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2014/05/23

ツアー・オブ・ジャパン 第4ステージ

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[日本人選手2番手となる16位でゴールした増田選手。国内トップクラスの上りの実力は健在だ]

photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[優勝したミルサマ・ポルセイェディゴラコールは、38分51秒の驚異的なタイムを叩き出した]

photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5月18日(日)〜25日(日)の8日間に渡り、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されています。

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5月23日(金)に、第4ステージが行われました。

このレースに、宇都宮ブリッツェンは以下の6名がエントリー

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
堀孝明

UCI2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第4ステージが、激坂として知られる静岡県小山町のふじあざみラインで行われ、チームとしての総攻撃に近いアシストを受けたタブリーズ・ペトロケミカルのミルサマ・ポルセイェディゴラコールが、昨年記録されたコースレコードを1分以上縮める38分51秒の驚異的なタイムで走り切りステージ優勝を飾りました。また、個人総合時間は、スプリンターでありながらこのステージを6位でフィニッシュした、ヴィーニファンティーニ・NIPPOのグレガ・ボーレ選手がトップに立っています。

宇都宮ブリッツェン勢では、ここまで個人総合時間で13位につける増田成幸選手が、日本人選手2番手となる18位でゴール。順位をひとつ下げたものの、こちらも日本人選手2番手となる個人総合14位につけています。

ツアー・オブ・ジャパンの総合成績を決める上で、最も重要と言っても過言ではない富士山ステージ。

後半にかけて〝超〟がつくほどの激坂で有名な、11.4kmのヒルクライムコースです。

レースがスタートすると、2014UCIアジアツアーランキング3位(4月現在)に入りながらも、このTOJでは目立った走りを見せていなかったタブリーズ・ペトロケミカルのミズバニ選手とホーラミ選手が飛び出し、序盤から積極的な走りを見せます。

一方のメイン集団は30名ほどに人数が減り、ドラパック勢が先頭でペースを作りコントロール。

先頭を走っていたうちの1名、ホーラミ選手(タブリーズ)が役目を終えて集団に吸収されると、その集団から今度はコラドゥースハグ選手(タブリーズ)がアタック。

すると、ここで満を持して、今年のツール・ド・ランカウイの総合優勝者のエース、ポルセイェディゴラコール(タブリーズ)もアタック。先を走るコラドゥースハグ選手(タブリーズ)に合流すると、さらに前を走るチームメート、ミズバニ選手(タブリーズ)に合流するためペースを上げていきます。

ミズバニ選手(タブリーズ)に合流したポルセイェディゴラコール選手(タブリーズ)は、先待ちしていたミズバニ選手をパスして独走態勢に入ります。

そして、その独走は最後まで崩れることはなく、昨年記録されたコースレコードを1分以上短縮する38分51秒の驚異的なタイムでゴール。UCIプロチームも出場するランカウイで総合優勝した実力とチーム力の高さを見せつけた勝利となりました。

宇都宮ブリッツェンの増田選手は、中盤から清水選手(ブリヂストンアンカー)と日本人選手の先頭を走り続けますが、ゴール直前に清水選手(ブリヂストン)に差し切られ、18位でゴールという結果になっています。

清水監督コメント

「今日のレースは当初の目論見通り、上りに強い増田、鈴木譲、堀の3選手が決して悪くないタイムで走り切ってくれたと思います。その上での結果なので、現状のチームの実力差がそのまま出たレースでもあったとも感じています。飯田での南信州ステージでの走りを見ていても、タブリーズ・ペトロケミカルが強いであろうということは予想していましたが、あそこまで強力だとはと感じる部分もあります。それ以外の選手でも、例えばヴィーニファンティーニ・NIPPOのグレガ・ボーレ選手も、スプリンターと言われているなかであそこまで上れますし、それ以外にも個々の実力が高い選手が多かったと思います。まだまだ、世界を相手にした場合、勝つためにもう一歩進んでいかなければ厳しいと感じました。とはいえ、実力差はあっても決して勝てないレベルではないとも感じていますし、選手たちの気持ちも折れてはいません。各選手とも調子は悪くありませんし、勝つためのチャンスを探りながら、残り2ステージも引き続き、積極的に攻めていきたいと思います。」

Text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

4ステージ[リザルト]

1 POURSEYEDIGOLAKHOUR Mirsamad TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM 38m51s

2 CARTHY Hugh RAPHA CONDOR JLT 1m19s

3 MONIER Damien ブリヂストンアンカー 1m26s

4 KOLAHDOZHAGH Amir TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +1m37

5 MIZBANI IRANAGH Ghader TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +1m53s

6 BOLE Grega VINI FANTINI NIPPO 2m13s

7 CLARL Matthew AVANTI RACING TEAM 2m36s

8 PRADES REVERTE Benjamin マトリックスパワータグ 2m44s

9 VAHID Ghaffari  TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +2m46s

10 BAYLY Cameron  OCBC SINGAPORE CONTINENTAL 2m54s

16 増田成幸 宇都宮ブリッツェン 3m48s

24 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +5m04s

27 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +5m22s

82位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン +15m58s

83位 大久保陣 宇都宮ブリッツェン +16m26s

84位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +16m42s

個人総合時間第4ステージ終了時

1位 BOLE Grega VINI FANTINI NIPPO 8h28m27s

2位 POURSEYEDIGOLAKHOUR Mirsamad TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +17s

3 LEBAS Thomas ブリヂストンアンカー 22s

4 TORIBIO ALCOLEA Jose Vicente TeamUKYO 1m40s

5 DE NEGRI POERPAOLO VINI FANTINI NIPPO 1m51s

6 BISOLUTI Alessandro VINI FANTINI NIPPO 3m45s

7 KOLAHDOZHAGH Amir TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +3m50s

8 BECKINSALE Jack AVANTI RACING TEAM 4m02s

9 清水都貴 ブリヂストンアンカー +4m06s

10位 MIZBANI IRANAGH Ghader TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM +4m09s

14位 増田成幸 宇都宮ブリッツェン +5m53s

36位 鈴木譲 宇都宮ブリッツェン +18m00s

37位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +18m50s

81位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン +33m44s

83位 阿部嵩之 宇都宮ブリッツェン +34m40s

84位 大久保陣 宇都宮ブリッツェン +37m13s

個人総合ポイント第4ステージ終了時

1位 BOLE Grega VINI FANTINI NIPPO 30P

2位 BONIFAZIO NIccolo LAMPRE MERIDA 26P

3位 DE NEGRI Pierpaolo VINI FANTINI NIPPO 25P

個人総合山岳賞第4ステージ終了時

1位 RABOU Thomas OCBC SINGAPORE CONTINENTAL 21P

2位 CARTHY Hugh RAPHA CONDOR JLT 19P

3位 POURSEYEDIGOLAKHOUR Mirsamad TABLIZ PETROCHEMICAL TEAM18P

団体総合時間第4ステージ終了時

1位 VINI FANTINI NIPPO 25h30m29s

2位 ブリヂストンアンカー +2m22s

3位 TABRIZ PETROCHEMICAL TEAM +2m55s

10位 宇都宮ブリッツェン +36m55s


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[スタート直前までバイクの微調整に余念がない鈴木真理選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[チーム史上最強メンバーを率いる重圧をものともせず、一戦一戦チームに着実な成長をもたらす清水監督]
photo(C):tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[ステージレース、そして上りのレースで強さを見せる鈴木譲選手は36位でゴール]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[37位でゴールし、2度目の出場となったTOJで着実に成長している姿を見せた堀選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[得意ではないヒルクライムを、82位でゴールする鈴木真理選手]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[大久保選手にとっては、最終ステージの東京に辿り着くための厳しいレースが続く]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[連日の逃げで身体が悲鳴を上げる阿部選手も辛抱の走りでフィニッシュ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[増田選手と今日のレースを振り返る堀選手。2人の師弟関係がブリッツェンの未来を創る
]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[鈴木譲選手がランダムに抽出されるドーピングコントロールの対象となる。スポーツの根幹を支えるフェアプレーの精神に応えるのもプロの仕事だ]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS
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[今年も牙を剥いた富士山を後にし、選手たちはすぐさま次のステージへ向かう]
photo(C):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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