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2013/07/15

JPT第9戦 JBCF石川ロードレース

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[上:レース中盤に先頭集団へ合流し堀選手と共に優勝争いを繰り広げる鈴木近成選手]
[下:序盤から逃げ続けた堀選手は阿部選手に僅差で敗れるも自己最高の2位でフィニッシュ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

7/14(日)に、Jプロツアー第9戦の「JBCF石川ロードレース」が開催されました。

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このレースに、宇都宮ブリッツェンから以下の7名がエントリー。

鈴木真理
普久原奨
飯野智行
鈴木近成
郡司昌紀
堀孝明
城田大和
出走=98名

Jプロツアー第9戦「第12回JBCF石川サイクルロードレース」が、福島県石川町と浅川町にまたがる、アップダウンの厳しい公道特設周回コースで開催され、宇都宮ブリッツェンは地元・宇都宮市出身の堀孝明選手が2位表彰台を獲得しました。

毎年“灼熱地獄”と称されるほどの高い気温と照りつける太陽の下で行われる今レースですが、今年は厚い雲に覆われ、時折雨もパラつく天候。気温もさほど高くなく、例年よりもハイペースなレースが予想されます。

宇都宮ブリッツェンは鈴木真理選手、普久原奨選手、飯野智行選手の3人を中盤から終盤の勝負要員とし、前半から中盤にかけては、Team UKYO勢やEQA U23勢の動きを視野に入れながら、鈴木近成選手、郡司昌紀選手、堀孝明選手、城田大和選手の若手4人が対応するという作戦で臨みました。

学校法人石川高校前をパレードスタートした後、リアルスタートが切られると早速2人の選手が飛び出します。

大場(cannondale championsystem)
長沼(VAX RACING)

その2人を追って20秒差で1人、そして30秒差でメイン集団という状態で展開していきますが、前レースの西日本クラシックに続き、宇都宮ブリッツェンの飯野選手が落車によって遅れてしまいます。

2周目に入ると、逃げの2人を追って堀選手(宇都宮ブリッツェン)を含む4人が追撃集団を形成し、まもなく先頭2人と合流して先頭集団は6人となりました。

堀(宇都宮ブリッツェン)
大場(cannondale championsystem)
澤田(cannondale championsystem)
阿部(Team UKYO)
内野(EQA U23)
長沼(VAX RACING)

この6人の逃げは、メイン集団と1分前後の差を維持しながら進んでいきます。

一方のメイン集団内では、マトリックス勢が中心となって先頭を牽き、そこにTeam UKYO勢と宇都宮ブリッツェン勢が絡むという展開で、3周回までレースは進んでいきます。

レースが振り出しに戻ったのは4周回目。

ペースを上げて逃げ集団をメイン集団が吸収すると、その後に幾つかのアタックが繰り返された後、7人の逃げ集団が形成されます。

鈴木近成(宇都宮ブリッツェン)
堀(宇都宮ブリッツェン)
阿部(Team UKYO)
池部(マトリックスパワータグ)
内野(EQA U23)
大場(cannondale championsystem)
小畑(なるしまフレンド)

この逃げが容認されたことで集団は再びペースダウンし、タイム差は1分程度に落ち着きます。

逃げ集団に2人の選手を送り込んだ宇都宮ブリッツェンは、鈴木近成選手が献身的に先頭交代に加わり、堀選手の脚を温存。

一方のメイン集団内では普久原選手(宇都宮ブリッツェン)が集団のコントロールに加わり、鈴木真理選手(宇都宮ブリッツェン)を温存するという、今シーズンなかなか持ち込めなかった展開に持ち込みます。

6周回目も終盤に入るとメイン集団が活性化。逃げ集団とのタイム差を20秒ほどまで縮めます。

しかし、逃げ集団はペースを落とすことなく、7周回目に入ってもタイム差は20秒程度から縮まりません。

最終周回に入ると、逃げ集団は2人が脱落し鈴木近成選手(宇都宮ブリッツェン)と堀選手(宇都宮ブリッツェン)を含む5人に。

鈴木近成(宇都宮ブリッツェン)
堀(宇都宮ブリッツェン)
阿部(Team UKYO)
内野(EQA U23)
大場(cannondale championsystem)

メイン集団からは選手が数人飛び出し、追走集団を形成して先頭を追いかける展開となりますが、タイム差は縮まらず、勝負は逃げの5人に絞られました。

ゴール前200mの地点に現れたのは、内野選手(EQA U23)、堀選手(宇都宮ブリッツェン)、阿部選手(Team UKYO)の順に3人。

最後のコーナーを抜け、ゴール手前の上りに入ると、内野選手(EQA U23)の番手につけていた堀選手(宇都宮ブリッツェン)が絶妙なタイミングでスプリントを開始。

イン側をきっちり閉めてスプリントしてきますが、しっかり対応してきた阿部選手(Team UKYO)がアウト側から堀選手(宇都宮ブリッツェン)を差し切り、優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンは、堀選手がトップカテゴリーで初めての3位以内となる2位、逃げ集団で献身的に堀選手をアシストした鈴木近成選手も自身初の一桁順位となる4位、追走集団の先頭でゴールした鈴木真理選手が6位という結果となっています。

また、この結果で、堀孝明選手がピュアホワイトジャージを獲得しています。

栗村監督コメント
「このレースが終わると公式戦が約1ヶ月間空くことから事実上の前半戦最終レースといえるJBCF石川ロードレース。昨年、2戦連続ワン・ツー・スリーフィニッシュという良い結果を残した相性の良いレースでもあるので、苦しかったシーズン前半戦を良い形で締めくくる意味でもなんとしても結果が欲しい状況でした。有力チームが海外遠征に出ている影響もあって出場選手数は若干少ないものの、難易度の高いコースなので十分に厳しい戦いが予想されるところ。前半の動きを担当した若手選手のうちまずは堀選手がきっちりと6名の先頭集団に入り、その後のシャッフルで鈴木近成選手も先頭集団に合流して若手選手の動きで有利な展開を手に入れます。予定ではこのあと鈴木真理選手が先頭集団に上がって勝負を仕掛ける流れではありましたが、結局先頭集団がそのまま逃げ切ることになり、宇都宮出身の若手二人が勝負を請け負うことになりました。これまでであれば最終局面で先頭から千切れて終わり…という展開が多かった彼らですが、今日は二人でしっかりと考え最後の最後まで優勝争いを演じたのです。結局、本場オランダのレースで2勝を挙げた実績を持つ逃げのスペシャリスト阿部選手に敗れてしまいましたが、それでも、堀選手が2位、近成選手が4位というリザルトは大きな価値があると感じています。鈴木真理選手はメイン集団のアタマを獲っているので、先頭集団に合流してさえいれば勝っていた可能性はかなり高かったでしょう。今シーズンのチーム初勝利と鈴木真理選手の完全復活はお預けとなりましたが、それでもそれに近いだけの内容のあるレースでした。若手が勝負を託された展開の中で彼らが責任を持って戦えたことは宇都宮ブリッツェンにとって大きな財産となります。もちろん今日のレースで我々は敗者であり、優勝した阿部選手がとても強かったのは事実ではあります。このあと次のレースまで少し時間が空きますが、前半戦を支えてくれた中村選手や飯野選手がかなりボロボロの状態でもあり、休みが必要な選手はしっかりと休み、状態が改善してきている選手は流れを継続しながらシーズン後半戦に向けて準備を進めていきたいと思います。今回もたくさんの応援ありがとうございました。引き続き宜しくお願いいたします。」

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◆[リザルト]
[JBCF石川ロードレース - 福島県石川町 - JPT第9戦 - 115.8km]
1位 阿部嵩之(Team UKYO) 3h07m28s 37.06km/h
2位 堀孝明(宇都宮ブリッツェン) st
3位 内野直也(EQA U23) +2s
4位 鈴木近成(宇都宮ブリッツェン) +3s
5位 大場政登志(cannondale championsystem) +6s
6位 鈴木真理(宇都宮ブリッツェン) +7s
7位 山下貴宏(Team UKYO) +7s
8位 永良大誠(マトリックスパワータグ) +7s
9位 椿大志(EQA U23) +8s
10位 頓所哲郎(湘南ベルマーレ) +11s
13位 普久原奨(宇都宮ブリッツェン) +16s
31位 郡司昌紀(宇都宮ブリッツェン) +5m39s
DNF 飯野智行(宇都宮ブリッツェン)
DNF 城田大和(宇都宮ブリッツェン)

出走98/完走49名

◆2013年Jプロツアー個人ランキング
1位 ホセビセンテ・トリビオ(Team UKYO) 5,855P
2位 土井雪広(Team UKYO) 4,770P
3位 狩野智也(Team UKYO) 3,690P
4位 阿部嵩之(Team UKYO) 3,091P
5位 窪木一茂(マトリックスパワータグ) 2,860P
6位 飯野智行(宇都宮ブリッツェン) 2,757P

◆2013年Jプロツアーチームランキング
1位 Team UKYO 19,410P
2位 宇都宮ブリッツェン 13,425P
3位 マトリックスパワータグ 10,122P
4位 cannondale championsystem 7,905P
5位 ブリヂストンアンカー 6,875P
6位 湘南ベルマーレ 6,526P

ルビーレッドジャージ ホセビセンテ・トリビオ(チーム右京)
ピュアホワイトジャージ 堀孝明(宇都宮ブリッツェン)

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[宇都宮からそれほど離れていない福島県石川町に到着しコース試走を行う選手たち]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ホテルに到着後に軽くローラーをまわす普久原選手と堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ホテルのロビーで翌日のレースに向けたミーティングを行う]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スタート地点となる学法石川高校に到着しインタビューを受ける鈴木真理選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[ウォーミングアップを行う城田選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スタートサインを行う鈴木近成選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レース序盤の動きを担当する郡司選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[学法石川高前を98名の選手たちがスタートし町内をパレード走行してから周回コースへと入っていく]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[周回コースに入り補給場所を確認する普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[エースとしてシーズン前半戦を支えてきた飯野選手は1周目に無念の落車を喫っする]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レース序盤に形成された6名の先頭集団に堀選手が入る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[若手選手全員が良い動きをみせるなか郡司選手も強烈なアタックを連発する]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[膝に痛みを感じる城田選手もレース前半に良い走りをみせる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[堀選手が逃げるなか次の動きを探る鈴木近成選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[全日本選手権を境に本来の走りを取り戻した普久原選手がこの日も良い動きをみせる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[まだ100%にはほど遠いものの勝利を挙げるレベルまで状態を改善してきた鈴木真理選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[レース中盤に先頭集団へ合流し堀選手と共に優勝争いを繰り広げる鈴木近成選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[逃げ切りがほぼ濃厚となりアタックのタイミングを図る堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[堀選手のために先頭集団を引き続ける鈴木近成選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[序盤から逃げ続けた堀選手は阿部選手に僅差で敗れるも自己最高の2位でフィニッシュ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[チーム加入後最高の走りをみせた鈴木近成選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[メイン集団の先頭でゴールした鈴木真理選手が完全復帰(優勝)に向けてまた一歩前進する]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[あえて若手に勝負を託したベテランの普久原選手がゴール]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[家族の前で過去最高の走りをみせた堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[不運が続く飯野選手だがチームの若手選手たちの活躍に表情を緩める]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[序盤から勇気をもって逃げ続けた3名が表彰台に上がる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[2位にはいった堀選手がピュアホワイトジャージを奪い返した]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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