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2015/06/10

JPT第8戦 JBCF 栂池高原ヒルクライム

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[上:全日本選手権に向け尻上がりに調子を上げる増田選手は、2年連続で2位に入る走りを見せた]
[下:それまでのタイムを大幅に上回るコースレコードで連覇を飾ったホセビセンテ・トリビオ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

6月7日(日)に、2015年のJプロツアー第8戦「JBCF 栂池高原ヒルクライム」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
大久保陣
青柳憲輝
堀孝明
城田大和


2015年Jプロツアー第8戦となる「JBCF 栂池高原ヒルクライム」が、長野県栂池高原の特設ヒルクライムコース(全長17.1km/標高差1,200m/平均勾配7%/最大勾配10%)で開催され、先のツール・ド・熊野から尻上がりに調子を上げていることを証明する走りを見せつけていたホセビセンテ・トリビオ(マトリックスパワータグ)がコースレコードを大幅に短縮する独走で優勝。昨年に続き連覇を達成しました。

宇都宮ブリッツェン勢は、優勝したトリビオ選手(マトリックスパワータグ)から50秒遅れてしまったものの、増田選手が自己ベストまで2秒差に迫る走りで2位。さらに城田選手と鈴木譲選手が自己ベストを上回るタイムでそれぞれ6位と9位に入ってトップ10に3選手を送り込み、最低限の結果を残してレースを終えています。

ステージレース2連戦を戦い抜き、久しぶりのJプロツアーとなった宇都宮ブリッツェン。

宇都宮ブリッツェンは、これまで栂池高原ヒルクライムで2011年・12年と連覇を飾っているほか、昨年も2位に入っている増田選手を筆頭に、好調をキープする鈴木譲選手と城田選手をトップ10に送り込むことを念頭に、今レースが今シーズン初レースとなる堀選手も勝負に絡んでいくというプランでレースに臨みました。

レースはスタートから、ツール・ド・熊野で個人総合優勝を達成したプラデス選手(マトリックス)とチームメートのトリビオ選手(マトリックス)が先頭に立ってペースを上げていく展開となります。

宇都宮ブリッツェンは、復帰初戦の堀選手がこの動きに対応してつなぐと、その後を引き受ける形となった増田選手が5名の先頭集団でレースを展開させる形となります。

トリビオ、プラデス(マトリックス)

増田(宇都宮ブリッツェン)

土井(Team UKYO)

雨澤(那須ブラーゼン)

メイン集団

その後、先頭は増田選手(宇都宮ブリッツェン)とマトリックスの外国人選手2名となりますが、少しするとプラデス選手(マトリックス)が遅れ、トリビオ選手(マトリックス)と増田選手(宇都宮ブリッツェン)の2名が先頭に。早くも昨年のレースの再現か!?という展開となります。

しかし、ツール・ド・熊野でも圧倒的な走りを見せていたトリビオ選手(マトリックス)は、ここから更にペースアップ。増田選手(宇都宮ブリッツェン)を置き去りにして独走体制を築きます。

結局、レースはそのままトリビオ選手(マトリックス)が独走を続け、2011年に増田選手(宇都宮ブリッツェン)が記録したコースレコードを49秒上回るタイムで優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、増田選手がトリビオ選手(マトリックス)から50秒遅れてゴールとなったものの、かつて自分が記録したコースレコードからわずか2秒遅れとなるタイムで2位。さらに、城田選手が6位、鈴木譲選手が9位に入り、トップ10に3選手を送り込むという目標は達成。チームランキング首位を独走するTeam UKYOとのポイントを若干ですが縮めることに成功しています。

清水監督コメント

「今日のレースは、この先に控える全日本選手権に向けて選手全員の調子が上向いていることを実感ている中でのレースとなりました。結果としても、選手たちは実力通りの力を発揮してくれましたし、まずまずの結果だったと思っています。2位に入った増田選手は、コースレコードを記録した時よりも確実に平坦での速さも身に付けてきている中で、わずか2秒遅れという非常に良い状態であることが確認できました。優勝したトリビオ選手がケタ違いの強さだったという印象で、ツール・ド・熊野でも個人総合5位ながら“1番強かった”と言われる走りを見せていたので、今日も彼本来の走りが発揮されてきているな、と。これからのレースも強敵になるなと実感しました。チームとしては、トップ10に城田選手と鈴木譲選手を送り込むというプランを立てた中で、その2人が自己ベストのタイムを出してトップ10に入ってくれたことは良かったと思っています。ただ、上位をマトリックスに固められてしまったことは反省しなければいけない部分なので、次のレースからはしっかりと変えていかなければいけないと思っています。厳しいレースが続くと思いますが、チームとしてしっかりまとまって、この後のレースも戦っていきたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[JBCF 栂池高原ヒルクライム - JPT第8戦 - 17.1km - ]

1位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 47m31s 21.58km/h

2位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +50s

3位 安原大貴 (マトリックスパワータグ) +2m07s

4位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) +2m07s

5位 才田直人 (レモネードベルマーレレーシングチーム) +2m16s

6位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +2m23s

7位 田窪賢次 (マトリックスパワータグ) +2m33s

8位 土井雪広 (Team UKYO) +2m34s

9位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +2m42s

10位 山下貴宏 (シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAレーシングチーム) +3m06s

11位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +3m18s

30位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +5m40s

34位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +6m28s

61位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +10m41s

出走=86名/完走=85名

◆2015年Jプロツアー 個人ランキング

1位 パブロ・ウルタスン (Team UKYO) 4,567P

2位 畑中勇介 (Team UKYO) 4,413P

3位 窪木一茂 (Team UKYO) 3,936P

4位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 3,722P

5位 ホセビセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 3,316P

6位 オスカル・プジョル (Team UKYO) 3,310P

◆2015年Jプロツアー チームランキング

1位 Team UKYO 18,298P

2位 マトリックスパワータグ 14,214P

3位 宇都宮ブリッツェン 12,538P

4位 那須ブラーゼン 8,170P

5位 レモネードベルマーレレーシングチーム 6,444P

6位 AISAN Development Team 5,910P

ルビーレッドジャージ パブロ・ウルタスン (Team UKYO)

 

ピュアホワイトジャージ 新城雄大 (那須ブラーゼン)


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[当日は、北アルプスがはっきり望めるほどの快晴が朝から続いた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[9時のスタートに合わせ、選手たちは早朝から食事を摂って準備を進める]
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[今季、本来の走りが戻ってきた青柳選手が静かに準備を始める]
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[不得手のヒルクライムに向けて念入りにローラーでアップを続ける鈴木真理選手]
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[例年にない晴天に気温は上昇。清水監督も選手たちの補給の準備に追われる]
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[この日が今季初戦となった堀選手も、得意のヒルクライムで存在感を示そうとアップに熱が入る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[スタート直後から接戦が予想されるため、時間ギリギリまでアップが続く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[トップ10入りが期待される鈴木譲選手が、清水監督にスタートジェルを塗ってもらう]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[同じくトップ10入りを期待される城田選手が、極限まで集中を高める]
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[優勝候補の1人である増田選手が、JBCFオフィシャルのインタビューを受ける]
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[残雪と抜けるような青空、新緑がここにしかない景色を作り出すフィニッシュ地点]
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[自己ベストと遜色ないタイムで2位フィニッシュする増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[熊野で得た自信をこのレースでもしっかりと発揮した城田選手は6位でフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[その安定感ある走りが、常にチームに落ち着きを与える鈴木譲選手は9位]
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[復帰初戦ながらトップ10に肉薄する11位でフィニッシュした堀選手]
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[状態を確かめるように自分のペースで走りきった鈴木真理選手は30位でフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[すべてを出し切るような粘り強い走りが戻ってきた青柳選手]
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[昨年よりも着実に上りもこなせるようになった大久保選手が下山してチームピットへ戻る]
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