« ツアー・オブ・ジャパン 第2ステージ | トップページ | ツアー・オブ・ジャパン 第4ステージ »

2013/05/22

ツアー・オブ・ジャパン 第3ステージ

[1ステージ][2ステージ][3ステージ][4ステージ][5ステージ][6ステージ]

01_2

Img_7044
[上:レース中盤から実力勝負となる厳しい展開のなかで積極的に前にでてペースを上げる飯野選手]
[下:ここまで勝利を挙げられなかった格上チームのヴィーニファンティーニが待望のステージ優勝を飾る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

5/19(日)~5/26(日)の8日間に渡り、UCI-2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」が開催されます。

◆大会WEBサイトは[こちら]
◆Live!!!ブログレポートは[こちら]

5月22日(水)に第3ステージが行われました。

このレースに宇都宮ブリッツェンから以下の6名がエントリー。

普久原奨
中村誠
飯野智行
鈴木近成
郡司昌紀
堀孝明
※出場チーム=16チーム

UCI2.1のステージレース「ツアー・オブ・ジャパン」の第3ステージが登坂力とパワーを要求される長野県飯田市のジェットコースターの様な公道周回コースで開催され、終盤の攻防のなかでうまくチームメイトと連携したピエールパオロ・デネグリ(ヴィーニファンティーニ)が、最後はチームNIPPOの二人をスプリントで下して、プロコンチネンタルチームとしての面目を保つ見事なステージ優勝を飾りました。

総合争いでは、昨年このステージでワンツーフィニッシュを飾ったチームNIPPOのバリアーニとアレドンドが終始チーム全体で主導権を握り続け、ステージ優勝こそ逃したものの、圧倒的な力でアレドンド(チームNIPPO)がリーダージャージを獲得し、昨年同様にバリアーニ(チームNIPPO)も総合2位へとに浮上しています。

宇都宮ブリッツェン勢では、レース終盤まで海外のトップ選手たちを相手に良い走りをみせた飯野選手がトップから4分12秒遅れのステージ18位でゴールし、個人総合でも18位へと順位を上げました。

毎年多くのリタイヤ選手がでる難易度の高い飯田ステージ。

今年は最高気温が30度を越える暑さも加わり、よりサバイバル色の強いレース展開が予想されました。

まずレース序盤のアーリーアタックを決めたのは6名。

ヴィガノ(ランプレ)
ハッカー(ドラパック)
福島(チームNIPPO)
吉田(シマノレーシング)
ヴィズィアック(マトリックス)
阿部(TeamUKYO)

一定ペースで周回を重ねる6名に対して、メイン集団は上り区間に入る度にペースアップが試みられ、レースを半分消化したところで早くもメイン集団の数は30名弱にまで絞らてしまいます。

宇都宮ブリッツェン勢でこのなかに残れたのは飯野選手のみ。

後方には早くもいくつかのグルペットが形成され、多くの選手たちが完走を目指す走りに切り替えていきます。

後半に入るとメイン集団での攻防は更に激しくなり、上りで分裂して下りでまとまるというパターンを延々と繰り返していき、その都度メイン集団の数は更に絞り込まれていきました。

ラスト50kmほどで序盤から逃げていた6名に5名の追走集団が合流して先頭集団は11名となり、更にいくつかのセレクションがかけられるとラスト30kmでは先頭集団の数は3名となります。

モングッジ(ヴィーニファンティーニ)
カンパニャーロ(チームNIPPO)
福島(チームNIPPO)

優勝候補のアレドンドとバリアーニを擁するチームNIPPOは常に先手を取り続けて優位にレースを展開する一方で、メイン集団に5名もの選手を残すブリヂストンアンカーは後手にまわる状況が続き数的優位を生かせずに逆に消耗していきます。

そして、最後の攻撃がはじまるといよいよ本命の二人が先頭に出て本気のアタックを開始し、ゴールに向かって新たな先頭集団3名が形成されました。

デネグリ(ヴィーニファンティーニ)
アレドンド(チームNIPPO)
バリアーニ(チームNIPPO)

これを20秒差で4名の選手が追走します。

ラプトーン(ドラパック)
ルバ(ブリヂストンアンカー)
西薗(チャンピオンシステム)
モングッジ(ヴィーニファンティーニ)

この時点で飯野選手(宇都宮ブリッツェン)は単独15番手を走行してゴールを目指す状況となります。

結局、先頭の3名は20秒のタイム差を守り続けてゴール前の直線に姿を現し、最後はチームメイトのモングッジ(ヴィーニファンティーニ)の逃げをうまく利用したデネグリ(ヴィーニファンティーニ)がゴールスプリントでチームNIPPOの二人を抑えて待望のステージ優勝を飾りました。

宇都宮ブリッツェンの飯野選手は、最終周回に後ろから上がってきた4名と合流してゴールを目指し、先頭から4分12秒遅れのステージ18位でのゴールとなっています。

栗村監督コメント
「例年厳しいレースとなることの多い飯田ステージ。今年は暑さプラス序盤からのペースアップに多くの選手たちが苦しんだようです。そんな中で飯野選手がみせた走りは素晴らしく、富士山ステージを前に個人総合で18位にまでポジションを上げ、目標の一つである個人総合12位以内に手が届く位置まで這い上がってきました。一方で、鈴木近成選手がタイムアウトでリタイヤとなり、全員で東京ステージを目指すという目標は諦めることになります。残されたステージは、富士山、修善寺、東京の3ステージ。ステージ6位以内と個人総合12位以内を達成するためには、やはり富士山ステージが非常に重要となります。明日の移動日は一旦リラックスして、明後日の“霊峰”富士山ステージに挑みます。」

◆第3ステージ[リザルト]
[Tour of Japan - Japan - 2.1 - Iida 148.0km]
1位 DE NEGRI Pierpaolo VINI-FANTINI 3h52m40s 38.1km/h
2位 BALIANI Fortunato チームNIPPO-デローザ st
3位 ARREDONDO Julian David チームNIPPO-デローザ st
4位 MONGUZZI Cristiano VINI-FANTINI +20s
5位 LAPTHORNE Darren DRAPAC +20s
6位 LEBAS Thomas ブリヂストンアンカー +20s
7位 西薗良太 ChampionSystem +20s
8位 MONIER Damien ブリヂストンアンカー +44s
9位 HUCKER Robbie DRAPAC +44s
10位 福島晋一 チームNIPPO デローザ +3m03s
18位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン +4m12s
41位 普久原奨 宇都宮ブリッツェン +17m55s
53位 郡司昌紀 宇都宮ブリッツェン +17m55s
60位 中村誠 宇都宮ブリッツェン +17m55s
65位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +17m55s
DNF 鈴木近成 宇都宮ブリッツェン

◆個人総合時間第3ステージ終了時
1位 ARREDONDO Julian David チームNIPPO-デローザ 7h55m40s
2位 BALIANI Fortunato チームNIPPO-デローザ +2s
3位 LAPTHORNE Darren DRAPAC +24s
4位 西薗良太 ChampionSystem +24s
5位 MONGUZZI Cristiano VINI-FANTINI +30s
6位 LEBAS Thomas ブリヂストンアンカー +31s
7位 DE NEGRI Pierpaolo VINI-FANTINI +31s
8位 HUCKER Robbie DRAPAC +49s
9位 MONIER Damien ブリヂストンアンカー +56s
10位 福島晋一 チームNIPPO-デローザ +3m15s
18位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン +4m28s
46位 中村誠 宇都宮ブリッツェン +18m11s
48位 普久原奨 宇都宮ブリッツェン +18m14s
67位 郡司昌紀 宇都宮ブリッツェン +20m16s
69位 堀孝明 宇都宮ブリッツェン +21m02s

◆個人総合ポイント第3ステージ終了時
1位 DE NEGRI Pierpaolo VINI-FANTINI 25P
2位 PARK Sung baek KSPO 25P
3位 ARREDONDO Julian David チームNIPPO-デローザ 24P
27位 飯野智行 宇都宮ブリッツェン 1P

◆個人総合山岳第3ステージ終了時
1位 VIGANO Davide LAMPRE-MERIDA 19P
2位 HUCKER Robbie DRAPAC 15P
3位 福島晋一 チームNIPPO-デローザ 10P

◆団体総合時間第3ステージ終了時
1位 チームNIPPO-デローザ 23h50m06s
2位 DRAPAC +6m09s
3位 ブリヂストン アンカー +6m31s
12位 宇都宮ブリッツェン +37m44s

403a0152
[レース後すぐに移動をこなしてからホテルに到着すると各自40分ほど目黒氏のマッサージを受ける]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

403a0166
[移動、レース、洗車、整備、修理、etc、タイトなスケジュールでこれらの流れをこなしていく針谷メカ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

403a0151
[ステージレースとは旅、そして日常、今回のレースから導入した簡易洗濯機が大活躍]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

403a0174
[レースのスタート時間に合わせて早起きしボリューミーな朝食を摂る普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

403a0204
[この日のレースで使われるゼッケンがついた飯野選手のレーシングウェア]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

403a0215
[出発の準備を行う中村選手、着替えを終えると選手たちの表情も完全に切り替わる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

403a0216
[ホテルを出発する前にシューズをチェックする飯野選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

403a0222
[スタートエリアに到着しドリンクや補給食の準備をする堀選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

403a0230
[キッズファンのTシャツのサインをする郡司選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

403a0234
[昨年まで在籍していたボンシャンス飯田の地元でのレースに気合が入る鈴木近成選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

403a0247
[平日にも関わらず多くの飯田市民が沿道に駆けつけて大きな声援を送る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_6867
[上りが得意な堀選手だがハイレベルな戦いの前にメイン集団内で苦しむ]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_6985
[テクニカルな下り区間を慎重に飛ばす郡司選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_6876
[レース序盤にグルペットに収まった鈴木近成選手だが先頭のスピードが速くタイムリミットが迫る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_6928
[好調の中村選手だったが元々あまり相性の良くない飯田のコースを前に苦戦する]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_6800
[前日の落車の影響で股関節に痛みを抱えたまま周回を重ねる普久原選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

01_3
[レース中盤から実力勝負となる厳しい展開のなかで積極的に前にでてペースを上げる飯野選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_7044_2
[格下チーム相手に苦戦していたイタリア勢だったがデネグリようやく勝利を飾る]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_7081
[最終ラップに後方から上がってきた4名と合流して18位でゴールする飯野選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_7102
[35名の最大規模のグルペットでゴールする、普久原、中村、郡司、堀の4選手]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

Img_7118
[ラスト2周でリミットタイムを超えてレースを降ろされた鈴木近成選手は夜に宇都宮へ帰ることになる]
photo(c):Tatsuya.Sakamoto/STUDIO NOUTIS

|

« ツアー・オブ・ジャパン 第2ステージ | トップページ | ツアー・オブ・ジャパン 第4ステージ »