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2016年4月

2016/04/27

JPT第6戦 JBCF 群馬CSCロードレース Day-2

S12
222
[上:チーム最高位の6位でゴールした小野寺選手はピュアホワイトジャージをキープした]
[下:前日に優勝したアベラストゥリが連日のゴールスプリント勝負を制して連勝を飾った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS


4月24日(土)に、2016シーズンのJプロツアー第6戦となる「群馬CSCロードレースDay-2」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明
雨澤毅明
小野寺玲




2016年のJプロツアー第6戦となる「JBCF群馬CSCロードレースDay-2」が群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットコースで開催され、前日の第5戦で圧倒的なスプリント力を見せてJプロツアー初優勝を飾ったTeam UKYOのジョン・アベラストゥリ・イザガが、この日も抜群のスプリントを見せて勝利。群馬CSCロードレース2連勝を達成しました。

宇都宮ブリッツェン勢は、3周回目に形成された9名の逃げ集団に大久保選手と雨澤選手が入り、さらに9周回目には堀選手がメイン集団からの追走で逃げに合流して14名の逃げ集団を形成。有力チームの有力選手が多数入ったこの逃げ集団はレース終盤まで人数を減らしながら逃げ続け、最後は大久保選手と堀選手を含む3名の逃げが最終周回まで逃げ続けましたが惜しくも集団に吸収。ゴールスプリント勝負に臨んだ小野寺選手の6位が最高位でレースを終えました。

またこの結果、小野寺選手がピュアホワイトジャージをキープしています。




3月20日の宇都宮クリテリウムから始まった今シーズンのJプロツアーも早5戦を消化(うち白浜クリテリウムは暴風雨のため中止)。これまでのレースでの優勝は宇都宮ブリッツェン、Team UKYO、そしてマトリックスパワータグとシーズン開幕前からの予想通り3強が分け合っていますが、前日の第5戦でTeam UKYOが2勝目を挙げ一歩リードする形となりました。

そんな中で迎える今レースは、今シーズンから初めての試みとして始まった2日連続ロードレースの2日目。1日目と同じようなレース展開になるのか、はたまた全く異なるレース展開になるのか。各チームの戦略に注目が集まります。

宇都宮ブリッツェンは前日のレースでの反省点をミーティングでも話し合い、同じ轍を踏まないことをしっかり確認し合ってレースに臨みました。

レースはスタートから各チームが積極的にアタックを仕掛け合う、前日同様の展開で始まります。

ですが、前日と比べて各チームとも走りに勢いがあったことで1周回目から集団がタテに伸び、集団が割れてはひとつになる状況を繰り返しながら周回を重ねていく展開となります。

レースが動いたのは3周回目。雨澤選手(宇都宮ブリッツェン)のアタックを契機に数名の選手が飛び出して最終的に9名の逃げ集団が形成され、4周回目に入る頃にはメイン集団から40秒のタイム差を奪う展開となります。

大久保、雨澤(宇都宮ブリッツェン)

田窪(マトリックスパワータグ)

小森(愛三工業レーシング)

横山(シマノレーシング)

岸(シエルヴォ奈良)

小坂、水野(那須ブラーゼン)

伊丹(キナンサイクリング)

↓ 40秒

メイン集団

この9名の逃げ集団はリーダーチームのTeam UKYOの選手が入っていないこともあり、すぐに協調体制をとってローテーションを繰り返しながらメイン集団とのタイム差を広げていきます。

一方のメイン集団では、この9名の逃げ集団にブリッジをかけようと追走に出る選手たちが集団から何度か飛び出す動きを見せますが決定的なものとはならず、5周回目に入る段階でも9名の逃げ集団とメイン集団という形は変わらないままレースが進んでいきます。

6周回目に入ると、メイン集団から湊選手(シマノレーシング)が単独アタックを仕掛けて飛び出して9名の逃げ集団の追走に入る展開となります。

9名の逃げ集団

↓ 40秒

湊(シマノレーシング)

↓ 20秒

メイン集団

すると、湊選手(シマノレーシング)の動きに追随するように黒枝選手(愛三工業レーシング)や吉田選手(マトリックス)など有力チームのエーススプリンターを含む数名の選手がメイン集団から飛び出して湊選手に合流。5名の追走集団となって9名の逃げ集団を追いかける展開となります。

9名の逃げ集団

↓ 45秒

堀(宇都宮ブリッツェン)

吉田(マトリックス)

早川、黒枝(愛三工業レーシング)

湊(シマノレーシング)

↓ 1分5秒

メイン集団

レースはしばらく9名の逃げ集団、5名の追走集団、そしてメイン集団という形のまま進んでいきますが、9周回目に入る頃になると4名になった追走集団がついに逃げ集団に合流。逃げ集団は13名となります。

大久保、堀、雨澤(宇都宮ブリッツェン)

吉田、田窪(マトリックス)

早川、小森、黒枝(愛三工業レーシング)

横山(シマノレーシング)

伊丹(キナンサイクリング)

岸(シエルヴォ奈良)

小坂、水野(那須ブラーゼン)

↓ 3分15秒

メイン集団

レースも折り返しとなる10周回目に入ると、逃げ集団とメイン集団とのタイム差は3分30秒程度にまで拡大。この頃になると逃げ集団から小坂選手(那須ブラーゼン)が遅れて先頭は12名となりますがタイム差を保ったまま逃げ続ける展開が続きます。

一方のメイン集団では、大所帯の逃げ集団に選手を送り込めなかったリーダーチームのTeam UKYOがタイム差を考慮して集団先頭に立ってペースアップを開始。その後方にはマトリックスや愛三工業レーシング、宇都宮ブリッツェンなどの有力チーム勢が陣取り、脚を温存させつつ次の展開に備える状況となります。

その後、レースは14周回目に入った段階まで12名の逃げ集団とTeam UKYOがペースアップするメイン集団という形で、タイム差も3分台という状況が続きますが、14周回目も後半になるとそのタイム差が少しずつ縮まり、15周回目に入る段階では2分台前半にまでタイム差が縮まる展開となります。

こうなると、レースは着実にタイム差を縮めるメイン集団から逃げ集団が逃げ切れるかが最大のポイント。そのことを十分に理解している逃げ集団も逃げ切りを信じる選手たちが中心となり、ローテーションを繰り返しながら懸命に逃げ続けます。

そんな状況の中、タイム差が2分を切る状況の中で迎えた17周回目。逃げ集団からは伊丹選手(キナンサイクリング)が遅れ始め、さらに早川選手(愛三工業レーシング)もパンクで遅れる事態となり、逃げ集団は10名となります。

それでもなお、10名の選手たちはラップタイムを上げて懸命に逃げ続けますが、追走の手を緩めないメイン集団は逃げ集団を15秒ほど上回るラップタイムで追走を続ける状態となります。

すると、残り周回数とタイム差が少なくなってきたこの状況を受けて、10名の逃げ集団内でもこのまま逃げ切りに懸ける選手と集団に戻って次の展開に備えようとする選手のどちらもが出始め、これまで順調だった意思の疎通が思うようにいかない状況が生まれ始めます。

18周回目に入ると、10名の逃げ集団とメイン集団とのタイム差はついに1分を切る状況に。

この状況をなんとか打開しようと、心臓破りの坂の麓から黒枝選手(愛三工業レーシング)がアタックを開始。このアタックにチームメートの小森選手(愛三工業レーシング)とともに大久保選手(宇都宮ブリッツェン)が反応しますが、その後方はこのアタックについていくことができず、逃げ集団はついに分裂します。

すると、分裂した逃げの後方集団にいた選手の中から、堀選手(宇都宮ブリッツェン)のみが先行する3名の選手に合流し、逃げ集団には宇都宮ブリッツェンと愛三工業レーシングが2名ずつ選手を送り込む形となって残り2周回となる19周回目へと入っていきます。

大久保、堀(宇都宮ブリッツェン)

小森、黒枝(愛三工業レーシング)

↓  25秒

メイン集団

19周回目に入ると、4名の逃げ集団から小森選手(愛三工業レーシング)が遅れ始め、逃げ集団は3名に。メイン集団がすぐ後方にまで迫ってくる中、逃げ切りの可能性を信じて3名の選手が逃げ続けたまま最終周回を迎えることとなります。

大久保、堀(宇都宮ブリッツェン)

黒枝(愛三工業レーシング)

↓ 11秒

メイン集団

最終周回に入ると、ローテーションの流れの中から堀選手(宇都宮ブリッツェン)が単独で飛び出す展開に。逆にメイン集団からは2名の選手が飛び出して大久保選手(宇都宮ブリッツェン)と黒枝選手(愛三工業レーシング)に追いつき、さらに集団が先行するすべての選手を吸収してひとつとなった状態で最終局面を迎えることとなります。

ひとつになった集団は残り距離が極わずかだったことも手伝って、ひとつのままでホームストレートへとなだれ込んでいきます。

そして迎えたゴールスプリント。

吉岡選手(那須ブラーゼン)や中根選手(愛三工業レーシング)、トリビオ選手(マトリックス)らが抜群のスプリントでゴールに迫る中、それを上回るスプリントで先頭に躍り出たのは前日も圧巻のゴールスプリントで勝利を挙げたアベラストゥリ選手(Team UKYO)でした。

力の差をまざまざと見せつけたアベラストゥリ選手(Team UKYO)は、2日連続となる大きなガッツポーズでフィニッシュラインを駆け抜け、見事に群馬CSCロードレース連勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、逃げ切り勝利に懸けた大久保選手と堀選手の後を受けた小野寺選手がゴールスプリント勝負に挑みましたが、惜しくも届かず6位。序盤から終始攻撃的に動き続けたレースで勝利を挙げることは叶いませんでした。

清水監督コメント

「今日のレースは中堅の大久保選手と堀選手、若手の雨澤選手が攻めに攻めたいいレースだったと思います。結果的には小野寺選手の6位が最高位で勝利には手が届きませんでしたが、序盤からやるべきことをいろいろと試し続けた上での結果なので、優勝したアベラストゥリ選手の厳しいレースでもしっかり脚を残してスプリントできる実力、そして残り5周回で3分以上のタイム差をひっくり返したTeam UKYOのチーム力が際立ってしまったなという印象です。ですが、宇都宮ブリッツェンとしても逃げ集団内でもメイン集団内でも選手たちはできること、やるべきことはやってくれました。選手たちは素晴らしい形ですごくいいレースをしてくれましたが、強力なTeam UKYOに勝つにはもうひと工夫が必要になってくるなと私自身も感じました。今日もたくさんのファン・サポーターの皆さんに来ていただき、熱くなれるレースをお見せすることができたとは思いますが、勝つことができず申し訳なく、また、残念に思っています。ただ、ベテランから中堅・若手まで選手全員が躍動するチームの底力というものは発揮できたと思っていますので、この後のレースで巻き返していきたいと思います。この後は5月末から始まるツアー・オブ・ジャパンまで1カ月ほどレースが空く状態となりますので、中堅・若手選手はさらなるレベルアップ、ベテラン選手はそれぞれがベストに近いコンディションでレースに臨めるよう、これからの1カ月を過ごしていきたいと考えています」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[第8回JBCF群馬CSCロードレースDay-2 - JPT第6戦 - 120.0km - ]

1位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) 2h55m12s 41.09km/h

2位 吉岡直哉 (那須ブラーゼン) st

3位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) st

4位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) st

5位 畑中勇介 (Team UKYO) st

6位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) st

7位 綾部勇成 (愛三工業レーシングチーム) st

8位 ヴァラド・ジェゾン (NEILPRYDE-NANSHIN SUBARU CYCLING TEAM) st

9位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st

10位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) st

17位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +01s

43位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +1m56s

55位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +3m21s

67位 雨澤毅明 (宇都宮ブリッツェン) +5m58s

68位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +5m59s

DNF 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン)

出走=146名/完走=73名

◆2016Jプロツアー 個人ランキング

1位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) 5,016P

2位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) 2,816P

3位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 2,546P

4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 2,426P

5位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) 2,346P

6位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 2,236P

◆2016Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 10,578P

2位 宇都宮ブリッツェン 7,328P

3位 マトリックスパワータグ 6,188P

4位 愛三工業レーシングチーム 6,068P

5位 シマノレーシングチーム 4,898P

6位 那須ブラーゼン 3,598P

ルビーレッドジャージ ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO)

 

ピュアホワイトジャージ 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン)



201

[今季から独自に始めたJプロツアースタンプラリー。清水監督がサポーターのカードにスタンプを押す]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
202
[小野寺選手のイスには、前日の好走で獲得したピュアホワイトジャージがかけられる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
203
[ジャパンでの海外遠征から帰国し、久しぶりに自チームでのレースを迎える雨澤選手が出走サインを行う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
204
[まだまだコンディション向上の余地がある阿部選手が念入りにアップを行う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
205
[前日味わった悔しさをすぐに晴らすべく、今日のレースに向けてアップをする選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
206
[WAKO'Sの日焼け止めを塗り、スタートに向けて準備を進める鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
207
[U23リーダーの小野寺選手がファンの声援に応えながら最前列に整列]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
208
[多くのブリサポさんの後押しを受けた選手たちがスタートを切る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
209
[連日積極的な走りを見せる堀選手が心臓破りの坂をクリアしていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
210
[有力チーム勢の動きに集団内で睨みを効かせる阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
211
[この日も心臓破りの坂には心強いレッドゾーンが出現した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
212
[脚に痛みが出てしまった鈴木真理選手は残念がら序盤でレースを降りた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
213
[雨澤選手のアタックをきっかけに形成された逃げ集団が快調に逃げ続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
214
[メイン集団はTeam UKYO勢がコントロールを試みるも、マトリックスパワータグらが蓋をする展開に]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
215
[残り距離が少なくなる中、Team UKYO勢が集団のペースアップを開始]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
216
[Team UKYO勢の追走から逃げ続け、逃げ切り勝利の可能性に懸ける展開が続く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
217
[時差ぼけが残る中で積極的な走りを見せた雨澤選手が逃げ集団から遅れ始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
218
[レースが振り出しに戻った場合を考え、残る選手たちは集団内で次の展開に備える]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[少しずつ人数を減らしながらも逃げ切り勝利を信じて走り続ける逃げ集団にメイン集団が迫る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
220
[大久保選手と堀選手、そして愛三工業レーシング2名となった逃げ集団が逃げ切れるかに注目が集まる展開に]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
221
[逃げ切り勝利を願うサポーターの声援を受け、最終周回へと向かう大久保選手と堀選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
223
[ゴールスプリント勝負ですべてを出し切った小野寺選手が6位という結果にうなだれる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
224
[逃げ切りは叶わなかったがサポーターの心を揺さぶる走りを見せた堀選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
225
[逃げ集団を鼓舞してまとめる頼もしさを見せ、着実に進化する姿を示した大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
226
[苦手意識のあった群馬CSCでの2連戦を走り終え、ピュアホワイトジャージをキープした小野寺選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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JPT第5戦 JBCF 群馬CSCロードレース Day-1

S1
120
[上:ゴールスプリントに向けて集団内で位置取りをする鈴木真理選手]
[下:圧巻の加速でゴールスプリントを制したアベラストゥリがJプロツアー初勝利を挙げた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

4月23日(土)に、2016シーズンのJプロツアー第5戦となる「JBCF群馬CSCロードレースDay-1」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
飯野智行
堀孝明
小野寺玲


2016年のJプロツアー第5戦となる「JBCF群馬CSCロードレースDay-1」が群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンター6kmサーキットコースで開催され、大集団でのゴールスプリント勝負を制したTeam UKYOの新外国人ジョン・アベラストゥリ・イザガがJプロツアー初優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、序盤から終盤までライバルチームとのガチンコ勝負で一歩も引かない走りを見せ、大集団ゴールスプリント勝負に臨みましたが、鈴木真理選手が3位表彰台、大久保陣選手が5位という結果でレースを終えました。また、このレースで12位に入った小野寺玲選手が23歳以下の選手で争われるピュアホワイトジャージを獲得しています。





今シーズンのJプロツアー5戦目にして、初のロードレースとなった群馬CSCロードレースDay-1。昨シーズンから始まった2in1レースであることに加え、今年の群馬CSCロードレースはDay-1、Day-2ともにロードレースとなったことで、よりチーム力と個人能力が問われることとなりました。

宇都宮ブリッツェンはDay-1に鈴木真理、増田、鈴木譲、阿部、大久保、飯野、堀、小野寺の8名の選手が出場。エーススプリンターの大久保選手を集団ゴールスプリントに持ち込まれた際の勝負要員として集団内で温存しながら残る選手が積極的にレースに絡んでいき、スプリント力のある鈴木真理選手と譲選手、小野寺選手の3名プラスαで逃げに入った際は勝ち逃げにするというプランでレースに臨みました。

レースがスタートすると早速、各チームによる激しいアタック合戦が繰り広げられる展開となります。

するとその中から狩野選手(群馬グリフィン)ら3名の選手が抜け出して1周回目を完了しますが、2周回目に入るとこの3名は集団に吸収されて集団はひとつとなります。

ひとつとなった集団では再び激しいアタック合戦が勃発。その中からプジョル選手(Team UKYO)が単独で飛び出すとすかさず小野寺選手(宇都宮ブリッツェン)がチェックに入り、さらに吉田選手(マトリックスパワータグ)が合流して3名の逃げ集団が形成されて3周回目へと入っていきます。

吉田(マトリックス)

小野寺(宇都宮ブリッツェン)

プジョル(Team UKYO)

↓ 10秒

メイン集団

しかし、この3名の逃げも程なくしてメイン集団に吸収される展開に。再びひとつになった集団ではアタックの応酬が繰り広げられることとなります。

その後、激しいアタックの応酬が繰り返されたことで集団は一時分断され20名強の先頭集団が形成されますが、鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)や鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)らがつなぐ動きを見せて再びひとつの集団となります。

5周回目に入ると鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)、プジョル選手(Team UKYO)、田窪選手(マトリックス)、デリアック選手(ニールプライド)など有力チームの有力選手を含む5名の逃げができますが、この動きも集団に吸収されます。

ハイペースのままで進んでいくレースは、6周回目に畑中選手(Team UKYO)、入部選手(シマノレーシング)、平塚選手(愛三工業レーシング)、大塚選手(シエルヴォ奈良)という有力選手を含む4名の逃げができ、メイン集団とのタイム差を35秒程度にまで拡大する展開となります。

畑中(Team UKYO)

入部(シマノレーシング)

平塚(愛三工業レーシング)

大塚(シエルヴォ奈良)

↓ 35秒

メイン集団

これまでにこの群馬CSCで勝利を量産している畑中選手(Team UKYO)を含む有力選手がそろった逃げ集団に対し、メイン集団は逃げに選手を送り込んでいないマトリックスパワータグや宇都宮ブリッツェンなどの有力チーム勢が中心となってペースアップを開始。7周回目が完了する頃までに逃げ集団を吸収し、再び集団をひとつにします。

その後、レースは10名前後の選手が飛び出しては集団に吸収される展開が続き、宇都宮ブリッツェン勢も増田選手、鈴木譲選手、堀選手、小野寺選手らが積極的な動きを見せてこの展開に対応していきます。

その後もレースは決定的な逃げができず速い展開のまま進んでいったことで、10周回目を迎える頃には集団が大きくふたつに割れる展開となり、宇都宮ブリッツェン勢は全員が前方の集団に入って最終局面を迎えることとなります。

10周回目から11周回目へと入るホームストレートに入ると、堀選手(宇都宮ブリッツェン)が単独アタックを仕掛けて集団から飛び出しますが、この動きはすぐに集団に吸収されます。

するとそのカウンターで4名の選手が飛び出し、メイン集団から10秒のリードを奪う展開となります。

トリビオ(マトリックス)

阿部(宇都宮ブリッツェン)

中根(愛三工業レーシング)

ゲゼ(ニールプライド)

↓ 10秒

メイン集団

しかし、この4名の逃げも程なくして集団が吸収。さらにふたつに割れていた後方集団も前方集団に合流してきたことで、メイン集団は70名ほどに膨れ上がった状態で残り3周回を迎えることとなります。

この時点でアベラストゥリ選手(Team UKYO)、黒枝選手・福田選手(愛三工業レーシング)、吉田選手(マトリックス)、大久保選手・鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)ら有力チームのエーススプリンターが軒並み残っている状態ということもあり、勝負は大集団でのゴールスプリントに持ち込まれることが濃厚になっていきます。

結局、その後も抜け出そうとするアタックは何度もかかるものの、集団からリードを奪う決定的な逃げは形成されずに最終周回へ。

最終周回に入るとゴールスプリント勝負に向けた有力チーム勢の位置取り争いで、集団はタテに伸びた状態でバックストレートを通過。ホームストレートに入ると20名程度の選手たちがゴールスプリント勝負を開始します。

そのゴールスプリント勝負を制したのは、2013年のパリ~ツールでの8位という成績を筆頭に本場ヨーロッパで輝かしい実績を残してきたTeam UKYOの新外国人アベラストゥリ選手。その腰回りと太腿から容易に想像がつく圧倒的なスプリントを見せてJプロツアー初優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、鈴木真理選手が群馬CSCを得意とする畑中選手(Team UKYO)の番手からタイミング良くスプリントを開始しましたが、うまく抜け出すことができず3位。大久保選手も位置取りがうまくいかずに5位。最低限の結果である表彰台は確保したものの、悔しい結果でレースを終えました。

また、このレースで12位に入った小野寺選手は、23歳以下の選手でランキングトップ(21位)に立ち、ピュアホワイトジャージを獲得しています。

清水監督コメント

「とても白熱したいいレースで、各チームともに真正面からやり合ったレースだったと思います。ですが、どのチームも決め手がなく最後は集団でのゴールスプリントとなり、宇都宮ブリッツェンとしてはこのコースを得意とする鈴木真理選手が頑張ってくれましたが3位という結果でした。ピュアスプリンターのアベラストゥリ選手が脚を温存した状態で残っていたこともあって、純粋なスプリントでは及びませんでした。ゴールスプリントの場面では宇都宮ブリッツェンは大久保選手も残していたので、ゴールスプリントでの連携という部分は今後さらに煮詰めていかなければいけない反省点だと感じています。ただ、レース途中の動きの部分では、選手たちは他のチームを凌駕するほどの動きを見せてくれていたと思いますし、今日よりも距離が伸びる明日のレースではもっといい形ができるのではないかと感じています。明日のレースも宇都宮からたくさんのファン・サポーターの皆さんが会場に足を運んでくださると思いますので、その皆さんにいい走りが見せられるように頑張りたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[第8回JBCF群馬CSCロードレースDay-1 - JPT第5戦 - 84.0km - ]

1位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) 1h58m20s 42.58km/h

2位 黒枝士揮 (愛三工業レーシングチーム) st

3位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) st

4位 野中竜馬 (KINAN Cycling Team) st

5位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) st

6位 畑中勇介 (Team UKYO) st

7位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) st

8位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) st

9位 入部正太朗 (シマノレーシングチーム) st

10位 水谷翔 (シマノレーシングチーム) st

11位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st

12位 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン) st

15位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +01s

25位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +03s

38位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +22s

66位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +7m41s

出走=146名/完走=66名

◆2016Jプロツアー 個人ランキング

1位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) 2,336P

2位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) 2,125P

3位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 1,876P

4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 1,826P

5位 入部正太朗 (シマノレーシングチーム) 1,636P

6位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 1,626P

◆2016Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 6,408P

2位 宇都宮ブリッツェン 5,548P

3位 マトリックスパワータグ 4,848P

4位 愛三工業レーシングチーム 3,908P

5位 シマノレーシングチーム 3,778P

6位 KINAN Cycling Team 2,508P

ルビーレッドジャージ ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO)

ピュアホワイトジャージ 小野寺玲 (宇都宮ブリッツェン)


101

[群馬CSCには標高の高さを伺わせる満開の桜が咲き誇る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
102
[会場に到着した選手たち。阿部選手がコーヒーを淹れて皆んなにふるまう]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
103
[この日のみの出走となる飯野選手が真っ先にアップを始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
104
[今季ここまで好調を維持する大久保選手が出走サインを行う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
105
[勝負に絡む走りを期待される鈴木譲選手が鋭い眼差しでアップを続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
106
[清水監督が選手たちにスタートオイルを塗りながら選手一人ひとりとプランを確認し合う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
107
[個人ランキングで上位につける増田選手と鈴木譲選手がコールアップされ最前列に整列する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
108
[84kmにわたる戦いの火蓋が切って落とされる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
109
[序盤からハイペースで進むレースに鈴木譲選手と堀選手が積極的に絡んでいく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
111
[まだまだかつての姿からは程遠いが、少しずつ本来の姿を取り戻しつつある飯野選手も積極的な走りを見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
112
[ハイペースなレース展開に下り区間では集団がタテに伸びる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
113
[ゴールスプリント勝負になった際の勝負要員として集団待機する大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
114
[愛三工業レーシング平塚選手やシマノレーシング入部選手ら有力選手の逃げ集団が形成される]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
115
[メイン集団は宇都宮ブリッツェンやマトリックスパワータグがペースアップ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
116
[レース展開によっては勝負を託される鈴木譲選手もペースアップに加わる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
117
[逃げを吸収したメイン集団内では大集団ゴールスプリントの予感が漂い始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[苦手意識のあった群馬CSCでレースを動かす走りを見せる小野寺選手が最終局面に臨む]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[自身のコンディションと向き合いながらもきっちりと役割を果たす阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[レース終了後、翌日のレースに向けてダウンをしながらすぐにレース展開を振り返る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[宇都宮ブリッツェンとしては最低限の結果である表彰台を確保したが、アベラストゥリの強さが際立つレースだった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[苦手意識のあった群馬CSCで素晴らしい走りを見せた小野寺選手がピュアホワイトジャージを獲得した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2016/04/24

清掃サイクリング実施のお知らせ

Seisou16

清掃サイクリング実施のお知らせ

サイクルスポーツを通じて地域の環境づくりに貢献する意識を醸成するものとして、ジャパンカップコース及び周辺道路の清掃活動行います。

みなさんのご参加をお待ちしております。

◯開催日/2016年5月14日(土)

◯場所/ジャパンカップコース及び周辺道路

◯内容/宇都宮市サイクリングターミナル発着、拠点集合-清掃ポイントまでサイクリングで移動-ポイントにて清掃活動(空き缶、ペットボトル程度の軽微なゴミに限定)-サイクリングで拠点へ移動-拠点にて軽食&交流、解散

◯スケジュール/
9:00:集合
9:30:出発
10:00-11:00:清掃
11:30:帰着
11:30-:軽食&交流
12:00:終了挨拶、解散
※雨天中止

◯対象/一般サイクリスト30名

◯参加費/無料
※レクリエーション保険加入、ごみ袋、軍手、トングなどは主催者サイドを用意します

◯参加方法/
件名に「清掃サイクリング参加希望」、郵便番号・住所・氏名・年齢・性別・電話番号を明記のうえ、event@blitzen.co.jpまでお送りください。
※事前申込み制。飲食及び保険の関係上、当日エントリーは不可とさせていただきます
※ご応募いただいた個人情報は、本イベント以外に使用することはありません。使用後は適切に処理します

主催/サイクルスポーツマネージメント株式会社
協賛/デクセリアルズ株式会社
問い合わせ先/サイクルスポーツマネージメント株式会社 028-643-6626

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2016/04/20

JPT第3戦 JBCF チームタイムトライアル南紀白浜

S1
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[上:最終周回に全チームの最速ラップを叩き出したが、惜しくも4秒届かず]
[下:既存戦力に佐野ら新戦力が融合したマトリックスパワータグが今季Jプロツアー初勝利を飾った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

4月16日(土)に、2016年のJプロツアー第3戦となる「JBCFチームタイムトライアル南紀白浜」が開催されました。

◆大会WEBサイトは[こちら
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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
小野寺玲


2016年のJプロツアー第3戦となる「JBCFチームタイムトライアル南紀白浜」が和歌山県白浜町の旧南紀白浜空港跡地を利用した1周2.0kmのコースで開催され、ただ1チームだけ17分台を叩き出したマトリックスパワータグが優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは昨年同様にラップを重ねていくごとにペースを上げていくプランで優勝を狙いましたが、優勝したマトリックスパワータグのタイムに4秒届かず2位でレースを終えています。





第1戦「宇都宮クリテリウム」は宇都宮ブリッツェン、第2戦「伊吹山ドライブウェイヒルクライム」はTeam UKYOが優勝を飾り、今年もこの2チームが年間ランキング争いの中心にシーズンが進んでいくことが予想されるJプロツアー。

しかし、この2チームと戦力的には互角と考えられるマトリックスパワータグをはじめ、愛三工業レーシングやシマノレーシングなど強豪チーム勢は早い段階で勝利を挙げてその状況に待ったをかけたいところです。

第3戦となる今レースは、1チーム6名が出走する形で行われるチームタイムトライアル。チームの総合力が問われるレースだけに、ここでの順位が年間ランキング争いのおおよその目安になるレースとも言えます。

宇都宮ブリッツェンは鈴木真理、増田、鈴木譲、阿部、大久保、小野寺の6選手が出走。昨年同様、レース序盤は若干抑え気味に周回を重ね、後半に入ってからペースを上げてラップタイムを縮めていくというプランでレースに臨みました。

レースは、チームランキングの順位が下のチームから、3チームもしくは2チームが1組(ヒート)となって順に出走していく形となります。

序盤から中盤にかけては、第1ヒートでの出走となったFIETS GROENの20分03秒90が最速タイムという状況が続きますが、中盤を過ぎてランキング上位チーム勢がフィニッシュしていくと最速ラップが更新されていく展開が続くこととなります。

そんな中、第7ヒートで出走したマトリックスパワータグは1周回目からそれまでのチームとは明らかに違うラップタイムで周回を重ねていき、最後はトリビオ選手とフェルナンデス選手の強力外国人選手とTTに自信を持つ佐野選手の3名がフィニッシュ。17分55秒76という驚異的なタイムで暫定首位に躍り出ます。

そして迎えた、最終の第8ヒート。

現時点でのチームランキング2位の宇都宮ブリッツェン、1位のTeam UKYOが次々に出走していき、マトリックスパワータグが記録したタイムの更新を目指してレースを展開することとなります。

しかし、宇都宮ブリッツェン、Team UKYOともにマトリックスパワータグが記録したタイムには届かず。ただ1チーム17分台のタイムをマークしたマトリックスパワータグが優勝を飾り、昨年の年間ランキング上位3チームが今年の開幕3戦の優勝を分け合う形に。

今年もこの3強が軸となってJプロツアーが進んでいくことが予想される結果で明日の第4戦を迎えることとなります。

清水監督コメント

「今日のレースは非常に悔しい結果になってしまいましたが、宇都宮ブリッツェンとしても力を出し切ったうえでのことなので、素直にマトリックスが強かったと感じています。チームとしては後半に向けてペースを上げていくという予定通りにレースが展開できましたし、昨年のレースで失敗した序盤の抑え目にする部分も上手く走れていました。チームプランをしっかり遂行しましたが、佐野選手と土井選手というタイムトライアルに強い選手を補強したマトックスはトリビオ選手とフェルナンデス選手という既存の戦力とうまく融合したマトリックスにはわずかに4秒及びませんでした。万全の体制で挑んで力負けしたので悔しいですが、明日もレースがあるので気持ちをしっかり切り替えて明日は勝ちたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[第5回JBCFチームタイムトライアル南紀白浜 - JPT第3戦 - 14.0km - ]

1位 マトリックスパワータグ 17m55s76 46.85km/h

2位 宇都宮ブリッツェン +04s

3位 Team UKYO +08s

4位 愛三工業レーシングチーム +26s

5位 シマノレーシング +43s

6位 シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム +1m06s

7位 那須ブラーゼン +1m07s

8位 NEILPRYDE-NANSHIN SUBARU CYCLING TEAM +1m15s

9位 イナーメ信濃山形 +1m21s

10位 LEOMO Bellmare Racing Team +1m29s

出走=21組/完走=21組

◆2016Jプロツアー 個人ランキング

1位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) 1,725P

2位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 1,500P

3位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 1,450P

4位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) 1,250P

5位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) 1,200P

6位 入部正太朗 (シマノレーシングチーム) 1,175P

◆2016Jプロツアー チームランキング

1位 マトリックスパワータグ 5,330P

2位 宇都宮ブリッツェン 4,970P

3位 Team UKYO 4,920P

4位 愛三工業レーシングチーム 3,410P

5位 シマノレーシング 3,320P

6位 シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム 2,370P

ルビーレッドジャージ ベンジャミン・プラデス(Team UKYO)
ピュアホワイトジャージ 田窪堅次(マトリックスパワータグ)


01
[風は強く吹くものの晴天に恵まれた和歌山県白浜町]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
02
[会場への出発を、徹底的に煮詰めたMERIDAワープTTと共に待つ鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
03
[鈴木譲選手のカスタマイズされたTTバイクに関して笑顔で談笑する鈴木真理選手と小野寺選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
04
[出発準備を整えた選手たちは午前の試走のために会場に向かう]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
05
[得意分野のレースで多大な期待がかかる阿部選手が会場に到着してすぐにアップを始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
06
[ローテーションの順番やタイミングなどを話し合いながら試走を重ねる選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
07
[田村メカの手によって整備されたMERIDAワープTTが出走の刻を待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
08
[清水監督の指揮のもと、試走を終えての率直な感触をぶつけ合いレースプランが練られていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
09
[今季ここまで好調を維持するも勝負するチャンスがなかった大久保選手も、レースでの活躍が期待される]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
10
[阿部戦手とともに高い高速巡航能力を持つ増田選手がレースで果たす役割は大きい]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[出走時間に向けてウォーミングアップを開始する選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[開幕戦以来の出場となる小野寺選手も、持ち味の高速巡航能力を発揮したいところ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[1日を通して強く吹き続ける風は、果たして宇都宮ブリッツェンに味方するのか!?]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[スタートラインに整列し、選手たちはその瞬間を待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[21チーム中20番目、最終ヒートで14kmの自分たちとの戦いが始まった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[プラン通り、序盤は抑え目のペースで周回を重ねていく選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[鈴木真理選手がバックストレートを全開引きしてペースアップへのスイッチを入れる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[少しずつラップタイムを縮めながらフィニッシュ、そしてその先にある優勝を目指す]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[選手全員が息のあった連携を見せながら周回を重ねていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[役目を終えた選手が切り離され、4名となったブリッツェンボーイズが勝利を目指す]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[清水監督からタイム差の報告を受けつつ最終ラップへと突入する選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
23
[向かい風、上り基調のホームストレートをTTマン阿部選手が引き倒す]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[開幕3戦で1勝ずつを分け合う形となった3チーム。今後も三つ巴の争いが続いていきそうだ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[勝利は逃したが、オール日本人のチーム編成で最速ラップを叩き出した選手たちの今後の活躍にも期待が持てる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2016/04/17

熊本地震募金活動実施のお知らせ

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【熊本地震募金活動実施のお知らせ】

宇都宮ブリッツェンは、4月29日(金・祝)のうつのみやサイクルピクニック会場にて、熊本地震の災害支援に向けた募金活動を実施します。

この募金は、下野新聞・熊本地震救援募金を通じて災害復興支援活動に役立ててもらう予定です。

募金箱は宇都宮ブリッツェン物販ブースに設置するほか、選手たちが募金の呼びかけを行います。

また、ゲストとしてご協力いただく、那須ブラーゼン様にも賛同をいただき、両チームの選手が募金活動を行います。

熊本地震による災害で、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りすると共に、被災された方に心からお見舞い申し上げます。

宇都宮ブリッツェン

《熊本地震支援金募金活動》
開催日程/2016年4月29日(金・祝)9時~15時
開催場所/道の駅うつのみや ろまんちっく村 第3駐車場 宇都宮ブリッツェン物販ブース内
住所/栃木県宇都宮市新里町丙254番地

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2016/04/13

JPT第2戦 JBCF 伊吹山ドライブウェイヒルクライム

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[上:最終局面まで先頭集団で展開したものの惜しくも4位フィニッシュとなった増田選手]
[下:実力通りの走りを見せたプラデスが中根とのスプリントを制して勝利を飾った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

4月10日(日)に2016年のJプロツアー第2戦となる「JBCF伊吹山ドライブウェイヒルクライム」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の5名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
飯野智行
堀孝明



2016年のJプロツアー第2戦となる「JBCF伊吹山ドライブウェイヒルクライム」が、岐阜県と滋賀県にまたがる伊吹山ドライブウェイで開催され、今シーズンにマトリックスパワータグからTeam UKYOへと移籍を果たしたベンジャミン・プラデスが持ち味の登坂力の高さを見せて優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンはエース増田選手が終盤まで4名となった先頭集団内で奮闘しますが惜しくも表彰台には届かず、4位でレースを終えています。

開幕戦「宇都宮クリテリウム」での大興奮の勝利から1週空いて迎えた第2戦「伊吹山ドライブウェイヒルクライム」。伊吹山ドライブウェイに設定されたコースは全長14.9km、標高差は1,053mで富士山などの激坂などと比較すると平均勾配は緩く、中盤にはアップダウンの区間もあるものの、やはり高い登坂力を要求される厳しいコースと言えます。

地元での開幕戦で見事に優勝を飾ってファン・サポーターやスポンサーの期待に応えた宇都宮ブリッツェンは登坂力に優れる増田選手と堀選手を中心に、宇都宮クリテリウムで優勝したことでルビーレッドジャージを着用する鈴木譲選手と徐々にかつての姿を取り戻し始めている飯野選手が後に続きながらそれぞれの現時点でのベストの走りで勝利を目指すことを目標に、ライバルとなるプラデス選手とプジョル選手のTeam UKYO勢、マトリックスパワータグのトリビオ選手、愛三工業レーシングの中根選手ら有力選手の動きにはしっかり対応していくことを確認してレースに臨みました。

110名もの大人数が出走することとなったレースはスタートからしばらく一つの集団のまま進む展開が続き、その先頭を宇都宮ブリッツェン勢とマトリックスパワータグ勢が先頭を固めて次の展開に備える形となります。

そうこうする間にも、集団からは上りを得意としない選手たちが1人、また1人と遅れ始めていき、集団は30~40名ほどにまでその人数を減らしていきます。

レースも3分の1を迎える5km地点を迎える頃になると、プラデス選手(Team UKYO)のアタックを皮切りに集団は活性化。これらの動きの中から増田選手(宇都宮ブリッツェン)ら有力選手を含む8名の選手が先行する形となります。

しかし、この8名の先行集団はレースも折り返し地点となる7km地点を迎える頃に集団が吸収。再びひとつの集団となります。

ひとつになった集団内ではプジョル選手とプラデス選手のTeam UKYO勢が代わる代わる攻撃を仕掛け、彼らの動きにトリビオ選手(マトリックスパワータグ)や宇都宮ブリッツェン勢が反撃を仕掛ける展開が続きます。

9km地点を迎える頃になると、ここまで自分のペースをしっかり刻みながら集団先頭をキープする走りを見せていた才田選手(LEOMO Bellmare)が若干集団から先行する形になると、そこにプジョル選手(Team UKYO)が単独で追いつき2名の先頭集団が形成される展開となります。

2名が先行する形となったことで集団は再び活性化。前方に追いつこうとする選手たちがペースを上げていき、集団は11名にまで絞られることとなります。

プジョル(Team UKYO)

才田(LEOMO Bellmare)

↓ 約5秒

11名の集団

宇都宮ブリッツェンは11名の集団の中に増田選手、鈴木譲選手、堀選手の3名が残り、この後の終盤戦に備える展開となります。

その後、残り距離が少なくなるにつれて11名の集団も崩壊し始め、集団がふたつに割れる展開に。前方の追走集団に宇都宮ブリッツェンからは増田選手が入って先行する2名の追走に入ることとなります。

プジョル(Team UKYO)

才田(LEOMO Bellmare)

↓ 3秒

増田(宇都宮ブリッツェン)

プラデス(Team UKYO)

中根(愛三工業レーシング)

トリビオ(マトリックス)

など

増田選手(宇都宮ブリッツェン)を含む3名の追走は、ほどなくして先行していた2名に合流。すると、5名となった先頭集団からはプジョル選手(Team UKYO)が若干後退し、先頭は4名に。

レースも残り2kmを切る頃になると、先頭の4名の中でも互いの脚を探り合うような駆け引きも始まり、そんな駆け引きの中からプラデス選手(Team UKYO)と中根選手(愛三工業レーシング)の2名が先行する形となります。

結局、レースはこのまま先行する2名の勝負となり、最後は経験に優るプラデス選手(Team UKYO)が先行してフィニッシュ。自身にとってのJプロツアー今シーズン初戦で見事に優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、終盤まで先頭集団内で戦い続けた増田選手が残念ながら最終局面で遅れてしまったものの4位。前週のチャレンジロードレースで嬉しい優勝を飾った堀選手が10位と、ライバルチーム勢には少し後塵を拝す形でレースを終えました。

清水監督コメント

「今日のレースは自分としても少し期待していた部分があったので、少し悔しい結果になってしまったという印象です。伊吹山のコースは風が強く吹くことがあったり途中にアップダウンがあったりすしてロードレースのような展開になることがあるのですが、今日は宇都宮ブリッツェン、Team UKYO、マトリックスパワータグ、愛三工業レーシングの4強でバトルし合った結果、力負けをしたかなという感じです。ただ、登坂力という部分では一歩出遅れてしまいましたが、決して実力差が大きいという訳ではありませんし届かない位置でもないと思っています。今年Jプロツアーはヒルクライムレースが少ないですが、次のヒルクライムレースでもトライしていきたいと思います。チームとしての感触も悪くないですし選手たちの調子も良いので、今日の結果に対して変にナーバスにならず、気持ちを落とさずに次のレースもしっかり走りたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[第7回 JBCF 伊吹山ドライブウェイヒルクライム - JPT第2戦 - 14.9km - ]

1位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) 42m04s 21.38km/h

2位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) st

3位 才田直人 (LEOMO Bellmare Racing Team) +19s

4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +35s

5位 オスカル・プジョル (Team UKYO) +42s

6位 安原大貴 (マトリックスパワータグ) +47s

7位 ホセビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ) +53s

8位 田窪堅次 (マトリックスパワータグ) +1m09s

9位 吉岡直哉 (那須ブラーゼン) +1m22s

10位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +1m29s

19位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +2m13s

24位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +2m52s

51位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +5m21s

出走=110名/完走=110名

◆2016Jプロツアー 個人ランキング

1位 ベンジャミン・プラデス (Team UKYO) 1,400P

2位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 1,150P

3位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 1,100P

4位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) 900P

5位 入部正太朗 (シマノレーシングチーム) 900P

6位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) 750P

◆2016Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 2,970P

2位 宇都宮ブリッツェン 2,870P

3位 マトリックスパワータグ 2,330P

4位 シマノレーシング 1,670P

5位 愛三工業レーシングチーム 1,610P

6位 NEILPRYDE-NANSHIN SUBARU CYCLING TEAM 1,080P

ルビーレッドジャージ ベンジャミン・プラデス(Team UKYO)

 

ピュアホワイトジャージ 田窪堅次(マトリックスパワータグ)


01
[葉桜になりつつある岐阜県関ヶ原町は、この日も暖かな陽気となった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
02
[選手たちのアップに合わせて田村メカがMERIDAをセットアップする]
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03
[完全復活が待たれる飯野選手が得意のヒルクライムレースに向けて準備を進める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
04
[開幕戦で勝利しランキングトップに立つ鈴木譲選手が念入りにアップを続ける]
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05
[年間のチームバランスを考えて不得手のヒルクライム出走となった鈴木真理もアップに熱を入れる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
06
[強力外国人選手勢とのガチンコに挑む増田選手が出走サインを行う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
07
[前週のチャレンジロードを制した堀選手が厳しい重量規制の検車を受ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
08
[アクシデントによるスタート時間の遅れにも柔軟に対応する清水監督が、選手たちの整列を待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
09
[30分遅れてのスタートに合わせて選手たちが整列を始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
10
[ルビーレッドジャージを着る鈴木譲選手が1番目にコールアップされる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
11
[チームランキングトップのブリッツェンボーイズが先頭に整列してスタートを待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
12
[勾配は緩やかながら難易度の高い伊吹山が選手たちの前に立ちはだかる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
13
[先頭集団4名から抜け出したプラデスと中根の2名がフィニッシュへと迫る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
15
[わずかな差で表彰台を逃す結果となってしまった増田選手が4位でフィニッシュ]
16
[10位フィニッシュの堀選手は不甲斐ない自分の走りに悔しさをにじませる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
17
[序盤から中盤に動いた鈴木譲選手は後半こらえきれずに遅れ19位でフィニッシュ]
18
[24位フィニッシュの飯野選手は着実に復活の階段を上るもトップフォームにはまだまだ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
19
[自身の課題と向き合いながらのレースとなった鈴木真理選手は51位でフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
20
[宇都宮ブリッツェンにとっては厳しい結果となった伊吹山だったが、選手たちは早速次戦でのリベンジを誓う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2016/04/06

第41回チャレンジサイクルロードレース大会

S1
18
[上:上りスプリント勝負を制し、雄叫びとガッツポーズで喜びを爆発させる堀選手]
[下:Team UKYOの外国人勢や愛三工業勢を抑えて勝利を挙げた堀選手が表彰台の真ん中に立った!]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

4月3日(日)に、「第41回チャレンジサイクルロードレース大会」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の3名がエントリー。

鈴木真理
飯野智行
堀孝明


国内レースシーズンの本格到来を告げる「第41回チャレンジサイクルロードレース」が、厳しいアップダウンで知られる日本サイクルスポーツセンター5kmサーキットで開催され、男子最高峰のA-Eカテゴリーで宇都宮ブリッツェンの堀孝明選手が上りスプリント勝負を制して優勝を飾りました!

国内シーズンの本格到来を告げるレースとして知られると同時に、その長い歴史の中で数々の名勝負が繰り広げられてきたチャンレンジサイクルロードレース。今年もフルメンバーではないものの、Team UKYOや愛三工業レーシング、那須ブラーゼンなどJプロツアーでもしのぎを削り合うであろうライバルチームも多数出場。宇都宮ブリッツェンにとっても主戦場となるJプロツアーには含まれないレースではありますが、次週から本格化するJプロツアーでの戦いを前にレース勘を養うための貴重な機会となります。

宇都宮ブリッツェンはこの貴重なトレーニングレースの場に、鈴木真理選手、飯野選手、堀選手の3名が出場。飯野選手は6月に行われる全日本選手権の出場資格を得るために最低でも30位以内でのフィニッシュが求められ、鈴木真理選手と堀選手は現時点での自身の課題と向き合いながら、チャンスを見極めて勝利を目指すという目標でレースに臨みました。

レースはスタートから、先に書いた有力チーム勢が先頭に立ってアタックを仕掛け合う展開が続き、宇都宮ブリッツェンは堀選手が積極的にこの動きに加わっていきます。

有力チーム勢のこの動きに1周回目から集団は大きく分断され、30名ほどの先頭集団が形成される展開となり、宇都宮ブリッツェンは3名全員がその中に入って次の展開に備えることとなります。

すると、3周回目のホームストレートで落車が発生。安全を考慮してニュートラルとなり、オンコースの全カテゴリーがストップする事態となります。

結局、40分ほど中断したレースは、周回数を減らして再開することが決定。全く新しいレースと言っても良い状態でリスタートが切られます。

再開したレースで真っ先に動きを見せたのは愛三工業レーシング勢。平塚選手(愛三工業レーシング)や中根選手(愛三工業レーシング)らが攻撃を仕掛ける中、中根選手(愛三工業レーシング)がタイミング良く単独で抜け出してリード奪うと、そこに後方から数名の選手が合流し、6名の逃げ集団が形成される展開となります。

堀(宇都宮ブリッツェン)

プジョル(Team UKYO)

中根(愛三工業レーシング)

吉岡(那須ブラーゼン)

山下(シエルヴォ奈良)

辻本(スミタ・ラバネロ)

↓ 20秒

メイン集団

有力選手が多く入った6名の逃げ集団は協調体制もとれ、きれいにローテーションしながらメイン集団とのタイム差を40秒程度にまで広げいていきます。

一方、鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)と飯野選手(宇都宮ブリッツェン)を含むメイン集団は徐々にその人数を20名ほどに減らし、先行する6名の逃げ集団を追走する展開となります。

レースも残り2周回の段階になると、快調に逃げ続ける6名の逃げ集団から辻本選手(スミタ・ラバネロ)と吉岡選手(那須ブラーゼン)がドロップ。逃げ集団は4名となります。

最終周回に入っても状況は変わらず、このまま逃げ集団内での勝負になるかと思われましたが、ここでメイン集団から平塚選手(愛三工業レーシング)とアベラストゥリ選手(Team UKYO)が追走で飛び出し、先行していた逃げ集団に合流します。

するとここで、合流してきたアベラストゥリ選手(Team UKYO)がその勢いのままアタックを仕掛けて単独で先行する展開となります。

この動きに真っ先に中根選手(愛三工業レーシング)が反応。その番手にプジョル選手(Team UKYO)が入り、堀選手(宇都宮ブリッツェン)は少し遅れてそのラインの横から追走に入ります。

単独で飛び出したアベラストゥリ選手(Team UKYO)でしたが、上りに強い追走の3選手を出し抜くことはできず吸収され、かわされてしまい、勝負は中根選手(愛三工業レーシング)、プジョル選手(Team UKYO)、堀選手(宇都宮ブリッツェン)のスプリント勝負に持ち込まれます。

このスプリント勝負を制したのは、堀選手(宇都宮ブリッツェン)。世界トップレベルを知るプジョル選手(Team UKYO)と日本トップレベルの中根選手(愛三工業レーシング)という有力選手2選手との力勝負に競り勝つ、うれしい優勝を飾りました!

清水監督コメント

「今日は、途中に落車の影響によってレースが中断するという不規則な状況の中でのレースとなりました。まずは落車された方がご無事を祈りたいと思います。不規則な状況の中でのレースとはなりましたが、チームとしては無事、事前に定めていた目標を達成できましたので、選手たちは良くやってくれたと思います。今日のレースには3選手での出場となりましたが、まず飯野選手の全日本選手権の出場資格圏内である30位以内を獲得した上で積極的に勝負にも絡んでいくということでスタートしました。序盤から堀選手と飯野選手は序盤から積極的に、鈴木真理キャプテンは自分のコンディションを確認しながら後半に向けてレースを動かすという形でそれぞれ動いてくれました。かなり積極的に動いた中で堀選手が逃げに乗り、さらに4名にまで人数を絞った上で、これまでやったことがないゴールスプリント勝負で勝利を挙げたということはチームにとってもかなりの収穫があったと感じていますし、相手チームにとっては堀選手と逃げたくない、逃げると危険だという意識を植え付けることもできたレースになったと思います。チャレンジロードレースはJプロツアーというシリーズ戦には入っていませんが伝統のあるレースですし、今回、堀選手とともに逃げてスプリント勝負をしたメンバーはとても強力な選手たちだったので、その中で勝てて堀孝明、宇都宮ブリッツェンという名前を残すことができたのは価値があることだと思います。今シーズンは幸先のいいスタートを切れていますので、この勢いを維持したままこの後のレースも戦っていきたいと思っています。これだけ結果が出ているとたくさんのファン・サポーターの方がレースに来てくださると思うので、プレッシャーに負けず力にかえて頑張りたいと思います。引き続き応援、よろしくお願いします!」

堀選手コメント

「今日のレースはもともと5kmサーキットを11周回だったのですが、ニュートラルが入って6周回目から再開でまったく別のレースになりました。再開した時点で残り距離も30kmと短かったですし、次に何か動きが出た時に対応できなければ勝負に絡めないと思って常に前方で展開していたので、上手く6名の逃げに入ることができました。最終局面では、今までの自分であれば上りで勝負をかけることを選んだと思うのですが、中根選手もプジョル選手も上りに強いので振るい落とせないと感じましたし、自分の脚もまだ残っているという感覚もあったので、迷いましたがスプリント勝負を選択しました。上りスプリントは、正直、少し自信がありました(笑)。とにかく、差し切れて良かったです。オフシーズンから取り組んできた筋力トレーニングの成果が見えたのは自分としても自信にはなりますし、逃げに乗って逃げ切りになった場合に自分でも勝負ができるということを見せられたのは良かったと思います。いつもたくさんのファン・サポーターの皆さんに観に来ていただき、声援を送っていただけて感謝しています。今シーズンの僕たちは全てのレースで勝ちを狙うという気持ちでレースを戦っていきますので、引き続き応援してもらえるよう、よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[第41回チャレンジサイクルロードレース大会 - A-E 34km - ]

1位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) 46m44s 43.64km/h

2位 オスカル・プジョル (Team UKYO) +0s55

3位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) +1s09

4位 山下貴宏 (シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム) +2s03

5位 ジョン・アベラストゥリ・イザガ (Team UKYO) +8s53

6位 平塚吉光 (愛三工業レーシングチーム) +17s64

7位 才田直人 (Leomo Bellmare Racing Team) +23s58

8位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +27s32

9位 綾部勇成 (愛三工業レーシングチーム) +34s10

10位 星野貴也 (COW GUNMA) +34s86

14位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) +37s24

 

出走=93名/完走=80名

01
[30位以内でフィニッシュというミッションをコンプリートさせなければいけない飯野選手が準備を進める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
02
[大ベテランらしく自分のペースで準備を進める鈴木真理選手は、レース強度を与えてコンディションアップを狙う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
03
[今シーズンも選手たちを強力にサポートするグリコのワンセコンド]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
04
[スタート時間を逆算し、飯野選手と堀選手がローラーでアップを開始]
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05
[93名の選手が出走するA-Eカテゴリーがスタート]
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06
[序盤から積極的な動きを見せる堀選手が有力選手勢とともに集団から先行する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
07
[UKYO、愛三、ブリッツェン、那須ブラーゼンら有力チーム勢が手段先頭を牽引する展開が続く]
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08
[終始積極的な動きを見せるこの日の堀選手からは、勝利に対しての執念が感じられた]
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09
[終盤の勝負どころに備えて集団内で戦況を見極める走りを続ける飯野選手と鈴木真理選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
10
[長い中断の後にリスタートされたレースは、すぐに堀選手を含む有力選手6名の逃げ集団が形成される展開に]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
11
[メイン集団内でこの後に起ころであろう勝負の動きに備える飯野選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
12
[レースも後半に入り、自らレースを動かすタイミングを探りながらの走りを続ける鈴木真理選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
13
[小集団の上りスプリント勝負で堀選手が外からプジョル選手と中根選手を差し切った!]
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[先頭集団に合流できなかったものの、予定通りレース強度で追い込んだ鈴木真理選手は8位でフィニッシュ]
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[終盤に多少タレてしまうなどまだまだ課題は多いが、飯野選手は全日本出場権をしっかり獲得する14位でゴール]
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[表彰式でチャンピオンジャージを着る堀選手。中堅選手の成長がチームに厚みをもたらしてくれそうだ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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