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2015年9月

2015/09/30

JPT第19戦 JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ

S1
Gunma30
[上:メイン集団内で勝負どころでの動きに備えるブリッツェンの選手たち]
[下:得意の群馬でルビーレッドジャージを磐石にする勝利を飾った畑中勇介]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9月27日(日)に、2015年のJプロツアー第19戦「JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
大久保陣
青柳憲輝
堀孝明
城田大和


2015年のJプロツアー第19戦となる「JBCF経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」が群馬県みなかみ町の群馬サイクルスポーツセンターで開催され、小集団のゴールスプリント勝負をTeam UKYOの畑中勇介が制して優勝を飾りました。また、Team UKYOはこのレースに設定される団体成績でも見事に優勝を達成して、団体優勝の証である経済産業大臣旗を手にしています。

宇都宮ブリッツェンは勢は、序盤から中盤にかけて後手を踏んでしまう場面もあったものの、終盤に青柳選手、鈴木真理選手と鈴木譲選手の3選手が先頭集団に合流。小集団のゴールスプリントでも青柳選手→鈴木譲選手→鈴木真理選手という好連携を見せて鈴木真理選手がゴールスプリントに挑んで勝利をほぼ手中に収めたかに思われましたが、優勝した畑中選手に差し切られて惜しくも2位という結果でレースを終えています。

全24戦で争われる2015年のJプロツアーの中で、最もレースレイティングが高いAAAで争われる「経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ」。

今年で49回目を迎えるこのレースはJプロツアー登録を行っている主要チームの殆どが参戦し、フルメンバーと言っても過言ではない中で開催されました。

レースはスタート直後から、各チームが激しいアタック合戦を繰り広げる展開となります。

2周回目に入ると、鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)、横山選手(シマノレーシング)、早川選手(愛三レーシング)の3名が若干先行する場面を作りますが、この動きは集団に吸収されます。

すると、今度は初山選手(ブリヂストンアンカー)と入部選手(シマノレーシング)の有力選手2名が抜け出して集団から1分程度のアドバンテージを奪いますが、メイン集団も追走の動きが活性化して6周回目に吸収します。

一旦ひとつになった集団から、今度は5名の選手が飛び出してリードを奪う展開となります。

トリビオ(マトリックス)

小坂(那須ブラーゼン)

秋丸(シマノレーシング)

井上(ブリヂストンアンカー)

平塚(愛三レーシング)

メイン集団

個人ランキング4位のトリビオ選手(マトリックスパワータグ)が入ったものの、その他の選手は年間ランキング争いに大きな影響を及ぼさないメンバーだったこともあり集団はこの逃げを容認。すると、みるみるタイム差が開いていき、10周回を過ぎる頃にはその差は4分程度にまで広がります。

その後、メイン集団からは追走の動きが何度か起きるものの決定的な追走にはならず、これらの駆け引きで活性化したメイン集団は少しずつ人数を減らしていく展開になります。

しばらく、レースは逃げ5名とメイン集団のまま進んでいきますが、15周回目に入ると逃げ5名の中から井上選手(ブリヂストンアンカー)がチーム戦略上の理由で逃げ集団内で走ることを止め、集団に戻る動きを見せます。

4名となった逃げ集団がローテーションを繰り返して逃げ続ける一方、メイン集団は逃げ集団から戻った井上選手(ブリヂストンアンカー)が先頭を引いてペースアップを図ります。

しかし、井上選手(ブリヂストンアンカー)のこのペースアップも長くは続かず、メイン集団はペースダウンして落ち着きを見せます。

レースも間もなく折り返しを迎えようかという18周回目に入ると、逃げ集団3名の中から小坂選手(那須ブラーゼン)が遅れ始めて逃げは3名となります。

すると、その情報が耳に入ったのかメイン集団の中で追走の動きが再燃して9名の追走が形成されると、さらに土井選手(Team UKYO)が追い付き10名の追走集団が形成されます。

トリビオ(マトリックスパワータグ)

秋丸(シマノレーシング)

平塚(愛三レーシング)

↓ 約3分

土井(Team UKYO)

鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)

野中、ガルシア(キナンサイクリング)

山下(シエルヴォ奈良)

初山、西薗、ルバ(ブリヂストンアンカー)

早川、中島(愛三レーシング)

↓ 約20秒

メイン集団

10名の追走が形成されたことをきっかけに、集団はさらに追走に出ようとする選手とその動きに付いていけずに取り残される選手の両方が出始め、幾つかのグループに分断される状態となります。

トリビオ(マトリックスパワータグ)

秋丸(シマノレーシング)

平塚(愛三レーシング)

↓ 2分30秒

土井(Team UKYO)

鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)

野中、ガルシア(キナンサイクリング)

山下(シエルヴォ奈良)

初山、西薗、ルバ(ブリヂストンアンカー)

早川、中島(愛三レーシング)

↓ 30秒

プジョル、グアルディオラ、平井(Team UKYO)

鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

クロフォード(キナンサイクリング)

小森(愛三レーシング)

など10名ほど

↓ 20秒

畑中(Team UKYO)

吉田(マトリックスパワータグ)

青柳(宇都宮ブリッツェン)

など10名ほど

↓ 25秒

メイン集団

20周回目に入ると、鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)と鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)を含むふたつの追走集団が合流したことでさらにペースアップ。21周回目になるとついに逃げる3名を捕らえ、20名の先頭集団となります。

土井、平井、グアルディオラ、プジョル(Team UKYO)

トリビオ(マトリックスパワータグ)

鈴木真理、鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)

野中、ガルシア、クロフォード(キナンサイクリング)

中里(レモネードベルマーレ)

秋丸(シマノレーシング)

山下(シエルヴォ奈良)

初山、西薗、ルバ(ブリヂストンアンカー)

早川、中島、伊藤、平塚(愛三レーシング)

↓ 50秒

追走10名(青柳含む)

↓ 2分10秒

メイン集団

残り7周回となる23周回目に入ると、Team UKYO勢がコントロールする先頭集団と10名ほどの追走集団のタイム差が25秒程度に縮まる一方、メイン集団は完全にペースダウン。勝負は先頭集団と追走集団に絞られる展開となります。

勢いを増す追走集団は、23周回目の終盤に先頭集団20名に合流。先頭は29名となって最終局面へと向かっていくことになります。

土井、平井、プジョル、グアルディオラ、畑中(Team UKYO)

トリビオ(マトリックスパワータグ)

鈴木真理、鈴木譲、青柳(宇都宮ブリッツェン)

野中、ガルシア、クロフォード、デリアック(キナンサイクリング)

雨澤(那須ブラーゼン)

中里(レモネードベルマーレ)

秋丸、入部、小山(シマノレーシング)

高岡、森本(イナーメ信濃山形)

山下(シエルヴォ奈良)

初山、西薗、ルバ(ブリヂストンアンカー)

平塚、早川、中島、伊藤、福田(愛三レーシング)

メイン集団

有力チームの選手が複数人ずつ入ったことで、先頭集団は有力チーム勢が主導権を握ろうと活性化。すると、その隙を突いて高岡選手(イナーメ信濃山形)がアタックを仕掛けて単独で飛び出します。

しかし、高岡選手(イナーメ信濃山形)のアタックは敢えなく吸収されると、今度はデリアック選手(キナンサイクリング)が単独アタック。10秒程度のリードを奪って先行する形で残り5周回となる25周回目を迎えます。

残り4周回となる26周回目に入り、先頭集団から西薗選手(ブリヂストンアンカー)が先行するデリアック選手(キナンサイクリング)に向けて追走に出ると、早川選手(愛三レーシング)と青柳選手(宇都宮ブリッツェン)がすかさずチェックに入って対応します。

残り3周回となる27周回目に入ると、先行するデリアック選手(キナンサイクリング)を追いかける先頭集団がふたつに割れると、前方集団はデリアック選手(キナンサイクリング)を吸収。宇都宮ブリッツェンはこの前方集団に青柳選手が入るのみとなり、数的不利な状況に追い込まれます。

畑中、グアルディオラ(Team UKYO)

トリビオ(マトリックスパワータグ)

青柳(宇都宮ブリッツェン)

野中、デリアック(キナンサイクリング)

山下(シエルヴォ奈良)

初山、西薗(ブリヂストンアンカー)

など10名

↓ 40秒

追走16名(鈴木真理、鈴木譲含む)

残り2周回となる28周回目に入ると、先頭集団10名の中から初山選手(ブリヂストンアンカー)がアタックを仕掛けて単独で先行しますが、この逃げは集団に捕らえられます。

その後もアタックの応酬が続くものの決定的な逃げは決まらない展開が続くと、割れた後方集団の選手たちが迫る形で勝負は最終周回へと突入していきます。

最終周回に入り各チームによる攻撃はさらに激化するものの、どれも決定打とはならず、勝負は15名ほどでの小集団ゴールスプリントへと持ち込まれることとなります。

他の有力チームに比べて駒数が3名と少ない宇都宮ブリッツェンは、青柳選手から鈴木譲選手へとつなぎ、鈴木真理選手でのスプリント勝負に挑みます。

鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)は野中選手(キナンサイクリング)の番手に入り、タイミング良く発射して先頭に躍り出て大勢のブリッツェンファン・サポーターが待つフィニッシュラインを目がけてスプリントしますが、鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)の番手に上手く入った畑中選手(Team UKYO)が最後の最後、ギリギリのところで差し切り見事に勝利を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、最後の最後に畑中選手(Team UKYO)に差し切られてしまった鈴木真理選手が2位表彰台を獲得。また、鈴木譲選手が11位、青柳選手が15位に入ったことで、団体成績も2位という結果でレースを終えました。

清水監督コメント

「2位ということで、すごく惜しい結果となってしまいました。今日はファン・サポーターの方もすごく多くて、何としても勝利を届けたいという想いを持って選手全員がスタートラインに並びました。選手たちはただでさえ人数が少ない状況、さらに非常に難しいレース展開となってしまった中で上手く立ち回ってレースを展開してくれたと思います。最終局面にも3名の選手が残ってくれ、最後は3名で考えながら青柳選手、鈴木譲選手とつないで鈴木真理選手のスプリント勝負という展開に持っていってくれました。ただ、畑中選手が強かったですね。畑中選手も途中1人で動く場面がありつつ最後のスプリントにも絡んでいるので、さすがルビーレッドジャージを着る素晴らしい選手だと思います。結果は非常に悔しいものですが、ここまで後方支援的な動きが多かった鈴木真理選手がこうして優勝争いに絡む力があることを示してくれたので、かつて3連覇している次戦のいわきクリテリウムでも勝利に近い場所で走ってくれると思います。今日のレースでできたこととできなかったことをしっかり共有して、この後のレースもまたみんなで勝利に向けてトライしたいと思います。今日は会場の至る所に赤いウェアを着たファン・サポーターの皆さんが居てくださったので、選手たちもキツい展開でも頑張れたと思います。この後にはチームにとっての最重要レースであるジャパンカップもありますし、引き続き頑張っていきたいと思っています。今日は本当にありがとうございました!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[JBCF 経済産業大臣旗ロードチャンピオンシップ - JPT第19戦 - P1 174km - ]

1位 畑中勇介 (Team UKYO) 4h25m49s 39.27km/h

2位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) st

3位 野中竜馬 (KINAN Cycling Team) st

4位 サルバドール・グアルディオラ (Teama UKYO) +1s

5位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +1s

6位 ジェイ・クロフォード (KINAN Cycling Team) +1s

7位 初山翔 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1s

8位 西薗良太 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1s

9位 伊藤雅和 (AISAN Racing Team) +1s

10位 早川朋宏 (AISAN Racing Team) +2s

11位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +3s

15位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +38s

29位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +6m13s

DNF 城田大和 (宇都宮ブリッツェン)

DNF 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)

DNF 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン)

出走=126名/完走=40名

2015Jプロツアー 個人ランキング

1位 畑中勇介 (Team UKYO) 12,105P

2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 10,003P

3位 オスカル・プジョル (Team UKYO) 9,991P

4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 8,991P

5位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 8,904P

6位 パブロ・ウルタスン (Team UKYO) 8,121P

2015Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 43,158P

2位 マトリックスパワータグ 30,868P

3位 宇都宮ブリッツェン 27,675P

4位 KINAN Cycling Team 19,968P

5位 那須ブラーゼン 17,390P

6位 シマノレーシング 12,295P

ルビーレッドジャージ 畑中勇介 (Team UKYO)

ピュアホワイトジャージ 新城雄大 (那須ブラーゼン)


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[地元栃木から取材に訪れたメディアのインタビューに応える鈴木真理選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[後半戦に入り調子が上がってきた青柳選手がアップの準備を進める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[目に見える結果が欲しい城田選手が周囲の音を遮断してアップに入る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[怪我で欠場となってしまった阿部選手が、今できる最大限のサポートをする]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[スタート時間に合わせてアップのペースを上げる選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[清水監督が選手たちにスタートオイルを塗り、スタートの瞬間に備える]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[昨年の団体優勝チーム、ブリヂストンアンカーの水谷監督から輪翔旗が返還される]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[脚の故障をおしての出場となった増田選手が集中した表情でスタートを待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[174kmに及ぶ戦いの火蓋が切って落とされた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[序盤から各チームが繰り広げる熾烈なアタック合戦に青柳選手が対応する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[有力チーム勢の思惑が交錯するプロトンでは水面下の攻防が続く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[アタックする選手に反応して逃げを作ろうと積極的な動きを見せる堀選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[途中でレースを降りることも視野に入れてスタートした増田選手が集団内で睨みを効かせる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[大久保選手と青柳選手の同級生コンビが集団のわずかな動きの変化にも対応できるようポジションをとる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[個人ランキング上位のトリビオを含む5名の逃げ集団が順調にタイム差を広げていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[一方のメイン集団では有力チームを中心に徐々に追走の動きが活発化し始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[第2追走集団に入り、先を行く第1追走集団と逃げ集団を追いかける鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[メイン集団に残った選手たちは、新たな追走の動きが出るタイミングを窺う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[第1追走集団で逃げを吸収する動きに加わる鈴木真理選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[リーダーの畑中選手を含む新たな追走の動きにしっかり反応する青柳選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[右脚に痛みを抱えながらもレースを降りずに堪える増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[前半のアタック合戦で消耗した堀選手が少しずつ遅れ始める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[勝負要員の鈴木真理選手と鈴木譲選手が逃げに合流し先頭集団を形成する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[先頭に合流した青柳選手がWエースのために献身的な動きで集団を牽引する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[増田選手はこの後に控えるビッグレースを見据え、大事をとってレースを降りた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[後方の集団に残った大久保選手は我慢の走りを続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[最終局面を迎え、勝利の糸口を探しながら走る鈴木真理選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[ファン・サポーターも勝負の行方を祈るように見つめる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[三つ巴のスプリント勝負で一度は先行した鈴木真理選手だったが…]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[僅差の2位だったものの、久しぶりの表彰台に上がった鈴木真理選手が悔しさを隠して声援に応える笑顔を見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Gunma32
[ファン・サポーターの熱い応援がある限り、宇都宮ブリッツェンは戦い続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2015/09/23

JPT第18戦 JBCF 東日本ロードクラシック南魚沼大会

S1_2
Uonuma19
[上:有力選手の先頭集団内で孤軍奮闘の走りを見せた鈴木真理選手]
[下:数的不利な状況にも関わらず勝利をもぎ取ったベンジャミン・プラデス]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9月20日(日)に、2015年のJプロツアー第18戦となる「JBCF 東日本ロードクラシック南魚沼大会」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
大久保陣
青柳憲輝
堀孝明
城田大和


2015年のJプロツアー第18戦「JBCF東日本ロードクラシック南魚沼大会」が、厳しい上りとテクニカルな下り構成された新潟県南魚沼市の三国川ダム沿いの公道特設コース(1周12km)で開催され、終盤にできた有力選手のみの先頭集団から抜け出したマトリックスパワータグのベンジャミン・プラデス選手が優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、序盤から各選手が要所を見極めて攻撃を仕掛け続けたもののTeam UKYO勢の鉄壁の守りに遭い実らず。中盤過ぎに鈴木真理選手が集団から抜け出して先頭集団に追いつきましたが、その後脚を攣ってしまい万事休す。鈴木真理選手の15位が最高順位でレースを終えています。




今年で49回目の開催を迎える由緒ある大会として知られる東日本ロードクラシック。今年は、昨年にJプロツアーが初開催された新潟県南魚沼市の三国川沿いの公道特設コースで開催されました。

このコースは、2009年の国体の際に使用されたコースの一部で、約2kmの厳しい上りセクションと三国川ダムの畔を周回するセクション、そしてテクニカルな下りセクションで構成されており、実力のある選手しか残れないサバイバルコースです。

ローリングスタートとなったレースは、2kmのローリング区間を過ぎてリアルスタートが切られると早速、各チームによる激しいアタック合戦が繰り広げられる展開となります。

しかし、サバイバルコースで行われるレースレイティングAAと付与ポイントが大きいレースということもあり、有力チーム同士が互いの動きを潰し合い、集団は一つのままレースは進んでいきます。

すると、2周回を完了する時点で集団の人数は大幅に削られ、40名程度にまで絞られる展開となります。

レースは3周回目に入ると3名の選手が集団から抜け出し、リードを奪う展開となります。

プラデス(マトリックスパワータグ)

吉岡(那須ブラーゼン)

ゲゼ(ニールプライド南信スバル)

↓ 2分

メイン集団

宇都宮ブリッツェン勢は鈴木真理選手、増田選手、鈴木譲選手、青柳選手、堀選手、城田選手の6名がメイン集団に残り、次の展開に備えることとなります。

逃げ3名とメイン集団という形で一旦落ち着きを見せたレースは、1周回は大きな動きもなく過ぎていきますが、宇都宮ブリッツェンは城田選手が体調不良で残念ながらリタイア。メイン集団に残った5人でこの後のレースを戦っていくことになります。

レースも5周回目に入ると、メイン集団内でも逃げの3名を追走しようという動きが出始めて活性化。その動きの中で7名程度の選手が先頭3名にブリッジをかけて合流します。

グアルディオラ(Team UKYO)

プラデス(マトリックスパワータグ)

吉岡(那須ブラーゼン)

クロフォード、ガルシア(キナンサイクリング)

井上(ブリヂストンアンカー)

早川(愛三工業レーシング)

ゲゼ(ニールプライド南信スバル)

など10名ほど

メイン集団

10名ほどになった逃げ集団に選手を送り込めなかった宇都宮ブリッツェンは、利害の一致したトリビオ選手(マトリックスパワータグ)らと同調してメイン集団内で攻撃を開始。しかし、この攻撃をTeam UKYO勢が完全にシャットアウト。逆襲の糸口を見つけられない展開が続きます。

すると、そんな動きを繰り返す中で、鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)がプジョル選手(Team UKYO)とともに集団から抜け出して逃げ集団の追走に入ることに成功しますが、このコース向きではない鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)が優勝候補と言えるプジョル選手(Team UKYO)と飛び出してしまったことで、宇都宮ブリッツェンにとっては変わらず不利な状況が続く展開となります。

逃げ集団10名

↓ 40秒

プジョル(Team UKYO)

鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)

↓ 1分20秒

メイン集団

1周回ほどを使って、追走していた鈴木真理選手(m宇都宮ブリッツェン)とプジョル選手(Team UKYO)は逃げる10名ほどの集団に合流。レースは再び、逃げ集団とメイン集団という展開となります。

すると、メイン集団からは逃げ集団を追走しようとする選手たちがさらに数名飛び出す展開に。しかし、宇都宮ブリッツェン勢は攻撃を仕掛け続けていたものの、この追走に誰も入ることができずに苦しい状況に追い込まれてしまいます。

逃げ集団10名

↓ 2分

追走集団10名ほど

↓ 1分30秒

メイン集団

何とかこの状況を打開したい宇都宮ブリッツェン勢ですが、集団内は相変わらずTeam UKYO勢が睨みをきかせている状態。加えて、サバイバルコースのダメージがじわじわと蓄積している集団は少しずつ勢いを失ってふたつに分断される状況となり、前方の集団に堀選手が入りはしたものの変わらず厳しい状況が続くこととなります。

レースも残り2周回となる9周回目に入る頃になると、残り周回数とタイム差を考えても勝負は先頭10名に絞られる展開となります。

グアルディオラ、プジョル(Team UKYO)

プラデス(マトリックスパワータグ)

鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)

吉岡(那須ブラーゼン)

クロフォード、ガルシア(キナンサイクリング)

井上(ブリヂストンアンカー)

早川(愛三工業レーシング)

ゲゼ(ニールプライド南信スバル)

↓ 1分30秒

安原(マトリックスパワータグ)

雨澤(那須ブラーゼン)

デリアック(キナンサイクリング)

山下(シエルヴォ奈良)

初山、西薗(ブリヂストンアンカー)

など

↓ 3分30秒

堀(宇津宮ブリッツェン)

ら10名ほど

↓ 30秒

メイン集団

9周回目に入ると、先頭集団10名の中でも勝負が勃発。互いに攻撃を仕掛け合う展開が続き、有力外国人選手5名が抜け出して最終周回へと突入していきます。

グアルディオラ、プジョル(Team UKYO)

プラデス(マトリックスパワータグ)

クロフォード、ガルシア(キナンサイクリング)

↓ 1分30秒

追走集団

↓ 約9分

メイン集団

有力外国人5名の優勝争いは、2名ずつ選手を送り込んでいるTeam UKYOとキナンサイクリングの争いとなるかと思われました。

しかし、勝負を託されたグアルディオラ選手(team UKYO)とガルシア選手(キナンサイクリング)との三つ巴の勝負を制したのは、単騎で不利と思われていたプラデス選手(マトリックスパワータグ)でした。

宇津宮ブリッツェンは、先頭集団に入っていた鈴木真理選手が有力外国人選手5名の攻撃についていくことができず、15位でフィニッシュ。次いでフィニッシュした堀選手が23位と、厳しい結果でレースを終えています。

清水監督コメント

「結果だけを見れば散々な成績で、厳しいレースとなってしまいました。Jプロツアーのレースは監督の私も定点で見ることしかできないのですが、そこで見ている限りは“一体、何をしているんだ!?”という展開でした。しかし、レース後に選手たちに話を聞いてみると、攻撃をかけるべきポイントで攻撃は仕掛けていたということですし、Team UKYOの鉄壁の守りの走りを崩すことができないでいるうちに、その隙を突いて抜け出していった選手たちが逃げに合流し、攻撃をかけ続けていた自分たちは逃げに選手を送り込むことができなかったというパターンで、やはりチームの総合力と頭数の不足が如実に出てしまったレースになったと感じています。大久保選手も城田選手も突然の体調不良でレースを降りてしまい、ただでさえ人数が少なく手数も少ない中で攻撃を仕掛けたのですが、今日のレースの勝敗争いに絡めず、年間総合のポイントを争う走りに翻弄されてしまったという感じです。ライバルチームのチーム力がすごく高い中でそのチーム勢を崩すのは、今日のようなキツいコースであればあるほど彼らの方に分があるので厳しかったです。今日の結果はすごく残念ですが、自分たちは自分たちの持てる限りの力で戦っていくしかありませんので、この後のレースもしっかりと考えて準備をして、切り替えて臨みたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[第49回 JBCF 東日本ロードクラシック南魚沼大会 - JPT第18戦 - 122km - ]

1位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 3h11m58s 38.12km/h

2位 サルバドール・グアルディオラ (Team UKYO) +2s

3位 リカルド・ガルシア (KINAN Cycling Team) +14s

4位 ジェイ・クロフォード (KINAN Cycling Team) +18s

5位 オスカル・プジョル (Team UKYO) +24s

6位 井上和郎 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +2m12s

7位 早川朋宏 (AISAN Racing Team) +2m24s

8位 パブロ・ウルタスン (Team UKYO) +2m30s

9位 ロイック・デリアック (KINAN Cycling Team) +2m32s

10位 初山翔 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +2m34s

15位 鈴木真理 (宇津宮ブリッツェン) +5m21s

23位 堀孝明 (宇津宮ブリッツェン) +8m49s

27位 増田成幸 (宇津宮ブリッツェン) +9m58s

31位 青柳憲輝 (宇津宮ブリッツェン) +10m23s

47位 鈴木譲 (宇津宮ブリッツェン) +11m21s

DNF 城田大和 (宇津宮ブリッツェン)

DNF 大久保陣 (宇津宮ブリッツェン)

出走=127名/完走=51名

2015Jプロツアー 個人ランキング

1位 畑中勇介 (Team UKYO) 10,105P

2位 オスカル・プジョル (Team UKYO) 9,391P

3位 増田成幸 (宇津宮ブリッツェン) 8,981P

4位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 8,903P

5位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 8,894P

6位 パブロ・ウルタスン (Team UKYO) 7,921P

2015Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 39,358P

2位 マトリックスパワータグ 29,748P

3位 宇津宮ブリッツェン 25,075P

4位 KINAN Cycling Team 17,468P

5位 那須ブラーゼン 16,970P

6位 レモネードベルマーレレーシングチーム 11,536P

ルビーレッドジャージ 畑中勇介 (Team UKYO)

ピュアホワイトジャージ 新城雄大 (那須ブラーゼン)

Uonuma01
[前日から一転して快晴となり、厳しいレースとなることが予想される中、選手たちは入念にアップ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Uonuma02
[コースと相性が良く上位が期待される堀選手もウォーミングアップに余念がない]
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Uonuma03
[ライバルチームの動きを踏まえ、レース中の動きを清水監督が選手に伝える]
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Uonuma04
[シーズンを通して安定した走りでチームの屋台骨を支える鈴木譲選手がスタートに備え準備を進める]
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Uonuma05
[前日のコースアウトの影響もなく元気な姿を見せた鈴木真理選手が出走サインを行う]
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[ランキング上位選手の呼びかけに応え、プロトンの最前列へ整列する増田選手]
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[ライバルチームの攻撃を迎撃する役割を担う城田選手が集中した表情でスタートラインに並ぶ]
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[多くの歓声を受けながら、ローリングスタートを切る選手たち]
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[アクチュアルスタートに向け集団内でポジションを確保する選手たち]
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[突然の体調不良に見舞われた城田選手は、悔いの残る形でレースを終えた]
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[厳しい斜度の上りセクションをプロトンが通り過ぎていく]
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Uonuma12
[ライバルチームの動きを見ながら積極的に攻撃を仕掛けるも実らない展開が続く]
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[ダム最深部にある滝の眼前をハイスピードでクリアしていく選手たち]
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[プジョルの動きに反応して逃げ集団へブリッジをかける鈴木真理選手]
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[プロトンで次の動きに備えて隊列を組む宇都宮ブリッツェンの選手たち]
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Uonuma16
[先頭に合流した鈴木真理選手を含む10名の選手が逃げ続ける展開となる]
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Uonuma17
[分断したプロトンの前方集団で先を行く逃げ集団を追いかける堀選手]
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[年間ランキング争い睨み、ライバルチームにマークされ続ける増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[相性が良くないコースで果敢に先頭に加わった鈴木真理選手が15位でフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[脚を攣りながらの戦いとなった鈴木真理選手は、フィニッシュ後しばらく立てないほど疲弊していた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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JPT第17戦 JBCF 南魚沼タイムトライアル

S1
[増田選手が前戦で優勝した勢いのまま連勝を目指してスタートを切る選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9月19日(土)に、2015年のJプロツアー第17戦となる「JBCF 南魚沼タイムトライアル」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンからいかの4名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
青柳憲輝

2015年のJプロツアー第17戦となる「JBCF南魚沼タイムトライアル」が新潟県南魚沼市の三国川ダムを周回する公道特設コースで開催され、ここまでのJプロツアーで開催されたチームタイムトライアルすべてで優勝しているTeam UKYOがこの日も強さを見せて優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、鈴木真理・増田・鈴木譲・青柳の4選手が出走し勝利を目指しましたが及ばず、5位でレースを終えています。

今年のJプロツアーで初開催となった新潟県南魚沼市でのチームタイムトライアル。三国川ダムを1周する形で設定されたコースは、往路が道幅が狭くテクニカルなコーナーが続く上り基調、復路が道幅も広い下り基調で、持脚・テクニック・連携などチームの総合力がダイレクトに出るレイアウトと言えます。このコースを1周+4/3周回する14.8kmでレースは争われます。

宇都宮ブリッツェンはTTスペシャリストの阿部選手を怪我で欠く中、コースレイアウトや脚質などを考慮して鈴木真理・増田・鈴木譲・青柳の4選手での出走を選択。勝利を目指してスタートラインに並びました。

宇都宮ブリッツェンが出走する時点での最速タイムは、シマノレーシングが記録した19分51秒20。しかし、前のヒートでオンコース中のキナンサイクリング、那須ブラーゼンがラップタイムではシマノレーシングを上回るタイムを出しており、最低でもこの2チームのラップタイムを上回って1周回を終えることが求められます。

しかし、宇都宮ブリッツェンはスタートして間もないコーナーで鈴木真理選手が曲がり切れずにコースアウト。レースのほとんどを残る3選手で走ることを余儀なくされる状況となります。

残る3選手は1人少なくなってしまったハンデを抱えながらも、最速ラップを求めてコースを周回していきます。しかし、迎えた1周回完了時点では、那須ブラーゼンとキナンサイクリングのラップタイムを上回ることはできずに、勝負は残り3/4周回を残すのみとなります。

増田・鈴木譲・青柳の3選手は懸命の走りでタイム差を縮めようと奮闘しましたが、結局、タイムを縮めることは叶わず。宇都宮ブリッツェンの後に出走となったTeam UKYO、マトリックスパワータグにもタイムで上回られ、5位という結果でレースを終えています。

清水監督コメント

「今日のレースは今いるメンバーの中で、できる限りのことをやるということにトライしましたが、スタートして1kmも走らない状態で主力の鈴木真理キャプテンを欠いてしまい、残る3名で戦わざるを得ない状況になってしまいました。結果は、残る3名ができる最大限の走りをした上でのものだったと感じています。ただ、早々に3名になってしまったというハンデはありましたが、チームとしてはここ数レースで流れに乗れてきていた部分もあったので、今日の結果は残念ですし改めて気を引き締め直さなければいけないと思っています。各メンバーともいいトレーニングが積めていますしコンディションも落としていないので、今日の結果を全員がシビアに考えて戦える雰囲気を作っていければいい結果に結びつくと思っています。明日に向けてのミーティングでも全員がもう一度意思統一できたと思いますし狙えるコースだとも思っていますので、気持ちを込めて優勝に結びつけたいと思います。今日も栃木から応援に来ていただいた方も多かったですし、おそらく明日はもっと多くの方が応援に来てくださると思いますので、そこでいい走りを見せたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[第1回 JBCF 南魚沼タイムトライアル - JPT第17戦 - P1 14.8km - ]

1位 Team UKYO 19m18s28 42.26km/h

2位 マトリックスパワータグ +17s

3位 那須ブラーゼン +22s

4位 KINAN Cycling Team +31s

5位 宇都宮ブリッツェン +32s

6位 シマノレーシングチーム +55s

7位 イナーメ信濃山形 +1m08s

8位 Honda栃木 +1m17s

9位 ウォークライド・シクロアカデミア +1m22s

10位 レモネードベルマーレレーシングチーム +1m34s

出走=17組/完走=17組

2015Jプロツアー 個人ランキング

1位 畑中勇介 (Team UKYO) 9,775P

2位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 8,719P

3位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 8,618P

4位 オスカル・プジョル (Team UKYO) 8,251P

5位 窪木一茂 (Team UKYO) 7,326P

6位 パブロ・ウルタスン (Team UKYO) 7,051P

2015Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 35,788P

2位 マトリックスパワータグ 26,988P

3位 宇都宮ブリッツェン 23,845P

4位 那須ブラーゼン 15,320P

5位 KINAN Cycling Team 14,138P

6位 レモネードベルマーレレーシングチーム 10,744P

ルビーレッドジャージ 畑中勇介 (Team UKYO)

ピュアホワイトジャージ 新城雄大 (那須ブラーゼン)


Tt01
[雨が降ったり止んだりを繰り返す不安定な天候となった新潟県南魚沼市]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt02
[会場に到着し、念入りにウォーミングアップを開始する鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt03
[パイオニアのパワーメーターがウォーミングアップから選手たちの走りをサポートする]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt04
[TTスペシャリストの阿部選手を欠く今、増田選手にかかる期待は大きくなる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt05
[天候と路面を考慮し、この日はメリダワープとスクルトゥーラ半々での出走となった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt06
[中堅・若手で唯一の出走となった青柳選手が額に汗を滲ませながらアップを続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt07
[スタート直前まで選手の機材リクエストに田村メカが迅速に対応する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt08
[強力な外国人選手擁するライバルチームに勝つためのシナリオをイメージしながらアップする鈴木真理キャプテン]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt09
[レース会場の三国川ダム周辺には雨を降らせる厚い雲が立ち込める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt10
[スタートの瞬間を待ち、整列して集中を高める宇都宮ブリッツェンの選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt11
[雨は上がったもののウェットな路面の中、スタートを切る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt12
[レース序盤から3名でのレースになってしまった劣勢を挽回しようと走る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt13
[1周回を終えた段階で若干のビハインドを背負ってしまい2周回目に入る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt14
[レース序盤にコースアウトしてしまった鈴木真理選手がレースを終える]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt15
[最後まで懸命の走りを見せたものの、5位と不本意な結果に終わった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Tt16
[天候の回復が予想される翌日のロードレースでの挽回を誓い会場を後にする]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2015/09/14

ツール・ド・北海道 第3ステージ

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[上:NIPPOがコントロールするメイン集団前方をキープし、次の動きに備える選手たち]
[下:第1ステージを制したスタキオッティが、雨中の第3ステージを制した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9月11日(金)〜13日(日)の3日間にわたり、UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の5名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣

UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」の第3ステージが、鷹栖町・旭川市・幌加内町・秩父別町・妹背牛町・深川市・雨竜町・新十津川町・当別町・石狩市・札幌市にまたがる公道コースで開催され、最終盤に逃げが吸収された後の大集団ゴールスプリントを制したNIPPO-ヴィーニファンティーニのリカルド・スタキオッティが第1ステージに続いて優勝を飾りました。

この結果、スタキオッティは個人総合時間でも1位となり、名誉あるグリーン・ジャージを獲得。また、個人総合ポイントのブルー・ジャージは同じくNIPPO-ヴィーニファンティーニのダニエレ・コッリが、個人総合山岳のレッド・ジャージはキナンサイクリングチームのロイック・デリアックが獲得して、全3ステージの日程を終了しました。

宇都宮ブリッツェンは、個人総合時間での大逆転を目指してエースの増田選手自らが有力選手がそろう逃げに乗り、終盤には逃げ切りも濃厚かというところまで迫りましたが、残り10kmを切ったところで惜しくも吸収。大集団のゴールスプリント勝負に大久保選手が挑み6位でフィニッシュしています。

最終結果は、個人総合で鈴木譲選手の16位が最高位、チーム総合は6位で全日程を終了しています。

3日間のツール・ド・北海道も、遂に最終ステージを迎えました。ここまで2ステージを戦ってきての個人総合時間争いの状況は、上位4選手がタイム差9秒にひしめき合うほか、6位から26位までの20名の選手がトップと13秒差。ホットスポットやゴール順位で与えられるボーナスタイムを獲得すれば、一気に表彰台が見えるor順位をジャンプアップできる可能性があると言えます。

宇都宮ブリッツェンも、トップと13秒差で16位につける増田選手と24位の鈴木譲選手が、ホットスポットでのボーナスタイムの獲得や有力選手がそろう逃げを選んでの逃げ切りで、個人総合時間での大逆転を目指す攻撃的なレースを選択。その攻撃的な姿勢が実らずに集団ゴールスプリントになった際は、第1ステージと同様に大久保選手で勝負というプランで、大一番の最終ステージに臨みました。

鷹栖町役場をパレードスタートしたレースは、5kmのパレードを終えてアクチュアルスタートが切られると早速、ボーナスポイントや逃げ切りで個人総合時間争いで大逆転を狙う選手たちを中心に、激しいアタック合戦が繰り広げられる展開となります。

しかし、同様の思惑を持つ選手が多過ぎることもあり決定的な逃げがなかなか決まらず、集団は活性化してハイスピードな状態を保ったまま、この日1回目となる山岳ポイントへと向かっていきます。

すると、上りに入ったところで5名の選手が飛び出し、さらに1名の選手が追いついて6名の逃げ集団が形成されます。

増田(宇都宮ブリッツェン)

西薗(ブリヂストンアンカー)

雨澤(那須ブラーゼン)

プラデス(マトリックス)

徳田(CCTチャンピオンシステム)

山本(鹿屋体育大学)

メイン集団

程なくすると、逃げる6名にルバ選手(ブリヂストンアンカー)が合流しますが、逆に逃げからは雨澤選手(那須ブラーゼン)と山本選手(鹿屋体育大学)がドロップし、逃げは一旦5名に。

しかし、ドロップして集団に戻った雨澤選手(那須ブラーゼン)は、入部選手(シマノレーシング)とともに再び飛び出して逃げ集団に合流。逃げ集団は7名となります。

増田(宇都宮ブリッツェン)

ルバ、西薗(ブリヂストンアンカー)

プラデス(マトリックス)

徳田(CCTチャンピオンシステム)

雨澤(那須ブラーゼン)

入部(シマノレーシング)

↓ 1分25秒

メイン集団

逃げ集団を形成する7名は、全員がトップと13秒差の選手たち。個人総合時間の大逆転を目指す選手たちが集まったこの逃げはすぐに協調。メイン集団とのタイム差をみるみる開いていき、この日唯一のホットスポット差しかかる50km過ぎになるとその差は10分に迫ろうかというほどになります。

増田(宇都宮ブリッツェン)

ルバ、西薗(ブリヂストンアンカー)

プラデス(マトリックス)

徳田(CCTチャンピオンシステム)

雨澤(那須ブラーゼン)

入部(シマノレーシング)

↓ 9分20秒

メイン集団

一方のメイン集団は、リーダーチームのNIPPO-ヴィーニファンティーニ勢がコントロール。逃げる7名とのタイム差を終盤に吸収できる範囲にとどめるようにペースを配分していきます。

しかし、個人総合大逆転で気持ちをひとつにした逃げ集団は実力者の有力選手がそろっているため強力で、メイン集団とのタイム差を遂に10分の大台に乗せるようになります。

すると、この状況を好ましく思わないNIPPO-ヴィーニファンティーニ勢はメイン集団のペースを上げ始め、逃げる7名とのタイム差を縮めにかかります。

レースはこの後しばらくの間、リーダーチームであるNIPPO-ヴィーニファンティーニの牙城を崩そうと目論む有力選手7名の逃げ集団と、その牙城を守り抜こうとするNIPPO-ヴィーニファンティーニという形で進んでいきましたが、レースも折り返し地点となるアップダウン区間に入ると、逃げ集団から雨澤選手(那須ブラーゼン)と徳田選手(CCTチャンピオンシステム)が遅れはじめます。

人数を減らした逃げ集団に対して、追走の手を緩めないNIPPO-ヴィーニファンティーニがコントロールするメイン集団は少しずつタイム差を縮めていく展開となります。

しかし、5名の逃げ集団も全員が個人総合優勝を狙える実力者ばかりということもあり、詰められるタイム差を最小限の範囲にとどめながら逃げ続ける展開が続きます。

そして、レースも残り60kmを切る段階でもタイム差が6分30秒近くに保っていたことで、逃げ集団5人の逃げ切り勝利の可能性が少しずつ現実味を帯びてくる状況となります。

その後も、懸命に追走を続けるメイン集団と逃げ集団5名とのせめぎ合いは続きますが、タイム差を縮められる範囲を最小限にとどめ続ける逃げ集団5名に分がある状況は変わらず。

遂には、メイン集団をコントロールするNIPPO-ヴィーニファンティーニの選手が2名脱落したという情報が入り、当初よりも逃げ切り勝利の可能性が高まる展開となります。

しかしここで、逃げ集団に選手を送り込んでいないTeam UKYO勢も選手を出して集団コントロールに参加。レースは最後の山岳ポイントへと入っていきます。

それでも、最後の山岳ポイントをクリアした残り35kmの段階で、逃げる5名とメイン集団とのタイム差は5分30秒ほど開いた状態。常識的に考えても、逃げ集団5名の逃げ切りが限りなく濃厚と言える状況となります。

ところが、逃げ切りの可能性が限りなく濃厚となったことで、各選手が自身の勝利へのシナリオを意識するように。逃げ集団5名の協調体制にも微妙な変化が生じ始めます

すると、逃げ集団内で1チームだけ2名の選手を抱えるブリヂストンアンカーが攻撃を開始。ルバ選手(ブリヂストンアンカー)が単独で抜け出してリードを奪う展開となります。

ルバ選手(ブリヂストンアンカー)を追いかける4名の中では、チームメートが先行する西薗選手がローテーションに加わることがなくなり、増田選手(宇都宮ブリッツェン)、プラデス選手(マトリックスパワータグ)、入部選手(シマノレーシング)の3名がローテーションを繰り返すことに。

ローテーションする人数が減ったことで、逃げ集団は残念ながらペースダウン。結果的に、ほぼ捕まえるのは絶望的と思わせていたメイン集団に対して息を吹き返すチャンスを与えてしまうこととなります。

ペースダウンした逃げ集団と追走するメイン集団とのタイム差はみるみる縮まっていき、残り2kmを迎える段階で遂にメイン集団が逃げ集団を吸収。レースは大集団のゴールスプリントに持ち込まれることとなります。

ゴールスプリントへ向けた動きが活発化する中で、集団内では落車が発生。その落車の影響を受けなかった選手たちがゴールスプリント勝負に挑むことになります。

ゴールスプリントで抜群の動きを見せたのは、ここまでのステージでも勝利を奪ってきたNIPPO-ヴィーニファンティーニ勢。1位には第1ステージで優勝したスタキオッティ選手、2位には第2ステージを制したコッリ選手が入り、最終ステージをワンツーフィニッシュして有終の美を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、大久保選手が最終コーナーを5番手あたりでクリアし、スプリントを開始。しかし、最後のひと伸びがわずかに足りず6位でフィニッシュしてレースを終えています。

清水監督コメント

「今日のステージは最後のチャンスに賭けて、それが上手くハマったレースでした。結果的には勝てなかったので何を言ってもというところですが、それでも逃げ切れるメンバーですごくいいレースができたなと思っています。本当に最後の最後、先頭5人の中で勝利に対しての色気が出てしまったというか、動くのが一歩早かったなという印象です。ルバ選手が動いて西薗選手がローテしなくなったことでどうしてもペースが落ちてしまい、メイン集団のペースよりも落ちてしまって、結果的に残り3kmで捕まってしまったという。たら・ればの話にはなってしまいますが、最後まで協調しあってレースを進められていれば、リーダーチームを崩壊させて勝利を挙げるといういいレースができたのではと感じています。今日は本当に、増田選手の頑張りを讃えたいと思います。また、大久保選手も最後のゴールスプリントに向けて待機していてくれて、スプリントもしっかりやってくれたのですが、国際レースでは自身最高順位タイの6位と惜しい結果でした。彼にはもっとできると期待していますし、彼自身も第1ステージでの悪いイメージを払拭してくれたと思います。しっかりスプリントできる場面まで残れれば着に絡む走りができる選手だということを自覚して、今後のレースも頑張ってもらいたいと思います。今年のツール・ド・北海道も、例年の北海道と同様に少人数に絞られた中でのスプリント合戦というレースになりました。ここ数年、変わらないコースレイアウトと出場チームという中で、例年通りの流れを崩すためのメンバーでレースに臨んで、最終的に惜しいところまで持っていくことができました。なので、あと一歩届かなかったというのがすごく悔しいです。コンディションのいいメンバーをセレクトして臨んだレースで結果が出せなかったのは本当に悔しいですが、レースの動かし方や走り方という部分ではいろいろな走り方ができたので収穫も多かったと感じています。阿部選手が骨折リタイアしてしまい、シーズン後半戦で欠くことになってしまうのは非常に残念ですが、全体としてはこの後の後半戦に向けて自信が持てるというか、いいレースの経験値が積めたかなと思っています。北海道にも本州から応援に来てくださる方、また、地元の方でも応援してくださる方が年々増えてきているので、来年は阿部にもしっかり戻ってきてもらって、故郷に錦を飾ってもらうように、みんなで頑張っていきたいと思います。ありがとうございました!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

◆[リザルト

[Tour de Hokkaido UCI-2.2 - 3rd stage - 200km Road Race - ]

1位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 4h40m39s 41.8km/h

2位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) st

3位 黒枝咲哉 (鹿屋体育大学) st

4位 セッペ・ヴェルスヒュレ (CCT p/b チャンピオンシステム) st

5位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) st

6位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) st

7位 窪木一茂 (Team UKYO) st

8位 サルヴァドール・グアルディオラ (Team UKYO) st

9位 野中竜馬 (キナンサイクリングチーム) st

10位 スコット・サンダーランド (チームバジェットフォークリフト) st

23位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st

38位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) st

55位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +1m12s

出走=78名/完走=76名

個人総合 第3ステージ終了時

1位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 13h24m04s

2位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +7s

3位 サルヴァドール・グアルディオラ (Team UKYO) +17s

4位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +19s

5位 西園良太 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +20s

6位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) +21s

7位 内間康平 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +22s

8位 入部正太朗 (シマノレーシングチーム) +22s

9位 窪木一茂 (Team UKYO) +23s

10位 伊藤雅和 (愛三工業レーシングチーム) +23s

16位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +23s

22位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +1m35s

29位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +7m25s

45位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +14m51s

個人総合ポイント 第3ステージ終了時

1位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 55P

2位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 53P

3位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 36P

4位 サルヴァドール・グアルディオラ (Team UKYO) 32P

5位 セッペ・ヴェルスヒュレ (CCT p/b チャンピオンシステム) 30P

6位 スコット・サンダーランド (チームバジェットフォークリフト) 26P

個人総合山岳 第3ステージ終了時

1位 ロイック・デリアック (キナンサイクリングチーム) 18P

2位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 15P

3位 ジャコモ・ベルラート (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 12P

4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +9P

5位 佐野淳哉 (那須ブラーゼン) 8P

6位 木村圭佑 (シマノレーシングチーム) 8P

チーム総合時間 第3ステージ終了時

1位 NIPPO-ヴィーニファンティーニ 40h13m20s

2位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +1s

3位 キナンサイクリングチーム +1s

4位 マトリックスパワータグ +1s

5位 Team UKYO +1s

 

6位 宇都宮ブリッツェン +3m25s


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[第3ステージの鷹栖町役場に到着したチームカーに、激しい雨が降り注ぐ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[期間中、選手たちのバイクを丹念に整備してきた田村メカが、滞りなくスタートの準備を進める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[低温のレースを想定したオイルを細谷マッサーに塗ってもらう大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[個人総合時間大逆転を目指す宇都宮ブリッツェンの戦いが始まる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[有力選手ぞろいの逃げに乗り、勝ち逃げを作ろうと奮闘する増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[激しい雨の中、スプリントになった時に備え集団内で脚を温存する大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
08
[選手とチームカーが作る隊列が、ゴールの地・札幌を目指す]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
09
[きっちり集団内でゴールした鈴木譲選手は、個人総合で16位]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
11
[2012年に勝ち獲って以来遠ざかっている表彰台を、来年こそは獲得したい]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2015/09/12

ツール・ド・北海道 第2ステージ

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[上:何度も千切れそうになりながらもその都度メイン集団に食らいつく鈴木真理選手]
[下:有力選手30名のゴールスプリントを僅差で制したコッリが復活の優勝を果たした]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9月11日(金)〜13日(日)の3日間にわたり、UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」が開催されています。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の5名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣


UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」の第2ステージが、美瑛町・上富良野町・中富良野町・富良野市・旭川市にまたがる162kmの公道コースで開催され、勝負どころまで残った30名ほどの集団スプリントを制したNIPPO-ヴィーニファンティーニのダニエレ・コッリがステージ優勝を飾りました。この結果、個人総合時間争いは第1ステージを制したリカルド・スタキオッティ(NIPPO-ヴィーニファンティーニ)がわずか3秒差で首位をキープ。2位には第2ステージ優勝のダニエレ・コッリ(NIPPO-ヴィーニファンティーニ)が入り、NIPPO-ヴィーニファンティーニ勢がワンツーをキープして明日の第3ステージを迎えることになります。

宇都宮ブリッツェン勢は、終盤にできた各チームの有力選手がそろう30名ほどの先頭集団に増田選手、鈴木譲選手、鈴木真理選手の3名が入り、集団ゴールスプリントの末に鈴木真理選手の12位フィニッシュが最高という結果でレースを終えています。




今年のツール・ド・北海道3ステージのうち、最大の難所と言える「十勝岳」が控える最難関ステージと言える第2ステージ。個人総合時間を狙う選手たちにとっては、絶対に遅れることはできない、また、ライバルからリードを奪わなければいけない正念場のステージとも言えます。

宇都宮ブリッツェンは勝負となるこのステージを、国内有力チームのエース級選手を逃げに乗せないようにケアしながら、レース中盤に控える勝負どころの十勝岳では先頭集団をキープ。次に訪れる山岳ポイントの付いていない上りと下りで攻撃を仕掛けて少人数での逃げ切り勝利を狙うことを最大目標に、リーダーチームのNIPPO-ヴィーニファンティーニがきっちりコントロールしてくるようなら十勝岳でその牙城を崩せるような動きをしていくことを確認し合って最難関ステージに挑みました。

美瑛町丸山公園をパレードスタートしたレースは、リアルスタートが切られると各賞のジャージ獲得を目指そうとする選手たちを中心に、すぐに活性化。激しいアタックの応酬が繰り広げられる展開となります。

数名の選手が飛び出しては吸収され、なかなか決定的な逃げが決まらなかったレースでしたが、11km過ぎになると山本選手(鹿屋体育大学)が単独で飛び出して集団からリードを奪う形となります。

しかし、山本選手(鹿屋体育大学)のこの逃げは程なくして吸収されますが、山本選手(鹿屋体育大学)は内間選手(ブリヂストンアンカー)と再びアタックを仕掛け、集団から飛び出していきます。

その後、集団からは横山選手(シマノレーシング)が追走の飛び出しを見せて先行する2名を追いかけますが、先行する内間選手(ブリヂストンアンカー)はこの逃げが有利にならないと判断したのか集団に戻る動きに。結局、横山選手(シマノレーシング)と内間選手(ブリヂストンアンカー)は集団に吸収され、先頭は山本選手(鹿屋体育大学)が単独で逃げる展開となります。

山本(鹿屋体育大学)

↓ 55秒

メイン集団

すると、メイン集団からは単独で逃げる山本選手(鹿屋体育大学)に向けて2名の選手が飛び出して追走に入ります。

山本(鹿屋体育大学)

↓ 50秒

デリアック(キナンサイクリング)

木村(シマノレーシング)

↓ 1分25秒

メイン集団

レースはこの形のまま35km地点にあるこのステージ唯一のホットスポットを通過していくと、メイン集団も一旦この動きを容認する形となりペースダウン。単独先行する山本選手(鹿屋体育大学)とメイン集団とのタイム差は3分以上に広がります。

山本(鹿屋体育大学)

↓ 50秒

デリアック(キナンサイクリング)

木村(シマノレーシング)

↓ 2分25秒

メイン集団

レースも間もなく50kmを迎えようとする頃になると、追走集団を形成していたデリアック選手(キナンサイクリング)と木村選手(シマノレーシング)が先行する山本選手(鹿屋体育大学)に合流。先頭は3名の逃げ集団となります。

一方、落ち着いた状況となったメイン集団からは、普久原選手(群馬グリフィン)が単独でスルスルと抜け出す動きを見せます。

ここで、十勝岳に入る前までに集団から飛び出して先待ちの形を作って後半戦に備えるように前日のミーティングでも指示を受けていた大久保選手が、増田選手にも判断を仰ぎながらタイミングよくアタック。普久原選手(群馬グリフィン)と合流し、集団から先行する形を作ります。

山本(鹿屋体育大学)

デリアック(キナンサイクリング)

木村(シマノレーシング)

↓ 5分

大久保(宇都宮ブリッツェン)

普久原(群馬グリフィン)

↓ 4分50秒

メイン集団

レースはこの形で再び落ち着きを見せ、先頭3名とメイン集団とのタイム差はどんどん広がっていく展開となりますが、リーダーチームのNIPPOが積極的にコントロールする場面はほとんどなく、レースは最大の難所である十勝岳へと入っていくことになります。

十勝岳の上りに入るとデリアック選手(キナンサイクリング)の強烈な引きで、それまで協調体制を築いていた先頭の3名が崩壊。山本選手(鹿屋体育大学)と木村選手(シマノレーシング)は堪らずに遅れはじめます。

一方、落ち着きを見せていたメイン集団も十勝岳前に設定された補給所を過ぎる頃から活性化。上りに自信を持つ個人総合狙いの選手たちが積極的に仕掛けてメイン集団から抜け出していく展開となり、宇都宮ブリッツェンも増田選手と鈴木譲選手のWエースが積極的に攻撃に加わっていきます。

集団は崩壊したものの、先行していたことが功を奏した先頭の3人はデリアック選手(キナンサイクリング)、木村選手(シマノレーシング)、山本選手(鹿屋体育大学)の順に最初の山岳ポイントを通過。

その頃になると、予定通り先待ちしていた大久保選手(宇都宮ブリッツェン)は、増田選手(宇都宮ブリッツェン)らを含むメイン集団から飛び出した有力選手の集団に吸収。大久保選手(宇都宮ブリッツェン)はそのまま下りで増田選手(宇都宮ブリッツェン)と鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)をアシストして、狙い通りの形で最難関の十勝岳をクリアしていきます。

十勝岳の下りに入るとメイン集団もスピードアップ。先行していた増田選手(宇都宮ブリッツェン)を含む先行集団を吸収すると、116km地点で先頭からこぼれてきた山本選手(鹿屋体育大学)と木村選手(シマノレーシング)も吸収。レースは単独先行するデリアック選手(キナンサイクリング)とメイン集団という展開となります。

デリアック(キナンサイクリング)

↓ 約6分

メイン集団

後方集団

この段階でレースも残り50kmを切る状況となっており、メイン集団も勝負をかけようとする動きが頻発して活性化。数名の選手が先行しては吸収されるという展開を繰り返しながら、デリアック選手(キナンサイクリング)とのタイム差が少しずつ縮まっていく中でこの日2度目の山岳ポイントがある上りへと入っていきます。

2度目の山岳ポイントを通過し下り終える頃にあると、メイン集団は人数を削りながらも単独先行するデリアック選手(キナンサイクリング)とのタイム差を2分程度にまで縮め、レースも残り20kmの最終局面を迎えることになります。

レース中盤から積極的に逃げ続けたデリアック選手(キナンサイクリング)でしたが、有力選手ぞろいの選手で活性化したメイン集団の勢いには敵わず、残り距離とタイム差が比例するように減っていく展開が続きます。

そして、残り4kmを過ぎた時点でデリアック選手(キナンサイクリング)は遂にメイン集団に吸収され、レースはメイン集団での勝負が繰り広げられることに。

その後、メイン集団は活性化しつつもひとつのまま残り1kmを通過。勝負は集団でのスプリント勝負に持ち込まれることとなります。

有力選手のみが残った30名程度のゴールスプリント勝負を制したのは、NIPPO-ヴィーニファンティーニのダニエレ・コッリ選手。ジロ・デ・イタリアで負った負傷からの復活を見事に印象付けるステージ優勝となりました。

宇都宮ブリッツェン勢は、最終局面の30名程度のメイン集団に増田選手・鈴木譲選手・鈴木真理選手の3名が残り、ステージ優勝に向けてゴールスプリント勝負に挑み、鈴木真理選手の12位が最高位でこのステージを終えています。また個人総合では、ともにトップから13秒遅れで増田選手が19位、鈴木譲選手が24位となっています。

清水監督コメント

「今日のステージは、格上のプロコンチネンタルチームであるNIPPO-ヴィーニファンティーニを崩せない結果となってしまいました。宇都宮ブリッツェンとしては十勝岳の前で大久保選手が上手く追走集団に乗って先待ちしてくれ、その後に増田選手、鈴木譲選手と合流してサポートするということをしっかりとやってくれました。十勝岳に辿り着くまではNIPPO-ヴィーニファンティーニがコントロールを始めずに我慢の戦いとなりましたが、十勝岳で予定通り攻撃を仕掛けて国内有力チームとともにNIPPO-ヴィーニファンティーニ勢を置き去りにできたと思います。十勝岳を過ぎた頃からNIPPO- ヴィーニファンティーニが上手くまとめ始めましたが、その後にも攻撃を仕掛けられるポイントがあることを試走の時にも確認していたので何度も何度も攻撃を仕掛けて、他チームも上手く一緒に抜け出してということを繰り返して勝利を狙ったのですが、格上のチームの牙城を崩すには至らなかったなと感じています。ただ、やるべきことをやって攻撃を仕掛け続けたうえでの結果なので、悔しいですが受け入れるしかないと思っています。NIPPO-ヴィーニファンティーニは自分たちの力を最大限に出せる場所でしっかりと出してきたという印象ですし、強かったですね。ツール・ド・北海道もまだ明日がありますし、できることもたくさんあってモチベーションも高いまま保てていますので、明日も積極的に攻撃を仕掛けていきたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


◆[リザルト

[Tour de Hokkaido UCI-2.2 - 2nd Stage - 162km Road Race - ]

1位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 4h17m22s 36.9km/h

2位 サルヴァドール・グアルディオラ (Team UKYO) st

3位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) st

4位 内間康平 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) st

5位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ)  st

6位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) st

7位 吉岡直哉 (那須ブラーゼン) st

8位 ミッチェル・ムルハーン (チームバジェットフォークリフト) st

9位 土井雪広 (Team UKYO) st

10位 リカルド・ガルシア (キナンサイクリングチーム) st

12位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) st

17位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st

21位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st

61位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) 11m04s

出走=88名/完走=78名

個人総合時間 第2ステージ終了時

1位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 8h43m35s

2位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +3s

3位 サルヴァドール・グアルディオラ (Team UKYO) +7s

4位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +9s

5位 内間康平 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +12s

6位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) +13s

7位 伊藤雅和 (愛三工業レーシングチーム) +13s

8位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) +13s

9位 窪木一茂 (Team UKYO) +13s

10位 リカルド・ガルシア (キナンサイクリングチーム) +13s

16位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +13s

24位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +13s

30位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +7m15s

52位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +14m41s

個人総合ポイント 第2ステージ終了時

1位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 35P

2位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 28P

3位 サルヴァドール・グアルディオラ (Team UKYO) 24P

4位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 24P

5位 スコット・サンダーランド (チームバジェットフォークリフト) 20P

6位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 19P

個人総合山岳 第2ステージ終了時

1位 ロイック・デリアック (キナンサイクリングチーム) 18P

2位 ジャコモ・ベルラート (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 12P

3位 佐野淳哉 (那須ブラーゼン) 8P

4位 木村圭佑 (シマノレーシングチーム) 8P

5位 山本大喜 (鹿屋体育大学) 6P

6位 マシュー・ゼノヴィッチ (CCT p/b チャンピオンシステム) 5P

チーム総合時間 第2ステージ終了時

1位 NIPPO-ヴィーニファンティーニ 26h11m23s

2位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +1s

3位 マトリックスパワータグ +1s

4位 Team UKYO +1s

5位 キナンサイクリングチーム +1s

6位 愛三工業レーシングチーム +1s

7位 宇都宮ブリッツェン +3m25s

第3ステージ 各賞ジャージ着用者

グリーン・ジャージ(個人総合) リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ)

ブルー・ジャージ(ポイント賞) ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ)

レッド・ジャージ(山岳賞) ロイック・デリアック (キナンサイクリングチーム)



1
[午前中の曇り予報が一転、雨がパラつく天候となった美瑛町に厚い雲が広がる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
2
[雨によって気温低下が予想される中、念入りに雨に対しての準備をする鈴木真理選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
3
[美瑛町丸山公園をパレードスタートする選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
4
[美瑛町の雄大な景色が広がる中、熾烈なアタック合戦が繰り広げられる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
5
[序盤から逃げて先待ちの状態を作ろうとアタックの反応してチャンスを伺う大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
6    
[中盤から逃げ続ける3名の選手が十勝岳の上りをクリアしていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
7
[国内有力チーム勢が攻撃を仕掛けたため人数が絞られたメイン集団も十勝岳へ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
8
[増田選手とWエースを担う鈴木譲選手もしっかりメイン集団で十勝岳を上る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
9
[コロコロ変わる天候の合間に広がった青空に収穫時期のとうきびが映える]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
11
[昨日の長時間引きの影響を抱えながらも、きっちりスプリントに絡んだ鈴木真理選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2015/09/11

ツール・ド・北海道 第1ステージ

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[上:前週のJプロツアーで優勝した増田選手が調子を維持して北海道に挑む]
[下:残り1kmから単独で飛び出したスタキオッティが第1ステージ勝利を手にした]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9月11日(金)〜13日(日)の3日間に渡り、UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」が開催されています。

◆大会WEBサイトは[こちら
◆Live!!!ブログレポートは[こちら

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の5名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣


UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・北海道」の第1ステージが、旭川市・鷹栖町・和寒町・剣淵町・士別市・名寄市・下川町・愛別町・当麻町・東川町にまたがる188kmの公道コースで開催され、ゴールスプリントが濃厚となった集団から単独で飛び出したNIPPO-ヴィーニファンティーニのリカルド・スタキオッティが見事に第1ステージ優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、終盤に形成された30名程度のメイン集団に増田選手と鈴木譲選手のWエースが残り、ゴールスプリントの末に増田選手が18位、鈴木譲選手が31位で第1ステージを終えています。また、序盤に落車に巻き込まれた阿部選手は左手首に骨折を負い、レースを降りています。

当初の予報では雨の中のレースが濃厚と思われていた第1ステージ。しかし、当日は朝から日が差す天候のの中での開幕となりました。

宇都宮ブリッツェンは、NIPPO-ヴィーニファンティーニやバジェットフォークリフトなどの海外勢や、ブリヂストンアンカー、Team UKYO、マトリックスパワータグ、キナンサイクリングチームなど国内有力チームの動きに注意しながら、それらのチームが入った大人数の逃げには必ず誰かが入ることを心がけ、後手を踏まずに勝利を狙うことを前日ミティーングで確認してレースに臨みました。

春光台公園をパレードスタートしたレースは、5kmのパレードを終えてリアルスタートが切られると各チームが主導権を握ろうと激しいアタック合戦が繰り広げられる展開となります。

しかし、その最中、宇都宮ブリッツェンは鈴木真理選手がパンク。鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)は車輪を交換してすぐに集団に復帰しますが、今度は阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が前方で落車した選手に巻き込まれ、前転する形で激しく落車してしまいます。

阿部選手(宇都宮ブリッツェン)はすぐに立ち上がって自転車に跨りレースに復帰しますが、左手首に尋常ではない痛みが走る状態で、走るのがやっとという状態でのレース復帰となります。

その後、レースは15km手前の段階で3名の選手が飛び出して逃げを決めると、その後ろに2名の追走が形成される展開となります。

佐野(那須ブラーゼン)

ベルラート(NIPPO)

ゼノヴィッチ(CCTチャンピオンシステム)

↓ 1分30秒

木村(シマノレーシング)

倉林(群馬グリフィン)

↓ 3分30秒

メイン集団

メイン集団は逃げの人数が多くないこと、また、レース序盤での逃げということで3名の逃げを容認。レースは一旦落ち着きを見せます。

しかし、左手首の激痛に耐えながら走る阿部選手(宇都宮ブリッツェン)はドクターカーまで下がって応急処置を受けながら、何とかメイン集団内で走る状態が続きます。

メイン集団が容認したことで、逃げる3名は順調にタイム差を広げ、30kmに差しかかろうかという頃には、そのタイム差は10分に迫ろうかというほど開きます。

佐野(那須ブラーゼン)

ベルラート(NIPPO)

ゼノヴィッチ(CCTチャンピオンシステム)

↓ 8分30秒

木村(シマノレーシング)

倉林(群馬グリフィン)

↓ 1分

メイン集団

30kmを過ぎると、追走の2名はメイン集団に吸収され、レースは逃げ3名とメイン集団という形で落ち着きを見せます。

佐野(那須ブラーゼン)

ベルラート(NIPPO)

ゼノヴィッチ(CCTチャンピオンシステム)

↓ 12分

メイン集団

協調体制のとれた逃げ集団の3名はローテーションしながらその後も順調に距離を稼いでいき、47km地点に設定された1回目のホットスポットを

ゼノヴィッチ選手(CCTチャンピオンシステム)、ベルラート選手(NIPPO)、佐野選手(那須ブラーゼン)の順番で通過していきます。

その後、メイン集団がホットスポットを通過する頃になると、逃げる3名を追走しようとする動きが出はじめ、5チームほどが1人ずつ選手を出し合って集団先頭を牽引するようになり、宇都宮ブリッツェンも鈴木真理選手が出て先頭を引き始めます。

5チームから出た5選手が先頭を引くメイン集団は、5kmで40秒程度を縮めるスピードで逃げる3名を追走しますが、その頃になると、ブレーキをかけるのも困難なほどの痛みに襲われる阿部選手(宇都宮ブリッツェン)は、チームカーに下がって体調に関しての相談をする場面が見られるようになります。

メイン集団はその後も逃げ集団とのタイム差を着実に縮めるペースで走行し、84km地点の補給所へと差し掛かります。

すると、ここまで痛みを堪えながら走り続けてきた阿部選手(宇都宮ブリッツェン)が、無念のリタイア。宇都宮ブリッツェンは貴重な戦力を1人失った状態で、この後のレースを戦うことを余儀なくされます。

補給所を過ぎたレースは、最初の山岳ポイントを通過。その頃になると、逃げる3名とメイン集団とのタイム差は7分ほどにまで縮まる形となります。

1度目の山岳ポイントを過ぎ、その後のアップダウン区間に入ると、逃げる3名とメイン集団とのタイム差は6分台にまで縮まります。

タイム差を縮められながらも、逃げる3名は2度目の山岳ポイントへ。ベルラート選手(NIPPO)、佐野選手(那須ブラーゼン)、ゼノヴィッチ選手(CCTチャンピオンシステム)の順に通過し、下りへと入っていきます。

一方、順調にタイム差を縮めるメイン集団は、2度目の山岳ポイントを通過して下りに入ると一気にスピードアップ。愛別町役場に設定された2度目のホットスポットに差し掛かろうかという頃には、タイム差を3分台にまで縮める展開となります。

その頃になると、逃げ続ける3名からゼノヴィッチ選手(CCTチャンピオンシステム)が遅れ始め、先頭は佐野選手(那須ブラーゼン)とベルラート選手(NIPPO)の2名となります。

一方のメイン集団は、集団牽引に加わるチームが増えたことによって更にペースアップ。残り25kmに差しかかる頃には逃げる2名とのタイム差を1分50秒程度にまで縮まることとなります。

懸命に逃げ続けた2名でしたが、残り15kmを切る頃になると、遂にメイン集団が吸収しレースは振り出しに戻ります。

ただ、ここまでのペースアップで集団も幾つかに分断され、逃げを吸収したメイン集団は30名ほどにまで絞られた状態。宇都宮ブリッツェンはこのメイン集団に増田選手と鈴木譲選手のWエースが残り、これから始まる本当の勝負に備えることとなります。

振り出しに戻ったレースは再びアタック合戦となったものの決定的な逃げは決まらない状態が続き、残り距離だけが少なくなっていく展開となります。

残り5kmを切ってもこの状況は変わらず、勝負は集団ゴールスプリントが濃厚となっていきます。

しかし、残り1kmを切ったところで、スタキオッティ選手(NIPPO)が渾身のアタック。このアタックが見事に決まり、スタキオッティ選手(NIPPO)は独走状態でフィニッシュへと続くストレートへと姿を見せます。

後方の集団が単独で抜け出したスタキオッティ選手(NIPPO)を捕らえようとするのをあざ笑うかのように、勝利を確信したスタキオッティ選手(NIPPO)は喜びを爆発させるガッツポーズでフィニッシュ。見事に第1ステージ優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、人数の絞られたメイン集団に残った増田選手と鈴木譲選手が集団スプリントでゴール。大きくタイムを失うことなく第1ステージを終えたものの、骨折でレースを降りた阿部選手を失うという大きな痛手を負って明日の第2ステージに望むことになりました。

清水監督コメント

「今日は戦前の予想通りのゴールスプリントでの勝負になりました。ただ、ゴールスプリントとはいえ、これも予想通りに厳しい展開となったために集団の人数が30人ほどに削られてのゴールスプリントになりました。宇都宮ブリッツェンとしても予想通り増田選手と鈴木譲選手が残り、思惑通りの展開ではありましたが、期待していた大久保選手が最後の峠で中切れに遭って遅れてしまったのが残念なところです。レースはスタートして早々に阿部選手が落車に巻き込まれて左手首を骨折してしまうというアクシデントに見舞われた中で始まったのですが、その後、鈴木真理キャプテンが状況が悪いところから他チームと協調して積極的に先頭を引いて立て直していい形にしてくれたので、傷口が広がることがなく安心してゴールまで見ていることができました。とはいえ、今回のツール・ド・北海道は第1ステージから積極的に勝ちに行くと話していましたし、初日から結果を残したかったという意味では、非常に残念だったなと思います。ただ、明日に個人総合時間を左右する厳しいステージがありますし、今日の厳しい展開の中でも増田選手と鈴木譲選手の両エースは脚を残しながらゴールできていますし、鈴木真理キャプテンはじめ他のメンバーもしっかり動いてくれていました。そういった意味では、明日の本当の意味で勝負が決まるステージに向けては期待できると思っていますし、しっかりと立て直して明日のステージに臨んで、結果を残せるように頑張りたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


◆リザルト

[Tour de Hokkaido - UCI-2.2 - Stage1 188km Road Race - ]

1位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 4h26m25s 41.1km/h

2位 スコット・サンダーランド (チームバジェットフォークリフト) +1s

3位 セッペ・ヴェルスヒュレ (CCT p/b チャンピオンシステム) +1s

4位 窪木一茂 (Team UKYO) +1s

5位 ユーリ・フィロージ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +1s

6位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +1s

7位 野中竜馬 (キナンサイクリングチーム) +1s

8位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +1s

9位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) +1s

10位 伊藤雅和 (愛三工業レーシングチーム) +1s

18位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン)  +1s

31位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +1s

51位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +3m25s

55位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +7m03s

DNF 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン)

出走=94名/完走=89名

個人総合時間 第1ステージ終了時

1位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 4h26m25s

2位 スコット・サンダーランド (チームバジェットフォークリフト) +5s

3位 セッペ・ヴェルスヒュレ (CCT p/b チャンピオンシステム) +7s

4位 佐野淳哉 (那須ブラーゼン) +7s

5位 窪木一茂 (Team UKYO) +11s

6位 ユーリ・フィロージ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +11s

7位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) +11s

8位 野中竜馬 (キナンサイクリングチーム) +11s

9位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +11s

10位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) +11s

19位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +11s

31位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +11s

51位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +3m35s

56位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +7m13s

個人総合ポイント 第1ステージ終了時

1位 リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 25P

2位 スコット・サンダーランド (チームバジェットフォークリフト) 20P

3位 セッペ・ヴェルスヒュレ (CCT p/b チャンピオンシステム) 16P

4位 窪木一茂 (Team UKYO) 14P

5位 ユーリ・フィロージ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 12P

6位 ダニエレ・コッリ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 10P

個人総合山岳 第1ステージ終了時

1位 ジャコモ・ベルラート (NIPPO-ヴィーニファンティーニ) 12P

2位 佐野淳哉 (那須ブラーゼン) 8P

3位 マシュー・ゼノヴィッチ (CCT p/b チャンピオンシステム) 5P

4位 ロイック・デリアック (キナンサイクリングチーム) 3P

5位 椿大志 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 1P

チーム総合時間 第1ステージ終了時

1位 NIPPO-ヴィーニファンティーニ 13h19m17s

2位 マトリックスパワータグ +1s

3位 Team UKYO +1s

4位 キナンサイクリングチーム +1s

5位 愛三工業レーシングチーム +1s

6位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +1s

12位 宇都宮ブリッツェン +3m25s

第2ステージ 各賞ジャージ着用者

グリーン・ジャージ(個人総合) リカルド・スタキオッティ (NIPPO-ヴィーニファンティーニ)

ブルー・ジャージ(ポイント賞) スコット・サンダーランド (チームバジェットフォークリフト)
レッド・ジャージ(山岳賞) ジャコモ・ベルラート (NIPPO-ヴィーニファンティーニ)


1
[雨が心配されていたが、北海道旭川市の空には青空が広がった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
2
[故郷の北海道での快走を誓い、パレードスタートした阿部選手だったが…]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
3
[15km手前で決まった3名の逃げ集団が快調に逃げ続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
4
[1度目のホットスポットを過ぎ、メイン集団も徐々にペースを上げる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
5
[メイン集団内でこの後の展開について話し合う増田選手と大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
6
[阿部選手のボロボロに破れたジャージの背中が、落車の激しさを物語る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
7
[ペースを上げるメイン集団前方を陣取り逃げ集団を追走する増田選手と鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
8
[大久保選手と集団牽引の役割を終えた鈴木真理選手は集団中ほどで走行]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
10
[阿部選手という飛び道具を失ったチームだが、明日は最難関ステージに挑む]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2015/09/09

JPT第16戦 JBCF タイムトライアルチャンピオンシップ

S14
Watarase23
[上:冷静な走りで後半にタイムを縮めた増田選手がチームに久しぶりの勝利をもたらした!]
[下:2011年にの優勝に続き、ヴィオラクロノジャージに袖を通した増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

9月6日(日)に、2015年のJプロツアー第16戦「JBCFタイムトライアルチャンピオンシップ」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝
堀孝明
城田大和


2015年のJプロツアー第16戦「JBCF タイムトライアルチャンピオンシップ」が、栃木県の渡良瀬遊水池内に設定された1周5.3kmの特設サーキットコースで開催され、最終ヒートでの出走となった宇都宮ブリッツェンの増田成幸選手が最速ラップを叩き出し、Jプロツアーでは昨年6月の富士山ヒルクライム以来となる優勝を飾りました!この結果、増田選手は2011年以来となるヴィオラクロノジャージを獲得しています。

今年で5回目の開催となったJプロツアー唯一の個人タイムトライアル「JBCFタイムトライアルチャンピオンシップ」。例年、雨模様の中で行われることが多いこのレースですが、今年も御多分に洩れず、渡良瀬遊水池内のバランスのとれたTTコースには時折雨がパラつく天候となりました。

昨年の優勝タイムは、現在マトリックスパワータグに所属するホセビセンテ・トリビオ選手がTeam UKYO時代に叩き出した19分53秒。

ただこのタイムは、このレースでは珍しいドライコンディションでのタイム。ウェットコンディションとなった今年は、20分台前半のタイムが優勝を争うラインとなることが予想されます。

レースは現時点での各チームランキング下位の選手から順にスタート。宇都宮ブリッツェンは怪我での離脱期間があったために獲得ポイントが少ない阿部選手、堀選手が順にスタートしていきます。

第1出走でいきなり好タイムを記録したのは、昨年の同レース3位で2014年の全日本選手権個人TT2位と個人タイムトライアルに強い佐野選手(那須ブラーゼン)。20分09秒と優勝ラインのタイムをマークし、ホットシートに座ります。

宇都宮ブリッツェンは、個人タイムトライアルを得意とする阿部選手が現時点で最大限の走りを見せますが20分30秒と佐野選手(那須ブラーゼン)には届かず。暫定2位となります。

序盤に個人タイムトライアルの日本人トップ選手が登場し好タイムをマークしたことで、その後しばらくは暫定順位に大きな変動が見られない展開が続きます。

レースも後半に入り、現在のランキング上位陣が出走し始めると、西薗選手(ブリヂストンアンカー)やウルタスン選手(Team UKYO)らが好タイムを叩き出し、残念ながら阿部選手(宇都宮ブリッツェン)はトップ3圏外に。

しかし、第1走者で出走してからホットシートに座り続ける佐野選手(那須ブラーゼン)のタイムを上回る選手は現れないまま、増田選手(宇都宮ブリッツェン)や昨年優勝者のトリビオ選手(マトリックスパワータグ)、全日本TTチャンピオンの中村選手(イナーメ信濃山形)、ルビーレッドジャージを着る畑中選手(Team UKYO)ら優勝候補選手がそろう最終ヒートを迎えることとなります。

最終ヒートに出走した選手たちは1周回目を6分40秒~50秒台のラップタイムで通過していきます。

しかし2周回目になると、中村選手(イナーメ信濃山形)、畑中選手(Team UKYO)、トリビオ選手(マトリックスパワータグ)らが6分40秒台後半~50秒台で周回したのに対し、ただ1人増田選手(宇都宮ブリッツェン)だけが6分37秒と1周回目からタイムを大幅に縮めて最終周回へと入っていく展開となります。

その後、最後までスピードが衰えなかった増田選手(宇都宮ブリッツェン)は、レースのほとんどでホットシートを守り続けた佐野選手(那須ブラーゼン)のタイムを5秒上回る20分03秒でフィニッシュ。暫定トップに立って残る選手たちのゴールを待ちます。

結局、残る選手たちも増田選手(宇都宮ブリッツェン)のタイムを上回ることはできず、増田選手(宇都宮ブリッツェン)が昨年6月の富士山ヒルクライム以来となるJプロツアーでの優勝、そして、2011年以来となるタイムトライアルチャンピオンシップでの優勝を飾り、地元開催のレースに多数訪れたファン・サポーターの皆さんに歓喜の瞬間をプレゼントすることとなりました!

清水監督コメント

「地元開催のレースで、初めて勝利をお見せすることができて本当に嬉しいというひと言に尽きるレースだったと思います。チームとしては翌週に控えるツール・ド・北海道を見据えて、各選手が自己ベストタイムを更新するという目標を持ってレースに臨みました。増田選手が出走する前までも、各選手ともにいいタイムで走りきってくれていたので、ツール・ド・北海道を見据えるという意味では自分としても安心してレースを見守っていました。増田選手はあまりコンディションが良くないということを理解していたので、監督としての自分の立場としてはこの後に続く北海道、そしてジャパンカップというビッグレースに向けてコンディションを合わせていってもらおうという気持ちでした。そんな中での優勝という結果だったのでビックリもしましたが、増田選手のポテンシャル自体がレベルアップしているということをはっきりと証明した形になったと感じています。ここまで外国人選手勢にやられてきていて、個人タイムトライアルは外国人選手が圧倒的に有利と言われてきた中で増田選手が優勝し、鈴木譲選手もいい順位でゴールしているので、後半戦に向けていい兆しが見えたレースになったと思いますし、前半戦の負けを覆せるように自信を持ってこの後のレースも戦っていきたいと思います。今年は、昨年の結果が良かっただけに、皆さんもいつ勝つんだ?という気持ちだったと思いますが、地元開催のレースで勝利を届けることができて本当に嬉しく思います。それも、生憎の雨にも関わらずに会場を訪れて熱い声援を送ってくださったファン・サポーターの皆さんの存在があってのことだと思っています。今日の勝利で少し恩返しができたかな?とも思いますが、シーズンはまだまだ続きますので、引き続き変わらぬご声援をいただけますよう、よろしくお願いします!」

増田選手コメント

「レース前は、今日はあまり調子良くないかもしれないなと思っていましたし、雨も自分が走る頃には少しずつ降り始めていたので、今日は自分の日じゃないかもと思いながらスタートしました。でも、走り始めてみると風も穏やかでしたし、1箇所だけしっかりと減速して安全に曲がらなければいけないコーナーでは危険を冒さず、それ以外の部分では気持ち良くスピードに乗って走れていました。自分の中でも1周回目はとにかく気をつけてゆっくり行くことを心がけて、2周回目3周回目と徐々にペースアップして走れていたので、それが勝利につながったのかなと感じています。今日は地元開催のレースで、本当に地の利を生かせたというか、雨にも関わらず本当にたくさんのお客さんが来てくれていて、いい意味での緊張感や優勝したいという気持ちが持てましたし、苦しい時にお客さんの声援に後押しされてもうひと踏み踏ん張ることができて、その毎周回の積み重ねで1秒2秒とタイムを縮めていくことができたと思っています。今シーズンはTeam UKYOやマトリックスパワータグを筆頭に強豪チームがたくさんひしめいていて、宇都宮ブリッツェンとしても厳しい戦いを強いられている中で、こうして久しぶりに勝利を挙げることができて、しかも地元で勝つことができて、今日は最高に嬉しいです! ただ、この後もツール・ド・北海道、Jプロツアーと続きますし、10月にはチームの後半戦最大の目標であるジャパンカップが控えているので、そこに向けて徐々に調子を上げていきたいと思っています」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[JBCF タイムトライアルチャンピオンシップ - JPT第16戦 - 15.9km - ]

1位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 20m03s88 47.54km/h

2位 佐野淳哉 (那須ブラーゼン) +5s

3位 オスカル・プジョル (Team UKYO) +9s

4位 西薗良太 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +9s

5位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +24s

6位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +25s

7位 畑中勇介 (Team UKYO) +26s

8位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +26s

9位 パブロ・ウルタスン (Team UKYO) +34s

10位 サルバドール・グアルディオラ (Team UKYO) +34s

16位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +52s

26位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +1m19s

32位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +1m30s

33位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +1m31s

82位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +4m14s

出走=84名/完走=83名

◆2015年Jプロツアー 個人ランキング

1位 畑中勇介 (Team UKYO) 9,025P

2位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 8,306P

3位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 8,093P

4位 オスカル・プジョル (Team UKYO) 7,501P

5位 窪木一茂 (Team UKYO) 6,612P

6位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 6,464P

◆2015年Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 33,688P

2位 マトリックスパワータグ 26,058P

3位 宇都宮ブリッツェン 23,455P

4位 那須ブラーゼン 14,450P

5位 KINAN Cycling Team 13,478P

6位 レモネードベルマーレレーシングチーム 10,264P

ルビーレッドジャージ 畑中勇介 (Team UKYO)

 

ピュアホワイトジャージ 新城雄大 (那須ブラーゼン)


Watarase01
[雨が時折ぱらつく悪天候の中、それぞれのスタート時間に合わせて準備を進める選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Watarase02
[地元メディアのインタビューに落ち着いた表情で応える増田選手]
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Watarase03
[事前に綿密なポジション合わせをしたメリダワープでアップをする鈴木譲選手]
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Watarase04
[チーム第1出走者の堀選手が、スタート台でその時を待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[怪我から順調に復調している堀選手は21分35秒73の33位でフィニッシュ]
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Watarase06
[得意とするTTに、スタート前から集中した表情を見せる阿部選手]
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Watarase07
[右手の骨折の痛みがまだ残る中、スタートを切る阿部選手]
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Watarase08
[現状できる最大限の走りを見せる阿部選手を地元ファンの声援が後押しする]
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Watarase09
[決して得意とは言えないTTレースで自身の進化を示したい城田選手]
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Watarase10
[自身のベストタイムを大幅に更新する20分55秒89の16位でフィニッシュ]
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[めまぐるしく変わる天候に動じることなく、集中した表情でスタートする青柳選手]
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Watarase12
[復調を感じさせる走りは見せたもののタイムは伸びず、26位でフィニッシュ]
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Watarase13
[不得手なTT、地元開催の重圧を背負ってスタートの時を待つ鈴木真理キャプテン]
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Watarase14
[雨足が強くなる中の出走となった鈴木真理選手は21分34秒02でフィニッシュ]
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Watarase15
[今季着実な進化を見せ続ける大久保選手がスタートを切る]
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Watarase16
[2周回目に痛恨の前輪パンクを喫した大久保選手は本来の力を発揮できず]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Watarase17
[やれることはすべてやったという表情でコースへと飛び出していく鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Watarase18
[強力な外国人選手勢に割って入る好タイムをたたき出す5位に入った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Watarase19
[出走中の選手たちのタイムを清水監督と確認しながらスタートを待つ増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Watarase20
[会場に詰めかけた多くのファン・サポーターの声援を一身に受けてスタート]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Watarase21
[2周目のラップタイムに会場はどよめくも、冷静な走りを崩さない増田選手]
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Watarase22
[増田選手の優勝に沸きかえるブリッツェンサポーターズ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2015/09/02

JPT第15戦 JBCF みやだクリテリウム

S12
S22
[上:3位争いのゴールスプリントの末、5位でフィニッシュする鈴木譲選手]
[下:最終周回手前でアタックが決まり、2013年に続き同レースで優勝を飾った入部]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

8月31日(日)に、2015年のJプロツアー第15戦「みやだクリテリウム」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝
堀孝明
城田大和


2015年のJプロツアー第15戦となる「JBCF みやだクリテリウム」が、長野県上伊那郡宮田村の変化に富んだ1周3.2kmの特設公道サーキットコースで開催され、序盤に形成された6名の逃げ集団から最終周回に入るストレートで単独アタックを決めたシマノレーシングの入部正太朗が逃げ切り、2013年の同レースに続いて優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、序盤にできた6名の勝ち逃げに鈴木譲選手が入ったものの、最終周回の入部選手のアタックの後に残る選手たちが牽制となってしまい見逃し。3位争いのゴールスプリントので5位に入ってレースを終えています。

前日に行われた「みやだ高原ヒルクライム」で外国人選手勢の圧倒的な個の力を見せつけられた中で迎えた今レース。

体調不良で欠場となった鈴木真理キャプテンを欠くものの、午前に行われた予選を全員が通過した宇都宮ブリッツェンは、少人数の逃げが決まりやすいコース特性を考慮して、シマノ鈴鹿国際ロードのように逃げ集団に複数人の選手を送り込んで各選手の勝ちパターンにトライすることを大前提に、逃げに選手を送り込めなかった場合は多少脚を使ってでも集団を活性化させて逃げを潰す、逃げに乗れなかった選手は追走に乗って後半からの勝負に備えることなどをミーティングで確認してレースに臨みました。

午前中の予選を勝ち抜いた50名がスタートラインに並んだ決勝レースは、スタートすると早速、前日のヒルクライムで優勝したプジョル選手(Team UKYO)のアタックを皮切りに各チームによる激しいアタックが繰り返される展開となります。

1周回5分のタイムを切るハイペースで進むレースは、アタックがかかればすぐさま吸収される流れのまま2周回を消化しますが、3周回目に入ると5名の選手が若干先行する形となり、この5名を鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)が単独で追走して合流。6名の逃げ集団が形成されます。

窪木 (Team UKYO)

フェルナンデス (マトリックス)

鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン)

佐野 (那須ブラーゼン)

ガルシア (キナンサイクリング)

入部 (シマノレーシング)

↓ 約20秒

メイン集団

有力チームの有力選手が入ったこの逃げを集団は容認してペースダウン。マトリックスパワータグ勢が集団をコントロールする形でレースは落ち着きを見せます。

メイン集団が一旦落ち着いたことで、有力選手が入った逃げ集団は快調にタイム差を広げていき、6周回目に入る頃には45秒までタイム差を広げる展開となります。

その後、レース終盤にかけてメイン集団はペースアップして逃げ集団とのタイム差は若干縮まったものの逃げを吸収するほどの勢いはなく、逃げ集団6名の逃げ切りが濃厚となってレースは最終盤戦へと入っていきます。

すると、9周回目から最終回へと入るホームストレートで、入部選手(シマノレーシング)がタイミング良くアタックを決め、6秒ほど先行する形とで最終周回へと入っていきます。

残る選手たちが牽制し合ってしまったことも手伝って、入部選手は10秒程度のリードを奪って単独エスケープを継続。最終コーナー手前で抜け出した窪木選手(Team UKYO)に最後は追い上げられたものの、見事に2013年に続く同レースでの優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、鈴木譲選手が勝ち逃げの6名に入って勝利の糸口を探りましたが、逃げに合流する際の追走で脚を使ってしまっていたことが最後に響き、3位争いのゴールスプリントで5位に入ってレースを終えています。

清水監督コメント

「今日のレースは、宇都宮ブリッツェンのエース級選手である鈴木譲選手が他チームのエース選手と一緒に逃げに乗ってその中で戦ってくれましたが、力負けのレースとなってしまいました。きっちりと力勝負をした上での結果ですので、こういう言い方は適切ではないかもしれませんが、仕方ないな、と。チームとしてもいい形でレースを進めるというプランの中で、鈴木譲選手がきっちり逃げに入る動きを見せてくれました。ただ、逃げ集団に合流する際に脚を使ってしまい、こういう距離のレースでは回復しないまま最後の勝負を迎えてしまうことになって万全の状態でスプリントに臨むことができませんでした。レース全体を通しても引っかかる点はそのぐらいで、チームとしても決して悪い形ではなかったと思います。今日のレースでもチームが優勝を狙える位置にいるということは証明できたと思いますので、以降のレースもエースがきっちりと勝負できる状況を作り出して優勝を狙いたいと思います。来週は地元・栃木県での個人タイムトライアルとなりますので、より一層頑張りたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[JBCF みやだクリテリウム - JPT第15戦 - P1決勝/32.0km - ]

1位 入部正太朗 (シマノレーシング) 48m49s 39.32km/h

2位 窪木一茂 (Team UKYO) +2s

3位 リカルド・ガルシア (KINAN Cycling Team) +9s

4位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) +10s

5位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +10s

6位 佐野淳哉 (那須ブラーゼン) +13s

7位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +42s

8位 畑中勇介 (Team UKYO) +42s

9位 パブロ・ウルタスン (Team UKYO) +42s

10位 野中竜馬 (KINAN Cycling Team) +43s

13位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +43s

14位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +43s

22位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +48s

23位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +49s

27位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +1m10s
DNF 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)

出走=50名/完走=35名

◆2015年Jプロツアー 個人ランキング

1位 畑中勇介 (Team UKYO) 8,425P

2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 7,343P

3位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 6,806P

4位 オスカル・プジョル (Team UKYO) 6,526P

5位 窪木一茂 (Team UKYO) 6,162P

6位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 6,014P

◆2015年Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 31,513P

2位 マトリックスパワータグ 24,558P

3位 宇都宮ブリッツェン 20,530P

4位 KINAN Cycling Team 13,328P

5位 那須ブラーゼン 12,950P

 

6位 レモネードベルマーレレーシングチーム 9,814P

ルビーレッドジャージ 畑中勇介 (Team UKYO)
ピュアホワイトジャージ 新城雄大 (那須ブラーゼン)

1_2
[会場は雨が降ったり止んだり、強くなったり弱くなったりと目まぐるしく変わる天候が続く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
2_2
[雨のレースに備え、サングラスに曇り取りの処理を施す増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
3_2
[相性の悪くないコースできっちりといい走りを見せたい青柳選手が念入りにアップを続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[慎重かつ要所を抑えた走りで余裕を持って予選を走る増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[ウェットコンディションをものともしない快走を見せる青柳選手]
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[湾岸クリテでの予選落ちを払拭する走りで見事に予選を突破した大久保選手]
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[阿部選手も安定感のある走りとバイクコントロール能力で危なげなく予選を突破]
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[全員揃っての予選突破に笑顔を見せる予選1組目の選手たち]
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[連日の快走を期待したい堀選手が、アップでしっかりと汗を出して予選に臨む]
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[昨年の同レースでチーム最上位をマークした城田選手が昨年以上の結果を求め、まずは予選突破を狙う]
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[落ち着いた表情で予選のスタートを待つ鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[不測の事態を避け、常に集団前方でレースを展開する鈴木譲選手]
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[ウェットコンディションに苦しみながらも集団前方をキープしようと奮闘する堀選手]
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[降りつける雨に動じることなく、自分の思い描くレースをすることだけを考える城田選手]
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[タイミング良く逃げに入り、危なげなく予選を突破した鈴木譲選手]
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[Team UKYO勢に前方を塞がれながらもスプリントで予選突破した堀選手と城田選手]
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[決勝を前に、ホテルで身体を休めていた選手たちが再度会場入り]
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[アップ前の儀式のごとく、サングラスを磨きあげる増田選手]
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[どんな状況下のレースであっても、自分のペースを崩さずにアップに備える鈴木譲選手]
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[雨のレースに向け清水監督に念入りにオイルを塗ってもらう阿部選手]
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[自分が勝利を挙げるためのレース展開を想像しながら準備を進める青柳選手]
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[決勝レースに向けて検車とサインをする増田選手と城田選手]
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[スタートに向け、自分と向き合って集中を高める大久保選手]
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[予選よりもドライコンディションになった中、決勝レースがスタート]
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[3周回目に飛び出した5選手にブリッジをかけ、逃げ集団に入ることに成功した鈴木譲選手]
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[メイン集団はマトリックスパワータグ勢がコントロールする展開が続く]
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[メイン集団内で次の展開に備えて固まって走るブリッツェンの選手たち]
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[マトリックスのアイラン選手を除く5名が協調体制を築いて逃げ続ける展開]
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[落ち着きを見せるメイン集団内でも気持ちは切らすことなく次の動きに備える展開が続く]
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[有力選手が入った逃げ集団は協調体制を崩さずに周回を重ねていく]
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[なかなかペースが上がりきらないメイン集団内に、逃げ切りを容認する雰囲気が漂い始める]
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[逃げ切り濃厚となり、勝利を託される形となった鈴木譲選手だったが、わずかに及ばなかった]
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[メイン集団のゴールスプリントに挑んだ大久保選手は13位でフィニッシュ]
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[各チームのエースとのガチバトルを振り返りながらクールダウンをする鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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JPT第14戦 JBCF みやだ高原ヒルクライム

S1
S2
[上:外国人選手勢に後れをとったものの、日本人選手トップの6位でゴールする増田選手]
[下:圧巻の強さで独走勝利をJプロツアー3勝目を飾ったTeam UKYOのオスカル・プジョル]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

8月29日(日)に、2015年のJプロツアー第15戦「JBCF みやだ高原ヒルクライム」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝
堀孝明
城田大和


2015年のJプロツアー第14戦となる「JBCFみやだ高原ヒルクライム」が、長野県上伊那郡宮田村の全長10.7km、標高差890m、平均勾配8.6%の宮田高原キャンプ場登山道で開催され、終盤に独走態勢を築いたTeam UKYOのオスカル・プジョルが優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、登りを得意とする増田選手と堀選手がそれぞれ6位と8位に入り日本人選手ではワンツーフィニッシュを飾ったものの、強力な外国人選手の走りをまざまざと見せつけられるレースとなりました。

1カ月間の中断期間が終わり、今季のJプロツアーもいよいよ後半戦を迎えました。

前半戦を強力な外国人選手を擁するTeam UKYOとマトリックスパワータグの後塵を拝する形となり、チームランキング3位で終えた宇都宮ブリッツェンにとって、シーズン後半戦の初戦で良い結果を手にして、この後の巻き返しのきっかけをつかみたいところです。

そこで、宇都宮ブリッツェンは上りに強い増田選手、鈴木譲選手、堀選手、城田選手ら4選手の上位進出に望みを託し、レースに臨みました。

道幅が狭くロードコンディションもあまり良くないことが考慮され、ニュートラルでのスタートとなったレースは2kmを過ぎる頃になると早速、強力な外国人選手7名が抜け出す展開となります。

プジョル、グアルディオラ、ウルタスン (Team UKYO)

トリビオ、プラデス (マトリックスパワータグ)

ガルシア、クロフォード (キナンサイクリング)

一方のメイン集団は、増田選手(宇都宮ブリッツェン)や堀選手(宇都宮ブリッツェン)、才田選手(レモネードベルマーレ)、田窪選手(マトリックスパワータグ)など上りに強い日本人選手勢が先頭に立ち、先行する外国人選手7名を追走する形となります。

レースも折り返し地点となる5kmを過ぎる頃になると、トリビオ選手(マトリックスパワータグ)がアタックを仕掛けたことで先頭7名も活性化。トリビオ選手(マトリックスパワータグ)の逃げは吸収されるもそのカウンターでプジョル選手(Team UKYO)がアタックを仕掛けるなどの動きを見せ、最終的に3名の選手が飛び出る形となります。

プジョル(Team UKYO)

トリビオ(マトリックスパワータグ)

ガルシア(キナンサイクリング)

グアルディオラ、ウルタスン(Team UKYO)

プラデス(マトリックスパワータグ)

クロフォード(キナンサイクリング)

メイン集団

その後、先頭はしばらく3名での展開が続きますが、少しずつガルシア選手(キナンサイクリング)が遅れていき、先頭はプジョル選手(Team UKYO)とトリビオ選手(マトリックスパワータグ)の2名となります。

そして、レースも残り3kmとなる7.7km地点で、プジョル選手(Team UKYO)がアタックを仕掛けてトリビオ選手(マトリックスパワータグ)を置き去りにし、独走態勢を築きます。

プジョル選手(Team UKYO)はその後も危なげない走りを続け、独走で優勝。第2戦伊吹山ドライブウェイヒルクライム、第12戦石川ロードに続きJプロツアー3勝目を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、増田選手と堀選手が持ち味の登坂力を発揮して先行する外国人選手勢を射程圏内に捕らえる走りを見せましたが、トップのプジョル選手(Team UKYO)と2位のトリビオ選手(マトリックスパワータグ)には1分以上届かず。増田選手が6位、堀選手が8位に入り、何とか日本人選手でのワンツーを死守してレースを終えました。

清水監督コメント

「今日のレースは残念と言いますか、実力通りの結果が出てしまったレースという印象です。各選手とも今現時点で持っているヒルクライムの最大能力に近い走りを見せてくれた中で、外国人選手、特にスペイン人選手勢が上位を独占するという悔しい結果となってしまいました。外国人選手に上位を独占されるという状況は、現時点での日本のレースレベルを如実に表していると感じています。ただ、今日のレースで上位に入った外国人選手たちは、本場と言われるヨーロッパでのボーダーラインと見ることもできるので、この選手たちを破ることができればヨーロッパのトップカテゴリーでも十分に渡り合えるということでもあると思っています。まずは、Jプロツアーに参戦しているこの外国人選手勢を倒していかなければその先はありませんので、また改めて実力アップを図っていかなければいけないと思っています。宇都宮ブリッツェンとしては夏の中断期間にしっかりとトレーニングを積んできていますが、急速に選手のレベルが上がるというのは難しい部分です。選手のコンディションは決して悪くはありませんので、一歩一歩ずつでもレベルアップして外国人選手勢に近づいていき、倒せるようにしっかりと戦っていきたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[JBCF みやだ高原ヒルクライム - JPT第14戦 - 10.7km - ]

1位 オスカル・プジョル (Team UKYO) 32m32s 19.72km/h

2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +37s

3位 リカルド・ガルシア (KINAN Cycling Team) +1m19s

4位 サルバドール・グアルディオラ (Team UKYO) +1m30s

5位 ジャイ・クロフォード (KINAN Cycling Team) +1m34s

6位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +1m52s

7位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) +2m00s

8位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +2m06s

9位 湊諒 (Team UKYO) +2m07s

10位 才田直人 (レモネードベルマーレレーシングチーム) +2m14s

18位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +3m38s

21位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +3m51s

34位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +5m31s

47位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +6m38s

88位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +10m26s

出走=106名/完走=106名

◆2015年Jプロツアー 個人ランキング

1位 畑中勇介 (Team UKYO) 7,933P

2位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 6,771P

3位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 6,382P

4位 オスカル・プジョル (Team UKYO) 6,110P

5位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 5,610P

6位 窪木一茂 (Team UKYO) 5,346P

◆2015年Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 29,493P

2位 マトリックスパワータグ 22,874P

3位 宇都宮ブリッツェン 19,068P

4位 那須ブラーゼン 12,220P

5位 KINAN Cycling Team 11,730P

6位 レモネードベルマーレサイクリングチーム 9,646P

ルビーレッドジャージ 畑中勇介 (Team UKYO)

 

ピュアホワイトジャージ 新城雄大 (那須ブラーゼン)


1
[選手たちが挑む頂は、悪天候の影響で厚い雲に覆われる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
2
[上位進出に期待がかかる増田選手が気負いをなくルーティンの作業を進めていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
3
[同じく上位が期待される鈴木譲選手がアップ前、束の間のコーヒーブレイクを愉しむ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
4
[スタートに向け念入りにウォーミングアップする選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
5
[着実にコンディションを上げる堀選手はクライマーとしての真価を見せたいところ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
6
[高湿度の天候でのアップに、阿部選手の身体からは大量の汗が滴り落ちる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
7
[検車を受けた後、スタートサインをする青柳選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
8
[スタート地点への移動を前に穏やかな表情を見せる選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
9
[6位フィニッシュの増田選手は、序盤のペースを抑え過ぎたのが痛かった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
10
[クライマーとしての真価を発揮した堀選手は8位でフィニッシュ]
11
[18位でフィニッシュした城田選手。上りで戦力になることを改めて証明した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
12
[上りでもスプリントでもシーズンを通して安定した走りを見せる鈴木譲選手は21位でゴール]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
13
[右手の怪我からの復調を感じさせる走りを見せた阿部選手は34位でフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
14
[今季は上りでも昨期以上の走りを見せる大久保選手は47位]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
15
[厳しい上りに苦しみ、88位でフィニッシュする青柳選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
16
[選手たちを苦しめた雨は、クリテリウムが行われる翌日も続く予報]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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