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2014/12/10

信州クロスシーズン2014-2015第7戦 飯山

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[上:ほぼ担ぎの厳しいコースコンディションに必死に対応する小坂選手]
[下:雪に覆われた飯山2連戦を見事に連勝した横山選手がフィニッシュ]

12月7日(日)に、信州クロスシーズン2014-2015第7戦「飯山」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手がエントリー。


信州クロスシーズン2014-2015の第7戦飯山が長野県飯山市の長峰運動公園で開催され、前日にナイターで行われた第6戦を圧倒的な強さで制したシマノレーシングの横山航太選手が、この日も圧巻の走りを見せて連勝を達成しました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂光選手は一面の雪に覆われたコースに序盤こそ苦戦しますが、慣れてきた終盤にきっちりとレースをまとめて3位でフィニッシュ。翌週に控える大一番、全日本選手権に向けての調整レースをまずまずの形で終えています。

5日から降り続いた雪がコース一面を覆い、レースの開催自体も危ぶまれた今回の飯山。主催者の懸命の除雪作業によって、コースレイアウトは大きく変更されてシンプルになったものの、無事に開催される運びとなりました。

宇都宮ブリッツェンシクロクロスチームの小坂選手は、レース負荷を与えることでコンディションのピークを翌週に控える全日本選手権に合わせられるようにすることを重視。そこにリザルトを伴わせて気持ちの面でも良い状態で大一番を迎えることを念頭にレースに臨みました。

短縮されシンプルなレイアウトになったとはいえ、コースは自転車で走るには相当厳しい雪コンディション。

さらに、雪によってコース幅は狭くなっていて簡単に前の選手をパスすることが難しい状況のため、スタートダッシュをいかに決めて前のポジションをキープできるかが勝負の分かれ目となることが予想されます。

その点を十分に理解していた小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)はスタートから抜群のダッシュを見せ、集団先頭をキープすることに成功します。

しかし、前夜のナイターで全選手をラップする強さを見せた横山選手(シマノレーシング)の走りはこの日も健在。

他の選手がバイクに乗ることが困難な区間でも安定したバイクコントロールを見せて、すぐさま先行する小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)を交わして先頭に立ちます。

横山選手(シマノレーシング)に先行される形となった小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は、父である小坂正則選手(スワコレーシング)とパックになってレースを展開。先を行く横山選手(シマノレーシング)を追走します。

ですが、この日も横山選手(シマノレーシング)の走りは別格。みるみる後続とのタイム差を広げ、1周回を完了した時点で完全に独走状態に入ります。

横山選手に圧倒的な差をつけられてしまった後続では、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)と小坂正則選手(スワコレーシング)が激しい親子バトルを繰り広げ、さらにその後ろからは沢田選手(ブリヂストンアンカー)が追い上げを見せる展開となります。

4周回を完了する頃になると、2番手争いから小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)が抜け出して単独となり、小坂正則選手(スワコレーシング)と沢田選手(ブリヂストンアンカー)が3番手争いを繰り広げる状態となります。

そして5周回目に入ると、猛烈な勢いで小坂正則選手(スワコレーシング)を振り切った沢田選手(ブリヂストンアンカー)が2番手を走る小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)をキャッチ。そのまま抜き去り2番手に上がり、小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は3番手に順位を下げてしまいます。

その後、ほとんどバイクに乗れずに担いだり押したりして走らざるを得ない状況が脚に負担をかけることを考慮した小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は、必要以上に脚に負担をかける担ぎをすることで翌週の全日本選手権でパフォーマンスが下がるリスクを最小限にする走りを選択。序盤では担いで走っていた区間でも積極的にバイクに乗って周回を重ねていきます。

独走状態の横山選手(シマノレーシング)はその後も磐石のリードを保ったままフィニッシュ。飯山での2連戦を見事に連勝で飾りました。

小坂選手(宇都宮ブリッツェンCXチーム)は終盤、リスクマネージメントの部分で若干の余力を残した走りを意識しつつも、しっかりとフィジカルを追い込んだ走りで3位をキープしてフィニッシュ。翌週に控える大一番、全日本選手権に向けてまずまずの感触をつかんでレースを終えています。

小坂選手コメント

「今日は全日本選手権前最後のレースということで、しっかりと身体を追い込んだ上で勝つということを意識してレースに臨みました。ただ、前日からの雪の影響でコースの大半が乗車できず、テクニック面での未熟さを痛感するレースとなってしまいました。結果も伴わず、いいイメージで終わることはできませんでしたが、すぐに気持ちを切り替えて最大の目標である全日本選手権に向けて最後の調整をしていきたいと思います」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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◆リザルト

[信州クロスシーズン2014-2015第7戦 飯山 - C1 - 60m -]

1位 横山航太 (シマノレーシング) 1h00m30s

2位 沢田時 (ブリヂストンアンカー) +1m56s

3位 小坂光 (宇都宮ブリッツェンCXチーム) +2m05s

4位 小坂正則 (スワコレーシング) +4m33s

5位 恩田祐一(ミヤタ-メリダバイキングチーム) +5m19s

6位 斉藤亮 (ブリヂストンアンカー) +7m02s

 

出走=26人/完走=9人

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[生憎の雪コンディションに対応すべく廣瀬メカと田村メカがバイクを準備する]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[ミヤタから届いたばかりのマイナーチェンジが施されたElevation CXを、入念にセッティング]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[今レース、そして全日本選手権を見据えウォーミングアップに入る]
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[スタート直前まで、勝負を預ける相棒の最終チェックに余念がない]
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[少しずつ戦闘モードへと入っていく小坂選手]
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[少しでも良いポジションを確保するため、スタートダッシュで抜け出しを図る]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[スタートダッシュに成功し、集団先頭へ飛び出す小坂選手]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[コース全体が深い雪に覆われる厳しいコンディション]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[例年であれば乗って駆け上がれる区間もこの日は担ぎでクリアせざるを得ない]
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[レース途中からは再び雪が。それでも小坂選手はペダルを回し続ける]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[思うようにならない天候とコースに普段は見せない険しい表情を見せる]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[幻想的にすら感じる雪化粧は、選手たちにとっては難敵以外の何者でもない]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[単独2位となった後も、自分の限界値で追い込む走りを見せる小坂選手]
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[コースに慣れた後半にはきっちりと自分を追い込む走りができた小坂選手が2位でフィニッシュ]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY
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[表彰台の頂点に立つため、小坂選手は全日本選手権に挑む]
photo(C):Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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