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2014年5月

2014/05/31

ツール・ド・熊野 第2ステージ

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[終盤、勝利を目指して果敢なアタックを繰り返した増田選手が11位でゴール]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[上りスプリントで見事勝利を飾ったマンセボが、リーダージャージを獲得した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月29日(木)〜6月1日(日)の4日間に渡って、UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」が開催されています。

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5月31日(土)に第2ステージが行われました。

宇都宮ブリッツェンからは以下の6名がエントリー

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明
※出場チーム=20チーム



UCI2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」の第2ステージが、国内有数の厳しい山岳ステージとして知られる熊の山岳コースで開催され、終盤まで激しい争いを展開した9名によるゴールスプリントをマンセボ(スカイダイブドバイ)が制しました。

この結果、個人総合時間でもマンセボ(スカイダイブドバイ)が首位に立ち、名誉あるリーダージャージを獲得しています。

宇都宮ブリッツェン勢は、終盤までデッドヒートを繰り広げた12名の先頭集団に残った増田選手が残り2km地点で勝負のアタックを仕掛けるなど見せ場を作りますが、最後の上り基調のゴールスプリントで遅れてしまい11位(日本人選手2番手)でゴールしました。

総合を争う上で、最も重要なステージとなる第2ステージ。

レースがスタートすると、早速アタックの応酬が始まり、12kmを過ぎる頃には6名の選手が30秒ほど先行する逃げ集団が形成されます。

寺崎(ブリヂストン)

ラボウ(OCBCシンガポール)

クロフォード(ドラパック)

プジョル(スカイダイブドバイ)

小森(愛三工業)

山下(シエルヴォ奈良)

この6名の逃げは、メイン集団に2分20秒ほどの差をつけながら最初の千枚田の上りへと入っていきます。

千枚田に入ると、逃げる6名とメイン集団との差は少しずつ縮まっていきます。同時に、千枚田を上り終える頃にはメイン集団から遅れていく選手も見られるようになり、少しずつサバイバルレースの様相を呈してきます。

そしてレースは、このステージ最大の勝負どころである札立峠へ。

この最大の勝負どころで、宇都宮ブリッツェンは前日のミーティングで話し合われた通りの絶妙な動きを見せます。

総合を狙う増田選手と鈴木譲選手を、阿部選手と堀選手がしっかりサポート。峠の入口手前から、先頭を引いていたスカイダイブドバイ勢に阿部選手がならび、増田選手を引き連れて先頭で峠に入ることに成功します。

チームメートの絶妙なアシストを受けた増田選手は、このステージ最難関の札立峠を集団先頭でクリアします。

札立峠を過ぎると、先頭集団はふるいにかけられた有力選手13名が残り、その中からトリビオ(UKYO)とモニエ(ブリヂストン)の2名が30秒ほどのアドバンテージを奪いますが、しばらくすると吸収され、その後は13名のトップライダーたちによる熾烈な主導権争いが展開されます。

マンセボ、プジョル(スカイダイブドバイ)

クロフォード、ラクラン(ドラパック)

ルバ、モニエ(ブリヂストン)

トリビオ、ガルシア(UKYO)

中根(愛三工業)

ベンジャミン(マトリックス)

キャメロン、シェパード(OCBC)

増田(宇都宮ブリッツェン)

そしてこの13名は、最後の千枚田をクリアする頃には12名となり、いよいよ終盤戦へと突入します。

残り10kmを過ぎると、12名のアタック合戦が始まり、ルバ(ブリヂストン)とシェパード(OCBCシンガポール)の2名が抜け出します。

するとそこに、ガルシア(UKYO)がブリッジをかけて合流、3名が15秒程度先行します。

これを見過ごすはずがない残る9名はペースを上げて逃げる3名を吸収すると、そのカウンターアタックで増田選手が飛び出します。

しかし、増田選手のアタックも潰されてしまい、レースは残り2kmの時点で12名がひとつのままの展開で進みます。

そしてここで、増田選手が再度アタック!

しかし、勝負をかけた増田選手のアタックは集団につかまり、勝負は上り基調のゴールスプリントへと持ち込まれました。

ゴール前に先頭で現れたのは、キャメロン(OCBC)。しかし、そのすぐ後方にはトリビオ(UKYO)が迫ります。ところが、その後方からさらに勢いを持って差し切ったのがマンセボ(スカイダイブドバイ)でした。

差し切ったマンセボは勝利を確信し、右手を高々と突き上げてゴール。見事に優勝を飾りました。

勝負のアタックに出た増田選手は脚を使ってしまっており、スプリントに加わることができなかったものの、14秒遅れの11位でフィニッシュ。個人総合時間も29位から10位に順位を上げています。

清水監督コメント

「今日のレースは攻めましたが、結果が伴いませんでした。後半の勝負どころで増田選手が1人になりながらもよく我慢してくれましたし、その前にはチームメートたちが上手く連携して増田選手を先頭集団に送り込んでくれました。増田選手は最後も、総合優勝とステージ優勝を目指した賭けのアタックをしてくれて、すごくいい走りだったと思います。それだけに、結果につながらなかったのは残念ですが、チームとしては流れもよく、最後の最後まで攻撃を仕掛けることができたレースだったと思います。ただ欲を言えば、増田選手が入った先頭集団に2人残しているチームもあったので、ここにブリッツェンも1人、2人入れることができれば良かったなと思ってもいます。とは言っても、しっかりチャレンジもしましたし、選手たちもレースを終えて皆いい顔をしていますし、よくやってくれたと思います。」

text/Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


第2ステージ [リザルト]

1位 MANCEBO Francisco スカイダイブドバイ プロサイクリング チーム 3h03m07s 35.8km/h

2位 TORIBIO ALCOLEA Jose Vicente TeamUKYO st

3位 BAYLY Cameron OCBCシンガポール・コンチネンタル・サイクリングチーム st

4位 SHEPPARD Eric Timothy OCBCシンガポール・コンチネンタル・サイクリングチーム st

5位 PRADES Benjamin マトリックスパワータグ st

6位 CRAWFORD Jai ドラパック プロフェッショナル サイクリング st

7位 中根英登 愛三工業レーシングチーム st

8位 LEBAS Thomas ブリヂストンアンカーサイクリングチーム st

9位 NORRIS Lachlan ドラパック プロフェッショナル サイクリング st

10位 GARCIA AMBROA Ricardo TeamUKYO +12s

11位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +14s

18位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +3m41s

65位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +11m08s

66位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン +11m08s

DNF 堀孝明 宇都宮ブリッツェン

個人総合時間第2ステージ終了時

1位 MANCEBO Francisco スカイダイブドバイ プロサイクリング チーム 5h37m13s

2位 TORIBIO ALCOLEA Jose Vicente TeamUKYO +05s

3位 BAYLY Cameron OCBCシンガポール・コンチネンタル・サイクリングチーム +06s

4位 中根英登 愛三工業レーシングチーム +08s

5位 NORRIS Lachlan ドラパック プロフェッショナル サイクリング +10s

6位 CRAWFORD Jai ドラパック プロフェッショナル サイクリング +10s

7位 SHEPPARD Eric Timothy OCBCシンガポール・コンチネンタル・サイクリングチーム +12s

8位 LEBAS Thomas ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +12s

9位 GARCIA AMBROA Ricardo TeamUKYO +22s

10位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +24s

17位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +3m50s

48位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン +11m19s

56位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +12m12s

個人総合ポイント第2ステージ終了時

1位 MANCEBO Francisco スカイダイブドバイ プロサイクリング チーム 34P

2位 WIPPERT Wouter ドラパック プロフェッショナル サイクリング 33P

3位 CLARKE William ドラパック プロフェッショナル サイクリング 30P

個人総合山岳第2ステージ終了時

1位 PIJOL MUNOZ Oscar スカイダイブドバイ プロサイクリング チーム 18P

2位 PRADES Benjamin マトリックスパワータグ 12P

3位 CRAWFORD Jai ドラパック プロフェッショナル サイクリング 10P

団体総合時間第2ステージ終了時

1位 OCBCシンガポール・コンチネンタル・サイクリングチーム 16h55m48s

2位 TeamUKYO +11s

3位 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム +2m27s

8位 宇都宮ブリッツェン +11m16s


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[4日間の中で最難関のコースを前に、朝食からしっかりエネルギーを蓄える選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[選手とともにレースを走るチームカーもチームの「顔」。清水監督が出発前に丹念に磨き上げる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[厳しいレースを前にしても、今年のチームは和やかな雰囲気と程よい緊張感が同居する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[各チーム交通安全のたすきをかけ、パレード走行がスタート]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[このステージの名物「丸山千枚田」を、プロトンが上っていく]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[逃げる6名を追うメイン集団内を走る増田選手と鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[千枚田の下りを追走集団内で快走する増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[果敢なアタックで脚を削ってしまった増田選手は11位でゴール]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[先頭集団に残ることはできなかったが、鈴木譲選手は18位でゴールし個人総合で17位につける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[増田選手を先頭集団に送り込む役割をきっちり果たした阿部選手と鈴木真理選手も、明日のステージへときっちりつなぐゴールを果たす]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[2回目の千枚田の下りで落車し、残念ながらDNFとなった堀選手が救護所で応急処置を受ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2014/05/30

ツール・ド・熊野 第1ステージ

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[チームの作戦通りの動きでトップとタイム差なしのステージ22位に入った鈴木譲選手]

photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[チームとして完全にレースを支配したドラパックのウィッパートが余裕のゴール]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月29日(木)〜6月1日(日)の4日間に渡って、UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」が開催されています。

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宇都宮ブリッツェンからは、以下の6名がエントリー

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明

UCI2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」の第1ステージが、和歌山県新宮市赤木川沿いのスピード系公道サーキットコースで開催され、レース序盤からメイン集団をコントロールし続けたドラパックプロフェッショナルサイクリングのワウテル・ウィッパートが、チームメートの完璧なリードアウトを受けて大集団のゴールスプリントで圧倒的な勝利を飾り、ドラパックが2日連続でのステージ優勝を飾りました。

この結果、個人総合時間でもウィッパート(ドラパック)が首位に立っています。

宇都宮ブリッツェン勢は、ドラパック勢が行う集団コントロールに協調してレースを展開すると、個人総合時間での上位を狙う増田選手と鈴木譲選手に加え、鈴木真理選手がトップとタイム差なしでゴールし、このステージ最低限の目標をクリア。しかし一方で、大集団ゴールスプリントの際の勝負要員として期待されていた大久保選手が、度重なる集団の分断で無駄脚を使ってしまい無念のDNFとなってしまいました。

宇都宮ブリッツェンはこのステージを、個人総合を狙う増田選手と鈴木譲選手がタイムを失わないように集団先頭でゴールさせること、集団ゴールスプリントの際には大久保選手が強力な海外勢と真っ向勝負、というふたつの目標を持ち、中切れが起きやすいレース展開も考慮して集団前方での位置取りを死守することを念頭にレースに臨みました。

レースがスタートすると、1周回目から4名の選手が抜け出し、最終的に3名の選手の逃げが形成されます。

井上(ブリヂストンアンカー)

プジョル(スカイダイブドバイ)

小石(ジャパンナショナル)

メイン集団はドラパック勢がコントロールに入り、この逃げを容認。ブリッツェンも鈴木真理選手と阿部選手が協調姿勢を見せるためにコントロールに加わり、1分30秒前後~50秒前後のタイム差でレースを落ち着かせます。

メイン集団は、予想していた通りこのコース特有の中切れを起こし、集団が少しずつ小さくなっていきます。宇都宮ブリッツェンの選手たちはこの状況にしっかり対応し集団前方をキープして中切れを回避しますが、スプリント勝負を任される大久保選手が中切れに遭い、遅れてしまいます。

ドラパック勢がメインになってコントロールされる集団は、レース終盤に向かうに連れて少しずつペースを上げながら、前を走る3名を吸収するタイミングをうかがいます。

そして、最終周回に入る直前に逃げを吸収。レースは振り出しに戻された状態で最終周回へと突入しました。

ここからは、各チームのゴールスプリントに向けての動きと位置取り争いが活性化しますが、チームのカテゴリーでも1ランク上のドラッパクのアシスト陣の動きが他チームの動きの一枚も二枚も上をいき、最後はウィッパート選手(ドラパック)が完璧な態勢でスプリントを開始。危なげなく優勝を飾ると、2位にはチームメートのクラーク選手が入り、ドラパックがワンツーフィニッシュを達成しました。

残念ながら大久保選手がDNFとなった宇都宮ブリッツェンは、もうひとつの目標であった増田選手と鈴木譲選手がトップとタイム差なしでゴールすることに重点を置き、必要以上のスプリント勝負は回避。鈴木真理選手も含めて3名がトップとタイム差なしでゴールしたことで、団体総合時間の2位もキープしたまま第1ステージを終えました。

清水監督コメント

「今日のレースは、チームとしては予定通り序盤からドラパック主導の集団コントロールに加わり、集団の中切れに関してもしっかりと前方をキープして対応することができたと思います。ただ予定外だったのが、大久保選手のDNFでした。ドラパックと協調して集団をコントロールするということは、大集団でのゴールスプリントに持ち込むということになります。半分は増田選手と鈴木譲選手がタイムを失わないための動きでもありましたが、半分は大久保選手のための動きでもあったので、大久保選手が遅れてしまったことは残念で仕方ありません。ですが、その動きがあったために個人総合を狙う増田選手と鈴木譲選手がタイム差なしでゴールでき、鈴木真理選手もそこに入ったことでチーム総合も1秒差で2位につけることができています。大久保陣というスプリンターの〝切り札〟を失うことにはなってしまいましたが、その分チームが目指すべき目標がより明確にもなりました。まずはしっかりと切り替えて、明日は明日でまたしっかりと、ステージと個人総合が獲れるような走りを目指したいと思います。」

text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


第1ステージ [リザルト]

1位 WIPPERT Wouter ドラパック プロフェッショナル サイクリング 2h33m21s 43.5km/h

2位 CLARKE William ドラパック プロフェッショナル サイクリング st

3位 HAEDO Lucas Sebastian スカイダイブドバイ プロサイクリングチーム st

4位 平井栄一 TeamUKYO st

5位 畑中勇介 シマノレーシングチーム st

6位 CHTIOUI Rafaa スカイダイブドバイ プロサイクリングチーム st

7位 MANCEBO Francisco スカイダイブドバイ プロサイクリングチーム st

8位 清水太己 ジャパンナショナルチーム st

9位 綾部勇成 愛三工業レーシングチーム st

10位 福田真平 愛三工業レーシングチーム st

22位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン st

28位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン st

33位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン st

55位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +57s

78位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +4m49s

DNF 大久保陣 宇都宮ブリッツェン

個人総合時間第1ステージ終了時

1位 WIPPERT Wouter ドラパック プロフェッショナル サイクリング 2h34m02s

2位 CLARKE William ドラパック プロフェッショナル サイクリング +04s

3位 HAEDO Lucas Sebastian スカイダイブドバイ プロサイクリングチーム +08s

4位 HSIAO Shih Hsin チーム ガスト +10s

5位 福田真平 愛三工業レーシングチーム +11s

6位 吉田隼人 シマノレーシングチーム +12s

7位 畑中勇介 シマノレーシングチーム +12s

8位 中根英登 愛三工業レーシングチーム +12s

9位 LIU Shu Ming チーム ガスト +12s

10位 平井栄一 TeamUKYO +12s

18位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +13s

29位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +14s

36位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン +15s

49位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +1m08s

76位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +5m04s

個人総合ポイント第1ステージ終了時

1位 WIPPERT Wouter ドラパック プロフェッショナル サイクリング 33P

2位 CLARKE William ドラパック プロフェッショナル サイクリング 30P

3位 HAEDO Lucas Sebastian 16P

個人総合山岳賞第1ステージ終了時

1位 MANCEBO Francisco スカイダイブドバイ プロサイクリングチーム 2P

2位 井上和郎 ブリヂストンアンカーサイクリングチーム 2P

3位 SHEPPARD Eric Timothy OCBCシンガポール・コンチネンタル・サイクリングチーム 1P

団体総合時間第1ステージ終了時

1位 ドラパック プロフェッショナル サイクリング 7h42m39s

2位 宇都宮ブリッツェン +01s

3位 愛三工業レーシングチーム +03s


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[新宮駅前からのパレード走行の後、リアルスタートが切られた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[序盤から3名の逃げが容認され、集団はドラパックを中心にコントロールされる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[この日は得意の逃げを封印し、チームの作戦通りの動きを遂行する阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[山場となる明日の第2ステージに向けて力を蓄えつつも、きっちり先頭集団でゴールした増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[ゴールスプリントを任されていた大久保選手だったが、残念ながらその前にレースを終えた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[晴天に恵まれたこの日は気温もみるみる上昇。スタッフ陣も補給の準備に追われた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[TOJからの不調を少なからず抱える鈴木真理選手だが、この日は先頭集団でしっかりゴールした]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[総合を狙う鈴木譲選手はステージ22位、個人総合18位と好調を維持する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[終盤にトラブルで遅れてしまった堀選手は、得意の上りを含む明日の第2ステージで巻き返しを狙う]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2014/05/29

ツール・ド・熊野 プロローグ

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[日本人選手で最高順位、外国人選手にもひけを取らない走りを見せて4位となった大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[ツアー・オブ・ジャパンでも強さを見せたドラパックのウィリアム・クラークが、まずはリーダージャージに袖を通した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS


5月29日(木)〜6月1日(日)の4日間に渡って、UCI-2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」が開催されています。

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宇都宮ブリッツェンからは、以下の6名がエントリー

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明

UCI2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」のプロローグが、新宮市内を流れる市田川沿いのテクニカルなショートコース(0.7km)で開催され、ツアー・オブ・ジャパンからの連戦となるドラパック プロフェッショナル サイクリングのウィリアム・クラークが、50秒台にあと一歩と迫る好タイムをマークして大会初日を勝利で飾りました。

宇都宮ブリッツェン勢では、昨年の同コースでもいい順位で走り切った大久保人選手がトップとわずか0.69秒差の4位、ツアー・オブ・ジャパンから好調を維持する阿部嵩之選手が6位。表彰台には及ばなかったものの、外国人選手に見劣りしない走りを見せました。また、他の選手もトラブルなく初日のプロローグを終えています。

清水監督コメント

 

「今日は、このプロローグでの成績を狙っていった2人(阿部選手と大久保選手)が、目標としていた3位以内にあと一歩届きませんでしたが、2人とも昨年よりもいいタイムかつ立派なタイムで走ってくれたと思います。そして、明日から個人総合時間上位を狙う上で本格的なステージが始まります。一日一日を大事にして、しっかりとつなげていきたいと思います。」

プロローグ [リザルト]

1位 CLARK William ドラパック プロフェッショナル サイクリング 51s05 49.3km/h

2位 HSIAO Shih Hsin チーム ガスト +0s15

3位 WIPPERT Wouter ドラッパク プロフェッショナル サイクリング +0s34

4位 大久保陣 宇都宮ブリッツェン +0s69

5位 福田真平 愛三工業レーシングチーム +1s21

6位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +1s74

7位 吉田隼人 シマノレーシングチーム +1s95

8位 大塚航 ロヂャースレーシングチーム +1s99

9位 野中竜馬 シマノレーシングチーム +2s05

10位 畑中勇介 シマノレーシングチーム +2s26

31位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +3s68

52位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +4s46

70位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +5s03

81位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン +5s46

個人総合時間プロローグ終了時

1位 CLARK William ドラパック プロフェッショナル サイクリング 51s05 49.3km/h

2位 HSIAO Shih Hsin チーム ガスト +0s15

3位 WIPPERT Wouter ドラッパク プロフェッショナル サイクリング +0s34

4位 大久保陣 宇都宮ブリッツェン +0s69

5位 福田真平 愛三工業レーシングチーム +1s21

6位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +1s74

7位 吉田隼人 シマノレーシングチーム +1s95

8位 大塚航 ロヂャースレーシングチーム +1s99

9位 野中竜馬 シマノレーシングチーム +2s05

10位 畑中勇介 シマノレーシングチーム +2s26

31位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +3s68

52位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +4s46

70位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +5s03

81位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン +5s46

個人総合ポイント プロローグ終了時

1位 CLARK William ドラパック プロフェッショナル サイクリング 10P

2位 HSIAO Shih Hsin チーム ガスト 9P

3位 WIPPERT Wouter ドラッパク プロフェッショナル サイクリング 8P

4位 大久保陣 宇都宮ブリッツェン 7P

6位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン 5P

団体総合時間 プロローグ終了時

1位  ドラパック プロフェッショナル サイクリング 2m36s

2位 宇都宮ブリッツェン +0s01

 

3位 チーム ガスト +0s02

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[例年、天候が優れない中でのレースが多い熊野だが、今年は晴天が広がっている]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[TOJで無念のDNFとなった鈴木真理選手と大久保選手が、熊野での復活を期して今日のレースをイメージする]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[シーズン序盤から好調を維持する阿部選手が、落ち着きを持ってゼッケンをつける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[熊野でも大車輪の活躍が期待される増田選手が車検を受ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[チーム第一走者の堀選手がスタートを切る]
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[堀選手は56秒08の70位でゴール]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[スタートを前に集中を高める鈴木真理選手を、清水監督が温かい目で見守る]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[鈴木真理選手がチーム2番手でスタートする]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[コーナー立ち上がりでギアが合わなかった鈴木真理選手は56秒51で81位]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[スタート台に立ち、ゴールに飛び込む自身の姿を静かにイメージする鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[明日のステージからの活躍に期待がかかる鈴木譲選手は54秒73の31位と好位置をキープ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[TOJでもその強さを印象づけた増田選手がスタートを切る]
photo(C):Tatsyuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[総合争いの山場である第2ステージに重点を置く増田選手は、リスクを冒さない走りで55秒51の52位]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[レース前、プロローグでの上位を宣言した阿部選手が気合いの表情でスタート台に上がる]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[阿部選手は、ゴール時点でのトップタイム52秒79を叩き出した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[得意とする距離より若干長いコースではあるものの、今日の主役になるための準備はしてきたという表情を見せる大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[白浜クリテリウムでの初優勝から走りに自信がみなぎる大久保選手は、日本人選手トップタイムをマーク]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2014/05/26

ツアー・オブ・ジャパン 第6ステージ

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[個人総合時間で日本人最高位の10位となった増田選手を中心に、集団内でポジション争いをする選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[昨年のTOJから続いた11戦未勝利を止め、UCIプロチームの面目を保つ勝利を挙げたボニファジオ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月18日(日)〜25日(日)の8日間に渡り、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されました。

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5月25日(日)に、第6ステージが行われました。

このレースに、宇都宮ブリッツェンは以下の6名がエントリー

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明

UCI2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の最終ステージとなる第6ステージが、東京都心部の日比谷公園前から大井埠頭の周回コースを回るオールフラットなスピードコースで開催され、最終的に集団でのゴールスプリントとなった勝負をランプレ・メリダのニッコロ・ボニファジオが制し、昨年から続いたチームの〝TOJ未勝利〟を11で止めました。

個人総合時間はポルセイェディゴラコール(タブリーズ・ペトロケミカル)、個人総合ポイントはグレガ・ボーレ(VINI FANTINI NIPPO)、個人総合山岳はヒュー・カーシー(RAPHA CONDOR JLT)、そして団体総合はタブリーズ・ペトロケミカルがそれぞれ獲得しています。

宇都宮ブリッツェン勢は、このステージでの活躍が期待された鈴木真理選手と大久保人選手が、近年まれに見るタフなレースとなった前日の伊豆ステージでDNF。スプリンター不在となったチームは、序盤から積極的に逃げに乗って攻めるレースを選択しましたが、決まった逃げに乗れなかったため、出走メンバーの中で最もスプリント力がある鈴木譲選手でゴールスプリント勝負に軌道修正。

最終周回には、選手全員が連携して位置取り争いで好ポジションをキープし、発射された鈴木譲選手が9位でフィニッシュしました。

宇都宮ブリッツェンの最終成績は、個人総合時間(最も名誉ある賞)で増田選手が日本人選手トップとなる総合10位、個人総合山岳で阿部選手が8位、そして団体総合時間も8位という結果となりました。

清水監督コメント

「今日は、リーダーチームがとる正攻法のレース(集団をコントロールして、最終的にゴールスプリント)を想定しつつも、出走人数も少なく変わったレース展開になる可能性もあることも想定し、全員で逃げを試みるというチャレンジをしました。ですが、フラットなコースでもタブリーズの強さは際立っていて、レースを完全にコントロールされてしまいました。ただ、最終的な段階でチームとしてすぐに機転を利かせて、鈴木譲選手のスプリントというプランに切り替えてくれ、勝負に臨んでくれました。ピュアスプリンターではない鈴木譲選手にとっては厳しい戦いとは分かっていながらも、最後までしっかりやってくれたと感じています。TOJを振り返ってみると、最低限の目標である〝UCIポイント獲得〟ということは達成できましたが、決して喜べる結果ではありませんでした。カテゴリーが1クラスになって2度目の今年は、海外勢のレベルが全体的に上がっていて、自分たちの力がまだまだ足りないということを再確認したレースにもなったと感じています。今後も〝さらに上を目指して戦っていきたい!〟というチャレンジ精神を忘れず、しっかりと戦っていきたいと思います。」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY


6ステージ
[リザルト]

1BONIFAZIO Niccolo LAMPRE MERIDA 2h22m14s 47.5km/h

2 BOLE Grega VUNI FANTINI NIPPO st

3 CLARKE William DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING st

4 BECKINSALE Jack AVANTI RACING TEAM st

5 PALINI Andrea Francesco LAMPRE MERIDA st

6 PRADES REVERTE Benjamin マトリックスパワータグ st

7 吉田隼人 シマノレーシング st

8 MOSES Tom RAPHA CONDOR JLT st

9 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン st

10 FERNANDEZ CASASOLA Airan st

13 増田成幸 宇都宮ブリッツェン st

39 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +35s

40位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +45s

個人総合時間第6ステージ終了時

1 POURSEYEDIGOLAKHOUR Mirsamad TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM 15h05m01s

2位 BOLE Grega VINI FANTINI NIPPO +1m51s

3位 MIZBANI IRANAGH Ghader TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +3m48s

4位 TORIBIO ALCOLEA Jose Vicente TeamUKYO 4m15s

5 LEBAS Thomas ブリヂストンアンカー 5m13s

6 CARTHY Hugh RAPHA CONDOR JLT 5m48s

7 KOLAHDOZHAGH Amir TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +5m54s

8位 BAYKY Cameron OCBC SINGAPORE CONTINENTAL 6m59s

9 PRADES REVERTE Benjamin マトリックスパワータグ +7m28s

10位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +8m32s

34位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +35m47s

35位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +36m22s

40位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +43m54s

個人総合ポイント賞第6ステージ終了時

1位 BOLE Grega VINI FANTINI NIPPO 64P

2位 BONIFAZIO Niccolo LAMPRE MERIDA 51P

3位 BECKINSALE Jack AVANTI RACING TEAM 41P

個人総合山岳賞第6ステージ終了時

1位 CARTHY Hugh RAPHA CONDOR JLT 32P

2 POURSEYEDIGOLAKHOUR Mirsamad TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM 27P

3位 FERNANDEZ CASASOLA Airan マトリックスパワータグ 15P

8位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン 8P

団体総合時間第6ステージ終了時

1位 TABRIZ PETROCHEMICAL TEAM 45h24m59s

2位 TEAM UKYO +19m25s

3位 RAPHA CONDOR JLT +21m08s
8位 宇都宮ブリッツェン +1h01m48s

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[宿泊地となった東京プリンスホテルからパレードスタート地点の日比谷公園に出発する選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[期間中、選手たちのバイクを最高の状態に保ってきた針谷メカが、直前まで作業を続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[スプリント勝負になった際の動きを確認し合う清水監督と鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[光る逃げを見せてきた阿部選手は他チームの厳しいマークに合い、この日は逃げに乗れず]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[レース序盤はラファのモーゼスとOCBCのヤングの2名の逃げと集団という展開が続く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[この日も、心強い味方のブリッツェンサポーターが選手たちに多くの声援を贈ってくれた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[終盤に抜け出したトリビオ選手は、逃げ切りでステージ優勝と総合ランクアップを狙ったが不発に終わった]
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[最後のスプリント勝負を担った鈴木譲選手は、ピュアスプリンターを相手に9位と健闘した]
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[全6ステージを走り切り、笑顔でインタビューに応じる鈴木譲選手]

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2014/05/24

ツアー・オブ・ジャパン 第5ステージ

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[日本人最高順位の9位でゴールし、レース後の記者会見で質問に答える増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[序盤からの積極的な逃げで勝利を手繰り寄せたミズバニ選手。チームの破壊力の高さも際立った勝利だった]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月18日(日)〜25日(日)の8日間に渡り、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

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5月24日(土)に、第5ステージが行われました。

このレースに、宇都宮ブリッツェンは以下の6名がエントリー

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明

UCI2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第5ステージが、上りと下りしかない日本CSCの特設コース(1周12.2km)で開催され、序盤にできた逃げ集団に入ったタブリーズ・ペトロケミカルのガーデル・ミズバニ・イラナグが、ヴィーニファンティーニ・NIPPO、ブリヂストンアンカー勢がコントロールするメイン集団に追撃のチャンスを与えず、過酷なサバイバルレースを逃げ切り勝利で飾りました。

また、個人総合時間ではミズバニ選手とチームメートの、ミルサマ・ポルセイェディゴラコール(タブリーズ・ペトロケミカル)がグリーンジャージを奪取。盤石かと思われたヴィーニファンティーニ・NIPPOの牙城を、アジア最高レベルのチームが崩す会心の大逆転劇を見せています。

宇都宮ブリッツェン勢は、ここまで個人総合時間で14位につける増田成幸選手が、有力選手たちの追走集団の中できっちりと走り切り、日本人最高順位となる9位でゴール。個人総合時間もUCIポイント獲得圏内の10位に順位を上げています。

前日に行われた第4ステージの富士山で、個人総合時間争いのリザルトに地殻変動と言って良いほど大きな動きがあった今年のTOJ。第5ステージの展開次第では、まだまだトップが入れ替わる可能性があります。

宇都宮ブリッツェンも、増田選手の個人総合時間の順位アップを目論みながらも、ステージ優勝の可能性にも懸けることを選択。増田・鈴木譲・阿部・堀の4名が逃げに乗って前、前のレースを展開。鈴木真理・大久保の2名は集団に待機し、集団がひとつのままでゴールスプリントになった場合に勝負と、逃げ切りとスプリント、どちらでも勝利を狙えるような作戦でレースに臨みました。

レースがスタートすると、1周回目から個人総合時間で大逆転を狙うチーム、ステージ優勝で一矢報いたいチームを中心に、積極的なアタック合戦が繰り広げられます。宇都宮ブリッツェンも阿部選手を筆頭に増田選手、鈴木譲選手、堀選手らがアタックを仕掛けて逃げに乗ろうと試みますが、なかなか決まりません。

すると、いくつかの動きの後に、5名の逃げ集団が形成されます。

ミズバニ、ポルセイェディゴラコール(タブリーズ)

クロフォード(ドラパック)

カーシー(ラファ)

清水(ブリヂストン)

有力選手が複数入ったことで追走の動きが出ることも予想されましたが、序盤ということもあり、メイン集団はリーダーのグレガ・ボーレ選手を擁するヴィーニファンティーニ・NIPPOがコントロール。3分程度のタイム差で、レースは一旦落ち着きを見せます。

ブリッツェン勢は、スプリント要員として集団内で待機する予定だった鈴木真理選手が予想外のDNF。また大久保選手も3周回目の上りで後輪がパンクし、KOM手前で車輪交換を余儀なくされます。

有力選手の逃げが決まったこととトラブルを受けて、ブリッツェンはプランを修正。一度、集団内で態勢を立て直しながら、次に来るであろう動きのために備えることになります。

レースも半分の6周回を完了する頃になると、逃げ集団ではクロフォード選手(ドラパックと)清水選手(ブリヂストン)の2名が遅れ、先頭は3名となります。

ミズバニ、ポルセイェディゴラコール(タブリーズ)

カーシー(ラファ)

一方のメイン集団は、変わらずヴィーニファンティーニ・NIPPOがコントロールを続け、その後ろにブリヂストンアンカーやランプレという位置取りになりますが、この時点でヴィーニファンティーニ・NIPPOはアシスト選手の数を減らしており、少しずつそのコントロールが崩れていくことを予感させる展開となります。

8周回目に入ると、メイン集団の先頭はブリヂストンアンカーのモニエ選手と初山選手が積極的に引き、逃げる3名を追走するためにペースを上げ始めます。

このペースアップで、ブリッツェンは鈴木譲選手と堀選手が集団から遅れ始め、集団内には増田選手と阿部選手の2名のみとなります。

レースは終盤戦へと入っていきますが、先頭を走る3選手のペースが落ちることはなく、むしろ、集団とのタイム差を広げていきます。特に、ミズバニ選手とポルセイェディゴラコール選手のタブリーズ勢は強力で、カーシー選手(ラファ)は付いていくだけいう状況が多くなります。

そして、10周回完了時点で、集団とのタイム差は4分52秒にまで開き、逃げ切り勝利の可能性が

濃厚となってきました。

その頃になると、ペースが上がったメイン集団もさらに人数を減らし始めます。ブリッツェンは増田選手と阿部選手が変わらず集団内をキープします。

レースは残り1周回。

逃げ切りをほぼ手中にした3選手は、それぞれの利害も一致します。

ミズバニ(タブリーズ)→ステージ優勝

ポルセイェディゴラコール(タブリーズ)→個人総合

カーシー(ラファ)→山岳賞

最終周回に設定された山岳ポイントをカーシー選手(ラファ)が獲得して山岳賞を確定させると、最後のストレートに先頭で現れたのはミズバニ選手(タブリーズ)。ミズバニ選手(タブリーズ)はそのまま先頭でゴールし、見事ステージ優勝を達成。2位に山岳賞のカーシー選手(ラファ)、3位にポルセイェディゴラコール選手(タブリーズ)が入りました。

一方、メイン集団内からは4名の選手が追走集団を形成します。

コラドゥースハグ(タブリーズ)

ボーレ(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)

ベイリー(OCBC)

プラド(マトリックス)

中でも、現在のグリーンジャージ着用者であるボーレ選手(ヴィーニファンティーニ・NIPPO)はジャージを失うことに直結するため、懸命の追走を試み4位でゴールしますが、2分04秒差と惜しくも届かず。3位でゴールしたポルセイェディゴラコール選手(タブリーズ)が、個人総合時間トップに躍り出ました。

宇都宮ブリッツェンは、集団内からの4名の飛び出しに反応した増田選手が、同じくその動きに反応したトリビオ選手(TeamUKYO)に次いで、日本人選手最高位の9位でゴール。

この結果、個人総合時間でも日本人最高位、UCIポイント圏内となる10位につけ、明日の最終ステージを迎えることになりました。

清水監督コメント

「今日は本当にハードな、近年まれに見るキツいレースになりました。その中で、選手たちは最後まで耐えてくれたと思います。当初は、前半から全員が積極的に行くというプランを考えていましたが、乗り遅れてしまいました。ですが、選手たちはすぐに後半で勝負ということで切り替えてくれ、増田選手が最後まで耐えて9位でゴールしてくれました。後少しで今日のステージのUCIポイント圏内の6位というところでしたが、個人総合時間でUCIポイント獲得圏内に入り、日本人トップの順位。日本を代表するチームとしての面目を保ってくれたと思っています。今回のTOJ全体を考えると、もっと上位に行きたかったというのが正直なところですが、周りのチーム、メンバーが強力で、予想以上に厳しいレースとなったことを考えると、選手たちはしっかりとはしってくれたと感じています。残すは東京ステージのみとなりました。この1レースをしっかりと走り切りたいと思います。」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

5ステージ[リザルト]

1 MIZBANI IRANAGH Ghader TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM 4h14m13s

2位 CARTHY Hugh RAPHA CONDOR JLT +03s

3位 POURSEYEDIGOLAKHOUR Mirsamad TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +03s

4位 BOLE Grega VINI FANTINI NIPPO +2m04s

5位 BAYKY Cameron OCBC SINGAPORE CONTINENTAL 2m08s

6KOLAHDOZHAGH Amir TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +2m11s

7位 PRADES REVERTE Benjamin マトリックスパワータグ +2m13s

8位 TORIBIO ALCOLEA Jose Vicente TeamUKYO 2m46s

9 増田成幸 宇都宮ブリッツェン 2m46s

10 CRAWFORD Jai DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING 2m56s

26 阿部嵩幸之 宇都宮ブリッツェン 8m47s

38 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +17m54s

39位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +17m54s

DNF 大久保陣 宇都宮ブリッツェン

DNF 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン

個人総合時間第5ステージ終了時

1 POURSEYEDIGOLAKHOUR Mirsamad TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM 12h42m47s

2位 BOLE Grega VINI FANTINI NIPPO +1m57s

3位 MIZBANI IRANAGH Ghader TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +3m48s

4位 TORIBIO ALCOLEA Jose Vicente TeamUKYO 4m19s

5 LEBAS Thomas ブリヂストンアンカー 5m13s

6 CARTHY Hugh RAPHA CONDOR JLT 5m48s

7 KOLAHDOZHAGH Amir TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +5m54s

8位 BAYKY Cameron OCBC SINGAPORE CONTINENTAL 6m59s

9 PRADES REVERTE Benjamin マトリックスパワータグ +7m28s

10位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +8m32s

34位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +35m47s

35位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +36m37s

39位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +43m20s

DNF 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン

DNF 大久保陣 宇都宮ブリッツェン

個人総合ポイント賞第5ステージ終了時

1位 BOLE Grega VINI FANTINI NIPPO 44P

2位 POURSEYEDIGOLAKHOUR Mirsamad TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM 39P

3位 MIZBANI IRANAGH Ghader TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM 31P

10位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン 16P

個人総合山岳賞第5ステージ終了時

1位 CARTHY Hugh RAPHA CONDOR JLT 32P

2 POURSEYEDIGOLAKHOUR Mirsamad TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM 27P

3位 FERNANDEZ CASASOLA Airan マトリックスパワータグ 15P

8位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン 8P

団体総合時間第5ステージ終了時

1位 TABRIZ PETROCHEMICAL TEAM 38h18m17s

2位 TEAM UKYO +19m25s

3位 RAPHA CONDOR JLT +21m08s

8位 宇都宮ブリッツェン +1h01m13s

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[4ステージを戦い抜いてきた身体にできた無数の傷を、福山マッサーに消毒を施してもらう増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[初夏の訪れ、そして厳しい暑さを予感させる青空が広がった日本CSC]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[今日のレースでケアすべき選手を確認する清水監督と阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[序盤の逃げに乗るも、タブリーズの2選手のペースアップに遅れる阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[スタートからコンディションが上がらず、惜しくもレースを降りた鈴木真理選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[序盤にできた5名の逃げ集団の中でも、タブリーズの2選手の実力は図抜けていた]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[序盤でのパンクの影響が終盤まで響き、本来の走りができずにレースを終えた大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[中盤に3名となった逃げ集団は、ペースを落とすことなく逃げ続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[追走のためペースアップする集団内でポジションをキープしながら走る増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[集団のペースアップに遅れてしまった鈴木譲選手と堀選手が、諦めることなくペダルを回し続ける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[Jプロツアーでも死闘を繰り広げることになるであろうトリビオ選手の次いで9位でゴールする増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2014/05/23

ツアー・オブ・ジャパン 第4ステージ

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[日本人選手2番手となる16位でゴールした増田選手。国内トップクラスの上りの実力は健在だ]

photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[優勝したミルサマ・ポルセイェディゴラコールは、38分51秒の驚異的なタイムを叩き出した]

photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月18日(日)〜25日(日)の8日間に渡り、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

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5月23日(金)に、第4ステージが行われました。

このレースに、宇都宮ブリッツェンは以下の6名がエントリー

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明

UCI2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第4ステージが、激坂として知られる静岡県小山町のふじあざみラインで行われ、チームとしての総攻撃に近いアシストを受けたタブリーズ・ペトロケミカルのミルサマ・ポルセイェディゴラコールが、昨年記録されたコースレコードを1分以上縮める38分51秒の驚異的なタイムで走り切りステージ優勝を飾りました。また、個人総合時間は、スプリンターでありながらこのステージを6位でフィニッシュした、ヴィーニファンティーニ・NIPPOのグレガ・ボーレ選手がトップに立っています。

宇都宮ブリッツェン勢では、ここまで個人総合時間で13位につける増田成幸選手が、日本人選手2番手となる18位でゴール。順位をひとつ下げたものの、こちらも日本人選手2番手となる個人総合14位につけています。

ツアー・オブ・ジャパンの総合成績を決める上で、最も重要と言っても過言ではない富士山ステージ。

後半にかけて〝超〟がつくほどの激坂で有名な、11.4kmのヒルクライムコースです。

レースがスタートすると、2014UCIアジアツアーランキング3位(4月現在)に入りながらも、このTOJでは目立った走りを見せていなかったタブリーズ・ペトロケミカルのミズバニ選手とホーラミ選手が飛び出し、序盤から積極的な走りを見せます。

一方のメイン集団は30名ほどに人数が減り、ドラパック勢が先頭でペースを作りコントロール。

先頭を走っていたうちの1名、ホーラミ選手(タブリーズ)が役目を終えて集団に吸収されると、その集団から今度はコラドゥースハグ選手(タブリーズ)がアタック。

すると、ここで満を持して、今年のツール・ド・ランカウイの総合優勝者のエース、ポルセイェディゴラコール(タブリーズ)もアタック。先を走るコラドゥースハグ選手(タブリーズ)に合流すると、さらに前を走るチームメート、ミズバニ選手(タブリーズ)に合流するためペースを上げていきます。

ミズバニ選手(タブリーズ)に合流したポルセイェディゴラコール選手(タブリーズ)は、先待ちしていたミズバニ選手をパスして独走態勢に入ります。

そして、その独走は最後まで崩れることはなく、昨年記録されたコースレコードを1分以上短縮する38分51秒の驚異的なタイムでゴール。UCIプロチームも出場するランカウイで総合優勝した実力とチーム力の高さを見せつけた勝利となりました。

宇都宮ブリッツェンの増田選手は、中盤から清水選手(ブリヂストンアンカー)と日本人選手の先頭を走り続けますが、ゴール直前に清水選手(ブリヂストン)に差し切られ、18位でゴールという結果になっています。

清水監督コメント

「今日のレースは当初の目論見通り、上りに強い増田、鈴木譲、堀の3選手が決して悪くないタイムで走り切ってくれたと思います。その上での結果なので、現状のチームの実力差がそのまま出たレースでもあったとも感じています。飯田での南信州ステージでの走りを見ていても、タブリーズ・ペトロケミカルが強いであろうということは予想していましたが、あそこまで強力だとはと感じる部分もあります。それ以外の選手でも、例えばヴィーニファンティーニ・NIPPOのグレガ・ボーレ選手も、スプリンターと言われているなかであそこまで上れますし、それ以外にも個々の実力が高い選手が多かったと思います。まだまだ、世界を相手にした場合、勝つためにもう一歩進んでいかなければ厳しいと感じました。とはいえ、実力差はあっても決して勝てないレベルではないとも感じていますし、選手たちの気持ちも折れてはいません。各選手とも調子は悪くありませんし、勝つためのチャンスを探りながら、残り2ステージも引き続き、積極的に攻めていきたいと思います。」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

4ステージ[リザルト]

1 POURSEYEDIGOLAKHOUR Mirsamad TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM 38m51s

2 CARTHY Hugh RAPHA CONDOR JLT 1m19s

3 MONIER Damien ブリヂストンアンカー 1m26s

4 KOLAHDOZHAGH Amir TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +1m37

5 MIZBANI IRANAGH Ghader TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +1m53s

6 BOLE Grega VINI FANTINI NIPPO 2m13s

7 CLARL Matthew AVANTI RACING TEAM 2m36s

8 PRADES REVERTE Benjamin マトリックスパワータグ 2m44s

9 VAHID Ghaffari  TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +2m46s

10 BAYLY Cameron  OCBC SINGAPORE CONTINENTAL 2m54s

16 増田成幸 宇都宮ブリッツェン 3m48s

24 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +5m04s

27 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +5m22s

82位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン +15m58s

83位 大久保陣 宇都宮ブリッツェン +16m26s

84位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +16m42s

個人総合時間第4ステージ終了時

1位 BOLE Grega VINI FANTINI NIPPO 8h28m27s

2位 POURSEYEDIGOLAKHOUR Mirsamad TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +17s

3 LEBAS Thomas ブリヂストンアンカー 22s

4 TORIBIO ALCOLEA Jose Vicente TeamUKYO 1m40s

5 DE NEGRI POERPAOLO VINI FANTINI NIPPO 1m51s

6 BISOLUTI Alessandro VINI FANTINI NIPPO 3m45s

7 KOLAHDOZHAGH Amir TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +3m50s

8 BECKINSALE Jack AVANTI RACING TEAM 4m02s

9 清水都貴 ブリヂストンアンカー +4m06s

10位 MIZBANI IRANAGH Ghader TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +4m09s

14位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +5m53s

36位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +18m00s

37位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +18m50s

81位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン +33m44s

83位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +34m40s

84位 大久保陣 宇都宮ブリッツェン +37m13s

個人総合ポイント第4ステージ終了時

1位 BOLE Grega VINI FANTINI NIPPO 30P

2位 BONIFAZIO NIccolo LAMPRE MERIDA 26P

3位 DE NEGRI Pierpaolo VINI FANTINI NIPPO 25P

個人総合山岳賞第4ステージ終了時

1位 RABOU Thomas OCBC SINGAPORE CONTINENTAL 21P

2位 CARTHY Hugh RAPHA CONDOR JLT 19P

3位 POURSEYEDIGOLAKHOUR Mirsamad TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM18P

団体総合時間第4ステージ終了時

1位 VINI FANTINI NIPPO 25h30m29s

2位 ブリヂストンアンカー +2m22s

3位 TABRIZ PETROCHEMICAL TEAM +2m55s

10位 宇都宮ブリッツェン +36m55s


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[スタート直前までバイクの微調整に余念がない鈴木真理選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[チーム史上最強メンバーを率いる重圧をものともせず、一戦一戦チームに着実な成長をもたらす清水監督]
photo(C):tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[ステージレース、そして上りのレースで強さを見せる鈴木譲選手は36位でゴール]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[37位でゴールし、2度目の出場となったTOJで着実に成長している姿を見せた堀選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[得意ではないヒルクライムを、82位でゴールする鈴木真理選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[大久保選手にとっては、最終ステージの東京に辿り着くための厳しいレースが続く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[連日の逃げで身体が悲鳴を上げる阿部選手も辛抱の走りでフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[増田選手と今日のレースを振り返る堀選手。2人の師弟関係がブリッツェンの未来を創る
]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[鈴木譲選手がランダムに抽出されるドーピングコントロールの対象となる。スポーツの根幹を支えるフェアプレーの精神に応えるのもプロの仕事だ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[今年も牙を剥いた富士山を後にし、選手たちはすぐさま次のステージへ向かう]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2014/05/22

ツアー・オブ・ジャパン 第3ステージ

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[数的不利の状況の中、懸命に先頭集団内でチャンスを探りながら走る増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[コース特性を心得た走りで難しいレースを制したデネグリ選手は、南信州ステージ連覇を達成した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS


5月18日(日)〜25日(日)の8日間に渡り、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

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5月21日(水)に、第3ステージが行われました。

このレースに、宇都宮ブリッツェンは以下の6名がエントリー

鈴木真理

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明


UCI2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第3ステージが、登坂力とパワーを要求される長野県飯田市のジェットコースターのような公道周回コースで開催され、昨年の同ステージでも優勝を果たしているヴィーニファンティーニNIPPOのピエールパオロ・デネグリが、勝負どころを心得た動きで、終盤にブリヂストンアンカーのトマ・ルバ選手と抜け出すと、ゴール前でトマ選手を退けて優勝。見事に同ステージ連覇を達成するとともに、個人総合時間でもトップに立ち、緑色のジャージを獲得しました。

宇都宮ブリッツェン勢では、中盤に起きた大きな動きに何とか対応した増田選手が終盤まで前方の集団で走り切り、トップから5分25秒遅れの18位でフィニッシュ。個人総合の順位を15位から13位へと上げています。

毎年、多くのリタイヤ選手が出ることで知られる、難易度の高い飯田の南信州ステージ。

今年は前日の夜から降り出した雨が時に激しく、時に止んだりと状況が目まぐるしく変わる天候となり、判断が難しいレース展開が予想されます。

宇都宮ブリッツェンは増田選手の個人総合時間をキープし、次ステージの富士山で勝負をかけるため、今ステージでの積極的な勝負を回避することを選択。ランプレ、ドラパックという強力な戦力を誇る2チームが総合に絡まない逃げを容認して集団のコントロールに入った場合には、その動きに阿部選手が同調する。

総合時間を狙っているであろうブリヂストンやTeamUKYOなどの有力チームや選手に動きがあった場合には増田選手と鈴木譲選手がケア。先待ちの逃げ集団には鈴木真理選手が対応し、大久保選手と堀選手が増田選手と鈴木譲選手のサポートをするなど、あらゆる展開を考慮した上で大一番となるレースに臨みました。

レースは、リアルスタート直後から何度かアタックがかかった後に、5名の逃げ集団が形成されます。

レイヴラック(ラファ コンドール JLT)

シェパード(OCBC)

内間(ブリヂストン)

入部(シマノ)

シミット(ヴィーニファンティーニNIPPO)

メイン集団は前日の第2ステージ同様、ランプレとドラパックが先頭に立ちコントロール。総合に絡む選手がいないことから、この逃げを容認します。

2周回目に入ると、集団からトマス・ラボウ(OCBC)が単独でブリッジ。逃げる5名に合流して6名の逃げ集団となります。その後、逃げる6名とメイン集団とのタイム差は1分~1分30秒程度で推移し、レースは落ち着きを見せます。

強力なランプレとドラパックの先頭コントロールで、南信州ステージでは珍しい大集団でのゴールスプリントの可能性もあるか?という考えが頭をよぎった6周回目。レースは突如として動きを見せることになります。

これまでのステージで大きく目立たず、なりを潜めていたイギリスのコンチネンタルチーム、ラファ コンドール JLTの4選手がサプライズのアタックを仕掛けて抜け出すと、その追走に入ろうとする選手たちが続いて集団は瞬く間に破壊されていき、6周回が完了する頃には30名程度の先頭集団が形成されます。

宇都宮ブリッツェンで、この流れについていけたのは増田選手のみ。総合を狙うライバルチームが複数人の選手を送り込む中、増田選手は単独で対応せざるを得なくなり、ブリッツェンは一気に厳しい状況に追い込まれてしまいます。

その状況を打開しようと、鈴木譲選手と堀選手が数名の選手と先頭集団を1分20秒程度の差で追走しますが、そうこうしているうちに、先頭では先ほど奇襲を仕掛けたラファ コンドール JLTのヒュー・カーシー選手がアタックを仕掛けて飛び出しを図ったことで、レースはまたも動きを見せます。

カーシー選手は一時、1分以上のアドバンテージを奪いますが、先頭集団からはジャック・ベッキンセール選手(AVANTI)、トマ・ルバ選手(ブリヂストン)、デネグリ選手(ヴィーニファンティーニNIPPO)が追走に入り、少しずつカーシー選手との差を縮めていきます。

そして、カーシー選手を吸収すると、ルバ選手(ブリヂストン)とデネグリ選手(ヴィーニファンティーニNIPPO)がさらに抜け出します。総合狙いのルバ選手(ブリヂストン)とステージ優勝狙いのデネグリ選手(ヴィーニファンティーニNIPPO)は利害が一致。協調してゴールを目指します。

最終的にこの2名に誰も追いつくことはできず、最後のスプリントで前に出たデネグリ選手(ヴィーニファンティーニNIPPO)が、昨年の優勝に続き連覇を達成。2位でゴールしたルバ選手(ブリヂストン)は個人総合の順位を2位にジャンプアップさせることに成功しました。

中盤にできた先頭集団にブリッツェンから唯一入った増田選手は、複数人の選手をそろえる他チームを相手に、我慢の走りで対抗。トップから5分25秒遅れ、15名ほどの集団内でゴールしました。

清水監督コメント

「今日も選手全員がしっかり走ってくれたと思いますが、思うような結果を手に入れることができないレースとなってしまいました。30名ほどの先頭集団ができた時に、増田選手に加えてもう数人選手を送り込むことができていれば、また違った展開もあったと思います。ですが、増田選手1人になってしまったので、できることが限られてしまいました。現時点で正式リザルトを見ていないので何とも言えない(その後の正式リザルトで増田選手は5分25秒遅れの個人総合13位)部分もありますが、総合優勝からは遠くなってしまいましたが、〝総合上位〟の可能性は残されているので、増田選手の総合上位を見据えつつ、ステージ優勝というものにも力を注ぐことを考えていきたいと思います。」

 

text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

第3ステージ[リザルト]

1位 DE NEGRI Pierpaolo VINI FANTINI NIPPO 3h55m16s

2位 LEBAS Thomas ブリヂストンアンカー +2s

3位 BOLE Grega VINI FANTINI NIPPO +1m13s

4位 BECKINSALE Jack AVANTI RACING TEAM +1m55s

5位 TORIBIO ALCOLEA jose Vicente TeamUKYO +1m55s

6位 BISOLUTI Alessandro VINI FANTINI NIPPO +2m33s

7位 清水都貴 ブリヂストンアンカー +3m32s

8位 POURSEYEDIGOLAHOUR Mirsamad TABRIZ PETROCHEMICAL TEAM +3m32s

9位 内間康平 ブリヂストンアンカー +4m57s

10位 BONIFAZIO Niccolo LAMPRE MERIDA +5m25s

18位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +5m25s

37位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +16m10s

38位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +16m10s

67位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン +21m

68位 大久保陣 宇都宮ブリッツェン +21m

69位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +21m

個人総合時間第3ステージ終了時

1位 DE NEGRI Pierpaolo VINI FANTINI NIPPO 7h46m11s

2位 LEBAS Thomas ブリヂストンアンカー +12s

3位 BOLE Grega VINI FANTINI NIPPO +1m12s

4位 BECKINSALE Jack AVANTI RACING TEAM +1m55s

5位 TORIBIO ALCOLEA jose Vicente TeamUKYO +2m01s

6位 BISOLUTI Alessandro VINI FANTINI NIPPO +2m43s

7位 POURSEYEDIGOLAHOUR Mirsamad TABRIZ PETROCHEMICAL TEAM +3m42s

8位 清水都貴 ブリヂストンアンカー +3m45s

9位 BONIFAZIO Niccolo LAMPRE MERIDA +5m26s

10 CONTI Valerio LAMPRE MERIDA 5m27s

13 増田成幸 宇都宮ブリッツェン 5m30s

37 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン 16m21s

38 堀孝明 宇都宮ブリッツェン 16m53s

55 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン 21m11s

69 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +21m23s

82位 大久保陣 宇都宮ブリッツェン +24m12s

個人総合ポイント第3ステージ終了時

1位 BOLE Grega VINI FANTINI NIPPO 30P

2位 BONIFAZIO Niccolo LAMPRE MERIDA 26P

3位 DE NEGRI Pierpaolo VINI FANTINI NIPPO 25P

個人総合山岳賞第3ステージ終了時

1位 RABOU Thomas OCBC SINGAPORE CONTINENTAL 21P

2位 FERNANDEZ CASASOLA Airan マトリックスパワータグ 15P

3位 入部正太朗 シマノレーシング 8P

団体総合時間第2ステージ終了時

1位 VINI FANTINI NIPPO 23h22m37s

2位 ブリヂストンアンカー +4m54s

3位 TeamUKYO +9m07s

10位 宇都宮ブリッツェン +34m


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[各賞ジャージを着た選手を先頭に、パレードスタート地点となるJR飯田駅前に選手たちが集結する]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[数々のドラマを生み出してきた飯田の街は、今日は厚い雲に覆われ雨が降る天候]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[ラファ コンドール JLTのサプライズアタックで、集団は中盤で完全に崩壊した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[厳しい雨中のレースに、先頭集団から遅れてしまった鈴木真理選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[序盤にメカトラブルの不運に襲われながらも、懸命な追走で先頭集団を追走する鈴木譲選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[前日の100km超逃げの疲労を抱えながら、必死にチーム戦略を遂行する阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[自分向きではないコースに苦しむも、しっかり次のステージへとつないだ大久保選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[トップと5分25秒差の18位でゴールした増田選手は、次の富士山での巻き返しを狙う]
photo(C):tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2014/05/20

ツアー・オブ・ジャパン 第2ステージ

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[事前のミーティング通り逃げに乗り、100km以上を逃げ続けた阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[ハイスピードのスプリント勝負を、ドラパックのワウテル・ウィッパート選手が制した]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月18日(日)〜25日(日)の8日間に渡り、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

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5月20日(火)に、第2ステージが行われました。

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明

UCI2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第2ステージが、ハイスピード系コースとして知られている岐阜県美濃市の1周21.3kmの公道サーキットで開催され、約65名の集団スプリントを若きオランダ人スプリンター、ワウテル・ウィッパート(DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING)が見事に制し、25歳以下のヤングライダーに贈られるホワイトジャージに袖を通しました。また、個人総合時間は、チームメートのウィリアム・クラークが首位に立っています。

宇都宮ブリッツェン勢は、当初の作戦通りにチームメートのアシストを受けた増田選手と鈴木譲選手、そして鈴木真理選手が、最後の上りで集団前方の良い位置につけ、スプリントでも増田選手が18位、鈴木真理選手が37位、鈴木譲選手が44位のタイム差なしでゴール。最初の山場となる明日の南信州ステージに向けて、ある程度予定通りの形でレースを終えました。

本格的なロードレース初戦となる美濃ステージ。過去に逃げ集団が逃げ切ったケースは一度もなく、大方の予想としては最終周回の最後の上りでアタックがかかり、大集団、もしくは少し細切れになった集団でのゴールスプリントとなることが考えられます。

その美濃ステージに向けて、宇都宮ブリッツェンは個人総合時間での上位を狙う増田選手と鈴木譲選手が、先頭集団でゴールしタイムを失わないことを第1目標に設定。

例年ゴールスプリントに向けて動きを見せる最終周回の上り手前からは鈴木真理選手、大久保選手、堀選手の3名が増田・鈴木譲両選手を集団前方のいい位置に引き上げる一方、第1ステージで10位に入った阿部選手は、逃げに乗ってスプリントポイントを獲得し、個人総合時間の順位アップにチャレンジするという、もうひとつの目標も持ってレースに臨みました。

パレード走行が終わり、レースがリアルスタートすると、いくつかの攻撃が繰り返されたあとに、宇都宮ブリッツェンの阿部嵩之選手がタイミングよく飛び出し、しばらくすると、アイラン・フェルナンデス選手(マトリックスパワータグ)が単独でブリッジをかけ阿部選手に合流し、2名が逃げる展開となります。

一方、ランプレとドラパックが先頭を引くメイン集団はこの逃げを容認。先頭2名とのタイム差を2〜3分程度の幅に抑えながらコントロールしていきます。

フェルナンデス選手と先頭を逃げる阿部選手は、第1ステージの個人TTで10位。このステージで設定されているスプリントポイントでボーナスタイムを獲得すれば、個人総合時間のリーダーも見えてきます。そうした経緯もあり、阿部選手がスプリントポイントを、フェルナンデス選手が山岳ポイントを獲得しながら逃げ続けます。

対するメイン集団は、残り3周回を過ぎた辺りから徐々にペースアップ。リーダーチームのドラパックに加え、ランプレはポッツァート選手も先頭の牽引に加わり、じわりじわりと逃げる2名に迫っていきます。

すると、メイン集団内もOCBCの2名が抜け出しを図るなど、少しずつ活性化。この日のスプリントポイントをすべて1位で通過した阿部選手は、残り2周回のKOMを過ぎたトンネルで集団に吸収され、先頭を単独で走るフェルナンデス選手(マトリックス)が吸収されるのも時間の問題となります。

そして、最終周回に入ると、程なくしてフェルナンデス選手(マトリックス)が吸収され、レースは振り出しに戻りました。

メイン集団は膠着状態のまま最後の坂の手前の交差点に向かいます。そこでミーティング通りに宇都宮ブリッツェンは大久保選手と堀選手が、個人総合時間を狙う2名(増田、鈴木譲)と鈴木真理選手を集団前方に引き上げ、3名の選手は10番手前後の好位置で最後の上りへと入っていきます。

上りに突入するとランプレ、ヴィーニファンティーニ、TeamUKYOなどが攻撃を試みますが決定的な物にはならず。ランプレとドラパックが中心となって、大集団のままゴールスプリントに向かっていきます。

ランプレ、ドラパック勢を筆頭に、ヴィーニファンティーニやアヴァンティ、愛三工業のアシスト勢が加わったリードアウトから、エース同士の戦いとなったスプリント勝負を制したのは、ワウテル・ウィッパート選手(DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING)。

宇都宮ブリッツェン勢は、この後のステージで個人総合時間を争うことになる増田選手と鈴木譲選手、そして鈴木真理選手がトップとタイム差なしでフィニッシュしています。

清水監督コメント
「今日のレースは、まず第1目標としていた、個人総合時間を争う2人が無事に上位でゴールできたので、明日に向けていい形でレースを終えることができたと感じています。同時に今日のレースは、阿部選手が逃げに乗り、スプリントポイントを獲得して個人総合時間を少しでも上げようというチャレンジもしていました。結果的に順位を上げるということは叶いませんでしたが、いいチャレンジができたのではないかと思いますし、チームとしても、宇都宮ブリッツェンは今、こういう走りができるんだということを見せることができたレースだったと思います。明日の南信州ステージは、個人総合時間争いに動きが出る最初のステージになります。ブリッツェンとしては増田選手と鈴木譲選手の2人の走りにかかってきますので、チームとしてもこの2人のために集中して、難しいレースに挑みたいと思います。」

text/Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

第2ステージ[リザルト]
[Tour of-Japan-2.1-Mino 160.7km Road Race]
1位 WIPPERT Wouter DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING 3h47m36s 42.3km/h
2位 BONIFAZIO Niccolo LAMPRE MERIDA st
3位 JONES Brenton AVANTI RACING TEAM st
4位 BOLE Grega VINI FANTINI-NIPPO st
5位 西谷泰治 愛三工業レーシング st
6位 宮澤崇史 VINI FANTINI-NIPPO st
7位 MORA VERDI Sebastian マトリックスパワータグ st
8位 畑中勇介 シマノレーシング st
9位 黒枝咲哉 日本ナショナルチーム st
10位 MOSES Tom RAPHA CONDOR JLT st
18位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン st
37位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン st
44位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン st
69位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +29s
79位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +29s
90位 大久保陣 宇都宮ブリッツェン +2m59s


個人総合時間第2ステージ終了時
1位 CLARKE William DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING 3h50m50s
2位 WIPPERT Wouter DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING +1s
3位 JONES Brenton AVANTI RACING TEAM +1s
4位 PORZZATO Filoppo LAMPRE MERIDA +3s
5位 BECKINSALE Jack AVANTI RACING TEAM +5s
6位 BONIFAZIO Niccolo LAMPRE MERIDA +6s
7位 CONTI Valerio LAMPRE MERIDA +7s
8位 西谷泰治 愛三工業レーシング +7s
9位 PALINI Andrea Francesco LAMPRE MERIDA +7s
10位 CUNMAN Taylor AVANTI RACING TEAM +8s
15位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +10s
39位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +16s
40位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン +16s
64位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +28s
71位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +48s
90位 大久保陣 宇都宮ブリッツェン +3m17s


個人総合ポイント第2ステージ終了時
1位 WIPPERT Wouter DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING 25P
2位 JONES Brenton AVANTI RACING TEAM 22P
3位 BONIFAZIO Niccolo LAMPRE MERIDA 20P
4位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン 16P

個人総合山岳賞第2ステージ終了時
1位 FERNANDEZ CASASOLA Airan マトリックスパワータグ 15P
2位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン 8P
3位 RABOU Thomas OCBCシンガポール 7P

団体総合時間第2ステージ終了時
1位 DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING 11h32m41s
2位 AVANTI RACING TEAM +7s
3位 LAMPRE MERIDA +8s
5位 宇都宮ブリッツェン +23s

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[うだつの町並みでパレードスタートの瞬間を待つ選手たち]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[パレード走行でもひと際目を引く、宇都宮ブリッツェンのスバルレガシィ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[地元の子どもたちの声援を受け、職人技の逃げを見せる阿部選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[トップはフェルナンデス選手に譲ったものの、阿部選手は山岳ポイント2位につける]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[集団内で戦況を見極めながら、走りと指示でチームを導く鈴木真理キャプテン]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[自身のリザルトを犠牲にしても、献身的なアシストで増田・鈴木譲両選手をサポートする大久保選手と堀選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[序盤で落車に巻き込まれたものの、トップとタイム差なしでゴールしアシスト陣の走りに応えた増田選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[個人総合時間でいい位置につける鈴木譲選手は、これから先の過酷なステージでさらに輝く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2014/05/18

ツアー・オブ・ジャパン 第1ステージ

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[海外の強豪選手と互角の走りを見せ、日本人2番手となる10位にはいった阿部選手]
Photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[驚異的なタイムで第1ステージを制したドラパックのウィリアム・クラーク選手]
Photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月18日(日)〜25日(日)の8日間に渡り、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されます。

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5月18日(日)に、第1ステージが行われました。

このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明

UCI2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第1ステージ(個人タイムトライアル)が、大阪府堺市の大仙公園周辺に設定された2.65kmの公道コースで開催され、CLARKE William選手(DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING)が驚異的なタイムをマークして大会初日を制し、緑色のリーダージャージを手にしました。

宇都宮ブリッツェン勢は、タイムトライアルに自信を持つ阿部嵩之選手が日本人選手で2番手となる10位でゴール。ワールドツアーに出場するプロチームや、プロコンチネンタルチームの選手を抑え、一時はホットシートのトップに座る活躍を見せました。

また、その他の選手もトップから20秒以内のタイムでゴール。明後日の第2ステージに向けて無難なスタートを切っています。

清水監督コメント
「全員がノートラブルで初日を終えたので、安心しています。今日はトップの選手とのタイム差が大きく開かないことと、出場チームの脚を見たいということを意識しながらのレースに臨みました。ブリッツェンとしては、全員が悪くない順位でレースを終えることができたと思います。その中でも、阿部選手は順位こそ10位ですが、プロチームやプロコンチネンタルチームの選手たちと肩をならべる立派な走りを見せてくれましたし、総合を狙う増田選手も、総合を狙ってくるメンバーの中でもいい位置につけてくれています。明後日の美濃ステージに向けて、まずは明日の移動日でしっかり回復したいと思います。これから選手たちとも相談していきたいとは思いますが、現時点では悪くない状況なので、リスクは負わずに全員で前に残れるように進めていきたいと思っています。」

第1ステージ[リザルト]
[Tour of Japan - Japan - 2.1 - Sakai 2.65km I.T.T.]

第1ステージ 2.65km 個人TT(大阪府堺市大仙公園周回コース)
1位 CLARKE William DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING 3m14s09 49.1km/h
2位 KERBY Jordan DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING +2s92
3位 POZZATO Filippo LAMPRE MARIDA +5s03
4位 BECKINSALE Jack AVANTI RACING TEAM +5s04
5位 JONES Brenton AVANTI RACING TEAM +5s29
6位 CONTI Valerio LAMPRE MERIDA +7s04
7位 西谷泰治 愛三工業レーシングチーム +7s31
8位 PALINI Andrea Francesco LAMPRE MERIDA +7s54
9位 GUNMAN Taylor AVANTI RACING TEAM +8s09
10位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +8s61
14位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +10s32
46位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +16s21
47位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン +16s22
52位 大久保陣 宇都宮ブリッツェン +18s12
57位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +19s19

個人総合時間第1ステージ終了時
1位 CLARKE William DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING 3m14s09
2位 KERBY Jordan DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING +3s
3位 POZZATO Filippo LAMPRE MARIDA +5s
4位 BECKINSALE Jack AVANTI RACING TEAM +5s
5位 JONES Brenton AVANTI RACING TEAM +5s
6位 CONTI Valerio LAMPRE MERIDA +7s
7位 西谷泰治 愛三工業レーシングチーム +7s
8位 PALINI Andrea Francesco LAMPRE MERIDA +7s
9位 GUNMAN Taylor AVANTI RACING TEAM +8s
10位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +8s
14位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +10s
46位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +16s
47位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン +16s
52位 大久保陣 宇都宮ブリッツェン +18s
57位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +19s

個人総合ポイント第1ステージ終了時
1位 CLARKE William DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING 10P
2位 KERBY Jordan DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING 9P
3位 POZZATO Filippo LAMPRE MARIDA 8P

団体総合時間第1ステージ終了時
1位 DRAPAC PROFESSIONAL CYCLING 9m53s
2位 AVANTI RACING TEAM +7s
3位 LAMPRE MERIDA +8s
5位 宇都宮ブリッツェン +23s

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[快晴の大仙公園に到着したブリッツェン・ボーイズ]
Photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[今大会の副イベントディレクターとして奔走する栗村TAと束の間の談笑]
Photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[過酷なステージレースの頼もしい相棒となるMERIDA]
Photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[第1ステージ前に行われた国際クリテリウムは、ランプレのボニファジオ選手が制した]
Photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[チーム1番手で出走となった堀選手は57位でフィニッシュ]
Photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[地元に凱旋となった大久保選手はトップと18秒差の53位でゴール]
Photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[トップと8秒差の10位でゴールした阿部選手]
Photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[長きに渡り選手生活を過ごした堺の人々の声援を受けてスタートする鈴木真理選手]
Photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[TOJに向けてコンディションを整えてきた鈴木譲選手は、トップと16秒差の46位]
Photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[総合争いに期待がかかる増田選手は、トップと10秒差の14位と好位置をキープ]
Photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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