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2016/01/21

2016年アジア自転車競技選手権大会 個人タイムトライアル

Tt13
[メダル獲得に向け、すべてを出し切る走りを続ける増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

1月19日(火)〜30日(土)の期間、2016年アジア自転車競技選手権大会が開催されています。
1月21日(木)に個人タイムトライアル男子エリートが開催されました。

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このレースに、日本代表として宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手がエントリー。




自転車競技のアジアNo.1を決める「2016年アジア自転車競技選手権大会」のロード個人タイムトライアル男子エリートが東京都大島町の海岸線沿いに設定された1周11.2kmを4周回するコースで開催され、最終ラップに一気にタイムを縮めたホンコン・チャイナのCHEUNG King Lokが優勝を飾りました。

日本代表として個人タイムトライアルに出場した宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手は序盤から安定した走りで着実に周回を重ねていき、3周回を終了した段階では暫定3位のタイムを記録するなどメダル獲得に迫りますが、3位の選手にわずか4秒届かず4位。惜しくもメダルを逃す形でレースを終えました。

8年ぶりに日本での開催となった「アジア自転車競技選手権大会」。ロードレース競技は東京都大島町、トラック競技が静岡県伊豆市で1月19日(火)~30日(土)まで熱戦が繰り広げられます。

ロード競技3日目となった1月21日(木)は午前に女子ジュニアとエリートの個人TT、午後にはタイムトライアル競技のトリを飾る形で男子エリートの個人TTが開催されます。

個人TT男子エリートの日本代表に選出された宇都宮ブリッツェンの増田選手は、オフシーズンからTTバイクに乗り込んで徹底的にセッティングを煮詰めると同時に、身体もTT仕様にブラッシュアップ。完璧な状態でレースを迎えました。

その増田選手(日本/宇都宮ブリッツェン)は、出場14選手中8番目にスタート。序盤から安定した走りで着実にタイムを稼いでいきます。

1周回目、2周回目と着実な走りで周回を重ねた増田選手(日本/宇都宮ブリッツェン)は3周回目に入って海岸線に出るとすぐ、先にスタートしていた2選手を交わすと、さらにペダルを回し続け、3周回目を終える頃には先にスタートした7選手中6選手をパス。3周回終了時点の暫定タイムで3番手につけて最終周回へと入っていきます。

3周回完了時点での暫定順位

1位 CHOE(韓国)

2位 HAGHI(イラン)

↓ 8秒

3位 増田(日本/宇都宮ブリッツェン)

↓ 1.5秒

4位 WACKER(キルギスタン)

メダル獲得圏内を争いながら最終周回に入った上記の4選手は、最終周回に入ってもラップタイムを落とさない安定した走りを継続。表彰台はこの4選手での争いに絞られたかと思われました。

しかし、その最終周回を抜群のタイムで駆け抜けたのがCHEUNG選手(ホンコン・チャイナ)でした。上位選手勢をごぼう抜きにする圧巻の走りで、見事に個人TT男子エリートの金メダルを獲得しました。

暫定3位で最終周回に入った増田選手(日本/宇都宮ブリッツェン)は、最後まで走りを緩めることなく全てを出し切ってフィニッシュしたものの、3位の選手にわずか4秒及ばず4位。惜しくもメダルを逃してレースを終えました。

増田選手コメント

「今日のレースはペース配分も大きなミスなく4ラップをほぼ均等のタイムでまとめられたと思いますし、昨シーズン最終戦のツール・ド・おきなわが終わってすぐ、このレースに向けてTTバイクも身体も万全の状態になるように準備してきて、今持てる力をすべて出し切れたとは思うのですが、今の自分の力よりも他の国の選手が一枚上手だったのかな、と。タイムトライアルは運動能力はもちろんですが、ポジションを煮詰めていく部分などで特殊な競技で、パワーと空力のバランスが一番良いポジションをしっかりと時間をかけて煮詰めていくと同時に、身体もタイムトライアルに特化した練習メニューを組んで今日という日を迎えたので、メダルに届かなかったのはとても悔しいです。メダルを目指して今日という日を迎え、一歩及ばずという結果は自分としてもとても悔しいですが、大島という遠く離れた場所まで栃木・宇都宮から声援はしっかり届いていました。応援、ありがとうございました! まだシーズンは始まったばかりですし、まだまだ何十分の一のレースが終わっただけです。この後もいい走りをお見せできるように頑張っていきますので、チーム共々、引き続き応援よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[2016年アジア自転車競技選手権大会 - 個人TT男子エリート - 44.8km - ]

1位 CHEUNG King Lok (ホンコン・チャイナ) 1h00m15s 44.60km/h

2位 CHOE Hyeongmin (大韓民国) +07s

3位 HAGHI Alireza (イラン・イスラム共和国) +10s

4位 増田成幸 (日本) +14s

5位 WACKER Eugen (キルギスタン) +17s

6位 MYAGMARSUREN Baasankhuu (モンゴル) +1m45s

7位 TRINH DUC Tam (ベトナム) +2m34s

8位 FENG Chun Kai (チャイニーズ・タイペイ) +2m38s

9位 GUMEROV Timur (ウズベキスタン) +2m41s

10位 PANWAR Arvind (インド) +4m31s

 

出走=14名/完走=14名

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[日本各地同様、東京都大島町も低気圧の影響を受ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[8年ぶりに日本での開催となったアジア選手権。大島町ではロード競技が行われる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[メインのTTバイクに加え、不測の事態に対応できるようロードバイクも完璧にセッティングされる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[日本代表のスタッフ陣と意見を交わしながらウォーミングアップを開始する増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[大舞台でもリラックスした表情でインタビューに応える経験値の高さを見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[穴田マッサーにオイルを塗ってもらいながら少しずつ集中力を高めていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[念入りにアップを続ける増田選手からは大量の汗が滴り落ちる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[14選手中8番目の出走となった増田選手が、スタートの瞬間を待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[目標とするメダル獲得に向け、約1時間にわたる孤独な戦いが始まった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt10
[完璧にセッティングされたバイク、万全の準備をした身体、そして極限まで高められたメンタルでペダルを回し続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt11
[好タイムをマークしながらレースを進める増田選手に、周囲からもメダルへの期待が高まる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt12
[3周目序盤、先にスタートした2選手を交わす快走を見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt14
[3周目終盤には第2出走選手も交わし、6名をごぼう抜きにして最終周回に入る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt15
[自分自身との戦いの先にあるメダルに向け、フィニッシュへと向かっていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt16
[最後まで踏み止めることなくフィニッシュしたが、3位にわずか4秒届かず4位]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt17
[今できるすべては出し切った、と語った表情には、一定の達成感と同時に計り知れない悔しさも滲んでいた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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