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2015年5月

2015/05/30

ツール・ド・熊野 第2ステージ

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[第2集団のゴールスプリントで10位に入った鈴木譲選手は、個人総合時間でも8位に順位を上げた]
[有力選手3名の上りゴールスプリントを制したプラデスが、リーダージャージも手に入れた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月28日(木)〜31日(日)の4日間に渡り、UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」が開催されています。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
大久保陣
青柳憲輝
城田大和


UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」の第2ステージが、国内有数の厳しい山岳コースとして知られる熊野山岳コースで開催され、3名に絞られたゴールスプリント勝負をマトリックスパワータグのベンジャミン・プラデスが制しました。

この結果、個人総合時間でもベンジャミン・プラデス(マトリックスパワータグ)が首位に立ち、名誉あるリーダージャージを獲得しています。

宇都宮ブリッツェン勢は終盤にできた4名の先頭集団を、増田選手と鈴木譲選手が第2集団で追走し続けましたが届かず。第2集団内でのゴールスプリントで鈴木譲選手が10位でフィニッシュ。個人総合時間で8位に順位を上げています。

個人総合時間を争う上で、最も重要なステージとなる第2ステージ。

宇都宮ブリッツェンは今レースで個人総合時間の上位を狙える増田選手と鈴木譲選手を勝負要因に据え、必ずと言っていい程できる逃げ集団には鈴木真理選手が入って先待ち、上りに強い城田選手が終盤の勝負どころまで増田選手と鈴木譲選手をサポート、終盤の勝負どころからは状況に応じて増田選手と鈴木譲選手のどちらかが勝利を狙うというプランで難関ステージに臨みました。

パレードスタートを終えてアクチュアルスタートが切られたレースは、各チームによる激しいアタック合戦で幕を開けます。

すると、10kmを過ぎた段階で4名の選手がメイン集団から飛び出して逃げ集団を形成。宇都宮ブリッツェンは当初のプラン通り鈴木真理選手を送り込むことに成功します。

鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)含む逃げ4名

↓ 約1分

メイン集団

レースはこの状況のまま1度目の丸山千枚田を通過し、この後はいよいよ、今ステージ最難関の上りである札立峠を迎えることになります。

その頃になると、メイン集団の選手もいい位置で札立峠に入ろうとペースアップし、逃げていた4名の選手を吸収して札立峠へと入っていきます。

札立峠に入ると、登坂力に秀でた選手たち20名ほどが集団前方を陣取る形となり、宇都宮ブリッツェンはその中に増田選手と鈴木譲選手が入り、有力選手たちの動きに目を光らせる形となります。

すると、KOMまで1kmほどの段階で山岳賞ジャージをキープしたい中根選手(愛三工業レーシング)が仕掛け、その動きにプラデス選手(マトリックス)とモニエ選手(ブリヂストンアンカー)が反応して3名が抜け出してKOMを通過します。

先頭の3名はそのまま札立峠の下りをクリアし、後ろの集団とのタイム差を20秒程度にまで広げます。

すると、そのタイミングで後方の集団からゴロドニチェフ選手(RTSサンティック)が単独でブリッジをかけて前を行く3名に合流、先頭は4名となります。

4名になった先頭集団は協調体制がとれ、ローテーションを繰り返しながら快調にレースを進めていきます。

中根(愛三工業レーシング)

モニエ(ブリヂストンアンカー)

プラデス(マトリックス)

ゴロドニチェフ(RTSサンティック)

↓ 約50秒

第2集団

第3集団

一方、増田選手と鈴木譲選手を含む後方集団は、先を行くメンバーが強力なことを警戒して追走のペースを上げようと試みますが、先頭に選手を送り込んでいるチームの選手が多いこともあり、なかなか協調体制がとれない状況が続きます。

それでも、追いつけば鈴木譲選手でのスプリント勝負で分があると判断した増田選手は、同じく先頭に選手を送り込めていないアヴァンティレーシングの選手に協力を仰いで追走を継続。最後はほぼ1人で集団を引く展開となりながらも追走を続けます。

しかし、強力な選手4名がそろい、きれいにローテーションする先頭集団を捕らえるには、1人では荷が重すぎ、勝負は勇気を持って飛び出した4名の選手に絞られることとなります。

フィニッシュ地点に姿を現した先頭集団は、中根選手(愛三工業レーシング)が少し遅れ、三つ巴の状態。互いに牽制をかけ合いながらのスプリント勝負となりましたが、TOJの南信州ステージでも勝利を飾っているプラデス選手(マトリックス)が見事に制しステージ優勝を飾り、リーダージャージの獲得にも成功しました。

宇都宮ブリッツェンは、第2集団で増田選手のアシストを受けた鈴木譲選手が10名ほどのゴールスプリントに臨み、10位でフィニッシュ。個人総合時間でもUCIポイント圏内の8位に順位を上げ、明日の最終ステージを迎えることになります。

清水監督コメント

「今日のレースは勝負どころで増田選手と鈴木譲選手の2名が残ってくれていい形で進めることができたのですが、それ以上に他チームが人数を残して我々を上回るレースをしてきたという印象です。逃げ切った選手たちは誰もが強い選手でしたが、レース勘の部分で我々より優れていたのかな、と。彼らが最初に先行したのは山岳ポイント手前でタイム差もそれほどなく、また、彼ら自身も逃げる気持ちもなかったと思うのですが、RTSサンティックのゴロドニチェフ選手が単独で追いついたことでレースの流れが大きく変わり、一気に先頭がペースアップする展開となりました。その段階で後ろの集団を引かなければいけない立場となったのは、我々とアヴァンティレーシング、そして単独でしたがホストチームであるキナンサイクリングのクロフォード選手だけという状況となってしまいました。複数人いるチームが我々とアヴァンティレーシングだけだったので協力して追いかけることになりましたが、それでも4対4のイーブンの状況で、さらに先行しているチームのブロックなどもあり、差を詰めるには至りませんでした。やはり、ゴロドニチェフ選手がブリッジをかけた段階でどちらか1人でも付いていけていれば、増田選手でも鈴木譲選手でも勝負になったでしょうし、最後のレース勘という部分は、今後さらに養っていかなければいけない部分だと感じました。ただ、増田選手は最後まで集団を引き倒して、1人になってからも先頭とのタイム差をキープしていたというのは、結果には現れない強さを存分に見せてくれた走りだったと感じています。今日の結果で鈴木譲選手が個人総合8位となり、前後の選手ともタイム差がほぼない状態なので、ボーナスタイムを狙うなど出来ることはあると思っていますので、明日の最終ステージもしっかり走りたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


◆[リザルト

[Tour de KUMANO UCI-2.2 - 第2ステージ 熊野山岳 - 119.2km - ]

1位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 2h46m20s 42.9km/h

2位 イリヤ・ゴロドニチェフ (RTSサンティックレーシングチーム) st

3位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) st

4位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) +20s

5位 西薗良太 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1m05s

6位 ホセヴィセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +1m05s

7位 ジャイ・クロフォード (キナンサイクリングチーム) +1m05s

8位 初山翔 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1m05s

9位 平塚吉光 (愛三工業レーシングチーム) +1m05s

10位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +1m05s

15位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +1m47s

31位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +7m12s

57位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +9m04s

58位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +9m33s

70位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +14m21s

出走=100名/完走=85名

個人総合時間 第2ステージ終了時

1位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 5h22m53s 43.4km/h

2位 イリヤ・ゴロドニチェフ (RTSサンティックレーシングチーム) +8s

3位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +10s

4位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) +31s

5位 ホセヴィセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) +1m16s

6位 ジャイ・クロフォード (キナンサイクリングチーム) +1m17s

7位 初山翔 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1m18s

8位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +1m18s

9位 平塚吉光 (愛三工業レーシングチーム) +1m18s

10位 西薗良太 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1m18s

15位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +2m01s

30位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +7m25s

55位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +9m15s

57位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +11m55s

65位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +14m31s

個人総合ポイント 第2ステージ終了時

1位 ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム) 35P

2位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 30P

3位 ティノ・ソメル (RTSサンティックレーシングチーム) 23P

個人総合山岳 第2ステージ終了時

1位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) 18P

2位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 14P

3位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 8P

チーム総合 第2ステージ終了時

1位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム 16h11m28s

2位 愛三工業レーシングチーム +17s

3位 チーム右京 +4m51s

5位 宇都宮ブリッツェン +7m49s

※出場チーム=20チーム

第3ステージ 各賞ジャージ着用者

リーダー・ジャージ(個人総合) ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ)

ポイント・ジャージ(ポイント賞) ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム)

KOM・ジャージ(山岳賞) 中根英登 (愛三工業レーシングチーム)
U23・ジャージ(新人賞) アイマン・カヤディ (ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム)


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[過酷なレイアウトの難コースに立ち向かう選手にとって、グリコのワンセコンドは強い味方だ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[初のステージレース帯同となる田村メカが、滞りなくバイクの準備を進める]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[最難関ステージを前に、あらゆる可能性を想定する清水監督]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[2年前に悔しさを味わったステージを迎え、雪辱を期してサインをする城田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[熊野倶楽部をパレードスタートしていく選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[プラン通り逃げに乗り、先待ちの体制を作った鈴木真理選手が千枚田を上っていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[夏を思わせる日差しが降り注ぐ丸山千枚田を、プロトンが上っていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[メイン集団前方を陣取り、千枚田の上りをクリアしていく選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[増田選手と鈴木譲選手が、国際レースの舞台でも存在感を放つ走りを見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[風光明媚な千枚田を色とりどりのチームカーが上っていくのも、このステージの名物]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[チームオーダー通りの逃げを決めた鈴木真理選手が千枚田の下りに差しかかる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[アヴァンティの監督に“強かった”と言わしめた増田選手と鈴木譲選手のコンビ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[第2集団のゴールスプリントでもがき続ける鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[他チームの協調を得られない中、最後は1人になりながらも第2集団を引き続けた増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[惜しくも第2集団から離脱してしまったが、次につながる走りを見せた城田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[上りも平坦もそつなくこなす力強い走りが戻ってきた青柳選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[プラン通りに序盤のレースを作った鈴木真理選手も無事にフィニッシュを迎える]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[厳しい山岳コースを走り切り、再び明日のスプリントに挑む大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[クールダウンを終えた選手たちは、休む間もなく次のステージへと向かう]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2015/05/29

ツール・ド・熊野 第1ステージ

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[上:前日のプロローグに続き、ヴァンデルプローグが自慢の脚を見せた]
[下:チーム最高位の14位でフィニッシュした城田選手だが、その顔に笑顔はない]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月28日(木)〜31日(日)の4日間に渡り、UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」が開催されています。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
大久保陣
青柳憲輝
城田大和


UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」の第1ステージが、和歌山県新宮市赤木川沿いのスピード系公道サーキットコース(1周16.3km)で開催され、前日のプロローグでも圧巻のスプリントを披露したアヴァンティレーシングチームのニール・ヴァンデルプローグが大集団のゴールスプリント勝負を制して優勝を飾り、個人総合時間リーダーの証であるイエロージャージをがっちりキープしました。

宇都宮ブリッツェン勢は、レース序盤から終盤までリーダーチームのアヴァンティレーシングや愛三工業レーシングらとレースをコントロールしましたが、最後のゴールスプリントで大久保選手を発射することができず。城田選手の14位が最上位でレースを終えています。

前日のプロローグを経て、この第1ステージからいよいよ本格スタートとなった今年のツール・ド・熊野。宇都宮ブリッツェンはこのステージを、最重要ステージとなる翌日の第2ステージを前にアドバンテージを作るためのステージと位置づけ。個人総合時間を狙う増田選手と鈴木譲選手、加えて鈴木真理選手と城田選手が10名弱の逃げに乗って逃げ切り勝利を狙いつつ、大集団でのゴールスプリントになった場合はチーム全員で大久保選手を集団先頭に引き上げて勝負というプランでレースに臨みました。

新宮駅前をスタートし、18kmのパレードランでアクチュアルスタート地点へとやって来たプロトンは、アクチュアルスタートが切られると早速、各チームによる激しいアタック合戦が繰り広げられる展開となります。

すると、カヤディ選手(ペガサスコンチネンタル)と椿選手(ブリヂストンアンカー)の2名が飛び出し、さらにそこにジャン選手(RTSサンティック)が合流して3名が集団からリードを奪いますが、程なくして吸収されます。

しばらくすると、集団からは5名の選手が飛び出し、宇都宮ブリッツェンはその中に増田選手を送り込むことに成功します。

増田(宇都宮ブリッツェン)

中根(愛三工業レーシング)

入部(シマノレーシング)

シェパード(チームガスト)

安原(マトリックス)

↓ 約20秒

メイン集団

この動きでメイン集団は活性化。次々と飛び出した5名にブリッジをかけようと選手たちが飛び出してペースが上がったことで、後方ではクラブチームの選手を中心に遅れる選手が出始める展開となります。

すると、小口の折り返しを過ぎた辺りで飛び出していた6名は追い上げてきた選手たちに吸収、さらに分断されて遅れていた後方集団も合流し、集団は再び一つになって周回を重ねていく展開となります。

レースも50kmを過ぎる頃になると、新人賞のホワイト・ジャージを着るジャマリディン選手(ペガサスコンチネンタル)が単独で飛び出し、メイン集団とのタイム差を広げていきます。

ジャマリディン(ペガサスコンチネンタル)

↓ 約30秒

メイン集団

するとメイン集団はこの単独逃げを容認。リーダーチームのアヴァンティレーシングがコントロールしてタイム差を1分弱に保ってレースを進行させる展開となります。

しばらくレースはこの形のまま進んでいきますが、終盤に差しかかってくると、リーダーチームのアヴァンティレーシングに加えて宇都宮ブリッツェンと愛三工業レーシングも集団コントロールに絡むようになり、少しずつ単独で逃げ続けるジャマリディン選手(ペガサスコンチネンタル)とのタイム差を縮めて吸収するタイミングを計り始めます。

レースも残り2周回となると単独で逃げ続けたジャマリディン選手(ペガサスコンチネンタル)は吸収され、レースは振り出しに。すると、それまでプロトンで鳴りを潜めていたブリヂストンアンカー勢が攻撃を開始し始めます。

このブリヂストンアンカーの攻撃で集団は崩壊。いくつかの集団に分断された状態でレースは進行していきます。

しかし、このブリヂストンアンカーの攻撃も結局実らず、最終周回に入ると集団は再び一つになってゴールスプリントに向けた各チームの位置取り合戦へとシフトしていく展開となります。

レースも残り距離が少なくなってくると、ホームチームのキナンサイクリング勢が積極的に集団先頭に出てレースをコントロールしようと試みますが、この動きに宇都宮ブリッツェン勢もしっかり対応してキナンサイクリングの後ろを陣取ってゴールスプリントへの態勢を整えていきます。

そして迎えたゴールスプリント。

コーナー手前まではいい形で隊列を組み、エースの大久保選手を引き上げることに成功した宇都宮ブリッツェンでしたが、2フィニッシュ手前のふたつのコーナーをクリアする際に大久保選手は次々と選手に被せられてしまい、抜け出す道を失ってしまいスプリントに絡めず。

逆に素晴らしい動きからスプリントに臨んだヴァンデルプローグ選手(アヴァンティレーシング)は勝利を確信して余裕のフィニッシュ。プロローグに続いて第1ステージも制し、個人総合時間のイエロージャージをきっちり守り抜きました。

宇都宮ブリッツェン勢は、ゴールスプリントに絡めなかった大久保選手が32位に沈んでしまい、城田選手の14位が最高位という結果でレースを終えています。

清水監督コメント

「今日のレースは全く上手くいかなかったレースとなってしまいました。序盤から積極的に攻めて集団の数を減らす動きはできていましたし、明日のステージでエースを担うことになる増田選手と鈴木譲選手の力があるということも確認できたのですが、他チームとの脚と思惑が揃わず形になりませんでした。最後のゴールスプリントに関しては、それまでチームでまとまった動きができていたのに肝心なところで集まって動けなかったということで、期待していただけに少し残念でした。ゴールスプリントに関しては、エースを担う大久保選手も、そしてチームとしても、まだまだ経験を積んでいかなければいけないなと感じています。ただ、きっちり経験を積んでいけば勝てるだけの実力が大久保選手にもチームにもあると思っていますので、今後も諦めずにチャレンジし続けていきたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

◆[リザルト

[Tour de KUMANO UCI-2.2 - 第1ステージ 赤木川清流 - 114.1km - ]

1位 ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム) 2h35m52s 43.9km/h

2位 綾部勇成 (愛三工業レーシングチーム) st

3位 ティノ・ソメル (RTSサンティックレーシングチーム) st

4位 小野寺玲 (那須ブラーゼン) st

5位 鈴木龍 (那須ブラーゼン) st

6位 吉田隼人 (マトリックスパワータグ) st

7位 福田真平 (愛三工業レーシングチーム) st

8位 野中⻯馬 (キナンサイクリングチーム) st

9位 ジャン・サン・ジャエ (RTSサンティックレーシングチーム) st

10位 パトリア・ラストラ (ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム) st

14位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) st

32位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) st

44位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st

54位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st

59位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) st

85位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +2m10s

出走=115名/完走=100名

個人総合時間 第1ステージ終了時

1位 ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム) 2h36m32s 43.9km/h

2位 綾部勇成 (愛三工業レーシングチーム) +7s

3位 ティノ・ソメル (RTSサンティックレーシングチーム) +7s

4位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +11s

5位 福田真平 (愛三工業レーシングチーム) +11s

6位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) +11s

7位 中村龍太郎 (イナーメ信濃山形) +12s

8位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +12s

9位 野中竜馬 (キナンサイクリングチーム) +12s

10位 ジャマリディン・ノバルディアント (ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム) +12s

42位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +14s

52位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +14s

55位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +15s

85位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +2m25s

個人総合ポイント 第1ステージ終了時

1位 ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム) 35P

2位 ティノ・ソメル (RTSサンティックレーシングチーム) 23P

3位 綾部勇成 (愛三工業レーシングチーム) 20P

個人総合山岳 第1ステージ終了時

1位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) 3P

2位 ホセヴィセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) 2P

3位 安原大貴 (マトリックスパワータグ) 1P

チーム総合 第1ステージ終了時

1位 愛三工業レーシングチーム 7h50m12s

2位 ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム +1s

3位 宇都宮ブリッツェン +1s

第2ステージ 各賞ジャージ着用者

リーダー・ジャージ(個人総合時間) ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム)

ポイント・ジャージ(ポイント賞) ティノ・ソメル (RTSサンティックレーシングチーム)

KOM・ジャージ(山岳賞) 中根英登 (愛三工業レーシングチーム)

 

U23・ジャージ(新人賞) ジャマリディン・ノバルディアント (ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム)


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[ポイント賞ジャージを着用した大久保選手がパレードスタートのため先頭に整列する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[18kmのパレード走行で赤木川沿いの周回コースへと向かう]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[熊野川の清流は、この日も選手たちにひと時の癒しを与える]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[プロトンの司令塔としてチームをけん引する鈴木真理キャプテン]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[明日の第2ステージに向けてアドバンテージを奪うべく、集団前方で好位置をキープする鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[集団の中切れに遭わないよう、集団前方をキープする大久保選手と城田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[前日のプロローグで好走を見せた青柳選手が、この日も光る走りを見せる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[のどかな田園風景をハイスピードで疾走するプロトン]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[レース終盤、リーダーチームと共に集団のコントロールを開始]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[最後の仕掛けどころを探り続ける鈴木譲選手と増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[KOMポイントを通過する増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[2年ぶりの熊野で進化した走りを見せる城田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[終盤に向けてペースアップする集団内で好位置をキープする増田選手と青柳選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[大久保選手は位置取り合戦で埋もれてしまい、スプリント勝負に絡めなかった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[好調をキープする城田選手は明日の第2ステージの走り次第で、新人賞ジャージを獲得できるチャンスがある]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2015/05/28

ツール・ド・熊野 プロローグ

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[上:昨年の自身のタイムを0.5秒更新するタイムでフィニッシュする大久保選手]
[下:国際レースで初の表彰台に上がった大久保選手は、明日の第1ステージをポイント賞ジャージを着て走る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月28日(木)〜31日(日)の4日間に渡り、UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」が開催されています。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
大久保陣
青柳憲輝
城田大和


UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」のプロローグが、新宮市内を流れる市田川沿いのテクニカルなショートコース(0.7km)で開催され、先のツアー・オブ・ジャパンで果敢な逃げを見せていたアヴァンティレーシングのニール・ヴァンデルプローグが、ただ1人50秒台となるタイムで走り切り、大会初日を勝利で飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢では、昨年の同コースで惜しくも表彰台を逃す4位でレースを終えた大久保選手がトップと0.53秒差の2位で表彰台を獲得しました!また、チーム第1出走者の青柳選手も長らくホットシートを温め続ける好タイムで6位に入ったほか、全選手がトラブルなく初日のプロローグを終えています。

清水監督コメント

「今日は、目標としているUCIポイントをゲットできていいスタートが切れたと思います。本来であれば大久保選手での優勝を狙っていたのですが、わずかに及ばず2位という結果でした。ただ、大久保選手は昨年のタイムから0.5秒早いタイムでフィニッシュしていますし、大久保選手もまだ成長段階であるということを考えれば、すごく良い走りだったと感じています。また、青柳選手もいい走りを見せてくれ、中堅選手2人が頑張ってくれたプロローグだったと思います。明日は、繰り下がりではありますが、ジャージを着用することもできますし、滑り出しは上々だと感じています。ほかの選手も調子は悪くないですし、チームの雰囲気もとてもいいので、明日・明後日とこの流れをつなげていきたいと思っています。」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

◆[リザルト

[Tour de KUMANO UCI-2.2 - Prologue Time Trial - 0.7km - ]

1位 ニール・ヴァンデルブローグ (アヴァンティレーシングチーム) 50s70 49.7km/h

2位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +0s53

3位 福田真平 (愛三工業レーシングチーム) +0s83

4位 ティノ・ソメル (RTSサンティックレーシングチーム) +1s26

5位 中村龍太郎 (イナーメ信濃山形) +1s48

6位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +1s89

7位 野中竜馬 (キナンサイクリングチーム) +1s90

8位 ジャマディリン・ノバルディアント (ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム) +1s90

9位 横山航太 (シマノレーシングチーム) +1s91

10位 吉田隼人 (マトリックスパワータグ) +2s02

49位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +3s67

63位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +4s23

67位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +4s41

73位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +4s58

出走=115名/完走=115名

個人総合時間 プロローグ終了時

1位 ニール・ヴァンデルブローグ (アヴァンティレーシングチーム) 50s 50.4km/h

2位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +1s

3位 福田真平 (愛三工業レーシングチーム) +1s

4位 ティノ・ソメル (RTSサンティックレーシングチーム) +1s

5位 中村龍太郎 (イナーメ信濃山形) +2s

6位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +2s

7位 野中竜馬 (キナンサイクリングチーム) +2s

8位 ジャマディリン・ノバルディアント (ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム) +2s

9位 横山航太 (シマノレーシングチーム) +2s

10位 吉田隼人 (マトリックスパワータグ) +2s

49位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +4s

63位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +4s

67位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +5s

73位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +5s

個人総合ポイント プロローグ終了時

1位 ニール・ヴァンデルブローグ (アヴァンティレーシングチーム) 10P

2位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +9P

3位 福田真平 (愛三工業レーシングチーム) +8P

4位 ティノ・ソメル (RTSサンティックレーシングチーム) 7P

5位 中村龍太郎 (イナーメ信濃山形) 6P

6位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) 5P

チーム総合 プロローグ終了時

1位 愛三工業レーシングチーム 2m36s

2位 ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム +1s

3位 宇都宮ブリッツェン +1s

4位 アタックチームガスト +1s

5位 アヴァンティレーシングチーム +1s

第1ステージ 各賞ジャージ着用者

リーダー・ジャージ(個人総合) ニール・ヴァンデルブローグ (アヴェンティレーシングチーム)

ポイント・ジャージ(ポイント賞) 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン)

U23・ジャージ(新人賞) ジャマディリン・ノバルディアント (ペガサスコンチネンタルサイクリングチーム)


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[スタートを前に、念入りにコース試走をする選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[チーム第1走者の青柳選手が集中を高めてスタートを待つ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[青柳選手は52秒59ののタイムで暫定トップに立つ]
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[長らくホットシートに座った青柳選手は、ホットシート前でクールダウンを行うことになった]
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[チーム2番手出走の鈴木真理選手がスタートを待つ]
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[鈴木真理選手は55秒28の73位でプロローグを終えた]
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[出走時間に合わせてウォーミングアップに熱を入れる城田選手]
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[2年ぶりの熊野で自身の成長と進化を示したい城田選手は54秒93の63位]
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[個人総合時間での上位進出に期待がかかる増田選手がスタートに向けて気持ちを高める]
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[決して得意ではない短距離のタイムトライアルでも、自身のベストを尽くす走りを見せた増田選手は55秒11の67位でフィニッシュ]
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[その存在がチーム戦略に幅をもたせる鈴木譲選手がスタートに備える]
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[スプリント、山岳どちらのステージでも活躍が期待される鈴木譲選手は54秒37の49位でフィニッシュ]
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[レース前から「狙っていく」と宣言していた大久保選手がスタートを待つ]
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[宣言通りの快走を見せた大久保選手は、着実に国内トップスプリンターへの階段を上り始めた]
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2015/05/25

ツアー・オブ・ジャパン 第7ステージ

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[上:UCIポイント獲得の最後のチャンスにチーム一丸となってレースを展開する]
[下:昨年の同レースで優勝したボニファジオが見事に連覇を飾った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月17日(日)〜24日(日)の8日間にわたり、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝


UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の最終ステージとなる第7ステージが、東京都の日比谷公園から大井埠頭の周回コースを回るオールフラットなスピードコースで開催され、最終的に集団でのゴールスプリントとなった勝負をランプレ・メリダのニッコロ・ボニファジオが制し、昨年に続き連覇を達成しました。

個人総合時間はミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリーズペトロケミカル)、個人総合ポイントはヴァレリオ・コンティ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)、個人総合山岳はラヒーム。エマミ(ピシュガマンジャイアント)、そしてチーム総合はピシュガマンジャイアントがそれぞれ獲得しています。

宇都宮ブリッツェン勢は、大久保選手でのゴールスプリント勝負1本に絞ってUCIポイントを獲得する最後のチャンスに懸けることを選択。同じく福田選手でのゴールスプリント勝負に懸ける愛三工業レーシングと協調体制を築いて強力スプリンター陣を擁する海外チーム勢との勝負に挑み、大久保選手がUCIポイント圏内の6位でフィニッシュ。最終ステージで今レース初のUCIポイントを獲得してツアー・オブ・ジャパンを終了しました。

宇都宮ブリッツェンの最終成績は、個人総合時間(最も名誉ある賞)で増田選手が2年連続日本人選手トップとなる総合16位、チーム総合時間12位という結果となりました。

清水監督コメント

「ゴールスプリントでのUCIポイント獲得というのは非常に難しいことなのですが、最後にUCIポイントを獲得することができました。バスツアーをはじめ、たくさんのファン・サポーターの方が応援に駆けつけてくださった中で、久しぶりに面白いレースでいいところをお見せできたと思っています。今日のレースは、同じくスプリンターを抱えている愛三工業レーシングと2チームで手を組んで引いていくという形でゴールスプリントに向けて動いて、他チームも例年になくゴールスプリントを狙っていてかなり混沌とした状況の中でも、全員が臨機応変に動いて大久保選手がUCIポイントを獲得してくれました。今回のTOJは平坦系のスプリントステージでは突出したチームがない反面、各チームの力が高いレベルで拮抗していましたが、その中に宇都宮ブリッツェンも入っていると言ってもいいレースを見せてくれたと感じています。ただ、それだけレベルが拮抗しているというのは同時にそれだけリスクも高まるということでもあって、宇都宮ブリッツェンも鈴木真理選手と阿部選手が落車に巻き込まれてしまいました。その代償として大久保選手がUCIポイントを獲得でき目標も達成できたのですが、複雑な感情でもあるのが正直なところです。とにかく、最後にいい感触をつかんでレースを終えることができましたので、いい形でツール・ド・熊野にも臨むことができると思っています」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


◆[リザルト

[ツアー・オブ・ジャパン UCI-2.1 - 第7ステージ 東京 - 112.7km -]

1位 ニッコロ・ボニファジオ (ランプレ・メリダ) 2h17m14s 49.1km/h

2位 ブレントン・ジョーンズ (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) st

3位 ニコラス・マリーニ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) st

4位 ボリス・シュピレフスキー (RTSサンティックレーシングチーム) st

5位 黒枝咲哉 (日本ナショナルチーム) st

6位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) st

7位 黒枝士揮 (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) st

8位 鈴木龍 (那須ブラーゼン) st

9位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) st

10位 土井雪広 (チーム右京) st

19位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st

39位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) st

56位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st

82位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) st

83位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) st

出走=89名/完走=89名

個人総合時間 第7ステージ終了時

1位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール (タブリーズペトロケミカルチーム) 16h17m33s 39.3km/h

2位 ラヒーム・エマミ (ピシュガマンジャイアントチーム) +24s

3位 ホセイン・アスカリ (ピシュガマンジャイアントチーム) +52s

4位 アミール・ザルガリ (ピシュガマンジャイアントチーム) +53s

5位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) +1m02s

6位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1m18s

7位 ディディエール・チャパッロ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +1m37s

8位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1m55s

9位 ガーデル・ミズバニ・イラナグ (タブリーズペトロケミカルチーム) +2m36s

10位 イリア・コシェヴォイ (ランプレ・メリダ) +2m38s

16位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +4m27s

41位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +23m37s

70位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +49m03s

71位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +50m38s

79位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +1h04m11s

84位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +1h09m02s

個人総合ポイント 第7ステージ終了時

1位 ヴァレリオ・コンティ (ランプレ・メリダ) 54P

2位 ルカ・ピベルニク (ランプレ・メリダ) 53P

3位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 47P

4位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 46P

5位 ブレントン・ジョーンズ (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 44P

6位 ニコラス・マリーニ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) 41P

個人総合山岳 第7ステージ終了時

1位 ラヒーム・エマミ (ピシュガマンジャイアントチーム) 25P

2位 チュン カイ・フェン (ランプレ・メリダ) 14P

3位 アミール・ザルガリ (ピシュガマンジャイアントチーム) 14P

4位 アルヴィン・モアゼミ (ピシュガマンジャイアントチーム) 13P

5位 ディラン・ガードルストーン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 12P

6位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール (タブリーズペトロケミカルチーム) 12P

チーム総合 第7ステージ終了時

1位 ピシュガマンジャイアントチーム 48h55m41s

2位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +8m11s

3位 アヴァンティレーシングチーム +11m00s

4位 ランプレ・メリダ +11m10s

5位 タブリーズペトロケミカルチーム 12m48s

12位 宇都宮ブリッツェン +1h00m15s
※出場チーム=17チーム


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[前日の雨予報が外れ、最終ステージに相応しい舞台が整った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[期間中、万全の体制で選手をサポートしたスタッフ陣が、最後まで完璧を目指してサポートを続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[スタッフ陣のサポート、ファンの声援に応えるためのラストステージに、ボルテージを上げる選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[大井埠頭には、今年も多くの観客が詰めかけて選手たちの走りに熱い声援を送った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[バスツアーをはじめ、多くのブリッツェンファン・サポーターも会場に駆けつけた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[UCIレースの激しい位置取り争いに、チーム全員で一丸となって挑む]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[今年のTOJを盛り上げたシティウィが、トリビオとともに逃げ続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[最後のスプリントに向けて、大久保選手を最高の形で引き上げようと奮闘する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[多くのファン・サポーターの支えがある限り、宇都宮ブリッツェンはまだまだ進化できる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2015/05/23

ツアー・オブ・ジャパン 第6ステージ

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[上:終盤の勝負をメイン集団で走りきった増田選手は個人総合日本人トップをキープ]
[下:勇気を持ってアタックを連発したコンティがステージ優勝を飾った]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月17日(日)〜24日(日)の8日間にわたり、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝

UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第6ステージが、上りと下りしかない日本CSCの特設コース(1周12.2km)で開催され、終盤に10名ほどに絞られた先頭集団の中から、何度もアタックをかけ続けて単独で抜け出したランプレ・メリダのヴァレリオ・コンティが優勝を飾りました。

また、個人総合時間では、ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリーズペトロケミカル)からのグリーンジャージ奪取を狙ったピシュガマンジャイアント勢が序盤から積極的に攻撃を仕掛け続け、一時はアミール・ザルガリ(ピシュガマンジャイアント)がバーチャルリーダーになるところまで追い上げましたが、最後はポルセイェディゴラコール(タブリーズペトロケミカル)がタイム差を奪還。見事にグリーンジャージを守り抜いて、最終ステージの東京へと駒を進めています。

宇都宮ブリッツェンは、終盤にできたメイン集団内で孤軍奮闘の走りを見せた増田選手が、ゴールスプリントで初山選手(ブリヂストンアンカー)に差されて日本人最高位は逃したものの、2番手となる15位でフィニッシュ。個人総合時間では前日の19位から16位に順位を上げて、明日の最終ステージを迎えています。

前日の第5ステージ富士山でイラン勢が圧倒的な力を見せつけ、個人総合時間のトップ4をイラン勢が独占することとなった今年のTOJ。ただ、1位のポルセイェディゴラコール選手(タブリーズペトロケミカル)と2位のエマミ選手(ピシュガマンジャイアント)とのタイム差は、わずか19秒。

さらに、5位のマンセボ選手(スカイダイヴドバイ)までのタイム差も1分06秒しか開いていないこともあり、実質的に個人総合時間争いのラストステージとなるこの伊豆ステージでも、激しい個人総合時間争いが繰り広げられることが予想されます。

宇都宮ブリッツェンは、個人総合時間で増田選手が日本人トップの19位にランクしているもののタイム差は4分10秒ついており、有力選手が個人総合時間争いを繰り広げる中でUCIポイント圏内にランクアップするのは難しい状況ということを考え、ステージ順位での上位進出の可能性に懸けることに。

増田選手と鈴木譲選手の2名は有力選手の動きを見ながら集団内で待機し、ワンチャンスに賭けてアタックを仕掛ける。残る選手は、翌日の東京ステージにきっちり進むことを念頭に大一番のステージに臨みました。

レースがスタートすると、早速各チームによるアタック合戦が繰り広げられますが、集団も活性化しており、なかなか逃げが決まらない状況が続きます。

そんな状況の中でも、しばらくすると6名の逃げ集団が形成され、メイン集団からリードを奪う展開を作り出します。

メフラバニアザル(ピシュマガンジャイアント)

ハディ(スカイダイヴドバイ)

内間、寺崎(ブリヂストンアンカー)

伊藤(愛三工業レーシング)

ウルタスン(チーム右京)

↓ 約25秒

メイン集団

その頃、宇都宮ブリッツェン勢は第4ステージの落車の影響を隠しきれない鈴木真理選手が集団から早くも脱落。青柳選手も落車に見舞われたものの何とか集団に復帰し、レースは序盤からその後の厳しさを予感させる立ち上がりとなります。

その後、逃げ集団にはヴァンデルプローグ選手(アヴァンティ)とゴロドニチェフ選手(RTSサンティック)が合流。さらにディボール選手(アヴァンティ)も合流し、逃げ集団は9名となります。

ディボール、ヴァンデルプローグ(アヴァンティ)

ゴロドニチェフ(RTSサンティック)

メフラバニアザル(ピシュマガンジャイアント)

ハディ(スカイダイヴドバイ)

内間、寺崎(ブリヂストンアンカー)

伊藤(愛三工業レーシング)

ウルタスン(チーム右京)

↓ 約40秒

メイン集団

レースも1/4を経過する頃となる30kmを過ぎる頃となると、メイン集団から飛び出した追走集団が形成され、逃げる9名を追いかける展開となります。

逃げ集団9名

↓ 約10秒

追走7名

↓ 約55秒

メイン集団

その後、追走集団は先頭集団に合流し、メンバーのシャッフルが繰り返されたのちに、逃げ集団は10名となります。

フェン(ランプレ・メリダ)

ディボール、ヴァンデルプローグ(アヴァンティ)

メフラバニアザル、モアゼミ(ピシュガマンジャイアント)

ハディ(スカイダイヴドバイ)

内間、寺崎(ブリヂストンアンカー)

伊藤(愛三工業レーシング)

ウルタスン(チーム右京)

↓ 約1分20秒

メイン集団

メイン集団はリーダーチームのタブリーズペトロケミカル勢が先頭に立ってコントロールを開始。逃げ集団とのタイム差を1分30秒ほどに保ったまま、レースは折り返し地点の60kmを過ぎていきます。

すると、落ち着きを見せていたメイン集団でも、動きが出始めます。チャパッロ選手(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)とザルガリ選手(ピシュガマンジャイアント)、トリビオ選手(マトリックス)が飛び出して逃げ集団の追走に入ります。

この動きに活性化したメイン集団は、少しずつペースアップ。このペースアップに堪えきれずに脱落する選手が続出する展開となります。

レースも後半戦となる70kmを過ぎると、追走の3名が合流した逃げ集団からも脱落する選手が出始め、逃げ集団は7名に。

チャパッロ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

ディボール(アヴァンティ)

ザルガリ、モアゼミ、メフラバニアザル(ピシュガマンジャイアント)

寺崎(ブリヂストンアンカー)

トリビオ(マトリックス)

↓ 約1分

メイン集団

個人総合時間で50秒差の4位につけるザルガリ選手をはじめとするピシュガマンジャイアント3名が入った逃げ集団を、リーダーチームのタブリーズペトロケミカル勢、個人総合時間で5位につけるマンセボ選手を擁するスカイダイヴドバイ勢が警戒。スカイダイヴドバイがコントロールする形で集団のペースを上げて、逃げ集団を吸収にかかります。

残り2周回となる9周回目に入ると、人数を減らしながらも追走の手を緩めないメイン集団がついに逃げ集団を吸収。さらにコンティ選手(ランプレ・メリダ)がアタックを仕掛けて抜け出すと、その動きにチャパッロ選手(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)とトリビオ選手(マトリックス)が反応し、新たに3名の先頭集団が形成されて最終周回に突入します。

最終周回に入ると、勢いを増したメイン集団に先行していた3名の選手は吸収されますが、コンティ選手(ランプレ・メリダ)は再度アタックを仕掛けて抜け出し、集団からリードを奪って独走します。

メイン集団からはツアーリーダーのポルセイェディゴラコール選手(タブリーズペトロケミカル)を含む9名が追走に出ますが、個人総合時間の上位選手を含む追走集団は思惑が絡み合い、牽制が繰り返されるためなかなかペースが上がりません。

結局、追走集団は単独で逃げるコンティ選手(ランプレ・メリダ)に追いつくことはできず。勇気を持って何度もアタックを仕掛け続けて抜け出したコンティ選手(ランプレ・メリダ)がステージ優勝を飾りました。

コンティ選手(ランプレ・メリダ)のゴール直後に現れた第1集団は個人総合時間上位陣のスプリントとなり、きっちりタイム差なしの8位でゴールしたポルセイェディゴラコール選手(タブリーズペトロケミカル)がグリーンジャージを守り抜きました。

宇都宮ブリッツェン勢は、レースが動き始めた終盤戦を終始メイン集団で走り続けた増田選手が第3集団内で15位フィニッシュ。この結果、個人総合時間も前日の19位から16位にランクアップ。残る5選手も全員無事に完走し、明日の最終ステージを迎えることとなりました。

清水監督コメント

「今日のレースは、チームとして想定していた通りの展開で、最後は増田選手、いけるようであれば鈴木譲選手も残って展開に絡んで上位に入るという形でレースに臨みましたが、実力が届かなかったなという形となりました。ただ、できる限りのことをして増田選手は15位に入ってくれましたし、できることは全てトライしてくれて、コンディションが上がってきていることを実感できましたので、次のツール・ド・熊野では望む結果を狙えるのではないかと感じています。他のメンバーに関しては、明日の東京ステージを意識して考えながら走ってもらって、全員が完走してくれました。鈴木真理選手の落車の影響が心配ではありますが、ここまでキャプテンに頼ってきてしまってもいるので、明日は他のメンバーでしっかりとUCIポイント獲得圏内を目指したいと思います。今日は関東に近付いてきたことで、たくさんのファン・サポーターの皆さんが応援に駆けつけてくださいました。皆さんの声援で選手たちは本当にキツい場面も耐えられたと思います。明日の東京ステージではバスツアーで応援に来てくださる方もいらっしゃいますし、皆さんの声援をしっかり力に変えてレースを走りきりたいと思います!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

◆[リザルト

[ツアー・オブ・ジャパン UCI-2.1 - 第6ステージ 伊豆 - 122.0km - ]

1位 ヴァレリオ・コンティ (ランプレ・メリダ) 3h26m58s 35.3km/h

2位 ルカ・ピベルニク (ランプレ・メリダ) +5s

3位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +5s

4位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) +5s

5位 トーマス・デイヴィソン (アヴァンティレーシングチーム) +5s

6位 ディディエール・チャパッロ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +5s

7位 ジャイ・クロフォード (キナンサイクリングチーム) +9s

8位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール (タブリーズペトロケミカルチーム) +9s

9位 ホセイン・アスカリ (ピシュガマンジャイアントチーム) +11s

10位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +11s

15位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +26s

46位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +14m04s

65位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +19m08s

75位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +23m54s

76位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +24m58s

84位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +27m15s

出走=94名/完走=89名

個人総合時間 第6ステージ終了時

1位 ミルサマ・ッポルセイェディゴラコール (タブリーズペトロケミカル) 14h00m39s 37.6km.h

2位 ラヒーム・エマミ (ピシュガマンジャイアントチーム) +24s

3位 ホセイン・アスカリ (ピシュガマンジャイアントチーム) +52s

4位 アミール・ザルガリ (ピシュガマンジャイアントチーム) +53s

5位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) +1m02s

6位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1m18s

7位 ディディエール・チャパッロ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +1m37s

8位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1m55s

9位 ガーデル・ミズバニ・イラナグ (タブリーズペトロケミカルチーム) +2m36s

10位 イリア・コシェヴォイ (ランプレ・メリダ) +2m38s

16位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +4m27s

42位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +23m37s

70位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +49m03s

71位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +50m38s

79位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +1h04m33s

85位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +1h09m02s

個人総合ポイント 第6ステージ終了時

1位 ヴァレリオ・コンティ (ランプレ・メリダ) 54P

2位 ルカ・ピベルニク (ランプレ・メリダ) 53P

3位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 47P

4位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 46P

5位 ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム) 35P

6位 アダム・フェラン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 33P

個人総合山岳 第6ステージ終了時

1位 ラヒーム・エマミ (ピシュガマンジャイアントチーム) 25P

2位 チュン カイ・フェン (ランプレ・メリダ) 14P

3位 アミール・ザルガリ (ピシュガマンジャイアントチーム) 14P

4位 アルヴィン・モアゼミ (ピシュガマンジャイアントチーム) 13P

5位 ディラン・ガードルストーン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 12P

6位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール (タブリーズペトロケミカルチーム) 12P

チーム総合 第6ステージ終了時

1位 ピシュガマンジャイアントチーム 42h03m39s

2位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +8m11s

3位 アヴァンティレーシングチーム +11m00s

4位 ランプレ・メリダ +11m10s

5位 タブリーズペトロケミカルチーム +12m48s

12位 宇都宮ブリッツェン +1h00m15s

第7ステージ 各賞ジャージ着用者

グリーン・ジャージ(個人総合) ミルサマ・ポルセイェディゴラコール (タプリーズペトロケミカルチーム)

ブルー・ジャージ(ポイント賞) ヴァレリオ・コンティ (ランプレ・メリダ)

レッド・ジャージ(山岳賞) ラヒーム・エマミ (ピシュガマンジャイアントチーム)

ホワイト・ジャージ(新人賞) イリア・コシェヴォイ (ランプレ・メリダ)


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[毎年多くの脱落者を生む難関ステージを前に、アップにも熱が入る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[第4ステージでの落車の影響をひきずる鈴木真理選手が出走サインをする]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[アップダウンの厳しいコースに苦しみながらも周回を重ねる阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[昨年このステージでレースを降りた悔しさを晴らす走りを見せる大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[数番の勝負どころに備えて集団内で走行する鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[鈴木真理選手の身体には、落車の影響が重くのしかかる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[有力選手勢によってペースアップした集団内で懸命の走りを見せる増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[集団から遅れてしまった選手も明日の東京ステージに向けてペダルを回し続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[難関ステージを走りきった選手たちは、最終ステージの地・東京を目指す]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2015/05/22

ツアー・オブ・ジャパン 第5ステージ

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[上:日本人トップの22位でフィニッシュした増田選手は、個人総合でも日本人トップをキープ]
[下:昨年塗り替えられたコースレコードを24秒上回る快走で優勝したエマミ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月17日(日)〜24日(日)の8日間に渡り、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

◆大会WEBサイトは[こちら

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝


UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第5ステージが、激坂として知られる静岡県小山町のふじあざみラインで行われ、ピシュガマンジャイアントチームのラヒーム・エマミが、昨年に驚異的なタイムで優勝したタブリーズペトロケミカルのミルサマ・ポルセイェディゴラコールとのマッチレースから抜け出し、コースレコードを24秒更新する38分27秒のタイムで優勝を飾りました。また、個人総合時間は、今ステージでは惜しくも2位となったものの、見事にタブリーズペトロケミカルのポルセイェディゴラコールが獲得しています。

宇都宮ブリッツェン勢では、ここまで個人総合時間で日本人トップの16位につけていた増田選手が、並み居る外国人選手勢に日本人でただ一人割って入る形で22位でフィニッシュ。順位は下げたものの、日本人選手トップをキープする個人総合19位につけています。

ツアー・オブ・ジャパンの総合成績を決める上で、最も重要と言っても過言ではない富士山ステージ。

後半にかけて“超”がつくほどの激坂で有名な、11.2kmのヒルクライムコースです。

レースがスタートすると、早速、第3ステージまでリーダージャージを着用していたシティウィ選手(スカイダイヴドバイ)がアタックを仕掛けて集団から飛び出していき、その動きに呼応するように、上りに強い各チームのエースとアシスト陣が一気にペースを上げていく展開となります。

この動きで集団はいきなり縦長に。どんどんと遅れる選手が出始め、先頭集団ではいきなり、有力選手同士による戦いの様相を呈します。

レースが4kmほど進むと先頭は15名ほどにまで絞られ、ピシュガマンジャイアントの選手が4名、タブリーズペトロケミカルの選手が3名入り、いきなり大本命のイラン人選手勢がレースを支配する展開となります。

先頭から30秒程度離れた集団内では、増田選手(宇都宮ブリッツェン)が粘りの走りを展開。強力な外国人勢を相手に、自分の限界値ギリギリのラインを保ってふじあざみラインを上っていきます。

一方の先頭集団は、一向に勢いが衰えない状態でレースを進行。そのペースに耐え切れなくなった選手が1人、また1人と千切れていきます。

すると、そのハイペースな先頭集団から、ザルガリ選手・アスカリ選手・エマミ選手のピシュガマンジャイアント勢3名と、ポルセイェディゴラコール選手(タブリーズペトロケミカル)が抜け出し、ピシュガマンジャイアント3名対タブリーズペトロケミカル1名のイランチーム同士の一騎討ちの状態となります。

人数をそろえて圧倒的に有利な状況のピシュガマンジャイアント勢は、まずザルガリ選手(ピシュガマンジャイアント)が先頭に立ってペースアップ。

続いて、後を受けたアスカリ選手(ピシュガマンジャイアント)がペースを上げ続け、単独で対応せざるを得ないポルセイェディゴラコール選手(タブリーズペトロケミカル)の脚を削り続けます。

そして、レースも残り3kmを切った地点に入ると、満を持してエマミ選手(ピシュガマンジャイアント)がアタックを仕掛けて、追いすがるポルセイェディゴラコール選手(タブリーズペトロケミカル)を置き去りにします。

エマミ選手(ピシュガマンジャイアント)は、残る距離を独走状態で走り切り、昨年にポルセイェディゴラコール選手(タブリーズペトロケミカル)が1分以上更新したコースレコードを、さらに24秒更新する38分27秒でフィニッシュし、見事にステージ優勝を飾りました。

コースレコードは塗り替えられてしまいましたが、ポルセイェディゴラコール選手(タブリーズペトロケミカル)は2位でフィニッシュし、リーダージャージを獲得することに成功しています。

宇都宮ブリッツェンは、増田選手が外国人選手がトップ30のほとんどを占める中で意地の走りを見せて、自己ベストタイムには若干及ばなかったものの42分27秒の22位でフィニッシュ。この結果、個人総合時間で順位は落としたものの、トップ20に日本人でただ1人ランクインする19位につけています。

清水監督コメント

[戦前の予想通り、イラン勢が圧倒的な強さを見せつけるレースとなりました。残り4kmに差し掛かろうかという段階で、イラン勢4選手が抜け出して後続を置き去りにするというレース展開になってしまったので、我々ももちろんですが、ヨーロッパから来ているチームも含めてイラン勢の勢いを止めることは難しいと感じるレースとなりました。ただ、そんな中でこのコースを得意とする増田選手が、胸椎骨折からの病み上がりの状態で、自己ベストに近いタイムで上ってきてくれたことは良い兆しだと思いますし、この後に続くツール・ド・熊野、そして全日本選手権に向けては好材料だと感じています。ツアー・オブ・ジャパンは明日の伊豆ステージが実質的に最後の個人総合時間争いの場になります。出場チームの戦力が拮抗し、レース全体のレベルが上がっているので、南信州ステージのように集団がばらけずに面白い展開なると思いますし、その方が宇都宮ブリッツェンにもチャンスがあると思ってもいますので、現状で持てる力を最大限発揮して、明日の伊豆ステージに臨みたいと思います]

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

◆[リザルト

[ツアー・オブ・ジャパン UCI-2.1 - 第5ステージ 富士山 - 11.2km -]

1位 ラヒーム・エマミ (ピシュマガンジャイアントチーム) 38m27s 17.4km/h

2位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール (タブリーズペトロケミカルチーム) +22s

3位 ホセイン・アスカリ (ピシュガマンジャイアントチーム) +37s

4位 ラミン・メフラバニアザル (ピシュガマンジャイアントチーム) +1m08s

5位 アミール・ザルガリ (ピシュマガンジャイアントチーム) +1m10s

6位 ベンジャミン・ディボール (アヴァンティレーシングチーム) +1m43s

7位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) +1m45s

8位 ガーデル・ミズバニ・イラナグ (タブリーズペトロケミカルチーム) +1m48s

9位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1m53s

10位 ディディエール・チャパッロ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +1m59s

22位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +4m00s

45位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +6m59s

60位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +10m51s

76位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +13m33s

85位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +14m56s

91位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +17m58s

出走=93名/完走=93名

個人総合時間 第5ステージ終了時

1位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール (タブリーズペトロケミカルチーム) 10h33m32s 38.4km/h

2位 ラヒーム・エマミ (ピシュガマンジャイアントチーム) +19s

3位 ホセイン・アスカリ (ピシュガマンジャイアントチーム) +50s

4位 アミール・ザルガリ (ピシュガマンジャイアントチーム) +50s

5位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) +1m06s

6位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1m26s

7位 ディディエール・チャパッロ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +1m41s

8位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +1m53s

9位 ガーデル・ミズバニ・イラナグ (タブリーズペトロケミカルチーム) +2m15s

10位 イリア・コシェヴォイ (ランプレ・メリダ) +2m17s

19位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +4m10s

39位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +9m42s

61位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +21m57s

72位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +31m39s

82位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +39m46s

87位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +45m17s

個人総合ポイント 第5ステージ終了時

1位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 33P

2位 ルカ・ピベルニク (ランプレ・メリダ) 33P

3位 アダム・フェラン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 33P

4位 ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム) 30P

5位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 30P

6位 ヴァレリオ・コンティ (ランプレ・メリダ) +29P

個人総合山岳 第5ステージ終了時

1位 ラヒーム・エマミ (ピシュガマンジャイアントチーム) 25P

2位 マッティア・ポッツォ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) 13P

3位 ディラン・ガードルストーン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 12P

4位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール (タブリーズペトロケミカルチーム) 12P

5位 チュン カイ・フェン (ランプレ・メリダ) 11P

6位 ホセイン・アスカリ (ピシュガマンジャイアントチーム) 11P

チーム総合 第5ステージ終了時

1位 ピシュガマンジャイアントチーム 31h42m26s

2位 タブリーズペトロケミカルチーム +4m41s

3位 アヴァンティレーシングチーム +6m30s

4位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +8m08s

5位 スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム +8m13s

11位 宇都宮ブリッツェン +27m16s

※出場チーム=17チーム

第6ステージ 各賞ジャージ着用者

グリーン・ジャージ(個人総合) ミルサマ・ポルセイェディゴラコール (タブリーズペトロケミカルチーム)

ブルー・ジャージ(ポイント賞) フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム)

レッド・ジャージ(山岳賞) ラヒーム・エマミ (ピシュガマンジャイアントチーム)

ホワイトジャージ(新人賞) イリア・コシェヴォイ (ランプレ・メリダ)


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[前日の落車の影響が心配される鈴木真理選手が、入念にストレッチを行いスタートに備える]

photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[スタート直前までバイクのポジションについて針谷メカと相談する阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[鈴木譲選手はステージ45位、個人総合で39位につける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[平坦から上りまでバランス良くこなす走りが戻ってきたことを証明する走りでステージ60位に入った青柳選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[落車の影響が心配された鈴木真理選手も76位で無事にフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[主役となるステージに向けて、力を蓄えつつ苦手ステージをクリアする大久保選手 ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[子供たちの声援を受けて難関ステージのゴールを目指す阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[日本人最上位選手として記者会見に応じる増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2015/05/21

ツアー・オブ・ジャパン 第4ステージ

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[上:有力選手同士の力勝負で一歩も引かぬ走りを見せた増田選手]
[下:マトリックスのプラデスがゴールスプリントの末今年のTOJ国内チーム初勝利を挙げた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月17日(日)〜24日(日)の8日間に渡り、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝


UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第4ステージが、登坂力とパワーを要求される長野県飯田市のジェットコースターのような公道周回コースで開催され、23人に絞られたゴールスプリント勝負をマトリックスパワータグのベンジャミン・プラデスが制しました。

宇都宮ブリッツェンは、個人総合時間で上位を狙える位置にいる増田選手が海外有力選手勢の動きに遅れをとることなくしっかり対応。終盤の勝負どころでもしっかり先頭集団をキープし続け、ゴールスプリントの末に18位でフィニッシュ。個人総合時間も昨日の23位から16位にジャンプアップさせています。

毎年、多くのリタイヤ選手が出ることで知られる、難易度の高い飯田の南信州ステージ。

今年は昨年の不安定な天候からはうって変わり、初夏の日差しが降り注ぐ晴天。朝の段階では少し肌寒さを感じたものの、例年通りに気温が上がれば過酷なサバイバルレースになることが予想されます。

宇都宮ブリッツェンは、個人総合時間で上位を狙える位置につける増田選手と鈴木譲選手は、個人総合を争う他チームの有力選手の動きに同調しながら終盤から始まる力勝負に備え、残る鈴木真理選手、阿部選手、大久保選手、青柳選手はタイミングとメンバーが合えば先逃げに乗ることを意識してレースに臨みました。

JR飯田駅前をスタートし、7.3kmのパレード走行を終えたプロトンは、アクチュアルスタートが切られると早速、上り区間でアタック合戦が繰り広げられる展開で幕を開けます。

すると、その動きで早くも集団から遅れ始める選手も現れ、予想通りのサバイバルレースなることを予感させます。

そうこうするうちに、メイン集団から内間選手(ブリヂストンアンカー)が単独で抜け出し、それを5名が追走する展開となります。

5名の中に宇都宮ブリッツェンは阿部選手が入り、内間選手(ブリヂストンアンカー)に合流。さらに数名の選手が合流し、9名の逃げ集団が形成される展開となります。

フェン(ランプレ・メリダ)

山本(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

ロエ(ドラパック)

ヴァンデルプローグ(アヴァンティ)

ハデミ(ピシュガマン)

内間(ブリヂストンアンカー)

ウルタスン(UKYO)

阿部(宇都宮ブリッツェン)

メイン集団

個人総合時間でトップから56秒遅れの15位につけるヴァンデルプローグが入ったこの逃げを、逃げの人数が多いこともあってリーダーチームのスカイダイヴドバイは警戒。メイン集団のペースを上げて追走に入ります。

スカイダイヴドバイ勢がコントロールしてペースアップしたメイン集団は、3周回を終えて4周回目に入る段階になると9名の逃げ集団を吸収。集団は一つになってレースは振り出しに戻ります。

しかし、5周回目に入る頃になると、2名の選手が集団から飛び出して抜け出すと、メイン集団もその動きを容認して2名の逃げが決まります。

コンティ(ランプレ・メリダ)

ガードルストーン(ドラパック)

↓ 約1分

メイン集団

2名の逃げ集団は最大で3分45秒程度にまでタイム差を広げて逃げ続けますが、レースも折り返し地点を過ぎて後半戦に入ってくると、徐々にメイン集団もペースを上げ始めて逃げる2名の追走に入ります。

この動きで、メイン集団からは遅れ始める選手たちが続出。集団はスリム化されながらも逃げる2名を追走し続けます。

宇都宮ブリッツェン勢はメイン集団に増田選手、鈴木譲選手、鈴木真理選手の3名が残り、ここから始まる本当の戦いに備える状態となります。

レースも終盤に差し掛かろうかという段階になると、メイン集団内での動きも活発化。山本選手・ニバリ選手(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)、エマミ選手(ピシュガマン)、西薗選手(ブリヂストンアンカー)、入部選手(シマノ)の5名の選手が、逃げる2名の選手の追走に入ります。

しかし、この追走は思惑が噛み合わず崩壊。エマミ選手(ピシュガマン)が単独で逃げる2名を追走し続ける展開となり、5名の選手の追走の動きでさらに活性化したメイン集団は、勢いを増して逃げ2名とのタイム差を縮めていく展開となります。

しかしここで、宇都宮ブリッツェンにまたしてもトラブルが襲いかかります。

8周回目のTOJコーナーで曲がり切れなかった選手に突っ込まれる形で鈴木真理選手が落車。その後、何とかレースには復帰しますが、少人数でのゴールスプリントを得意とする鈴木真理選手が離脱する形となってしまい、ステージ優勝の可能性が遠のく展開となってしまいます。

残り2周回に入ると、レース先頭では逃げ続けた2名に単独で追走していたラヒム選手(ピシュガマン)が合流。その3名を吸収しようとメイン集団がペースを上げてタイム差を縮めていく展開となります。

そして、ついに集団は先行する3名を吸収。ここから有力選手たちによる、本当の意味での戦いの火蓋が切って落とされます。

有力選手同士が互いの力をぶつけ合う形となった最終盤戦に入ると、いよいよ個人総合上位陣の動きが活発化。特に、個人総合5位のモニエ選手やルバ選手のブリヂストンアンカー勢が積極的な動きを見せたことで先頭集団も10人ほどに削られる展開に。

宇都宮ブリッツェンはその中に増田選手が残り、強力な海外勢に劣らない力強い走りでフィニッシュを目指す形となります。

その後、後方から選手が合流して20名程度となった先頭集団は、すべての選手の思惑が叶わないままゴールスプリントへと持ち込まれます。

フェラン選手(ドラパック)、ルバ選手(ブリヂストンアンカー)、プラデス選手(マトリックス)が横並びとなってフィニッシュラインに駆け込む形となったゴールスプリント勝負を制したのは、プラデス選手(マトリックス)。海外チーム勢が強さを見せつけてきた今年のツアー・オブ・ジャパンで、国内勢初調理となりました。

宇都宮ブリッツェンは、最終盤戦を先頭集団内で戦い抜いた増田選手がゴールスプリントの末に18位でフィニッシュ。この結果、個人総合時間でも順位を23位から16位に上げて、明日の最難関ステージである富士山を迎えることになりました。

清水監督コメント

「今回のツアー・オブ・ジャパンで初めて、本当の意味でのロードレースらしい厳しい展開になったステージだったと感じています。出場チームの全体的なレベルを考えた時に、総攻撃を仕掛けるのはなかなか厳しくて、少ないチャンスを狙いながら攻撃を仕掛けるという状況の中で、序盤に阿部選手が逃げに乗ってくれましたし、しっかりと攻撃は仕掛けられたと思っています。後半は増田選手と鈴木譲選手がどこまでいけるかという形で戦ってもらって、増田選手が最後の上りで先頭10人に残ってくれたのですが、その後の下りと平坦で後方から追い付いて来た選手に合流されてしまって20人程度のゴールスプリントになってしまいました。本来であれば、しっかり上れていた鈴木真理選手がその場に残っているはずでしたが、他選手の動きに巻き込まれて落車してしまって遅れてしまったのは、またしても残念な結果になってしまったな、という感じです。ただ、増田選手はいい走りを見せてくれましたし、他の選手も課題はありながらもしっかりと走りきってくれています。今年のツアー・オブ・ジャパンは飛び抜けて強いチームがなく戦力的には高いレベルで拮抗したレースになっていると思うのですが、その中でもしっかりとしたレースができていると思いますので、明日の富士山、明後日の伊豆と面白いレースができるのではないかという手応えを感じています」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

◆[リザルト

[ツアー・オブ・ジャパン UCI-2.1 - 第4ステージ 南信州 - 123.6km - ]

1位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) 3h08m31s 39.3km/h

2位 アダム・フェラン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) st

3位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) st

4位 ヴァレリオ・コンティ (ランプレ・メリダ) st

5位 ルカ・ピベルニク (ランプレ・メリダ) st

6位 エドガル・ピント (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) st

7位 トーマス・デイヴィソン (アヴァンティレーシングチーム) st

8位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) st

9位 ディディエール・チャパッロ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) st

10位 ホセヴィセンテ・トリビオ (マトリックスパワータグ) st

18位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st

42位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +2m31s

49位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +3m30s

65位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +12m43s

91位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +20m21s

92位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +20m50s

出走=96名/完走=93名

個人総合時間 第4ステージ終了時
1位 アダム・フェラン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 9h54m24s 39.8km/h

2位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) +2s

3位 ルカ・ピベルニク (ランプレ・メリダ) +9s

4位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +14s

5位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +15s

6位 ジャイ・クロフォード (キナンサイクリングチーム) +16s

7位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール (タブリーズペトロケミカルチーム) +19s

8位 アミール・ザルガリ (ピシュガマンジャイアントチーム) +21s

9位 イリヤ・ゴロドニチェフ (RTSサンティックレーシングチーム) +21s

10位 ディディエール・チャパッロ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +23s

16位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +51s

41位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +3m24s

51位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +9m05s

69位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +17m24s

82位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +28m00s

86位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +29m36s

個人総合ポイント 第4ステージ終了時

1位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 33P

2位 アダム・フェラン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 33P

3位 ルカ・ピベルニク (ランプレ・メリダ) 33P

4位 ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム) 30P

5位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 30P

6位 ヴァレリオ・コンティ (ランプレ・メリダ) 29P

個人総合山岳 第4ステージ終了時

1位 マッティア・ポッツォ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) 13P

2位 ディラン・ガードルストーン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 12P

3位 チュン カイ・フェン (ランプレ・メリダ) 11P

4位 ラヒーム・エマミ (ピシュガマンジャイアントチーム) 10P

5位 ティモシー・ロエ (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 10P

6位 マリオ・コスタ (ランプレ・メリダ) 9P

チーム総合 第4ステージ終了時

1位 スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム 29h44m47s

2位 ランプレ・メリダ +19s

3位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +29s

4位 アヴァンティレーシングチーム +46s

5位 ピシュガマンジャイアントチーム +1m15s

11位 宇都宮ブリッツェン +7m44s

第5ステージ 各賞ジャージ着用者

グリーン・ジャージ(個人総合) アダム・フェラン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング)

ブルー・ジャージ(ポイント賞) フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム)

レッド・ジャージ (山岳賞) マッティア・ポッツォ (ランプレ・メリダ)

ホワイト・ジャージ(新人賞) ルカ・ピベルニク (ランプレ・メリダ)


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[JR飯田駅前の広場に到着し、パレードスタートに向けて準備を進める選手たち]
photo(C):Tastuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[パレードランをする選手たちに、大勢の観客からの声援が贈られる]
photo(C):Tastuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[序盤にできた逃げ集団で存在感を放つ走りを見せる阿部選手]
photo(C):Tastuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[メイン集団内で有力選手たちの動きに備える鈴木真理選手と鈴木譲選手]
photo(C):Tastuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[メイン集団のペースアップに、少しずつ遅れ始める阿部選手と青柳選手]
photo(C):Tastuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[過酷なレイアウトにもきっちり対応し、昨季から成長した姿を見せる大久保選手]
photo(C):Tastuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[徐々に人数が削れていくメイン集団の先頭をきっちりキープする増田選手]
photo(C):Tastuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[落車に巻き込まれた鈴木真理選手を、針谷メカが素早い対応でレースに復帰させる]
photo(C):Tastuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2015/05/20

ツアー・オブ・ジャパン 第3ステージ

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[上:個人総合時間日本人トップをキープするスプリントを見せた増田選手]
[下:抜群のタイミングでスプリントを開始したマリーニが大集団スプリントを制した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月17日(日)〜24日(日)の8日間に渡り、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

◆大会WEBサイトは[こちら
◆Live!!!ブログレポートは[こちら

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝


UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第3ステージが、ハイスピード系コースとして知られている岐阜県美濃市の1周21.3kmの公道サーキットコースで開催され、約80人の集団スプリントをニコラス・マリーニ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)が見事に制しました。

宇都宮ブリッツェン勢は、大久保選手でのゴールスプリント勝負でのUCIポイント獲得を狙いましたが、大集団スプリント特有の激しい位置取り争いで埋もれてしまい36位。個人総合時間で日本人トップの22位につけている増田選手の32位が最高順位でレースを終えています。

新設された第2ステージのいなべステージで早くも個人総合時間争いに動きが出た今年のツアー・オブ・ジャパン。例年であればハイスピードバトルの末に集団ゴールスプリントが繰り広げられるこの美濃ステージでも、個人総合の順位を守ろうとするチームとステージ優勝を狙おうとするチームによる激しい主導権争いが巻き起こることが予想されます。

宇都宮ブリッツェンは、個人総合時間で上位を伺える位置にいる増田選手と鈴木譲選手を翌日の南信州ステージに向けて温存し、タイム差を失わなずにゴールすることを重視。

その一方で、今季好調の大久保選手をエーススプリンターに据え、最終周回の上りに鈴木真理選手と青柳選手が大久保選手を良い位置で送り込み、下りから最終ストレートまでを阿部選手が引いて大久保選手を発車して勝利を狙うというプランでレースに臨みました。

うだつの上がる街並みをパレードスタートし、4kmのパレード区間を経てアクチュアルスタートが切られたレースは、いきなり2名の選手がアタックを仕掛けて集団とのタイム差を一気に奪う展開となります。

ロエ(ドラパック)

フェルナンデス(マトリックス)

メイン集団

メイン集団はこの逃げを容認し、リーダージャージを抱えるスカイダイヴドバイがコントロールに入る展開に。

すると、30kmを過ぎようかという段階で、2名での逃げは得策ではないと判断したのか、フェルナンデス選手(マトリックス)は自ら集団に戻る動きを見せ、先頭はロエ選手(ドラパック)の単独逃げという展開になります。

スカイダイヴドバイがコントロールするメイン集団は、ロエ選手(ドラパック)を2分~2分30秒程度のタイム差で泳がせる形でレースは淡々と進んでいきます。

ロエ(ドラパック)

↓ 2分~2分30秒

メイン集団

レースも残り50kmを切る90kmを過ぎようかという段階になると、メイン集団が少しずつペースアップを開始して、単独で逃げ続けるロエ選手(ドラパック)を捕まえるタイミングを探りながらタイム差を縮めていく展開となります。

そして、レースも残り2周回に入った110kmの段階でロエ選手(ドラパック)は集団に吸収されて一つに。レースは振り出しに戻った状態で最終周回へと入っていきます。

最終周回に入ると、各チームともにゴールスプリントを意識しての位置取りを繰り返しながらレースを進めていく展開に。

宇都宮ブリッツェンも当初のプラン通り、上りに入る手前から鈴木真理選手と青柳選手が集団先頭でペースを上げ、集団をタテに伸ばす絶妙なアシストを見せ、大久保選手と阿部選手をいい位置で上りに送り込むことに成功します。

アシストを受けていい位置で上りに入った大久保選手と阿部選手でしたが、集団中央で上り区間をクリアしていたため、両サイドから上がってきた他チームの選手に被されてしまい、少しずつ集団内に埋もれてしまう展開に。

阿部選手が得意とする下りに入っても抜け出すルートをなかなか見つけ出せず、決して良いとは言えないポジションで最終コーナーをクリアしてフィニッシュへと続くストレートへと入っていきます。

そして、勝負は大集団でのゴールスプリントへ。

真っ先に仕掛けたのはジョーンズ選手(ドラパック)でしたが若干早掛けの感は否めず、その番手からタイミングを見て勢いよく飛び出したマリーニ選手(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)、シュピレフスキー選手(RTSサンティック)、パリーニ選手(スカイダイヴドバイ)に次々と交わされてしまいます。万全な状態で飛び出したマリーニ選手(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)が追いすがる選手たちを振り切り、見事にステージ優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、集団に埋もれてしまい厳しい位置からのスプリントとなってしまった大久保選手が実力を発揮し切れずに36でフィニッシュ。個人総合時間のタイム差を守るために単騎でスプリントに挑んだ増田選手のタイム差なし32位がチーム最高順位でレースを終えました。

この結果、増田選手は個人総合時間23位で日本人最高位をキープ。また、同じくタイム差なしの55位でフィニッシュした鈴木譲選手も個人総合時間で日本人4番手をキープして、明日の南信州ステージに挑むこととなっています。

清水監督コメント

「今日のレースは、ここまでの総合成績など全体を見てみて、恐らくスプリントになる可能性が高いと判断して大久保選手のスプリント一本でレースに臨みました。予想通りの展開のレースとなったので、チームとしてもその流れに合わせて最終局面まで大久保選手のスプリントに向けた動きができていたと思います。ただ、大久保選手も若干ですが経験不足の部分があって、国際レースでの激しく厳しい位置取りの中では力が一歩たりなかったかなという印象です。明日の第4ステージは、個人総合を争う選手たちも積極的に動いてくると思いますし、その後が持脚勝負の富士山ステージでもあるので、実力者たちの動きを上手く利用しながら、少ないチャンスを見つけ出して勝利を目指したいと思います。なかなか結果が出せていない状況では何も言えないというもどかしさを感じていますが、チームの調子は決して悪くありません。この後も一つひとつのステージを大切に戦っていきます」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


◆[リザルト

[ツアー・オブ・ジャパン UCI-2.1 - 第3ステージ 美濃 - 139.9km]

1位 ニコラス・マリーニ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) 3h32m18s 39.5km/h

2位 ポリス・シュピレフスキー (RTSサンティックレーシングチーム) st

3位 アンドレア・パリーニ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) st

4位 ブレントン・ジョーンズ (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) st

5位 ニッコロ・ボニファジオ (ランプレ・メリダ) st

6位 土井雪広 (チーム右京) st

7位 寺崎武郎 (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) st

8位 黒枝咲哉 (日本ナショナルチーム) st

9位 ヴァレリオ・コンティ (ランプレ・メリダ) st

10位 ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム) st

32位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) st

36位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) st

38位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) st

55位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st

92位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +3m54s

93位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +3m54s

出走=96名/完走=96名

個人総合時間 第3ステージ終了時

1位 ラファー・シティウィ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 6h45m36s 40.1km/h

2位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) +19s

3位 アダム・フェラン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) +23s

4位 ルカ・ピベルニク (ランプレ・メリダ) +26s

5位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +32s

6位 ジャイ・クロフォード (キナンサイクリングチーム) +33s

7位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +35s

8位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール (タブリーズペトロケミカルチーム) +36s

9位 アミール・ザルガリ (ピシュガマンジャイアントチーム) +38s

10位 イリヤ・ゴロドニチェフ (RTSサンティックレーシングチーム) +38s

23位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +1m08s

28位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +1m10s

71位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +4m58s

79位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +5m52s

81位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +7m57s

85位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +9m03s

個人総合ポイント 第3ステージ終了時

1位 ラファー・シティウィ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 27P

2位 ニコラス・マリーニ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) 25P

3位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 25P

4位ブレントン・ジョーンズ (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 24P

5位 ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム) 24P

6位 アンドレア・パリーニ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 22P

個人総合山岳 第3ステージ終了時

1位 マッティア・ポッツォ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) 13P

2位 ティモシー・ロエ (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 10P

3位 マリオ・コスタ (ランプレ・メリダ) 9P

4位 ソーフィアン・ハディ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 5P

5位 チュン カイ・フェン (ランプレ・メリダ) 4P

6位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 3P

チーム総合 第3ステージ終了時

1位 スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム 20h18m32s

2位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +29s

3位 NIPPO・ヴィーニファンティーニ +34s

4位 ドラパックプロフェッショナルサイクリング +45s

5位 アヴァンティレーシングチーム +46s

13位 宇都宮ブリッツェン +2m25s

※出場チーム数=17チーム

第4ステージ 各賞ジャージ着用者

グリーン・ジャージ(個人総合) ラファー・シティウィ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム)

ブルー・ジャージ(ポイント賞) ニコラス・マリーニ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

レッド・ジャージ(山岳賞) マッティア・ポッツォ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

 

ホワイト・ジャージ(新人賞) アダム・フェラン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング)


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[うだつの上がる街並みでパレードスタートを待つ選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[大勢詰め掛けた観客の声援を受けながらパレード走行する阿部選手と増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[100人近いプロトンが、長良川沿いの風光明媚なコースを進んでいく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[徐々に気温が上がっていくコンディションに柔軟に対応する青柳選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[ドラパックのロエ選手が単独で逃げ続ける展開が続く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[ゴールスプリントに向けて脚を温存しつつ、次の動きにも備える大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[単騎でスプリントに挑んで32位でフィニッシュした増田選手は、個人総合時間日本人トップをキープ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[最終周回のゴールスプリントに向けての動きを振り返る阿部選手と青柳選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[最後の上り手前の位置取りで抜群の動きを見せた鈴木真理選手が冷静にレースを振り返る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2015/05/19

ツアー・オブ・ジャパン 第2ステージ

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[上:パンクトラブルに見舞われながらも22位でフィニッシュした増田選手]
[下:最終周回に単独で飛び出し、独走勝利を飾ったシティウィ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月17日(日)〜24日(日)の8日間に渡り、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝


UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第2ステージが今年初開催となる三重県いなべ市の特設公道コースで開催され、終盤に14名の先頭集団から飛び出したスカイダイヴドバイプロサイクリングチームのラファー・シティウィが独走で優勝を飾り、名誉あるグリーン・ジャージに袖を通しました。

宇都宮ブリッツェン勢は、レース終盤に形成された14名の先頭集団に選手を送り込めず、増田選手の22位フィニッシュが最高位。この結果、増田選手は個人総合時間でも日本人最高位の22位となっています。

今年のツアー・オブ・ジャパンから新たに追加された新ステージである「いなべステージ」。全体的には細かなアップダウンが連続する上り基調区間と長い下りというレイアウトながら、KOMに向かう道幅の狭い激坂区間や同じく道幅の狭い下りヘアピンなど力とテクニックがモノを言うセクションも盛り込まれており、集団が分断される危険性もあるコースとも言えます。

また、昨年に圧倒的な力でTOJを制したタブリーズペトロケミカルをはじめとするイラン勢を警戒し、このステージから富士山ステージまでの3ステージで出来るだけタイム差を稼いでおきたいと考える個人総合狙いのチームが多く、ロードレースの幕開けとなるいなべステージから激しい主導権争いが繰り広げられることが予想されます。

宇都宮ブリッツェンは、これら個人総合狙いのチームが序盤から積極的に攻撃を仕掛けてくると踏んで、個人総合での上位を狙う増田選手と鈴木譲選手を中心に、鈴木真理選手、阿部選手、大久保選手、青柳選手もタイミングを合わせて積極的に逃げに乗っていくことを選択。ゴール争いでは鈴木譲選手と鈴木真理選手のスプリント力がある2人がステージ優勝を狙うというプランで初めてのコースに挑みました。

阿下喜駅前をスタートし、2.8kmのパレードを終えたプロトンは、アクチュアルスタートが切られると激しいアタックの応酬が繰り返される展開となります。

周回コースに入ると西薗選手(ブリヂストンアンカー)が集団から20秒ほど飛び出し、その10秒ほど後ろに4名の追走、さらにその10秒後方にメイン集団という形になりますが、程なくして西薗選手(ブリヂストンアンカー)と追走4名は吸収され集団は一つになります。

その後もメイン集団内では激しいアタックの応酬が繰り広げられる展開が続きますが、決定的な逃げは決まらず。しかし、この動きによって集団がタテに伸び縮みしたことによって、早くも集団から脱落する選手が現れる厳しい展開となります。

2周回を完了して3周回目に入ると、プロツアー経験者であるグセフ選手(スカイダイブドバイ)が単独で抜け出し、集団から20秒ほどのアドバンテージを奪いますが、程なくして吸収。

その後、鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)を含む9名の逃げ集団が形成され、メイン集団とのタイム差を20秒ほどまで広げる展開となります。

鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)

コスタ(ランプレ・メリダ)

山本(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

ガールストン(ドラパック)

クリスティー(アヴァンティ)

マンセボ(スカイダイヴドバイ)

内間(ブリヂストンアンカー)

入部(シマノレーシング)

プラデス(マトリックス)

↓ 約20秒

メイン集団

しかし、この逃げもレースがちょうど折り返し地点の65kmを迎える段階でメイン集団に吸収され、再び集団は一つになります。

70kmを過ぎる頃になると、ハディ選手(スカイダイヴドバイ)が単独で飛び出し、メイン集団から40秒程度のリードを奪って逃げを決めます。

さらに、メイン集団からはハディ選手(スカイダイヴドバイ)にブリッジをかけようとシュピレフスキー選手(RTSサンティック)が単独で追走に入る展開となります。

ハディ(スカイダイヴドバイ)

↓ 約50秒

シュピレフスキー(RTSサンティック)

↓ 約20秒

メイン集団

シュピレフスキー選手(RTSサンティック)は程なくしてメイン集団に飲み込まれますが、序盤から激しく厳しいレースが続いていたプロトンでは一旦牽制状態が続いて緩い空気が流れ、ハディ選手(スカイダイヴドバイ)とメイン集団という形でレースはしばらく落ち着きを見せます。

しかし、レースも残り30kmとなる100kmを迎える頃になると、牽制気味だったメイン集団が活性化し再びアタック合戦が始まって一気に集団のペースが上がる展開となります。

そうなると、単独で逃げ続けるハディ選手(スカイダイヴドバイ)とのタイム差はみるみる縮まっていき、ついには吸収されて集団は一つとなります。

残り2周回となる7周回目に入ると集団前方では勝負のアタックを仕掛ける選手たちの争いが激化していきますが、そのタイミングで増田選手がパンクに見舞われてしまい、すぐに集団に復帰したものの、道幅の狭い激坂区間を後方から上らざるを得ない苦しい状況となってしまいます。

上り区間を終える頃になると、有力選手ばかりが入った14名の先頭集団が形成され、いよいよ本当の勝負が始まることを予感させる状況となります。

ピベルニク(ランプレ・メリダ)

フェラン(ドラパック)

ニバリ、シャペロ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

ポルセイェディゴラコール(タブリーズ)

ザルガリ(ピシュガマン)

オブライエン(アヴァンティ)

マンセボ、シティウィ(スカイダイヴドバイ)

ゴロドニチェフ(RTSサンティック)

プジョル(UKYO)

ルバ、モニエ(ブリヂストンアンカー)

クロフォード(キナン)

↓ 約1分30秒

メイン集団

有力チームの有力選手が入ったこの先頭集団に選手を送り込めなかったのは、宇都宮ブリッツェン、愛三工業レーシング、マトリックスパワータグ、シマノレーシング、那須ブラーゼン、ジャパンナショナルの国内勢のみという苦しい状況に。

先頭集団に選手を送り込んでいないチーム勢は、愛三工業レーシングを中心に先頭を引いてメイン集団のペースを上げようと試みますが、当然ながら他チームの協調を得ることはできず、なかなかタイム差を縮められないまま最終周回へと突入していきます。

最終周回に入ると、先頭集団内でも勝利に向けた探り合いが繰り広げられるようになり、その中からシティウィ選手(スカイダイヴドバイ)が単独でアタックを仕掛けて抜け出します。

シティウィ選手(スカイダイヴドバイ)は残る距離を独走して優勝。さらに先頭集団13名のゴールスプリントもチームメートのマンセボ選手(スカイダイヴドバイ)が制し、スカイダイヴドバイが第2ステージでワンツーフィニッシュを飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢は、結果的に勝負どころとなった残り2周回に入った上り区間手前でパンクに見舞われてしまった増田選手が、集団に復帰して22位でフィニッシュ。セカンドエースの鈴木譲選手も同タイムの37位でフィニッシュしてTOJ初開催のいなべステージを終えています。

清水監督コメント

「今日は悔しい結果のレースとなってしまいました。前半はコースを知っている日本チーム勢が積極的に動いて、いい逃げもできてはいたのですが、決まりかけては潰されてというハードな展開が続きました。レースは中盤に中だるみをして、ゴールスプリントに持ち込みたいチームもあるかな?ということも考えながら選手たちも走ってくれていたと思います。しかし、最後の14名の先頭集団が形成される前の段階で増田選手がパンクしてしまい、集団復帰したのが上りの入口だったのですが、その上りで先頭集団が行ってしまったという、何とも言いようがないタイミングの悪さだったと感じています。先頭集団のメンバーは個人総合で上位に入ってくるであろう実力者ばかりが入った中で、今一歩、力が足りなかったかなとも感じています。今日は、日本チーム勢が序盤から積極的に動いてレースを厳しくしたことが、結果的に最後に有力選手だけが残ることにつながってしまったのかな、と。今年はこのいなべステージが追加され、そのステージでいきなり個人総合でタイム差がつく展開となったことで、この後は個人総合上位選手を抱えるチームは個人総合を、それ以外のチームはステージ優勝を狙っていくことになると思います。宇都宮ブリッツェンもステージ優勝を狙って、この後のステージを戦っていきたいと思っています」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMAPNY

◆[リザルト

[ツアー・オブ・ジャパン UCI-2.1 - 第2ステージ いなべ - 130.0km - ]

1位 ラファー・シティウィ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 3h10m06s 40.6km/h

2位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) +15s

3位 ルカ・ピベルニク (ランプレ・メリダ) +15s

4位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +15s

5位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール (タブリーズペトロケミカルチーム) +15s

6位 イリヤ・ゴロドニチェフ (RTSサンティックレーシングチーム) +15s

7位 アミール・ザルガリ (ピシュガマンジャイアントチーム) +15s

8位 ジャイ・クロフォード (キナンサイクリングチーム) +15s

9位 ディディエール・シャペロ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) +15s

10位 アダム・フェラン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) +15s

22位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +55s

37位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +55s

68位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +1m39s

73位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +4m34s

82位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +4m44s

85位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +7m45s

出走=100名/完走=96名

個人総合時間 第2ステージ終了時

1位 ラファー・シティウィ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 3h13m20s 40.7km/h

2位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) +20s

3位 アダム・フェラン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) +21s

4位 ルカ・ピベルニク (ランプレ・メリダ) +24s

5位 ダミアン・モニエ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +30s

6位 ジャイ・クロフォード (キナンサイクリングチーム) +31s

7位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) +33s

8位 ミルサマ・ポルセイェディゴラコール (タブリーズペトロケミカルチーム) +34s

9位 アミール・ザルガリ (ピシュガマンジャイアントチーム) +36s

10位 イリヤ・ゴロドニチェフ (RTSサンティックレーシングチーム) +36s

22位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +1m06s

27位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +1m08s

68位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +1m56s

73位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +4m56s

82位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +5m07s

84位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +7m55s

個人総合ポイント 第2ステージ終了時

1位 ラファー・シティウィ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 25P

2位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 20P

3位 ルカ・ピベルニク (ランプレ・メリダ) 16P

4位 トマ・ルバ (ブリヂストンアンカーサイクリングチーム) 14P

5位 アダム・フェラン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 13P

個人総合山岳 第2ステージ終了時

1位 マッティア・ポッツォ (NIPPO・ヴィーニファンティーニ) 7P

2位 マリオ・コスタ (ランプレ・メリダ) 5P

3位 ソーフィアン・ハディ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 5P

4位 フランシスコ・マンセボ (スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム) 3P

5位 チュン カイ・フェン (ランプレ・メリダ) 3P

団体総合時間 第2ステージ終了時

1位 スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム 9h41m38s

2位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +29s

3位 NIPPO・ヴィーニファンティーニ +34s

4位 ドラパックプロフェッショナルサイクリング +45s

5位 アヴァンティレーシングチーム +46s

13位 宇都宮ブリッツェン +2m25s

第3ステージ 各賞ジャージ着用者

グリーン・ジャージ(個人総合) ラファー・シティウィ(スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム)

ブルー・ジャージ(ポイント賞) フランシスコ・マンセボ(スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム)

レッド・ジャージ(山岳賞) マッティア・ポッツォ(NIPPO・ヴィーニファンティーニ)

ホワイト・ジャージ(新人賞) アダム・フェラン(ドラパックプロフェッショナルサイクリング)

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[阿下喜駅前をスタートし、いなべ市内をパレードする選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[道幅の狭い激坂区間を集団内でクリアしていく阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[遠くいなべ市の地でも熱心なファン・サポーターの声援が選手を励ます]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[集団内で安定した走りを見せる増田選手だったが、最悪のタイミングでパンクに見舞われる事態に]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[テクニカルな下りヘアピンをクリアしていく鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[終盤にパンクで遅れてしまったが、序盤から中盤に光る走りを見せた青柳選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[メイン集団のゴールスプリントでフィニッシュする増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[中盤に好メンバーの逃げ集団に入った鈴木真理選手だったが、残念ながらその逃げは潰されてしまった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2015/05/17

ツアー・オブ・ジャパン 第1ステージ

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[上:得意のタイムトライアルで日本人2番手の14位に入った阿部選手]
[下:コンマ6秒差ながら第1ステージを制したドラパックのジョーンズ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月17日(日)〜24日(日)の8日間に渡り、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝

UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第1ステージ(個人タイムトライアル)が、大阪府堺市の大仙公園周辺に設定された2.65kmの公道コースで開催され、ドラッパックプロフェッショナルサイクリングのブレントン・ジョーンズが最速ラップを叩き出して優勝を飾り、緑色のリーダージャージを手にしました。

宇都宮ブリッツェン勢は、タイムトライアルを得意とする阿部選手が日本人選手2番手となる14位、増田選手が3番手となる16位でフィニッシュ。他の4選手も全員がトップから20秒以内でゴールし、この後のステージに向けて無難なスタートを切っています。

清水監督コメント

「今年のツアー・オブ・ジャパンの初日を快晴の中で走ることができ、全員が無事に走り終えてくれたので、まずは良かったかなと思っています。第1ステージの前に行われた堺国際クリテリウムは、まずはタイムトライアルに全力を注ぐということで安全に走り終えることを念頭に臨みました。その中でも、地元出身の大久保選手にはリザルトを狙ってもらいたいところだったのですが、コースの特性上、チーム全員で隊列を組んで大久保選手を引き上げて発射してあげなければ、やはり勝負するのは難しいところでもあったので、まずは安全にフィニッシュするということを優先させました。タイムトライアルでは、阿部選手と増田選手の上位進出を狙って走ったのですが、昨年とほぼ同じような状況でレースを終えることになりました。阿部選手にはもう少し上位に食い込んでもらいたかったという欲もありますが、全選手が昨年とほぼ同等か上回るタイムでフィニッシュできていますので、この後のステージでも昨年以上の走りを見せることができるだろうという手応えを感じています。第2ステージ以降も頑張ります」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


◆[リザルト

[ツアー・オブ・ジャパン UCI-2.1/第1ステージ 堺/2.65km]

1位 ブレントン・ジョーンズ (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 3m19s17 47.8km/h

2位 ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム) +0s61

3位 トーマス・デイヴィソン (アヴァンティレーシングチーム) +1s15

4位 アダム・フェラン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) +1s59

5位 アンドレア・パリーニ (スカイダイヴドバイプロサイクリング) +1s96

6位 ピーター・コニング (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) +2s22

7位 テイラー・ガンマン (アヴァンティレーシングチーム) +2s87

8位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) +3s56

9位 ジェイソン・クリスティー (アヴァンティレーシングチーム) +3s77

10位 ティノ・ソメル (RTSサンティックレーシングチーム) +4s59

14位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +5s58

16位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +6s08

28位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +8s80

52位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +12s30

72位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +16s90

79位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +17s89

出走=100名/完走=100名

個人総合時間 第1ステージ終了時

1位 ブレントン・ジョーンズ (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 3m19s17 47.9km/h

2位 ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム) st

3位 トーマス・デイヴィソン (アヴァンティレーシングチーム) +1s

4位 アダム・フェラン (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) +1s

5位 アンドレア・パリーニ (スカイダイヴドバイプロサイクリング) +2s

6位 ピーター・コニング (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) +2s

7位 テイラー・ガンマン (アヴァンティレーシングチーム) +3s

8位 中根英登 (愛三工業レーシングチーム) +3s

9位 ジェイソン・クリスティー (アヴァンティレーシングチーム) +3s

10位 ティノ・ソメル (RTSサンティックレーシングチーム) +4s

14位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +5s

16位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +6s

28位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) +8s

52位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +12s

72位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) +17s

79位 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン) +18s

個人総合ポイント賞 第1ステージ終了時

1位 ブレントン・ジョーンズ (ドラパックプロフェッショナルサイクリング) 10P

2位 ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム) 9P

3位 トーマス・デイヴィソン (アヴァンティレーシングチーム) 8P

チーム総合 第1ステージ終了時

1位 ドラパックプロフェッショナルサイクリング 10m00

2位 アヴァンティレーシングチーム +1s

3位 スカイダイヴドバイプロサイクリングチーム +10s

4位 ランプレ・メリダ +16s

5位 宇都宮ブリッツェン +16s

第2ステージ各賞ジャージ着用者

●グリーン・ジャージ(個人総合)

ブレントン・ジョーンズ (ドラパックプロフェッショナルサイクリング)

●ブルー・ジャージ(ポイント賞)

ニール・ヴァンデルプローグ (アヴァンティレーシングチーム)

●ホワイト・ジャージ(新人賞)

トーマス・デイヴィソン (アヴァンティレーシングチーム)

Htc0943
[堺国際クリテリウムのスタートに向けて、高橋マッサーにジェルを塗ってもらう阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Htc0954
[大勢の観客の前でメディアの取材と撮影に応じるブリッツェンボーイズ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Htc4061
[クリテリウムはNIPPO・ヴィーニファンティーニのマリーニが制した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Htc1032
[第1ステージ前のチームプレゼンでは真理選手のトークで会場を沸かせた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Htc4114
[チーム1人目の出走となった青柳選手は、3分37秒06の79位でフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Htc4144
[1年ぶりに地元を走る大久保選手は3分36秒07で72位]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Htc4208
[チーム3人目で出走した鈴木真理選手は、3分31秒47の52でゴール]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Htc1107
[ビッグレースに合わせて怪我の治療をしてきた増田選手は3分25秒25で16位]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
Htc4347
[阿部選手は3分24秒75の好タイムを記録するも、トップ10には届かず]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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