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2014年4月

2014/04/28

JPT第5戦 JBCF群馬CSCロードレース

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Photo
[上:レースを決めた先頭集団内で勝負を託される阿部選手]
[下:このコースを得意とする畑中選手が最後の上りでアタックを決めて優勝を飾った]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

4/26(土)に、Jプロツアー第5戦の「JBCF群馬CSCロードレース」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

鈴木真理

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝

堀孝明
城田大和
出走=126名

2014年Jプロツアー第5戦となる「群馬CSCロードレース」が、スピードとパワーを要求される群馬サイクルスポーツセンターの6kmサーキットで開催され、これまでもこのコースで何度も優勝を果たしている畑中勇介選手(シマノレーシング)が、中盤に形成された逃げ集団に入ると、終盤には山本元喜選手(斑鳩アフティーフォ)と2人で抜け出し、最終的に勝負どころを熟知した走りで山本選手(斑鳩アスティーフォ)を振り切り優勝を果たしました。

宇都宮ブリッツェン勢は、中盤に形成された逃げ集団に入った阿部嵩之選手が、最後は先頭から若干引き離されたものの、4位。終盤にメイン集団から飛び出し、強力な外国人選手3人とのゴールスプリント勝負に競り勝った鈴木譲選手が6位でゴールしています。

Jプロツアー5戦目にして、今季初のロードレースとなった今レース。

ここまでのレースで総合力の高さを示してきた宇都宮ブリッツェンにとっては、前週のチームTTとクリテリウムを連覇した勢いを継続するためにも、結果と内容の両方が噛み合ったレースを展開したいところです。

宇都宮ブリッツェンは、鈴木真理選手、増田成幸選手、鈴木譲選手、阿部嵩之選手の年長4選手を軸に積極的にアタックを仕掛けて逃げに乗り、そこにどんどんブリッジをかけて前、前でのレースを展開することを意識してレースに臨みました。

レースはスタート直後から、宇都宮ブリッツェン同様に積極的なアタックを仕掛けるチーム同士の激しい応酬が繰り広げられます。

宇都宮ブリッツェンは阿部選手が1周目、4周目に堀孝明選手、6周目に再び阿部選手が10~20秒前後のアドバンテージを奪う逃げに乗りますが、ほどなくして集団に吸収されます。

そんな中、8周目に入るとアタックの応酬で疲弊してきた集団内で中切れが起こり、集団が大きく2つに割れてしまいます。

幸い、宇都宮ブリッツェン勢は7人が先頭集団に残り事なきを得ますが、ここから、レースが大きく動くことを予感させる展開となります。

そして、レースも中盤を過ぎた11周目に入ると、ようやく6人の逃げが形成されま。

阿部(宇都宮ブリッツェン)
畑中・入部(シマノレーシング)
山本(斑鳩アスティーフォ)
窪木(Team UKYO)
森本(イナーメ信濃山形)

この逃げはメイン集団との差をすぐに1分程度まで広げていきます。

一方、メイン集団からは数人の選手がそれぞれ追走に入ろうとしますが決まらず、タイミング良く飛び出したアイラン・フェルナンデス選手(マトリックスパワータグ)が単独で追走に入る展開となります。

先頭6名
↓ 1分
フェルナンデス(マトリックスパワータグ)
↓ 先頭から2分
メイン集団

先頭とのタイム差をこれ以上広げたくない集団内では、宇都宮ブリッツェン勢とマトリックス勢が先頭を引いて集団のペースアップを図りますが、利害が噛み合なかったり、前半の激しい撃ち合いで疲弊していたりと、同調するチームが少なく、なかなかタイムが縮まっていきません。

レースも残り5周となる15周目に入ると、先頭と集団との差は2分20秒ほどまで広がり、先頭6人の逃げ切りの可能性が高まってきます。

その先頭からは、窪木選手(Team UKYO)と入部選手(シマノレーシング)が一時10秒ほど遅れますが何とか食らいつき、6人での展開が続きます。

一方のメイン集団からは、リカルド・ガルシア選手(Team UKYO)と鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)、ホセ・アギャベガ選手(CROPS x championsystem)の3人が飛び出し、逃げる先頭の6人と単独で追走するアイラン・フェルナンデス選手(マトリックスパワータグ)の追走に入ります。

残り3周に入ると、逃げていた先頭6人の中でも動きが活発化。

畑中選手(シマノレーシング)と山本選手(斑鳩アスティーフォ)の2人が上りで抜け出しを図ります。

その動きに阿部選手(宇都宮ブリッツェン)、窪木選手(Team UKYO)、森本選手(イナーメ信濃山形)の3人は何とか反応しますが、入部選手(シマノレーシング)は遅れ、先頭は5人となります。

そして、勝負は最終周回へ。

心臓破りの坂に入ると、畑中選手(シマノレーシング)と山本選手(斑鳩アスティーフォ)の2人が再び抜け出しますが、畑中選手(シマノレーシング)はそこからさらに抜け出し、追いすがる山本選手(斑鳩アスティーフォ)を振り切り独走態勢に入ります。

そして、そのままゴール、相性の良いコースで見事優勝を飾りました。

2位争いは、ゴール前で山本選手(斑鳩アスティーフォ)を捕えた窪木選手(Team UKYO)が制してゴール。

何度も積極的な動きを見せた山本選手(斑鳩アスティーフォ)が3位となりました。

宇都宮ブリッツェン勢は、阿部選手がともに逃げ続けた森本選手(イナーメ信濃山形)をゴールスプリントで振り切り4位。

単独で先頭を追走していたアイラン・フェルナンデス選手(マトリックスパワータグ)を加え、外国人選手3人とのスプリント勝負になった鈴木譲選手(宇都宮ブリッツェン)がきっちり先頭でゴールし6位という成績に終わっています。

清水監督コメント
「今日は全員が積極的に前でレースを展開するということで臨みましたが、体調があまり優れない阿部選手が逃げに乗ることになってしまい、その後、残る選手たちが対応し切れなかったことが、結果につながってしまったという印象です。ですが、選手はみんなしっかりと動いてくれたと感じています。クリテリウムでも初戦の宇都宮クリテリウムで負けレースをしてしまい、白浜で取り返しました。ロードレース初戦の今日の負けレースをしっかりと反省した上で糧とし、次のロードレースで取り返せるようにしたいと思います。この後は、JプロツアーからUCIレースへと戦いの舞台が変わります。Jプロツアーではチーム総合ランキングも意識して、明確にエースを決めずに走っています。その分、選手たちはその時々のレースの流れを考えながら走らなければならず、その点では全員がしっかりとチャレンジしてくれています。逆に、UCIレースはしっかりとエースを立てて、走り方を変えていこうと思っています。このチームが持っている本来の力で世界レベルの選手たちとの戦いに挑みます。今日はバスツアーを含め、たくさんの方が応援に来てくださっていた中で、宇都宮クリテリウムに続き結果を出せず、申し訳なく思っています。次の地元レースであるジャパンカップでしっかりと結果を出せるように、そこまでのレースをしっかりと戦っていきたいと思っていますので、引き続き応援いただけますよう、よろしくお願いします。」

text:Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

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◆[リザルト]
[JBCF群馬CSCロードレース - 群馬サイクルスポーツセンター - JPT第5戦 - 120km]
1位 畑中勇介(シマノレーシング) 2h54m20s 41.29km/h
2位 窪木一茂(Team UKYO) +07s
3位 山本元喜(斑鳩アスティーフォ) +08s
4位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) +13s
5位 森本誠(イナーメ信濃山形) +13s
6位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) +3m21s
7位 リカルド・ガルシア(Team UKYO) +3m21s
8位 アイラン・フェルナンデス(マトリックスパワータグ) +3m21s
9位 ホセ・アギャベガ(CROPS x ChampionSystem) +3m25s
10位 野中竜馬(シマノレーシング) +4m01s
12位 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン) +4m02s
24位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +4m03s
53位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン)+9m19s
54位 堀孝明(宇都宮ブリッツェン) +9m19s
61位 青柳憲輝(宇都宮ブリッツェン) +10m19s
DNF 城田大和(宇都宮ブリッツェン)

出走126名/完走61名

◆2014年Jプロツアー個人ランキング
1位 畑中勇介(シマノレーシング) 2,225P
2位 セバスチャン・モラ(マトリックスパワータグ) 2,200P
3位 リカルド・ガルシア(Team UKYO) 2,130P
4位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン) 2,040P
5位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) 1,910P

6位 窪木一茂(Team UKYO) 1,835P

◆2014年Jプロツアーチームランキング
1位 宇都宮ブリッツェン 8,790P
2位 Team UKYO 7,260P
3位 シマノレーシング 6,520P
4位 マトリックスパワータグ 5,176P
5位 イナーメ信濃山形 5,070P
6位 CROPS x ChampionSystem 4,610P

ルビーレッドジャージ 畑中勇介(シマノレーシング)
ピュアホワイトジャージ 雨澤毅明(那須ブラーゼン)

Csc
[寒い印象の群馬CSCに初夏を思わせる日差しがさす]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Blitzen
[宇都宮から現地入りしたBLITZENライダーがテントへ向かう]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[群馬ロードレース担当の廣瀬メカ、田村メカがバイクをチェックする]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[得意コースにエースとして走る真理選手が入念に身体をほぐす]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[徐々にレースモードに入る増田選手]
 photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[前回のレースで念願の優勝を決めた大久保選手がアップを始める]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ワコーズチェ-ンルブは定番サポート]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[開幕戦から調子が安定している鈴木譲選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[願掛けのひげをそった阿部選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[久しぶりのロードレースコースをイメージする青柳選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[大幹トレーニングにより全体のバランスを整える堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[音楽が城田選手のコンセントレーションを高める]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Ccd
[この季節珍しく暑くなった群馬ロード、グリコCCDが選手を暑さから守る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[三連勝を目指し確認をおこなう清水監督]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[率先して先頭に入っていく堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[登り下りと展開のあるコースを丁寧にこなす青柳選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[アタックに反応する増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[エアロフォームで周回を重ねる阿部選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[激しいアタック合戦で消耗していく城田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[集団の中でチャンスを狙う大久保選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[栗村TAと清水監督が戦況を見極める]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[5人の逃げに乗った阿部選手がゴールを目指す]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[後半に備え状況を読む鈴木譲選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[逃げを追い始めるBLITZENトレイン]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[逃げグループ内でもアタックは続く]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Photo_21[ブリッツェンが終始レースをコントロールする]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[強力な外国人勢にまじり逃げを追い始める鈴木譲選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[前半のアタック合戦に加えて後半の追走で力を使い果たした大久保選手、堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[得意と自負するコースで勝利した畑中選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[粘りの走りで4位ゴールする阿部選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スプリント勝負に勝ち6位ゴールの鈴木譲選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[メイングループは集団スプリントゴール]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[栃木より応援に駆けつけたファン達]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2014/04/22

JPT第4戦 JBCF白浜クリテリウム

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[上:チームの連携で満を持してスプリントの大久保選手が優勝を決める]
[下:初優勝の大久保選手スプリンターとしてまた一つ階段を上った]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

4/20(日)に、Jプロツアー第4戦の「JBCF白浜クリテリウム」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

鈴木真理

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝

堀孝明
城田大和
出走=65名(決勝)

JPT第4戦となる「JBCF白浜クリテリウム」が、和歌山県白浜町の旧南紀白浜空港で開催され、宇都宮ブリッツェンの大久保陣選手がゴール前のスプリント勝負を制して、うれしいJPT初優勝を飾りました!

前日に行われたチームタイムトライアルで今季初優勝を果たし、いい精神状態で今日のレースを迎えた宇都宮ブリッツェン。

午前中に行われた予選を全員が通過し、午後の決勝レースに駒を進めました。

決勝レースでブリッツェンは、大久保選手をスプリント要員に、その他の選手は序盤から積極的にアタックを仕掛けて逃げに乗り、集団の数を削りながらレースを展開することを念頭にレースに臨みました。

レースは序盤から、各チームの積極的なアタック合戦が繰り広げられますが、その中でも、ブリッツェンは増田成幸選手、阿部嵩之選手、青柳憲輝選手、堀孝明選手らが率先してアタックを仕掛けて、集団内でイニシアチブを握っていきます。

ブリッツェン勢の攻撃に加え、佐野淳哉選手(那須ブラーゼン)やシマノレーシング勢も積極的に攻撃を続けたことで、集団は少しずつ破壊されていくかと思われましたが、このコース特有の強風も今日は穏やかだったこともあり、集団は崩れることなくひとつのままレースは進んでいきます。

消化周回数がおよそ半分の10周回を過ぎても、アタックは断続的にかかるが決定的な逃げは決まらない状態は続きます。

しかし、この頃になると、メンバー全員が決勝に進み、人数的にも優位に立つブリッツェンが仕掛ける攻撃が、目には見えない形で、じわりじわりとライバルチームたちの脚を奪っていきます。

結局、終始かかり続けたアタックはどれも決まらず、勝負はゴールスプリントへ持ち込まれることが濃厚となります。

ブリッツェンは、スプリント要員の大久保選手が残り3周回頃から少しずつポジションを上げ、徐々にスプリント勝負に向けた態勢を整えていきます。

そして、最終周回。

バックストレートでチームメートのアシストを得た大久保選手は、絶好のポジションで最終コーナーへと突入します。

スプリントを争う選手たちがアウトに大きく膨らむ中、大久保選手は抜群のバイクコントロールでインを突き、先頭に立ってスプリントを開始。

吉田隼人選手(シマノレーシング)の追い上げを冷静にかわし、ド派手なガッツポーズとともに先頭でフィニッシュラインを駆け抜けました。

宇都宮ブリッツェンは白浜での2連戦を2連勝で飾り、チームランキング首位の座を手中にしています。

清水監督コメント
「本当にうれしいのひと言に尽きます。冷静に見ても、前半から選手たちが積極的に動き続けてくれて、観ている人はもちろん、一緒にレースを走った他チームの選手たちも認めざるを得ないほど、ブリッツェンがレースを支配していたと感じています。後半、他チームが疲労してきた中で、唯一温存していた大久保選手がきっちりスプリントを制してくれました。8人全員が予選を突破して大久保選手を温存できたということも含めて、チームとしてきっちり機能して勝ち獲った勝利だと思います。ようやく〝勝てるチーム〟というものを、言葉でのイメージだけでなく、結果としてお見せすることができました。次戦の群馬CSCロードにはバスツアーも含めたくさんのファン・サポーターの方が応援に来てくださるという話しも聞いていますので、そこでも今日のようなレースをお見せして勝利を勝ち獲れるよう、気を緩めることなく日々のトレーニングに励んでいきたいと思います。今日もたくさんの応援、ありがとうございました!」

大久保陣選手コメント
「JPTで初優勝できて、うれしい以外の言葉がありません。今日は前半からチームメートが動いてくれ、自分はそのお陰で脚を温存することができたので、スプリントは落車覚悟で突っ込んでやろうという気持ちでいったことが結果につながったと思います。昨日、今日と勝つことができて、良い結果をファンの皆さんにご報告できて良かったです。次戦も優勝を目指してチーム一丸となって頑張りますので、応援よろしくお願いします!」

text:Nobumichi Komori/HATTRICK COMPANY

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◆[リザルト]
[JBCF白浜クリテリウム - 和歌山県旧南紀白浜空港跡地 - JPT第4戦 - 34.5km]
1位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン) 52m31s 39.40km/h
2位 吉田隼人(シマノレーシング) st
3位 セバスチャン・モラ(マトリックスパワータグ) +01s
4位 リカルド・ガルシア(Team UKYO) +01s
5位 住吉宏太(Team UKYO) +01s
6位 岩島啓太(なるしまフレンドレーシングチーム) +01s
7位 フラヴィオ・ヴァルセッキ(Team UKYO) +01s
8位 畑中勇介(シマノレーシング) +01s
9位 皿屋豊(イナーメ信濃山形) +01s
10位 西沢倭義(シエルヴォ奈良MIYATA-MERIDAサイクリングチーム) +01s
15位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン) +02s
28位 堀孝明(宇都宮ブリッツェン) +03s
30位 城田大和(宇都宮ブリッツェン) +04s
37位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) +05s
47位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン) +07s
60位 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン) +1m01s
61位 青柳憲輝(宇都宮ブリッツェン) +1m38s

出走65名(決勝)/完走61名

◆2014年Jプロツアー個人ランキング
1位 セバスチャン・モラ(マトリックスパワータグ) 1,900P
2位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン) 1,890P
3位 リカルド・ガルシア(Team UKYO) 1,530P
4位 吉田隼人(シマノレーシング) 1,505P
5位 皿屋豊(イナーメ信濃山形) 1,265P
6位 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン) 1,170P

◆2014年Jプロツアーチームランキング
1位 宇都宮ブリッツェン 6,690P
2位 Team UKYO 5,160P
3位 シマノレーシング 4,270P
4位 マトリックス・パワータグ 3,976P
5位 イナーメ信濃山形 3,945P
6位 那須ブラーゼン 3,810P

ルビーレッドジャージ セバスチャン・モラ(マトリックス・パワータグ)
ピュアホワイトジャージ 雨澤毅明(那須ブラーゼン)

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[昨日に引き続きバイクを調整する池本メカ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[良いコンディションの増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[コースを状況を確認しながら予選通過の真理選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[余裕の走りで予選通過する増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[逃げが容認され予選通過する阿部選手]
 photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[小さな逃げに乗ることが出来余裕を持って予選通過した堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[決勝戦に向けて力を溜める大久保選手も予選通過]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[状況を冷静に見て予選通過する譲選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[予選12位と調子もだんだん上がってきた青柳選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[予選14位で通過の城田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[全員予選突破で弾みがつく選手たち]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[決勝戦へと準備を手際よく進めていく清水監督]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[テーピングをしながら集中を高める城田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[成長が結果へとつながってきた堀選手がアップを開始する]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[雨が降り始める南紀白浜空港跡地コース]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[決勝戦先頭で並ぶブリッツェンメンバー]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[前半の動きを任せられる阿部選手、堀選手、城田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レース序盤からアタックする阿部選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[平地でも高い能力を発揮する増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[アタック合戦を迎え撃つ鈴木譲選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[アタックに反応し逃げをつぶす城田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[雨が強くなりハードなレース展開になっていく]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[集団落車が起きるデンジャラスなレース展開]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レース展開が逃げからスプリント対決にオーダー変更も柔軟に対応する阿部選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ブリッツェンが終始レースをコントロールする]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[集団の中で後半のスプリントへ待機する大久保選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[チームの連携で満を持してスプリントの大久保選手が優勝を決める]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[チームで取った勝利の喜びを分かち合う選手たち]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[初優勝の大久保選手スプリンターとしてまた一つ階段を上った]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2014/04/21

JPT第3戦 JBCF南紀白浜チームタイムトライアル

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[上:ルーラーとしての本領を発揮しチームを強力にリードする阿部選手]
[下:栃木勢が強豪を抑えてワンツーフィニッシュを飾った]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

4/19(土)に、Jプロツアー第3戦の「JBCF南紀白浜チームタイムトライアル」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝

出走=19名

JPT第3戦となる「JBCFタイムトライアル南紀白浜」が、和歌山県白浜町の旧南紀白浜空港で開催され、宇都宮ブリッツェンがチームの総合力の高さを見せて今季初優勝を飾りました!

開幕戦のクリテリウム、2戦目のヒルクライムに続いて行われた3戦目は、チームの総合力が試されるチームタイムトライアル。

旧南紀白浜空港の滑走路に設定された1周1.5kmの特設コースを、1チーム6名のメンバーがチームごとに出走。

10周走って3番目にゴールした選手のタイムで順位を競い合うレースです。

宇都宮ブリッツェンは、以下の6名の選手が出場。

鈴木真理
増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝

今季JPT初勝利を目指してレースに臨みました。

ランキング争いでライバルとなる Team UKYO とマトリックスパワータグは、ともに4名での出場。

しかし、両チームともに強力な外国人選手を擁しており、人数では優位に立つ宇都宮ブリッツェンといえども気を抜くことはできません。

レースは、3チームを1ヒートとし、1分おきにスタートする形で進行していきます。

最終の第6ヒートでの出走となった宇都宮ブリッツェンは、マトリックスの1分後にスタート。

そしてその1分後に Team UKYO がスタートします。

選手たちは、序盤からラップタイムを2分14秒、13秒と、安定した走りで周回を重ねるごとに縮めていきます。

一方、マトリックスパワータグは、セバスチャン・モラ選手とアイラン・フェルナンデスの外国人選手が積極的に先頭をひき、ラップタイムにバラつきはあるものの、こちらも順調に周回を重ねていきますが、Team UKYO は思うようにラップタイムが上がらず、レースはここまでで最速の、那須ブラーゼンのタイムを意識しながらの宇都宮ブリッツェンとマトリックスの一騎打ちの様相を呈していきます。

中盤の5周回を終える頃になると、宇都宮ブリッツェンは予定していた通り、少しずつペースを上げてラップタイムを縮めていき、役目を果たした選手たちが1人、また1人と隊列から離れていきます。

最後は、増田成幸選手、鈴木譲選手、阿部嵩之選手がなだれ込むようにゴール。

直前にゴールしていたマトリックスとわずか1秒差で、見事に優勝を勝ち獲りました。
※マトリックスはレース後、Team UKYO と並走していたことがドラフティング行為とみなされてタイムペナルティを課せられ、リザルトは6位となっています

清水監督コメント
「正直なところ、優勝することができてホッとしています。チームの総合力が高いということは監督の私も、そして選手たちも自覚していて、それが大きなプレッシャーにもなっていましたが、選手たちがそのプレッシャーを力に変えて結果を残してくれて良かったです。ただ、明日もすぐにレースがありますし、明日の方が難しいレースになることは間違いありません。しっかりと気持ちを切り替えて、宇都宮クリテリウムでの失敗を取り返すようなレースをしたいと思います。今日もたくさんのご声援、ありがとうございました。明日も引き続きたくさんの応援をいただけますよう、よろしくお願いします!」

鈴木真理キャプテンコメント
「宇都宮ブリッツェンとしては、JPTで1年半ぶりの優勝です。今日、ファン・サポーターの皆さんに優勝のご報告ができて、本当にホッとしています。今日のレースは、レース前に話していた通りの走りができ、ミスもなかったことが結果につながったと感じています。ただ、今日のこの結果をいい形で明日のレースにつなげなければいけません。まずは明日の午前中に行われる予選を、選手全員が通過できるよう頑張ります。」

text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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◆[リザルト]
[JBCF南紀白浜T.T.T. - 和歌山県旧南紀白浜空港跡地 - JPT第3戦 - 15km]
1位 宇都宮ブリッツェン 22m10s 40.60km/h
2位 那須ブラーゼン +04s
3位 シマノレーシング +19s
4位 CROPSxChampionSystem +22s
5位 イナーメ信濃山形 +28s
6位 マトリックスパワータグ +01s(タイムペナルティ+28s)
出走=19チーム

◆2014年Jプロツアー個人ランキング
1位 セバスチャン・モラ(マトリックスパワータグ) 1,315P
2位 ホセヴィセンテ・トリビオ(Team UKYO) 1,090P
3位 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン) 1,080P
4位 リカルド・ガルシア(Team UKYO) 990P
4位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン) 990P
4位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン) 990P

◆2014年Jプロツアーチームランキング
1位 宇都宮ブリッツェン 5,430P
2位 Team UKYO 3,765P
3位 イナーメ信濃山形 3,405P
4位 那須ブラーゼン 3,360P
5位 マトリックス・パワータグ 3,300P
6位 シマノレーシング 3,100P

ルビーレッドジャージ セバスチャン・モラ(マトリックスパワータグ)
ピュアホワイトジャージ 雨澤毅明(那須ブラーゼン)

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[宇都宮より約11時間をかけ和歌山県西牟婁郡白浜町が今回のステージ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Ttmerida
[チームTT、クリテリウムとスピードレースにも対応する高いポテンシャルを持つMERIDAシリーズ]
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[時間の許すかぎり機材オーダーに答える池本メカ]
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[機材に対しても深い知識を有する清水監督]
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[バイクの感触を確かめながらコースへ向かうブリッツェンライダー]
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[ミリ単位でポジションチャックをする選手たち]
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[シーズン前半にして絞れた身体の阿部選手]
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Met
[MET製エアロヘルメットが今年も空気抵抗と怪我から選手を守る]
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[お互いにゼッケンを付け合う姿がチームの雰囲気の良さをうかがえる選手たち]
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Uci
[UCI規定で車検を受ける選手たち]
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[17時22分、年に1度のチーム戦が始まる]
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[大柄を生かしチームを牽引する大久保選手く]
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[後ろの選手のためにコーナーを丁寧に回る真理選手]
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[ルーラーの本領を発揮する阿部選手]
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Team_ukyo
[同じ最終組のTeam UKYO、マトリックスパワータグの選手たち]
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[選手に声をかけながらペース配分を伝える真理選手]
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[オーバーペースギリギリまで追い込む青柳選手]
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[レース後半三人でゴールへ向かう譲選手、増田選手、阿部選手]
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[出場チームの中で周回最速のレコード出しゴールする]
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[今シーズン初の優勝を決めた喜びを分かち合うブリッツェンメンバー]
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[栃木勢が強豪を抑えてワンツーフィニッシュを飾った]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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2014/04/14

JPT第2戦 JBCF伊吹山ドライブウェイヒルクライム

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[上:先頭グループに残るも惜しくも3位でフィニッシュする堀選手]
[下:昨年に続き圧倒的な強さで連覇を飾ったトリビオ選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

4/13(日)に、Jプロツアー第2戦の「JBCF伊吹山ドライブウェイヒルクライム」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の8名がエントリー。

鈴木真理

増田成幸
鈴木譲
阿部嵩之
大久保陣
青柳憲輝

堀孝明
城田大和
出走=115名

JPT第2戦となる「JBCF伊吹山ドライブウェイヒルクライム」が、岐阜県関ヶ原町の伊吹山ドライブウェイで開催され、昨年の同レースで優勝を飾り、衝撃的な日本デビューを果たした昨季のツアーリーダー、Team UKYOのホセヴィセンテ・トリビオ選手が、今年も圧巻の走りで優勝。見事、連覇を達成しました。

宇都宮ブリッツェン勢では、序盤のトリビオ選手のアタックに反応したAISAN Development Teamの中根英登選手に続いて抜け出した堀孝明選手が、トリビオ選手に引き離された後も粘りの走りを見せ、中根選手に続き3位でゴール。昨年の5位から順位を上げるとともに、23歳以下に与えられるピュアホワイトジャージを獲得しました。

開幕戦となった「宇都宮クリテリウム」から3週間を経て迎えた第2戦。全長15km、標高差1,035mの伊吹山ドライブウェイは、他のコースと比較すると勾配は緩やかなものの、高い登坂力が要求されるコースです。

宇都宮ブリッツェンは、上りに強い増田成幸選手・鈴木譲選手・堀孝明選手の3人を終盤の勝負要員とし、その他の選手は、その3人の力勝負に持ち込めるように序盤からきっちりペースメイクすることを念頭にレースに臨みました。

レースがスタートすると、早速、栂尾大和選手(シエルヴォ奈良ミヤタ-メリダ)が単独で飛び出しますが、宇都宮ブリッツェンは当初の予定通り大久保選手と青柳選手が集団の先頭に立ち、きっちりとペースメイキングしていきます。

レースが動いたのは4kmを迎えた頃。集団のペースメイキングをしていた大久保・青柳両選手に疲労の色が見え始めると、集団の秩序が乱れ、散発的にアタックが繰り返されるようになり、ダンゴ状態の展開となります。

すると、トリビオ選手(Team UKYO)が集団の横からスルスルとポジションを上げ、タイミング良くアタックを決めます。

これに対して、宇都宮ブリッツェンは阿部選手が集団先頭を引き、ペースアップを図って逃げるトリビオ選手を追いかけますが、利害が一致しないTeam UKYO勢が集団のペースアップを容認しなかったこともあり、その差は少しずつ開いていきます。

そんな中、トリビオ選手にブリッジしようと中根選手(AISAN Development  Team)が飛び出して追走に入ると、続いて堀選手(宇都宮ブリッツェン)が単独で集団から飛び出し、トリビオ選手(Team UKYO)と中根選手(AISAN Development Team)に合流し、3人の先頭が形成されます。

しばらくこのままの状態でレースは進むかと思われましたが、トリビオ選手(Team UKYO)はさらにアタックを仕掛けて、2人を置き去りにしようと試みます。

このアタックに中根選手(AISAN Development Team)はたまらず遅れてしまいますが、堀選手(宇都宮ブリッツェン)はなんとか食らいつき、粘りの走りを見せてトリビオ選手(Team UKYO)と先頭を走る展開となります。

しかし、トリビオ選手(Team UKYO)の勢いはとどまることはなく、そこからさらにアタックを仕掛けて堀選手(宇都宮ブリッツェン)を引き離しにかかります。これには堀選手(宇都宮ブリッツェン)もついていくことができず、トリビオ選手(Team UKYO)が昨年同様に独走態勢に入ります。

結局、レースはそのままトリビオ選手が独走でゴールし、連覇を達成。中根選手(AISAN Development Team)と合流して走っていた堀選手(宇都宮ブリッツェン)は、ゴール手前200mほどで中根選手(AISAN Development Team)に先行を許してしまいますが、昨年の5位を上回る3位でゴールという結果を残しました。

清水監督コメント
「ヒルクライムというレースとコースの特性上、なかなかチームとして動くのが難しい状況の中で、序盤からペースメイクをするなど、チームとしてある程度動くことができたという点は評価できると感じています。トリビオ選手と堀選手の力勝負となりましたが、残念ながらトリビオ選手との実力差は大きく、求めていた結果を手にすることはできませんでした。ただ、勝負に絡んだ堀選手は昨年の5位から3位に順位を上げ、さらに昨年のタイムを大幅に上回る結果を残しており、賞賛に値する走りを見せてくれたとも感じています。今回も、目標としていた“勝利”という目標には届きませんでしたが、2レースを終えて、チームの連携も深まってきていますし、他チームの戦力や動きが見えてきた部分もあります。次のチームタイムトライアルでは、何としても勝利のご報告ができるように頑張りますので、引き続き応援していただけますよう、よろしくお願い致します。」

text:Nobumichi.Komori/HATTRICK COMPANY

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◆[リザルト]
[JBCF伊吹山DWヒルクライム - 岐阜県伊吹山ドライブウェイ - JPT第2戦 - 15km]
1位 ホセヴィセンテ・トリビオ(Team UKYO)40m40s 22.13km/h
2位 中根英登(AISAN Development Team)+1m01s
3位 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)+1m10s
4位 リカルド・ガルシア(Team UKYO)+1m15s
5位 吉田隼人(シマノレーシング)+1m35s
6位 平塚吉光(AISAN Development Team)+1m36s
7位 岩井航太(那須ブラーゼン)+1m52s
8位 増田成幸(宇都宮ブリッツェン)+1m55s
9位 山下貴宏(シエルヴォ奈良ミヤタ-メリダ)+1m58s
10位 森本誠(イナーメ信濃山形)+1m58s
13位 鈴木譲(宇都宮ブリッツェン)+2m09s
33位 阿部嵩之(宇都宮ブリッツェン)+4m04s
53位 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン)+5m24s
54位 城田大和(宇都宮ブリッツェン)+5m24s
72位 大久保陣(宇都宮ブリッツェン)+7m10s
FAD 青柳憲輝(宇都宮ブリッツェン)

出走115名/完走96名

◆2014年Jプロツアー個人ランキング
1位 ホセヴィセンテ・トリビオ(Team UKYO)1,090P
2位 セバスチャン・モラ(マトリックス・パワータグ)940P
3位 窪木一茂(Team UKYO)785P
4位 中根英登(AISAN Development Team)700P
5位 リカルド・ガルシア(Team UKYO)690P
6位 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)651P

◆2014年Jプロツアーチームランキング
1位 Team UKYO 2,565P
2位 宇都宮ブリッツェン 2,430P
3位 マトリックス・パワータグ 1,800P
4位 イナーメ信濃山形 1,755P
5位 那須ブラーゼン 1,260P
6位 AISAN Development Team 1,240P

ルビーレッドジャージ ホセヴィセンテ・トリビオ(Team UKYO)
ピュアホワイトジャージ 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)

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[春と冬が混在する岐阜県関ケ原町の伊吹山ドライブウェイ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[標高差1035mの世界にはまだ雪が残る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[昨年は5位に入賞した堀選手が一番で準備を始める]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[元同じチームだった三人和やかな空気の中準備を進める]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[昨年は怪我に悩んだ城田選手がストレッチで体をほぐす]
 photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[山頂の寒さにも耐えられるようにオイルマッサージをする清水監督]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Blitzenscultura
[今シーズンからBLITZENバイクとなったメリダ・SCULTURAが検車を受ける]
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[注目選手としてインタビューを受ける増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スプリンターといえど上位を狙い集中する大久保選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[静かに内に秘めならがアップを進める譲選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スタート時間が遅れる中、集中を切らさない真理選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[序盤の動きを任せられた青柳選手リラックスした表情でスタートラインに着く]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[初めてのコースに集中するヒルクライムエース増田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[宇都宮クリテリウムの上位に入賞した真理選手と大久保選手が最前列でスタートを待つ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[総勢115名がスタートラインにつく]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[昨年に続き圧倒的な強さで連覇を飾ったトリビオ選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[先頭グループに残るも惜しくも3位でフィニッシュする堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[他のチームのチェックが厳しかった増田選手が8位ゴールする]
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[重要なレースに向けて徐々にコンディションを上げている鈴木譲選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[序盤から中盤にかけてチームの為にいい走りを見せた阿部選手]
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[限られた中で最大限に調整を重ねた真理選手と城田選手が悔しい表情でゴールする]
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[まだ調子が戻らない青柳選手が惜しくもタイムアップでゴール]
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[ゴール後、体を冷やさないようにレース展開を確認する選手たち]
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[ピュアホワイトを奪った堀選手、チームと共に進化する]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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