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2014/11/06

JPT第21戦 JBCF おおいた いこいの道クリテリウム

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[上:苦しい後半戦を乗り越え、2年ぶりとなる日本一を奪還した!]
[下:ゴールスプリントを制したエドワード・プラデスがJPT最終戦で今季2勝目を挙げた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

11月3日(月・祝)に、Jプロツアー第21戦の「JBCF おおいた いこいの道クリテリウム」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝
堀孝明
城田大和

2014年のJプロツアー第21戰で最終戦となる「JBCFおおいた いこいの道クリテリウム」が、大分県大分市のJR大分駅前の公道を封鎖して設定された1周1.1kmのサーキットコースで開催され、マトリックスパワータグの外国人選手で来季はプロコンチネンタルチームへステップアップの移籍が決まっているエドワード・プラデス選手が、ゴールスプリント勝負を制して今季Jプロツアー2勝目を飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢はスタート直後から最終周回の最終コーナーまで選手全員でレースをコントロールしてスプリント勝負に挑み、鈴木譲選手が2位、大久保選手が6位。前戰で確定させていたチーム総合優勝という結果をもって全21戰で争われた2014年のJプロツアーを終えました。

前日の「JBCFおおいたサイクルロードレース」の結果で、2年ぶりとなるチームランキング1位を確定させた宇都宮ブリッツェン。最終戦となる今レースでも、今季のチームテーマである「魅せて勝つ」走りで有終の美を飾ることを目指し、鈴木譲選手と大久保選手のゴールスプリント勝負に持ち込むために終始レースをコントロールする「王者のレース」を展開することを念頭にレースに臨みました。

市民体験走行のパレードランと1周回のウォームアップの後にリアルスタートが切られたレースは、いきなり小渡選手(シエルヴォ奈良ミヤタ-メリダ)のアタックで幕を開けます。

小渡選手(シエルヴォ奈良ミヤタ-メリダ)は5秒程度のアドバンテージを集団から奪いますが、宇都宮ブリッツェン勢は青柳選手や城田選手、堀選手らがメイン集団をしっかりコントロール。4周回目に入る頃には逃げを吸収してレースは振り出しに戻ります。

6周回目に入ると、前戰で失ったピュアホワイトジャージ奪還のチャンスをうかがう雨澤選手(那須ブラーゼン)が単独アタック。すぐさま7秒程度先行する展開となります。

一方のメイン集団は、変わらず宇都宮ブリッツェン勢が集団先頭に立ってコントロールする状態が続きます。

単独で逃げる雨澤選手(那須ブラーゼン)は最大で10数秒のリードを奪って逃げ続けますが、11周回目に敢えなくメイン集団に吸収されます。

その後、レースは宇都宮ブリッツェンが集団をしっかりコントロールする形で周回を重ねていく展開となりますが、折り返し地点を過ぎた18周回目に入るとTeam UKYOのガルシア選手と平井選手がアタックを仕掛けて集団から抜け出します。

ガルシア、平井(Team UKYO)

↓ 5秒程度

メイン集団

懸命に逃げる2名の選手に対して、メイン集団では残り10周回を切った21周回目にデリアック選手(Team JBCF)が追走のアタックを仕掛けたことで活性化してペースが上がる展開となります。

一方、逃げ続ける先頭の2名からは平井選手(Team UKYO)が遅れて集団に戻り、ガルシア選手(Team UKYO)が単独で逃げる状態となります。

単独となったガルシア選手(Team UKYO)は、驚異の粘りで集団から逃げ続けますが、周回を重ねるごとに宇都宮ブリッツェン勢がコントロールするメイン集団とのタイム差は縮まっていき、残り3周回となる28周回目には遂に集団に吸収されてレースは振り出しに戻ります。

振り出しに戻った集団では増田選手と鈴木真理選手を中心に宇都宮ブリッツェン勢がコントロール&ペースアップをしてゴールスプリント勝負に向けた態勢を整えていき、最終周回に入るとその動きを阿部選手が引き継いでスプリント勝負要員2名をリードアウトして最終コーナーをクリア。勝負はゴールスプリントへと持ち込まれます。

鈴木譲選手と大久保選手、プラデス兄弟(マトリックスパワータグ)、デリアック選手(Team JBCF)、畑中選手(シマノレーシング)によるゴールスプリント勝負を制したのはエドワード・プラデス選手(マトリックス・パワータグ)。2年連続スペイン選手権5位、来季からプロコンチネンタルチームへの移籍が決定している実力を見せつけてJプロツアー2勝目を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、ゴールスプリント勝負に挑んだ鈴木譲選手が僅かの差で2位、位置取り争いで不利な状況に追い込まれてしまった大久保選手が6位というリザルトで最終戦を終えました。

2014年のJプロツアーでの宇都宮ブリッツェンの最終リザルトは、チームランキング1位、個人ランキングで増田選手が2位、鈴木譲選手が3位。また、堀選手が前戰で奪還したピュアホワイトジャージを守り、23歳以下のツアーリーダーに輝いています。

清水監督コメント

「今日のレースは、最終コーナーまで作戦通り100点満点とも言える走りを選手全員が見せてくれました。今季、レースを最初から最後までコントロールするということはありませんでしたし、ここまでの走りをできたチームもなかったと思いますので、本当に良くやってくれたと思っています。最終コーナーからの最後の詰めの部分というところは本当に難しいもので、紙一重の差で勝利を逃してしまう結果となってしまいました。こういうことはあまり言いたくはありませんが、最終コーナーまで特に何もせず、最終コーナーに同時に飛び込んである程度の脚があれば勝ててしまうという展開を宇都宮ブリッツェンがやる意味は全くないと思っていますし、“チャンピオンチームらしい走りをして勝つ”ための素晴らしい走りをしてくれたと思っています。もちろん我々としても勝ちたかったですし、ファン・サポーターの皆さんにも最後に勝って喜んで欲しかったのですが、勝ちに価する走りはお見せできたのではないかと感じています。今日のレースでJプロツアーの全日程が終了しました。前半戦は今季のチームコンセプトである“魅せて勝つ”走りというものが上手く噛み合って、いい形で終わることができました。各チームが外国人選手を中心に補強してきた後半戦は、チーム力の部分でどうしても分が悪くなってしまうことが多く、かなり苦労する状況となりました。選手も私も、口には出しませんでしたが、こういう走りをしていていいのか?という想いはありながら、でも目標だけはブレることなく戦ってきたことが残り3戰で自分たちらしいレースを取り戻すことにもつながって、1勝だけでしたが挙げることができたのが後半戦で得た最大の収穫だったのではないかと感じています。チームランキング1位という結果も、鈴木真理キャプテンとエースの増田選手が残る選手たちを上手く導いてくれ、残る選手たちもしっかりと付いてきてくれた結果だと思っています。加えて、ファン・サポーターの皆さんや支援者の方々からも本当にたくさんの声援とご支援をいただきましたし、運営会社もしっかりとチームをサポートしてくれたことも、チームランキング1位を奪還できた大きな要因だったと感じています。そういう意味で、今季のチームランキング1位は“チームワーク”の賜物だと思っています。それは選手8人だけでなく現場スタッフ、スポンサー様はじめ支援者の皆様、ファン・サポーターの皆さん、運営会社、ひいては宇都宮市、栃木県、全国で応援してくださる全ての皆さんの力が集まって、選手にさらなる力を与えてくれたからだと感じています。本当にありがとうございました!」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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◆[リザルト

[JBCF おおいた いこいの道クリテリウム - 大分県大分市 - JPT第21戰 - 33km -]

1位 エドワード・プラデス (マトリックスパワータグ) 41m13s 48.03km/h

2位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) st

3位 ベンジャミン・プラデス (マトリックスパワータグ) st

4位 デリアック・ロイック (Team JBCF) st

5位 畑中勇介 (シマノレーシング) st

6位 大久保陣 (宇都宮ブリッツェン) st

7位 ホセヴィセンテ・トリビオ (Team UKYO) +01s

8位 アイラン・フェルナンデス (マトリックスパワータグ) +01s

9位 中村龍太郎 (イナーメ信濃山形) +01s

10位 入部正太朗 (シマノレーシング) +04s

16位 阿部嵩之 (宇都宮ブリッツェン) +25s

17位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) +27s

46位 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン) +1m00s

53位 鈴木真理 (宇都宮ブリッツェン) +1m28s

54位 城田大和 (宇都宮ブリッツェン) +1m28s

DNF 青柳憲輝 (宇都宮ブリッツェン)

出走=69名/完走=55名

◆2014年Jプロツアー 個人ランキング

1位 ホセヴィセンテ・トリビオ (Team UKYO) 10845P

2位 増田成幸 (宇都宮ブリッツェン) 10290P

3位 鈴木譲 (宇都宮ブリッツェン) 9870P

4位 リカルド・ガルシア (Team UKYO) 8210P

5位 入部正太朗 (シマノレーシング) 7970P

6位 畑中勇介 (シマノレーシング) 7701P

◆2014年Jプロツアー チームランキング

1位 宇都宮ブリッツェン 35735P

2位 Team UKYO 32580P

3位 シマノレーシング 22565P

4位 マトリックスパワータグ 21720P

5位 那須ブラーゼン 16775P

6位 CROPS × championsystem 13438P

ルビーレッドジャージ ホセヴィセンテ・トリビオ (Team UKYO)

ピュアホワイトジャージ 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)

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photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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