチーム総合時間1位をキープして、明日の最終ステージを迎えることとなりました。

清水監督コメント

「コース的にも厳しいステージでしたが、自分たちも力を振り絞って何とかジャージをキープすることができました。ただ全部が全部、自分たちの力でという訳ではなく、周りのチームの力も上手く利用しながらという身の丈に合ったレースをしたことで、セオリー通りに守れたのかな、と。阿部選手にかかる負担がどうしても大きくなってしまい、阿部選手は今日のステージでレースを降りることになってしまいましたが、阿部選手のおかげで今日のジャージは守れたなと思っています。また、今日はコントロールするだけでなく、NIPPO-ヴィーニファンティーニやブリヂストンアンカーなど過去に北海道で総合優勝を収めているチームの攻撃を防いだ上でのレースでもありましたので、選手皆んな良くやってくれたと思います。明日は今日よりも距離も長く上りも厳しいと言われているので、間違いなく厳しい戦いになると思います。また、最終ステージということで結果を残さなければいけないチームが動いてくるとも思われます。明日はコース、相手の動き、そして自分たちの力という3つのバランスが噛み合えばジャージを守れると思っていますので頑張ります」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

◆[リザルト

[TOUR DE HOKKAIDO(UCI-2.2) - 3rd Stage - 180.0km - ]

1位 ピエールパオロ・デネグリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 4h34m42s 38.7km/h

2位 リカルド・ガルシア (キナンサイクリングチーム) st

3位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) st

4位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) st

5位 シリル・ティエリー (ヴェロクラブ メンドリシオ) st

6位 ジャイ・クロフォード (キナンサイクリングチーム) st

7位 岡本隼 (日本大学) st

8位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) +05s

9位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +07s

10位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +09s

14位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +14s

20位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +21s

78位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +13m13s

DNF 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン)

出走=87名/完走=78名

◆個人総合時間 第3ステージ終了時

1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 7h16m05s 39.3km/h

2位 ピエールパオロ・デネグリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +27s

3位 リカルド・ガルシア (キナンサイクリングチーム) +27s

4位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) +29s

5位 シリル・ティエリー (ヴェロクラブ メンドリシオ) +30s

6位 ジャイ・クロフォード (キナンサイクリングチーム) +33s

7位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) +35s

8位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +40s

9位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +45s

10位 マッテオ・バディラッティ (ヴェロクラブ メンドリシオ) +50s

23位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +6m57s

74位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +19m44s

◆個人総合ポイント 第3ステージ終了時

1位 ピエールパオロ・デネグリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 32P

2位 シリル・ティエリー (ヴェロクラブ メンドリシオ) +24P

3位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 22P

4位 リカルド・ガルシア (キナンサイクリングチーム) 20P

5位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) 20P

6位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 17P

◆個人総合山岳 第3ステージ終了時

1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 16P

2位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 11P

3位 アレクサンダー・ブライコ (ジェリーベリー P/B MAXXIS) 10P

4位 ジェイ・ダットン (セントジョージメリダ サイクリングチーム) 8P

5位 ダニエル・ボネロ (セントジョージメリダ サイクリングチーム) 6P

6位 ダラ・フィーリー (SPIN 11 ダブリン) 6P

◆チーム総合時間 第3ステージ終了時

1位 宇都宮ブリッツェン 21h55m55s

2位 キナンサイクリングチーム +29s

3位 ヴェロクラブ メンドリシオ +54s

4位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +1m23s

5位 Team UKYO +6m51s

6位 愛三工業レーシングチーム +7m42s


1
[9月の北海道とは思えない強い日差しが羊蹄山の麓のスタート地点にも降り注ぐ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
2
[マラカイトグリーンジャージを着た増田選手がスタートに合わせて準備を進める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
3
[リーダーチームとしてのコントロールという重責を担う阿部選手と大久保選手が念入りにアップを行う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
4
[スタート時間に合わせて大会関係車輌の隊列も整い始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
517
[リーダーの増田選手自ら逃げの選別に入るなど序盤から動きを見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
654
[この後に起こり得るあらゆるシチュエーションを想定し、対応できるようにチーム一丸となって走る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
778
[宇都宮ブリッツェンのコントロールによって落ち着いた集団が補給所へと向かう]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
888
[阿部選手を中心に宇都宮ブリッツェンが集団をコントロールする時間が続く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
10
[リーダーの重圧も今の増田選手ならきっとはねのけてくれるに違いない]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
11
[阿部選手を欠くことになったが、残る4名で最後の戦いに挑む…]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

|

2016/09/01

ツール・ド・北海道 第2ステージ

7_2
9_2
[上:レース序盤から積極的な動きを見せた増田選手が歴史的な大逃げ勝利を飾った!]
[下:鈴木譲選手も3位に入り、熊野に続きUCIレースで2選手が表彰台に上がった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9月1日(木)〜3日(土)の3日間にわたり、UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」が開催されています。

◆大会WEBサイトは[こちら
◆Live!!!ブログレポートは[こちら

9月1日(木)に、第2ステージが開催されました。

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の5名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明


UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」の第2ステージが、札幌市・小樽市・赤井川村・倶知安町にまたがる111.0kmのロードレースで開催され、ふたつ目の山岳ポイントとなる毛無峠の上りに入る手前から単独で抜け出した宇都宮ブリッツェンの増田成幸が、有力選手ぞろいの14名の追走集団に最後はタイムを詰められながらも50km強を独走で逃げ切り、見事にステージ優勝を飾りました!

また、追走集団14名のゴールスプリントでは鈴木譲選手がきっちりと3位に入り、宇都宮ブリッツェンから2選手が表彰台に上がる素晴らしい結果のステージとなりました。

第2ステージの結果、増田選手は最も名誉ある個人総合時間リーダーの証であるマラカイトグリーンジャージを着用し、明日の第3ステージに臨むことになります。


午前に行われた個人タイムトライアルの第1ステージに続いて行われた午後の第2ステージ。

コースは札幌市から小樽市と赤井川村を経て倶知安町役場にフィニッシュする111.0km(含むパレード3.1km)のロードレース。距離は短いながらも、札幌市から小樽市にわたる朝里峠と小樽市から赤井川村にわたる毛無峠のふたつを越える厳しいレイアウトのコースと言えます。

宇都宮ブリッツェンは有力チームの動きに注意を払いつつも、受け身になることなく“獲れるものは全て獲る”という攻撃的な走りをしていくことを念頭にレースに臨みました。

アパホテル&リゾート札幌前をパレードスタートしたレースは、3kmほどのパレードを終えてリアルスタートが切られると、激しいアタック合戦が繰り広げられる展開となります。

そんな中、5km過ぎに15名の選手が飛び出して集団から10秒ほどのリードを奪いますが、この動きは集団が吸収。その後もアタックが繰り返される展開となりますが決定的な逃げが決まらずにレースは進んでいきます。

すると15km過ぎにボネロ選手(セントジョージメリダ)が単独で飛び出すと、その動きにルバ選手(ブリヂストンアンカー)が反応して追走に入り先頭に合流。さらに増田選手(宇都宮ブリッツェン)と西薗選手(ブリヂストンアンカー)が続いて合流し、先頭は4名となります。

増田(宇都宮ブリッツェン)

ルバ、西薗(ブリヂストンアンカー)

ボネロ(セントジョージメリダ)

↓ 20秒

メイン集団

先行した4名の逃げ集団はメイン集団とのタイム差を最大で50秒程度にまで広げ、ひとつ目の山岳ポイントである朝里峠へと入っていきます。

朝里峠に入ると、先行していた4名から西薗選手(ブリヂストンアンカー)がドロップし、先頭は3名に。そのまま3名で山岳賞を争い、増田選手(宇都宮ブリッツェン)、ルバ選手(ブリヂストンアンカー)、ボネロ選手(セントジョージメリダ)の順で最初の山岳ポイントを通過します。

その後、下りに入ると集団から上りで抜け出した選手たちが次々と迫り、先行していた3名の選手を吸収。先頭は20名ほどの集団となって51.4km地点に設定されたホットスポットへと向かっていきます。

スプリントポイント争いではプラデス選手(Team UKYO)がトップ通過。2番手に鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が入り、集団はそのまま補給地点へと向かっていく展開となります。

するとここで、山岳賞ジャージを確かなものにしようとした増田選手(宇都宮ブリッツェン)がアタックを仕掛けて単独で飛び出し、補給地点の段階で20名ほどいた集団から30秒程度のリードを奪ってふたつ目の山岳ポイントである毛無峠へと突入します。

毛無峠に入ると、増田選手(宇都宮ブリッツェン)は持ち前の登坂力の高さを発揮し、後方の集団とのタイム差をすぐさま1分20秒前後にまで拡大。その後も勢いを維持し、ふたつ目の山岳ポイントを先頭で通過してこの日の山岳賞ジャージを確定させた時には2分以上のタイム差をつける状況となります。

この状況を受け、増田選手(宇都宮ブリッツェン)はチームカーを呼び清水監督と相談。清水監督からの逃げ切りにチャレンジして勝負しようという言葉を受け、レースもまだ40km程度残る中での孤独な独り旅へと入っていくことになります。

その頃、追走集団となった20名ほどの集団からは毛無峠の上りで選手が数人こぼれ落ち、追走は15名に。この追走集団には有力選手ばかりが揃っていたこともあり、ひと度まとまれば一気に先行する増田選手(宇都宮ブリッツェン)を吸収できるであろうと予想されます。

増田(宇都宮ブリッツェン)

↓ 約2分

鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

デネグリ(NIPPO-ヴィーニファンティーニ)

プラデス(Team UKYO)

トリビオ、フェルナンデス(マトリックスパワータグ)

ルバ、モニエ(ブリヂストンアンカー)

中根(愛三工業レーシング)

吉岡(那須ブラーゼン)

クロフォード、ガルシア(キナンサイクリング)

ボネロ(セントジョージメリダ)

バディラッティ、ティエリー(ヴェロクラブ メンドリシオ)

シーハン(ジェリーベリー)

しかし、下りに入るとまず、トリビオ選手(マトリックスパワータグ)がドロップし、追走は14名に。

14名とはなったものの、ここからペースを上げて先行する増田選手(宇都宮ブリッツェン)を吸収したい追走集団でしたが、集団内で脚に余力がある選手と既にキツイ状況の選手とが混在している状態だったことに加え、単独で集団に入った選手たちが積極的に引かない状況となったことや増田選手(宇都宮ブリッツェン)のチームメートでスプリント力のある鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が脚を温存できる状態で集団内にいることなどさまざまな状況が重なり、なかなか追走のペースが上がらない状況が続きます。

そうこうするうちに、先頭を独走する増田選手(宇都宮ブリッツェン)は、1分25秒のタイム差をつけたまま残り10kmmを迎えることとなります。

残り距離が少なくなるとようやく追走集団も活性化し、先行する増田選手(宇都宮ブリッツェン)を吸収しようとタイム差を縮めていく展開となりますが、日本人トップクラスの実力を誇る増田選手(宇都宮ブリッツェン)も持て得る限りの力を振り絞ってペダルを踏み続け、50秒のリードを保って残り1kmを迎えることとなります。

残り500mほどとなりホームストレートに姿を現した増田選手(宇都宮ブリッツェン)は、一度振り返って後方を確認すると勝利を確信。ジャージのファスナーを上げて身支度を整えると、右手でガッツポーズを作りながらフィニッシュラインへ向かうと、最後は左手を高々と突き上げてフィニッシュ。

レースのほぼ半分を単独で逃げ切るという、30回目を迎えるツール・ド・北海道でも歴史的なレース展開で見事にステージ優勝を飾りました!

このステージの結果、増田選手(宇都宮ブリッツェン)は個人総合時間でもトップに立ち、最も名誉あるマラカイトグリーンジャージを獲得。明日の第3ステージは、リーダーチームとして強豪ぞろいのレースに臨むこととなりました。

清水監督コメント

「応援いただいた皆さん、ありがとうございました!今日の結果でまず、UCIレースという大舞台での個人総合優勝というものに挑戦する権利を得ることができました。今日のレースは本当に、増田選手の誰も文句のつけようがない素晴らしい走りで、観客の皆さん、大会運営スタッフ、そして我々チームメートとスタッフと、観る者すべてに感動を与えてくれる走りだったと思います。一見すると無謀な走りだったようにも見えますが、私としてはひとつ目の山岳をクリアした時の4人のメンバーがいいメンバーだったので、ひょっとして可能性があるかな?と思っていましたが、その逃げは吸収されてしまいました。そこから山岳賞狙いのアタックを仕掛けて単独になってしまったのですが、後続とすぐに1分30秒程度タイム差がついた。また、後続の集団のメンバーとチームを見て、強力なメンバーがそろってはいましたが果たして意思疎通が取れて追走できるだろうかとも思いましたし、集団であっても上りでは増田選手の方に分があると思ったので、まずは山岳賞ジャージを確定させるまでは増田選手に踏ん張ってもらって、その後のことはその時のタイム差を見て決めようと相談しました。頂上をクリアした段階で2分以上の差が開いていたので、今の増田選手であれば逃げ切りの可能性は高いと判断して“一緒に行こう!”と言って挑戦してもらって、増田選手は本当に辛かったと思いますが耐え切ってくれ、歴史に残る素晴らしい勝利を挙げてくれました。ただ、本当の勝負はこれからですし、明日からやるリーダーチームとしての動きといううことをチームとしてもやりたいと思っていたことなので、今日は全員が十分に頑張った中で増田選手が人一倍頑張ってくれた分、明日以降は残る選手たちに人一倍頑張ってもらって、総合優勝を目指して頑張りたいと思います」

増田選手コメント

「今回のツール・ド・北海道が始まる前に、チームとして獲れる可能性のあるものは、何でもいいから持って帰ろうという話をミーティングでもしていた中で、今日のひとつ目の山岳ポイントでスプリントをしたら1位で通過できたので、ふたつ目の山岳でもポイントを加算できれば山岳賞を獲れると思って走っていました。ふたつ目の峠の下から攻撃を仕掛けていったため自分1人だけになってしまったんですが、頂上で2分近くタイム差が開いて1位通過することができました。ただ、この後どうしよう、ここから先もまだ長いし一人旅しても捕まるだろうと思ってチームカーを呼んで監督と相談したところ、『このまま一か八か、ゴールを独走で目指してくれ!』と言うので、正直心の中では“そんなことできる訳ないだろ~!”と思ってました。ただ、後ろには鈴木譲選手もいるということを監督からも聞いて、仮に自分が捕まってもチームとして何かは残せるだろうと思ったので、じゃあこのまま行ってやろう!と。そこから一人旅が始まったんですが、風の抵抗だったり非効率なものを少しでも減らすためにコンパクトな姿勢を保って走って、とにかく1秒でも早くゴールにたどり着くためにすべての努力をしました。途中、コースプロフィール上ではKOMなどに設定されていない三つ目の山というか丘があるんですが、そこでもう脱水で脚も攣って20km/hしか出てなくてタイム差も1分30秒ぐらいまで縮まってきて“あぁ、これはもう捕まる”と弱気になった時に、監督が『皆んな応援しに来てくれてるから!』『皆んな応援してるぞ!』『後ろに譲がいるから大丈夫だ!』と檄を飛ばし続けて勇気づけてくれて、そこから先はゴールまで本当に追い込み抜きましたね。2分開いていたし、集団に戻らずにチャレンジして本当に良かったですね。北海道にも宇都宮ブリッツェンを応援してくださっている方がたくさんいますし、宇都宮、栃木からもたくさん応援に来てくださっているので、今日の勝利はすごく嬉しいです。今年は全日本選手権も落としていましたし、Jプロツアーで2勝しているとはいえ、今日の勝利は本当に感慨深いものがあります。明日のステージはリーダーチームとして迎えることになりますが、引かせたら阿部選手と大久保選手は頼りになりますし、鈴木譲選手と堀選手も上りは今大会調子が良いと思うのでチームメートも全員強いし信頼しています。今の時点ではミーティングもしていないのでどうやって戦うかはまだ分かりませんが、5人で力を合わせて戦えば最終日に皆んなで笑って帰れるんじゃないかと思っています」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

◆[リザルト

[TOUR DE HOKKAIDO(UCI-2.2) - 2nd Stage - 111.0km - ]

1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 2h39m56s 40.5km/h

2位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +42s

3位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +42s

4位 ピエールパオロ・デネグリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +42s

5位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) +42s

6位 吉岡直哉 (那須ブラーゼン) +42s

7位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) +42s

8位 シリル・ティエリー (ヴェロクラブ メンドリシオ) +42s

9位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) +42s

10位 ジャイ・クロフォード (キナンサイクリングチーム) +42s

30位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +6m41s

57位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +6m41s

73位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +8m57s

出走=99名/完走=87名

◆個人総合時間 第3ステージ終了時

1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 2h41m09s 40.5km/h

2位 シリル・ティエリー (ヴェロクラブ メンドリシオ) +44s

3位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) +44s

4位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +45s

5位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) +47s

6位 リカルド・ガルシア (キナンサイクリングチーム) +47s

7位 ジャイ・クロフォード (キナンサイクリングチーム) +47s

8位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +48s

9位 マイケル・シーハン (ジェリーベリー P/B MAXXIS) +49s

10位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) +50s

21位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +6m45s

41位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +6m50s

72位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +9m02s

◆個人総合ポイント 第2ステージ終了時

1位 シリル・ティエリー (ヴェロクラブ メンドリシオ) 12P

2位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 11P

3位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 10P

4位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) 10P

5位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 9P

6位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 8P

◆個人総合山岳 第2ステージ終了時

1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 14P

2位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 10P

3位 ダニエル・ボネロ (セントジョージ メリダ サイクリングチーム) 6P

4位 リカルド・ガルシア (キナンサイクリングチーム) 2P

5位 山本大喜 (鹿屋体育大学) 2P

6位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 1P

◆チーム総合時間 第2ステージ終了時

1位 宇都宮ブリッツェン 8h11m05s

2位 キナンサイクリングチーム +42s

3位 ヴェロクラブ メンドリシオ +44s

4位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +49s

5位 Team UKYO +6m37s

6位 マトリックスパワータグ +6m41s


1_2
[第1ステージ終了からのわずかな時間に各選手の要望に応えるセッティングを行う田村メカ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
2_2
[スタートまでの間、エアコンの効いたホテルのロビーで少しでも身体を休める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
3_2
[スタート時間に合わせ整列を始める宇都宮ブリッツェンの選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
4_2
[レース序盤から有力選手勢が積極的に動く展開に、増田選手も自ら対応する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
5_2
[鈴木譲選手が追走集団に入ったことが、増田選手に有利な状況を作る隠れた好アシストになった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
6_2
[北海道、そしてラインレースならではの風景の中、プロトンが進んでいく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Htc2957
[この後の動きについて増田選手と清水監督が相談した瞬間から、歴史的な大逃げが始まった]
photo(C):Hideaki.TAKAGI
Htc3861
[追走集団がじわじわとタイム差を縮めてくる中、勝利だけを信じてペダルを踏み続ける]
photo(C):Hideaki.TAKAGI
8_2
[2人の絆が紡いだ勝利に、喜びを爆発させる増田選手と清水監督]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
10_2
[ふたつのKOMを1位で通過した増田選手がまず、山岳賞ジャージに袖を通す]
11
[勇気を持って逃げ続けたからこそつかめたマラカイトグリーンジャージ。明日からはジャージを守るための戦いが始まる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

|

ツール・ド・北海道 第1ステージ

1st_2
[得意とするショートコースのタイムトライアルで優勝を狙った大久保選手だったが、惜しくも9位に終わる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9月1日(木)〜3日(土)の3日間にわたり、UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」が開催されています。

◆大会WEBサイトは[こちら
◆Live!!!ブログレポートは[こちら

9月1日(木)に、第1ステージが開催されました。

宇都宮ブリッツェンから、以下の5名がエントリー。

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明



今年で30回目の開催を迎えるUCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」の第1ステージが、第1回大会の初戦と同じ札幌市の豊平川のサイクリングロードに設定された1.0kmの個人タイムトライアルで開催され、圧倒的なスピードで今年の国内レースを席巻しているTeam UKYOのジョン・アベラストゥリ・イザガがただ1人1分14秒台で走り切りステージ優勝。名誉ある個人総合ジャージの最初の着用者となりました。

宇都宮ブリッツェンはショートコースのタイムトライアルを得意とする阿部選手と大久保選手がステージ優勝を狙ってレースに臨みましたが、惜しくも大久保選手が9位、阿部選手が10位。

ステージ優勝とはいきませんでしたが、全選手がまずまずのタイムで走り切り、この後の第2ステージから本格化するレースに臨むことになりました。

清水監督コメント

「全員がまずまずのタイムでいけて、調子が良いこともつかめましたし、午後に向けていい形で入れたと思います。欲を言えば、大久保選手と阿部選手にもっと上位に入って欲しいところでしたが、トラック競技系のような尖った選手たちが上位に入ったコースということを考慮すると、まぁ仕方ないな、と。大久保選手と阿部選手も調子がいいですし、残る3名も午後からのレースではチャンスがあると思っています。いろいろな展開から勝機を見出して、勝利に向けてチャレンジしたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY



◆[リザルト

[TOUR DE HOKKAIDO(UCI-2.2) - 1st Stage ITT - 1.0km - ]

1位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) 1m14s16 48.5km/h

2位 シリル・ティエリー (ヴェロクラブ メンドリシオ) +0s87

3位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +0s92

4位 吉田隼人 (マトリックスパワータグ) +02s40

5位 佐野淳哉 (マトリックスパワータグ) +02s92

6位 鈴木龍 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +03s04

7位 原田裕成 (愛三工業レーシングチーム) +03s30

8位 黒枝咲哉 (鹿屋体育大学) +03s47

9位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +03s68

10位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +04s07

21位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +05s53

25位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +05s93

43位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +08s23

出走=99名/完走=99名

◆個人総合時間 第1ステージ終了時

1位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) 1m14 48.6km/h

2位 シリル・ティエリー (ヴェロクラブ メンドリシオ) +01s

3位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +01s

4位 吉田隼人 (マトリックスパワータグ) +02s

5位 佐野淳哉 (マトリックスパワータグ) +03s

6位 鈴木龍 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +03s

7位 原田裕成 (愛三工業レーシングチーム) +03s

8位 黒枝咲哉 (鹿屋体育大学) +03s

9位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +03s

10位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +04s

21位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +05s

25位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +06s

43位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +08s

◆個人総合総合ポイント 第1ステージ終了時

1位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) 10P

2位 シリル・ティエリー (ヴェロクラブ メンドリシオ) 9P

3位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 8P

4位 吉田隼人 (マトリックスパワータグ) 7P

5位 佐野淳哉 (マトリックスパワータグ) 6P

6位 鈴木龍 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 5P

◆チーム総合時間 第1ステージ終了時

1位 Team UKYO 3m50s

2位 宇都宮ブリッツェン +04s

3位 キナンサイクリングチーム +04s

4位 マトリックスパワータグ +04s

5位 NIPPO-ヴィーニファンティーニ +04s

6位 愛三工業レーシングチーム +06s


1
[台風の影響で水位が上がった豊平川の河川敷にあるサイクリングロードを舞台に第1ステージが開催される]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
2
[出走順が早い鈴木譲選手と阿部選手が早い時間から朝食を摂り始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
3
[100分の1秒を争う個人TTとあり、ボトルゲージを外し少しでも軽量化して挑む選手も]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

4
[昨年のリベンジを誓い出発式に臨む地元・北海道出身の阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
5
[会場入りした大久保選手がリラックスしてアップまでの時間を過ごす]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
6
[得意のショートTT、そして地元での勝利を狙った阿部選手だったが10位に終わる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
7
[個人総合時間での上位進出が期待される鈴木譲選手は無難にまとめて25位]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
8
[山岳でのアシスト、そして自身のリザルトにこだわる堀選手は43位とまずまずのリザルト]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
9
[個人総合時間優勝を狙う増田選手は日々進化しているTTでも力を発揮し21位]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
10
[前半の突っ込み過ぎが響き後半伸びなかった大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

|

« 2016年8月 | トップページ | 2016年10月 »