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2015/09/02

JPT第15戦 JBCF みやだクリテリウム

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[上:3位争いのゴールスプリントの末、5位でフィニッシュする鈴木譲選手]
[下:最終周回手前でアタックが決まり、2013年に続き同レースで優勝を飾った入部]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

8月31日(日)に、2015年のJプロツアー第15戦「みやだクリテリウム」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝
堀孝明
城田大和


2015年のJプロツアー第15戦となる「JBCF みやだクリテリウム」が、長野県上伊那郡宮田村の変化に富んだ1周3.2kmの特設公道サーキットコースで開催され、序盤に形成された6名の逃げ集団から最終周回に入るストレートで単独アタックを決めたシマノレーシングの入部正太朗が逃げ切り、2013年の同レースに続いて優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、序盤にできた6名の勝ち逃げに鈴木譲選手が入ったものの、最終周回の入部選手のアタックの後に残る選手たちが牽制となってしまい見逃し。3位争いのゴールスプリントので5位に入ってレースを終えています。

前日に行われた「みやだ高原ヒルクライム」で外国人選手勢の圧倒的な個の力を見せつけられた中で迎えた今レース。

体調不良で欠場となった鈴木真理キャプテンを欠くものの、午前に行われた予選を全員が通過した宇都宮ブリッツェンは、少人数の逃げが決まりやすいコース特性を考慮して、シマノ鈴鹿国際ロードのように逃げ集団に複数人の選手を送り込んで各選手の勝ちパターンにトライすることを大前提に、逃げに選手を送り込めなかった場合は多少脚を使ってでも集団を活性化させて逃げを潰す、逃げに乗れなかった選手は追走に乗って後半からの勝負に備えることなどをミーティングで確認してレースに臨みました。

午前中の予選を勝ち抜いた50名がスタートラインに並んだ決勝レースは、スタートすると早速、前日のヒルクライムで優勝したプジョル選手(Team UKYO)のアタックを皮切りに各チームによる激しいアタックが繰り返される展開となります。

1周回5分のタイムを切るハイペースで進むレースは、アタックがかかればすぐさま吸収される流れのまま2周回を消化しますが、3周回目に入ると5名の選手が若干先行する形となり、この5名を鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が単独で追走して合流。6名の逃げ集団が形成されます。

窪木 (Team UKYO)

フェルナンデス (マトリックス)

鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン)

佐野 (那須ブラーゼン)

ガルシア (キナンサイクリング)

入部 (シマノレーシング)

↓ 約20秒

メイン集団

有力チームの有力選手が入ったこの逃げを集団は容認してペースダウン。マトリックスパワータグ勢が集団をコントロールする形でレースは落ち着きを見せます。

メイン集団が一旦落ち着いたことで、有力選手が入った逃げ集団は快調にタイム差を広げていき、6周回目に入る頃には45秒までタイム差を広げる展開となります。

その後、レース終盤にかけてメイン集団はペースアップして逃げ集団とのタイム差は若干縮まったものの逃げを吸収するほどの勢いはなく、逃げ集団6名の逃げ切りが濃厚となってレースは最終盤戦へと入っていきます。

すると、9周回目から最終回へと入るホームストレートで、入部選手(シマノレーシング)がタイミング良くアタックを決め、6秒ほど先行する形とで最終周回へと入っていきます。

残る選手たちが牽制し合ってしまったことも手伝って、入部選手は10秒程度のリードを奪って単独エスケープを継続。最終コーナー手前で抜け出した窪木選手(Team UKYO)に最後は追い上げられたものの、見事に2013年に続く同レースでの優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、鈴木譲選手が勝ち逃げの6名に入って勝利の糸口を探りましたが、逃げに合流する際の追走で脚を使ってしまっていたことが最後に響き、3位争いのゴールスプリントで5位に入ってレースを終えています。

清水監督コメント

「今日のレースは、宇都宮ブリッツェンのエース級選手である鈴木譲選手が他チームのエース選手と一緒に逃げに乗ってその中で戦ってくれましたが、力負けのレースとなってしまいました。きっちりと力勝負をした上での結果ですので、こういう言い方は適切ではないかもしれませんが、仕方ないな、と。チームとしてもいい形でレースを進めるというプランの中で、鈴木譲選手がきっちり逃げに入る動きを見せてくれました。ただ、逃げ集団に合流する際に脚を使ってしまい、こういう距離のレースでは回復しないまま最後の勝負を迎えてしまうことになって万全の状態でスプリントに臨むことができませんでした。レース全体を通しても引っかかる点はそのぐらいで、チームとしても決して悪い形ではなかったと思います。今日のレースでもチームが優勝を狙える位置にいるということは証明できたと思いますので、以降のレースもエースがきっちりと勝負できる状況を作り出して優勝を狙いたいと思います。来週は地元・栃木県での個人タイムトライアルとなりますので、より一層頑張りたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[JBCF みやだクリテリウム - JPT第15戦 - P1決勝/32.0km - ]

1位 入部正太朗 (シマノレーシング) 48m49s 39.32km/h

2位 窪木一茂 (Team UKYO) +2s

3位 リカルド・ガルシア (KINAN Cycling Team) +9s

4位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) +10s

5位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +10s

6位 佐野淳哉 (那須ブラーゼン) +13s

7位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +42s

8位 畑中勇介 (Team UKYO) +42s

9位 パブロ・ウルタスン (Team UKYO) +42s

10位 野中竜馬 (KINAN Cycling Team) +43s

13位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +43s

14位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +43s

22位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +48s

23位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +49s

27位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +1m10s
DNF 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)

出走=50名/完走=35名

◆2015年Jプロツアー 個人ランキング

1位 畑中勇介 (Team UKYO) 8,425P

2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 7,343P

3位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 6,806P

4位 オスカル・プジョル (Team UKYO) 6,526P

5位 窪木一茂 (Team UKYO) 6,162P

6位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 6,014P

◆2015年Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 31,513P

2位 マトリックスパワータグ 24,558P

3位 宇都宮ブリッツェン 20,530P

4位 KINAN Cycling Team 13,328P

5位 那須ブラーゼン 12,950P

 

6位 レモネードベルマーレレーシングチーム 9,814P

ルビーレッドジャージ 畑中勇介 (Team UKYO)
ピュアホワイトジャージ 新城雄大 (那須ブラーゼン)

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[会場は雨が降ったり止んだり、強くなったり弱くなったりと目まぐるしく変わる天候が続く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[雨のレースに備え、サングラスに曇り取りの処理を施す増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[相性の悪くないコースできっちりといい走りを見せたい青柳選手が念入りにアップを続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[慎重かつ要所を抑えた走りで余裕を持って予選を走る増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[ウェットコンディションをものともしない快走を見せる青柳選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[湾岸クリテでの予選落ちを払拭する走りで見事に予選を突破した大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[阿部選手も安定感のある走りとバイクコントロール能力で危なげなく予選を突破]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[全員揃っての予選突破に笑顔を見せる予選1組目の選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[連日の快走を期待したい堀選手が、アップでしっかりと汗を出して予選に臨む]
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[昨年の同レースでチーム最上位をマークした城田選手が昨年以上の結果を求め、まずは予選突破を狙う]
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[落ち着いた表情で予選のスタートを待つ鈴木譲選手]
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[不測の事態を避け、常に集団前方でレースを展開する鈴木譲選手]
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[ウェットコンディションに苦しみながらも集団前方をキープしようと奮闘する堀選手]
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[降りつける雨に動じることなく、自分の思い描くレースをすることだけを考える城田選手]
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[タイミング良く逃げに入り、危なげなく予選を突破した鈴木譲選手]
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[Team UKYO勢に前方を塞がれながらもスプリントで予選突破した堀選手と城田選手]
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[決勝を前に、ホテルで身体を休めていた選手たちが再度会場入り]
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[アップ前の儀式のごとく、サングラスを磨きあげる増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[どんな状況下のレースであっても、自分のペースを崩さずにアップに備える鈴木譲選手]
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[雨のレースに向け清水監督に念入りにオイルを塗ってもらう阿部選手]
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[自分が勝利を挙げるためのレース展開を想像しながら準備を進める青柳選手]
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[決勝レースに向けて検車とサインをする増田選手と城田選手]
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[スタートに向け、自分と向き合って集中を高める大久保選手]
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[予選よりもドライコンディションになった中、決勝レースがスタート]
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[3周回目に飛び出した5選手にブリッジをかけ、逃げ集団に入ることに成功した鈴木譲選手]
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[メイン集団はマトリックスパワータグ勢がコントロールする展開が続く]
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[メイン集団内で次の展開に備えて固まって走るブリッツェンの選手たち]
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[マトリックスのアイラン選手を除く5名が協調体制を築いて逃げ続ける展開]
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[落ち着きを見せるメイン集団内でも気持ちは切らすことなく次の動きに備える展開が続く]
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[有力選手が入った逃げ集団は協調体制を崩さずに周回を重ねていく]
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[なかなかペースが上がりきらないメイン集団内に、逃げ切りを容認する雰囲気が漂い始める]
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[逃げ切り濃厚となり、勝利を託される形となった鈴木譲選手だったが、わずかに及ばなかった]
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[メイン集団のゴールスプリントに挑んだ大久保選手は13位でフィニッシュ]
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[各チームのエースとのガチバトルを振り返りながらクールダウンをする鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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