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2015/12/02

JCX第5戦 Rapha SUPER CROSS NOBEYAMA(UCI-C2)

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[上:2番手を単独で走行する状態を維持しながら先頭目がけて追走を続ける小坂選手]
[下:体調に不安を抱えながらも独走で優勝し、全日本チャンプの貫禄を見せつけた竹之内選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

11月28日(土)に、JCX第5戦となる「Rapha SUPER CROSS NOBEYAMA(UCI-C2)」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手がエントリー。


ジャパンシクロクロス(JCX)シリーズ第5戦となる「Raphaスーパークロス野辺山(UCI-C2)」が長野県南牧村の滝沢牧場で開催され、今季国内レース初参戦となった現全日本シクロクロスチャンピオンの竹之内悠(Veranclassic-Ekoi)が優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロス(CX)チームの小坂光選手は、序盤から積極的な走りで先頭に肉薄する走りを見せますが終盤に失速。セカンドパックからも若干遅れてしまい4位でゴールしてレースを終えました。

毎年、数多くの参加者と観戦客が訪れる「Raphaスーパークロス野辺山」。今年も会場となる滝沢牧場は、国内シクロクロスシーンきっての盛り上がりを見せています。

小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が出場する男子エリートには、海外招待選手として前週にマッチレースを展開したベン・ベルデン選手(WCUP-STOEMPER)と、3年連続での野辺山となったザック・マクドナルド選手(Streamline Insurance Services Cycling Team)が出場。

また、現全日本チャンピオンの竹之内悠選手(Veranclassic-Ekoi)、MTB全日本チャンピオンでプレオリンピックのクロスカントリーで11位に入る活躍を見せた山本幸平選手(TREK FACTORY RACING)といった日本人有力選手も今季国内レース初出場となり、ハイレベルなレースが展開されることが予想されます。

レースはスタートから、それら有力選手勢が第1コーナーの先頭を争う形で始まり、1周回目を終えて2周回目に入る頃には4名の先頭パックが形成される展開となります。

ベルデン(WCUP-STOEMPER)

マクドナルド(Streamline Insurance Service)

竹之内(Veranclassic-Ekoi)

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

セカンドパック

2周回目に入ると、4名の先頭パックからマクドナルド選手(Streamline Insurance Service)が単独で先行。セカンドパックとなった小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)を含む3名には後方から山本選手(TREK FACTORY RACING)と武井選手(FORZA・YONEX)が合流します。

その後しばらく、レースは先頭を単独でマクドナルド選手(Streamline !nsurance Service)、その後方にセカンドパックという形で進みますが、5周回目に入ると先頭のマクドナルド選手(Streamline Insurance Service)に竹之内選手(Veranclassic-Ekoi)が合流。その後方に小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)が続く展開となります。

マクドナルド(Streamline Insurance Service)

竹之内(Veranclassic-Ekoi)

↓ 約10秒

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

3番手パック

6周回目に入ると、これまで抜群の走りを見せていたマクドナルド選手(Streamline Insurance Service)が身体にトラブルが出たようでペースダウン。先頭は竹之内選手(Veranclassic-Ekoi)単独となります。

竹之内(Veranclassic-Ekoi)

↓ 約10秒

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

山本(TRAK FACTORY RACING)

ベルデン(WCUP-STOEMPER)

その後、7周回目と8周回目は先頭の竹之内選手(Veranclassic-Ekoi)と小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)のタイム差は12秒のまま変わらず、なかなかタイム差が縮まらない状況が続きます。

しかし、レースも残り2周回となる9周回目に入ると、先頭を走る竹之内選手(Veranclassic-Ekoi)と小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)とのタイム差は20秒にまで拡大。逆に3番手をパックで走っていた山本選手(TREK FACTORY RACING)とベルデン選手(WCUP-STOEMPER)に7秒差にまでタイムを縮められる展開となります。

結局、先頭を走る竹之内選手(Veranclassic-Ekoi)はその後も安定した走りで先頭をキープ。2位以下に大差をつけて優勝を飾りました。

一方の小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は、最終周回に入る直前に3番手パックの2名に吸収され最終周回へ。

舗装路の直線区間で一度、山本選手(TREK FACTORY RACING)を前に出してアタックを仕掛けようとしますが、その後方からベルデン選手(WCUP-STOEMPER)が先にアタック。

小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)もその動きに反応しますが、泥区間へと入るコーナーで山本選手(TREK FACTORY RACING)が先行。そのタイミングで小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)はスリップ。脚をついて後退してしまいます。

最後の最後までその分の差を詰め切れなかった小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は4位でフィニッシュ。初表彰台を狙った野辺山で、またも表彰台を逃す悔しい結果でレースを終えました。

小坂選手コメント

「今日のレースはスタートからいい感じで走ることができていたのですが、中盤から思うようにペースが上げられない時間帯が続いてしまい、その時に先頭を走る竹之内選手とのタイム差が開いてしまったことが、結果的に致命的なものとなってしまいました。直線区間でタイム差は詰められるものの、テクニカル区間で離される展開で、なかなかタイム差を縮めることができませんでした。中盤以降は、後方から2名の選手が追ってきていることはコーナーなどで確認していたので、追いつかれないようにと思っていたのですが、それが逆に焦りにもつながったのと自分自身がタレてしまったこと、また、山本幸平選手のパワフルな走りもあり、最終周回に入る段階で追いつかれてしまいした。最終周回では直線区間のベルデン選手のアタックにうまく反応することができたのですが、その後の攻防で自分も少しスリップして遅れてしまい、最後までその差を詰めることができませんでした。今日のレースで気候や高度に身体も慣れたと思いますので、今日よりもいい走りができると信じて、明日のレースに臨みたいと思います。今日も宇都宮から沢山の方に応援にきていただき、ありがとうございました!明日はさらに沢山の方が応援に来てくださると聞いていますので、明日こそはぜひ表彰台に上がりたいと思います!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY



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◆[リザルト

[Rapha SUPER CROSS NOBEYAMA(UCI-C2) - JCX第5戦 - Elite Men 60m - ]

1位 竹之内悠 (Veranclassic-Ekoi) 1h05m00s 23.3km/h

2位 ベン・ベルデン (WCUP-STOEMPER) +21s

3位 山本幸平 (TREK FACTORY RACING) +22s

4位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) +25s

5位 沢田時 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1m34s

6位 武井享介 (FORZA・YONEX) +1m35s

7位 丸山厚 (BOMA RACING) +2m06s

8位 横山航太 (シマノレーシングチーム) +2m31s

9位 中原義貴 (弱虫ペダルシクロクロスチーム) +2m51s

10位 小坂正則 (スワコレーシングチーム) +2m53s

 

出走=73名/完走=23名


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[会場となった滝沢牧場は八ヶ岳がはっきり見える快晴に恵まれた]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[池本メカが小坂選手のために用意されたMERIDA CYCLOCROSSを準備する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[チームピットにはファンサービス用のポストカードが用意される]
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[想像以上のドライコンディションを受け、小坂選手が念入りに試走を続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[遠く宇都宮から取材に訪れたNHK宇都宮支局のインタビューを受ける小坂選手]
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[例年よりもかなり暖かいコンディションに、小坂選手もジャージの前を開けてアップを開始]
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[今季初めてスタッフ全員がそろい、万全の体制で小坂選手をサポートする]
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[スタートを前に、集中した表情を見せる小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[男子最高峰カテゴリーであるエリートのスタートが切られ、選手が一斉にダッシュ]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[先頭パックで走行する小坂選手が長い舗装区間を積極的に牽引する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[例年は深い泥区間もこれまでのレースで踏み固められ、スピードに乗ったまま

クリアできる状態]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[気持ちの入った表情で、先頭パック内を走行する小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[フライオーバーを軽快にクリアし、前を走る竹之内選手とマクドナル選手を追う]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[マクドナルド選手が遅れ、単独先頭となった竹之内選手を2番手で追う小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[決死の追走を見せるも、なかなかタイム差が縮まらない状況が続く]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[竹之内選手とのタイム差が開く中、後方からは3番手パックが迫る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[最終周回へと向かう直線で遂に3番手パックに捕らえられる小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[最終周回にして3番手パックに吸収される厳しい展開の中、懸命の走りを見せる小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[追いついてきた2名の選手に先行されてしまった小坂選手は、諦めることなくゴールへと向かう]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[フィニッシュ直後、納得のいかないレース運びにうなだれる小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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