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2015/09/02

JPT第14戦 JBCF みやだ高原ヒルクライム

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[上:外国人選手勢に後れをとったものの、日本人選手トップの6位でゴールする増田選手]
[下:圧巻の強さで独走勝利をJプロツアー3勝目を飾ったTeam UKYOのオスカル・プジョル]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

8月29日(日)に、2015年のJプロツアー第15戦「JBCF みやだ高原ヒルクライム」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝
堀孝明
城田大和


2015年のJプロツアー第14戦となる「JBCFみやだ高原ヒルクライム」が、長野県上伊那郡宮田村の全長10.7km、標高差890m、平均勾配8.6%の宮田高原キャンプ場登山道で開催され、終盤に独走態勢を築いたTeam UKYOのオスカル・プジョルが優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、登りを得意とする増田選手と堀選手がそれぞれ6位と8位に入り日本人選手ではワンツーフィニッシュを飾ったものの、強力な外国人選手の走りをまざまざと見せつけられるレースとなりました。

1カ月間の中断期間が終わり、今季のJプロツアーもいよいよ後半戦を迎えました。

前半戦を強力な外国人選手を擁するTeam UKYOとマトリックスパワータグの後塵を拝する形となり、チームランキング3位で終えた宇都宮ブリッツェンにとって、シーズン後半戦の初戦で良い結果を手にして、この後の巻き返しのきっかけをつかみたいところです。

そこで、宇都宮ブリッツェンは上りに強い増田選手、鈴木譲選手、堀選手、城田選手ら4選手の上位進出に望みを託し、レースに臨みました。

道幅が狭くロードコンディションもあまり良くないことが考慮され、ニュートラルでのスタートとなったレースは2kmを過ぎる頃になると早速、強力な外国人選手7名が抜け出す展開となります。

プジョル、グアルディオラ、ウルタスン (Team UKYO)

トリビオ、プラデス (マトリックスパワータグ)

ガルシア、クロフォード (キナンサイクリング)

一方のメイン集団は、増田選手(宇都宮ブリッツェン)や堀選手(宇都宮ブリッツェン)、才田選手(レモネードベルマーレ)、田窪選手(マトリックスパワータグ)など上りに強い日本人選手勢が先頭に立ち、先行する外国人選手7名を追走する形となります。

レースも折り返し地点となる5kmを過ぎる頃になると、トリビオ選手(マトリックスパワータグ)がアタックを仕掛けたことで先頭7名も活性化。トリビオ選手(マトリックスパワータグ)の逃げは吸収されるもそのカウンターでプジョル選手(Team UKYO)がアタックを仕掛けるなどの動きを見せ、最終的に3名の選手が飛び出る形となります。

プジョル(Team UKYO)

トリビオ(マトリックスパワータグ)

ガルシア(キナンサイクリング)

グアルディオラ、ウルタスン(Team UKYO)

プラデス(マトリックスパワータグ)

クロフォード(キナンサイクリング)

メイン集団

その後、先頭はしばらく3名での展開が続きますが、少しずつガルシア選手(キナンサイクリング)が遅れていき、先頭はプジョル選手(Team UKYO)とトリビオ選手(マトリックスパワータグ)の2名となります。

そして、レースも残り3kmとなる7.7km地点で、プジョル選手(Team UKYO)がアタックを仕掛けてトリビオ選手(マトリックスパワータグ)を置き去りにし、独走態勢を築きます。

プジョル選手(Team UKYO)はその後も危なげない走りを続け、独走で優勝。第2戦伊吹山ドライブウェイヒルクライム、第12戦石川ロードに続きJプロツアー3勝目を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、増田選手と堀選手が持ち味の登坂力を発揮して先行する外国人選手勢を射程圏内に捕らえる走りを見せましたが、トップのプジョル選手(Team UKYO)と2位のトリビオ選手(マトリックスパワータグ)には1分以上届かず。増田選手が6位、堀選手が8位に入り、何とか日本人選手でのワンツーを死守してレースを終えました。

清水監督コメント

「今日のレースは残念と言いますか、実力通りの結果が出てしまったレースという印象です。各選手とも今現時点で持っているヒルクライムの最大能力に近い走りを見せてくれた中で、外国人選手、特にスペイン人選手勢が上位を独占するという悔しい結果となってしまいました。外国人選手に上位を独占されるという状況は、現時点での日本のレースレベルを如実に表していると感じています。ただ、今日のレースで上位に入った外国人選手たちは、本場と言われるヨーロッパでのボーダーラインと見ることもできるので、この選手たちを破ることができればヨーロッパのトップカテゴリーでも十分に渡り合えるということでもあると思っています。まずは、Jプロツアーに参戦しているこの外国人選手勢を倒していかなければその先はありませんので、また改めて実力アップを図っていかなければいけないと思っています。宇都宮ブリッツェンとしては夏の中断期間にしっかりとトレーニングを積んできていますが、急速に選手のレベルが上がるというのは難しい部分です。選手のコンディションは決して悪くはありませんので、一歩一歩ずつでもレベルアップして外国人選手勢に近づいていき、倒せるようにしっかりと戦っていきたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[JBCF みやだ高原ヒルクライム - JPT第14戦 - 10.7km - ]

1位 オスカル・プジョル (Team UKYO) 32m32s 19.72km/h

2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +37s

3位 リカルド・ガルシア (KINAN Cycling Team) +1m19s

4位 サルバドール・グアルディオラ (Team UKYO) +1m30s

5位 ジャイ・クロフォード (KINAN Cycling Team) +1m34s

6位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +1m52s

7位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) +2m00s

8位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +2m06s

9位 湊諒 (Team UKYO) +2m07s

10位 才田直人 (レモネードベルマーレレーシングチーム) +2m14s

18位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +3m38s

21位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +3m51s

34位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +5m31s

47位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +6m38s

88位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +10m26s

出走=106名/完走=106名

◆2015年Jプロツアー 個人ランキング

1位 畑中勇介 (Team UKYO) 7,933P

2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 6,771P

3位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 6,382P

4位 オスカル・プジョル (Team UKYO) 6,110P

5位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 5,610P

6位 窪木一茂 (Team UKYO) 5,346P

◆2015年Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 29,493P

2位 マトリックスパワータグ 22,874P

3位 宇都宮ブリッツェン 19,068P

4位 那須ブラーゼン 12,220P

5位 KINAN Cycling Team 11,730P

6位 レモネードベルマーレサイクリングチーム 9,646P

ルビーレッドジャージ 畑中勇介 (Team UKYO)

 

ピュアホワイトジャージ 新城雄大 (那須ブラーゼン)


1
[選手たちが挑む頂は、悪天候の影響で厚い雲に覆われる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
2
[上位進出に期待がかかる増田選手が気負いをなくルーティンの作業を進めていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
3
[同じく上位が期待される鈴木譲選手がアップ前、束の間のコーヒーブレイクを愉しむ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
4
[スタートに向け念入りにウォーミングアップする選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
5
[着実にコンディションを上げる堀選手はクライマーとしての真価を見せたいところ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
6
[高湿度の天候でのアップに、阿部選手の身体からは大量の汗が滴り落ちる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
7
[検車を受けた後、スタートサインをする青柳選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
8
[スタート地点への移動を前に穏やかな表情を見せる選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
9
[6位フィニッシュの増田選手は、序盤のペースを抑え過ぎたのが痛かった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
10
[クライマーとしての真価を発揮した堀選手は8位でフィニッシュ]
11
[18位でフィニッシュした城田選手。上りで戦力になることを改めて証明した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
12
[上りでもスプリントでもシーズンを通して安定した走りを見せる鈴木譲選手は21位でゴール]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
13
[右手の怪我からの復調を感じさせる走りを見せた阿部選手は34位でフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
14
[今季は上りでも昨期以上の走りを見せる大久保選手は47位]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
15
[厳しい上りに苦しみ、88位でフィニッシュする青柳選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
16
[選手たちを苦しめた雨は、クリテリウムが行われる翌日も続く予報]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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