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2013/06/02

ツール・ド・熊野 第3ステージ

[プロローグ][1ステージ][2ステージ][3ステージ]

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[上:9ヶ月ぶりとなる復帰戦、難易度の高いツール・ド・熊野を総合20位で走り終えた鈴木真理選手]
[下:リードアウト役だったポッゾ(向かって右)が先頭でゴールを駆け抜けてステージ優勝を飾る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5/30(木)~6/2(日)の4日間に渡り、UCI2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」が開催されます。

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6月3日(日)に第3ステージが行われました。

このレースに宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

鈴木真理
普久原奨
中村誠
飯野智行
堀孝明
城田大和
※出場チーム=21チーム

UCI2.2のステージレース「ツール・ド・熊野」の第3ステージが、テクニカルかつハイスピードな太地半島の周回コースで開催され、レース序盤からチームNIPPOと共にレースをコントロールしたVINI-FANTINI勢がゴール前で完璧なハイスピードトレインを形成し、最後はポイントジャージを着るメルロー(VINI-FANTINI)のためのリードアウトを担当したポッゾ(VINI-FANTINI)がそのまま先頭でゴールし、プロローグに続いて今大会2勝目を飾りました。

総合成績は、個人総合時間=アレドンド(チームNIPPO)、個人総合ポイント=ポッゾ(VINI-FANTINI)、個人総合山岳=アレドンド(チームNIPPO)、そして団体総合時間=チームNIPPOという内容で全日程を終了しています。

宇都宮ブリッツェン勢は、鈴木真理選手でのスプリント勝負を意識してメイン集団でレースを運びましたが、最後はスピードの上がった集団内で前に上がることができずにステージ21位で最終日を終えました。また、個人総合時間では鈴木真理選手の総合20位が最上位となっています。

総合争いでまとまったタイム差がついてしまっているため、実質的にはステージ争いが最大の焦点となった最終日。

この日もメイン集団前方には、チームNIPPOとVINI-FANTINIが12名の指定席を確保し、3名の逃げを容認してラスト2周まで大きな変化なくレースは進んでいきました。

オハべー(チャンピオンシステム)
シェパード(OCBC)
安原(マトリックス)

50km付近で先頭集団から安原選手(マトリックス)が遅れてしまいますが、残った先頭2人は1分強のタイム差を維持して距離を消化していきます。

残り2周に入るとステージ優勝を狙うVINI-FANTINI勢がメイン集団のぺースを上げはじめ、先頭2名とのタイム差が20秒ほどとなったところでメイン集団から伊丹選手(ブリヂストンアンカー)がアタックを開始。

伊丹選手(ブリヂストンアンカー)は序盤から逃げ続けている先頭2名に合流してそのまま15秒ほどの差を保ってラストラップに突入しますが、最後の上り区間で逃げは全て吸収されてVINI-FANTINI勢のコントロールのもと50名ほどが集団ゴールに向かっていきました。

VINI-FANTINIトレインの強烈な牽引により集団は一列棒状に引き伸ばされ、最後はメルロー(VINI-FANTINI)のための発射台を担当したポッゾ(VINI-FANTINI)がそのまま先頭でゴールを駆け抜けてステージ優勝を飾り、あわせてチームメイトのメルロー(VINI-FANTINI)からポイントジャージも奪い取ってしまいました。

宇都宮ブリッツェン勢は、ゴール前で一列に伸ばさた先頭集団内で前方を確保することができず、最後は、鈴木真理選手、中村選手、飯野選手がトップと同タイムの先頭集団内ゴールして熊野での全日程を終了しています。

栗村監督コメント
「強力なチームNIPPOとヴィーニファンティーニ勢の大人数コントロールにより、レースは短調に進むことが予想された最終ステージ。宇都宮ブリッツェンとして表彰台が狙えるカードは鈴木真理選手のスプリントによるステージ優勝orステージ表彰台なので、TOJ東京ステージのような捨て身の走りは選択せずに最後の勝負どころまで大きな流れの中でレースを進めました。結果は鈴木真理選手のステージ21位が最高位。個人総合でも鈴木真理選手の20位(国内勢では3番手)が最も良いリザルトとなりました。数字だけをみると昨年の成績(個人総合4位、団体総合3位)からは大きく後退していますが、“生まれ変わったチーム”というフィルターを通すといくつもの収穫があったことにも気付かされます。9ヶ月のブランクを乗り越えて奇跡的な復活を遂げた鈴木真理選手、春先から毎レース期待を背負いながら戦い続けている若きエース飯野選手、今回は不運に見舞われたものの光る走りをみせた18歳の城田選手、初めてのTOJと熊野を立派に完走した堀選手、レースの内外でチームを支え続けた中村キャプテンと普久原選手の両ベテラン。“新生宇都宮ブリッツェン”というフレーズがいつまでも使えるわけではありませんし、スポンサー様や支援者の方々の期待を背負って活動している以上は、育成期にあっても相応の結果を残していかなければならないことはチーム一同強く自覚しています。皆様の気持ちを結果に変換する作業をなるべく短期間で達成すること。今回もたくさんのご声援ありがとうございました。来週からは再びJプロツアーの戦いがはじまります。引き続き応援のほど宜しくお願いいたします。」

◆第3ステージ[リザルト]
[Tour de Kumano - Japan - 2.2 - Taiji 100km]
1位 POZZO Mattia VINI-FANTINI 2h28m41s 40.3km/h
2位 MERLO Michele VINI-FANTINI st
3位 CAMPAGNARO Simone チームNIPPO-デローザ st
4位 平井栄一 ブリヂストンアンカー st
5位 GIACOPPO Anthony Huon-Genesys st
6位 JANG Chan Jae ChampionSystem st
7位 BALIANI Fortunato チームNIPPO-デローザ st
8位 西谷泰治 愛三工業レーシング st
9位 吉田隼人 シマノレーシング st
10位 WIESIAK Mariusz マトリックスパワータグ st
21位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン st
29位 中村誠 宇都宮ブリッツェン st
39位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン st
66位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +2m55s

◆個人総合時間
1位 ARREDONDO Julian David  チームNIPPO-デローザ 7h38m38s
2位 BALIANI Fortunato チームNIPPO-デローザ +5s
3位 EARLE Nathan Huon-Genesys +24s
4位 CAMPAGNARO Simone チームNIPPO-デローザ +25s
5位 土井雪広 チーム右京 +34s
6位 LEBAS Thomas ブリヂストンアンカー +34s
7位 TORIBIO ALCOLEA Jose Vicente チーム右京 +34s
8位 MONGUZZI Cristiano VINI-FANTINI +35s
9位 MONIER Damien ブリヂストンアンカー +39s
10位 CRAWFORD Jai Huon-Genesys +44s
20位 鈴木真理 宇都宮ブリッツェン +6m13s
26位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン +6m33s
47位 中村誠 宇都宮ブリッツェン +13m53s
67位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +20m40s

◆個人総合ポイント
1位 POZZO Mattia VINI-FANTINI 55P
2位 MERLO Michele VINI-FANTINI 53P
3位 CAMPAGNARO Simone チームNIPPO-デローザ 44P
37位 中村誠 宇都宮ブリッツェン 1P

◆個人総合山岳
1位 ARREDONDO Julian David チームNIPPO-デローザ 17P
2位 BALIANI Fortunato チームNIPPO-デローザ 12P
3位 TORIBIO ALCOLEA Jose Vicente チーム右京 5P

◆団体総合時間
1位 チームNIPPO-デローザ 22h56m40s
2位 ブリヂストンアンカー +5m04s
3位 チーム右京 +6m32s
9位 宇都宮ブリッツェン +25m21s

◆2013年Jプロツアー個人ランキング
1位 Jose Vicente TORIBIO (Team UKYO) 4,480P
2位 土井雪広 (Team UKYO) 3,570P
3位 窪木一茂 (マトリックスパワータグ) 2,910P
4位 Mariusz WIESIAK (マトリックスパワータグ) 2,590P
5位 狩野智也 (Team UKYO) 2,540P
6位 飯野智行 (宇都宮ブリッツェン) 2,155P

◆2013年Jプロツアーチームランキング
1位 Team UKYO 12,585P
2位 マトリックスパワータグ 8,150P
3位 宇都宮ブリッツェン 7,685P

ルビーレッドジャージ Jose Vicente TORIBIO (TeamUKYO)
ピュアホワイトジャージ 堀孝明 (宇都宮ブリッツェン)

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[第2ステージ終了後、太地町へ移動して福山マッサーのマッサージを受ける鈴木真理選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[連日ハードな仕事を精力的にこなす針ヶ谷メカ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[全てが初体験の中でTOJ→熊野と立派に乗り越えた堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[最終ステージを前にウォーミングアップを行う中村選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[福山マッサーが中村選手の体をほぐす]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[スタート前にリザルトを確認する飯野選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[勝負師の表情を取り戻しつつある鈴木真理選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[終盤にメイン集団のスピードが上がるとたまらず遅れてしまった堀選手だがしっかり完走を果たす]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[TOJからの疲れが蓄積するなか強い気持ちで4日間を乗り越えた飯野選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[今回もフォアザチームに徹した中村キャプテン]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[9ヶ月ぶりとなる復帰戦、難易度の高いツール・ド・熊野を総合20位で走り終えた鈴木真理選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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[UCIレースを戦い終えた若きエース飯野選手は再びJプロツアーの戦いに戻る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

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