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2015/12/02

JCX第6戦 Rapha SUPER CROSS NOBEYAMA(UCI-C2)

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[上:先頭からは遅れてしまったものの、初の表彰台を目指して走り続ける小坂選手]
[下:野辺山出場6戦目にしてようやく初勝利を挙げたマクドナルドが観客の声援に応えながらフィニッシュ]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

11月29日(日)に、JCX第6戦となる「Rapha SUPER CROSS NOBEYAMA(UCI-C2)」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手がエントリー。




ジャパンシクロクロス(JCX)シリーズの第6戦となる「Raphaスーパークロス野辺山(UCI-C2)」が長野県南牧村の滝沢牧場で開催され、3年連続で野辺山に出場しながらも、これまで勝利に恵まれることがなかったザック・マクドナルド(Streamline Insurance Service Cycling Team)が6レース目にして嬉しい初優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロス(CX)チームの小坂光選手は、前日の第5戦の反省を活かして序盤から中盤にかけて単独で先頭を走るなど攻めの走りを展開しますが、終盤にマクドナルド選手(Streamline Insurance Service Cycling Team)に追いつかれるとテクニカルセクションでじわじわと離されて2位でゴール。

惜しくも勝利は逃しましたが、これまで決して相性が良いとは言えなかった野辺山で初の表彰台を獲得。翌週に控える大一番である全日本シクロクロス選手権に向けて手応えをつかむ、いいイメージでレースを終えました。

前日に行われたJCX第5戦スーパークロス野辺山Day-1では4位と、厳しい結果でレースを終えた小坂選手。連戦となる今日のJCX第6戦スーパークロス野辺山Day-2で納得のいく走りを見せ、いい形で翌週の全日本選手権を迎えたいところです。

レースはスタート直後から有力選手勢が先頭を争う形となり、しばらくすると数名が先頭パックを形成する展開となります。

2周回目に入ると、その中から横山選手(シマノレーシング)が先行。その後ろに小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)、さらに有力選手勢が続きます。

3周回目に入ると、先頭は5名のパックとなります。

横山(シマノレーシング)

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

マクドナルド (Streamline Insurance Service)

山本(TREK FACTORY RACING)

ベルデン(WCUP-STOEMPER)

↓ 約15秒

第2パック

その3周回目のテクニカルセクションで、パック前方に位置していた横山選手(シマノレーシング)と小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)がアドバンテージを奪う展開となり、残る3名から先行します。

しばらくこの2名が先頭を走る展開となりますが、横山選手(シマノレーシング)がオーバースピードでコーナーに入ってしまい曲がりきれずに後退。それを上手く交わした小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が単独で先頭に立ってリードを奪う展開となります。

その後、レースの先頭付近は単独で先行する小坂選手とセカンドパックという形のまま進みますが、6周回目に入るとセカンドパックが崩壊。その中からマクドナルド選手(Streamline Insurance Service)が単独2番手、その後方に山本選手(TREN FACTORY RACING)が3番手という展開になります。

7周回目に入ると、2番手のマクドナルド選手(Streamline Insurance Service)が先頭を走る小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)に合流。先頭は2名のパックとなります。

レースはこのまま2名の先頭パックで進むかと思われましたが、テクニカルセクションの走りでマクドナルド選手(Streamline Insurance Service)が優る場面が多く、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は少しずつ差をつけられてしまう展開に。

最終周回に入る直前からさらにペースを上げるマクドナルド選手(Streamline Insurance Service)は、2番手を走る小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)に12秒差をつけて最終周回へ突入。小坂選手にとっては、厳しい状況となります。

結局、最終局面に抜群のタイミングでのペースアップを決めたマクドナルド選手(Streamline Insurance Service)が、野辺山6レース目にして嬉しい初優勝。

小坂選手(Streamline Insurance Service)も、後方から迫る山本選手(TREK FACTORY RACING)の存在がチラつく状況となりながらも攻めの姿勢は崩さずに、2位でフィニッシュ。これまでなかなか結果を残すことができずにいた野辺山で初めて表彰台を獲得しました。

小坂選手コメント

「今日のレースは前日に優勝した竹之内選手が大事をとって出場しないということだったので、前日の走りを見て強力だと感じていた山本選手が日本人では注意すべき選手だと思ったので、山本選手のペースに持っていかれないように自分から積極的にレースを作ることを意識してレースに臨みました。レースはスタートも悪くなく、序盤から横山選手とタイミング良く2人で飛び出す形になって、2人でのリズムも良かったので、できればこのまま終盤までいきたいと思っていました。ですが、横山選手がミスで遅れてしまい単独という形になってしまったのですが、そのタイミングで後続と少し差が開いたので、ここが勝負どころとだと思ってペースアップをして舗装路に入ったことで差を広げることができました。その後もそのペースとタイム差を維持できれば良かったのですが、後ろも3人で協調して追ってきていたのと、自分自身も少し息切れ気味になってしまったことで、マクドナルド選手に追いつかれることとなってしまいました。マクドナルド選手が追いついてきてからは、シケインなどのテクニカルセクションで少しずつ差をつけられる展開になってしまい、そこでしっかり最後まで付いていかなければいけない場面だったと感じています。山本選手少しずつも追い上げてきていましたが、絶対に2位は確保しなければという気持ちはなく、むしろ前に追い付くという気持ちで走ったことが、結果的に2位という順位にもつながったと感じています。昨日のレースでは最終周回で追いつかれて表彰台を逃すという悔しい思いをしたので、今日は表彰台獲得という最低限のポジションを確保することができて良かったですし、全日本にむけていいイメージでレースを終えることができたので良かったと思います。今日は宇都宮、栃木県からもたくさんのファン・サポーターの皆さんが来てくださり、たくさんの声援を送ってくださったことが大きな力になりました。応援、ありがとうございました!次週は、いよいよ全日本選手権を迎えます。今日のレースをいいイメージで終えることができたので、この後はしっかりと身体を休めて万全のコンディションでレースに臨みたいと思います。ナショナルチャンピオンジャージを宇都宮に持って帰ってきますので、引き続き応援、よろしくお願いします!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY



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◆リザルト

[Rapha SUPER CROSS NOBEYAMA(UCI-C2) - JCX第6戦 - Elite Men 60m - ]

1位 ザック・マクドナルド (Streamline Insurance Service Cycling Team) 59m03s 23.1km/h

2位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) +08s

3位 山本幸平 (TREK FACTORY RACING) +13s

4位 横山航太 (シマノレーシングチーム) +33s

5位 沢田時 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム)1m13s

6位 ベン・ベルデン (WCUP-STOEMPER) +1m33s

7位 竹内遼 (WESTBERG/ProRide) +1m35s

8位 ティム・ジョンソン (Cannonade Cyclocrossworld)

9位 武井享介 (FORZA・YONEX) +2m15s

10位 ジョシュ・ケリー (Chris King/Cielo Factory Team) +2m23s

 

出走=89名/完走=32名


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[前日に引き続いてのドライコンディションに、タイヤ選択も重要な要素となる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[前日のレースで残る疲労、コースなどあらゆる面を確認しながら試走する小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[廣瀬メカにオイルを塗ってもらい、ウォーミングアップの準備を進める]
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[スタート時間から逆算してじっくりとアップを続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[竹之内選手が欠場となるレースの展開を予想しながらしっかり身体を温める]
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[招集コールを受け、スタートラインに整列する小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタートを待つ小坂選手の後ろには、心強いレッドゾーンが出来上がった]
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[スタートと同時に、選手たちが勢い良く飛び出していく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[前日のレース同様、序盤から先頭パックで積極的な走りを見せる小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[先頭パックからタイミング良く飛び出し、独走態勢に入る小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[これまで相性の良くないコースながら、得意の連戦で結果を残すべく先頭でプッシュし続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[林の中のテクニカルセクションを軽快にクリアしていく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[八ヶ岳の麓に広がる滝沢牧場に設定されたコースを疾走する小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[野辺山での初勝利に向けて、前だけを見てレースを進める小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[シケインをクリアする小坂選手のすぐ後ろに海外招待選手のマクドナルドが迫る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[レース終盤、マクドナルド選手とのマッチレースの展開が続く]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[マクドナルドにじわじわとタイム差を広げられてしまう展開にも、諦めずに前を追う]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[優勝は逃すも、野辺山での初表彰台獲得に小さくガッツポーズを見せてフィニッシュ]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[ゴール直後、多くのメディアからのインタビューを受ける小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スポンサードチームの快走に、弱虫ペダル作者の渡辺先生も笑顔で賛辞を贈る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[野辺山初表彰台を自信に、翌週に控える大一番の全日本選手権に挑む]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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