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2014年12月

2014/12/24

2015年チーム体制について

宇都宮ブリッツェンの2015年チーム体制を発表いたします。
Top
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

新雪の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。

また、平素より弊社活動につきご理解ご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。

2015シーズンのチーム体制について、ご連絡致します。

2014シーズンに2年ぶりとなるJプロツアーチーム総合優勝を達成した8選手と2015シーズンも引き続き契約を結び、2015シーズンを戦う運びとなりました。

以下、廣瀬佳正GM及び清水裕輔監督と、選手8名体制でシーズンを戦います。

GM

廣瀬佳正 (ひろせよしまさ/37)

監督:

清水裕輔 (しみずゆうすけ/33)

選手:

鈴木真理 (すずきしんり/39/キャプテン)

増田成幸 (ますだなりゆき/31)

鈴木譲 (すずきゆずる/29)

阿部嵩之 (あべたかゆき/28)

大久保陣 (おおくぼじん/26)

青柳憲輝 (あおやなぎかずき/25)

堀孝明 (ほりたかあき/22)

城田大和 (しろたやまと/20/U23)
年齢は20141222日現在

Shinri
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

名前:鈴木真理 (すずきしんり)

出身地:神奈川県二宮町

生年月日:19741225(39)

170cm/60kg

2014年所属チーム:宇都宮ブリッツェン

戦歴:

2002年:全日本選手権ロードレース 優勝

2003年:アジア選手権ロードレース 優勝

2004年:アジア選手権ロードレース 優勝

2004年:アテネオリンピックロードレース 日本代表

2006年:Jツアー(現:Jプロツアー) 年間総合優勝

2007年:Jツアー(現:Jプロツアー) 年間総合優勝

2009年:Jサイクルツアー(現:Jプロツアー) 年間総合優勝

2013年:Jプロツアー 年間総合3

2014年:Jプロツアー南紀白浜TTT 優勝

2014年:Jプロツアー西日本ロードクラシック 2

2014年:ツール・ド・北海道(UCI-2.2) 総合9

2014年:Jプロツアー 年間総合8

鈴木真理選手コメント:

「今季に関してはチームとして7勝を挙げる事ができましたし、Jプロツアーでチーム総合優勝も獲ることができたので、良いシーズンになったと感じています。来季も、自分自身の目標はファン・サポーターの皆さんやスポンサー・支援者の皆さんに喜んでもらうことに変わりはありません。そのために自分は時に影の存在になったとしても、チームとして結果を残していきたいと思っています。来季は40歳で迎えるシーズンですが、やはり2年前に負った大腿骨骨折が大きな分岐点になったと感じています。そこから、どうやったら強くなれるか、どうやってかつての自分を超えられるかということに今も取り組んでいます。今までやらなかったトレーニング方法を取り入れる中で、新しい自分を発見できてもいるので、個人的にはまだまだいけるなと感じているところです。来季も契約してもらえたということは、鈴木真理という選手がまだチームから必要とされているということだと思いますし、自分としてはしっかりと準備をしてチームに貢献するだけだと思っています。来季はJプロツアーで連覇を目指すのはもちろんですが、6月の全日本選手権でチームとしてしっかり結果を残すということを目標にしたいと思っています。今のチームが置かれた状況を考えても、また、今のメンバーを見ても獲らなければいけないタイトルだと思っています」


Masuda
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

名前:増田成幸 (ますだなりゆき)

出身地:宮城県仙台市

生年月日:19831023(31)

176cm/61kg

2014年所属チーム:宇都宮ブリッツェン

戦歴:

2011年:全日本選手権ロードレース 5

2011年:Jプロツアー栂池高原ヒルクライム 優勝

2011年:Jプロツアー富士山ヒルクライム 優勝

2011年:JプロツアーTTチャンピオンシップ 優勝

2011年:Jプロツアー 年間総合2

2012年:Jプロツアー栂池高原ヒルクライム 優勝

2012年:Jプロツアー富士山ヒルクライム 優勝

2012年:全日本選手権ロードレース 2

2012年:Jプロツアー石川ロード 優勝

2012年:ツール・ド・北海道(UCI-2.2) 総合4

2012年:Jプロツアー 年間総合優勝

2013年:全日本選手権ロードレース 3

2014年:Jプロツアー南紀白浜TTT 優勝

2014年:ツアー・オブ・ジャパン(UCI-2.1) 総合10

2014年:ツール・ド・熊野(UCI-2.2) 総合10

2014年:Jプロツアー栂池高原ヒルクライム 2

2014年:Jプロツアー富士山ヒルクライム 優勝

2014年:Jプロツアー石川ロードレース 3

2014年:全日本選手権ロードレース 8

2014年:Jプロツアー 年間総合2

2014年:ツール・ド・おきなわ(UCI-1.2) 優勝

増田選手コメント:
「無事に契約することができ、来季も宇都宮ブリッツェンの一員として新たな歴史の1ページを作りたいという気持ちで満ち溢れています。今季は最後の最後にツール・ド・おきなわで優勝することができて全てを発散できたという部分はありますが、途中までは個人的にストレスも溜まるレースが続きました。Jプロツアーで総合優勝するということは、20日間ぐらいのステージレースで優勝することと同じようなもので、時にポイント争いの方を優先させるレースも出てきてしまうものです。Jプロツアー後半戦でもレース毎に優勝を重ねていくためには、ポイント争いである程度ポイント差が離れているかぶっちぎりで強いかのどちらかが必要です。来季はメンバーも変更なく、このオフ期間も若い選手たちが厳しいオフトレーニングを積めていますので、若い選手たちがレベルアップした来季は、今季以上のいいレース運びができるんじゃないかなと楽しみにしています。それと同時に、ライバルチームが新外国人選手を補強したり新しいチームが新規参入したりと、Jプロツアーもさらにレベルアップすると感じています。ただ、自分にとってはそれはすごくありがたいことですし、強力な選手やチームを倒したいというモチベーションで自分もさらに進化できると思っています。個人的には、レース一つひとつを大切に戦ってより多くの勝利を挙げたいということが大前提ですが、全日本選手権、ジャパンカップ、UCIレースなどの大きいレースは自分の中でも特別なレースなので、しっかりとコンディションを合わせて良い結果を出せるように頑張りたいと思います」

Yuzuru
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

名前:鈴木譲 (すずきゆずる)

出身地:神奈川県川崎市

生年月日:1985116(29)

170cm/57kg

2014年所属チーム:宇都宮ブリッツェン

戦歴:

2008年:Hong Kong Shanghai (UCI-2.2) 総合7

2009年:ツール・ド・熊野 (UCI-2.2) 総合9

2010年:ツール・ド・熊野 (UCI-2.2) 山岳賞

2010年:Tour of Fhilippines (UCI-2.2) ステージ3

2010年:Jプロツアー加東ロードレース 2

2010年:Jプロツアーみやだロードレース 3

2011年:全日本選手権ロードレース 6

2011年:Jプロツアー修善寺ロードレース 優勝

2011年:Jプロツアーロードチャンピオンシップ 2

2011年:Tour de Taiwan (UCI-2.2) 総合8

2011年:Jプロツアー 年間総合3

2012年:Jプロツアー下総クリテリウム 優勝

2012年:西日本チャレンジロードレース 優勝

2012年:ツアー・オブ・ジャパン (UCI-2.2) 総合6

2012年:シマノ鈴鹿国際ロードレース 3

2014年:Jプロツアー南紀白浜TTT 優勝

2014年:Jプロツアー東日本ロードクラシック 優勝

2014年:Jプロツアーいわきクリテリウム 2

2014年:Jプロツアーおおいたいこいの道クリテリウム 2

2014年:Jプロツアー 年間総合3

鈴木譲選手コメント:
「来季の契約も終わってホッとしたと同時に、また来季も頑張ろうという気持ちです。今季は、チームとして目標に向かって進んでいきたいという気持ちがあった中で移籍をしてきて、チーム内で目標を共有して切磋琢磨できているという感覚がシーズンを通してありました。来季もまたチーム内で競い合って強くなっていけたらなと思っています。個人的にも、シーズン後半のランキングを意識したガチガチの戦いの中で、これまでよりも自分の意見を言うようになったと思いますし、理想とする展開に向けてのプロセスという部分をより深く議論できるようにもなったと思っていて、結果を出せる選手としての力を少しずつ貯えられていると感じているので、来季もさらにその力を貯えていきたいと思えるようになったのが収穫でした。来季は、今季のJプロツアー個人ランキング3位を上回る成績や全日本選手権優勝という具体的な目標もありますが、今季以上に噛み合ったレースを増やしたいという目標が個人的にはあります。チームとして噛み合った上での力勝負ができれば、たとえ負けても新たな課題を見つけることもできますし、成長もできる。それ以上に、今のメンバーが噛み合ってチームとして機能できればJプロツアーでの結果もおのずとついてくると思いますし、全日本選手権や国際レースでも結果を手にすることができると思っています」

Abetaka
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

名前:阿部嵩之 (あべたかゆき)

出身地:北海道古字郡

生年月日:1986612(28)

2014年所属チーム:宇都宮ブリッツェン

戦歴:

2009年:Jプロツアー飯田ロードレース 優勝

2011年:Jプロツアー輪島ロードレース 優勝

2012年:Molenbeek-Wersbeek (BEL) 優勝

2012年:Wiederweekend Buchten (NED) 優勝

2012年:Houthalen-Helchteren (BEL) 3

2012年:Ronde van Pijnacker (NED) 3

2013年:Jプロツアー南紀白浜TTT 優勝

2013年:Jプロツアー石川ロードレース 優勝

2013年:ツール・ド・北海道 (UCI-2.2) 山岳賞

2014年:西日本チャンレンジロードレース 優勝

2014年:Jプロツアー南紀白浜TTT 優勝

2014年:全日本選手権個人TT 4

2014年:Jプロツアー湾岸クリテリウム 優勝

2014年:ジャパンカップ (UCI-1.HC) 山岳賞

2014年:Jプロツアー知多半島・美浜クリテリウム 優勝

2014年:Jプロツアー 年間総合7

阿部選手コメント:
「宇都宮ブリッツェンで2シーズン目を迎えることができて、とてもうれしく思います。今季は、Jプロツアーでは個人2勝という目標を掲げてそれを達成することはできましたし、チーム総合優勝も達成することができたので概ね良かったと感じています。ですが、個人的に一番の目標としていた全日本選手権個人TTではまったくいい結果が出せなかったので、そこは残念に思っています。今年は移籍1年目で新しい環境に慣れる、チームメートそれぞれの走りを知るということも重要な1年でした。2年目となる来季は、それらがすべて自分のものになった中でスタートを切れるので、今季以上の結果を求めなければいけないと思っています。Jプロツアーも今季以上にレバルが上がるとは思いますが、積み上げたチームワークでよりレベルが高い部分での争いができると感じていますし、そういった争いをしなければいけないとも感じています。個人的には、来季も全日本選手権個人TTを1番の目標にしています。何とか全日本選手権個人TTのタイトルを獲って、ナショナルチャンピオンジャージを寝たきりになってしまっている祖父に見せてあげたいと強く思っています」

Jin
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

名前:大久保陣(おおくぼじん)

出身地:大阪府堺市

生年月日:1988108(26)

184cm/66kg

2014年所属チーム:宇都宮ブリッツェン

戦歴:

2012年:ツール・ド・北海道 (UCI-2.2) ステージ4

2013年:Jプロツアー白浜クリテリウム 3

2014年:Jプロツアー南紀白浜TTT 優勝

2014年:Jプロツアー白浜クリテリウム 優勝

2014年:Jプロツアーいわきクリテリウム 3

大久保選手コメント:

 

「このチーム、そしてこのメンバーで来季も走れるということで、とてもうれしいです。今季はJプロツアーの白浜クリテリウムでプロ初優勝を挙げることができ、たくさんの方に喜んでいただけたので“このチームで優勝できて良かった”と思った反面、シーズン中盤は納得できる走りもできずチームにも貢献できないレースが続いたので、チームは優勝しましたが個人的にはいいシーズンとは言えない内容だったと感じています。来季はいい走りでチームに貢献できるよう、このオフもトレーニングをしっかりと重ねて、いい形でシーズンインできるようにしたいと思っています。来季はJプロツアー2勝を挙げることを目標に、UCIレースやジャパンカップクリテリウムも積極的に狙っていきたいと思っています」


Yanagi
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

名前:青柳憲輝 (あおやなぎかずき)

出身地:栃木県宇都宮市

生年月日:1989221(25)

174cm/64kg

2014年所属チーム:宇都宮ブリッツェン

戦歴:

2011年:台湾カップ 優勝

2012年:国民体育大会ロード 2

2014年:Jプロツアー南紀白浜TTT 優勝

青柳選手コメント:

 

「今季、個人的にはいい走りができていなかった中で、こうして無事に契約を交わすことができチャンスをいただけたので頑張るしかないと思っています。今季は体調面をレースに向けて整えていくという部分でなかなか難しいところがあったシーズンでしたが、その部分をきちんと改善できれば、今後いい走りでチームに貢献できるという自信が自分の中ではあります。今季も後半戦ではその部分が少しずつ噛み合い始めていたとは思うので、それをベースに来季はもっといい状態で戦っていければと思っています。来季は、今季自分の中で掲げていたJプロツアー1勝というものを何としても達成したいと思っています。個人的に好きなコースである知多半島・美浜クリテリウムで、今季の阿部選手が優勝したように逃げ切りで優勝できればいいなと思っています」


Hori
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

名前:堀孝明 (ほりたかあき)

出身地:栃木県宇都宮市

生年月日:199271(22)

175cm/56kg

2014年所属チーム:宇都宮ブリッツェン

戦歴:

2013年:Jプロツアー伊吹山ヒルクライム 5

2013年:Jプロツアー石川ロードレース 2

2013年:Jプロツアー U23年間総合2

2014年:Jプロツアー伊吹山ヒルクライム 3

2014年:Jプロツアー富士山ヒルクライム 2

2014年:Jプロツアーおおいたロードレース 5

2014年:Jプロツアー U23年間総合1

堀選手コメント:

 

「無事に契約を終え、来季も宇都宮ブリッツェンで走れてうれしく思っています。個人的に、今季は昨季以上の走りができて結果も残すことができましたが、同時に悔しい想いをしたレースも同じくらいありました。積極的に動いたけれどチームに貢献する走りだったか、チームの結果につながる走りだったかということを考えると、悔しい場面の方が自分の中では強く印象に残っています。今季はU23の最終年で、ピュアホワイトジャージを獲得することとチームに貢献する走りをすることという相反することをどちらも達成することにチャレンジした1年で、結果としてどちらも何とか達成することができたシーズンでした。プロデビューをしてからこれまで、目に見える成績というものがなかった自分にとっては大きな自信にもなりましたし、来季はその自信をベースに初のエリートカテゴリーに挑みたいと思っています。個人的には、全日本選手権、ツアー・オブ・ジャパン、ツール・ド・北海道、ジャパンカップといったビッグレースで、たとえリザルトに残らなかったとしても、しっかり自分が“勝負”できるかというところが次のステップにつながると感じているので、ビッグレースにはしっかりとコンディションを合わせて“勝負を動かせる選手”になれるよう頑張りたいです。また、Jプロツアーでもここまでの最高順位が2位なので、まずは1勝できるように頑張ります」


Yamato
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

名前:城田大和 (しろたやまと)

出身地:沖縄県那覇市

生年月日:19941125(20)

163cm/55kg

2014年所属チーム:宇都宮ブリッツェン

戦歴:

2010年:全国高校総体ロードレース 8

2011年:国民体育大会ロードレース少年 5

2012年:全日本選手権ロードレースジュニア 7

2012年:全日本ステージレースinいわて 総合優勝

2012年:国民体育大会ロードレース少年 2

2013年:Jプロツアー栂池高原ヒルクライム 9

2014年:Jプロツアーみやだクリテリウム 8

城田選手コメント:

 

「来季も宇都宮ブリッツェンで走ることができて、まずはホッと一安心という気持ちです。と同時に、来季は自分にとって勝負の年になると感じています。本来であれば今季を勝負の年にしたいところでもあったのですが、昨季からの膝のケガの状態と相談しながらのシーズンとなってしまいました。ただ、シーズン終盤に向けて少しずつ膝の状態が向上する中で、しっかりとアシストできるレースも何レースかあったり、一歩ずつですが着実なステップアップができたシーズンでもあったと個人的には感じています。来季は今季積み上げてきたステップを、きっちりとチームに貢献するという形で表現できるようにしなければいけないと感じています。個人的には、6月の全日本選手権U23で何としても優勝するということ、そして故郷のツール・ド・おきなわでしっかりと結果を残すということが大きな目標です。そのためにも、Jプロツアーでしっかりとアシストした上で勝負どころの最終局面に残り、そこからさらにチームのために動いて上位に入るということが課題になってくると感じています。皆さんが期待してくださっているピュアホワイトジャージも、この課題をクリアできればおのずとついてくると思っているので、まずはチームのために働ける選手、チーム戦略に欠かせない選手として、シーズンを通して走れるように頑張ります」


Shimizu
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

名前:清水裕輔 (しみずゆうすけ)

出身地:埼玉県

生年月日:1981325(33)

清水監督コメント:

 

「選手たちと無事に来季の契約を済ますことができました。今季と同じメンバーで来季も戦えることを、とてもうれしく思っています。来季の編成に関してまず最初に思ったのが、今季は結果も出ていましたし、変える必要がないということでした。今のJプロツアー全体を見て、外国人選手が以前と比べても増えたとはいえ、宇都宮ブリッツェンの上4人の選手はその外国人選手とも真っ向勝負ができるトップクラスの選手です。加えて、下4人の選手はまだまだ伸びしろがある発展途上の選手たちでもあります。他チームも当然、来季に向けて積極的な戦力補強をしていると思いますが、宇都宮ブリッツェンもその発展途上の選手たちが成長し進化すれば、まだまだチーム力は向上すると判断しました。既に各チームの来季の編成も発表されていますが、8人全員がそろって強力というチームはないと感じています。強豪チームは増えましたが、絶対的な強さを持つチームは宇都宮ブリッツェンを含めてまだありません。そういう意味では、来季からJプロツアーは戦国時代に入っていくだろうと予想しています。その中で、来季の宇都宮ブリッツェンは連覇を目標にシーズンを戦っていきたいと思っています。それは、契約の際に選手それぞれの口からも聞かれたことですし、私自身、運営会社含めた総意でもあるので、来季も一枚岩となって厳しいシーズンに挑んでいきたいと思います。また、来季は全日本選手権が地元である栃木県で開催されます。チームとしては、この全日本選手権に向けても万全の体制で臨みたいと考えています。ジャパンカップをはじめとするUCIレースでも結果を求めていくことはもちろんですが、来季はJプロツアー連覇と全日本選手権のふたつにウェイトを置いた活動をしていくことになります。ファン・サポーターの皆さん、スポンサーや支援者の皆様には、来季も引き続き温かいご声援をいただけますよう、よろしくお願い致します」

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信州クロスシーズン2014-2015第8戦 富士山

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[上:体調不良で本来とはほど遠い走りのレースとなってしまった小坂選手]
[下:全日本選手権での雪辱を果たす圧巻の走りで独走優勝を飾った山本選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

12月21日(日)に、信州クロスシーズン2014-2015第8戦「富士山」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手がエントリー。


信州クロスシーズン
2014-2015の第8戦「富士山」が、静岡県富士宮市の朝霧高原フードパークで開催され、今季ここまで好調を維持している弱虫ペダルシクロクロスチームの山本和弘選手が後続を圧倒的な差で引き離して独走優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手は、前週の全日本選手権後に体調を崩してしまった中でのレースとなった影響で、本来の実力を発揮し切れないまま5位でレースを終えています。

1年に1度のビッグレースである全日本選手権を終え、いろいろな意味で一区切りがついた中で迎えた今レース。全日本選手権に持てるすべてのエネルギーを注ぎ込んだ小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)にとっては肉体面の疲れもさることながら、精神面で再びモチベーションを奮い立たせてレースに臨むには若干厳しいスパンでのレースでもあります。

そんな中、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は来年の全日本選手権に向けて再スタートを切るべくスタートラインに並びました。

小坂選手はスタートの号砲が鳴り響くとともにスタートダッシュを決め、山本選手(弱虫ペダルシクロクロス)や丸山選手(BOMA RACING、)U23全日本チャンピオンの横山選手(シマノレーシング)ら強豪選手を抑えて先頭に立つ上々の滑り出しを見せます。

レースは小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)を先頭に、山本選手(弱虫ペダルシクロクロス)、横山選手(シマノレーシング)という順番で進んでいきますが、どうしたことか、この日の小坂選手の走りからは普段感じられるような力強さが感じられません。

というのも、全日本選手権前から若干コンディションを崩してしまっていた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は、全日本選手権後に完全に体調を崩してしまい、この1週間はほとんどトレーニングをできない状態に陥っていたのです。

先頭を走っていた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は、2番手を走っていた山本選手(弱虫ペダルシクロクロス)に交わされると、丸山選手(BOMA RACING)と2番手パックとなって1周回目を終了、2周回目へと入っていきます。

2周回目に入ると、調子が上がらない小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は丸山選手(BOMA RACING)から引き離される展開となり、続いて横山選手(シマノレーシング)と小坂正則選手(スワコレーシング)にも先行を許す苦しい展開となります。

さらに3周回目には中原選手(弱虫ペダルシクロクロス)にも交わされ6位に後退した小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)。思うように力が入らない身体に喝を入れ、我慢の走りを続ける展開が続きます。

一方、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)を交わして先頭に立った山本選手(弱虫ペダルシクロクロス)は力強い走りで独走状態に入り、後続との差をみるみる広げる圧巻の走りを見せます。

山本選手(弱虫ペダルシクロクロス)はその後も危なげない走りを見せ、今季絶好調であることを証明する独走勝利を飾りました。

小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は、メカトラブルで遅れた中原選手(弱虫ペダルシクロクロス)をパスして順位をひとつ上げたものの、本来の走りとは程遠い我慢の走りを見せることしかできず、5位でレースを終えています。

小坂選手コメント

「年内最終レースで、毎年招待をいただいているシクロクロス富士山。勝って2014年を締めくくりたかったのですが、全日本選手権の後に体調を崩してしまい非常に厳しいレースとなってしまいました。コースも全体的に思い芝生と泥だったこともあり、身体にかかる負荷も大きかったので、今日の体調の中でできる最大限の走りでレースに臨みましたが、表彰台に上がることすらできませんでした。良い形で2014年を締めくくれなかったのは残念ですが、年が明けてもシーズンは続きます。まずは身体と気持ちをリセットして、シーズン後半に臨みたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

◆リザルト
1位 山本和弘 (弱虫ペダルシクロクロス)
2位 丸山厚 (BOMA RACING)
3位 横山航太 (シマノレーシング)
4位 小坂正則 (スワコレーシング)
5位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンCXチーム)
※詳細リザルトは後ほどアップします

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[全日本選手権から1週間。新たな気持ちでアップを開始する小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[チームも来年の全日本選手権に向け、再び走り出した]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタートを待つ小坂選手の背後に、雄大な富士山が映える]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[抜群のダッシュと位置取りで集団先頭を確保する小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[山本選手を抑えて先頭をキープする小坂選手だったが、この後に後退]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[いつもの力強い走りが見られない苦しい展開が続く]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[少しずつ順位を下げ、この時点で5番手にまで後退してしまう]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[父である小坂正則選手とパックで我慢の走りを続ける小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[担ぎ区間でも、見るからにコンディションが悪いことを露呈する姿が続く]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[6番手まで順位を下げたが、諦めることなくレースを続ける小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[重い芝生と泥の路面が、体調不良の小坂選手に追い打ちをかける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[シケインをクリアするのもやっと、という最悪なコンディションでのレースになってしまった]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタートダッシュ以外に見せ場を作れず、悔しさが残る5位でフィニッシュする小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[最低のレース内容に、納得のいかない表情を浮かべる小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[フィニッシュ直後、座り込んでしばらく動けないほど体調は最悪だった]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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2014/12/16

全日本シクロクロス選手権

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[上:序盤のトラブルでの遅れを決死の追走で挽回しようと試みる小坂選手]
[下:圧巻の走りで全日本選手権4連覇となる優勝を飾った竹之内選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

12月14日(日)に、第20回全日本シクロクロス選手権が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手がエントリー。

シクロクロスの日本チャンピオンを決める「全日本シクロクロス選手権」が宮城県村田町のスポーツランドSUGO国際モトクロスコース(1周2.7km)で開催され、Veranclassic Doltciniの竹之内悠選手がヨーロッパの厳しいコースで培った圧巻の走りで独走して優勝を飾り、見事に全日本選手権4連覇を飾りました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手は、1周回目のメカトラブルで大きく遅れをとり順位を下げてしまいますがその後は持ち直し、気迫の猛追を見せて前を走る選手たちをごぼう抜き。優勝した竹之内選手、2位の門田選手にはわずかに及ばなかったものの3位表彰台を獲得しています。

日本人シクロクロスレーサーの頂点を決める1年に1度のビッグレース「全日本シクロクロス選手権」。今年は宮城県村田町のスポーツランドSUGOの国際モトクロスコースに設定された1周2.7kmの難易度の高いコースが舞台となりました。

昨年、一昨年と全日本選手権で惜しくも2位となった宇都宮ブリッツェンCXチームの小坂選手は、今年こそ悲願の日本チャンピオン獲得を目指してレースに臨みました。

会場となったスポーツランドSUGO国際モトクロスコースは、まとわりつくような粘土質の土と厳しいアップダウンが選手の行く手を阻む難コース。この日も少し走っただけでタイヤに泥がまとわり付く厳しいコンディションとなりました。

レースはスタートから、先頭を確保しようとする激しいポジション争いが繰り広げられる展開となり、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)も竹之内選手(Veranclassic Doltcini)、山本選手(弱虫ペダルシクロクロス)と肩を並べながら第1コーナーを目指します。

しかし、その第1コーナー手前で、小坂選手(宇都宮ブリッツェン)のバイクのチェーンが突然落ちるアクシデントが発生。何とか持ち直したものの、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は第1コーナーに遅れて進入することとなり、10番手ほどまで順位を下げてしまいます。

一方、先頭をキープしたのは全日本選手権3連覇中の竹之内選手(Veranclassic Doltcini)。混沌とする集団から見事に抜け出すと、1周回目から独走態勢を築きます。

トラブルで10番手ほどにまで順位を下げてしまった小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)でしたが、上位へのジャンプアップを目指して猛追を開始します。

しかし、先行する選手をパスする際にはどうしてもベストラインを外した攻めの走りをしなければならず、踏み固められていない泥がタイヤにまとわり付いてタイヤが回らない状態が何度も小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)を襲います。

小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)はその度に一旦バイクを降り、泥を取り除いて再び走り出すという動きを繰り返さなければならない状態となり、1周回目と2周回目を順位は少しあげたものの、かなり厳しい状況のままで終えることとなります。

その頃、先頭を走る竹之内選手(Veranclassic Doltcini)は盤石の独走態勢を構築。2番手以降の選手に1分以上のタイム差をつけて順調に周回を重ねていきます。

3周回目に入ると、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)はグリップを多少犠牲にしても、まとわり付く泥の量を減らせる可能性に賭け、泥用のタイヤからノーマルタイヤに交換する思い切った決断を下します。

その決断に、ピットスタッフたちも迅速に対応。息の合ったチームワークで追走に向けた準備が完璧に整えられます。

タイヤ交換をした小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は、水を得た魚のような走りで先行する選手を次々と抜き去り、一気に5番手まで順位を上げ、3番手を走る山本和弘選手(弱虫ペダルシクロクロス)と4番手の山本聖吾選手(スワコレーシング)を射程圏内にとらえます。

程なくして3番手と4番手のW山本選手をとらえた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は、自分がいるべきポジションはここではなくもっと前だと言わんばかりの勢いで2選手をパスして3番手に浮上。その勢いを維持したまま、はるか先を行く竹之内選手(Veranclassic Doltcini)を目がけてペダルを踏み続けます。

しかし、ワールドカップをはじめ、ヨーロッパでこの日のコース以上に厳しい条件の中で揉まれている竹之内選手(Veranclassic Doltcini)は、コースに適応した走りからリスクマネージメントまで、全くと言っていいほど隙を見せない王者らしい走りを披露。

2位となった門田選手(TEAM GIANT)に1分31秒の大差をつけて優勝。全日本選手権4連覇を達成しました。

小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は、10番手ほどまで順位を下げる絶望的な状況に陥りながらも、的確な状況判断とその判断を支えるピットスタッフの迅速な動きによってジャンプアップ。一時は4分ほどまで広がった竹之内選手(Veranclassic Doltcini)とのタイム差を2分、2位の門田選手(TEAM GIANT)には32秒差まで詰め寄る3位でフィニッシュ。目標とする全日本チャンピオンには今年も残念ながら手が届きませんでしたが、応援に駆けつけてくれたファン・サポーターの想いに応える素晴らしい走りを見せ、大一番の全日本選手権を終えました。

小坂選手コメント

「勝つことだけを考えて挑んだ全日本選手権。サポート体制も完璧ななか、全力は出し尽くせたので悔いはないです。レースの内容としては、スタート直後のトラブルを挽回できませんでしたが、後半は自分の持つ経験と力をしっかりと出し尽くす走りができたと思います。本当に宇都宮からたくさんの方に応援に来ていただいて、それがすごく力になりました。応援、ありがとうございました!今年も優勝には届きませんでしたが、諦めません!これからもよろしくお願いします!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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◆[リザルト

[第20回全日本シクロクロス選手権 - 男子エリート - 60m -]

1位 竹之内悠 (Veranclassic Doltcini) 59m15s

2位 門田基志 (TEAM GIANT) +1m31s

3位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンシクロクロス) +2m03s

4位 濱由嵩 (SPEEDVAGEN CYCLOCROSS TEAM) +4m16s

5位 山本和弘 (弱虫ペダルシクロクロス) +4m38s

6位 山本聖吾 (スワコレーシング) +4m43s

7位 合田正之 (cycleclub3UP) +5m11s

8位 小坂正則 (スワコレーシング) -1Lap

9位 中間森太郎 (TEAM edco × グラファイトデザイン × GIRO) -1Lap

10位 山川惇太郎 (Team CHAINRING) -1Lap

 

出走=53人/完走=7人

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[まとわり付く泥コンディションとなったスポーツランドSUGO国際モトクロスコース]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[過酷なコンディションに立ち向かうべく、メカ3人によって整備されたElevation CXがスタートを待つ]
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[スタート前、父である小坂正則選手とコースに関して意見を交わす]
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[スタートラインに向かう少しの間で、タイヤが泥で覆われる厳しいコンディション]
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[今年1年間の全てをぶつけるべく、スタートに合わせ少しずつ集中を高めていく]
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[スタートともに先頭を確保しようとダッシュを仕掛ける小坂選手だったが…]
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[メカトラブルで10番手前後にまで順位を下げてしまう緊急事態となる]
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[遅れを少しでも取り返そうと猛烈な追走を開始する小坂選手]
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[危機的状況に陥りながらも、気迫に満ちた眼で前だけを見つめる]
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[まとわり付く泥の影響でタイヤが回らず、担がざるを得ない状況が続く]
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[不利な状況が続くが、諦めることなくペダルを踏み続ける小坂選手]
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[そんな小坂選手を後押しするサポーターの声援がコースに響き渡る]
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[決死の追走を見せながらもタイヤ交換を決断。頭はクールに、心は熱くレースに対応する]
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[タイヤ交換が功を奏し、巻き返しムードが一気に高まる走りを見せ始める]
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[3、4番手を走る選手の背中をついにとらえた!]
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[単独3番手に浮上した小坂選手は、はるか前を行く竹之内選手を目がけて追走を続ける]
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[小坂選手の走りにピットスタッフも抜群のチームワークで対応していく]
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[諦めることなく追走を続ける小坂選手に、序盤のトラブルが重くのしかかる]
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[それでも諦めることなく全開で最終周回のシケインをクリアしていく小坂選手]
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[観る者の心を揺さぶる追走を見せた小坂選手がフィニッシュラインに姿を見せる]
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[目標には届かなかったが、国内トップ選手の走りで3位でフィニッシュする小坂選手]
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[ゴール直後、チームピットで頭を抱える。悔しくないはずなどない]
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[“来年こそは自分が!”そんな目でナショナルチャンピオンジャージを着る竹之内選手を見つめる小坂選手]
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[表彰台でも笑顔を見せなかった小坂選手。来年の全日本に向けての戦いはこの瞬間から始まっている]
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[「また来年頑張ろう!」そう言ってくれる多くの人たちの存在が、小坂選手をさらに強くするに違いない]
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2014/12/10

信州クロスシーズン2014-2015第7戦 飯山

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[上:ほぼ担ぎの厳しいコースコンディションに必死に対応する小坂選手]
[下:雪に覆われた飯山2連戦を見事に連勝した横山選手がフィニッシュ]

12月7日(日)に、信州クロスシーズン2014-2015第7戦「飯山」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手がエントリー。


信州クロスシーズン2014-2015の第7戦飯山が長野県飯山市の長峰運動公園で開催され、前日にナイターで行われた第6戦を圧倒的な強さで制したシマノレーシングの横山航太選手が、この日も圧巻の走りを見せて連勝を達成しました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手は一面の雪に覆われたコースに序盤こそ苦戦しますが、慣れてきた終盤にきっちりとレースをまとめて3位でフィニッシュ。翌週に控える大一番、全日本選手権に向けての調整レースをまずまずの形で終えています。

5日から降り続いた雪がコース一面を覆い、レースの開催自体も危ぶまれた今回の飯山。主催者の懸命の除雪作業によって、コースレイアウトは大きく変更されてシンプルになったものの、無事に開催される運びとなりました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂選手は、レース負荷を与えることでコンディションのピークを翌週に控える全日本選手権に合わせられるようにすることを重視。そこにリザルトを伴わせて気持ちの面でも良い状態で大一番を迎えることを念頭にレースに臨みました。

短縮されシンプルなレイアウトになったとはいえ、コースは自転車で走るには相当厳しい雪コンディション。

さらに、雪によってコース幅は狭くなっていて簡単に前の選手をパスすることが難しい状況のため、スタートダッシュをいかに決めて前のポジションをキープできるかが勝負の分かれ目となることが予想されます。

その点を十分に理解していた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)はスタートから抜群のダッシュを見せ、集団先頭をキープすることに成功します。

しかし、前夜のナイターで全選手をラップする強さを見せた横山選手(シマノレーシング)の走りはこの日も健在。

他の選手がバイクに乗ることが困難な区間でも安定したバイクコントロールを見せて、すぐさま先行する小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)を交わして先頭に立ちます。

横山選手(シマノレーシング)に先行される形となった小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は、父である小坂正則選手(スワコレーシング)とパックになってレースを展開。先を行く横山選手(シマノレーシング)を追走します。

ですが、この日も横山選手(シマノレーシング)の走りは別格。みるみる後続とのタイム差を広げ、1周回を完了した時点で完全に独走状態に入ります。

横山選手に圧倒的な差をつけられてしまった後続では、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)と小坂正則選手(スワコレーシング)が激しい親子バトルを繰り広げ、さらにその後ろからは沢田選手(ブリヂストンアンカー)が追い上げを見せる展開となります。

4周回を完了する頃になると、2番手争いから小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)が抜け出して単独となり、小坂正則選手(スワコレーシング)と沢田選手(ブリヂストンアンカー)が3番手争いを繰り広げる状態となります。

そして5周回目に入ると、猛烈な勢いで小坂正則選手(スワコレーシング)を振り切った沢田選手(ブリヂストンアンカー)が2番手を走る小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)をキャッチ。そのまま抜き去り2番手に上がり、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は3番手に順位を下げてしまいます。

その後、ほとんどバイクに乗れずに担いだり押したりして走らざるを得ない状況が脚に負担をかけることを考慮した小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は、必要以上に脚に負担をかける担ぎをすることで翌週の全日本選手権でパフォーマンスが下がるリスクを最小限にする走りを選択。序盤では担いで走っていた区間でも積極的にバイクに乗って周回を重ねていきます。

独走状態の横山選手(シマノレーシング)はその後も磐石のリードを保ったままフィニッシュ。飯山での2連戦を見事に連勝で飾りました。

小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は終盤、リスクマネージメントの部分で若干の余力を残した走りを意識しつつも、しっかりとフィジカルを追い込んだ走りで3位をキープしてフィニッシュ。翌週に控える大一番、全日本選手権に向けてまずまずの感触をつかんでレースを終えています。

小坂選手コメント

「今日は全日本選手権前最後のレースということで、しっかりと身体を追い込んだ上で勝つということを意識してレースに臨みました。ただ、前日からの雪の影響でコースの大半が乗車できず、テクニック面での未熟さを痛感するレースとなってしまいました。結果も伴わず、いいイメージで終わることはできませんでしたが、すぐに気持ちを切り替えて最大の目標である全日本選手権に向けて最後の調整をしていきたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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◆リザルト

[信州クロスシーズン2014-2015第7戦 飯山 - C1 - 60m -]

1位 横山航太 (シマノレーシング) 1h00m30s

2位 沢田時 (ブリヂストンアンカー) +1m56s

3位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンCXチーム) +2m05s

4位 小坂正則 (スワコレーシング) +4m33s

5位 恩田祐一(ミヤタ-メリダバイキングチーム) +5m19s

6位 斉藤亮 (ブリヂストンアンカー) +7m02s

 

出走=26人/完走=9人

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[生憎の雪コンディションに対応すべく廣瀬メカと田村メカがバイクを準備する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[ミヤタから届いたばかりのマイナーチェンジが施されたElevation CXを、入念にセッティング]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[今レース、そして全日本選手権を見据えウォーミングアップに入る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタート直前まで、勝負を預ける相棒の最終チェックに余念がない]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[少しずつ戦闘モードへと入っていく小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[少しでも良いポジションを確保するため、スタートダッシュで抜け出しを図る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタートダッシュに成功し、集団先頭へ飛び出す小坂選手]
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[コース全体が深い雪に覆われる厳しいコンディション]
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[例年であれば乗って駆け上がれる区間もこの日は担ぎでクリアせざるを得ない]
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[レース途中からは再び雪が。それでも小坂選手はペダルを回し続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[思うようにならない天候とコースに普段は見せない険しい表情を見せる]
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[幻想的にすら感じる雪化粧は、選手たちにとっては難敵以外の何者でもない]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[単独2位となった後も、自分の限界値で追い込む走りを見せる小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[コースに慣れた後半にはきっちりと自分を追い込む走りができた小坂選手が2位でフィニッシュ]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[表彰台の頂点に立つため、小坂選手は全日本選手権に挑む]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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2014/12/02

信州クロスシーズン2014-2015第5戦 野辺山

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[上:中盤のペースダウンが響き、6位でのフィニッシュとなった小坂選手]
[下:中盤過ぎから独走状態となったベルトリーニが、前日に引き続き圧勝を飾った]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

11月30日(日)に、信州クロスシーズン2014-2015第5戦「野辺山」(UCI-C2)が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手がエントリー。


信州クロスシーズン2014-2015の第5戦でUCI-C2の「野辺山シクロクロス」が長野県南佐久郡南牧村の滝沢牧場で開催され、前日の第4戦を圧倒的な強さで制した招待選手のイタリア人ライダー、ジョエーレ・ベルトリーニ(ASD SelleITALIA Guerciotti Elite)が連日の優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手は、序盤から強力な外国人招待選手のハイペースな走りに積極的に対抗しますが、その影響で中盤に若干ペースダウンしてしまい、最終的に6位でレースを終えています。

国内シクロクロスの一大イベント&レースとして多くの参加者と観客が訪れる「野辺山シクロクロス」。前日に引き続き、今日も会場は大賑わいを見せる1日になりました。

そんな中で開催された男子エリートは、来年2月にチェコで開催される世界選手権に向けた日本代表選考対象レースも兼ねており、出場する選手誰もが結果を手にしたいレースです。

レースはスタートから、招待選手の外国人勢が抜群の飛び出しを見せて先行しようとする姿勢を見せます。

対する日本人選手勢も、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)、竹之内選手(Veranclassic Doltcini)、山本選手(弱虫ペダルシクロクロス)、横山選手(シマノレーシング)、丸山選手(BOMA RACING)などが対抗していく展開となります。

2周回を完了する頃になると、先頭はベルトリーニ選手(ASD SelleITALIA Guerciotti Elite)とマクドナルド選手(Cyclocross Project 2015)がパックになって走行、その後ろに小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)と竹之内選手(Veranclassic Doltcini)がパックという展開となります。

3周回目が終わる頃になると、先頭の外国人選手2名ではベルトリーニ選手(ASD SelleITALIA Guerciotti Elite)が先行する展開となり、追いかける追走パックには横山選手(シマノレーシング)、丸山選手(BOMA RACING)、山本選手(弱虫ペダルシクロクロス)がジョインし5名となります。

4周回目に入ると、追走パックの5名が徐々にタテに伸び始め、序盤にハイペースな展開に積極的に対抗した小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は若干ペースが落ちる事態となります。

その後も、先頭を走るベルトリーニ選手(ASD SelleITALIA Guerciotti Elite)は快走を見せて独走状態を状態を維持。他の選手を寄せ付けず2日連続の優勝を飾りました。

さらに、2番手を走行していたマクドナルド選手(Cyclocross Project 2015)もベルトリーニ選手(ASD SelleITALIA Guerciotti Elite)には及ばなかったものの、世界トップクラスの片鱗を見せる走りで2位でフィニッシュ。

その後方では山本選手(弱虫ペダルシクロクロス)、横山選手(シマノレーシング)、竹之内選手(Veranclassic Doltcini)の日本人選手勢による、激しい3位争いが繰り広げられる展開となります。

そして、その中から最後に抜け出したのは、今季好調を維持する山本選手(弱虫ペダルシクロクロス)。前日に続いて3位でフィニッシュし、日本代表選考対象レースのポイント争いで一歩抜け出すこととなりました。

小坂選手は序盤のオーバーペースが影響して中盤にペースダウンすることとなりましたが、終盤に再度持ち直して粘りの走りを見せ、6位でフィニッシュしてレースを終えています。

小坂選手コメント

「昨日のレースでは、メカトラブルはあったのですが序盤からかなりいい走りができていたと思っていたので、今日のレースもそのイメージで序盤からとにかく、海外から来ている速い選手にしっかりついていくために前、前でレースを展開させることを意識してレースに臨みました。ただ、思っていた以上に昨日のメカトラの際のダメージが大きく、序盤の入りは良かったものの中盤に日本人選手同士のパックになった時に我慢できず、若干のミスもあって遅れてしまう展開となってしまいました。その後、パックがバラけて単独になってからはとにかく前を見て、ラスト2周回ぐらいは攻めていけたと思いますが、やはり中盤に失速してしまったことが課題として残る結果となってしまいました。各選手のコンディションにバラつきはありますが、全日本選手権の前にフルメンバーで走る最後のレースでしたし、会場にもたくさんのファン・サポーターの皆さんに応援に来ていただき、その中でとにかくいい結果を残してそのイメージと勢いのまま全日本選手権に向かいたかったのに結果を残すことができなかったので、逆にこの悔しさを全日本選手権にぶつけるためにも、来週の飯山を勝って弾みをつけて全日本選手権に臨んでいきたいと思います。」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


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◆[リザルト

[信州クロスシーズン2014-2015第5戦 野辺山 - UCI-C2 - 60m -]

1位 GIOELE Bertolini (ASD SelleITALIA Guerciotti Elite) 59m21s 20.50km/h

2位 ZACH Mcdonald (Cyclocross Project 2015) +48s

3位 山本和弘 (弱虫ペダルシクロクロス) +1m06s

4位 竹之内悠 (Veranclassic Doltcini) +1m21s

5位 横山航太 (シマノレーシング) 1m42s

6位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンCXチーム) +2m12s

7位 丸山厚 (BOMA RACING) +2m56s

8位 小橋勇利 (JP SPORTS TEST TEAM-MASSA-ANDEX) +4m06s

9位 沢田時 (ブリヂストンアンカー) +4m20s

10位 BRENNAN Wodtli (Speedvagen Family Racing) +4m20s

 

出走=80名/完走=13名

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[前日にメカトラブルを起こしたバイクを池本メカと廣瀬メカの2人がかりで修理・整備を行う]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[前日の雪辱を期し、静かにウォーミングアップを始める小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタッフ全員と固い握手を交わしてスタート地点に向かう。CXチームの“儀式”だ]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタート直前、次第に戦う漢の顔になっていく]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[前日同様にスタートダッシュを決め、集団前方で第1コーナーに入る小坂選手]
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[フライオーバーを軽快にクリアしていく小坂選手]
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[序盤のオーバーペースがたたり、国内有力選手のパックで我慢の走りが続く]
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[毎周回のバイク交換は選手とピットクルーとの連携の見せどころだ]
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[交換されたバイクは次の交換までの間に洗浄機で泥が落とされる]
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[細心の注意を払いつつも最速ラインで前を行く選手を追走する小坂選手]
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[前日のメカトラの際のダメージもあり、小坂選手は少しずつ遅れてしまう]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[シケインをクリアし、多くのサポーターが待つ地点へと向かう小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[大勢の観客が見守る中をフィニッシュへと向かう小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[小坂選手はゴール直後から、自身の走りに納得がいかないという表情が続いた]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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2014/12/01

信州クロスシーズン2014-2015第4戦 野辺山

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[上:メカトラブルに見舞われながらも最後まで粘り強く走りきった小坂選手]
[下:圧倒的な強さで優勝を飾ったベルトリーニも、泥の影響でガッツポーズは見せられず]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

11月29日(土)に、信州クロスシーズン2014-2015第4戦「野辺山」(UCI-C2)が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手がエントリー。


信州クロスシーズン2014-2015の第4戦でUCI-C2の「野辺山シクロクロス」が長野県南佐久郡南牧村の滝沢牧場で開催され、先の関西シクロクロス マキノラウンドでも圧勝を飾った招待選手のイタリア人ライダー、ジョエーレ・ベルトリーニ(ASD SelleITALIA Guerciotti Elite)が貫禄の優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手は、中盤までは日本人選手トップの3位で先行する外国人招待選手を追走する力走を見せたものの、残り3周回で痛恨のメカトラブルに見舞われてしまい後退。それでも、最後まで集中力を切らさずに走り切り5位でフィニッシュしています。

12月14日に開催される全日本シクロクロス選手権を前に、日本人トップクラスの選手が勢ぞろいするUCIレースとして注目を集める「野辺山シクロクロス」。今回はイタリアU23チャンピオンのジョエーレ・ベルトリーニ選手(ASD SelleITALIA Guerciotti Elite)やティモシー・ジョンソン選手(Cannondale/Cyclocrossworld.com)、ザック・マクドナルド選手(Cyclocross Project 2015)など世界トップレベルの招待選手も出場し、よりハイレベルな争いになることが予想されます。

さらに、スタート前には天候が回復し太陽が顔をのぞかせたものの、朝から降り続いた雨の影響でコースがほぼ泥という難しいコースコンディションとなります。

レースはスタートから、国内外の有力選手が先行する展開。小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)もその流れに乗り遅れることなく対応し、1周回目をベルトリーニ選手(ASD SelleITALIA Guerciotti Elite)、マクドナルド選手(Cyclocross Project 2015)、ジョンソン選手(Cannondale/Cyclocrossworld.com)に続く日本人トップの4番手の好ポジションで終了します。

その後も、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は先行する外国人招待選手3名のハイペースなレース運びに若干オーバーペースになりつつも、何とか食らいついて4番手をキープしたまま周回を重ねていきます。

しかし、後方からは今季好調を維持する山本選手(弱虫ペダルシクロクロスチーム)が小坂選手を猛追。周回を重ねるごとに小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)との差を縮める展開が続きます。

そうこうするうちに、先行していた招待選手のマクドナルド選手(Cyclocross Project 2015)がメカトラブルに見舞われてリタイアする事態が発生。小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は3番手に浮上し、表彰台を射程圏内に捉えることとなります。

しかし、後方から追い上げる山本選手(弱虫ペダルシクロクロスチーム)の勢いはすさまじく、残り3周回となった段階で遂に小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は山本選手(弱虫ペダルシクロクロスチーム)に捕らえられるのも時間の問題という状況となります。

すると、ここで小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)が痛恨のメカトラブルに見舞われてしまい、山本選手(弱虫ペダルシクロクロスチーム)にかわされてしまいます。

小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)のメカトラブルは走るには致命的なもので、バイク交換のピットに向かうまでの3分の1周から4分の1周程度の距離をバイクを担いで走ることを余儀なくされてしまいます。

小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)はこの間に、5番手を走行していた竹之内選手(Veranclassic Doltcini)にも抜かれて5番手に順位を下げてしまいます。

その頃、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)から先行する選手たちの争いでは、ベルトリーニ選手(ASD SelleITALIA Guerciotti Elite)が圧巻の強さを見せて独走状態に。追いかけるジョンソン選手(Cannnondale/Cyclocrossworld.com)を寄せ付けずに優勝を飾りました。

バイク交換をして再びコースに戻った小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は、先行する選手たちに追いつこうと懸命に追走しますが、メカトラブルの際にバイクを担いで走ったことで無駄に脚を使ってしまったことも影響して追い上げは叶わず、そのまま5位でフィニッシュしてレースを終えました。

小坂選手コメント

「徐々にコンディションが上がっている中で迎えたUCIレース2連戦。全日本選手権に次いで重要視しているレースでもありましたし、全日本チャンピオンでヨーロッパで活動する竹之内選手をはじめフルメンバーがそろい、さらに強力な外国人招待選手も出場するハイレベルなレースになることが予想されたので、特別な気持ちでレースに挑みました。レースにはスタートから落ち着きを持って入ることができて、中盤までは海外勢に次ぐ日本人トップの4番手で走ることができました。海外ではレースがハイペースで進むことがほとんどで、自分のペースよりも若干オーバーペースになっているかなという不安も一瞬頭をよぎったのですが、そこは後半までタレないようにということを意識しながら落ち着いて対応できていたと思います。その中で先行していたマクドナルド選手がトラブルで遅れ、表彰台も見えたと思っていたのですが、そのタイミングでディレーラーを巻き込んでしまうメカトラブルに見舞われてしまい、バイクに乗ることもできずにしばらく担がなければいけなくなってしまいました。その間に竹之内選手にも追いつかれてしまい、余計な体力を使ってしまってもいたので、後半はなかなかペースを上げることができませんでした。それでも、致命的な結果につながってしまうトラブルを何とか耐えて、1人にかわされる程度で抑えることができたのはちょっとホッとしたというか、最低限のリザルトでゴールできたとは思っています。今日もUCIレースで重要なレースでしたが、明日は世界選手権の日本代表選考セレクションレースも兼ねています。今日のレースで周りの選手の力を見ることもできましたし、“いける”という自信も自分の中ではあるので、しっかりと切り替えて明日は表彰台に上がりたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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◆[リザルト
[信州クロスシーズン2014-2015第4戦 野辺山 - UCI-C2 - 60 m -]

1位 GIOELE Bertolini (ASD SelleITALIA Guerciotti Elite) 1h01m04s 19.7km/h

2位 TIMOTHY Johnson (Cannondale/Cyclocrossworld.com) +41s

3位 山本和弘 (弱虫ペダルシクロクロスチーム) +2m09s

4位 竹之内悠 (Veranclassic Doltcini) +2m54s

5位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンCXチーム) 3m19s

6位 横山航太 (シマノレーシング) 3m24s

7位 沢田時 (ブリヂストンアンカー) +3m37s

8位 濱由嵩 (SPEEDVAGEN CYCLOCROSS) +3m55s

9位 丸山厚 (BOMA RACING) +4m17s

10位 前田公平 +5m34s
出走=71名/完走=12名


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[朝から降り続いた雨の影響で、コースのほぼ全てが泥コンディションに]
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[顔見知りの選手と談笑しながらも、コースの感触を確かめながらの試走に熱が入る]
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[試走を終えただけで泥まみれ。厳しいレースになることが予想される]
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[スタートに向けてウォーミングアップする小坂選手]
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[スタートを待つ間、仲間でありライバルでもある同級生の竹之内選手と言葉を交わす]
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[スタートダッシュで良いポジションを確保し、第1コーナーに侵入できるかが上位争いのカギだ]
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[先頭集団をキープし、これからの展開に備える小坂選手]
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[雨の影響でさらに深くなった泥セクションを持ち前のバイクコントロールでクリアしていく]
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[毎周回バイク交換が必要なコンディション。ピットクルーとの連携も重要なレースとなった]
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[3番手を走行する小坂選手の背後に山本選手が迫る]
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[メカトラブルでピットまでバイクを担がざるを得なくなった小坂選手]
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[バイクを交換し再び走り出した小坂選手は、ただ前を追うことのみに集中する]
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[泥がついて重量が増したバイクを抱えてシケインをクリアする小坂選手]
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[例年であれば牧草地帯のコースも泥となり、選手たちを苦しめる]
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[レース終盤に入っても小坂選手は集中を切らさず、前を見て走り続けた]
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[ゴール直後に悔しさをにじませながらも、同時に確かな手応えもつかんだ表情を見せる]
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