« 第41回チャレンジサイクルロードレース大会 | トップページ | 熊本地震募金活動実施のお知らせ »

2016/04/13

JPT第2戦 JBCF 伊吹山ドライブウェイヒルクライム

S12
14
[上:最終局面まで先頭集団で展開したものの惜しくも4位フィニッシュとなった増田選手]
[下:実力通りの走りを見せたプラデスが中根とのスプリントを制して勝利を飾った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

4月10日(日)に2016年のJプロツアー第2戦となる「JBCF伊吹山ドライブウェイヒルクライム」が開催されました。

◆大会WEBサイトは[こちら
◆Live!!!ブログレポートは[こちら

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の5名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
飯野智行
堀孝明



2016年のJプロツアー第2戦となる「JBCF伊吹山ドライブウェイヒルクライム」が、岐阜県と滋賀県にまたがる伊吹山ドライブウェイで開催され、今シーズンにマトリックスパワータグからTeam UKYOへと移籍を果たしたベンジャミン・プラデスが持ち味の登坂力の高さを見せて優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンはエース増田選手が終盤まで4名となった先頭集団内で奮闘しますが惜しくも表彰台には届かず、4位でレースを終えています。

開幕戦「宇都宮クリテリウム」での大興奮の勝利から1週空いて迎えた第2戦「伊吹山ドライブウェイヒルクライム」。伊吹山ドライブウェイに設定されたコースは全長14.9km、標高差は1,053mで富士山などの激坂などと比較すると平均勾配は緩く、中盤にはアップダウンの区間もあるものの、やはり高い登坂力を要求される厳しいコースと言えます。

地元での開幕戦で見事に優勝を飾ってファン・サポーターやスポンサーの期待に応えた宇都宮ブリッツェンは登坂力に優れる増田選手と堀選手を中心に、宇都宮クリテリウムで優勝したことでルビーレッドジャージを着用する鈴木譲選手と徐々にかつての姿を取り戻し始めている飯野選手が後に続きながらそれぞれの現時点でのベストの走りで勝利を目指すことを目標に、ライバルとなるプラデス選手とプジョル選手のTeam UKYO勢、マトリックスパワータグのトリビオ選手、愛三工業レーシングの中根選手ら有力選手の動きにはしっかり対応していくことを確認してレースに臨みました。

110名もの大人数が出走することとなったレースはスタートからしばらく一つの集団のまま進む展開が続き、その先頭を宇都宮ブリッツェン勢とマトリックスパワータグ勢が先頭を固めて次の展開に備える形となります。

そうこうする間にも、集団からは上りを得意としない選手たちが1人、また1人と遅れ始めていき、集団は30~40名ほどにまでその人数を減らしていきます。

レースも3分の1を迎える5km地点を迎える頃になると、プラデス選手(Team UKYO)のアタックを皮切りに集団は活性化。これらの動きの中から増田選手(宇都宮ブリッツェン)ら有力選手を含む8名の選手が先行する形となります。

しかし、この8名の先行集団はレースも折り返し地点となる7km地点を迎える頃に集団が吸収。再びひとつの集団となります。

ひとつになった集団内ではプジョル選手とプラデス選手のTeam UKYO勢が代わる代わる攻撃を仕掛け、彼らの動きにトリビオ選手(マトリックスパワータグ)や宇都宮ブリッツェン勢が反撃を仕掛ける展開が続きます。

9km地点を迎える頃になると、ここまで自分のペースをしっかり刻みながら集団先頭をキープする走りを見せていた才田選手(LEOMO Bellmare)が若干集団から先行する形になると、そこにプジョル選手(Team UKYO)が単独で追いつき2名の先頭集団が形成される展開となります。

2名が先行する形となったことで集団は再び活性化。前方に追いつこうとする選手たちがペースを上げていき、集団は11名にまで絞られることとなります。

プジョル(Team UKYO)

才田(LEOMO Bellmare)

↓ 約5秒

11名の集団

宇都宮ブリッツェンは11名の集団の中に増田選手、鈴木譲選手、堀選手の3名が残り、この後の終盤戦に備える展開となります。

その後、残り距離が少なくなるにつれて11名の集団も崩壊し始め、集団がふたつに割れる展開に。前方の追走集団に宇都宮ブリッツェンからは増田選手が入って先行する2名の追走に入ることとなります。

プジョル(Team UKYO)

才田(LEOMO Bellmare)

↓ 3秒

増田(宇都宮ブリッツェン)

プラデス(Team UKYO)

中根(愛三工業レーシング)

トリビオ(マトリックス)

など

増田選手(宇都宮ブリッツェン)を含む3名の追走は、ほどなくして先行していた2名に合流。すると、5名となった先頭集団からはプジョル選手(Team UKYO)が若干後退し、先頭は4名に。

レースも残り2kmを切る頃になると、先頭の4名の中でも互いの脚を探り合うような駆け引きも始まり、そんな駆け引きの中からプラデス選手(Team UKYO)と中根選手(愛三工業レーシング)の2名が先行する形となります。

結局、レースはこのまま先行する2名の勝負となり、最後は経験に優るプラデス選手(Team UKYO)が先行してフィニッシュ。自身にとってのJプロツアー今シーズン初戦で見事に優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、終盤まで先頭集団内で戦い続けた増田選手が残念ながら最終局面で遅れてしまったものの4位。前週のチャレンジロードレースで嬉しい優勝を飾った堀選手が10位と、ライバルチーム勢には少し後塵を拝す形でレースを終えました。

清水監督コメント

「今日のレースは自分としても少し期待していた部分があったので、少し悔しい結果になってしまったという印象です。伊吹山のコースは風が強く吹くことがあったり途中にアップダウンがあったりすしてロードレースのような展開になることがあるのですが、今日は宇都宮ブリッツェン、Team UKYO、マトリックスパワータグ、愛三工業レーシングの4強でバトルし合った結果、力負けをしたかなという感じです。ただ、登坂力という部分では一歩出遅れてしまいましたが、決して実力差が大きいという訳ではありませんし届かない位置でもないと思っています。今年Jプロツアーはヒルクライムレースが少ないですが、次のヒルクライムレースでもトライしていきたいと思います。チームとしての感触も悪くないですし選手たちの調子も良いので、今日の結果に対して変にナーバスにならず、気持ちを落とさずに次のレースもしっかり走りたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


Logo
シクロワイアードの記事は[こちら



◆[リザルト

[第7回 JBCF 伊吹山ドライブウェイヒルクライム - JPT第2戦 - 14.9km - ]

1位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) 42m04s 21.38km/h

2位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) st

3位 才田直人 (LEOMO Bellmare Racing Team) +19s

4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +35s

5位 オスカル・プジョル (Team UKYO) +42s

6位 安原大貴 (マトリックスパワータグ) +47s

7位 ホセビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +53s

8位 田窪堅次 (マトリックスパワータグ) +1m09s

9位 吉岡直哉 (那須ブラーゼン) +1m22s

10位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +1m29s

19位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +2m13s

24位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +2m52s

51位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +5m21s

出走=110名/完走=110名

◆2016Jプロツアー 個人ランキング

1位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) 1,400P

2位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 1,150P

3位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 1,100P

4位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) 900P

5位 入部正太朗 (シマノレーシングチーム) 900P

6位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) 750P

◆2016Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 2,970P

2位 宇都宮ブリッツェン 2,870P

3位 マトリックスパワータグ 2,330P

4位 シマノレーシング 1,670P

5位 愛三工業レーシングチーム 1,610P

6位 NEILPRYDE-NANSHIN SUBARU CYCLING TEAM 1,080P

ルビーレッドジャージ ベンジャミン・プラデス(Team UKYO)

 

ピュアホワイトジャージ 田窪堅次(マトリックスパワータグ)


01
[葉桜になりつつある岐阜県関ヶ原町は、この日も暖かな陽気となった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
02
[選手たちのアップに合わせて田村メカがMERIDAをセットアップする]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
03
[完全復活が待たれる飯野選手が得意のヒルクライムレースに向けて準備を進める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
04
[開幕戦で勝利しランキングトップに立つ鈴木譲選手が念入りにアップを続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
05
[年間のチームバランスを考えて不得手のヒルクライム出走となった鈴木真理もアップに熱を入れる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
06
[強力外国人選手勢とのガチンコに挑む増田選手が出走サインを行う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
07
[前週のチャレンジロードを制した堀選手が厳しい重量規制の検車を受ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
08
[アクシデントによるスタート時間の遅れにも柔軟に対応する清水監督が、選手たちの整列を待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
09
[30分遅れてのスタートに合わせて選手たちが整列を始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
10
[ルビーレッドジャージを着る鈴木譲選手が1番目にコールアップされる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
11
[チームランキングトップのブリッツェンボーイズが先頭に整列してスタートを待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
12
[勾配は緩やかながら難易度の高い伊吹山が選手たちの前に立ちはだかる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
13
[先頭集団4名から抜け出したプラデスと中根の2名がフィニッシュへと迫る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
15
[わずかな差で表彰台を逃す結果となってしまった増田選手が4位でフィニッシュ]
16
[10位フィニッシュの堀選手は不甲斐ない自分の走りに悔しさをにじませる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
17
[序盤から中盤に動いた鈴木譲選手は後半こらえきれずに遅れ19位でフィニッシュ]
18
[24位フィニッシュの飯野選手は着実に復活の階段を上るもトップフォームにはまだまだ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
19
[自身の課題と向き合いながらのレースとなった鈴木真理選手は51位でフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
20
[宇都宮ブリッツェンにとっては厳しい結果となった伊吹山だったが、選手たちは早速次戦でのリベンジを誓う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

|

« 第41回チャレンジサイクルロードレース大会 | トップページ | 熊本地震募金活動実施のお知らせ »