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2015/01/14

関西シクロクロス第8戦 希望が丘

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[上:ゴールスプリントで差し切られて勝利を逃し、頭を抱える小坂選手]
[下:勝利とはならなかったが、本来の走りが戻ってきた小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

1月11日(日)に、関西シクロクロス第8戦「希望が丘」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手がエントリー。


関西シクロクロス第8戦が、滋賀県野洲市の滋賀県希望が丘文化公園で開催され、昨年12月の全日本シクロクロス選手権U23で初優勝を飾った横山航太選手(シマノレーシング)が僅差のゴールスプリントを制して優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手は、2番手で落ち着いてレースを展開して最終周回で先頭の横山選手を捕らえ、得意とするゴールスプリント勝負で勝利をほぼ手中に収めかけましたが、最後まで諦めずにペダルを踏み続けた横山選手(シマノレーシング)にフィニッシュラインで差されて2位という結果になっています。

小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)にとって、2015年の初戦となった関西シクロクロス第8戦「希望が丘」。

昨年12月の全日本選手権での悔しい敗戦、そして、屈辱の世界選手権の日本代表落選というドン底の状態から再起を果たし、今年の全日本選手権で必ず勝利を収めるという新たな目標を達成するためにも非常に重要なレースです。

レースは小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)がスタートダッシュを決め、先頭をキープ。続いて横山選手(シマノレーシング)、濱選手(SPEEDVAGEN)が続く形で始まります。

2周回目に入ると、先頭は小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)と横山選手(シマノレーシング)がパックになり、少し遅れて3番手に山本選手(弱虫ペダルシクロクロス)が単独で走行する展開となり、この状況は3周回目も続きます。

4周回目に入ると、階段区間に入る前の平坦区間で横山選手(シマノレーシング)がアタック。

階段区間をクリアした小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)もすかさず追走に入ろうとしますが、クリートに詰まった泥が落ちずにペダルが入らず、横山選手(シマノレーシング)が若干先行する形となります。

若干の遅れをとってしまった小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)でしたが、その状況にも焦ることなく落ち着いて対応。横山選手(シマノレーシング)とのタイム差を8秒程度に保ったまま周回を重ねていきます。

一方、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)の後方では、単独で3番手を走る山本選手(弱虫ペダルシクロクロス)が小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)とのタイム差を少しずつ縮めながら追い上げを図る展開となります。

レースはこの展開のまま終盤まで進みますが、9周回目終了時点になるとそれぞれのタイム差が縮んだ状態で最終周回を迎えることとなります。

横山(シマノレーシング)

↓ 2秒

小坂(宇都宮ブリッツェンCX)

↓ 9秒

山本(弱虫ペダルシクロクロス)

落ち着いたレース運びでタイム差を縮めた状態で最終周回を迎えた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は、コース中ほどのアップダウン区間でついに横山選手(シマノレーシング)をキャッチ。2名はパックとなってフィニッシュへと向かっていきます。

そして迎えたゴール勝負。

その手前の下り区間で横山選手(シマノレーシング)に前に出された小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は、得意のゴールスプリント勝負であれば先行しても勝利できると判断。そのまま先行する形でスプリントを開始します。

小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)のこの読みは見事に的中。番手についた横山選手の追い上げを抑えてフィニッシュライン手前まで完璧なスプリントを見せます。

後ろを振り返って横山選手(シマノレーシング)の位置を確認した小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は勝利を確信。ペダルを踏む脚を緩めて、久しぶりの勝利に手を挙げて応えようとします。

しかし、最後まで勝負を諦めずにスプリントを続けた横山選手(シマノレーシング)にフィニッシュライン上で小坂選手(宇都宮ブリッツェンCX)は差し切られ、ほぼ集中に収めていた勝利がスルリとこぼれ落ちる2位となりました。

小坂選手コメント

「3週間ほどレースが空いて迎えた、2015年最初のレース。ここまで苦しいシーズンを送っていたので、年末年始の間に身体も心もリセットして今日のレースに臨みました。レース内容は序盤から横山選手とのマッチレースという展開となりました。中盤に離されたものの、調子も良かったので落ち着いて冷静に追走することができました。イメージ通り終盤に追い付き、ゴール勝負が濃厚となったことで、スプリントに自信がある自分に有利な状況となりました。実際にゴールスプリントは脚もありましたし、横山選手の状況を冷静に見る余裕もありました。しかし、その余裕が仇となり、一瞬の気の緩みで差されてしまいました。レース内容が良かっっただけに、勝てなかったことが非常に悔しいですし、詰めの甘さを露呈してしまったことを恥ずかしく思います。ですが、シーズン終盤に向けて調子が上向いていることは確認できたので、残り2戦は絶対に勝つという気持ちで臨みたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

◆リザルト
[関西シクロクロス第8戦 希望が丘 - Category1 - 60m -]
1位 横山航太 (シマノレーシングチーム) 1h01m52s
2位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム) +01s
3位 山本和弘 (弱虫ペダルシクロクロスチーム) +11s
4位 島田真琴 (シマノドリンキング) +2m24s
5位 小坂正則 (スワコレーシングチーム) +2m30s
6位 門田基志 (TEAM GIANT) +3m59s
7位 松本駿 (TEAM SCOTT) +4m10s
8位 合田正之(cycleclub3UP) +4m15s
9位 兼子博昭 (スワコレーシングチーム) +4m21s
10位 濱由嵩 (SPEEDVAGEN CYCLOCROSS TEAM) +4m42s


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01
[2015年最初のレースに、新たな気持ちで臨む準備を進める小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
02
[スタートが近づくにつれ、引き締まった表情を見せる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
03
[狙い通りのスタートダッシュで集団先頭を確保する小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
04
[U23チャンピオンの横山選手と先頭パックでレースを進める展開が続く]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
05
[先頭で軽快にシケインをクリアしていく小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
06
[この日の小坂選手は、力強さが戻った走りで先頭パックを牽引する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
07
[階段区間などの担ぎセクションでも、力強い走りが光る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
08
[横山選手との先頭パックは後続を大きく引き離す]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
09
[抜群のバイクコントロールでコーナーをクリアしていく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
10
[この日の小坂選手は、力強い走りに加えて冷静なレース運びも光った]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
11
[横山選手との先頭パックはレース中盤に差しかかるまで続いた]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
12
[横山選手に引き離された後も、焦らず冷静な走りで追走の脚を緩めない]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
13
[観客の声援を受け、先行する横山選手を追走する小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
14
[最終周回に入る段階で、横山選手とのタイムを2秒差にまで縮める]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
15
[先行してスプリントを開始し、勝利は確実と思われたが…]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
16
[詰めの甘さから勝利を逃し落胆する小坂選手。だが、本来の走りは戻って来た]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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